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エレン「目付きが悪い奴ほど実はいい奴が多い」

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  1. 1 : : 2017/03/09(木) 23:04:06
    銀魂のパロディです


    登場人物は基本的に
    重要人物:進撃の巨人
    天人:そのまま
    モブ:テキトー


    このような感じで行きます


    尚、キャラの関係性や立ち位置は進撃通りにはあまりならないので、苦手な方はお戻りになることをお奨めします。それでもいいと言う方は、お楽しみ下さい


    ※頓挫してる奴は多分もう書けないと思います。申し訳ありません
  2. 2 : : 2017/03/09(木) 23:34:22
    ~第1話 目付きが悪い奴ほど実はいい奴が多い~




    『侍の国』


    僕たちの国がそう呼ばれていたのは、今は遠い昔の話


    かつて侍達が仰ぎ夢を馳せた江戸の空には、今は異郷の船が飛び交う


    かつて侍達が肩で風を切り歩いた街には、今は異人がふんぞり返り歩く




    店長「だからバカ、おめっ……違っ……そこじゃねえよ!!そこだよそこ!!おめっ、今時レジ打ちなんてチンパンジーでも出来るよ!!お前人間じゃん!1年も勤めてんじゃん!何で出来ねーんだよ!!」


    アルミン「す……すみません。剣術しかやってこなかったものですから……」


    店長「テメェェまだ剣引きずってんのか!!!」バキッ


    アルミン「ガッ!?」ドサッ


    店長「侍も剣も滅びたんだよ!それをいつまで侍気取りですかてめェは!あんコラ!!」






    「オイオイ、その辺にしとけ店長」






    店長「?」


    どっかの大使天人(以後大天)「オイ少年、レジはいいから牛乳頼む」
  3. 3 : : 2017/03/10(金) 00:43:47
    アルミン「あ……はい、ただいま」


    店長「旦那ァ、甘やかしてもらっちゃぁ困りますぜ」


    大天a「いや、最近の侍を見てると何だか哀れでなァ、廃刀令で刀を奪われるわ職を失うわ……ハローワークは失職した浪人で溢れてるらしいな」


    大天b「我々が地球に来たばかりの頃は事あるごとに侍達がつっかかってきたものだが、こうなると喧嘩友達なくしたようで寂しくてな」スッ


    アルミン「ッ!?」ドガシャンッ






    天人b「ついちょっかい出したくなるんだよ!」ワハハハハハ!






    20年前、突如江戸に舞い降りた異人『天人(あまんと)』


    彼らの台頭により、侍は弱体化の一途をたどる






    店長「何やってんだアルミン!!!すみませんお客さん!!オラ!!おめぇが謝んだよ!!!」グイッ






    アルミン「ぐっ!」






    剣も地位ももぎとられ、誇りも何も僕らは捨て去った


    いや、侍だけじゃない……この国に住まう者はきっとみんなもう……










































    「オイ」
  4. 4 : : 2017/03/10(金) 08:12:34
    店長「?」






    「ふんっ!!」






    店長「ブホォ!?」バキッ ガシャァッ






    大天a「わ!?」ビクッ


    大天b「な、何だァ!?何事だ!?」


    アルミン(ーー!?侍!?)






    大天a「何だ貴様ァ!!」


    大天b「廃刀令の御時世に木刀なんぞぶら下げおって!!」






    エレン「ギャーギャーギャーギャーやかましいんだよ、発情期ですかコノヤロー。見ろこの皿……お前らが騒ぐもんだからオレのチーハンがお前これ……」












    エレン「まるまる飛んでっちまったじゃねぇかァァァっ!!!」ブンッ












    大天c「グハッ!?」ゴンッ






    大天a「き、貴様ァァ!!何をするか!!」


    大天b「我々を誰だと思って……!!」


    エレン「オレはなァ!!医者に栄養偏りすぎって言われてなァ!!」ダッ






    エレン「チーハンなんて週一でしか食えねぇんだぞ!!!!!」ブオンッ






    大天ab「」ドサッ ドサッ






    そいつは、侍と言うにはあまりにも荒々しく……






    エレン「店長に言っとけ」






    しかし、チンピラと言うにはあまりに……






    エレン「味はよかったぜ」






    真っ直ぐな目をした男だった(目付き悪いけど)










































    大天c(オレ……台詞なし?)ガクッ
  5. 5 : : 2017/03/10(金) 10:44:45
    ~役人となんやかんやありまして~




    エレン「あーダメだなこりゃァ、やっぱチーハン食わねえと調子でn「オイイイイイイ!!!」


    アルミン「アンタよくも人を身代わりにしてくれたなコノヤロー!!!アンタのせいでもう何もかもメチャクチャだ!!」ダダダ


    エレン「律儀だねぇ。わざわざ木刀返しに来てくれたのか?いーよいーよあげちゃう。修学旅行の時に浮かれて買ったやつだし」ブーン


    アルミン「違うわァ!!役人からやっとこさ逃げてきたんだよ!!違うって言ってんのに侍の話なんて誰も聞きゃしないんだ!!しまいにゃ店長まで僕が下手人だって!!」ダダダ


    エレン「切られたなそりゃ。レジ打ち出来ない店員なんて炒飯作れない母親レベルでいらねぇし」


    アルミン「アンタ母親を何だと思ってんだァァァァ!!!」


    エレン「んだよ、バイトクビになったくらいでガタガタうrアルミン「今時侍雇ってくれる所なんてないんだぞ!!明日からどうやって生きていけばいいんだチキショォォォォ!!!」






    キキィィィィィッ!!ドンッ!






    アルミン「フグゥッ!?」キーンッ
  6. 6 : : 2017/03/10(金) 17:27:28
    エレン「ギャーギャーやかましいんだよ腐れ金髪!!自分だけ不幸とか思ってんじゃねぇ!!!」


    アルミン「」マタオサエピクピク


    エレン「世の中にはなァ、段ボールをマイホームと呼んで暮らしてる侍もいんだよ!!お前そういうポジティブな生き方出来ねぇのか!!」


    アルミン「アンタポジティブの意味わかってんのか!?」ガバッ






    ウィーン






    「あら、アル君?」


    エレアル「?」






    ヒストリア「こんな所で何してるの?お仕事は?」ニコッ






    アルミン「げっ!?姉さん!?」


    エレン「あ、どーも」






    ヒストリア「仕事もせんと何プラプラしとんじゃワレボケェェ!!」シュッ






    アルミン「ぐふぁっ!!」ドゴッ


    エレン「」


    ヒストリア「今月どれだけピンチか分かってんのかテメェはコラァ!!アンタのチンカスみたいな給料もウチには必要なんだよ!!」シュッ シュッ


    アルミン「ぐふっ!ごはっ!ま、待って姉さん!!こうなったのは全部あの男のせいで……」ドゴッ バキッ


    エレン「」イソイソ


    アルミン「アァァ!!待てオイ!!」


    エレン「ワリィ、オレ夕方からドラマの再放送見たいか……」ガシッ


    ヒストリア「」ギュッ


    エレン「……ら」サァーッ






    ヒストリア「」ニコッ
  7. 7 : : 2017/03/10(金) 20:50:58
    ~恒道館道場~




    エレン「いや、あの、ほんと……すんませんでした」


    アルヒス「……」


    エレン「オレもあの……登場シーンだったんで、ちょっとはしゃいでたっていうか……調子に乗ってました、すんませんでした」


    ヒストリア「ゴメンですんだらこの世に切腹なんて存在しないわ。アナタのおかげでウチの道場は存続すら危ういのよ」


    「鎖国が解禁になって20年……方々の星から天人が来るようになって江戸は見違える程発展したけど、一方で侍や剣……旧きに権勢を誇った者は今次々に滅んでいってる」


    「ウチの道場もそう……廃刀令のあおりで門下生は全て去り、今では姉弟2人でバイトしてなんとか形だけ取り繕ってる状態」


    ヒストリア「それでも父の遺していったこの道場を護ろうと、今まで2人で必死に頑張ってきたのに……」






    ヒストリア「お前のせいで全部パーじゃボケェェ!!!!」シャキンッ






    アルミン「落ち着いてェェ姉さん!!!」ガシッ






    エレン「アルミン君!!君のお姉さんはゴリラか何かに育てられたの!?待て待て待て!!落ち着けェェ!!!」ギャースッ






    エレン「切腹は出来ねぇけどオレだってケツくらいもつって!ホラ!!」つピッ


    ヒストリア「……何これ?名刺?」


    アルミン「万事屋……エレン・イェーガー?」


    エレン「こんな時代だ、仕事なんて選んでる場合じゃねぇだろ。頼まれれば何でもやる商売やっててなァ」









































    エレン「このオレ、万事屋エレンが……困ったことあったら何でもsヒストリア「だからテメェに困らされてんだろうが!!!」ドカッ ドカッ


    アルミン「仕事紹介しろ仕事!!!」ドカッ ドカッ






    エレン「あだっちょっ、お、落ち着けェェ!!仕事は紹介出来ねぇが!!バイトの面接の時に緊張しないお呪いなら教えてやる!!」






    アルヒス「いらんわァ!!!!!」バキッ
  8. 8 : : 2017/03/11(土) 08:37:35
    アルミン「姉さん……やっぱりこんな時代に剣術道場やってくなんて土台無理なんだよ。この先剣が復興することなんてもうないよ……こんな道場必死に護ったところで僕らなにも……」


    ヒストリア「損得なんて関係ないよ」










































    ヒストリア「親が大事にしてきたものを子供が護るのに、理由なんているの?」










































    アルミン「でも姉さん!!父さんが僕らに何をしてくれたって……!!」






    ドカァッ!!






    エレアルヒス「!!」
  9. 9 : : 2017/03/11(土) 11:27:29
    借金取り「くらぁぁぁぁ!!今日と言う今日はキッチリ金返してもらうで~!!ワシもう我慢でけへんもん!!イライラしてんねんもん!!」


    エレン「オーイ借金か、お前らガキの癖にデンジャラスな世渡りしてんなァ」ムキャーウキャーズキャー‼


    アルミン「僕達がつくったんじゃない、父さんが……」アレ?キイテル?


    ヒストリア「アル君!!」ネエ?チョット!?


    借金取り「何をゴチャゴチャぬかしとんねん!!早よ金持ってこんかいボケェェ!!早よう帰ってドラマの再放送見なアカンねんワシ!!」


    アルミン「ちょ、ちょっと待って!今日は……」


    借金取り「じゃかしいわ!!こっちはお前らのオトンの代からずっと待っとんねん!!もうハゲるわ!!!!金払えん時はこの道場売り飛ばすゆうて約束したよな!!あの約束守ってもらおか!!」


    アルミン「ちょっと待って下さい!!」


    借金取り「なんや!!もうエエやろこんなボロ道場!!借金だけ残して死にさらしたバカ親父に義理なんて通さんでエエわ!!捨てちまえこんなボロ道じょぶふっ!!?」バキッ






    ヒストリア「ッ!!」ブンッ






    手下a「この女ァ!!何さらしとんじゃ!!」ガシッ グイッ


    ヒストリア「くっ!」ダンッ


    アルミン「姉さァァん!!」


    借金取り「このボケェ……女やと思って手ェ出さんとでも……思っとんかァァァ……!?」ガシッ ゾクッ






    エレン「その辺にしとけよ……ゴリラに育てられたとはいえ女だぞ」グググ メキメキッ
  10. 10 : : 2017/03/11(土) 17:15:04
    アルヒス「……」


    借金取り「な……何じゃワレェェ!!この道場にまだ門下生なんぞおったんかい!!……ほんまにどいつもこいつも、もうエエわ!!道場の件は……せやけどなァ姉さんよォ、その分アンタに働いて返してもらうで」ゴソゴソ






    借金取り「コレ。ワシなぁ、こないだから新しい商売始めてん。ノーパンしゃぶしゃぶ天国ゆうねん」つピラッ






    アルミン「ノ……ノーパンしゃぶしゃぶだとォ!!」


    借金取り「簡単にゆうたら空飛ぶ遊郭や。今の江戸じゃ遊郭なんて禁止されとるやろ。だが空の上なら役人の目はとどかん……やりたい放題や。色んな星のべっぴんさん集めとったんやけど、アンタやったら大歓迎やで。まァ道場売るか体売るかゆう話や、どないする?」


    アルミン「ふざけるな!!そんなの行くわkヒストリア「わかりました、行きましょう」ってええええ!!?」






    借金取り「こりゃたまげた孝行娘や」ニヤニヤ


    アルミン「ちょ……姉さん!!何でそこまで……もういいじゃないか!!ねぇ!!姉さん!!!」


    ヒストリア「アル君、アナタの言う通りよ。こんな道場護ったっていいことなんて何もない。苦しいだけ……でもねェ私……捨てるのも苦しいの。もう取り戻せないものというのは、持ってるのも捨てるのも苦しい」










































    ヒストリア「どうせどっちも苦しいなら、私はそれを護るために苦しみたいの」










































    アルミン「っ」


    ーーーーー


    ーーーー


    ーーー


    ーー


  11. 11 : : 2017/03/11(土) 21:20:28
    アルミン「フンッ!フンッ!!」ブンッ ブンッ


    エレン「……」トントントントン


    アルミン「んだよチキショォォォォ!!バカ姉貴がよォォォォ!!」ブンッ ブンッ


    エレン「……」コネコネコネコネ


    アルミン「父ちゃん父ちゃんって、あのハゲが何してくれたってよ!!たまにオセロやってくれた位じゃねぇか!!」ブンッ ブンッ


    エレン「父ちゃんハゲてたのか?」ジュージュー


    アルミン「いや、精神的にハゲt……」


    エレン「ん?」チーズノセ


    アルミン「ってまだいたんですか!!しかも人ん家で何飯作ってんだ!!」


    エレン「いや、定期的にチーハン食わねえとダメなんだオレ」カンセーイ


    アルミン「知らんわそんなこと!!」


    エレン「……姉ちゃん追わなくていいのか?」モグモグ


    アルミン「知らないよ、自分で決めて行ったんだから。姉さんもやっぱり父さんの娘だな。そっくりだ。父さんも義理だの人情だの、そんなことばっかり言ってるお人好しで。そこをつけこまれ、友人に借金しょいこまされてのたれ死んだ」


    アルミン「どうしてあんなにみんな不器用かな……僕はキレイ事だけ並べてのたれ死ぬのは御免だよ」






    アルミン父『どんなに時代が変わろうと、人には忘れちゃならねぇもんがあらァ』






    ヒストリア『親が大事にしてきたものを子供が護るのに、理由なんているの?』






    アルミン「……今の時代、そんなもの持ってたって邪魔なだけだ……僕はもっと……器用に生きてやるっ」






    エレン「……そうかい。でもオレにはとても、お前さんが器用になんて見えねぇけどな」
  12. 12 : : 2017/03/11(土) 21:25:00
    エレン「人が動くのに理屈なんていらねぇさ。そこに護りてぇもんがあるなら剣を抜きゃあいい」










































    エレン「姉ちゃんは好きか?」










































    アルミン「……っ」コクン


    ーーーーー


    ーーーー


    ーーー


    ーー


  13. 13 : : 2017/03/11(土) 21:54:09
    ブロロロロロ……


    エレン「絶景の夕日を見ながら天国へ。第1便午後4時出航」


    アルミン「ヤバい!!もう船が出ちゃう!!もっとスピード出せないの!?」


    エレン「いや、こないだスピード違反で罰金とられたばっかだから」


    アルミン「んな事言ってる場合じゃないんだって!!姉さんがノーパンの危機なんだよ!!」


    エレン「ノーパンくらいでやかましいんだよ!!世の中にはなァ、新聞紙をパンツと呼んで暮らしてる侍もいんだよ!!」





    役人「そこのノーヘル止まれコノヤロー!!道路交通法違反だコノヤロー!!」ファンファン


    エレン「大丈夫ですぅ頭固いから」


    役人「そーゆー問題じゃねえんだよ!!規則だよ規則!!」ファンファン


    エレン「うるせえな、かてえって言ってんだろ」ゴチンッ


    役人「ギャアアァァ!!鼻血が!!いい歳して鼻血出しちゃった!!」


    アルミン「!!」






    ゴゴゴゴゴ……






    アルミン「ノーパンしゃぶしゃぶ天国……出航しちゃったァ!!どうすんだァ!!!あんなに高く……ああああ!!姉さんがノーパンにぃ!!」


    役人「何だとォ!!ノーヘルのうえにノーパンなのか貴様ァ!!」


    エレン「」キラン


    ーーーーー


    ーーーー


    ーーー


    ーー


  14. 14 : : 2017/03/11(土) 22:20:56
    ~空飛ぶ遊郭船内~




    ヒストリア「ヒストリアでございます。可愛がってくださいまし」


    借金取り「だから違うゆうとるやろ!!そこでもっと胸の谷間を強調じゃボケェ!!」


    ヒストリア「胸の谷間なんて18年生きてきて1回も出来たことないわよ(#^ω^)」ガシッ


    借金取り「あ、スマン……やりたくてもできへんかったんかい……(°ε°;)」メキッ


    借金取り「まァエエわ!!次実技!!パンツを脱ぎ捨ていよいよシャブシャブじゃあ!!」


    ヒストリア「……っ」タジッ


    借金取り「どないした!!はよ脱がんかい!!今さら怖じ気づいたところで遅いゆうねん!!」ガシッ


    ヒストリア「くっ!」


    借金取り「コレも道場護るためや!我慢しいや!!」


    ヒストリア「キャアアアァァァァ!!!!」






    ゴゴゴゴゴ……






    借金取り「?……な、なんやぁぁぁ!!?」






    ドッゴン!!






    コンパニオン(巨人顔)「キャアアア!!」


    客(巨人顔)「ちょっとちょっと何ィ!?」






    手下「社長ー!!何事ですかァァァ!!」






    借金取り改め社長「船が……突っ込んできよった!!」


    ヒストリア「ゲホッ!ゴホッ!」


    社長「アカンでコレパトカーやん!!役人が嗅ぎ付けてきよったか!?」






    「安心しなァ、こいつァただのレンタカーだ」






    ヒス社長手下「!!」
  15. 15 : : 2017/03/11(土) 23:10:57
    エレン「どーも、万事屋でーす」





    アルミン「姉さァん!!まだパンツははいてる!?」






    ヒストリア「……アル君!!」






    社長「おのれら何さらしてくれとんじゃあ!!」


    アルミン「姉さんを返してもらいに来た」


    社長「アホかァァ!!どいつもこいつももう遅いゆうのが分からんかァ!!アルミン、お前こんな真似さらして道場タダですまんで!!」


    アルミン「道場なんて知ったこっちゃないね。僕は姉さんがいつも笑ってる道場が好きなんだ。姉さんの泣き顔見るくらいなら、あんな道場いらない」


    ヒストリア「アル君……」


    社長「ボケがァァ!!たった2人で何できるゆうねん!!いてもうたらァ!!」


    エレン「オイ、オレが引き付けといてやるから、お前さんは脱出ポッドでも探して逃げろ」


    アルミン「あんたは!?」






    エレン「お前さんは姉ちゃんを護ることだけ考えろや。オレはオレの護りてぇもん護る」






    社長「何をゴチャゴチャぬかしとんじゃ!!死ねェ!!」カチャッ
  16. 16 : : 2017/03/11(土) 23:19:31
    エレン「オラァッ!!」ダッ シュンッ






    ドゴォン!!






    手下達「ギャアアァァァ!!」






    エレン「はいいい次いいい!!!」ブンッ






    ドゴッシャァ!!






    手下「な、なんだコイツゥ!!」






    ヒストリア「な、何!?」






    アルミン「で……デタラメだけど……強いっ!!」






    ドガンドゴン!!






    エレン「アルパカァァァ!!行けェェェェ!!」






    アルパカ「アルミンだボケェ……ってオイィィィィ!!名前変わってるじゃねぇかァァァァ!!!!」


    JUN「あ、ゴメン」


    アルミン「あ、直った」
  17. 17 : : 2017/03/12(日) 14:21:13
    ダダダダダ……


    ヒストリア「アル君!いいの、あの人……いくらなんでも多すぎよ敵が!!何でそこまで私達の事……」


    アルミン「そんなの分かんないよ!!でも、あいつは戻ってくる!!だって、アイツの中にはある気がするんだ!!父さんが言ってた、あの……「あああああああああ!!」!!」


    エレン「」ダダダ


    手下達「」ダダダ


    ヒストリア「ほんとに戻ってきた!!」


    アルミン「キツかったんだ!!思ったよりキツかったんだ!!」


    エレン「思ったよりキツい!!」ダダダ


    アルミン「ちょっと!!頼むよ!!1レスしかもってないじゃないか!!」ダダダ


    エレン「バカヤロー!!この作者は書き溜めなんてしてねぇんだぞ!!そんな作者にとって1レスはものスゲー長ェんだよ!!いいから脱出ポッド探せ!!」ダダダ


    ヒストリア「そこは!?」ダダダ




    ~動力室~




    エレン「んだここ!?動力室!?」


    社長「行き止まりや、追いかけっこはしまいやでェ」カチャッ


    エレン「……」


    社長「哀れやのォ……昔は国を守護する剣だった侍が、今では娘っ子1人護ることもでけへん鉛(なまくら)や。おたくらに護れるもんなんてもうなんもないで、この国も……空も、ワシら天人のもんやさかい」


    エレン「国だ空だァ?くれてやるよんなもん。こちとら目の前のもん護るのに手一杯だ。それでさえ護りきれずによォ、今までいくつ取りこぼしてきたか知れねェ。オレにはもう何もねぇがよォ、せめて目の前で落ちるものがあるなら、拾ってやりてェのさ」


    アルヒス「……」


    社長「しみったれた武士道じゃの~……もうお前はエエわ……去ねや」
  18. 18 : : 2017/03/12(日) 20:03:23
    手下「ちょ、あきまへんて社長!!あれに弾あたったらどないするんですか!!船もろともおっ死にますよ!!」


    社長「あ……アカン、忘れとった」


    エレン「よいしょ、よいしょ……」ヨジヨジ


    手下「ってアイツ登っちゃってるよ!!オイィィ!!」


    社長「ちょっ、待ちィィ!!アカンでそれ!!この船の心臓……!!」






    エレン「客の大事なもんはオレの大事なもんでもある……ソイツを護るためなら、オレァ何でもやるぜ!!」ブンッ






    ドッゴォォン!!






    社長「キイヤァァァ!!!!」


    手下「ほんまにやりよったァァァ!!!!」






    ゴゴゴゴゴ……






    エレン「何この浮遊感……気持ち悪っ」オェップ


    アルミン「落ちてんのコレ!?落ちてんの!?」






    ゴパンッ!!!!






    皆「ギャアアアアアア!!!!!」


    ーーーーー


    ーーーー


    ーーー


    ーー


  19. 19 : : 2017/03/12(日) 20:34:33
    アルミン「幸い海の上だったからよかったものの、街に落ちてたらどうなってたことやら。あんな無茶苦茶な侍見たことない」


    ヒストリア「でも結局助けられちゃったわね」






    エレン「んだよォ!!江戸の風紀を乱す輩の逮捕に協力してやったんだぞ!!パトカー拝借したのくらい水に流してくれてもいいじゃねぇか!!」


    役人「拝借ってお前、パトカーもオレもボロボロじゃねぇか!!ただの強盗だボケェェ!!」


    エレン「元々ボロボロの顔じゃねぇか!!かえって二枚目になったんじゃねぇか!?」


    役人「マジでか!!どのへん!?」






    アルミン「……姉さん、僕……」


    ヒストリア「行きなさい。あの人の中に何か見つけたんでしょ?」










































    ヒストリア「行って見つけてくるといいわ、アナタの剣を」










































    ヒストリア「私は私のやり方で探すわ。大丈夫、もう無茶はしないから。私だってアル君の泣き顔なんて見たくないからね」


    アルミン「……姉さん」






    アルミン父『例え剣を捨てるときが来ても、魂におさめた真っ直ぐな剣だけはなくすな』






    父さん


    この男の魂がどんなものか、ひどく分かりづらいけどそれは鈍く……確かに光ってるように思うんだ


    今しばらく傍らでその光……眺めてみようと思う
  20. 20 : : 2017/03/12(日) 20:40:53
    元ネタ
    銀魂


    キャスト
    坂田銀時:エレン・イェーガー
    志村新八:アルミン・アルレルト
    志村妙:ヒストリア・レイス


    制作(執筆)
    進撃のJUN


    ~第1話 目付きが悪い奴ほど実はいい奴が多い~






  21. 21 : : 2017/03/12(日) 20:45:23
    このままここで続きを書きますか?


    1、第2話スタート(内容もお願いします)
    2、スレ建て

    ↓5レス
    ※1人1レスです。連投名無しはカウントなし
  22. 22 : : 2017/03/13(月) 22:16:13
    コメントください~……


    長谷川泰三か神楽か選んでください
    ↓5レスまで
    ※1人1レスです。連投名無しはカウントなしです
  23. 23 : : 2017/03/27(月) 21:59:13
    らちが明かないので長谷川やります
  24. 24 : : 2017/03/27(月) 22:42:41
    ~第2話 ペットは飼主が責任を持って最後まで面倒をみましょう~




    お登勢「知るかボケェ!!金がねぇなら腎臓なり金玉なり売って金つくらんかいクソッたりゃぁ!!」


    エレン「家賃ごときでうるせぇよそばかす女!!こないだアレ……ビデオ直してやったろ!!アレでチャラでいいだろが!!」


    お登勢「いいわけねぇだろ!!5ヶ月分の家賃だぞ!!大体あのビデオまた壊れて『進撃!巨人中学校』コンプリート失敗しちまったわ!!」


    エレン「バカヤロー諦めんな!!きっとまた再放送するさ!!」


    お登勢「んなこたぁいいから家賃よこせっつーんだよこの目付き悪男!!」ドタバタ


    エレン「んだコラァ!!お前も人の事言えねぇだろうが性悪女!!」ドタバタ


    アルミン(はぁ……またやってんのか)


    早いもので、僕がここに来て半月。フリーターから心機一転、あの男のもとで働き始めた僕だが、万事屋なんていかがわしい商売そう儲かるはずもなく……


    アルミン「ちょっと……あんたらいい加減……」


    じり貧生活は相変わらずだった。果たしてこのままあの男についてっていいものか……


    お登勢「ドォリャァァアア!!」ブンッ


    エレン「ウオォアッ!?」


    アルミン「」






    「ギャアアアアアア!!」






    最近悩んでる
  25. 25 : : 2017/04/08(土) 07:15:55
    アルミン「どうするのさ、生活費まで持っていかれて……今月の僕の給料ちゃんと出るんだよね?頼むよ、僕んちだって家計キツいんだから」コポコポ


    エレン「腎臓ってよォ、2つもあんの……なんか邪魔じゃね?」


    アルミン「売らないからね!?何恐ろしいこと考えてんのさ!!」


    エレン「カリカリすんなよ。金はなァ、がっつく奴のところには入ってこねぇもんなんだよ」ピッ


    アルミン「ウチ、お姉ちゃんが今度はスナックで働き始めて、寝る間も惜しんで頑張ってるんだよ……エレン「アレ?映り悪ーな」ガンガンッって人の話聞いてんのか!!」


    エレン「お、映った映った」


    テレビ「ーーー現在謎の生物は、新宿方面へ向かっていると思われます。ご近所にお住まいの方は、速やかに避難することを……」


    エレン「オイオイ、またターミナルからエイリアン侵入か?最近多いな」


    アルミン「エイリアンより、今はどうやって生計たてるかの方が問題だよ」






    ピンポーン






    エレアル「?」
  26. 26 : : 2017/05/19(金) 20:30:00
    エレン「金ならねーっつってんだろォォォ!!」ドガシャァァンッ






    「グファァッ!!」






    エレン「……アレ?」






    部下a「局長っ!!」






    部下b「貴様ァッ!!何をするかァッ!!」






    エレン「スンマセーンマチガエマシターデナオシテキマース」


    部下a「待てェッ!貴様が万事屋だな!我々と一緒に来てもらおう!!」


    エレン「……わりーな、知らねぇ人にはついていくなって母ちゃんに言われてんだ」


    「幕府(おかみ)の言うことには逆らうなとも教わらなかったか?」


    エレン「……幕府の連中だったのか」


    「入国管理局の者だ、アンタに仕事の依頼に来た……万事屋さん」


    ーーーーー


    ーーーー


    ーーー


    ーー


  27. 27 : : 2017/05/20(土) 00:34:46
    アルミン「入国管理局のナイル・ドークっていったら、天人の出入国の一切を取り締まってる幕府の重鎮だよ。そんな人が僕達に一体何のようなんだろう?」ヒソヒソ


    エレン「何のようですかオジサン」ホジホジ


    ナイル「万事屋っつったっけ?金さえ積めば何でもやってくれる奴がいると聞いたものでな。お前達に少し仕事を頼みたくてな」


    エレン「仕事?アンタら仕事してたのか?街見てみろ、天人どもが好き勝手やってんじゃねーか」


    ナイル「コイツは手厳しいな。俺達もやれることはやったんだがな、何せ江戸がこれだけ発展したのも奴らのおかげだから。おまけに地球をえらく気に入ってるみたいだし、無下には出来ないだろう」


    エレン「ふーん……」


    ナイル「既に幕府の中枢にも天人は根を張っている。地球から奴等を追い出そうなどとは思わんことだな。俺達に出来ることは奴らとウマイこと共生していくことだけだ」


    エレン「共生ねぇ……それで?俺達にどうしろって?」


    ナイル「俺達も派手に動けないものでな、公にすると幕府の信用が落ちかねん。今幕府は外交上の問題で国を左右するほどの危機を迎えているんだ。央国星の皇子が今地球に滞在中なんだが、その皇子がちょっと問題を抱えていてな……それが……」
  28. 28 : : 2020/04/28(火) 17:33:21
    銀魂の丸パクリやんけ

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進撃のJUN

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