グラファイト「俺が最初にゲームオーバーか」【仮面ライダーエグゼイド】
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- 1 : 2017/03/27(月) 23:58:43 :
- このSSは仮面ライダーエグゼイドの亡くなってしまった方々のその後…というか退場部屋(仮)でのお話みたいな感じです。
恐らく短編になりますが、よろしくお願いします。
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- 2 : 2017/03/28(火) 00:04:51 :
- グラファイト「俺は…ヤツらに討伐されたワケだ…。」
グラファイト「言い訳では無い、言い訳では無いのだが… 4体1は卑怯だろう…」
グラファイト「そもそも俺はプロトガシャットとはいえ、ドラゴナイトハンターZ一つで戦ったんだ。」
グラファイト「なのに奴ら、レベル5が4人だぞ。単純計算で5×4で…えっと…えー…えー…」
グラファイト「…1×1が1、1×2が2、…」
グラファイト「そう、つまりレベル20の力で俺に挑んだんだぞ!」
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- 3 : 2017/03/28(火) 00:09:19 :
- グラファイト「しかも俺が怒りたい点はそこだけじゃない。」
グラファイト「パラド…奴は俺が消滅したのにも関わらず、『ご苦労さん、グラファイト』…」
グラファイト「それだけかぁ!?」
グラファイト「俺、一体何なんだ…」
グラファイト「…俺の心情、ドドドと、激怒竜牙…」
グラファイト「何を言っているんだ、俺は…」
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- 4 : 2017/03/28(火) 00:26:02 :
- 何週間か後…
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貴利矢「懺悔して貰おうか。ライダー全員に対して。それと、ゼロデイで死んだ…自分の友達になぁ…!」バクソウバーイク
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グラファイト「ほーう、レーザーめ、ついにゲンムを仕留めるのか…?
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貴利矢「じゃあ早速、試し乗りをっと…」デンジャラスゾンビィ…
貴利矢「行くぜぇ…」ガッシャット…ビリリ‼︎
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グラファイト「何…?ゲンム…やるな。」
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黎斗「ウォォォォッ…」ユラユラ
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グラファイト「…なんだこの動き、こいつこんな時に肩こりか…(すっとぼけ)」
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黎斗「真実とともに、闇に追放してやる…」クリティカルエーンド
貴利矢「うぉらぁ!」(蹴り
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グラファイト「最後まで抵抗するの好き」
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貴利矢「お前の運命は、永夢、お前が変えろ…!」サッー‼︎
G A M E O V E R
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グラファイト「…ゲームオーバー…か」
サッー‼︎
「お、お、なんだこれ、ん?」
貴利矢「おいおい、何だここ?」
グラファイト「やはり、お前も来たようだな。」
貴利矢「あっ…お前…!」
グラファイト「やめろ、ここじゃ争う事が出来んらしい。」
貴利矢「なんじゃそりゃ…」
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- 5 : 2017/03/28(火) 00:36:27 :
- 貴利矢「っていうか、自分もお前もゲームオーバー…だったはずなんだけど?」
グラファイト「つまり、ここに居る理由…か。まぁ…俺にも分からない。」
貴利矢「あー、じゃあここって天国と地獄の区別が無いあの世みたいなもんか。」
グラファイト「…よく分からんが、そういう事だな。」
貴利矢「分かんねーのかよ!」
貴利矢「あぁ、そういえばお前、アレだぜ、皆んなにママ、ママって言われてたぜ…えーっと、ママファイトさんか。」(役者ネタ)
グラファイト「マ、ママァ!?」
貴利矢「へへへ〜っ」
グラファイト「そういうお前も…確か、6歳児なんだろう?」
貴利矢「は?何で?俺がかよ…?」
グラファイト「違うのか?」
貴利矢「そんな訳無い…あっ、そういや…」
貴利矢「…(名人と初めて顔合わせた時にきりやくん6さい…そんな事言われてたな…)」
貴利矢「…それにしても、その情報どっから入手したんだよ…」
グラファイト「実はな、この『あの世』にはテレビと…パソコン?がある。」
グラファイト「これを見てみれば分かる。」
貴利矢「…?」
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- 6 : 2017/03/28(火) 00:40:56 :
- 「きりやくん6さい死んだァァァァァ!」
「嘘だろ6歳児が…」
「きりやくううううううううん!」
貴利矢「なんだこの書き込み…」
貴利矢「『6さい』って言われてる事に対して、すんげー恥ずいし、微妙に怒りを覚えるんだが…
皆…自分の事を…っ!!!」
グラファイト「ちなみに俺が死んだ時はお前程、悲しんでもらえなかった…(´;ω;`)」
貴利矢「あっ…お、お疲れさん…」
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- 7 : 2017/03/28(火) 08:22:31 :
- 何週間か後…
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パラド「変身」パーフェクト パズゥ…
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グラファイト「奴も遂にライダーになったか。
貴利矢「ほーん…うわ、バイクの自分が言える事じゃ無いけどよ、顔のデザイン凄えなこれ。」
グラファイト「メガネに…リーゼント…」
貴利矢「赤い方は眉毛にハチマキ付きだし…」
何週間か後…
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黎斗「不正なゲームを回収する…」
\ チーカーラ モートーメテー♪ /
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貴利矢「うっわ、こいつこんな糞野郎なのに自分の挿入歌持ってやがる…」
貴利矢「…ってよく聴いたら檀正宗…もとい、社長の親父さんじゃねえか。」
グラファイト「息子応援ソング…か」
貴利矢「はははは、笑えるなそれ。」
グラファイト「…爆笑バイク…」(小声)
貴利矢「…ふっ…調子に乗ってるとクリティカルフィニッシュだぜ…?」
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- 8 : 2017/03/28(火) 11:26:53 :
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作「バガモオオオオオオオオォォォォン!」ドカーン
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貴利矢「うわぁ、やっぱ社長酷ぇなぁ…」
グラファイト「…ん?」
サッー‼︎
バガモン「…あれ、ここはどこガ?」
貴利矢「よ〜、バガモン〜!ゲンムに殺された仲同士、仲良くやってこうぜ〜!」
グラファイト「いや、バグスターである俺と仲良くしようではないか。」
バガモン「…よく分からないけど、ここにはハンバーガーがあるのガ?」
「「えぇ…」」
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- 9 : 2017/03/28(火) 12:05:25 :
- 何週間か後…
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黎斗「その身体じゃゲームを作る事も出来ない…いや、どうせ作った所で…クズみたいなゲームだろうなァ!!!」
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バガモン「!!!やっぱりこいつは許せないガー!作は良いゲームを作れるがー!」
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黎斗「ぐはァッ…何の真似だ…パ↓ラド↑!」
パラド「お前は俺の心を滾らせた!」
パラド「ヌ゙ァ゙ァ゙!」ドォン
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グラファイト「ヌ゙ァ゙ァ゙すき」
貴利矢「っつーかコレ社長死ぬんじゃね?こっち来たら一発なんか言ってやろうか…」
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黎斗「フヘェァ…宝生永夢は俺が倒す…君はそう言ったァ…」
黎斗「私に刃向かった罰だァ…その望みを…たッつゥ…」
黎斗「宝生永夢!何故君が適合手術を受けずに…エグゼイドに変身出来たのか!!!
何故ガシャットを生み出せたのか!!!何故変身後に頭が痛むのか!!!」
飛彩「ソレイジョウユウナー」
黎斗「その答えはただ一つ…」
大我「ヤメロー」
黎斗「ヘェェェ…宝生永夢!!!君が!世界で初めて…バグスターウイルスに感染した男だからだァーッ!!!ダァーッハハハハハハハ‼︎ウェァーッハハハハハハハハァ‼︎」
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グラファイト「しぶとい男だ…」
貴利矢「つか言いやがったよ、こいつ…」
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永夢「うわああああッ!!!!」
黎斗「エヘヘヘヘヘヘェッwwwww」
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バガモン「いろんな意味で、凄い奴ガ…」(ドン引き)
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- 10 : 2017/03/28(火) 18:54:57 :
- 何週間か後…
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黎斗「…私がウイルスに感染するなんて…」
衛生省職員「その男の身柄は我々衛生省が預かる。」
黎斗「助けてくれッ!まだ死にたく無い!!」
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バガモン「ざまーみろだガ!」
グラファイト「…情け無い男になったものだ…」
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永夢「すいません、この人はゲーム病を患っていますので、CRに搬送します。」
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貴利矢「…おいおい、永夢…お前やっぱ甘いぜ…」
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永夢「患者を救うのがドクターですから。」
飛彩「もしまた、患者が発症してバグスターになれば…あなた方だけで無く、一般市民にも危険が及びます。」
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貴利矢「…(あいつも、随分丸くなったなぁ。…これも全部、永夢のおかげ…か。)」
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- 11 : 2017/03/28(火) 19:00:26 :
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黎斗「ヌハハハハ…本当に助かったよ…宝生永夢…
ンハハハハ…君程騙しやすい人間はいない…
私がゲーム病にかかったのは…全て計画の内…(ガザ入れは想定外)
フフ…私のアジトが…衛生省に嗅ぎつけられてしまったからねぇ!(服が最後まで抵抗するのすき)
時間稼ぎに利用させて貰ったァッ!!!」
黎斗「ンファハハハァ…16年前から君はァ…透き通る様に純粋だったァ…!その水晶の輝きがァ…私の才能を刺激してくれたァッ!
君は最高のモルモットデャーッ!!!!!
君の人生は全てッ!…私のッ…wwwwwごのッww手のw上でッwwwwww
転がされているんでゃよ!!!!!!!!」
黎斗「ンッダァアアアアアアアアッハハハハハハハハァ‼︎ヴェァアッハァハハハハハァッ‼︎
ぶぅ゙ん゙!!!!!(ガッチョーン)
ヘエエエエェェアンシィィィン…」
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グラファイト「…流石だが…プライドのカケラも無いな…」
貴利矢「ほんと、よくやるぜ。社長さん…」
バガモン「いや、現無職(げんむしょく)だガ。」
貴利矢「…ゲンムとかけてんのか」
バガモン「そうだガ。」
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- 12 : 2017/03/29(水) 12:05:20 :
- 何週間か後…
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永夢「僕は、黎斗さんの笑顔を取り戻したい!」
パラド「白けることすんなよ、M。」
パラド「敗者には敗者らしい、エンディングってのがあんだろ。」
ドスッ‼︎
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貴利矢「こいつも中々厄介な野郎だな…」
貴利矢「パラドと元社長さんとお前だったら…まだお前のがマシかもな」
グラファイト「何…」
貴利矢「や、別に誉めてるわけじゃねーけど。」
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- 13 : 2017/03/29(水) 12:15:38 :
-
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黎斗「嫌だァッハァッハァッッアアアアアアァアァァアアアぁぁあっ!やだァッアアアアアア!!」
黎斗「死にたくッ無ッハァアアアアアアイイッ!」
黎斗「ッ…私は神だッ…私の夢はァッ…不滅だぁァァァァァァァァッッッッッッッッッッッッ!!!!」
サッー‼︎
G A M E O V E R
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貴利矢「…マジかよ(何か言う準備しとこ)」
サッー‼︎
「アアアアアアッッッッッッッッッッッッ!!!!!」
貴利矢「ってうるせぇ!」
グラファイト「黙れェッ!」
バガモン「うるさいガ!!!!」
黎斗「うおおおおああああああッッッッッッ!」
黎斗「わああああああああアアアアアアアアッッッ…わああああッ、わっ… わあ。」
貴利矢「なーにが『わあ。』だよ!うるせえって!」
バガモン「死んだのにも関わらず元気だガ!ゲンム!!!」
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- 14 : 2017/03/29(水) 21:03:49 :
- 黎斗「…グラファイト、九条貴利矢、それにバガモンと言ったか。何故死んだはずの君達がここに…」
バガモン「そんな事知らないガ。」
貴利矢「っていうかあんたも死んでっから。」
黎斗「得意の嘘…でも無いか。」
グラファイト「ここが何処かなんて誰も分からん。」
黎斗「…そうか…ここには何かあるのか?」
バガモン「このテレビとパソコンがあるガ。」
黎斗「…その引き出しは…?」
貴利矢「アレ…?見落としてたぜ。」
黎斗「では皆開けていない…という事か。」
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- 15 : 2017/03/29(水) 21:13:45 :
-
グラファイト「開けてみるか…」
黎斗「…開けるぞ…。」
ガチャッ…
黎斗「これは…マイティアクションX…それにドラゴナイトハンターZまで…」
貴利矢「おいおい、ゲーム機本体まであるじゃねえか。」
バガモン「ハンバーガーは無いガ…」
グラファイト「お前、いつもそれだな…」
バガモン「ガ〜…もしかして、まだ引き出しがあったりしないガ…?」
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- 16 : 2017/03/29(水) 21:34:39 :
- バガモン「あっ…」
貴利矢「あんじゃん…」
バガモン「開けるガ!」
ガチャッ…
バガモン「…!!!これは!!!」
貴利矢「おっ?なんだなんだ?」
黎斗「ガシャットか!?」
バガモン「ガシャットじゃないガ…それよりもっと大事な…」
バガモン「 ハ ン バ ー ガ ー だ ガ ! ! 」
「「「…」」」
貴利矢「んな溜める必要あったかよ…」
グラファイト「ま、お前らしいといえばお前らしい。」
黎斗「…おい、そこの写真は…」
バガモン「…!これ、作の写真だガ…」
貴利矢「あんたの生みの親か…」
バガモン「ガ…」
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- 17 : 2017/03/29(水) 21:44:39 :
- 貴利矢「ってことはよ…自分らの宝物もあんじゃねえの?」
グラファイト「…!すると…」チラッ
グラファイト「…無くないか…?」
貴利矢「なんでだろ…ってアレなんだよ…」
ドン…
黎斗「いつの間にか扉が設置されているぞ。」
バガモン「よく見るガ。札に『貴利矢』と『グラファイト』って書いてあるガ。」
貴利矢「要するに、俺たちが入れって事か。」
グラファイト「まぁそうだろう。」
バガモン「行くガ!もしかしたら生き返るかもだガ!」
黎斗「生き返る…?それならば私も…!」ダダッ
ガチャ…
黎斗「何?開かないぞ…」
貴利矢「ちょっとどいてくれ、(元)社長さんよ。」
ガチャッ…
貴利矢「ほ〜ん、やっぱ開いたか。」
グラファイト「…」
ガチャッ…
グラファイト「俺の方も開いた。」
貴利矢「なんか唐突だけど、お前らとお別れだな!」
グラファイト「そうだな…。」
黎斗「…。」
貴利矢「じゃあな!」タタタッ
グラファイト「先に行っている…。」タタタッ
-
- 18 : 2017/03/29(水) 21:55:01 :
- おう、映画と本編ネタか
-
- 19 : 2017/03/29(水) 23:17:16 :
- >>18
映画というと超スーパーヒーロー大戦ですかね(それ以外無いか)
実を言うと超スーパーヒーロー大戦観てないんですよね…w
なので基本本編ネタです!
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- 20 : 2017/03/30(木) 23:29:19 :
- 黎斗「ま、待てっ!」ドタバタ
ズコーッ‼︎
バガモン「あーあ、元社長さん転んじゃったガ。」
黎斗「エ゙エ゙ェ゙ゥ…クッ、なぜ彼らが蘇って私は蘇れない…!?」
バガモン「そういう運命なんだと思うガ。」
黎斗「運命だと…?」
バガモン「ガ。」
黎斗「…」
-
- 21 : 2017/03/30(木) 23:36:14 :
- …
黎斗「はァーッ…」
バガモン「どうしたんだガ?」
黎斗「ふん、まさか私の社員が作った屑みたいなゲームキャラと過ごす事になるとは。」
バガモン「そこまで言うこと無いガ!!!」
黎斗「…ふん」
バガモン「…そういえば元社長さんの作ったゲームっていうのはどういうものなんだガ?」
黎斗「やはり気になるか。どうだ、試しに神である私のゲームをプレイしてみるか!」スッ
バガモン「やってみるガ!!!」
-
- 22 : 2017/03/30(木) 23:47:15 :
- バガモン「マイティアクションXガ?」
黎斗「そうだ。私の愛しいマイティが主人公のゲームだ。」
バガモン「早速ゲームスタートガ!」ポチッ
GAME START!
…
バガモン「ここどうも難しいガ、もしかしてこうガ?」ピコピコ
黎斗「いや、そこはそうじゃなくてこっちにアイテムがある。上手く駆使するんだ。」
バガモン「本当ガー!」
…
バガモン「ここどこが出口か分からないガ」ピコピコ
黎斗「後ろに隠しブロックがあるので叩いて」
バガモン「おお、凄いガ」ピコピコ
黎斗「そこから上に向かって、一回外に出られる」
バガモン「わあ、上手く出来たガ!」ピコピコ
GAME OVER!
黎斗「が、ビームが飛んで来るので避けて」
バガモン「そういうのは先に言うガ!!!」
-
- 23 : 2017/03/30(木) 23:52:30 :
- …
黎斗「どうだ?この素晴らしい神の作ったゲームは!」
バガモン「とっても面白かったガ!元社長さんは天才ガ!」
黎斗「いや神だ!」
バガモン「神?の才能だガ!元社長さん!」
黎斗「ふっふっふ………というか“元”社長さんって言うのやめて貰いたいのだが。」
バガモン「ごめんガ。」
-
- 24 : 2017/03/30(木) 23:57:29 :
- …
黎斗「…では次にこのゲームを…」
バガモン「社長さんごめんガ。そろそろハンバーガーが食べたいガ。」
黎斗「私のゲームよりハンバーガーか…!?」
バガモン「あ、そうだ社長さん!作が作ったジュージューバーガー、一緒にやろうガ!」
黎斗「何…?小星作のゲームだと…?」
黎斗「…まぁ良い、小星作の屑みたいなゲームがどの程度の面白さか、神の才能を持つ…いや、神である私が試してやろう!!!」
バガモン「やッたガ!!」
-
- 25 : 2017/03/31(金) 00:04:53 :
- …
黎斗「ほーう、こういう事だな。」ピコピコ
バガモン「社長さんやっぱり凄いガ!どんどんハンバーガーが出来てきたガ!」ピコピコ
黎斗「ふはははは!やはり自分の才能が一番恐ろしい!ははははは!!!」ピコピコ
バガモン「もう少しでカンストしちゃうガ!!!」ピコピコ
黎斗「こんな事、チートでもしなければ出来ない事だろうな!!ははははは!」ピコピコ
…
黎斗「見たまえ!!!天才過ぎてこんなにハンバーガーが出来てしまった!!!」(スコア:9999.9999.9999)
バガモン「すっごいガー!」
バガモン「でもこのゲームは食べ終わるまでがクリアまでの道のりガ!」
黎斗「何ッ…!?(この量をっ!?)」
バガモン「この量、大変かもだけど自分がいれば出来るガ!」
黎斗「…協力プレイだ、バガモン!」
バガモン「行くガー!」バクバク
-
- 26 : 2017/04/01(土) 10:55:23 :
- …
バクバクバクバクバク
バガモン「美味いガ!社長さんの作ったハンバーガー美味しいガ!」
黎斗「そ、そうだろう?…げふッ…(流石に辛くなってきたぞ…ッ)」
…
バクバクバク
バガモン「社長さん頑張るガー!」
黎斗「あ…ああ…げふぅ…」
…
バクバク
バガモン「あともう少しガ!」
黎斗「…」
…
バガモン「あと一つガ…!」
黎斗「…」
バガモン「…!社長さん!?どうしたガ!?」
黎斗「…バガ…モン…」
バガモン「お、お腹がデンジャラスガ…」
黎斗「…正直に言おう…君と一緒にゲームをして…とても…」
バガモン「社、社長さぁぁぁぁぁん!」
…
バガモン「社長さんが…ゲームオーバーに…」
バガモン「…ガ、ガアアアアアアア!」
-
- 27 : 2017/04/01(土) 10:57:30 :
- …
サッー‼︎
バガモン「えっ?」
社長「…まぁコンテニューも可能らしいがな。」
バガモン「社長さーん!!!」
社長「ははは、バガモーン!」
バガモン「ガハハハハハ!!!」
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- 28 : 2017/04/01(土) 15:40:28 :
- ガチャッ…
黎斗「?」
バガモン「誰ガ?」
貴利矢「久しぶりだなー、お前ら!」
黎斗「九条貴利矢!」
バガモン「…そうだ!貴利矢さんもこのゲーム一緒にやるガ!」
貴利矢「えっ」
黎斗「神が作ったゲームだぞ!」
貴利矢「えっ」
バガモン「社長さんは天才ガ!」
貴利矢「えっ」
黎斗「その通りだ!バガモン!!!
バガモン「はははは!」
「「はははははははっ!!」」
貴利矢「…マジかよ…(こいつらいつの間に仲良く…まぁ…)」
貴利矢「良いぜ、俺も乗ってやる!」
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- 29 : 2017/04/03(月) 00:04:44 :
- なにこれほほえましい
-
- 30 : 2018/03/22(木) 21:50:13 :
- その後、仮面ライダーゲンム・檀黎斗はポッピーによりバグスターとして蘇生。
仮面ライダーレーザー・九条貴利矢も同じく、檀正宗の手によりバグスターとして復活を遂げた。
そしてそんな中、ある男が退場部屋へ訪れた。
「座右の銘は…世界中にI LOVE YOU!」
「天ヶ崎…恋ですっ!!!!!」
-
- 31 : 2018/05/22(火) 08:59:38 :
- 保守!早く!続きを!
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- 32 : 2018/06/05(火) 14:32:04 :
- まだ〜?
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