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エレン「俺、ハンジさんに惚れてます」
- 進撃の巨人 × ギャグ
- 3011
- 16
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- 1 : 2017/07/17(月) 12:05:42 :
- 風呂場
ハンジ「あ~、自分から入るお風呂はいいねぇ」
チャプン
ハンジ「あー、巨人捕獲全然だなぁ」
ハンジ「でも、エレンも入ってきてるし…これでワンランク上の実験を…!」
ハンジ「いや、でもエルヴィンに見つかるのは…うん、考えるのはやめよう…」ブツブツ
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- 2 : 2017/07/17(月) 12:18:24 :
- 廊下
エレン「未だにハンジさんって性別不詳じゃないですか」
リヴァイ「まぁ、そうだか」
エレン「腕力的に、体的に、男っぽくないですか」
リヴァイ「そんなことはないぞ、ハンジは女だ」
エレン「俺だって、女だって思ってますよ」
リヴァイ「男なはずない」
エレン「男だったら?」
リヴァイ「いや、夢はこわされたくないな」
エレン「兵長だってちょっとは不安なんじゃないですか」
リヴァイ「よし、エレンが先に確認してこい」
エレン「もし、男だったら?」
リヴァイ「そんなはずはない」
エレン「俺、ハンジさんが女だったらハンジさんが欲しいです」
リヴァイ「それはダメだ、ハンジは俺の女だからな」
エレン「でも、ハンジさん彼氏いないんでしょ?」
リヴァイ「いや、あいつは男かもしれないぞ」
エレン「急に意見変えないでください」
リヴァイ「そうしたら、エレン、お前はホモになるぞ」
エレン「兵長がハンジさんを好きな時点で兵長もホモじゃないですか」
リヴァイ「うぬぬ…」
エレン「男同士の戦いをしましょうよ」
リヴァイ「ハンジを先に惚れさせた方がハンジを貰うことにしよう」
エレン「異論はみとめませんよ」
リヴァイ「かまわん、ハンジは俺の女だ」
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- 3 : 2017/07/17(月) 12:21:07 :
- 廊下
カツカツカツ
リヴァイ「ハンジは、女のはずだが…」
リヴァイ「兵長になったときからずっとストーカーしてたけど、結局なんなのかわかんないままだった」ウーム
リヴァイ「俺の理想のハンジは、女なはずだが」
リヴァイ「結局はどっちなんだ?」
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- 4 : 2017/07/17(月) 12:22:55 :
- 廊下
カツカツカツ
エレン「ハンジさんは、女だ!だって、女風呂はいってたもんな、」
エレン「え、ちょっとまてよ、俺ハンジさんのストーカーしてたけど、男風呂にも入ってたぞ」
エレン「…結局どっちなんだ?」ウーン
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- 5 : 2017/07/17(月) 12:30:23 :
- コンコン
エレン「ハンジさーん!入りますよ!」バンッ
エレン「あれ?ハンジさんがいない…」
エレン「モブリットさんに聞いてみるか。」
スタスタスタスタ
エレン「あ、モブリットさん!」
モブリット「あ、エレン?どうしたんだい?」
エレン「ハンジさんはどちらにいるかわかりますか?」
モブリット「あぁ、ハンジさんならお風呂に入ってるよ」
エレン「お風呂?」
モブリット「はい、なんでも、今日は自分からお風呂に入りたいとおっしゃっていまして、もう俺、感無量です」
エレン「滅多にない、ハンジさんのお風呂、絶好のチャンス」
モブリット「なんか言ったかい?」
エレン「いえ、ありがとうございましたー!」タタタッ
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- 6 : 2017/08/11(金) 18:06:01 :
- ガチャ
リヴァイ「おい、入るぞ」バンッ
モブリット「あ、リヴァイ兵長」
リヴァイ「モブリットか。クソメガネはどうした」
モブリット「ハンジさんは、今、お風呂に」
リヴァイ「……なんだと?あいつが、風呂?」
モブリット「えぇ、なんでも自分から入りたいとおっしゃっていて…」
リヴァイ「礼をいう。」スタスタスタスタ
モブリット「あ、兵長!先程同じような質問をエレンも…ってどこかに行ってしまった…」
スタスタ
リヴァイ「クソメガネのやつ、今日こそ着いてるものがついてるのか、出るところが出てるのか暴いてやる…!!」
リヴァイ「あいつが風呂を出る前に早速検証だ!」タタタッ
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- 7 : 2017/08/11(金) 18:16:42 :
- 風呂場前
エレン「どっちに行くか迷うな、」
エレン「ハンジさんは比較的に女風呂を使うことが多い、いや、いまだ性別不詳のハンジさんの事だ。わからないぞ」
エレン「女風呂、を見てるみるか」
エレン「いやでも、ここを誰かに見られたりしたら…!」キョロキョロ
エレン「ここは覚悟を決めるんだ!エレン!」ダッ
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- 8 : 2017/08/11(金) 18:22:04 :
- 風呂場前
リヴァイ「チッ今日はどっちだ?」
リヴァイ「今までのことを考えると比較的に女風呂は多い…」
リヴァイ「だが、ハンジのことだ。きっと、今の時間帯利用者が少ない男風呂にいるはずだ」
リヴァイ「ここは男風呂に賭けてみるか」スタスタ
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- 9 : 2017/08/11(金) 18:29:32 :
- 女風呂
チャポーン
エレン「…いないな。男風呂にいるのか?」
エレン「それとももう、風呂は上がったのか?」
エレン「それにしても、女風呂はいい香りだなぁ」スンスン
エレン「まずい、これじゃあまるで変態見たいじゃないか」
エレン「女風呂には居なかった、残るは男風呂だ」
エレン「お風呂を上がる前に突き止めよう!」ダッ
ハンジ「ん?エレン?」
エレン「?!」バッ
ハンジ「やっぱエレンだよね?!女風呂でなにしてんの~(笑)もしかして発情期?」
エレン「お、俺は馬じゃないです!」
ハンジ「またまた~、照れちゃってwエレンも立派な思春期だね」
エレン「し、失礼しましたぁぁあああ!」タタタッ
ピシャッ
ハンジ「なんだよ~、湯冷めしてきたな。そろそろお湯を替えた男風呂に行くか」
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- 10 : 2017/08/11(金) 20:34:24 :
- 男風呂
チャプン
リヴァイ「チッ 男風呂は外れか」
リヴァイ「残るは女風呂のほうだが…」
リヴァイ「少々気が引けるな」
リヴァイ「しょうがない、あいつの性別の為だ、腹を括るしか…」
ハンジ「あっれぇー?リヴァイじゃん、リヴァイも風呂?」
リヴァイ「?!」
ハンジ「どうした?私が風呂に入るの見てビビってんの?」ケタケタ
リヴァイ「…」スタスタ
ハンジ「あれ?リヴァイ?リヴァァーーイ?」
ハンジ「もう上がっちゃうの?まだお風呂を楽しもう…」
リヴァイ「」ピシャッ
ハンジ「あー、行っちゃった…」
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- 11 : 2017/08/13(日) 10:29:15 :
- 廊下
カツカツカツカツ
エレン「湯気であんまりわからなかったけどハンジさんは女だった…!これで俺はハンジさんに恋してもホモじゃない、」
エレン「いや、でも待てよ…、本当に女?男風呂だって入る人だぞ、性別不詳はそう簡単にわからない」
エレン「性別不詳を完全に確認するためにはもう少し情報が必要だ!」ウンウン
エレン「次はトイレに行ってみよう!」タタタッ
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- 12 : 2017/08/13(日) 10:37:53 :
- 廊下
カツカツカツカツ
リヴァイ「ハンジが男?」 ブツブツ
リヴァイ「あり得ないあり得ない、ハンジが男だなんて、体つきは筋肉質だし…」ブツブツ
リヴァイ「ん?男にしてはスレンダーな筋肉質だが、女って言われても微妙だな」ブツブツ
リヴァイ「そもそも重要な書類にはなんてかいてんだ?エルヴィンは知ってんのか?」ブツブツ
リヴァイ「こうなったら最終手段だ、こっそり資料室に潜り込んで確かめるしかない!」ダッ
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- 13 : 2017/08/13(日) 10:54:33 :
- トイレ前
エレン「…」コソコソ
エレン「…」コソコソ
カツカツカツカツ
ハンジ「あぁ~!お風呂、すっきりしたー!」
ハンジ「っと思ったらトイレしたくなっちゃったー!」タタタッ
ハンジ「トイレトイレ~」
女子トイレへ
エレン「!!」
ハンジ「はぁ~すっきりしたー!さて研究研究!」
カツカツカツカツ
エレン「これでハンジさんの性別は白!女だ!」
エレン「俺はハンジさんに恋してもいいんだ…!」ホワーン
エレン「兵長に報告しよう」
-
- 14 : 2017/08/13(日) 11:05:21 :
- 資料室
ゴソコゾゴソコゾ
リヴァイ「…これか?」
リヴァイ「これだな、えーとなになに…?」
リヴァイ「ハンジ・ゾエ…13歳…ウォール・シーナ出身…ゾエ家…」
リヴァイ「…あいつ貴族の金持ちだったのか…」
リヴァイ「その癖して汚ねぇな」
リヴァイ「違う違う、ハンジの性別を知りに来たんだ」
リヴァイ「性別……は、…」
リヴァイ「……男」
リヴァイ「…………………………………………は?」
リヴァイ「あいつは男?」
リヴァイ「」ガーン
-
- 15 : 2017/08/13(日) 11:17:50 :
- 廊下
タタタッ
エレン「兵長ぉー!」タタタッ
リヴァイ「」ビクゥッ
エレン「俺、ハンジさんのこと惚れさせて見せますっ!」
エレン「俺、ハンジさんのこと諦めませんから!」
リヴァイ「…分かった、そこで言うなら仕方ない」
エレン「本当ですか…!」
リヴァイ「お前そういう…奴だったんだな…いや、人は人、だしな」
エレン「え?…ん?」
(深まる誤解)
エレン「ハンジさんは女性ですしホモになりません!これで恋ができます!」
リヴァイ「…なにいってんだ、ハンジは男だ」
リヴァイ「書類に書いてあったしな」
エレン「…なにいってんですか!ハンジさんは女です!」
エレン「女風呂にも女子トイレを使ってましたよ」
リヴァイ「どういう事だ…?書類では男って記載で」
エレン「私生活では女性…?」
(深まる謎)
-
- 16 : 2017/08/13(日) 16:22:37 :
- 団長室
エルヴィン「おやおやエレンと君の愛しのリヴァイが君のことを探していたよ」
エルヴィン「ハンジ。」
ハンジ「…知ってるよ、あんだけ見張られてたらね」
エルヴィン「エレンはまだ青年だし、手を出しちゃいけないよ」ハハハ
ハンジ「エレンはかなりバレバレだった、リヴァイは風呂で会っただけだけど。」
エルヴィン「書類には男と記載しているが」
エルヴィン「本当のとこはどうなんだろうねぇ?」
ハンジ「探ってるのかな?それともただの興味?」
エルヴィン「いやいやただの興味本位さ、私はいつ性別不詳をやめるのかが知りたくてね」
ハンジ「やめてくれ、私の性別なんてたかが知れてるだろう?」クスッ
エルヴィン「有益な情報は漏らさない主義か?」
ハンジ「生憎ね、性別不詳は楽なんだ、誰かさんも夜会に私を散々使ってるじゃない」
エルヴィン「男装も女装も美しい君ならではだよ、男装の麗人…それとも…女装の麗人?」
ハンジ「言うのであれば、顔も伏したいぐらいだね。暗殺だけは避けたいんだ」
エルヴィン「心構えが違うな、身長が曖昧な高さなのも微妙な筋肉の付け方も全て計算の内ってところか、ハンジらしい」
ハンジ「私は有能だろう?」
エルヴィン「計算高く、才能と回転の早い頭脳、言うまでもない私が一番敵に回したくないタイプだ」
ハンジ「それは光栄だ」
エルヴィン「…時期団長は安泰だな」
エルヴィン「頭の回る女城主か?それとも戦上手な戦国大名か?」
ハンジ「…私の性別?」
ハンジ「……勿論、秘密さ」クスリ
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