ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

エレン「駆逐してやる…!1匹残らず!」 ※エレンチート

    • Good
    • 0

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2017/04/07(金) 03:18:46
     初投稿!かなり文章が拙いのと、自分の好きなキャラに対する贔屓が凄いです。それでもいいという方はどうぞ!
     苦手なかたはソっと閉じて下さい…

    ※注意事項

    ・エレンチート

    ・ご都合主義の捏造多々

    ・更新不定期
  2. 2 : : 2017/04/07(金) 03:35:09
     それでは投稿していきます!あと1で書き忘れましたがかなりの遅筆です。ご了承下さい。
     

    エレン(俺は2年前、母さんを亡くした…)

    エレン(あの時ハンネスさんは、自分に勇気がなかったからだと言った。そして俺には、力がなかったからだと言った)

    エレン(じゃああの時、もしハンネスさんに勇気があれば、俺に力があれば、母さんは助かったのか?)

    エレン(違う。あいつらだ、あいつら巨人さえ攻めてこなければ!あの超大型巨人が、扉を壊したりなんかしなければ!) 

    エレン(誰も死ななかった…)

    エレン(母さんも、アルミンのじいちゃんも!)

    エレン(誰も死なずに済んだのに!)

    エレン(憎い…憎い憎い憎い!)

    エレン(駆逐してやる…アイツらを、この世から一匹残らず!)
  3. 3 : : 2017/04/07(金) 04:53:30
    エレン(そう誓ってからもう2年が過ぎた)

    エレン(身寄りのない俺達が生き残る為には、開拓地に行くしか無かった)

    エレン(しかし、今考えるとそれは間違いだったのかもしれない…)

    エレン(どうやらこの世界の人間は生産者の存在を軽く見ているようだった。自分が、誰のお陰でその飯を食えているかも知らずに…)

    エレン(初めて開拓地に来てから数週間が経った頃だろうか、ここで一人目の死者が出た)

    エレン(質素すぎる食事による栄養不足のせいだろうか?厳しすぎる重労働によるものだろうか?それともこの過酷な環境でのストレスが溜まってしまったのか?理由はわからない)

    エレン(ただ、初めて死者が出たその日を境に、人が一人、また一人と死んでいった)

    エレン(しかしそれをみて憲兵は何もしない)

    エレン(むしろ換えなどいくらでもあるのだとばかりに新しい開拓民を連れてくる)

    エレン(ミカサは死に対して何も感じなくなってしまった。アルミンは口には出さないが酷く怯えている)

    エレン(そして、俺はまだ慣れられないでいる)

    エレン(命がこぼれ出いくのを、何もする事ができないまま、ただ見ることしかできない、この現状に…)

    エレン「少し夜風にでもあたろう。このままじゃいつまでたってもねられねぇ」

     隣ですやすやとねている二人を踏まない様に、慎重に歩いて、開拓民用の大きな就寝用のテントを出る。
  4. 4 : : 2017/04/07(金) 05:10:40
    エレン「綺麗な星空だ」

    エレン「そういえばここにきてから空を見ることなんて無かったからな。たまには来てみるか…」

    エレン(確かもう少ししたら小さな丘があったな。いってみるか)スタスタ


  5. 5 : : 2017/04/07(金) 05:22:17
    ?「とうとう開拓地に来ちゃったね。あのまま訓練兵になるまでいられるかなーって少し思ってたんだけどな」

    ?「まぁそういうなよ。あれでも充分長く居させてくれたじゃないか。その日その日をどう生きるか苦しんでいるような人だって大勢いるんだぞ」

    ?「それよりアニ、どうだ?もう開拓地には慣れたか?」

    アニ「ああ、もう大丈夫だよ。それよりあんた達こそどうなんだい?ライナー、ベルトルト」

    ベルトルト「うん。大丈夫だよ」
    ライナー「ああ、大丈夫だ。」

    ベルトルト「そういえばアニ。さっきライナーと話してたんだけど僕達が自由に話せるような建物ってとかって見てない?」

    アニ「見てないけど。でもどうしてそんなこと聞くんだい?」

    ベルトルト「アニ。忘れたわけじゃないだろうけど僕達は巨人だ。既に沢山の人の生命を奪っている。」

    ベルトルト「もし万が一誰かに話しを聞かれたらどうなるかわかったものじゃない。」

    ベルトルト「思い出すんだアニ。僕達がどうしてここに居るのかを。何の為に、人を殺したのかを」

    アニ「わかってるよ。心配いらない。それよりあんた達はその建物を探して来てよ。私は今日は先に寝させてもらうよ」

    ベルトルト「わかった。おやすみ、アニ」

    ライナー「おやすみ」

  6. 6 : : 2017/04/07(金) 19:01:49
    アニ(何の為に、か…)ゴロン

    誰も居なくなった小さな丘の上でアニは一人世こだわった。

    アニ(人の生命を奪ってもそれが許される大義って、一体何なんだろうね)

    アニ(もうわからないよ。ベルトルト、ライナー。どうしてあんたたちは、そんなにも平然としてられるんだい?)

    アニ「はぁ、星がきれいさね」

    アニ(いっそこのまま死んで死まえたら、どれだけ楽だろうね)

    アニ(死んでしまえたらか…そういえば私が死んで悲しんでくれる人なんているのかね?)

    アニ(…せいぜいあの二人ぐらいか)

    ?「そうだな。でもこんなところで寝てると風邪ひくぞ?」
  7. 7 : : 2017/04/09(日) 15:05:57
    期待してます!
  8. 8 : : 2017/04/09(日) 17:45:14
    アニ「!?誰だいあんたは。あんたには別に関係ないだろ?」

    ?「俺か?俺はエレンだ。エレン・イェーガー」

    アニ「それよりあんた、一体何時からそこに居たんだい?」

    エレン「ついさっき来たとこだ。寝られなくて星を見てたらいつの間にかここまで来てた」

    アニ(そうか、それなら安心だ。万が一二人との会話を聞かれてたらどうしようかと思ったよ)
      
    エレン「お前、名前は?」

    アニ「アニ・レオンハート」

    エレン「ふーん。で、さらっと流されちまったけどアニはどうしてこんなところで寝てたんだ?まだ春先だから風邪引いちゃうぞ」

    アニ「あんたと同じさ。星を見てたんだよ」

    エレン「ふーん」スタスタ

    アニ(あれ?気配が無くなった。まぁ別にいいんだけどさ)

    アニ(……まぁ、ちょっとだけ寂しいかな。もう少しでいいから話していたかったんだけどな)

    アニ(って何考えてんのさ。別に寂しくなんかないし。ちょっとあいつらが居なくて暇だっただけだし。別に…)ファサァ

    アニ(!?何かかぶせられた?)モソモソ

    アニ(しかも何かいる!どういうこと?)

    私が目を開けるとそこには先程何処かへ行ってしまった筈の男の子がいた。
  9. 9 : : 2017/04/09(日) 17:47:00
    >>7ありがとうございます。見てくれてる人がいて大変嬉しいです。
  10. 10 : : 2017/04/09(日) 18:51:45
    アニのキャラがイマイチ掴めない…難しい…。・゚・(ノД`)・゚・。


    アニ(…………………………ん?)

    アニ(………え、いや、ん?)

    アニ(イマナニガオキテルノ?)

     目の前には先程いなくなった同い年ぐらいの男の子。
     そしてその子は同じ一枚の布団の中で所謂『添い寝』をしている。

    アニ(落ち着け私!冷静に、冷静に返せば大丈夫)

    アニ「あ、あんた一体なにひゃってんの?」

    アニ(噛んだ…恥ずかしすぎる)

    エレン「一緒に星見ようと思って。あとお前が風邪引いたらお前の知り合いがかなしむだろ?」

    アニ「誰も悲しむ奴なんていないよ。寧ろ私が死んだら人類の殆どが大喜びするよ」

    アニ(そうだ。危うく忘れるところだったよ。私はそれだけの事をしてしまった。何の罪もない人を直接的にも間接的にも、大勢殺してしまった)

    アニ(私は、人に心配されるような存在じゃなかった)

    アニ(どうして私のような存在が仲間を求めようとなどできようか?)

    アニ(この子の好意に甘えて、私が優しくされるなんてあってはならない)スクッ

    アニ「そう、私みたいなのが生き物、さっさと死んでしまった方がましだ…ごめんね、迷惑かけた。私はもう行くから。ありがとう」

    エレン「おい!ちょっと待てよ」ガシッ

    アニ「何?私はもう行くってさっき…」

    エレン「嫌なんだよ…」ポロポロ

    エレン「もう見たくないんだ」

    エレン「知ってる人間が死ぬのは」

    アニ「ちょっ、あんた何泣いてんのさ」

    エレン「だからもう、私は死んでいいなんて言わないでくれよぉ」(´;ω;`)ブワッ

    アニ「わっ、わかったから。もうなかないでよ」

    エレン「ほんとか?本当だな?」ポロポロ

    アニ「う、うん。本当だよ、だからもう泣き止んで」

    エレン「わかった」(つд⊂)ゴシゴシ

    アニ(かっ、可愛ええ)

    アニ(愛でたい)


  11. 11 : : 2017/04/12(水) 03:18:47
    エレン「ごめん。何か星見るって雰囲気じゃなくなっちゃったな」

    エレン「最近また一人仲間が死んだからちょっと涙もろくなってたのかな」

    エレン「そういえばアニはさっき一人だっけど友達とかいないのか?」

    アニ(二人の事は言わない方がいいよね。多分)

    アニ「いないよ。居たんだけど(さっき)いなくなっちゃったんだ。だから今は一人」

    エレン「そうなのか(…居なくなったって、死んじゃったってことだよな。何か悪い事聞いちまったな)」

    エレン「じゃあさ!一緒に寝ようぜ、俺達と」

    アニ「は?ちょっ//あんた何言ってんだい?」

    エレン「ん?何赤くなってんだ?一人じゃ寝る場所もないと思ったんだけど迷惑だったか?」

    アニ(ここで断るのも不自然だからね)

    アニ(そう…不自然だから…)

    アニ(少しだけ、甘えてもいいよね)

    アニ(ここに来て初めて、純粋に私を心配して優しさを向けてくれた、この子になら…)

    アニ「そんなことないよ。お願いさしてもらうね」

  12. 12 : : 2017/04/12(水) 04:13:16
    エレン「あっ、そうだ。寝床に行く前に俺の仲間の事話しとくよ」

    アニ「仲間?(そういえばさっき『俺達』っていってたっけ?)」

    エレン「あぁ。俺が凄く小っちゃい時からの親友だ」

    エレン「一人はアルミンっていって金髪の男の子だ。すっごく頭が良くてすげー強い奴なんだぜ」

    エレン「アルミンとは、一緒に外の世界に行こうって約束してんだ」

    エレン「で、もう一人がミカサ。女の子なんだけど大人より強いんだ」

    エレン「俺は将来調査兵団に入るんだ。だからあいつみたいに強くなりたいな」

    アニ「あんた、調査兵団に入りたいのかい?」

    エレン「何だよ。お前も調査兵団を馬鹿にすんのか?」

    アニ「いや」

    アニ「あんた、知らないのかい?」

    アニ「壁の外には巨人がたくさんいて、そいつらは人を襲うんだよ」

    エレン「そんなこと知ってるさ」

    エレン「巨人には母さんを殺された…」

    アニ(そうか…この子も私達の被害者だったんだね)

    アニ(ごめんね)

    アニ(謝っても許してはくれないだろうね。私達はそれだけの事をしてしまったんだから)

    アニ「辛いかい?」

    アニ(あぁ、何をわかりきったことを聞いているんだ)

    アニ(答えなんてわかっているのに…)

    アニ(…それでも、どうしてだろう…この子には嫌われたくない)

    アニ(少しでも一緒に居たい…)

    アニ(そう思ってしまう)

    アニ(聞けば、より辛い思いをするだけなのに…)

    エレン「少し、な」

    アニ(少し?)

    エレン「だが、実は感謝してもいる」

    エレン「俺の夢、外の世界に行く為には、どの道巨人は倒さなくちゃならない存在だった」

    エレン「それをわからしてくれた」

    エレン「それにな、思い出せるんだよ」

    エレン「アイツラにされたことを思い出すたびに」

    エレン「憎しみを!」

    エレン「怒りを!」

    エレン「恨みを!」

    エレン「殺意を!」

    アニ(あぁ、本当にごめんね)

    アニ(私がそこまであんたを追い詰めてしまったんだね)

    アニ(でもこの子はこのままでは早死にするたろう)

    アニ(この子が死ぬのは嫌だ)

    アニ(私にこんなことを思う資格はないのかもしれない。だけどせめて、この、優しい男の子だけは、死なせたくない)

    エレン「そして2年後、俺は訓練兵になって技術を得る。そして調査兵団に入って、巨人を駆逐する!」

    アニ「!?」

    アニ(2年後…私達と同じ年じゃないか)

    アニ(どうやらこの子とはまたしばらくは一緒みたいだね)

    アニ(それなら…)

    アニ「それなら、私が鍛えてあげるよ。兵士になるためにはいくつかの科目があるけど、その中の対人格闘術なら教えられるよ」

    エレン「流石に女の子に負けるほど柔じゃないぜ」スッ

    アニ「そうかい、そう思うなら見せてあげるよ。来な」スッ

    そう言って両者はファイティングポーズを取る。
    最初に踏み込んだのはエレンだった。
    勢いに任せたただの力任せの大振り。
    そんな物はアニには無駄だった。
    次の瞬間、エレンは気付いた時には地面に逆さまに倒させれていた。

▲一番上へ

名前
#

名前は最大20文字までで、記号は([]_+-)が使えます。また、トリップを使用することができます。詳しくはガイドをご確認ください。
トリップを付けておくと、あなたの書き込みのみ表示などのオプションが有効になります。
執筆者の方は、偽防止のためにトリップを付けておくことを強くおすすめします。

本文

2000文字以内で投稿できます。

0

投稿時に確認ウィンドウを表示する

著者情報
toma2513

青椒肉絲

@toma2513

「進撃の巨人」カテゴリの人気記事
「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
「進撃の巨人」SSの交流広場
進撃の巨人 交流広場