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【エレミカ】エレンと過ごす【時々安価】

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  1. 1 : : 2017/05/03(水) 10:21:44

    淡々とエレンとわt・・・ミカサが過ごすだけの
    ただそれだけの予定です

    世界観は原作現パロどちらでもいいです
    安価出すのでエレンが言いそうなセリフなど入れて下さい

    暇な時にお付き合い頂けると嬉しいです
    それではよろしくお願いします
  2. 2 : : 2017/05/03(水) 10:31:07


    ミカサ「エレン、起きてエレン・・・」ユサユサ


    エレン「・・・・・・んぁ」……ムニャムニャ


    ミカサ「・・・」グニーッ


    エレン「痛ててててて、何すんだよッ」


    ミカサ「エレン、昨日約束した事忘れたの?」


    エレン「・・・あ、>>3に行くんだったっけ」
  3. 3 : : 2017/05/03(水) 11:12:14
    町に買い物し
  4. 4 : : 2017/05/03(水) 11:20:58
    期待!(〃・∀・〃)/
  5. 6 : : 2017/05/03(水) 11:24:57
    >>4
    ありがとうございます

    >>5
    あ、ごめんなさい
    変えてみましたので何かありましたらまたよろしくお願いします
  6. 8 : : 2017/05/03(水) 12:34:53

    エレン「・・・あ、町に買い出しに行くんだったっけ」


    ミカサ「うん・・・私はもう支度が済んで いる、ので後はエレンが支度するだけ」


    エレン「わかったよ・・・」フアァ…


    ―――支度後―――


    エレン「待たせたなッ、じゃあ行くか!」


    ミカサ「エレン、忘れ物はない?」


    エレン「ん?多分ねぇと思うけど」


    ミカサ「お財布は持った?」


    エレン「大丈夫だって」


    ミカサ「立体機動装置は?」


    エレン「いらねぇだろ・・・」


    ミカサ「正解」


    ミカサ「じゃあ私は?置いてかない様に気を付けて」


    エレン「は?何訳分かんねぇ事言ってんだよお前・・・」イクゾ…


    ミカサ「私も忘れてはいけない、なぜなら私はエレンにとっても最も大切なk・・・あ、待ってエレン」タッタッタ
  7. 9 : : 2017/05/03(水) 12:38:27


    ―――町に到着―――


    エレン「着いたなッ」


    ミカサ「うん」


    エレン「しかし今日は暑っちぃなー・・・」


    ミカサ「そう言えばエレン、わざわざ町に何を買いに来たの・・・?」


    エレン「ん?>>10
  8. 10 : : 2017/05/03(水) 16:20:21
    果物
  9. 11 : : 2017/05/03(水) 16:50:54


    エレン「ん?果物」


    ミカサ「果物・・・?」


    エレン「あぁ、実は教官に頼まれててな・・・何種類か仕入れてくるよう依頼されちまってよ」


    ミカサ「つまり教官はエレンをパシリに・・・?」


    エレン「まぁ仕方ねぇんだよな」


    ミカサ「いいえ、あのハゲは調子に乗りすぎた・・・いつか然るべき報いを受kエレン「まてまて、落ち着けって・・・」


    ミカサ「なぜ?それに私は至って冷静」


    エレン「いや・・・これには訳があるんだよ」


    ミカサ「?」


    エレン「最近食料庫の果物の消費が謎に多いらいって言われてな・・・」


    ミカサ「・・・思い当たる節がある」


    エレン「・・・あ、あぁ」

  10. 12 : : 2017/05/03(水) 17:21:12


    エレン「お前の予想で大体あってると思うぞ」


    ミカサ「ならエレン、せーので言ってみよう」


    エレン「なんでそーなるんだよ・・・」


    ミカサ「いいから合わせて、せーの・・・」


    エレミカ「サシャ」


    エレン「ほらな」


    ミカサ「(やった・・・!今エレンとシンクロしてる、心から繋がった気がする///)」


    エレン「でもなミカサ」


    ミカサ「?」


    エレン「サシャだけのせいじゃねーんだ・・・」


    ミカサ「つまり共犯がいる・・・?」


  11. 13 : : 2017/05/03(水) 17:45:20


    ミカサ「共犯は誰?サシャといることが多いのはユミルとクリスタ・・・二人が怪しい」


    エレン「いやそれ俺なんだよ」


    ミカサ「え・・・」


    エレン「サシャがどうしても果物でジュースを作りたいって言うからよ・・・食料庫から、果物をちょっとな」


    エレン「んで案外美味くてさ、ついつい足を運ぶ様になっちまってさ・・・」


    ミカサ「エレン・・・」


    エレン「そしたらある日ユミルとクリスタに見つかっちまってよ・・・秘密を守る代わりに私達にも作れってユミルに言われちまってな、それからは4人でな・・・」


    ミカサ「エレン、どうして・・・?」


    エレン「・・・す、すまん」


    ミカサ「そういう時は私に一声かけるべき」


    エレン「だな、ちゃんとお前に相談すればよかったかもな・・・何やってんだ俺」ポリポリ


    ミカサ「・・・私も飲みたかった」


    エレン「はッ?そっちかよ」ハハ…


    ミカサ「私も飲みたかった」ズイ


    エレン「わかった、わかったって・・・果物買ったらジュース作って飲もうぜ」


    ミカサ「そうしよう」



  12. 14 : : 2017/05/03(水) 18:20:07


    ―――果物屋さん―――


    エレン「買い揃ったな!」


    ミカサ「うん」


    エレン「しかしこれ、結構な量だよな・・・」


    ミカサ「あ・・・」


    エレン「どうかしたか?」


    ミカサ「エレン、このお店・・・配送サービスを取り扱っているみたい」


    エレン「本当か?そりゃ助かるなッ!」


    ミカサ「あそこが受付らしい」ユビサシ


    エレン「よし、じゃああそこで頼んでくるわ!」


    ミカサ「うん」
  13. 15 : : 2017/05/03(水) 19:36:16


    ―――続・果物屋さん―――


    果物をジュースにしてもらった二人


    エレン「美味ぇな・・・」…チュー


    ミカサ「うん・・・」…チュー


    ミカサ「・・・(こうして個人的な用事でエレンと二人きりになるのはいつ以来だろうか、とても懐かしく感じる)」ジー


    エレン「ん?なんだよミカサ」チラ


    ミカサ「あ・・・・・・懐かsエレン「わかった!コッチの味も気になるんだろ?」


    ミカサ「ッ・・・!」ハッ!…コクコク


    エレン「じゃあ交換しようぜ」ホイ


    ミカサ「うん・・・(ま、まさかの収穫)」


    エレン「美味いだろ?それ・・・」


    ミカサ「・・・」チューッ


    ミカサ「・・・美味しい」
  14. 16 : : 2017/05/03(水) 20:11:17


    ―――町の中―――


    エレン「・・・ミカサ」


    ミカサ「なに?エレン」


    エレン「いつまで吸ってるつもりだよ・・・それ、もう空だぞ」


    ミカサ「氷がまだ・・・」チューッ、チューッ


    エレン「氷かよ、意地汚ぇことすんなって」パシッ、ポイッ


    ミカサ「あ、氷(エレンストロー)が・・・」


    エレン「いつも俺に色々言うくせによ」ハハ…


    ミカサ「・・・」シュン


    エレン「あ、暑いんなら・・・もう一本頼むか?」


    ミカサ「・・・いい」


    エレン「・・・拗ねんなって」


    ミカサ「別に拗ねてない」


    エレン「ま、まぁ折角町に来たんだし・・・この後どっか行くか?」


    ミカサ「是非」キリッ


    エレン「お、おう・・・で、どこにするよ」


    ミカサ「エレンの行きたい所でいい」


    エレン「んー、>>17とか?かなぁ」






  15. 17 : : 2017/05/03(水) 20:52:27
    広場
  16. 18 : : 2017/05/03(水) 20:57:29


    エレン「んー、広場とか?かなぁ」


    ミカサ「広場・・・?」


    エレン「今から行こうぜッ」


    ミカサ「わかった・・・!でもエレン、どうして広場なんかに・・・」


    エレン「>>19
  17. 19 : : 2017/05/03(水) 21:00:11
    手品師が街に来てる
  18. 20 : : 2017/05/03(水) 21:34:11


    スタスタ…スタスタ…


    エレン「手品師が街に来てる」


    ミカサ「え・・・」


    エレン「見ろよこのチラシ!」ピラッ


    ミカサ「本当だ、一体どんな手品をやるんだろう・・・」


    エレン「気になるよな!もう始まってるみたいだから急がねぇとな・・・!」ワクワク


    エレン「お、広場まで案外近いみたいだぞ」


    ミカサ「エレン、広場に近づくにつれ人が多く集まってきている、のでここからは手を繋いではぐれないようにしないと・・・・・・エレン?」キョロキョロ


    ミカサ「(言ってる側からはぐれた・・・)」


  19. 21 : : 2017/05/03(水) 22:21:56


    ―――広場―――


    手品師が手品を披露している


    ミカサ「(どこにいったの・・・エレン)」


    ミカサ「(絶対に見つける・・・)」キョロ


    ミカサ「(この場所にいるはず・・・)」キョロ


    観客「「「おぉッ!」」」


    スゲーナ!


    ミカサ「(・・・ッ!)」…ハッ!!


    ミカサ「(今エレンの声がした・・・間違いない)」


    ミカサ「どこに・・・・・・あ」


    ミカサ「(心配させないで欲しい・・・、でもいてくれて良かった・・・・・・ん?)」ゴシゴシ、ンー?


    ミカサ「(な、何故・・・、何故エレンの隣に>>22がいるの・・・?)」

  20. 22 : : 2017/05/03(水) 22:23:30
    ジャン
  21. 23 : : 2017/05/04(木) 10:06:13


    ミカサ「(な、何故・・・、何故エレンの隣にジャンがいるの・・・?)」


    ミカサ「(そして更に何故か二人の距離が近い・・・大変遺憾である)」 ( ≖_≖​ )ジトー


    スタスタ


    ミカサ「エレン・・・ここにいたの?」


    エレン「お!ミカサ!お前なー、探したんだぞー?」アハハ


    ジャン「よ、ようミカサ・・・お前らも手品見に来てたんだな」


    ミカサ「ジャン・・・」ペコッ


    ジャン「も、もしよかったらどうだ?ミカサも一緒にポップコーン食うか?///」


    ミカサ「(エレンの隣は私の場所)」


    ミカサ「折角なので頂こう・・・」ズイ


    エレン「お、おいミカサ!割り込むなって・・・」


    ジャン「(な、俺の隣に来た・・・だと?///)」


    ~並び順~

    ジャン、ミカサ、エレン

  22. 24 : : 2017/05/04(木) 17:36:33


    ―――手品ショー中―――


    エレン「うわッ、すげぇ!今の見たかよ!?どうなってんだろうな・・・・・・おーッ!ブラボーッ!!!!」ヒューヒューッ


    ミカサ「エレン静かに、他のお客さんに迷惑にならない様に配慮すべき」


    ジャン「いいやミカサ、こういう時は素直に楽しんでいいんだぜ・・・?ほら、食えよポップコーン・・・俺達も楽しもうぜ?(・・・決まっっったぜ///)」


    ミカサ「あ、うん・・・」モグモグ


    エレン「そうだぞミカサ!手品って種がある筈なのに見破れないっつーところとかすげぇじゃねーか!きっと沢山練習したんだろうな・・・」カサッ…モグモグ


    ミカサ「流石エレン、楽しみ方を知っている(なら私は見破ってみせる、そして褒められたい)」フムフム


    ジャン「(てめぇ今俺がそれ言おうと・・・)」


    ジャン「あ?てかお前ッ!?テメーにポップコーンあげるなんて一言も言ってねぇぞエレン!」ガシ


    エレン「ちょ、おま・・・離せよ袖がベタベタになっちゃうだろうが!」


    ジャン「うるせぇッ!袖なんてどうでもいいだろうが!台詞もポップコーンもうまいとこもっていきやがってこの野郎が!!」


    エレン「んなもん知るか!キャラメル味で美味しそうだなって思っちゃったんだから仕方ねぇだろうが!何でミカサにだけあげてんだよ!」←素直に頂戴と言えないヤツ


    ミカサ「(エレン、もしかして嫉妬してくれているの・・・?///)」


    ジャン「は!?俺のポップコーンをどうしようが俺の勝手だろうが!」


    エレン「うるせぇケチンボジャンボ!」ガシ


    ジャン「はァァッ!?やんのかテメー!」ガシ


    パシッ…グググ←ミカサが二人の手を止める


    エレジャン「痛ッ・・・」


    ミカサ「二人共やめなさい」


    エレン「くッ・・・」


    ジャン「ちッ・・・」


    ミカサ「座る」


    エレジャン「ハイ・・・」

  23. 25 : : 2017/05/04(木) 18:28:11



    ―――手品ショー後―――


    エレン「しかし凄かったな!手品!」


    ミカサ「手元の動きが巧過ぎて種がまったく分からない・・・もう少し見たかった」


    ジャン「そうだな・・・(くそッ、ずっと隣にいたせいで胸のドキドキがおさまらねぇ・・・///)」


    エレン「お土産にトランプ買ってこうぜ!」


    ミカサ「そうやってすぐ影響受けるんだから・・・」


    エレン「いいじゃねーか・・・ちょっと買ってくる」


    スタスタ


    コレクダサーイ


    ミカサ「そう言えばジャン、貴方はなぜ街に?」


    ジャン「あ?いや、久々の連休だからな・・・実家に帰って来てやっただけだぜ、俺ん家この近くにあるからな」


    ミカサ「そう・・・」


    エレン「え、お前の実家この近くなのか?」


    ジャン「まぁな・・・」


    ジャン「(もう昼か、帰って母さんが作ったオムオム食わねぇとな・・・)」


    ジャン「じゃあ俺はそろそろ帰るぜ・・・」


    エレン「なんだよ、実家に招いてくれないのか?」ハハ


    ジャン「オメーは招かねぇよオメーは!じゃあな・・・」


    エレン「そうかよッ・・・またな!」


    ミカサ「ジャン、また・・・」フリフリ


    ジャン「おう・・・」


    スタスタ


    ジャンを見送る二人


    ミカサ「エレン、そろそろお昼時・・・何か食べないと」


    エレン「じゃあとりあえず飯食いに行こうぜ」


    ミカサ「そうしよう」
  24. 26 : : 2017/05/04(木) 18:38:06

    ミカサ「エレン、お店何処にする?」

    エレン「>>28
  25. 28 : : 2017/05/05(金) 15:25:32
    ふわふわのオムライス屋さん
  26. 29 : : 2017/05/07(日) 09:46:04


    エレン「ふわふわのオムライス屋さん探そうぜ」


    ミカサ「オムライス・・・?」


    エレン「なんかさ、ジャン見てたらオムライス食いたくなっちゃったんだよな・・・あいつ好きだろ?オムオム」


    ミカサ「確かに・・・じゃあオムライス屋さんを探しに行こう、簡単に見つかればいいのだけれど」


    エレン「だなッ」

  27. 30 : : 2017/05/07(日) 10:19:15


    ミカサ「あった・・・!」アソコ


    エレン「さすがミカサ、探すのが早ぇなッ!」ニカッ


    ミカサ「そんな事は・・・ない///」



    ―――店内カウンター席―――



    エレン「やっと入れた・・・結構並んだよな~」フゥ


    ミカサ「それだけ定評があるという事、早速注文しようエレン」


    エレン「そだな、店員さーん注文お願いしまーす」


    店員さん「少々お待ちくださーい」


    スタスタ


    店員さん「ご注文はお決まりですかぁ」


    エレン「このトロふわオムライスってのを下さいッ」


    ミカサ「私も」


    エレン「じゃあ2つ!」


    ミカサ「あとサラダも2つ」


    エレン「ちょ」


    ミカサ「?」


    エレン「ミカサお前な、なんで俺の分までサラダ頼もうとしてんだよ・・・俺はいいよサラダ」


    ミカサ「ダメ、バランスよくサラダも食べないと」


    エレン「えぇ、やだよ」


    ミカサ「エレンが頼まないなら私のサラダ、あーんしてあげる・・・」


    エレン「は?なんでだよ・・・」


    ミカサ「私はそれでも構わない、むしろあーんしてあげたい」


    エレン「やめろよ恥ずかしい」


    ミカサ「・・・じゃあ頼んで?わかった?」


    エレン「わ、わかったよ・・・」


    エレン「すみません店員さん、じゃあ2つずつお願いします」


    店員さん「かしこまりました!」フフ


  28. 31 : : 2017/05/15(月) 17:08:40



    ―――食事中―――


    エレン「めっちゃうまい・・・!」バクバク


    ミカサ「エレン、喉に詰まらせないように」パクパク


    エレン「へーひへーひ」モグモグ


    ミカサ「・・・」ジー


    エレン「・・・なんだよ?」ゴクン…


    ミカサ「喉に詰まらないか見てた、この流れで喉に詰まらせるのがエレンという男」


    エレン「は?なんだそりゃ、詰まった方がよかったのかよ・・・」


    ミカサ「そういう訳じゃ・・・あ、ご飯ついてる」ココ…


    エレン「ん?あぁ・・・ってかそんくらい自分取るって!人前で恥ずかしいだろうがッ///」


    ミカサ「でも・・・」


    エレン「・・・お前も早く食わねぇと冷めちまうぞ、オムライス」


    ミカサ「うん・・・」カチャ…


    ミカサ「・・・」パクパク…チラ


    エレン「何ニヤついてんだよ気持ち悪ぃな・・・」


    ミカサ「・・・気にしなくていい」
  29. 32 : : 2017/05/15(月) 17:59:22



    ―――食後―――



    ゴチソウサマデシター

    マイドー



    カランカラン



    エレン「さてと、これからどうすっか」


    ミカサ「私はエレンが行きたい所で構わない」


    エレン「折角町に来たんだしよ、ミカサの行きたい所も行こうぜ」


    ミカサ「え・・・」


    エレン「どっかないのか?」


    ミカサ「なら・・・・・・フリマ」


    エレン「フリーマーケット?掘り出し物市みたいな感じか?」


    ミカサ「そう、前にハンナから聞いた事がある・・・ここ(町)では休日になるとフリマをしている区画があるらしい」


    エレン「へー、よし!じゃあ行ってみるかッ」


    ミカサ「あの、エレン」


    エレン「ん?」


    ミカサ「ありがとう」


    エレン「なんでだよ、面白そうじゃねーか!珍しいもの見つかるかもしれねぇし早く行こうぜッ」


    ミカサ「わかった・・・!」

  30. 33 : : 2017/05/15(月) 18:31:56



    ―――フリマ―――



    ガヤガヤ

    ガヤガヤ



    エレン「おー、結構賑わってんなぁ・・・すげぇ人混みだぞ」


    ミカサ「人がゴミのようだ・・・」


    エレン「おい・・・」




    こんな時・・・



    ~~妄想中~~



    バシッ


    ミカサ「え・・・?」


    エレン「はぐれたりしたらお互い心配すんだろ?」


    ミカサ「エレン・・・///」


    エレン「絶対に・・・離さねぇからな」キュッ


    ミカサ「うん・・・///」



    ~~~~~~



    しかし現実はそんなに都合よくはない



    エレン「ミカサ」


    ミカサ「?」


    エレン「手、繋ぐか・・・?人多いしよ・・・」


    ミカサ「え・・・(あ、あわわわッ///)」ポカーン


    エレン「あ!い・・・いや、嫌だよnミカサ「是非」パシッ


    ミカサ「はぐれたりしたらお互い心配してしまうから」キリッ


    エレン「お、おう・・・」


    ミカサ「絶対に離さない」ギュッ


    エレン「痛たたたたッ、ちょ・・・握りすぎ握りすぎ」




  31. 34 : : 2017/05/15(月) 19:08:20




    ミカサ「エレン」


    エレン「ん?早速なんか珍しいものでも見つかったか?」


    ミカサ「ううん、あそこのお店・・・」


    エレン「うお、>>35じゃん」
  32. 35 : : 2017/05/15(月) 19:09:24
    クリスタ
  33. 36 : : 2017/05/15(月) 19:40:49




    エレン「うお、クリスタじゃん」


    ミカサ「どんなものを出品してるのだろう」


    エレン「行ってみようぜ」



    スタスタ



    エレン「・・・よお!」


    クリスタ「いらっしゃ・・・あ!エレンッ!ミカサ!」


    ミカサ「こんにちは」


    エレン「これ全部クリスタの私物か?」


    クリスタ「えぇっと・・・私とユミルの服とか小物とか、かなぁ・・・///」


    ミカサ「エレン、余りジロジロ見ないで」


    エレン「おー、やっぱりすげぇ乙女チックなもの売ってるんだな!流石クリスタ!このフリマが終わったrユミル「それ私の台詞な!!!」ピトッ←エレンの頬に付ける


    エレン「冷たッ!なんだよ!」


    ユミル「私のクリスタに色目使ってんじゃねーよこの死に急ぎ野郎が」


    クリスタ「ユ、ユミル」アハハ…


    ユミル「クリスター!飲み物買って来たぜ~」


    クリスタ「ありがとッ」


    ミカサ「エレン、冗談でも言っていい事と良くない事がある」ギュッ


    エレン「痛でででッ、わ・・・悪かったって」アセアセ


  34. 37 : : 2017/05/15(月) 20:00:47



    ユミル「折角だし何か買ってってくれよ、高くしとくからさ」ニシシ


    クリスタ「ちょっとユミル・・・あッ!もし欲しいものがあったら言ってね!お代は要らないからッ」ニコッ


    ユミル「は?なんでだよッ」


    クリスタ「いいじゃない同期なんだからッ」


    ユミル「ちッ・・・だとよ~」


    ミカサ「ありがとうクリスタ」


    クリスタ「ううん、いつもお世話になってるし」ニコッ


    エレン「じゃあさ、>>38ってあるか?」


    ミカサ「え・・・」


    クリスタ「>>38が欲しいの?」


  35. 38 : : 2017/05/15(月) 20:19:05
    麦わら帽子




    言いたい事は分かるな?作者さん
  36. 39 : : 2017/05/15(月) 23:04:38



    クリスタ「麦わら帽子が欲しいの?」


    エレン「あぁ・・・あるか?」


    クリスタ「う~ん・・・どうだったかなぁ」キョロキョロ


    ユミル「いやいやいや、流石に麦わら帽子は持ってきてねぇってクリスタ」


    エレン「まぁ、だよな」ハハ…


    ミカサ「・・・?」ナゼ?


    クリスタ「なんかごめんね」アハハ…


    ユミル「まぁこんだけ沢山出品者がいんだしよぉ、どっかに売ってんだろー」


    エレン「だなッ、よし!他も探すとすっか、行くぞミカサッ」


    ミカサ「わかった」


    エレン「じゃあな二人共!」


    ミカサ「あ、では」


    クリスタ「うん!」フリフリ


    ユミル「末永くお幸せにー」



    エレンとミカサを見送る二人



    ユミル「アイツらずっと手繋いでたな」シッシッシ


    クリスタ「うん、羨ましいなぁ・・・」


    ユミル「あ?」


    クリスタ「あッ、それよりもほら!売らないとね!」


    ユミル「男共がクリスタによこしたゴミが売り物の大半を占めてる訳だがな」ケッ


    クリスタ「そんな事言ったら悪いよッ」


    ユミル「売っちまおうって案出したのはクリスタ、お前だろ?案外黒いヤツだと思ったぜ」アッハッハ


    クリスタ「それは・・・、ユミルが勝手に捨てようとしたから」


    ユミル「そりゃクリスタ、誰かさんが貰ったモノの処分に困ってたからな」


    クリスタ「だからせめて売ったお金で皆にお返ししようって話になったでしょ、もうッ」( ー̀ н ー́ )ムス


    ユミル「へーいへーい、そうでしたー」



  37. 41 : : 2017/05/17(水) 19:57:45



    ―――続・フリマ会場―――



    エレン「麦わら帽子、なかなか見つからねぇな・・・」


    ミカサ「ねぇエレン」


    エレン「ん?見つかったか?」


    ミカサ「一つ聞きたいことがあるのだけれど」


    エレン「なんだよ?」


    ミカサ「何故急に麦わら帽子なんかを・・・」


    エレン「あぁ、それな・・・」


    ミカサ「?」


    エレン「いや・・・」


    ミカサ「・・・」


    エレン「お前にだよ・・・」ポリポリ


    ミカサ「私に・・・?」


    エレン「あぁ、そうだよ。って事で探そうぜ」


    ミカサ「待って」


    エレン「ん?」


    ミカサ「理由を聞いてない」


    エレン「なんだっていいだろ、そんなの・・・それに一つ答えたろ?」


    ミカサ「ダメ、今説明すべき」ズイ


    エレン「なッ、急に近ぇよ・・・・・・見つかってからでもいいだろ、さっさと行くぞ」ヤレヤレ


    ミカサ「今」


    ミカサ「説明」


    ミカサ「すべき」


    ミカサ「わかる?」


    エレン「お前、バカにしてんのか?」ムス


    ミカサ「してない」


    ミカサ「でもとても気になるから今説明して欲しい、ので今説明すべき」


    エレン「俺は見つかってからがいいんだよ!」


    ミカサ「でも・・・!」


    エレン「ちゃんと理由があるんだって・・・絶対見つけるからまってろっての」


    ミカサ「・・・」


    エレン「ちゃんと話すからさ。・・・な?」


    ミカサ「今説明すべき・・・」シュン


    エレン「・・・落ち込んだフリしてもダメだかんな」


    ミカサ「・・・ちッ」


  38. 42 : : 2017/05/20(土) 22:36:30



    ―――しばらくして―――



    エレン「結局見つからなかったな麦わら帽子」ンー…


    ミカサ「きっと見落としがあるはず・・・」キョロキョロ


    エレン「諦めろよ」ケラケラ


    ミカサ「嫌」


    エレン「別にここで手に入らなくたっていいじゃねーか」ハハ


    ミカサ「そんな・・・」


    エレン「まぁ麦わら帽子が売ってるとこで手に入れりゃいいって話になるよな」


    ミカサ「!」


    エレン「絶対見つけるって言ったろ?」


    ミカサ「エレン・・・」


    エレン「つーわけで帽子屋探しに行こうぜ」


    ミカサ「そうしよう」



  39. 43 : : 2017/05/20(土) 23:44:37


    その後


    ―――町の帽子屋―――



    エレン「着いたな」


    ミカサ「うん」


    エレン「ちょっと買って来るから待っててくれ」


    ミカサ「わかった・・・!」ドキドキ



    ―――ちょっとして―――



    エレン「待たせたな」


    ミカサ「大丈夫」


    エレン「・・・探すのに付き合わしちまったけど悪いな、ほらよ」ポスン


    ミカサ「・・・ううん、ありがとう」


    エレン「行くか」


    ミカサ「あ、うん」


  40. 44 : : 2017/05/20(土) 23:55:34



    スタスタ

    スタスタ


    エレン「・・・」チラ


    ミカサ「・・・」


    スタスタ


    エレン「・・・なぁ」


    ミカサ「・・・なに?」


    エレン「いや、そのさ・・・理由」


    ミカサ「・・・あ」


    エレン「言う約束だったよな」ポリポリ


    ミカサ「そうだった・・・。エレン、どうして麦わら帽子を?」


    エレン「あ、あぁ・・・・・・」


    エレン「今日お前と一緒に行動してて、子供の頃を思い出したんだよな」


    ミカサ「私も・・・休みの日にエレンとこうして二人きりで過ごしたのは久しぶりだったから、懐かしいと思っていた」


    エレン「だよな」ハハ


    ミカサ「そう言えば、確かに小さい頃は麦わら帽子を被っていた気がする。・・・それが理由?」


    エレン「まぁな、大体そんな感じだ」


    ミカサ「大体・・・?」


    エレン「あぁ・・・とりあえずここのベンチに座ろうぜ」パフン


    ミカサ「し、失礼します」ス


    エレン「なにかしこまってんだよ・・・」ハハ


    ミカサ「・・・」チョコン


    エレン「でさ、昼メシのオムライス食ってる時お前こっち見て笑ってただろ・・・?」


    ミカサ「笑っ・・・てた、の・・・かもしれない」ンー…


    エレン「・・・久しぶりに見た気がしたんだよな。お前って普段笑わねぇだろ」


    ミカサ「笑う・・・とか、あまり普段から意識した事はないので分からないけれど」


    エレン「まぁ色々大変な事があったからな・・・」


    ミカサ「うん・・・」


    エレン「ただ子供の頃はさ・・・特に知り合った頃はよく笑ってたぞ」


    ミカサ「そう・・・?」


    エレン「あぁ、よく森ん中探検したり二人で町に買い出し行ったりな」


    ミカサ「・・・町外れの馬小屋で転んだ時に馬のフンに顔から突っ込んだエレンは傑作だった」


    エレン「ア、アレは・・・忘れろよ」タジタジ


    ミカサ「エレンがとてもくさかった」


    エレン「思い出したくもねぇ・・・」ハハ


    ミカサ「・・・」クスクス


    エレン「ミカサ・・・」


    ミカサ「?」


    エレン「いや・・・・・・ただあの頃みたいにお前が普段から笑えられる世界にしたいと、久しぶりに笑ったお前を見て思っちまった訳なんだよ」


    ミカサ「エレン・・・」


    エレン「まぁそうなった時の為に・・・なッ!」ポンッ


    ミカサ「・・・///」←頭ポンされた


    エレン「じゃあそろそろ帰ろうぜ、陽が暮れると兵舎に着くのが遅くなっちまうしよッ」ニカッ


    ミカサ「・・・わかった」


  41. 45 : : 2017/05/27(土) 22:00:13



    ミカサ「ねぇエレン・・・」


    エレン「ん?」


    ミカサ「手、出して」ハイ


    エレン「何でだよ」


    ミカサ「・・・繋いで帰ろう」ニギ


    エレン「は?なんでそうなるんだよ・・・もう人混みじゃねえぞ」


    ミカサ「私が笑えられる世界に・・・したいとエレンが言ったから」クス


    エレン「だからってな・・・」ヤレヤレ


    ミカサ「もう少し、こうやって過ごしたい」


    エレン「わかったよ・・・訓練場に着くまでな」


    ミカサ「私はずっとでも構わない」


    エレン「少しって言ったろ・・・ふざけた事言ってねぇで行くぞ」ホラ



  42. 46 : : 2017/05/28(日) 15:25:56



    それからは馬車の発着場まで距離はなかったけれど



    手を繋いだまま歩いた



    夕焼けに染まっていく空のしたを



    微かに涼しくなる風当たりを感じながら歩いた



    エレンとの会話はほとんど無かったのだけれど



    私はそれだけで十分に充たされていた



    馬車に乗った後もエレンは今日の暑さで少し疲れたのか口数が少なく



    そのまま特に会話をする事もなく



    隣に座って手を重ね合わせたまま、馬車の揺れに身を任せて訓練場まで帰ってきた





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