この作品は執筆を終了しています。
【ヒロアカ】瀬呂「葉隠のほっぺ」
-
- 1 : 2017/03/27(月) 06:03:01 :
- 瀬呂「って、物食ってるときなんで中身透ねぇの?」
峰田「!」ガタッ
葉隠「えっ」
葉隠「ええっと…」
蛙吹「瀬呂ちゃん…」
八百万「この前の事といい、ほんっとうにデリカシーがないですわ…」
瀬呂「えっ」
蛙吹「忘れているのね」ケロ
瀬呂「お、俺何かしたっけ?」
蛙吹「そういえば私は、この前上鳴ちゃんに蝿を食べるかどうか聞かれたわ…」
葉隠「それは…うわぁ…」
八百万「男子って…」
-
- 2 : 2017/03/27(月) 06:05:47 :
- 峰田「そういえば、オイラも女子の個性について聞きたいことがあったんだよなぁ」
八百万「…」
葉隠「…」
蛙吹「ケロ…」
瀬呂「峰田ァ…ある意味尊敬するぜ…」
峰田「ん?」
峰田「でだけど、蛙吹は昔から蛙の個性だったのか?」
蛙吹「峰田ちゃん、それはどういう意味かしら?」
-
- 3 : 2017/03/27(月) 06:06:28 :
- 峰田「おたまじゃくしだった時代とかねぇのか?」
葉隠「それは確かに気になるかも!」
八百万「まぁ、確かに気になりますわ」
瀬呂「峰田にしてはまともな質問だな…」
瀬呂「で、どうだったんだ、梅雨ちゃん?」
蛙吹「そうねぇ…」
蛙吹「私は小さな頃から蛙の姿をしていたわ」
蛙吹「だからおたまじゃくしの時代はなかったの」
葉隠「へー、そうなんだ!」
峰田「…いや、それはどうかな?」
-
- 4 : 2017/03/27(月) 06:07:20 :
- 蛙吹「ケロ?」
峰田「オイラは知ってるんだよなぁ…蛙吹にもおたまじゃくしだった頃があったってよ…」
八百万「?」
葉隠「なんでそんな事分かるの?」
峰田「よーく思い出してみろよ…」
瀬呂「…?」
蛙吹「そういわれても…」
瀬呂「…」
瀬呂「…!」
瀬呂「まさか、峰田、お前!」
峰田「ほら…それは蛙吹がまだ生まれる前、父親の…」
蛙吹「…」スパァァアン!!
-
- 5 : 2017/03/27(月) 06:08:17 :
- 八百万「最っ低ですわ…」
瀬呂「…峰田、越えちゃいけないラインだぞ」
葉隠「?」
峰田「いてぇ…」
峰田「だがめげねぇ!」
蛙吹「めげてちょうだい」
峰田「蛙吹!」
蛙吹「ケロ…」
峰田「俺に分泌してくれ!」
八百万「…」
葉隠「…」
瀬呂「…」
峰田「いっぺん痺れてみてぇんだ!頼む!蛙吹!」
蛙吹「…そうねぇ」
葉隠「考えるんだ!?」
-
- 6 : 2017/03/27(月) 06:08:54 :
- 蛙吹「峰田ちゃん」
蛙吹「一回そこに正座してくれないかしら?」
峰田「?」
蛙吹「そうしたら考えてみるわ」
峰田「分かった!」シュバッ
八百万「無駄に俊敏ですわ…」
峰田「こうか!?」
蛙吹「えぇ」
-
- 7 : 2017/03/27(月) 06:09:11 :
- 10分後
-
- 8 : 2017/03/27(月) 06:09:24 :
- 峰田「蛙吹…」
峰田「ま、まだか?」
蛙吹「ケロ…そろそろいいわね」
峰田「!」
蛙吹「瀬呂ちゃん」
瀬呂「ん?」
蛙吹「峰田ちゃんの足をつついてみて」
瀬呂「えっ…」
瀬呂「こうか?」ツン
-
- 9 : 2017/03/27(月) 06:09:55 :
- 峰田「ひょわわわっ!!?」
瀬呂「…」ツンツン
蛙吹「私の分泌する毒はとても弱いの」
蛙吹「だからかかったとしてもそれくらいの刺激にしかならないわ」
瀬呂「弱いっつっても結構使い道ありそうだけどな」ツン
峰田「ひょわっ!」
葉隠「確かに、これは辛いね」
八百万「ですわ」
蛙吹「もういいかしら、峰田ちゃん」
峰田「ま、待ってくれ!」
-
- 10 : 2017/03/27(月) 06:10:20 :
- 峰田「最後に一つ、蛙吹に聞きたいことが…」
瀬呂「変なことじゃないだろうな?」ツン
峰田「ひょっ!」
峰田「ち、違うんだよなぁ…」
峰田「あのよ」
蛙吹「ケロ」
峰田「皆が蛙吹のこと、蛙吹って呼んだときには『梅雨ちゃんと呼んで』って返すだろ」
蛙吹「…」
峰田「なのになんでオイラが蛙吹って呼んでも何も言わないんだ?」
蛙吹「それは…」
蛙吹「自分の胸に聞いてみてちょうだい」
峰田「…!」
-
- 11 : 2017/03/27(月) 06:11:27 :
- 蛙吹「二人とも、そろそろ消灯時間のだわ」
蛙吹「そろそろ部屋に戻りましょう?」
葉隠「あ、もうそんな時間?」
八百万「本当ですわ」
八百万「では、瀬呂さん、峰田さん、お休みなさい」
葉隠「おやすみー!」
瀬呂「おぅ、おやすみ」
峰田「…」
瀬呂「…峰田?」
-
- 12 : 2017/03/27(月) 06:18:01 :
- >>11
×消灯時間のだわ → ◯消灯の時間だわ
-
- 13 : 2017/03/27(月) 06:18:49 :
- 峰田「だよなぁ…」
峰田「オイラの思った通りだったぜ」
瀬呂「峰田…」
瀬呂「梅雨ちゃんの…」
峰田「やっぱり蛙吹はオイラのこと、好きだよなぁ…」
瀬呂「…は?」
峰田「好きな奴の前だと素直になれない的なあれだろ?」
瀬呂「いや、峰田」
瀬呂「それはない」
-
- 14 : 2017/03/27(月) 06:19:36 :
- おわり
編集パスワード間違えてたので完結に出来ない悲しみ
-
- 15 : 2017/03/27(月) 06:24:11 :
- 読んでくれた人いたらありがとうございました
-
- 16 : 2017/03/27(月) 09:09:51 :
- 面白かった!
- このスレッドは書き込みが制限されています。
- スレッド作成者が書き込みを許可していないため、書き込むことができません。
- 著者情報
- 「未分類」カテゴリの人気記事
- 「未分類」カテゴリの最新記事
- 「未分類」SSの交流広場
- 未分類 交流広場