ToLOVEる日常〜 ナナの日
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- 1 : 2017/02/27(月) 18:18:47 :
- 〜ToLOVEる日常〜ナナの日
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
リト「…ふぁぁ…」
美柑「おはよーリト」
リト「おはよー」
モモ「おはようございます。リトさん♡」
リト「ほーい」
ナナ「おはよー」
今日もトラブルで溢れかえった日が始まる
ララ「ったーっはー!♪スッキリした〜♪♪」
リト「…ねむい……顔洗ってくる…」
スタッスタッ
ララ「リトおっはよー!!」
リト「ふぇ?…ってララ!またそんな格好でーー」
スタコロドッスン
ララ「ひゃぁぅ!」
リト「ふにゅ?……
……?!?!はわわわわ?!ご、ごめん
ララ!」
ナナ「お前はせめて休日くらいはケダモノ封印しろぉ!」
〜いつものフリだ〜
一同「ごちそうさまぁ」
リトの頬に赤い手形がある
美柑「リトー。今日庭に落ち葉いっぱいあるから、集めといてー」
リト「ほんとだなぁ。まかせろ美柑!」
ナナ「………ぅ……」
ナナが何か考えている
ナナ「……はぁ…」
モモ「??」
ナナ「…って!何考えてんだあたし!」
モモ「どうしたの?ナナ」
ナナ「ふぇ?!な、何でもない!」
モモ「ナナもいい加減素直になったら?でないとリトさんに嫌われるかもよ」
ナナ「え?!ぅ……べつにいい!」
モモ「別にからかってるわけじゃないよ?」
ナナ「え?」
モモ「何か協力ならするけど」
ナナ「ぃいい!ぃいいぃらない!」
モモ「どれだけ動揺してるのよ」
ナナ「別にしてなーーー」
モモ「まぁ、ナナの"いらない"は"ください"だからね☆」
ナナ「ち、ちがう!」
モモ「まぁ、そう言うと思った」
リト「ふひゃぁ、やっと半分!結構きついなぁ」
モモ「それじゃ、私はお姉さまと春菜さんと用事があるから。あと美柑さんはお友達と駅前のケーキ屋さんにいってるらしいわよ♡」
ナナ「ふ、ふーん。いってら」
美柑「それじゃあいってきまーす!」
ララ「イィィ行ってきまーす!!☆」
リト「いってらっしゃい」
モモ「いってきます♡。あ、ナナがんばるのよ☆」
ナナ「何をだよ!!」
ガチャン
リト「よーし。庭掃除の続きすっかぁ」
ナナ「………」
リト「…ぃしょっと」
ナナ(どうしよう…モモとか、カメラとかがないか先にみとこう…)
ササッ
ナナ「よし!ない!……」
ナナ「って何やってんだあたし!」
リト「どうしたんだ?ナナ。探し物?」
ナナ「い、いやべつに」
リト「???」
ナナ「………」
ナナ「……あたしもやるよ」
リト「え?…」
ナナ「べつに暇だからだよ」
こ
リト「そうか?助かるよ。ありがとなナナ」ニッコリ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
リト「ふぁ〜ありがとなナナ!すぐに片付いたぜ」
ナナ「…ぉう\\」
リト「そういえば美柑たち、夕方まで帰ってこねぇのか…」
ナナ「飯とかは机にサンドウィッチがあるぞ」
リト「そうか。さんきゅ」
リト「セリーヌもなぜかモモに連れてかれたし」
ナナ「ぁ、モモのやつ…」ゴゴゴゴゴ
リト「それまでナナと2人っきりだな。なんか珍しい感じだな」
ナナ「何だよ珍しいって」(2人っきり…\\\)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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- 2 : 2017/02/27(月) 23:05:48 :
- ソファー
リト「スピー…zzz」
スタッスタッスタッ
ナナ「そろそろ飯か。リトー…ってあれ?」
ナナ「どこいった?」
リト「……スピーzzz」
ナナ「あ、いた」
ナナ「ったく。起こしてやるか」
リト「…うにゅ…スピーzzz」
ナナ「おーいもう12時過ぎだぞー起きろー」
リト「…ぅーん」
ナナ「起きないし」
ナナ(1人で食べるのさみしいな)
ナナ「ちょっと起きろよ」ユッサユッサ
リト「うにゃ…」グイッ
ナナ「まさかいつもの?!そうはさせるか!」
バサッ!
ナナ(ダメだった\(^o^)/)
リト「マーシュマーロ」zzz
ナナ「あたしにはマシュマロみたいなの…」涙
リト「…ぅぅ…ありぇ?ない…」zzz
ナナ「う(−_−#)…」
ナナ「ペタンコで…」
リト「どこだどこだー…」zzz
ナナ「わるかったな!!!!!!」
リト「うわぁぁ!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ナナ「はむっ」もぐもぐ
リト「〜〜」もぐもぐ
ナナ(また殴っちゃった…何ですぐ…)
ナナ(ってべつに気にすることじゃ!…
……はぁ)
リト「??」
ナナ(やっぱりあたしこういうの出来ないな…)
ナナ「…ぅぅ……」
リト「おいナナ」
ナナ「ふぇ?」
リト「大丈夫か?なんか今朝からおかしいぞ?熱でもあるんじゃないか?」
ナナ「え?別に大丈夫…」
ナナ(じゃない…)
リト「まぁ、無理はするなよ?」
ナナ「うん」
ナナ(何で殴ったりする女子にこんなに優しいんだよ…)
ナナ(……………)
リト「うーん」
ナナ(やっぱり少しがんばってみるかな)
リト(ナナがすげぇとこ見てる。ってかどこ見てるか分かんねぇ目してる)
ナナ「よし!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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- 3 : 2017/02/27(月) 23:55:10 :
- ナナ(これは別に暇なだけだ…だから……)
ナナ「リトー」
リト「どーした?」
ナナ「ひ、暇だし!一緒にゲームしよー」
リト「お、おぅ」(暇をすごく強調してきた汗)
ナナ(よし!……………ってちがう!\\\暇なだけ…そうそう)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
リト「なに?!負けたー(´Д` )結構得意なのに」
ナナ「やったー!!」
といったもののとても楽しんでいる
リト「強いなナナ」アハハ
ナナ「お、お前が弱いだけだ\\」
リト「アハハ」汗
ナナ「ちょっとトイレ行ってくる」
リト「おぅ」
ナナ「髪の毛おろそうかな…」
リト「ナナのゲームセンスは意外だったなぁ」
ガチャリ
ナナ「………ぅ\\\…」
リト「!!っ」
ナナ「なんだよ\\」
リト「な、なんだよって…どどどうした、その髪型」(こっちのナナは夜しか見ないけど…)
ナナ「べつに\\。外に出ないから下ろしといてもいいなって」
リト「そ、そぅ\\\」(なんか、かわ…)ドキドキ
ナナ「………?」(なんか言えよ\\)
リト「あっそうだ!プリン隠してたの食べる?」
ナナ「え?!あ、うん」(プリンじゃねぇよ!!)
ナナ「……もぐもぐ」
ナナ(なんか期待しすぎたっぽいなぁ……
…って別になにも)\\
リト「…もぐもぐ」ジーーー
ナナ(今日は本当にモモがなにもしてきてないみたいだし、も少し頑張ってみるか)
リト「………」
ナナ「よし!!!!!」
リト「うわぁぁ!!びっくりした!おっきい声出すなよ急に」
ナナ「うぇ?あ、ごめん」
リト「???」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
リト「食器洗い久しぶりだなぁ」ジャー
ナナ(よしっ!)
ナナ「リト手伝おうか?」
リト「お、けど2人分だしいいよ。さんきゅな、ナナ」ニッコリ
ナナ「わ、わかった」ションボリ
リト「せ〜んた〜くも〜のは〜♪
と〜きど〜きす〜る〜♪」
ナナ(こんどは!!)
リト「よしっ」
ナナ「て、手伝おうか〜!」
リト「ありがとーナナ。けど今終わったとこ」アハハ
ナナ(くそぉ〜涙) ションボリ
リト「???」
リト「ふひぃー疲れた〜」ドサリッ
ソファに寝転がる
リト「ふぅ…………」
ナナ(次はテキトーに話しかけるか)
ナナ「リトー」
リト「スピーzzz」
ナナ「…ぇ……」
ナナ(ちくしょ涙涙)
リト「…ぅ〜ん……ん?」
ナナ「スピーzzz……」
リト「………え?!」
ソファに寝転んでいるリトの目の前で、上半身の体重をソファに預けて寝るナナの可愛い寝顔があった
リト「…可愛い顔して寝るなぁ\\\」
リト「起こさないようにっと。毛布だけかけとくか」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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- 4 : 2017/02/28(火) 00:58:57 :
- ナナ「…ぅぅ……ぁれ?」
リト「おはよーナナ」
ナナ「あれ?寝ちゃってた?」
リト「う、うん」
スタッスタッガチャ!
リト「うわぁ!」
ナナ「え?!うわぁぁぁ!」
ドサッ
リト「っつつ、大丈夫かナ……ってうぉぉ?!?!ごめん」カァァ
ナナ「え?…な?!?!」
リトのスキルでナナをソファで押し倒し、
小ぶりな胸を触っていた
ナナ「こぉんのぉ…」
リト「ち、ちがう誤解だぁぁ!!!」
ナナ「ケダモノーーー!!!!」
リト「ぶひゃ!!」
ズキャリ (Critical Hit!☆)
リト「うぅぅ…」シュ〜
ナナ「お、お前が悪い!……顔洗ってこよっと」
リト「ごえんなひゃぃ」(ごめんなさい)
ガッチャン
ララ「たっだいまーーー!!!!」
美柑「ただいまー」
リト「お、おかえりぃ…」(行きも帰りもララのテンションがかわんねぇ)
モモ「ただいまかえりましたー☆リトさん♡」
リト「おかえりモモ」(モモもだった汗)
モモ「ナナはどこですか?☆」(実はカメラは、ナナの行かないキッチンに仕掛けてたんでーすよー☆)
リト「顔洗ってるよー」
モモ「そぅですか☆」(以外に頑張ってたわねぇ♡)
リト「ぅん」(何で語尾に"☆"をつけるんだよ)
バシャー ジャーーーー
ナナ「……はぁ…」
ナナ「結局、最後にまたやっちゃった…ってかあれはリトが悪い!!…それに別にあたしは…」
ナナ「やっぱりあたしには……」ウルウル
ナナ「こんなひどい女子になんか…」ウルウル
ガチャリ スタッスタッ
ナナ・リト「あ…」
廊下でばったり
リト「め、目さめたか?」
ナナ「おぅ…」
リト「……………」
ナナ「………」(あきらめーー)
リト「なぁ、ナナ」
ナナ「ん?」
リト「その、なんだ…………………
……2人だけでいるのも結構楽しかったな\\\\」ニッコリ
ナナ「……………………ぇ…」
リト「…\\\\\」(ぬぉぉぉ言わなきゃ良かったぁぁぁぁ!!!!\\\恥ず死ぬぅぅ!!\\\\\)
ナナ「………ウルウル
……ぅ………うん!楽しかったな!」ニッコリ
スタッスタッ
リト「?!?!ぉぅ…」ドキッ (なんかナナが素直に返してきたーーー?!?!?!)
ナナ「……♪♪」
モモ「良かったわねナナ」
ナナ「な?!モモまさか?!?!」
モモ「キッチンの周り見た???」
ナナ「がはっ!Σ(°□°;)」(キッチンにあったのかよぉ!!)
モモ「ね!素直になると案外いいでしょ?」
ナナ「別になにもいいことなんて!」(あーりすぎー♪)
今日はいつもより素直になれた、ナナの特別な日なのだった
おわり
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- 5 : 2017/03/22(水) 20:33:17 :
- 良作でした!
乙です!
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- 6 : 2017/09/27(水) 21:50:24 :
- ありがとうございます!
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