この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
エレン「俺は日本のエレンじゃない!この世界のエレンだ!」1
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- 1 : 2017/03/21(火) 23:04:25 :
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初投稿です、よろしくお願いします!
ちなみに、この物語は原作と全くの無関係です。
オリキャラも多数登場。
初投稿なので、誤字脱字。
展開が早い所もあると思いますが、しばらくは温かい目で見てくれるとすごく嬉しいです
あと、亀更新(3月下旬~4月5日)
では、書いていきます。
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- 2 : 2017/03/21(火) 23:18:14 :
2000年も昔
とある、少年と少女が息を引き取った
そして、神樹ユグドラシルに住まう精霊達は
最後の『輪廻の儀式』を行った
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- 3 : 2017/03/22(水) 23:50:53 :
〜2017年、東京都秋葉原〜
ガヤガヤ
???「おぉー、アキバってきたこと無かったけどすげぇな・・・」スタスタ
???「大須とかしか行かないからな。てか、名古屋出身だわ俺。」
俺はエレン!
ただの高校生・・・な筈だ。
エレン「(今日はアキバに来てるんだZE♪)」
男「お、おいあんた危ない!」
何か聞こえた気もするが、オレハナニモキイテナイ(棒)
エレン「さぁ、俺は不幸体質だから何も起こらないうちに存分に楽しmドォォォォン!
ザシュ!ザュッ!ザュッ!
ゴォォォォン!
ブシャァァァァァァ!
ーーーーーー
ーーーーーー
何が起こったのだろう・・・
・・・最期に見えたのは、俺が何故か鉄骨に串刺しになっている姿だった
てか、死んだよな?
俺死んだよな?
何処よここ
エレン「あたり一面、草原。それと現日本じゃ考えられないほど美しい湖・・・」
エレン「・・・」
俺はこの瞬間(とき)思った……
『絶対俺になにかが起きる』
狼?「ガルルルルルルル」
エレン「ほらね!」シクシク
エレン「てか、何?あの狼・・・翼生えてて、火を吹いてるんだけど……」
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- 4 : 2017/03/23(木) 00:06:53 :
狼?「ガルルルル」
エレン「……はぁ、せめて噛まれる所くらい選ばしてはくれませんか?」
狼?「ガウっ!」バッ
エレン「デスヨネー(泣)」
「《毒弾》5連発!!!」
ヒューン
ドバァァァー(毒)
狼?「ガァッ!」
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- 5 : 2017/03/23(木) 13:14:03 :
- スレッドを作る時いつも
「トークンが間違っています」
と言われるんですが
なにが間違っているんでしょう?
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- 6 : 2017/03/23(木) 13:14:17 :
- 教えてください
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- 7 : 2017/03/23(木) 21:37:24 :
「大丈夫ですか!?」タッタッタ
エレン「」チーン
〜〜〜〜〜〜〜〜
「我こそが、『七つの大罪』の八つ目の悪魔!」
「『断罪の罪』堕天使──────」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
エレン「・・・はっ!」
エレン「ここは……?」
「起きましたか?」ジィー
エレン「うおっ!?」ビクッ!
「きゃあっ!?」ビクッ!
エレン「なんだ餓鬼か……ほら、さっさとどっか行け。ここが何処か知らねえけどよ」
「あ、あなた……!」グギギギギ
エレン「あ?」
「いいですか!?私は貴方の命の恩人ですよ!」
エレン「嘘だぁ……」
「何です!?あなた命の恩人の顔すらも覚えてないんですか!?この薄情者!」
エレン「・・・マジで?」
「えぇー!マジですよ!私があなたを『フェンリルもどき』から助けたんですよ!」
エレン「……こんな餓鬼が……?」ボソッ
「私は餓鬼じゃありません!」
エレン「あ〜、はいはい。ありがとよ、助かった助かった」
「ぐぬぬぬぬ、これだから男は……」
エレン「お?今、全世界の男敵に回したな?その喧嘩買ってやろうか?あ?」
「まぁいいです。名前をおしえてもらいましょうか」
エレン「先に自分の名前を言うのが礼儀というものではないかな?」
「一々うざい男です」
エレン「おい」
「はぁ、私はカノン・ワルキュリアス=アリシア」
エレン「長いな(何か聞いたことある気がする)」
カノン「で、あなたは?」
エレン「エレン・イェーガー」
カノン「(……?違和感が……)」
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- 8 : 2017/03/23(木) 21:48:58 :
- >>5
えりぴ様
多分、それは認証ってやつが間違ってるのはないのでしょうか?
僕は初心者なのでなんとも言えませんが・・・
入力した後に、何度も(1、2回)確認して見ては如何でしょうか?
間違っていたら、すいません。
ベテラン作者とかに質問を……
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- 9 : 2017/03/24(金) 21:21:45 :
- 初投稿とは思えない面白さで驚きました!
期待です!
あ、アイディアですが、瞬間(とき)を瞬間 にするとかどうすか?書き方 ←で表示されますよ!^^
余計でしたらすみません!
あと、登場人物に「その他」は禁止ですよ。
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- 10 : 2017/03/25(土) 10:41:28 :
- 期待
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- 11 : 2017/03/25(土) 13:13:10 :
- あっ だめだwww
[ruby]()[/ruby]← ]と(の間に書き方、()に読み方
すみません!正しくはこうです!
余計なお世話でしたら消してもらって構いません!期待です!
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- 13 : 2017/03/25(土) 23:57:38 :
カノン「!」ズキッ
エレン「どうかしたか?」
カノン「い、いえ……余計なお世話です」
エレン「一々うざいオ・ン・ナ♪」
カノン「殺されたいのですね?いいでしょう、先ほどの場所へ転送してあげましょう」イライラ
エレン「はっ!やってみろy「随分と仲が宜しくて……」
カノン「!」
「少し騒がしいです。カノン・ワルキュリアス=アリシア中尉」
カノン「ふ、フリーダ大尉。申し訳ありません」
エレン「フリー〇?あの戦闘力53万の?」ウキウキ
フリーダ「?その人は?」
カノン「南東の《夢幻草原》にパトロールを申し付けられまして……」
フリーダ「パトロール?誰に」
カノン「ハンジ少佐です。」
フリーダ「貴女の上司は私なのだけれど……まぁいいですわ。で?」
カノン「そこで魔獣に襲われかけていたので救助しました」
エレン「(っち、フリー〇じゃねぇのか……)」
フリーダ「あなた、名前は?」
エレン「あぁ?エレンだ」
フリーダ「どこに住んでるの?」
エレン「……さぁ?」
カノン・フリーダ「へ?」
エレン「だって、気づいたらあそこに居たし……(ラノベ好きだから分かる・・・ここは・・・)」
異世界だ!
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- 14 : 2017/03/26(日) 00:37:53 :
~〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
1週間後
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
エレン「(ひゃっはぁぁぁ!!異世界・異世界・ラン•ラン•ルー!)」
エレン「(あ、ちなみに今のは某動画サイトの教祖様のではないからな!)」
カノン「・・・あの」
エレン「?なんだよ……」
カノン「なんでそんなにウキウキしてんですか?頭がおかしくなりましたか?」ジィー
エレン「な、なんだよ……別にいいだろ……!」
カノン「……はぁ」
エレン「・・・・なぁ」
カノン「・・・はい?」
エレン「俺って何すればいいの?」
カノン「そこで大人しく……ん?」
受話器ピーッ!ピーッ!
ガチャ
カノン「こちら、北支部局・第2局。カノン・ワルキュリアス」
『〜〜〜〜〜〜、〜〜』
カノン「書かせればいいのだな?分かった。切るぞ」
『あ、あと。ハンジ少佐が今度そちらに行くと……』
カノン「・・・ハンジ少佐は第3に行く様に言っといてくれ、無理ならいい。」
『は…はっ!了解しました!通信、以上です。』
ガチャ
カノン「さてと、はい。これどうぞ」スッ
エレン「あ?なんだこれ?」ピラ……(紙)
カノン「履歴書……いわゆるプロフィールってやつです。」
エレン「ふむふむ……で?これを俺に渡してなにしたいんだよ?(笑)」
カノン「(我慢、我慢……)」
カノン「か、書いていただけますか……?」
エレン「何?俺の個人情報でも見て売りさばこうってのか!?」
カノン「(が……我慢……我慢……)」グギギ
カノン「い、いいえ。そんなことはしませんよ……?」
カノン「ここに居るにはその紙に必要事項を書かないと……」
エレン「はぁ、わかったわかった……ペンは?」
カノン「ど、どうぞ……(なんで私が……!)」
エレン「ん、ありがとよ。」ニッ!
カノン「・・・いえ」
エレン「(さてと……なになに?)」
エレン「・・・」カキカキ
カノン「・・・(まだ慣れない・・・です。)」
カノン「(部下に敬語は使うな……と養成所では習いましたが・・・未だに慣れません)」
エレン「カノン、ほら」スッ
カノン「出来ましたか……」
エレン「うーん、なんだかなぁ」
カノン「?……どうかされましたか……?」
エレン「何か、お前と会ったのって初めてじゃない気がするんだが……」
カノン「・・・!」
エレン「ま、気のせいだ。うん」
カノン「そ、そうですよね。」
ガチャ
???「やっほー!」
エレン「」ゾクッ
カノン「やっぱり、貴方も感じますか……?((ボソッ」
エレン「あ、あぁ・・・何だこの狂気・・・世界でも滅ぼしそうな実験しそうだな……((ボソッ」
???「ねぇねぇ、カノンちゃぁぁぁん……」ワキワキ
エレン「 (俺は知らん)」
カノン「は、ハンジ……!少佐」
ハンジ「ちょっ、カノンちゃん!少佐って付け足したよね!?ねぇ!?」
カノン「うぅ・・・・相変わらずですね」
ハンジ「人ってのは短期間じゃ変わらないからね、奥が深いなぁ……人体実験したいなぁ……」
カノン「・・・私は嫌ですよ」
ハンジ「エェー!?」
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- 15 : 2017/03/26(日) 01:26:08 :
-
どうぞ、気軽に。
http://www.ssnote.net/groups/2355
グループオーナー・『鬼畜のクズマ』
副オーナー・『みょんみょん蝉@元アース・イェーガー』
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- 16 : 2017/03/26(日) 02:42:01 :
エレン「……」
ハンジ「ぶぅー!……ん?」チラ
エレン「!」ビクッ!
ハンジ「ぐへへへへ、君誰?内蔵いじっていい?能力は?局部切っていい?」
エレン「きょ……!」
エレン「ぼ、暴力はんたーい」
ハンジ「ハァハァ……なんか珍しい目をしてるし……気になるなぁ……」
カノン「いい加減にして下さい!」
カノン「《カスタム・フリーズ》ソード!」パキパキパキ
エレン「(こ、氷が刀に……)」
ハンジ「ちょっ!」
カノン「さぁ・・・覚悟してください」ジャキ
ハンジ「か、カノンさん!」
カノン「・・・なんです?」
ハンジ「君ごときが、私に勝てるわけないじゃない(笑)」
ブチッ
ガキィィィン!
カノン「くっ・・・!」ググググ
ハンジ「私の能力。『サイエンス・パーティー』」
ハンジ「様々な実験道具や、実験ができる能力だよ!」
エレン「(ビーカーで防げるものなのか……?)」
カノン「カスタム・フリーズ!グレネード!」ガチャ
エレン・ハンジ「!」
エレン「お、おいカノン!グレネードだけはやめろ!」
ハンジ「そ、そうだよ!いくら、最強の私だからって服が汚れちゃんもん!」
カノン「……そうですか。」イライラ
エレン「火に油を注ぐなァァァァァァァ!!!!」
「カノン!」
カノン「!……フリーダ大尉……。」
フリーダ「落ち着きなさい。こんな部屋で貴方のグレネードを出したら……」
カノン「・・・すいませんでした」
エレン「まぁ、そんなに落ち込むな。マッド・サイエンティストさんが悪ぃんだ」
ハンジ「ま、マッド……?」
エレン「狂気の実験者だったかな……そんな感じのヤツのことだ」
ハンジ「いいねぇ……それ、気に入った。今日から、私はマッド・サイエンティスト!」
フリーダ「ハンジ少佐……」
ハンジ「ん〜?なぁに?」
フリーダ「ハンジ少佐!」
ハンジ「は、はいっ!」
フリーダ「私達『アビリティーズ』の規則、第3条・第15項を読み上げなさい!」
ハンジ「じ、上司は部下が嫌がる行為を禁ずる……」
フリーダ「第3条・第16項!」
ハンジ「じ、上司のみならず、能力を乱用することを禁ず。」
フリーダ「あなたはそれを守れていますか!?」
ハンジ「うぐっ……」
フリーダ「あなたはただの上司ではなく、アビリティーズの上位員。少佐なんです!」
ハンジ「仰る通りです……」
フリーダ「その立場と責任を良く考え、行動してください!」
ハンジ「は、ハイ……」
フリーダ「あなたはもう帰ってください!」
ハンジ「さ、さようならー」ズーン
フリーダ「カノンも反省しなさい!」
カノン「はい・・・」
フリーダ「あなたは今、養成所で鍛錬を積んでいる105期生の中のトップなんだから……」
フリーダ「せっかく、ここへ来たのにまた戻る事になるわよ」
カノン「はい……」
エレン「・・・(こんな人が日本にいれば政治は安定するだろうな……)」
フリーダ「さーて!ニャンニャンのお部屋に行きましょう!」ウキウキ
エレン「(前言撤回、ダメだわ。俺が見る限り猫バカだわ)」
カノン「……」ズーン
エレン「……」
カノン「……」ズーン
エレン「お、おい。あまり落ち込むな……」
カノン「そ、そうですね……何時までもきりがありません」
エレン「さて、俺は寝るか」
カノン「私はあなたを見張ってます」
エレン「……」
カノン「……」
エレン「……」
カノン「……」
エレン「(き・・・)」
カノン「(き・・・)」
エレン・カノン「「(気まずい!)」」
エレン「(な、なにか!)」
カノン「(話さないと!)」
エレン・カノン「い、いいか?(あ、あのー)」
エレン・カノン「!」
エレン「(や、やばい)」
カノン「(ハモっちゃったよ)」
ーーーーーーーーーーー
その後、2時間くらい同じことを繰り返していたエレンとカノンであった……
ーーーーーーーーーーー
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- 17 : 2017/03/28(火) 16:30:43 :
なんか部活が早く終わったので、投稿しますね。
あ、ちなみに学校自体は終わっても部活があるので……
4月の6日か、その位になったら普通に投稿できるのでそれまでは更新は遅い場合が多いと思います。
そう言えば……4月の2日……俺誕生日やん……・ω・`
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- 18 : 2017/03/28(火) 17:57:44 :
エレン「な、なぁ」
カノン「はい、何でしょう?」
エレン「その……さっきの氷は何?」
カノン「え?能力ですけど……?」
エレン「ノウリョク?ナニソレオイシイノ」
カノン「えぇ!?の、能力のことも分からないんですかっ!?」
エレン「いやぁ・・・何でだろう(ここは異世界だと把握した。)」
エレン「(日本から来たなんて言ったらめんどくさい事になるはずだ……)」
カノン「能力はですね。生命にはそれぞれ遺伝子がありますよね?」
エレン「あぁ」
カノン「一人ひとりの遺伝子にはある物質が宿っているんです」
エレン「物質・・・?」
カノン「《生命の種子》と呼ばれる物質です。」
カノン「生命の種子は、ある力を操れます。それが・・・」
エレン「能力……って訳か」
カノン「はい、そして遺伝子がそれぞれ違うように能力もそれぞれです。」
エレン「てことは親の能力を受け継ぐのか?」
カノン「はい。」
エレン「ふーん、親からだけなのか?」
カノン「いえ、ごく稀に。10万人に1人と言うくらいの確率ですがオリジナルの能力を宿す人もいます」
エレン「じゅ……10万……」
カノン「私もその1人です」
エレン「!」
カノン「私の親は母が『良い夢を見せる能力』。父が『悪夢を見せる能力』」
エレン「似てるな」
カノン「それでわたしは夢とは全くの接点もない能力を宿しました」
エレン「それが氷……と」
カノン「正しくは『氷を造形する能力』ですね」
エレン「グレネードとかになったりするのか……すげぇな」
カノン「あなたは・・・そうでした。分からないんでしたね」
エレン「うーん・・・俺は流石にないと思うけど・・・とりあえず有無が知りたいな」
カノン「?良いですよ、確かめたいのでしたら付いてきてください」
エレン「マジで!」
カノン「!は、はい」
エレン「じゃあ、そこへ行こーぜ」タタタ
カノン「あっ、ちょっと待ってください!」タタタ
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- 19 : 2017/03/28(火) 18:37:59 :
- ーー???の廊下ーー
コツ……コツ……コツ
???「」ニヤッ
ーー???ーーー
???「(あれから約100年。七大罪共がクーデターを起こしてからだいぶ経ったな・・・)」
ガチャ!
「魔王様!」
魔王「?なんだ。」
「侵入者です!何やら魔王様と会わせろと!」
魔王「いいだろう。この部屋を教えろ、丁重に案内をしろよ」
「は、はっ!」
ダダダ!
魔王「・・・(とてつもない気配を感じる。何者だ……?)」
「ま、魔王さま!連れてきました」
魔王「ご苦労。」
???「・・・」
魔王「私に何か用か。」
???「ぶっ……!」
魔王「!」
???「あははははっ!俺を忘れたのか!?魔王!」
魔王「・・・!七大罪」
???「そうだ!俺は、人間が犯した七つの罪から生まれた悪魔!」
???「《強欲の罪》マモンだ!」
魔王「・・・(強欲……)」
マモン「100年ぶりだな、クソ魔王。いや、グリシャ!!」
グリシャ「そうだな・・・で、何のようだ」
マモン「てめぇに、宣戦布告だよ!1年後・・・来年の今日!戦争を開始する!」
グリシャ「ほぅ……」
「せ、戦争・・・」
マモン「俺ら七大罪と1人のとある協力者とだ!」
グリシャ「雑魚に1人加わった所で、雑魚には変わらん。」
マモン「あぁ!?なんだとゴラァ!」
「おい、そこら辺にしとけマモン……はぁ、めんど」
マモン「ベルフェゴール・・・」
ベルフェゴール「やぁ、魔王。12星座のゴミ共は元気かい?」
グリシャ「あぁ、元気だ。今、少し遠出に行かせてる」
ベルフェゴール「てことは、ほかの悪魔と君だけなのか・・・」
グリシャ「?来るか……?」
ベルフェゴール「誰が・・・いくら、七大罪の僕でも君には及ばない。僕は戦闘向けじゃないからね」
グリシャ「そうだな。」
ベルフェゴール「さぁ、めんどくさい事になる前に帰ろう。ルシファーたちが待ってるよ」
グリシャ「お前らに一つだけ聞く。」
マモン「あ?」
グリシャ「どうやって、封印を解いた?」
ベルフェゴール「・・・至って単純だよ。あんな低レベルの結界で僕はともかく・・・」
ベルフェゴール「ルシファーやサタンを封印できると思ったの?」
サタン「あんな薄っぺらいの3秒あれば余裕だっての」ケラケラ
グリシャ「!時々、監視に行かせてたやつはどうした」
ベルフェゴール「あぁ、それならアスモデウスが追っ払ってたよ?」
グリシャ「アスモデウス・・・呪印か」
ベルフェゴール「ま、とにかくこれ以上は面倒臭いんでパース。」
マモン「絶対に俺が殺してやる!」
シュン!
グリシャ「・・・」
「ま、魔王様」
グリシャ「・・・水を持ってきてくれ。」
「はっ、かしこまりました!」
グリシャ「(まさか・・・100年も気づかなかったとは)」
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2000年の刻を超え 【少年の活躍編】 シリーズ
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