この作品は執筆を終了しています。
希望の華
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- 1 : 2017/06/23(金) 22:33:46 :
- はぁ......
ものすごくドキドキする
あともう少し
あともう少しでこの世からおさらばすることが出来る
今日という日をどんなに待ちわびたことか
毎日毎日自分の寿命が縮むのを肌で感じ
その度に恐ろしさで頭がいっぱいになる
案ずるより産むが易しという言葉があるらしいが
まさにそんな感じなのだろうか?
周りのみんなは今日で終わることに何の恐怖も抱いてないみたいだ
さっきまでいた仲間達はもう既に消えていって
私が最後の......
恐怖はもうない
先に逝った仲間達の潔い最後を見たからだろうか
腹を括って空を見据える
晴天の空
浮かぶのは星と月そして――
仲間達が残していった微かな跡
私も彼らのように潔く
最後の華を咲かせることが出来るのだろうか
誰かに希望を与えるような華を
そんな綺麗な華を咲かせられるのだろうか?
私の命の導火線に火がつき
どんどんと燃えていく
それが燃え尽きる頃
私は目をつぶって思いっきり飛び出していった
ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥ
ドッカァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!
「お母さん!!すっごい!すっごいよ!!!!」
「あら......綺麗。凄い大きな花火だわ」
「綺麗だね!!すっごい綺麗だったね!!」
「ええ、本当ね」
fin
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- 2 : 2017/06/23(金) 22:38:15 :
- どうも!こんにちは!こんばんは!初めての方ははじめまして!刹那と申します!
今回はふと思いついて書いてみた1レスssですw
ミスリードを意識して書いてみましたがいかがだったでしょうか?
季節的には少し早いかも知れませんが花火を主題として書いてみました!
割と纏まった作品になったのではと思っています
もしよろしければ感想のコメント、お気に入り登録、フォローしてもらえると嬉しいです!
それではお読み頂きありがとうございました!
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