リヴァイ「なあ、エレンよ」
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- 1 : 2017/05/02(火) 20:00:02 :
- エレアニ、リヴァペトになると思います
~注意~
・更新遅め
・初心者なので拙い文章力
それでもいいと思う人は温かく見守って下さい
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- 2 : 2017/05/02(火) 20:42:41 :
- リヴァイ「なあ、エレンよ」
エレン「......はい」
リヴァイ「お前にとって」
リヴァイ「女型は...アニ・レオンハートは」
リヴァイ「どんな存在だ?」
エレン「どんな存在......ですか」
リヴァイ「ああ」
エレン「.........分かりません」
エレン「最初はただ、アニの格闘術を教えてもらいたくて.....それ以外の感情は特に...」
エレン(無愛想で冷たいやつだと思ったしな)
エレン「でも、対人格闘を教えて貰うようになってから、一緒に過ごす時間が増えて」
エレン「アニと過ごす時間が心地よく思えてきたんだと思います」
リヴァイ「...........」
エレン「無意識に目で追ったり」
エレン「一緒にご飯を食べたり」
エレン「自主練に付き合ってもらったり」
エレン「アニは面倒くさそうにしてましたけど、断られたことはありませんでした」
エレン「だから、アニも少しは俺に心を開いてくれてるんだと思ってました」
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- 3 : 2017/05/02(火) 21:04:59 :
- エレン「.......でも」
エレン「俺の勘違いでした」
エレン「アニは敵で、俺が最も憎んでいる巨人でした」
エレン「だから、人類のためにもお母さんの仇を取るためにも、アニを倒さなければならないと思いました」
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- 4 : 2017/05/02(火) 21:15:52 :
- エレン「知性を持った巨人に立体機動で挑むのは無謀だから、巨人化して戦わなければならないと思いました」
エレン「.........兵長はご存知だと思いますが、巨人化するには」
リヴァイ「明確な意思が必要...だろ?」
エレン「はい。....ですが、俺は巨人化できませんでした.....」
エレン「....多分俺は....信じたくなかったんだと思います....アニは巨人ではないと」
」
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- 5 : 2017/05/02(火) 21:35:49 :
- エレン「この時に気付きました」
エレン「俺は.....アニが好きなんだと...」
リヴァイ「..........」
リヴァイ「........そうか」
エレン「すみません....兵長に話す事じゃありませんでしたね」
リヴァイ「.........そうだな」
リヴァイ「リヴァイ班は...俺達の仲間は皆アイツに殺された。もし、アイツが水晶の中から出てきたら、俺は全く迷わずに殺せるだろうな.....」
エレン「ッ!?」
リヴァイ「当たり前だ。絶対に許さない」
リヴァイ「リヴァイ班の仲間の仇だからな」
エレン「.......(兵長は皆の前では見せないけど、きっと誰よりも仲間を思う気持ちを持ってる)」
エレン(だから..俺が間違っているんだろう。アニに対してこんな感情を抱いている自分が)
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- 6 : 2017/05/02(火) 21:45:47 :
- リヴァイ「だがな....エレンよ」
リヴァイ「お前もリヴァイ班の仲間だ」
エレン「!?!?」
リヴァイ「俺は自分の選択を後悔しない」
リヴァイ「今までもこれから」
リヴァイ「だから、今からお前に質問する事も、それによって何かが起きても」
リヴァイ「後悔しない」
エレン「.........」
リヴァイ「.....エレン」
リヴァイ「お前の願いを言え」
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- 7 : 2017/05/02(火) 21:53:08 :
- エレン「....兵長」
エレン「..........俺は」
エレン「................俺はっ!!!」
エレン「...アニをッ......助けたいッ!!...側にいたいッ!!....」
エレン「...好きだと....伝えたいッ....です!!!!!」
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- 8 : 2017/05/02(火) 22:02:50 :
- リヴァイ「.....」
リヴァイ「.........そうか」ガタッ
リヴァイ「エレン」
リヴァイ「明後日だ。俺が頼めば会えるだろう」
リヴァイ「別に今日でもいいが....お前にはちゃんと伝えなければいけない奴らがいるんじゃないか?」
エレン「......兵長...本当にッ...」
エレン「ありがとう...ございますっ」
リヴァイ「.......」
スタスタスタ ガチャ バタン
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- 9 : 2017/05/02(火) 22:05:08 :
- 期待٩( 'ω' )و
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- 10 : 2017/05/03(水) 06:59:56 :
- エレン「アルミン、ミカサちょっといいか?」
アルミン「?分かった」
ミカサ「.....とりあえず、移動しよう。人に聞かれない方がいいでしょ?」
エレン「ああ」
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- 11 : 2017/05/03(水) 07:26:40 :
- アルミン「それで話って?」
エレン「俺は.....アニに会いに行こうと思う」
ミカサ「!?どうして?!」
エレン「アニを救いたいんだ」
エレン「俺は訓練兵の時にアニとよく一緒にいたから分かる。アニは氷の女なんて呼ばれてるけど、本当は凄く優しいやつなんだよ。」
エレン「だから......アイツが好きで人を殺したんじゃないって分かる」
ミカサ「でも!!!アニは水晶の中にいる!!」
エレン「......わかってる」
ミカサ「わかってない!!!!例え出てくる事が出来たとしても、またエレンを攫おうとするかもしれない!!」
ミカサ「アルミンも言ってよ!!」
アルミン「......エレン、分かったよ」
エレミカ「!?!?」
ミカサ「アルミン?何を言ってるの?」
エレン「アルミン.....ありがとう」
ミカサ「待って!!!私はまだ認めてない!」
ミカサ「私はもう家族を失いたくない....また1人になるのは...たえ...られない」ポロポロ
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- 12 : 2017/05/03(水) 07:36:37 :
- エレン「.......ミカサ」ギュッ
ミカサ「!!!」ポロポロ
エレン「大丈夫だ。俺は絶対に戻って来る」
ミカサ「.....ぜったいに?」ポロポロ
エレン「ああ。約束だ」
ミカサ「........分かった」グスッ
ミカサ「それと.......アニには負ける気は無いって伝えておいて」
エレン「?分かった」(勝負でもしてんのか?)
アルミン「.....ふふっ」
エレン「?」
アルミン「やっぱり、エレンはエレンだなって」
エレン「わかんねえ奴だな」
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- 13 : 2017/05/03(水) 16:58:51 :
- アルミン「僕達のことは気にせずに行ってきなよ」
エレン「ありがとう」
ミカサ「約束守ってね?」
エレン「ああ!」
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- 14 : 2017/05/03(水) 17:52:09 :
- ~2日後~
リヴァイ「........行くぞ」
エレン「はい」
リヴァイ「女型がいるのは地下だ」
~移動中~
リヴァイ「......」タンタンタン
エレン「......」タンタンタン
リヴァイ(.....ペトラ)
~~~~~~~~~~~~~~~
ペトラ「兵長!」
リヴァイ「なんだ」
ペトラ「またお父さんから何か言われましたか?」
リヴァイ「.....いや、何も言われてない」
ペトラ「嘘です!!私見てましたから」
リヴァイ「.....」
ペトラ「なんて言われたんですか?」
リヴァイ「言ってもいいのか?」
ペトラ「え?」
リヴァイ「俺は構わんが聞いたら後悔するかもしれんが?」
ペトラ「....聞きます」
リヴァイ「.....そうか」
ペトラ父『娘との結婚式はいつあげるんですか?もうこっちは準備出来てますよ!』
リヴァイ「....と言われた」
ペトラ「.......////////」
リヴァイ「だから言ったんだ。本当に聞くのかと」
ペトラ「.......兵長は」
リヴァイ「........」
ペトラ「兵長はなんとお答えになったんですか?」
リヴァイ「........近々、挨拶に伺うと伝えた」
ペトラ「ッ!?!?///////////」
ペトラ「.....兵長....それって.../////」
リヴァイ「........チッ」スタスタスタ
ペトラ「ちょっ!待ってくださいよー」
リヴァイ「...フッ」
~~~~~~~~~~~~~~~
リヴァイ(なあ、ペトラ)
リヴァイ(俺は間違っているのか?)
リヴァイ(俺には分からない)
リヴァイ(ずっと)
リヴァイ(........だが)
リヴァイ(お前と過ごした時間が)
リヴァイ(お前らが俺を信じてくれたことが)
リヴァイ(間違っていなかったということだけはわかる)
リヴァイ(...........なあ)
リヴァイ(全て済んだら会いに行くから)
リヴァイ(待ってろよ........お前ら)
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- 15 : 2017/05/03(水) 18:23:38 :
- リヴァイ「ここだ」
エレン「.................アニ」
リヴァイ「...俺は上にいる」
リヴァイ「1時間だけ待ってやる」
エレン「ありがとうございます」
リヴァイ「.....後悔のない選択をしろよ」
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- 16 : 2017/05/04(木) 23:07:35 :
- エレン「.....久しぶりだな、アニ」
エレン「...不思議だよな」
エレン「今、目の前にお前がいるのに触れることも出来ないなんて」
エレン「本当に後悔してるよ」
エレン「何でずっと一緒にいたのに気付いてやれなかったのかって」
エレン「何で大事なことは失った時にしか気づけないんだろうな」
エレン「......アニ」
エレン「.......懐かしいな訓練兵時代が」
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- 17 : 2017/05/04(木) 23:20:54 :
- エレン「始まりは対人格闘だったよな」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
エレン「おーい、アニー」タッタッタッタッタ
アニ「.....またアンタかい」
エレン「おう!今日も教えてくれよ!」
アニ「アンタねえ」
アニ「ちょっとはこっちの気持ちも考えたらどうだい?」
エレン「え?嫌なのか?」
アニ「.....」
エレン「.....」
アニ「死に急ぎっ.....やろうっ!!!」バシッ
エレン「ぐはっ」ズテーン
アニ「ふん!」スタスタスタ
エレン「あ!ちょっ!!待てよー」
アニ「..................」
アニ「........嫌なわけないだろ////」ボソッ
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- 18 : 2017/05/04(木) 23:35:57 :
- エレン「ハハッ!!最初は俺負けてばっかだったよなー。まあ、アニと一緒に居れれば良かったんだよ」
エレン「対人格闘を一緒にやるようになってからは飯も一緒に食うようになったよな」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
エレン「...いつつ」ズキズキ
アニ「情けないね。あれぐらいで」
エレン「手加減ぐらいしろよなー、ったく」
アニ「生ぬるい事言ってんじゃないよ」
エレン「悪かったよ.....あ!」
アニ「なにさ」
エレン「今日の昼飯、一緒に食おうぜ!」
アニ「い、いいけど////」
エレン「そうか!良かった!!」
エレン「アニといると楽しいからな!!」
アニ「......」
エレン「?どうした?」
アニ「私も...た、楽しいよ?//////」
エレン(結婚しよ)
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- 19 : 2017/05/05(金) 07:12:25 :
エレン「でも、何で飯の時にミカサと喧嘩ばっかしてたんだ?未だに分かんねえんだよなあ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アルミン「おーいエレン、こっちだよー」
ミカサ「エレン、席はとってある」
エレン「おーミカサ、アルミン」
アニ「ご一緒させてもらうよ」
エレン「おお!アニ!」スワル
アニ「約束したからね」エレンノトナリスワル
ミカサ「.....」ジー
アルミン(親愛なる僕の胃痛よ)キリキリキリ
ミカサ「何しに来たの?エレンを脅してるの?」
アニ「エレンに誘われたから来ただけだよ」
ミカサ「嘘。エレンがあなたみたいな狐女をさそうわけn...」
エレン「俺が誘ったんだよ」
アニ「ほらね」
ミカサ「.......チッ」
アルミン「あはははは」キリキリキリ
エレン「なあ、アニ」
アニ「なんだい?」
エレン「何で俺はお前に勝てないんだ?」
アニ「アンタは性格も動きも真っ直ぐ過ぎるんだよ。だから、こっちが仕掛けやすくなる」
エレン「はーなるほど..ん?性格も?」
アニ「そうでしょ?~~~~~」
エレン「いや、~~~~~~~」
アニ「だから、~~~~~~」
アルミン「ずっと、二人でしゃべってる」
ミカサ「.........!」(エレンの頬にパンくずがついてる!)
ミカサ「エレn....」スッ…
アニ「アンタ、パンくずついてるよ」ヒョイ パク
エレン「ん?ああ、サンキュー」
ミカサ「......(削ぐ!!)」ギロッ
アルミン「落ち着いて?ミカサ」キリキリキリ
-
- 20 : 2017/05/05(金) 07:46:48 :
エレン「誕生日の時のアニは凄く可愛かったよなー。バレてないって思ってたみたいだけどさ、凄く嬉しそうな顔してたぞ?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
エレン「アニ!」
アニ「なんだい?」
エレン「ちょっと来てくれ」メカクシ
アニ「ちょっと!何処に連れてくんだい!?」
エレン「いいから」
エレン「よし!いいぞ!」
アニ「ったく、一体なn....」
エレン「誕生日!!!」
皆「おめでとーーーーー!!!!!!!!
アニ「!?」
エレン「ほら、座って座って」
アニ「う、うん」スワル
エレン「今日、アニの誕生日だろ?」
エレン「だから皆で祝おうと思ってさ!」
ミーナ「ふふっ。驚いた?アニ」
クリスタ「おめでとう!!アニ!!」ニコッ
アルライ(天使)
ベルトルト「あ、アニ!おめでとう」
ジャン「おめでとさん」
ユミル「さっきの...驚いたっ..顔!!」バクショウ
エレン「おめでとう!!アニ!!!」
アニ「ふふっ」
アニ以外(アニが.....笑った!?!?)
アニ「皆......ありがとう」ニコッ
男子(ドキッ)
ライナー「お、おう(今のは)」
ベルトルト「う、うん(天使)」
ジャン「.....(ヤバイな)」
エレン「よっしゃ!!」
エレン「今日は楽しもうぜ!お前らー!!!!」
皆『おーーーーーーーーー!!!!!!』
ミーナ「今日は楽しかった?」
アニ「うん....とっても」
ミーナ「そっか!じゃあエレンに感謝しなくちゃね!」
アニ「え?なんで?」
ミーナ「何でってそりゃあ、準備したのエレンだし...」
アニ「......ほんとに?」
ミーナ「うん。1ヶ月前から」
アニ「そう......なんだ」
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- 21 : 2017/05/05(金) 11:17:33 :
- アニ「ミーナ。ちょっとトイレ行ってくる」
ミーナ「ふふっ。そう。行ってきなよ」
アニ「うん!」タッタッタッタッタ
ミーナ「....アニも乙女だねえ」フフッ
-
- 22 : 2017/05/05(金) 11:33:41 :
アニ「エレン!!」
エレン「ん?ああ、アニか」
アニ「うん」
エレン「どうした?」
アニ「....ありがとね」
エレン「ん?何が?」
アニ「ミーナから聞いた。エレンが準備してくれたって」
エレン「アイツ.....言うなって言っといたのに」
アニ「何で私なんかのためにここまで...」
エレン「いいんだよ。俺がやりたくてやったんだから」
アニ「良くないよ...勘違いしたくなっちゃうじゃん」
エレン「して欲しいんだけどな」ボソッ
アニ「え?」
エレン「何でもない!!さ、戻ろうぜ」
アニ「う、うん!」
アニ(聞こえてたよ//////)
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- 23 : 2017/05/05(金) 12:08:50 :
エレン「でも、1番嬉しかったのは俺の誕生日だったよ。アニが祝ってくれたのが凄く嬉しかった」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ミカサ「エレン!おめでとう!」
アルミン「おめでとー」
エレン「サンキューな」
ミカサ「はいこれ!プレゼント」
アルミン「僕も!」
エレン「おお!本当にありがとうな!!」
ミカサ「こんなの(正妻だから)当然」
アルミン「そうだよ!(ミカサが恐ろしい事言った気がしたけど気のせいだよね)」
エレン「お前らの誕生日もしっかり祝ってやるからな!」
ミカサ「うん!」
アルミン「期待してるよ!」
エレン「ああ!」
~対人格闘訓練~
アニ「懲りないねアンタも」
エレン「当たり前だ!勝つまで来るぜ!」
アニ「///////」
エレン「ん?どうした?」
アニ「な、何でもない!行くよ!!」
エレン「待てって!!準備g.....」
アニ「フッ」バシッ
エレン「うがあ!」ズデーン
アニ「ふう....」
エレン「ッ!?...お前なあ」
アニ「油断してるのが悪い」
アニ「それより......今日の夜時間開けといて」
エレン「?良いけど」
アニ「1人で来てね」
エレン「分かった(まさか祝ってくれるのか?......いや、そんなわけないよな)」
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- 24 : 2017/05/05(金) 12:18:39 :
- エレン「来たぞー」
アニ「遅い」
エレン「うっ...ごめん」
アニ「いいよ」
エレン「ああ、ありがとう」
エレン「で、今日はどうしたんだ?」
アニ「ああ。これを渡そうと思ってね」
エレン「なにこれ?」
アニ「プレゼント」
エレン「え?アニが?俺に?」
アニ「そうだよ、悪いかい?」
エレン「いや、凄く嬉しいよ!今日はきっと俺の人生で1番幸せな日だな」
アニ「そう////」
エレン「開けていい?」
アニ「いいよ」
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- 27 : 2017/05/05(金) 20:50:07 :
- アニ可愛い!!リヴァイ兵長の近々挨拶に伺うの返しカッコいい!!!!!! 期待です!!!
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- 28 : 2017/06/12(月) 20:54:20 :
- 最近詐欺師が出回っております。皆様お気をつけください。
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