このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
自己中心的に回る世界
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- 1 : 2017/02/20(月) 03:20:55 :
- 初投稿です、良かったらTwitterのフォローお願いします
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- 2 : 2017/02/20(月) 03:24:39 :
- とある本を拾った、題名も、中身も、何も書かれていない本。
いや、何も書かれていないのだから本なのかすら分からない、本らしきもの。
でも何故なのか、僕はこの本らしきものに自分でも驚くほどに魅入っていたんだ。
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- 3 : 2017/02/20(月) 03:31:06 :
- 夢を見た、不思議な夢を、そう、夢を見たことは知っている。
でもなんの?
忘れるくらいのどうでもいい夢、そう僕は決めつけあの真っ白な、本らしきものに魅入っていた。
そのまま僕は眠ってしまった
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- 4 : 2017/02/20(月) 03:52:17 :
- また夢を見た、美しい女性が居た...
「これは支配の本、この本を持つ限りこの世界は貴方のもの、この世のどんな理不尽も、この世のどんな不条理も...全て貴方の前では無に等しい。さあ、私を楽しませて!貴方は...今回の持ち主の貴方は?どんな世界を作り上げるの!?貴方の見る未来を!貴方の望む世界のあり方を!私に見せてちょうだい!!」
目が覚めてもこの夢だけは鮮明に記憶していて...僕はとてつもない高揚感を覚えていた、自分が世界の支配構造を自由に変えられる...自分の好きなように、自分の思うがままに。
この糞溜めのような世界をより良いものに作り替えられることに対する喜びはとてつもないもであった、いつも思っていた、社会に仇をなす者、不必要な者は捨ててしまおうと。
「まずは社会の掃除からだ...ふふっ!ふははははははは!」
「良いわぁ、そうよ、その調子よ...私を楽しませて!私を殺したこの世界を!貴方が変えてみせて!」
ふとどこかで、あの女が笑っている気がした
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