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エレン「大切なものは」ミカサ「遠くにあっても」エレミカ「きっと思い出せる」 《現パロ、エレミカ》(建て直し)
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- 1 : 2017/03/24(金) 15:59:30 :
- 前に建てたssの建て直しです!
荒らすな危険!!興味本位で荒らした奴にはろくな未来は無い!!
荒らせないですが。コメント制限します。
よろしくです!
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- 2 : 2017/03/24(金) 16:00:39 :
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夜
エレン「俺さ、明日面接なんだよ。しかも大企業の。バカだった俺が大企業の面接を受けるなんてな…」
エレン「全部ミカサがくれたものだよ…ありがとう…」
ふとアルバムを開く。
俺とミカサが雲ひとつない空に光る星を見ていた。
思い出が脳裏をちらつく。
サァーサァー
あの日も今日の様に爽やかで心地よい風が吹いていた
俺の頬に一筋だけ涙が伝う。一筋だけ…
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- 3 : 2017/03/24(金) 16:01:35 :
- 俺達が出会ってから何回同じ季節を超えてきただろうか。分からないくらい多く時を過ごしてきた。
それでも初めて会った時の感情を今でも、ずっと忘れる事はない。
また一つページをめくる。その時を思い出し,涙を流す。今度は何筋も。頰に伝う涙が大粒になる。
今まで、大切なものに気づいていなかった。大切なものに気づいた今、俺の胸の中にあるものは
哀しみの冷たい気持ちではなく、とても暖かい気持ちだった。
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- 4 : 2017/03/24(金) 16:03:24 :
- 今度は、さっきよりも優しく。一回きりのチャンス。失敗は出来ない。
エレン「…スゥ…ミカサ!今迄ありがとう!」
ありがとうと言ってから、涙がまた溢れた。
今迄つんけんしてて、ミカサの前ではガキの頃だってこんなに泣いたことなんて無いのに…
俺がどんだけ辛い言葉を言っても、いつも後ろを付いてきてくれた。
エレン「本当に俺はガキだなぁ…」
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