この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
この作品は執筆を終了しています。
"僕"は居るけど僕が居ない。
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- 1 : 2017/03/15(水) 23:36:44 :
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どうも、クシルです。
何故か悲しい感じの話が書きたくなり、作りました
何時か書きます。
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- 2 : 2017/03/16(木) 22:24:09 :
僕 (ウィリス)
14歳の女の子。
一人称が僕。 自分が分からない。
友人
ウィリスの友達。
大人
先生や社会人 親など、
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- 3 : 2017/04/03(月) 22:22:19 :
僕はいつも明るいキャラで生活している。
本当は一人で静かに過ごしたい。
「おはよう!ウィリス!」
「おはよう!」
こんな作り笑顔。
皆信じてるんだ。
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- 4 : 2017/04/03(月) 22:29:08 :
「ねぇウィリス」
「ん?どした?」
「相談があるんだけど、」
「何?」
「ウィリスは私と居て楽しい?」
「何、急に。
誰かに何か言われたの?」
「ぅうん、」
「そぅ、」
「只気になっただけ」
「僕は一緒に居て楽しいょ?」
「そぅ、ありがとう。」
「ぅうん、」
楽しい?
ってなんだっけ。
学校では学校のキャラで生活しているからわかんないや。
そもそも何時からそんなキャラで生活しているんだ?
あれ?
私どうやって過ごしてたんだ?
わかんないや。
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- 5 : 2017/04/03(月) 22:46:18 :
「ねぇ人がどうしても信じられないの。」
「僕の事も信じられないの?」
「ぅうん、ウィリスは大好き」
大好き?
「じゃあ何で?」
「また、裏切られるかもしれないから。」
あっそ。
「大丈夫、僕は裏切らないよ
絶対。」
「ありがとうウィリス」
「ぅうん」
人なんて皆裏切るでしょ?
そんなに人を信じるのね。
大好き?
貴方が大好きなのは、
"優しい"
"明るい"
"私を裏切らない"
そんな"僕"が好きなんでしょ。
分かってるよ。
僕が好きなんじゃない。
作ってる僕が好きなんでしょ。
本当の僕は認められない。
もう分かってる。
だから、君たちの都合いい"僕"になってあげるよ。
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- 6 : 2017/04/03(月) 22:59:23 :
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もういいよ。
分かったよ。
ねぇ、もしも"僕"が僕に戻ったなら
君達は驚くのかな?
でも、この今の"僕"が僕を消しちゃって
本当の僕はどんなのかが分からない。
何したら楽しいの?
何が好きなの?
どんな事で笑うの?
本当の君はどんなの?
そんなの
知らないよ。
だって
もう、本当の僕は
もう
居ないんだから。
でも、"僕"は居る。
さよなら、僕........。
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