ATTACK ON MECHAGODZILLA 【進撃の巨人×ゴジラ対メカゴジラ】
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- 1 : 2017/07/07(金) 19:50:27 :
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昭和版メカゴジラ並びに
故・生頼範義氏が描いた幻のメカゴジラの商品化を記念して
僕が今も愛してやまない作品
「ゴジラ対メカゴジラ(1974)」
を進撃の巨人コラボで書いていきたいと思います。
相変わらずの亀更新ですが、見ていってください!
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- 2 : 2017/07/07(金) 20:01:09 :
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女性「ヒストリア、もう寝なきゃダメでしょ」
ヒストリア「…ねえお母さん、またあの歌歌ってくれる?」
母「……またあの歌かい?」
ヒストリア「うん。あの歌うたってくれたら寝れるから」
母「まったく、しょうがないねぇ」
母「じゃあ目を閉じて、横になって」
ヒストリア「うん」
母「・・・・・・」
~~~♪
~~~♪
~~~♪
ヒストリア「」スー スー スー
母「お休み」ナデナデ
祖父「寝たかあの子」
母「ええ。もうぐっすり」
祖父「祖母さんの歌、とても気に入ってるようだな」
母「ええ。そうみたい」
祖父「あの子が大きくなったら、いずれは教えてやらねばな」
祖父「あの歌の秘密を」
母「存じています。心配ありません」
母「あの子には、私から話しておきますから」
祖父「……任せたぞ」
祖父「我が一族の血は、決して途絶えてはならんのだから」
母「……ええ」
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- 3 : 2017/07/08(土) 07:04:34 :
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20年後 シガンシナ市 レイス城跡地
首都ストヘス区がゴジラに襲撃されてすでに20年の年月が経った頃、
ここ「レイス城跡地」にて、一人の金髪の美女が、その市に古くから伝わる民謡を、透き通るような声で歌いながら、観光客の前で舞いを披露していた。
虹色の羽衣を纏い、手には宝石の散りばめられた短剣と鏡の付いた盾を持ち、その姿は美しく、そして勇ましさをも感じさせている。
エレン「あれがこの地に伝わる、『女神の舞』か…」パシャッ
リヴァイ「ああ。ここに来たら是非見ておくモノだぞ」
エレン「兄さんの言う通り、良い写真が撮れそうだよ」
リヴァイ「バッチリ撮っとけよ」
観光客に入り交じり、写真を撮る一人の若者とその兄
「エレン・イェーガー」と「リヴァイ・イェーガー」。
二人は共にストヘス区の出身だが、兄のリヴァイは仕事の関係でシガンシナ市に転勤し、現在に至る。
弟のエレンは現在もストヘスで独身で仕事に打ち込んでいる。
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- 4 : 2017/07/14(金) 20:24:47 :
美女「ら~~ら~~ら~~」♪
美女「ら~~ら~~ら~~」♪
美女「ら~~……ハッ!」
舞姫は突如空を見上げると、怯えたような表情をうかべ、持っていた短剣と盾を落とした。
その様子を見ていたエレンたちはカメラを下げ、どうしたのかと目を向ける。
美女「ああ!!あああぁ!!ああああぁ!!」
エレン「なんだ?どうしたんだ?」
リヴァイ「わかんねえ。こんなの初めてだぞ…」
美女は悲鳴をあげ、次に両手で顔を覆い隠すと、その場に倒れこんだ。
エレンはすぐに彼女の元に駆け寄り、抱き上げてその身を揺さぶった。
エレン「おい!大丈夫か!?」
リヴァイ「一体どうしちまったんだ?」
エレン「しっかりしろ!君!」
「ヒストリア!」
エレンとリヴァイは声のする方を見ると跡地にある大きな門の前に、杖を突いた男性の老人が立っていた。
老人は「ヒストリア」と叫び、彼女を抱えていたエレンを払いのけ、傍に駆け寄った。
老人「ヒストリア!ヒストリア!」
ヒストリア「あっ、おじいさま!」
老人「どうした!?一体どうしたのだ!?」
ヒストリア「また、またあの夢の光景が……!」
老人「夢の……またあの怪獣の夢をか!」
ヒストリア「怪獣が逃げる人たちを焼き払って、そして……あああぁ!!」
老人「ヒストリア!大丈夫じゃ!ワシが付いておる!」
老人「大丈夫じゃ!」
金髪の舞姫
”ヒストリア・レイス”は
老人の胸に顔をすくめ、身震いしながら涙を流した。
エレン「怪獣………」
リヴァイ「・・・・・・・・」
エレンとリヴァイは顔を合わせ、泣きじゃくる彼女をじっと見つめていた。
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- 5 : 2017/07/18(火) 18:43:33 :
リヴァイ「……ひょっとしたらこれは、”レイス家の予知夢”?」
エレン「え、なんだよ兄さん、その予知夢って…」
リヴァイ「ああ、詳しくは移動しながら話してやるよ。乗れ」
エレン「あ、ああ」
その光景を見てリヴァイは「レイス家の予知夢」と聞きなれない言葉を口にし、それを推測する。
二人は駐車場へ向かい、停めていた軽トラックへ乗り込み、リヴァイがエンジンをかけ、そこを後にした。
リヴァイ「『レイス家の予知夢』ってのは、この土地に古くから伝わる伝承の一つなんだ」
エレン「伝承?」
リヴァイ「ああ。レイス家に生まれた人間の見る夢はただの夢じゃなく、これから起こる物事や出来事、災害、あらゆるものを夢で見ることができたらしいんだ」
リヴァイ「そしてそれを人々に知らせることで、この地を救ったという逸話があるんだ」
エレン「へえ詳しいんだね兄さん」
リヴァイ「ああ。もうここには二年も世話になってるからな」
リヴァイ「もうすっかりここの仲間入りさ」
エレン「………なんか兄さん変わったね」
リヴァイ「なにがだよ?」
エレン「上手く言えないけどなんか、性格が丸くなったっていうか、明るくなったっていうか…」
リヴァイ「……自分じゃわかんねえけど、そう思うのか?」
エレン「ああ」
リヴァイ「……そうか」
エレンは運転するリヴァイの横顔を見ると、その顔には若干ではあるが、笑みが浮かんでいた。
エレンは釣られるように静かに鼻で笑った。
――――――――――――――
シガンシナ市 工事現場
軽トラに揺られること20分。
リヴァイの現在の仕事場である工事現場に着いた。
現場から20m付近で停車し、リヴァイはエレンを降ろした。
リヴァイ「じゃあなエレン。悪いがガイドはここまでだ」
エレン「ありがとう兄さん」
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- 6 : 2017/08/13(日) 10:43:33 :
- 良い作品ですね。
期待大です。
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- 7 : 2017/09/14(木) 19:47:04 :
- >>6
名無しさんありがとうございます。
良い作品にできるよう頑張ります。
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- 8 : 2017/09/14(木) 19:57:19 :
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工事現場
リヴァイは軽トラを作業員専用の駐車場に停め、
荷台に乗せていたバッグと黄色いヘルメットを取り、現場へと向かう。
だが、その現場には大勢の人間が群がっていた。
別にここは観光地でもなければ、人気のある店すらもない、単なる工事現場のはずが、何故かそこにはカメラなどを持った人たちがいた。
そんな人の前には、作業員たちが彼らを入らせまいと4~5人が十の字で立ち塞いでいた。
リヴァイ「なんだ?一体何があったんだ?」
スタッフ「あ、イェーガー。お前も手伝ってくれ!」
リヴァイ「一体何が?」
スタッフ「実はな、いつものように採掘をしていたら、とんでもない物が出てきてな…」
リヴァイ「とんでもないもの?」
スタッフ「ああ。そんで親方がその専門家を呼んで、調べてもらおうと言ってさあ」
リヴァイ「一体、何が出てきたんですか?」
スタッフ「お前も見るか?」
リヴァイ「ええ」コクリ
スタッフ「こっちだよ。スゲえぞ」
リヴァイは先輩のスタッフに連れられ、採掘現場へと案内してもらった。
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- 9 : 2017/11/09(木) 13:55:06 :
期待です(^O^)
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- 10 : 2020/10/04(日) 15:22:51 :
- 高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
http://www.ssnote.net/archives/80410
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何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
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