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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

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【安価進行オリロンパ】ラストダンガンロンパX-0 絶望の学園と希望の高校生【プロローグ】

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  1. 1 : : 2017/03/03(金) 13:48:35
    オリロンパです。

    完成度低いです。

    誤字脱字を含みます。

    更新遅いです。

    コメントがなければ途中で投げ出すかもです。

    OK?
  2. 2 : : 2017/03/03(金) 14:02:55
    主人公

    佐藤新奈(さとう にいな)

    超高校級の学級委員長

    性別 女

    身長 165㎝

    体重 45㎏

    胸囲 82㎝

    血液型 AB型

    誕生日 4月8日(牡羊座)

    好きなもの 学校行事

    嫌いなもの 休みの日、喧嘩

    一人称 私

    CV.豊崎愛生

    性格は前向きで頑張り屋、学校の行事には進んでクラスのまとめ役になる。学校が何より大好き。

    容姿は校内でトップクラスに入るレベル。真っ黒な髪でロング、主人公の証であるアンテナがある。

    コロシアイに断固反対している。学級裁判では進行役を務める。

    「私の名前は佐藤新奈、超高校級の学級委員長です。これからよろしくね?」
  3. 3 : : 2017/03/03(金) 14:23:54
    最原純(さいはら じゅん)

    超高校級の助っ人

    性別 男

    身長 170㎝

    体重 60㎏

    血液型 A型

    誕生日 3月9日(魚座)

    好きなもの 小説

    嫌いなもの 母親

    一人称 僕

    CV.林原めぐみ

    性格は穏やかでおっとりしている、またよく色んな部活動や行事の手伝いをやらされる。

    容姿は最原終一からアンテナを抜き取った感じ、他は大体そのまんま。運動神経も良く、頭の回転も速い。

    佐藤と良く行動する。学級裁判では佐藤に助言などをして正解へと導く。

    「僕は超高校級の助っ人…最原純です。今後ともよろしくお願いします。」
  4. 4 : : 2017/03/03(金) 14:36:36
    黒鉄美琴(くろがね みこと)

    超高校級の女優

    性別 女

    身長 163㎝

    体重 48㎏

    胸囲 85㎝

    血液型 O型

    誕生日 8月20日(獅子座)

    好きなもの グリム童話(特に白雪姫)

    嫌いなもの パパラッチ

    一人称 アタシ

    CV.神田沙也加

    性格は人懐っこくて少しせっかちな元気っ子、元気ではあるが運動音痴な為体育の時間は空回りになる事が多い。最原純とは幼馴染み。

    容姿は金髪のショートヘアで巨乳な美少女、運動神経も頭の回転もあまり良くないが、その代わりにコミュニケーション能力は極めて高い。

    「アタシは黒鉄美琴!超高校級の女優だよ!今日からよろしくぅ!」
  5. 5 : : 2017/03/03(金) 14:53:11
    覡瑠衣(かんなぎ るい)

    超高校級のペテン師

    性別 男

    身長 178㎝

    体重 65㎏

    血液型 B型

    誕生日 4月8日(牡羊座)

    好きなもの 他人の絶望する顔

    嫌いなもの ピーマン

    一人称 俺、僕

    CV.神谷浩史

    性格はコロシアイの中での王馬小吉と狛枝凪斗を足して二で割った感じ。狂気的で飽きっぽい、お調子者、極めてドS。

    容姿は中性的なイケメン。運動神経も頭の回転もコミュニケーション能力も高い、完璧超人。常にニコニコしてる

    コロシアイに積極的、常に誰をどうやって殺そうか考えてる。人の行動を操るのが得意。佐藤のライバル的ポジション。

    「やぁ、僕…俺の名前は覡瑠衣!超高校級のペテン師さ!君って何か面白そうだね…ま、取り敢えずよろしくね!」ニヤリ
  6. 6 : : 2017/03/03(金) 15:35:09
    五十嵐大地(いがらし だいち)

    超高校級のバスケット選手

    性別 男

    身長 180㎝

    体重 72㎏

    血液型 O型

    誕生日 10月10日(天秤座)

    好きなもの バスケ

    嫌いなもの はちみつレモン

    一人称 オレ

    CV.小野友樹

    性格はやんちゃで感情的な熱血漢、皆んなの兄貴的ポジション。

    容姿は某バスケ漫画の主人公のパートナーみたいな感じ。

    「オレの名前は五十嵐大地…超高校級のバスケット選手だ。よろしくな!」
  7. 7 : : 2017/03/03(金) 15:47:26
    桜庭深雪(さくらば みゆき)

    超高校級の傭兵

    性別 女

    身長 175㎝

    体重 68㎏

    胸囲 92㎝

    血液型 A型

    誕生日 5月14日(牡牛座)

    好きなもの 雪見だいふく

    嫌いなもの 戦争

    一人称 俺

    CV.喜多村英梨

    性格はクーデレで男勝り、常に皆んなを守ろうとする。真面目で堅物。知識量は多いがそれを全く活かさない。

    容姿はスレンダーなかっこいい系女子、銀髪のロングでポニーテール。

    「…俺は桜庭深雪…超高校級の傭兵だ。今後ともよろしく頼む。」
  8. 8 : : 2017/03/03(金) 16:19:15
    雨宮千草(あまみや ちぐさ)

    超高校級の園芸部

    性別 女

    身長 148㎝

    体重 40㎏

    胸囲 69㎝

    血液型 A型

    誕生日 12月23日(山羊座)

    好きなもの 花

    嫌いなもの 男の人

    一人称 ちぐさ

    CV.早見沙織

    性格はシャイで臆病な大和撫子、癒し系。自分の育てた花に名前を付けてる、若干中二病っぽい。男性の前だと途端にコミュ障になるのでそれを克服しようと日々努力している。

    容姿は小さくて可愛らしい女の子、前髪が少し長い目で左眼が隠れてる。眼が丸っこい、うさぎのぬいぐるみをいつも持ち歩いている。

    「あ…あの…!ちぐっ…私の名前は…雨宮千草と申します…よっよろしくお願いしますっ!!!」
  9. 9 : : 2017/03/03(金) 16:29:46
    さとりーさんの創作論破か…期待です!(最原探偵事務所シリーズ含め)
  10. 10 : : 2017/03/03(金) 17:19:03
    >>9 ありがとうございます!

    天王寺星薇(てんのうじ せいら)

    超高校級の天文学者

    性別 女

    身長 169㎝

    体重 52㎏

    胸囲 77㎝

    血液型 AB型

    誕生日 7月17日(蟹座)

    好きなもの 夜空

    嫌いなもの 朝

    一人称 ボク

    CV.雨宮天

    性格はマイペースで天然、頭は良いのだがおバカキャラである。居眠りをよくする、寝相と寝癖と寝言が酷い。七海と夢野を足して二で割った感じ。

    容姿はそこそこ整っているが身嗜みは最悪、半開きの目にボサボサの頭。時々パジャマで登校してくる。眼が冴えてる時は天才的な頭脳を発揮する。視力が化け物並。

    「あー…ボクの名前は天王寺星薇でーす…超高校級の天文学者ですー…よろしくお願いしまーす……」
  11. 11 : : 2017/03/03(金) 17:39:19
    葛城蓮(かつらぎ れん)

    超高校級のレーサー

    性別 男

    身長 125㎝

    体重 38㎏

    血液型 B型

    誕生日 11月3日(蠍座)

    好きなもの スポーツカー

    嫌いなもの 蛙

    一人称 オレっち

    CV.田中真弓

    性格は自分勝手で短絡的な暴れん坊、協調性がゼロ。やんちゃばかりするが誰も彼を怖がらない。

    容姿は完全イロモノ、蛙みたいな顔をしてる。チビで声も高い。逃げ足だけは誰よりも早い。

    「オレっちは超高校級のレーサーの葛城蓮ってんだ…別にオメーらと馴れ合うつもりはねぇからそんつもりで頼むわ」
  12. 12 : : 2017/03/03(金) 18:03:14
    アリス・フランシーヌ

    超高校級の社長

    性別 女

    身長 164㎝

    体重 43㎏

    胸囲 73㎝

    血液型 O型

    誕生日 9月20日(乙女座)

    好きなもの ケーキ、お金

    嫌いなもの 虫

    一人称 ワタクシ

    CV.東山奈央

    性格はプライドが高く傲慢。かなりのドSだが同時にドMでもある。

    容姿は金髪美女、貧乳なのがお悩み。ソニアと東条を足して二で割った感じ。

    「ワタクシはアリス…アリス・フランシーヌですわ。一応超高校級の社長と呼ばレテますノ。アナタが無能でナイ限りは仲良くシテ差し上げても良いんデスのよ?」
  13. 13 : : 2017/03/03(金) 18:24:27
    森実咲(もり みさき)

    超高校級のゴルファー

    性別 女

    身長 155㎝

    体重 41㎏

    胸囲 87㎝

    血液型 B型

    誕生日 6月2日(双子座)

    好きなもの お好み焼き

    嫌いなもの ゴルフ

    一人称 ウチ

    CV.高橋李依

    性格は勝気で絵に描いたようなツンデレ、また強気である。関西弁で喋る。

    容姿は褐色肌で巨乳、若干吊り目。運動神経が良い。

    「ウチの名は森実咲!超高校級のゴルファーって呼ばれてんねん!よろしくなぁ!」
  14. 14 : : 2017/03/03(金) 19:10:47
    出雲武彦(いずも たけひこ)

    超高校級の板前

    性別 男

    身長 210㎝

    体重 125㎏

    血液型 O型

    誕生日 2月2日(水瓶座)

    好きなもの わさび

    嫌いなもの 血

    一人称 拙者、我

    CV.小西克幸

    性格は頑固で誠実、しかしむっつりスケベ。純粋で我慢強く粘り強い。

    容姿はガチムチのゴリマッチョ。和服を着ている。

    「拙者は出雲武彦と申す。超高校級の板前でございます。よろしくお願い致します。」

  15. 15 : : 2017/03/03(金) 19:46:07
    神座直希(かむくら なおき)

    超高校級の幸運

    性別 男

    身長 162㎝

    体重 50㎏

    血液型 AB型

    誕生日 2月29日(魚座)

    好きなもの 二次元

    嫌いなもの 才能、ホラー

    一人称 僕

    CV.高山みなみ

    性格は陰気でヘタレ、重度のコミュ障でずっと部屋に引きこもってる。

    容姿は御手洗と忌村を足して二で割った感じ。クマが凄い、猫背、ガリガリ。彼の幸運は人の幸、不幸を代わりに自分が受けるもの。

    「僕は…神座直希…です……幸運なんてつまらない才能の持ち主なんて…眼中にないですよね……すみません…」
  16. 16 : : 2017/03/03(金) 20:11:35
    苗木響也(なえぎ きょうや)

    超高校級の???

    性別 男

    身長 172㎝

    体重 55㎏

    血液型 A型

    誕生日 10月6日(天秤座)

    好きなもの 女子

    嫌いなもの 絶望、オカマ

    一人称 俺

    CV.緒方恵美

    性格は前向きで勇敢、冷静でオープンスケベ。男子の鏡。自分の才能を覚えていない。主人公気質の持ち主。

    容姿は苗木と霧切を足して二で割った感じ、どちらかと言うと苗木より。主人公の証であるアンテナがある。

    「俺は苗木、苗木響也って言うんだ。才能は残念ながら覚えてないけど、まぁよろしくな。」
  17. 17 : : 2017/03/03(金) 20:37:30
    斬崎かぐや(きりさき かぐや)

    超高校級の探偵

    性別 女

    身長 170㎝

    体重 49㎏

    胸囲 80㎝

    血液型 B型

    誕生日 12月31日(山羊座)

    好きなもの 可愛いもの

    嫌いなもの 下ネタ

    一人称 私

    CV.豊口めぐみ

    性格はクールでミステリアス、孤高の一匹狼。冷酷で残忍な思考回路。方向音痴。

    容姿は校内で一二を争うレベルの美人。黒髪のショートヘアで鋭い目つき、赤目、スレンダー。

    「私の名前は斬崎かぐや…超高校級の探偵よ。……………………………よろしく…」
  18. 18 : : 2017/03/03(金) 20:55:43
    榎島刀吾郎(えのしま とうごろう)

    超高校級の博士

    性別 男

    身長 185㎝

    体重 75㎏

    血液型 AB型

    誕生日 1月1日(山羊座)

    好きなもの ???

    嫌いなもの ???

    一人称 俺様

    CV.平田広明

    性格は気まぐれで飽きっぽい、極度のめんどく下がりや。江ノ島と白銀を足して二で割った感じ。超天才。

    容姿は白衣を着たイケメン、メガネ着用。不気味な印象。

    「ひひ…俺様の名は榎島刀吾郎…超高校級の博士だ…。今後ともよろしく頼むぜ?」
  19. 19 : : 2017/03/03(金) 20:56:04
    一応これでキャラクター紹介は終わりです。
  20. 20 : : 2017/03/04(土) 09:21:01
    佐藤「パパ、ママ、新一!いってきまーす!」ニコニコ

    私の名前は佐藤新奈、今日から超高校級の学級委員長として希望ヶ峰学園に通うことになった高校生だ。

    新一「姉ちゃんはしゃぎ過ぎだろ…何歳だと思ったんだよ……」

    パパ「はは…新奈は学校に行くのを楽しみにしてたからなぁ、当然といえば当然だろう」

    ママ「そうねぇ…でもちょっと心配だわぁ」

    佐藤「ふふふっ…」タッタッタッ

    私は前の学校にいた時、学校が好きで好きで堪らなくいつも学級委員長をやっていた。どんな不良も引きこもりも、皆んなクラスに馴染ませてイベントや行事を何度も成功させた私はいつしか『超高校級の学級委員長』と呼ばれるようになっていた。

    せっかく出来た友達と別れるのは寂しかったけど、次の学校でも友達をたくさん作り、前の学校の友達と繋ぎ合わさればさらに友達を増やす事が出来ると前向きに考える事にした。

    ××「やぁ、もしかして君も今日から希望ヶ峰学園に通うの?」

    佐藤「…え?」

    最原「僕は最原純…実は僕達もそうなんだ、せっかくだから一緒に行かない?」

    最原君は冴えない雰囲気ではあるが、どういう訳かなんだか頼り甲斐がありそうだ。

    黒鉄「うんうん!せっかく同じ学校に入るんだしちょっとお喋りして行こうよ!あ、アタシは黒鉄美琴…よろしくぅ!」

    黒鉄さんは少し食い気味で自己紹介をして来た…つい、押されてしまう。

    佐藤「うっうん…私の名前は佐藤新奈、超高校級の学級委員長です、よろしくね」

    最原「うん、自己紹介も済んだしそろそろ行こうか…転入初日で遅刻っていうのもどうかと思うし…」

    それから私達は、前の学校の事や自分の才能について話しながら学校に向かった。
  21. 21 : : 2017/03/04(土) 11:41:36
    佐藤「…へぇ…最原君は超高校級の助っ人で、黒鉄さんは超高校級の女優なんだね。」

    最原「…うん…助っ人って言っても色んな事を無理やりやらされていただけだけど…」

    黒鉄「…新奈ちゃんは超高校級の学級委員長なんでしょ?なんか凄そうだね!」

    佐藤「そんな…黒鉄さん程じゃあないと思うよ」

    黒鉄「うーん…そっかなぁ…」

    そんな風に、他愛もない話をしていると…あっという間に希望ヶ峰学園に到着するのだった。

    最原「…ここが…希望ヶ峰学園…」

    黒鉄「…なんか想像より大きい…」

    佐藤「…よし…それじゃあ二人とも、中に入ろうか」

    最原・黒鉄「「うん!」」

    私は、これから始まるであろう希望に満ち溢れた学園生活に胸が躍らせ、学園の門を潜ったのだった………潜って…しまったのだった。

    ぐにゃり

    佐藤「!?」

    そして、世界は暗転した…薄れゆく意識の中、私は誰かが笑っているのを見たのだった…

    ××「久しぶり、また会ったね」

    佐藤(………誰?)

    ××「さ、行こうか…皆×な待ってるよ」

    ××「よ×こそ、絶望×塗れ×学園へ」

    ××「そし×おか×り、××新×ちゃ×♪」

    ××「ま×…殺××いが×××よ」ニコッ

    私は、その悪魔の囁きを最後に、意識を閉ざすのだった。
  22. 22 : : 2017/03/04(土) 14:14:20
    プロローグ〈コロシアイ始業式〉

    佐藤「………はっ!」ガバッ

    黒鉄「あ…起きた?」

    佐藤「…黒鉄さん、ここは一体…」

    私が目を覚ましたのは、何処かの教室のような場所だった。ただ一つ違う点があるとすれば、窓は鉄板で閉じられていて、あちらこちらに監視カメラがある。という事だった。

    最原「…それが…僕達も分からないんだよ…周りの雰囲気からして何処かの学校…多分、希望ヶ峰学園だとは思うんだけど…」

    佐藤「…」

    黒鉄「とっ…とにかくここを出ようよ!もしかしたら廊下に誰かいるかもしれないよ?!」

    佐藤「…そうだね…」

    黒鉄さんに促された私達は、その不気味な教室を後にするのだった。



    ××「やっほー、よく眠れた?」

    佐藤「…え?」

    ××「…え?俺も教室で眠らされていたから君達も同じように寝てたんだとと思ったんだけど…もしかして違った?」

    佐藤「ううん…そんな事ないけど…」

    ××「あ、そっかぁー…自己紹介がまだだったね!」

    覡「俺の名前は覡瑠衣、超高校級のペテン師さ!君の事は良く知ってるよ、超高校級の学級委員長…佐藤新奈ちゃんだよね?!」

    佐藤「…うん」

    覡「そんで、後の二人は超高校級の助っ人…最原純君と超高校級の女優…黒鉄美琴ちゃんだよね!」

    最原「…うっ…うん」

    黒鉄「そうだけど…」

    覡「そんな警戒しないでよー、せっかくこれからクラスメイトになるってんだから調べて当然だよ!…ま、今後ともよろしくねー。…じゃあ俺はこの辺で…」

    タッタッタッ

    佐藤「…行っちゃった…」

    最原「…何だったんだろう…」

    黒鉄「…ね!そんな事よりもうちょっと探索してみようよ!もしかしたら他にもいるかもしれないじゃん!」

    最原「…うん、そうしよっか。…ねぇ佐藤さん」

    佐藤「…」

    最原「…佐藤さん?」

    佐藤「あ、うん!そうだね…今行くよ」

    私は、覡君の事が気になって仕方がなかった。才能がペテン師だったというのもあるが、何よりまるで私の事を見透かされているような…嫌な感じがしたからだ。
  23. 23 : : 2017/03/04(土) 15:37:43
    私達が探索の為、廊下を歩いていると…

    佐藤「…あれ?誰だろう…」

    キョロキョロと辺りを見渡す、小さくて可愛いらしい女の子がいた。

    佐藤「…ねぇ、どうしたの?」

    ××「きゃあああ!?!?」

    佐藤「えっ!?」

    ××「あ、…ごめん…なさい……ちょっと…びっくりしちゃって……」

    佐藤「だっ大丈夫だよ、こんな状況なんだし…怖くて当然だよ!」

    佐藤「あ、私の名前は佐藤新奈って言うんだけど…貴方は?」

    雨宮「ちぐ…私の名前は…あの…雨宮千草と申します…よっ…よろしくお願いしますっ!」

    佐藤「うん、よろしくね…でこっちが…」

    最原「最原純です。」

    黒鉄「アタシは黒鉄美琴だよ!」

    雨宮「ひっ!?…あ…よっよろ…よろしくおねが…お願いしましゅ!!」ダッ

    最原「あっあれ?」

    黒鉄「…急にどうしたんだろうね」

    佐藤「…きっと恥ずかしがり屋さんなんだよ、気にしないでおこうよ」

    ××「よう!オメェらもオレらと同じようにここに連れて来られたのか?」

    ××「…」

    そこにいたのは、ジャージを着用したザ・体育系といった雰囲気の男子と、背が高くて男装?した女の人だった。…何だか二人とも、よく体を鍛えていそうな感じがした。

    佐藤「…えっと…私の名前は佐藤新奈です。…貴方達のお名前は?」

    五十嵐「おう、オレの名前は五十嵐大地!超高校級のバスケット選手だ!」

    桜庭「…俺は桜庭深雪…超高校級の傭兵だ……今後ともよろしく頼む。」

    佐藤「こちらこそ、…五十嵐君は元気が良いんだね」

    五十嵐「おう!こういう時こそ元気出さねえとやっていけねぇからな!」

    佐藤「…うん、私もそう思うよ」

    五十嵐「そうか?何だかオレら、気が合いそうだな!…じゃあな、オレはもうこの辺で失礼するぜ」

    佐藤「うん…じゃあまたね。」

    最原「…二人とも凄いね…僕も見習わないと…!」

    黒鉄「そんなに気張る必要ないんじゃない?」

    最原「…そうかな」

    佐藤「ねぇ、私達もそろそろ行こうよ」

    最原「…うん、」

    黒鉄「そうだね!」



    佐藤「…ここは…図書室か何かかな?」

    最原「…そうみたいだね…」

    ××「…くかー」

    黒鉄「…誰かいるんじゃない?ほら、寝言が聞こえるよ」

    佐藤「……うん、誰だろうね…」

    ××「んあー…眠いよー…」

    最原「…起きてるみたいだし自己紹介しない?」

    佐藤「そっ…そうだね、…ねぇ、貴方の名前は?…」

    そこにはパジャマの上に制服を着た、頭もボサボサで目が半開きの女の子が机に突っ伏したままダレていた。

    ××「うぇ?…タヌキが喋った…」

    佐藤「えっ!?私は佐藤新奈!れっきとした人間だよ?!」

    ××「…あー…ほんとーだ、まちがえちゃったーごめんねー…」

    佐藤「…べっ別に良いよ、それで…お名前は…?」

    天王寺「んー?ボクの名前はー…天王寺星薇ー、ちょー高校級の天文学者でーす…よろしくお願いしまーす…」

    佐藤「こちらこそよろしくね?それでこの二人が…」

    天王寺「…ぐー…すかー…ぴー…」

    佐藤「寝てる?!」

    最原「…」

    黒鉄「…えーっと…次行こうか!次!」

    佐藤「そう…だね……」

    私達は図書室を後にしたのだった…。
  24. 24 : : 2017/03/04(土) 17:39:42
    佐藤「…ここは…何だろう…」

    最原「…食堂……じゃないかな…」

    ××「あ?何だテメェら…」

    黒鉄「…あれ?誰か喋った?」

    ××「おい!ここにいんだろ!ぶっ殺すぞ!?」

    佐藤「あ、…えーっと…」

    葛城「ふんっ…オレっちは葛城蓮ってんだ…別にテメェらと馴れ合うつもりなんかねぇからな。」

    スタスタスタ

    黒鉄「?…何だったんだろ…」

    最原「…さぁ…」

    佐藤「…」

    ××「チョっと、そこどいテくだサル?」

    佐藤「…えっ?」

    ××「…何かしラ?」

    佐藤「…あの…貴方の名前は?」

    ××「…あァ…」

    アリス「ワタクシの名前はアリス、アリス・フランシーヌですワ。…サぁ、自己紹介も済んだのデスからそこを開けテ貰いマス?…さっきカラずっト歩きっぱなシで疲れタんデスの。」

    佐藤「…あ、はい……」

    アリス「…デわ…」スタスタ

    黒鉄「…何か感じ悪いよね…」

    最原「…まぁ色んな人がいるって事なんだよ…きっと」

    黒鉄「ふーん…」

    佐藤「…さ、気を取り直して次の場所に行こうよ!」

    最原「…うん、そうだね」

    そして、食堂を後にした私達は…背後から現れた人物の存在に気がつかなかった。

    佐藤「…」

    ××「…なぁなぁ、自分ら名前何て言うん?…挨拶なしとか酷うない?」

    佐藤「ふぇあ?!?」

    森「何やねん、そない驚いて…失礼やろ?」

    佐藤「あ、ごめん…そうだよね…。私の名前は佐藤新奈だよ、よろしくね?」

    森「…へぇ…ほなさいなら」トボトボ

    佐藤「…何だったんだろ…」

    最原「…さぁ」

    黒鉄「きっと構って欲しかっただけじゃない?…アタシもそういう気持ちよく分かるから…」

    最原「…そうなの?」ジッ

    黒鉄「………うん///」

    佐藤(…成る程)

    最原「?」

    ××「…申し訳ない、貴殿らの名を教えて頂けませんか?」

    佐藤「…あ、私の名前は佐藤新奈です」

    最原「僕は最原純と言います」

    黒鉄「…アタシは黒鉄美琴って言いまーす!」

    ××「そうですか、有難う御座います。」

    出雲「拙者は出雲武彦と申す、まだ未熟な私ですが、どうぞよろしくお願い致す。」

    佐藤「…どうも…」

    出雲「…」ペコッ

    スタスタスタ

    黒鉄「…ねぇ、あの人ちょっと怖くない?…」

    佐藤「…まぁ、ガタイがいいから怖く見えそうだけどそんな事ないと思うよ?」

    最原「…うん、…僕の勘だとあの人は普通にいい人だよ。」

    黒鉄「…へぇ」

    ピンポンパンポーン

    佐藤「…え?」

    『オマエラ、今から始業式を始めます。至急、体育館にお集まりください。』

    黒鉄「…何?…これ」

    最原「…分からないけど…とにかく体育館に向かおう…」

    佐藤「…うん……」

    この時の私は、まさかあんな悲劇が起こるなんて夢にも思ってなかったんだ…。

    私達はこれから起こる出来事を不安に思いながらも、体育館に向かうのだった。
  25. 25 : : 2017/03/04(土) 18:34:01


    佐藤「…体育館ってここであってるよね…」

    最原「大丈夫だと思いよ」

    ××「そうだぜい…体育館はここで合ってる」

    黒鉄「…誰?」

    ××「おっと、自己紹介がまだだったなぁ」

    榎島「俺様の名は榎島刀吾郎、超高校級の博士って呼ばれてんだ。」

    佐藤「…あ、私の名前は…」

    榎島「おっと、別にいいぜ。お前さんらの事は良ぉく知ってるからなぁ…じゃあな、俺様は先に入ってるぜ。」サッ

    佐藤「…」

    ××「…あの…入らないんですか?」

    佐藤「えっ!?」

    ××「あぁ、そう言えば…貴方とは挨拶がまだ…でしたね…」

    神座「…僕は神座…神座直希と言います…………………幸運なんてつまらない才能の人間には興味ないですよね…すみませんでした、先に行きます。」サッ

    黒鉄「…ねぇ、そろそろ入ろうよ」

    最原「うん…そうしようか」

    佐藤「…そうだね…」

    キィィィイイイ…

    扉を開くと、ほぼ全ての人間が集まっていた。

    ××「…これで…あと一人か…」

    佐藤「…あっ…あの…貴方は…?」

    斬崎「……斬崎かぐや…今はそんな事どうでもいい」

    佐藤「…っ」

    一同「…」

    黒鉄「…何?あの子…ちょっと冷たくない?」

    最原「…そんな事…ないと思うなぁ」

    佐藤「…ははは」

    キィィィイイイ…

    ××「…え?もしかして俺で最後?」

    斬崎「…そう」

    ××「…えーっと………その…実は…」

    斬崎「…どうでもいい」

    ××「うぇ…キツイなぁ………っ!!?」

    佐藤「…え?」

    苗木「俺の名前は苗木響也…お嬢さん?俺と一緒にお茶しない?」

    佐藤「…えっ?…え……ええ?!」

    ××『あー、あー、マイクテストマイクテスト…オマエラ、聞こえてる?聞こえてるよね』

    佐藤「…っ!?」

    その瞬間、体育館のステージ裏から、とある影がぐるぐると飛び回って現れたのだった。
  26. 26 : : 2017/03/04(土) 22:30:56
    モノクマ「…あー…オマエラ、おはようございます。僕は、この学園の学園長をやってるモノクマと言います。どうぞよろしく。」

    佐藤「…えっ?」

    最原「…ぬいぐるみが…動いて…しかも喋ってる…?!」

    黒鉄「ちょっ…ええ?!」

    モノクマ「ぬいぐるみじゃないよ!僕はモノクマだよ!!」

    雨宮「ひっ!?」

    五十嵐「いっ一体なんだってんだよ!?」

    桜庭「…」ザッ

    葛城「…テメェがオレっち達を閉じ込めたってのか!」

    天王寺「落ち着きなよー…かえるぎくーん」

    葛城「誰がかえるぎだ!?ぶっ殺すぞ!!」

    モノクマ「あー…皆んな同じ反応するから段々飽きて来ちゃったなぁ…まぁいいや!とにかく始めようか!」

    アリス「…ッ」

    森「一体…何を始める気なんや!?」

    出雲「…皆さん、拙者の後ろに退がってください…!」

    神座「…うああ……」

    モノクマ「オマエラにはこれから…この学校で一生暮らして貰いまーす!」

    榎島「………はぁ?」

    苗木「…何言って…!?」

    斬崎「…どういう事?」

    モノクマ「いや?その言葉通りの意味だけど?…オマエラはここで一生暮らして貰うんだよ!」

    佐藤「…そんな…!」

    モノクマ「勿論だよ!…でもさ、やっぱり皆んな外に出たいよね?そんな人の為に特別なルールを設けました!!」

    最原「…特別なルールって…何だよ…!」

    モノクマ「それはねー?人を殺した人だけが外に出る事が出来るっていうルールだよ!!」

    佐藤「…は?」

    最原「…!」

    モノクマ「細かい規則はこれ、電子生徒手帳に書いてあるからオマエラに渡しておくね!」

    苗木「…へぇ…中々良さそうだね」

    斬崎「…そう?」

    苗木「あはは…で?どこまで本気なんだ?モノクマ」

    モノクマ「どこまでって全部だよ?…人を殺したらここを出る。…オマエラには殺し合い学園生活を送って貰うのさ!」

    一同「…っ」

    モノクマ「…えー…それじゃあ始業式を終了します。…オマエラ、楽しい学園生活をどうぞ過ごしていってください。それではさようなら…」



    覡「…ふーん…殺し合い学園生活…かぁ……面白そうだねぇ♪」

    五十嵐「なっ…テメェ!何ふざけた事抜かしてんだ!」

    桜庭「落ち着け、五十嵐大地」

    天王寺「そうだよー…どーせ誰も殺人なんて犯さないんだしたー。ねー皆んなー」

    森「…」

    アリス「…」

    葛城「…」

    雨宮「…えっと…みっ皆さん?…どうしたんですか?」

    森「うっ…ウチは!別に人を殺そうなんて思ってへんで!」ダッ

    アリス「…ワタクシも…その様ナ事は考えテマセん…よ…」タッ

    葛城「…どうせ、この中に既に誰かを殺そうと考えてる奴がいるんじゃねぇのか?…そんな奴らと同じ所になんていてらんねぇよ…」スタスタ

    佐藤「…皆んな…」

    出雲「…きっと大丈夫です。殺人なんて起きませんよ…それでは拙者失礼させて頂きます…」

    神座「…そっ…それじゃあ僕もこの辺で…」

    苗木「…ま、くよくよしていても始まんないし…俺は自分の部屋に戻って寝る事にするよ」

    斬崎「…」

    スタスタスタ

    天王寺「…んー…皆んなバラバラになっちゃったねー」

    雨宮「…はい…」

    五十嵐「…本当に大丈夫なのか?」

    桜庭「…心配する必要もないのではないか?」

    天王寺「…まー、そーだねー…ボクも自分の部屋に戻る事にするよー」

    雨宮「あ、…じゃあちぐさも…」

    五十嵐「…しゃあねぇな…オレ達だけで集まっていても意味ねぇだろうし、とにかく解散するか…」

    桜庭「あぁ、それが良いだろう」

    最原「…うん、僕もそれが良いと思うよ」

    黒鉄「…そうだね…」

    佐藤「…じゃあ皆んな…また後でね」

    五十嵐「…おう…」

    そして、私達は自分達の部屋に戻るのだった。
  27. 27 : : 2017/03/04(土) 22:32:35
    生存者や黒幕、各章の犯人や被害者の予想、考察はここで受け付けます。

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mzb3zabdgy

さとりー

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