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ビトレイヤーゲーム

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  1. 1 : : 2017/02/16(木) 19:52:12



    betrayer(ビトレイヤー) 売国奴、背信者、密告者


    または『裏切り者』と呼ばれる

    この物語で言うならこの意味が正しいのかもしれない…






    ビトレイヤーゲームのルール

    1 まず、人を殺す裏切り者(ビトレイヤー)が一人、その他ビトレイヤーを探し出す無実の罪を受けた人(イノセント)に分けられる

    すなわちビトレイヤー(一人)vsイノセント(複数人)のバトルである

    2 イノセントはビトレイヤーを探し抹殺すればゲームクリアとなる

    3 ビトレイヤーはイノセント全員を抹殺すればゲームクリアとなる

    4 制限時間以内にイノセントを全員抹殺出来なければビトレイヤーの負けとなる

    5 また、ビトレイヤーには瞬間移動、特殊武器の出現などの特殊能力を持つ

    6 イノセントの武器はアサルトライフル、ハンドガンのみである


    さぁ、ゲームを始めよう

    誰を信じ、誰を裏切るのか…

    それを試すのがこの『ビトレイヤーゲーム』だ…






  2. 2 : : 2017/02/16(木) 20:24:52



    アルミン「うっ…アイタタ…ここはどこ?」

    エレン「気付いたか」

    アルミン「君は?」

    エレン「俺はエレンだ」

    エレナ「良かった気が付いたんですね?私はエレンの妹、エレナです」

    アルミン「うん…僕はアルミン・アルレルト…覚えているのはそれだけ」

    ジャン「ったく、一体何処だよここは」

    ミカサ「何処かの学校で私たちがいるのは教室…それに間違いはない」


    ピンポンパーンポーン

    全員「「!!」」

    ミーナ「な、何なの…」

    『18名の生徒諸君。ようこそ、ビトレイヤーゲームの舞台…進撃高校へ』

    アルミン「ビトレイヤーゲーム…?進撃高校…?」

    エレン、エレナ、ミカサ、ジャン、ライナー、ベルトルト、アニ、マルコ、サシャ、コニー、クリスタ、ユミル、ミーナ、トーマス、ナック、ミリウス、サムエル「…」

    『私はゲームマスターJ、君達は「何故ここにいるのか」っと不思議に思っているんだろう?それはビトレイヤーゲームをするのにふさわしい人材だからだ』

    ジャン「何を言ってやがるんだテメェは」

    『ではビトレイヤーゲームの説明はポケットにある生徒手帳を確認したまえ』

    エレン「っ!いつの間に!?」

    エレナ「このルールって…ほとんど殺人ゲームじゃない…」


    アニ「私達は今、生きるか死ぬかの選択に迫られているって状況かしら?」

    ライナー「かもしれんな…」

    ベルトルト「でも、ゲームをクリアしたらどうなるんだろう」

    ミカサ「それなら、きっともうじき言うはずよ」

    『ゲームクリア報酬はどんな願いでも一つ叶えることだ』

    アルミン「どんな願いでも一つ…叶えられる…」

    『あと一つ、君達に言っておくことがある…このゲームで死んだ者は二度と生き返れなくなる…』

    全員「っ!」

    『尚、ビトレイヤーによるゲームクリアか18名のうち5名が生き残った場合ゲームは終了とされる。それではゲームは30分後に開始される…心して待つように…後、学校を出ようとすれば死ぬことになる…それも忘れずに…』



    プツッ!


    ジャン「おい!冗談じゃねぇ!ここから出しやがれ!」

    ミーナ「誰かを殺さないといけなくなるの…そんなの…絶対やだよ!」

    コニー「おい…嘘だろ…何かの冗談だよな?そうだ!俺がバカだからか!そうに決まってる!」


    アニ、ライナー、ベルトルト「…」



    エレン「くっ…」

    エレナ「これはかなりの試練ね…」

    アルミン「…」ガクガク

    エレナ「アルミン君?」

    アルミン「死にたくないよ…僕はこんなところで…」

    エレン「アルミン、安心しろ…俺たちは死なない!」

    アルミン「う、うん…」

  3. 3 : : 2017/02/16(木) 20:41:49




    クリスタ「こんなところ耐えられない!」

    ユミル「おい!何をする気だクリスタ!」ガシッ

    クリスタ「放してよ!」

    ユミル「こんなところで死んだら犬死するだけだ!」

    クリスタ「放して!人殺しなんかしたくない!!」

    マルコ「クリスタさん、落ち着いて…誰も人を殺すなんてしません!そうですね?皆さん」

    トーマス「あ、ああ…」

    サムエル「でもこの18人の誰かがビトレイヤーになったら残りの人を殺さないといけないんだろ?」

    ナック「時間切れになったらビトレイヤーの奴が死ぬからな…」

    ミリウス「どのみち死ぬのを恐れて他人を殺すしかないんだよ…」

    エレン「お前ら…ゲームクリア報酬はなんでも一つ願いが叶うんだな?」

    ミカサ「えぇ、それは間違いない」

    エレン「なら、簡単な話だ。誰かがゲームクリアをしてその報酬で死んだ俺達を生き返らせればいいんだよ」

    ジャン「ケッ、アホかお前」

    エレン「あ?」

    ジャン「さっきゲームマスターが言ったろ?『死んだ者は二度と生き返れない』ってよ。つまり無理な話だ」

    エレン「いや、願いは何でもと言った…なら、死人を生き返らせることだって!」

    ジャン「お前、いい加減にしやがれ!」ガシッ!

    エレン「っ!」

    ジャン「お前も分からないやつだな?死人を生き返らせることなんざ、不可能なんだよ!現実を知りやがれ!」ブンッ

    ガシッ!

    ジャン「ああ?」

    アニ「やめときな、こんなところで争ってるとビトレイヤーになった奴が真っ先にあんたを狙うよ」

    ジャン「チッ、女の癖に生意気だな」スタスタ

    エレン「…」

    エレナ「兄さん!大丈夫ですか!」

    アルミン「エレン、大丈夫?」

    エレン「死人を生き返らせることは本当に不可能なのか?」

    アルミン「それは…」

    アニ「あんたがゲームクリアして試せばいいじゃないか?」

    エレン「けどよ、それじゃ皆が…」

    アニ「私はビトレイヤーであんたに殺されたとしても恨みなんかないわ」スタスタ

    エレン「…」


    ピンポンパーンポーン

    『間もなくゲーム開始されます。武器、装備を確認の上、待機せよ』

    トーマス「いよいよ、始まるんだな…」

    アルミン「…」カチャッ

    エレン「アルミン」

    アルミン「ん?」

    エレン「絶対に生き残ろうぜ?」スッ

    アルミン「っ!………ああ、絶対に…」ガシッ!

    エレナ「当然、私もよ」




    『それではゲーム開始!!』



  4. 4 : : 2017/02/16(木) 20:56:40


    アルミン「…」

    ーあなたは、イノセントですー





    ーあなたは、ビトレイヤーですー

    「…殺るしか…ない…」










    2階廊下

    アルミン「始まった…ビトレイヤーゲームが…」

    エレナ「アルミン君!」

    アルミン「エレナ」

    エレナ「ビトレイヤーじゃないですよね?」

    アルミン「違う!僕はイノセントだ」

    エレナ「良かった…私もイノセントです。早く兄と合流しましょう」

    アルミン「うん!」

    ナック「おいお前ら!」

    アルミン「確かナックだよね」

    ナック「ああ、一人じゃ不安だから同行させてくれ」

    アルミン「分かった三人でエレンを探そう」





    エレン「…アルミン、エレナ…どこだ?」タッタッタッ

    ドンッ!

    エレン「うわっ!」

    アニ「どこ見て走ってんだい」

    エレン「アニか…」

    アニ「なにその態度?」

    エレン「悪い悪い。アニ、アルミンとエレナを見なかったか?」

    アニ「いえ?」

    エレン「そうか…」

    キュインッ!

    アニ、エレン「っ!」

    アニ「狙撃!?」

    エレン「でも、ゲームは始まったばっかりじゃ…」

    アニ「どうやら、早くクリアしたい人がいるみたいね」




    ビトレイヤー「…」ズダダダダダダダ!(機関銃の発砲音)






    キュインッ!キュインッ!キュインッ!キュインッ!キュインッ!キュインッ!

    アニ「チッ、これじゃ撃てない」

    エレン「クソ!ビトレイヤーはあんな武器とか使うのかよ!」

    アニ「ひとまず逃げるわよ!」タッタッタッ

    エレン「ああ!」タッタッタッ




    ビトレイヤー「!!」ズダダダダダダダ!




    キュインッ!キュインッ!キュインッ!キュインッ!

    エレン「くっ!」タッタッタッ!

    アニ「…」タッタッタッ!






    ズダダダダダダダ!

    ピトッ!

    ビトレイヤー「…(逃がしたか…)」


  5. 5 : : 2017/02/16(木) 21:32:12
    うおおおおお!!面白い!!期待です!!
  6. 6 : : 2017/02/16(木) 21:51:53
    >>5 期待ありがとうございます
  7. 7 : : 2017/02/16(木) 22:10:59
    1階廊下

    アルミン「エレン、どこにいるんだ?」

    エレナ「でも、校内にいることは確かよ」

    アルミン「どうして?」

    ナック「ゲームマスターが言ってた「学校を出ようとすれば死ぬ」か…」

    アルミン「ってことは、校内を出た瞬間に…」

    ナック「失格…いわゆる死だな」


    コツコツ…


    エレナ「誰か来る…」

    アルミン「え…」

    エレナ「こっちに走ってきてる…」

    タッタッタッ!

    ズダンッ!

    アルミン「っ!銃声!?」

    ナック「ぐっ!!」

    アルミン「ナック!?」

    エレナ「銃声…ってことは…あれがビトレイヤー…」

    アルミン「っ!」




    ビトレイヤー「…」カチャッ!(サブマシンガン)





    エレナ「まずいわ…逃げましょう!」

    アルミン「ナック、走れる?」

    ナック「ああ…」



    ビトレイヤー「…」ズダダダダダダダ!




    キュインッ!キュインッ!キュインッ!キュインッ!キュインッ!

    エレナ「しつこいわね!」タッタッタッ

    アルミン「ハァ…ハァ…」タッタッタッ



    ナック「ぐっ…」タッタッタッ

    グラッ!

    ナック「うわっ!」バタンッ!




    アルミン「ナック!!!」

    エレナ「大変!!」



    ナック「俺の事はいい!お前らだけでも逃げろ!」



    アルミン「でも!!」


    ナック「大丈夫だ…少しは時間稼ぎになる…仇とってくれよ!」


    アルミン「…ごめん…」タッタッタッ

    エレナ「必ず…」タッタッタッ



    ビトレイヤー「…」タッタッタッ!


    ナック「来やがれ!ビトレイヤーがっ!」カチャッ!ズダダダダダダダ!(アサルトライフルの発砲音)

    ビトレイヤー「…」タッタッタッ!

    キュインッ!キュインッ!キュインッ!キュインッ!キュインッ!



    ナック「うおおおおおおおお!」ズダダダダダダダ!

    ビトレイヤー「…」シュンッ!

    ナック「っ!消えた!」

    カチャッ!

    ナック「なっ!!」

    ズダンッ!








    ズダンッ!

    アルミン「っ!」

    エレナ「嘘でしょ…」

    ピンポンパーンポーン

    『ナック・ティアスがビトレイヤーにより死亡しました。残るイノセントは16名となりました』





    ジャン「なっ!!早速死亡者が…」



    マルコ「嘘だろ…」

    クリスタ「そんな…早速一人目の犠牲者が…」

    ユミル「チッ、ビトレイヤーめ…」




    エレン「アニ…」

    アニ「ええ、分かっている…ビトレイヤーに襲われた私達は敵じゃないわね」

    エレン「じゃあ、一緒に行動しても」

    アニ「ええ、構わないよ」

    エレン「そうか…」

    タッタッタッ!

    エレン「っ!誰か来るぞ…」

    アニ「ビトレイヤー?」

    タッタッタッ!タッタッタッ!

    エレン「いや複数の走る音が…」

    アニ「私が出る…」カチャッ!


    タッタッタッ!タッタッタッ!

    アニ「…」

    アニ「っ!」バッ!カチャッ!

    アルミン「わっ!」

    アニ「?あんたは…」

    エレン「アルミン!」

    アルミン「エレン!」

    エレナ「兄さん!」

    エレン「エレナもお前ら無事だったんだな!」


  8. 8 : : 2017/02/16(木) 22:29:39
    ジャン「チッ、俺はこんなところで死んでたまるか…ん?あそこは…化学室か…よしあそこに隠れよう」




    トーマス「マルコ!」

    マルコ「トーマス、無事だったか!」

    トーマス「ああ、ナックが…」

    マルコ「うん…僕たちでナックの仇を討とう」

    トーマス「そうだな」

    ユミル「おいおい、まだそいつがイノセントかどうか分からないだろ?」

    マルコ「ですが、疑ってもキリがないです」

    ユミル「それはそうだが…」

    クリスタ「もういやだ…私死にたくない…」ポロポロ






    エレン「そうか…ナックはお前らを助けるために…」

    アルミン「ナックは恨んでるかな?」

    エレン「いや、恨んでない。お前らを助けるためにアイツは死ぬ覚悟をして戦ったんだ…ゲームをクリアしてナックを生き返らせるんだ」

    アルミン「…そうだね…」

    エレナ「兄さん、話の通り、私とアルミン君はビトレイヤーではないわ」

    エレン「ああ、アニ。信じてくれるか?」

    アニ「ええ、こういう状況だもの、信じるしかないでしょ?」

    エレン「それでこれからどうする?」

    アニ「取り合えず、ベルトルトとライナーと合流しないと」

    アルミン「どうして」

    アニ「一回だけ合流したんだけど、途中ではぐれちゃって」

    エレン「そうか…よし、二人を探そう」

    エレナ「でも、その二人のどっちかがビトレイヤーの可能性が…」

    アニ「まだ確定したわけじゃないわ。ひとまず、二手に別れて二人を探すよ」

    エレン「それじゃ、俺とアルミンで探す」

    アニ「分かったわ、それじゃあエレナ。一緒に」

    エレナ「ええ」

    アニ「それじゃあ、二人を見つけ次第ここに集合で」

    エレン「分かった…。行くぞアルミン」タッタッタッ

    アルミン「うん」タッタッタッ






    食堂

    ミカサ「…」スタスタ

    ガシャーーンッ!

    ミカサ「誰?」


    厨房

    ミカサ「…」

    サシャ「…」モグモグ!

    ミカサ「何してるの?」

    サシャ「むっ!あなたでしたか…驚かさないでください」

    ミカサ「…」カチャッ!

    サシャ「っ!どうしたんですか?」

    ミカサ「…」スッ(サシャに向ける)

    サシャ「え?ちょっと何なんですか?やめてください冗談ですよね?」

    ミカサ「伏せて!」

    サシャ「ひっ!」ザッ!

    ミカサ「っ!」ズダンッ!


    キュインッ

    「っ!」

    ミカサ「誰なの!そこでを何している!」

    ズドォンッ!

    カキュンッ!

    ミカサ「っ!」サッ

    サシャ「何ですか一体!!」

    ミカサ「恐らくビトレイヤーよ」

    サシャ「えええ!私達殺されるのですか!」

    ミカサ「いい?私の言うことを聞いて?」

  9. 9 : : 2017/02/17(金) 00:29:46
    きたい
  10. 10 : : 2017/02/17(金) 11:27:53
    >>9 ありがとうございます
  11. 11 : : 2017/02/17(金) 11:47:11



    エレン「ベルトルト!ライナー!」

    アルミン「二人はどこにいるんだろう?」

    エレン「恐らく隠れているんだな…」

    アルミン「こっちから動かないと見つからないか…」

    ズドォンッ!

    エレン「今の銃声は…」

    アルミン「食堂の方からだ…まさかビトレイヤー?」

    エレン「行くぞアルミン」

    アルミン「うん」







    「…」スタスタ


    ミカサ「…」

    サシャ「…」ガクガク


    「…」スタスタ


    ミカサ「っ!」サッ!

    「っ!」

    ミカサ「喰らえ!」ズダダダダダダダ!

    「っ!」シュンッ!シュンッ!シュンッ!シュンッ!シュンッ!

    サシャ「うわああああああああ!」シュッ!(包丁)

    ザクッ!

    「うっ!」バタンッ

    ミカサ「よくやったわ、サシャ」

    サシャ「はい…」

    「ぐっ…うぅ…」

    ミカサ「っ!あなたは…」

    サシャ「え…ミーナ?」

    ミーナ「ハァ…ハァ…」ポタポタ

    エレン「っ!お前ら!」

    アルミン「っ!大丈夫!?」

    エレン「おい…なにしてんだよお前ら…」

    ミカサ「ミーナに襲われたので、私とサシャで彼女を瀕死に負わせた」

    エレン「じゃあ…ミーナが…ビトレイヤーなのか?」

    ミーナ「ち、違う!!」ポタポタ

    アルミン「叫んじゃダメだ!くそ!出血を止めないと」

    エレン「アルミン、もう彼女は…」

    アルミン「言わないでくれ!」

    ミーナ「よく聞いて…私はビトレイヤーに操られてたの…」

    ミカサ「ビトレイヤーの特殊能力ね…」

    ミーナ「ビトレイヤーは…ハァ…ハァ……m……………………」ガクッ

    エレン「…死んだ……」

    ピンポンパーンポーン

    『ミーナ・カロライナーが、サシャ・ブラウスの刺殺により死亡しました。残るイノセントは15名となりました』

    エレン「クソ!」

    サシャ「嘘でしょ…どうして私が殺したことになったんですか!?」

    ミカサ「あなたが私の指示に従ったからこうなった」

    サシャ「ミカサ…私をハメたのですね!」

    エレン「おい、お前ら喧嘩するな…今はビトレイヤーを…」

    アルミン「いや、ビトレイヤーならここにいる…」

    エレン「えっ!どこに!!」

    サシャ「まさか…」

    ミカサ「…」


    アルミン「ミカサ…君がビトレイヤーだ」

  12. 12 : : 2017/02/17(金) 12:07:50
    エレン「嘘だろ…」

    サシャ「やっぱり…あなたなんですね!」

    ミカサ「アルミン、あなたは何か勘違いしてる。私がビトレイヤーという証拠は」

    アルミン「じゃあ、聞くけど。どうしてサシャに包丁を刺すなんてことをさせたの?」

    ミカサ「私が囮になりサシャを安全にさせるために…」

    アルミン「いや違うね…さっきの放送でサシャがミーナを殺したと言ってた。けど、ナックが殺された時はビトレイヤーによってと言ってた。つまり君は放送でビトレイヤーと言われるのを避けるためにサシャに濡れ衣を着せようとさせたんだ」

    ミカサ「そんなことで私がビトレイヤーだって認めるはず…」

    アルミン「それじゃあ、君の靴に付着している血はなんなんだい?」

    エレン「っ!ほんとだ…付いている!」

    アルミン「それは恐らくナックの血だ」

    ミカサ「いえ違う!これはミーナの飛び散った血が付いただけ!ので私はビトレイヤーではない!」

    アルミン「それじゃあ、生物実験室でDNA鑑定させてもらうよ?」

    ミカサ「!!」

    エレン「もし靴に付いてる血がナックのではないのならな」

    ミカサ「…」

    サシャ「ミカサ…本当にあなたが…」

    ミカサ「バレてしまった以上、あなたたちには死んでもらうわ」カチャッ!(機関銃)

    エレン「その機関銃!やっぱり…ビトレイヤーはお前か!!」

    ミカサ「死ね!!」ズダダダダダダダ!

    エレン「伏せろ!」

    キュインッ!キュインッ!キュインッ!キュインッ!キュインッ!キュインッ!キュインッ!


    ミカサ「出てこい!ズタズタに殺してやる!」

    エレン「ひとまず、逃げるぞ。このことをアニ達に言わないと…」

    アルミン「うん、そうだね」

    サシャ「けれど、どうやって食堂から逃げるんですか?出入り口は一つしかありませんよ?」

    エレン「俺の装備に煙幕がある…これを使って逃げるぞ…」

    アルミン「走れる?サシャ」

    サシャ「大丈夫です」






    ミカサ「どこにいる!?」カチャッ!

    エレン「おい!」シュッ!

    ミカサ「っ!」

    プシューーーーーーーー!

    モヤモヤ

    ミカサ「これは…煙幕?!」



    エレン「今だ!走れ!!」タッタッタッ



    ミカサ「くっ!」ズダダダダダダダ!



    キュインッ!キュインッ!キュインッ!キュインッ!キュインッ!キュインッ!キュインッ!



    エレン「チッ!そこら辺で撃ちやがって!」タッタッタッ





    ミカサ「ハァ…ハァ…逃げられた…なら全員殺すまでよ…」


  13. 13 : : 2017/02/17(金) 16:38:18
    やはりミカサだったか・・・
    みんなー!!頑張れーーーー!!!!
  14. 14 : : 2017/02/17(金) 17:26:46



    1階廊下

    エレン「なんとか逃げ切れたか」

    アルミン「でも、ミカサを殺さないとゲームは終わらない…」

    エレン「ああ…とにかくアニ達と…」

    アニ「私がどうかしたのかい?」

    エレン「わっ!アニかよ」

    エレナ「どうしたのですか兄さん?」

    ライナー「アニ、こいつがエレンとアルミンか」

    アニ「ええ、後はビトレイヤーを…」

    エレン「ビトレイヤーならミカサだ!」

    ベルトルト「え!そうなの!」

    エレン「ああ、秘密を知った俺やアルミン、そして、サシャを殺そうとした」

    アニ「じゃあ、サシャはビトレイヤーではないのね?」

    サシャ「はい!信じてください!」

    アニ「分かってるわ、ただミカサがどう仕掛けるかよ?」

    アルミン「僕に考えがある」






    化学室

    ジャン「なんだよ…どんどん死んでいくじゃねぇかよ!ナックの次はミーナかよ…クソッ!」

    ガララッ!

    ミカサ「っ!ジャン!?」

    ジャン「ミカサか?」

    ミカサ「大変よ!サシャがビトレイヤーだったわ」

    ジャン「マジかよ」

    ミカサ「ええ、今彼女は弱っているから殺すなら今がチャンスよ」

    ジャン「分かった行くぞ」

    ミカサ「ええ」カチャッ…(サブレッサー付き毒針拳銃)






    ミリウス「トーマス!」

    サムエル「マルコも、お前ら無事だったんだな!」

    トーマス「お前らも無事で何よりだ」

    マルコ「他の人たちは何をしているんでしょうか?」

    ユミル「もしかしたら、今ここにいない奴等の誰かがビトレイヤーなのかもしれない」

    クリスタ「怖い…」

  15. 15 : : 2017/02/17(金) 20:12:36
    ドキドキ・・・期待です!!
  16. 16 : : 2017/02/17(金) 20:12:50
    ジャアアアアン泣
  17. 17 : : 2017/02/17(金) 23:44:47


    ミリウス「?誰か来るぞ」

    ユミル「誰だ?」

    ジャン「お前ら!!」

    マルコ「ジャン!」

    ミカサ「みんな無事で何より!」

    ジャン「聞いてくれ!ビトレイヤーはサシャだそうだ!」

    マルコ「やっぱりか…」

    クリスタ「それじゃあ私達全員サシャに殺されるの?」

    ミカサ「いえ、私たちでサシャを倒してこのゲームを終わらせる」

    トーマス「ああ!そうだな!」

    ミリウス「ゲームを終わらせるためにサシャを殺すしかないんだ…」

    ミカサ(よし、エレン達とマルコ達を衝突させて残党を殺す…)



    サシャ「皆さん!ミカサから離れてください!」



    ミカサ「っ!裏切り者よ!捕まえるわよ!」カチャッ!(毒針拳銃)

    ジャン「お前ら行くぞ!」


    エレン「今だっ!」

    ガシッ!ガシッ!ガシッ!ガシッ!

    ミカサ、ジャン「え!」

    サムエル「よし!ビトレイヤーを確保だ!」

    コニー「しっかりと取り押さえろ!」

    ジャン「お、おい!お前らなんで?」

    ミカサ「放せ!放してよ!」

    エレン「よし、武器、装備を取り上げた!もう大丈夫だ」

    ミカサ「くそ…なんであなたたちが私の正体を!」

    マルコ「数分前にアルミンが来たんだ」






    アルミン「ミカサがビトレイヤーなんだ!」

    マルコ「ミカサが…」

    クリスタ「私達はどうすればいいの?」

    アルミン「きっとミカサは君達の元へ来るはずだ。彼女が油断したところを取り押さえてくれ」






    アルミン「そして、途中でサムエル、コニーとも合流し、ジャン以外の全ての人は君がビトレイヤーという真実を知った」

    ジャン「嘘だろ…俺は危うくサシャを殺すところだったのか…」

    エレン「ジャン…」

    ジャン「はは…俺はバカだ…なんでこんな意図も容易く騙されるんだ…」

    アルミン「さて、ミカサ。諦めて降参するんだ…」

    ミカサ「……。分かったわ…」

    アルミン「うん」

    ミカサ「けど、あなただけでも殺すわ!」シュッ!(毒針)

    アルミン「なっ!」

    ジャン「チッ!」ドスッ!

    アルミン「うわっ!」ドンッ!

    プスッ!

    ジャン「グッ!」

    コニー「ジャン!?クソが!」ズダンッ!

    ミカサ「うっ!!」バタンッ

    サムエル「おい!なんで撃ったんだ!」

    コニー「すまねぇ、ついカッとなって…」

    ジャン「ハァ…ハァ…」

    アルミン「ジャン!落ち着くんだ!大丈夫生き残れる!」

    ピンポンパーンポーン

    「ビトレイヤーが抹殺されました。ゲームを終了します。尚、死亡者はナック、ミーナ、ミカサ…そしてジャンです」

    全員「っ!」

    アルミン「そんな…まだジャンは生きてるぞ!」

    ジャン「無駄だ…ビトレイヤーを殺す前に殺られてんだ…仕方ないことだ」

    アルミン「ジャン…」

    ジャン「ゲホッ!ゲホッ!エレン…お前言ったよな?願いで死んだやつを…生き返らせるって」

    エレン「ああ」

    ジャン「もし、ゲームクリアしたなら頼むぜ…」

    エレン「できるだけのことはする」

    ジャン「へへ、こんなところでくたばってたまるかよ…後は……任せ…た………」ガクッ

    アルミン「ジャン…」


    「ゲームを終了したので、待機教室に転送します」

  18. 18 : : 2017/02/18(土) 08:40:29




    ビーーーーー

    アルミン「っ!最初の教室だ…」

    エレン「戻ってきたようだな」

    エレナ「やっぱり…ナックやミカサはいませんね」

    マルコ「一回のゲームで四人も死ぬことになるなんて…」

    アルミン「やっぱり、ジャンは死んじゃったんだね…」

    全員「…」

    ピンポンパーンポーン

    「諸君、第一回のゲームクリアおめでとう」

    アルミン「ゲームマスター…」

    「14名のイノセント諸君に評価を発表する」


    アルミン 55点 ビトレイヤーの正体を突き止めた+ビトレイヤーから二回も逃げ延びた

    エレン 35点 ビトレイヤーから二回も逃げ延びた

    エレナ 15点 ビトレイヤーから逃げ延びた

    アニ 15点 ビトレイヤーから逃げ延びた

    サシャ 10点 ビトレイヤーから逃げ延びたが食堂の食べ物を盗んでたため減点

    コニー 20点 ビトレイヤーを仕留めた

    ベルトルト、ライナー、サムエル、マルコ、トーマス、ミリウス 5点 ビトレイヤーを取り押さえた

    ユミル、クリスタ 0点




    サシャ「食べ物を盗んでたため減点…」ショボン

    エレン「この中でアルミンが一番だな」

    アルミン「う、うん」

    「以上の評価だが、この点数を貯めるといいことがある。詳しくは生徒手帳を確認するのだ。次のビトレイヤーゲーム開始時間は5時間後だ」

    コニー「っ!お、おい!これで終わりじゃないのかよ!」

    「君達はこれで終わりかと思っているかもしれないが、ゲーム終了はビトレイヤーによるゲームクリアか18名のうち、5名のみ生き残った場合だ。では放送を終了する」

    プツッ!

    全員「…」

    アルミン「…」チラッ


    点数メニュー

    ・一人だけ死んだものを復活させる権利(120点)

    ・ビトレイヤーの特殊能力を一回使える権利(70点)

    ・イノセント確定権利(50点)

    点数メニューとは、ビトレイヤーゲームを終了時ゲームマスターから評価した点数で上記のものが使えるメニュー


    アルミン「死んだものを復活させる…」

    エレン「どうやら、可能みたいだな…」

    アルミン「…」

    エレン「ゲームクリアして願いでジャン達を復活させるぞ」

    アルミン「うん」

    トーマス「…」

    "死んだものを復活させる"

    トーマス(ミーナ…必ず助けるからな…)


  19. 19 : : 2017/02/18(土) 09:25:03
    ジャン・・・安らかに眠れ。+゚(゚´Д`゚)゚+。
    期待です!!
  20. 20 : : 2017/02/18(土) 09:50:53
    1人だけ?てことは4人分集めれば四人生き返らせれるのかい?
  21. 21 : : 2017/02/18(土) 14:21:36
    >>19 ありがとうございます!

    >>20 そういうことですね!四人を生き返らすには480点が必要です!
  22. 22 : : 2017/02/18(土) 14:38:23



    休息の時間


    休息の時間とは、ビトレイヤーゲームが始まるまでの休憩時間。ゲーム以外で人を殺すことは禁止。もし殺したら失格=死となる…

    学校の外へは出てはならないが、校内なら何処でも行っていい



    待機教室

    コニー、トーマス「…」



    サムエル「一体どうなるんだ?」

    ミリウス「分からない」


    クリスタ「怖いよ…」ガクガク

    ユミル「大丈夫だクリスタ」


    1階廊下 ナックが死んだ場所

    アルミン「…」

    エレナ「ナックの遺体は無いわね…けど、血は残ってる…」


    3階階段のおどり場 ミカサ、ジャンが死んだ場所

    エレン「…ジャン…絶対に生き返らすからな…」



    食堂 厨房 ミーナが死んだ場所

    サシャ「ミーナ…ごめんなさい…本当にごめんなさい…」ポロポロ

    アニ「大丈夫、ゲームをクリアしてみんなで帰りましょう?」

    サシャ「はい…」




    2階 図書室

    ベルトルト「…」ペラペラ

    ライナー「どうだ?」

    ベルトルト「ダメだ…何の手掛かりもない…」

    ライナー「そうか…」

    ベルトルト「後はこの机の引き出しだけだね」

    ガラッ

    ベルトルト「これは…っ!どういうことだ!」

    ライナー「どうした?」

    ベルトルト「ねぇライナー。僕とライナーとアニはともかくとして、エレンやアルミンとは初対面のはずだよね?」

    ライナー「ああ、そうだが?」

    ベルトルト「これを見て」スッ

    ライナー「っ!なんなんだこれは?!」






    校長室

    アニ「…」ペラペラ

    進撃高校 1-4名簿

    アニ「なるほど…私達は初対面ではなかったのね…」






    18名の集合写真

    ベルトルト「僕達は…記憶を…」

    ライナー「無くしていたってのか?!」


  23. 23 : : 2017/02/18(土) 16:13:50
    これってG-modの人狼っすか?
  24. 24 : : 2017/02/18(土) 16:32:42
    >>23 まぁ、そうとも言えますけど、ビトレイヤーの特殊能力にデスノートとかワンパンチなどは出ません。ドローンやC4に関しては出すかどうかは未定です
  25. 25 : : 2017/02/18(土) 16:57:25
    な、なんだと!?どこかで会っていたのか・・・
    ますます気になるぅぅ!!!
    期待です!!
  26. 26 : : 2017/02/18(土) 18:55:09


    エレン「…」ジー

    18名の集合写真

    エレン「確かに俺達だ」

    クリスタ「でもあり得ないわ」

    エレナ「どうしてですか?」

    クリスタ「だって私達は今日知り合ったばかりですよ!こんな集合写真だって合成とか加工すれば…」

    アニ「ならこれはどう?」スッ

    アルミン「名簿?」

    アニ「校長室でその名簿があったわ」

    アルミン「…」ペラッ

    アルミン「っ!これは…」

    ーーーーーーーーーーーーーーーー

         サイン書

       進撃高校 校長へ

    私は1-4の生徒として学校に忠を尽くすことを

         ここに誓う!


    サイン名 アルミン・アルレルト

    ーーーーーーーーーーーーーーーー


    アルミン「このサインの字は間違いなく僕が書いた字だ…」

    サムエル「アルミンの他にも俺やエレンのもある…じゃあ、やっぱり俺達は…」

    アニ「ええ、進撃高校の生徒そして、私達はクラスメイトになるわね」

    全員「!!」

    ミリウス「じゃあ、俺達は同級生同士で殺しあっているのかよ!」

    クリスタ「そんな…嫌だよ…こんなの嫌だよ!」

    ユミル「クリスタ!」

    ピンポンパーンポーン

    「第二回ビトレイヤーゲーム開始まで残り5分」

    コニー「また始まるのか…」

    アルミン「きっと早くこのゲームを終わらせたい人がいるよ…この14人の誰かが…」


    エレン、エレナ、アニ、ベルトルト、ライナー、トーマス、ミリウス、サムエル、マルコ、コニー、サシャ、クリスタ、ユミル「…」



    『間もなくゲームが開始されます。武器、装備を確認の上、待機せよ』

    全員「…」

    アルミン「…」カチッ!カチャッ!

    エレン「アルミン、ジャンたちの仇をうつぞ」

    アルミン「ああ、わかってる…」


    『それではゲーム開始!!』



  27. 27 : : 2017/02/18(土) 19:11:36

    ーあなたはイノセントですー

    アルミン「…」




    ーあなたはビトレイヤーですー

    「マジかよ…」







    4階 音楽室

    アルミン「始まった…とにかくみんなを探そう…」

    ミリウス「アルミン!」

    アルミン「ミリウス!ビトレイヤーじゃないよね?」

    ミリウス「ああ、信じてくれ」

    アルミン「分かった、信じるよ」

    ズドォンッ!

    アルミン、ミリウス「っ!」


    トーマス「うわああああああ!こっち来るな!」ズダダダダダダダ!


    アルミン「今の声…トーマス!」

    ミリウス「ビトレイヤーが早速襲っているのか!」





    トーマス「ハァ…ハァ…」

    アルミン「トーマス!大丈夫!?」

    トーマス「あ、ああ…」

    ミリウス「どうした!何があった!」

    トーマス「ビトレイヤーに襲われたよ…」

    アルミン「誰?」

    トーマス「分からない…顔が見えなかった…」

    ミリウス「足、大丈夫か?」

    トーマス「なんとかだ…」

    ミリウス「そうか手を貸す」

    トーマス「すまない」

    ミリウス「アルミンは周りを警戒してくれ、とにかくみんなのところへいくぞ」

    アルミン「うん」



    2階 廊下

    エレン「おーい!アルミン!エレナ!」

    クリスタ「っ!エレン!」

    エレン「クリスタ!大丈夫か!」

    クリスタ「うん…一人で怖くて」

    エレン「じゃあ一緒に行くか?」

    クリスタ「いいえ、ここにいましょ?出歩くと絶対に危険だよ!」

    エレン「でもアルミンとエレナが心配だ」

    クリスタ「私のことは心配じゃないの?仲間でしょ!」ウルウル

    エレン「あ、分かった少しここにいるから」

    クリスタ「うん!ありがとう」

    エレン(まだクリスタがイノセントとという確証はない…一応警戒はしとこう…)




    保健室

    トーマス「ハァ…ハァ…」

    ミリウス「取り合えず、これでいいだろう…ゆっくりと休め」

    トーマス「すまない…」

    アルミン「今回のビトレイヤーはかなり隠密に動くね」

    ミリウス「ああ…ミカサの場合はすぐ行動にでる派だが今回は一体誰なんだろうか…」

    アルミン「…」

    ガッシャーーーン!

    アルミン、ミリウス「っ!なんだ!」

    アルミン「僕が見てくる!ミリウスはトーマスと一緒にいてて!」

    ミリウス「ああ、分かった」
  28. 28 : : 2017/02/18(土) 19:31:23
    3階 生物実験室

    ガララッ!

    アルミン「っ!エレナ!」

    エレナ「アルミン君!無事だったのね!」

    アルミン「うん!なんとかね…それよりさっきの音は?」

    エレナ「窓ガラスが割れた音です」

    ライナー「アルミンか…」

    アルミン「これは…顕微鏡?」

    ライナー「どうやら外から投げられたみたいだ」

    アルミン「外から?!でも外から投げても外にいる人は失格になるんじゃ…」

    ライナー「ああ、それはないと思った…」

    アルミン「でもおかしいよ…」

    ライナー「なにがだ?」

    アルミン「ガラスの破片が一つもない…」

    ライナー「そう言えば、大きな破片が一つも見当たらないな」



    トーマス「アルミン!来てくれ!大変だ!」


    アルミン「っ!トーマスの声!?」タッタッタッ

    ライナー「っ!お、おい!」


    保健室

    トーマス「おい!アルミン!」

    アルミン「トーマス!どうしたの!」

    トーマス「俺が便所にいって帰ってきたら保健室が開いてないんだ、で、ドアの隙間から見たら…」

    アルミン「…」ジー(ドアの隙間を見る)

    アルミン「っ!」



    ミリウス「」首を吊った姿



    アルミン「ミリウス!」

    ライナー「俺が開ける!」



    ドンッ!

    バタンッ!

    アルミン「ミリウス!しっかりするんだミリウス!」

    エレナ「え…自殺なの?」

    ピンポンパーンポーン

    「ミリウス・ゼムルスキーはビトレイヤーによって殺されました」

    アルミン「っ!ビトレイヤーの仕業!?」

    トーマス「嘘だろ…俺がいない間にミリウスが…ビトレイヤーに…」

    ライナー「だが、特に怪我とかしていないしそういう跡もないぞ」

    アルミン「部屋も荒らされていないし…」

    エレナ「自殺…ではないのですね?」

    アルミン「でも放送は嘘をつかない…」

    トーマス「じゃあ、一体誰が…」

    アニ「アルミン!」

    アルミン「アニ!」

    アニ「大変よ!ベルトルトが…ベルトルトが!」

    アルミン「え…」

  29. 29 : : 2017/02/18(土) 23:13:10

    ベルトルト「」

    アルミン「…残念だ…」

    ピンポンパーンポーン

    「ベルトルト・フーバーはビトレイヤーによって殺されました」

    ライナー「クソが…ベルトルト…」

    アニ「ベルトルト…」ポロポロ

    アルミン「毒針が背中に刺さっていた…恐らく、ミカサがジャンに使った毒針だ」

    エレナ「ベルトルトさん…」

    トーマス「このままだと俺達はミリウスやベルトルトと同じ毒殺で死ぬぞ」

    アルミン「とにかくみんなを探そう…」







    エレン「…」

    クリスタ「…」ギュウ

    エレン「なぁ、いい加減に離れてくれないか?」

    クリスタ「やだ」








    アルミン「サムエル!コニーにサシャ!」

    サムエル「無事だったか!」

    アルミン「うん…でも、ミリウスとベルトルトが…」

    サムエル「そうか…」

    サシャ「あのアルミン」

    アルミン「ん?」

    サシャ「これが…」スッ(毒針拳銃)

    アルミン「毒針拳銃…ビトレイヤー専用の武器だ…」

    ライナー「確か弾数はイノセントが使うハンドガンと変わらないんだな?調べてみよう…」

    アルミン「どうして、サシャ達が?」

    サシャ「コニーが男子トイレで見つけたのです」

    アルミン「男子トイレ…」

    ライナー「おい、アルミン。この拳銃の弾2発も使われてた」

    アルミン「毒針拳銃を2発も…」

    ーーーーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーー

    トーマス「俺が便所にいって帰ってきたら保健室が開いてないんだ

    ーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーーーーーーー

    ーーーーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーー

    トーマス「このままだと俺達はミリウスやベルトルトと同じ毒殺で死ぬぞ」

    ーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーーーーーーー



    アルミン「っ!まさかビトレイヤーの正体は!」

    ライナー「分かったのか!」

    アルミン「…トーマス…君だね?」

    トーマス「は?!」

    トーマス以外「っ!!」

  30. 30 : : 2017/02/18(土) 23:36:48
    トーマス「はっ!えっ!俺!?アルミン、いくらお前でもそんな冗談は付き合えないぜ?だってお前も見ただろ?俺がビトレイヤーに襲われてる所を…」

    アルミン「でもそれは本当に襲われたの?」

    トーマス「あったり前だろ!だって足を負傷したんだぞ?」

    アルミン「けれど、君がビトレイヤーに襲われてる所を見た人はいない。つまりそれが演技だとしたら…」

    トーマス「っ!!」

    アルミン「他にもある。トーマス…君はベルトルトの死体を見たとき何て言ったの?」

    トーマス「ええ?確か、このままだと俺達はミリウスやベルトルトと同じ毒殺で死ぬぞって…」

    アルミン「どうして君はミリウスの死因が毒殺って分かってたの?」

    トーマス「っ!」

    アルミン「つまり君の犯行はこうだ。まず保健室で僕が出ていってしばらくしてからミリウスを毒針拳銃で殺害。そして、君はミリウスが自殺させたと思い込ませてミリウスの死体を首から吊り下げた…そして、偶然通りかかったベルトルトを背後から殺害。そして、男子トイレで拳銃を捨て証拠を隠滅しようとした」

    トーマス「そ、そんなの俺は認めねーぞ!だいたい、ミリウスが死んだとき保健室のドアは開かなかったんだぞ!どうやって内側から鍵なんて閉めるんだよ!」

    アルミン「なら、君の装備を見させてくれない?」

    トーマス「っ!」

    アルミン「気づいてないって思った?机の上に鍵があったんだ、けれど戻ってきたときにはなかった…つまり、すぐ鍵を持ち出せる人は君しかいない」

    トーマス「あ…」

    サムエル「トーマス…お前が…」

    トーマス「ククク…バレちゃ仕方がないか…そうだよ…俺がビトレイヤーだ」

    コニー「トーマスなんでミリウスやベルトルトを…」

    トーマス「ミーナを助けたいからさ…俺がお前らを殺して、そしてゲームクリア報酬でミーナを生き返らせる!どうせビトレイヤーになっちまった俺じゃあ点数メニューはもう使えない…ならお前らをぶっ殺す!」シュンッ!

    コニー「消えた!」

    エレナ「ビトレイヤー専用の特殊能力、瞬間移動ね…みんな手分けして探すわよ!ターゲットはトーマス・ワグナー!」

    全員「…」コクッ

  31. 31 : : 2017/02/19(日) 10:22:03

    エレン「やっとクリスタから解放された…」タッタッタッ

    カチャッ!カチャッ!

    エレン「っ!」ピタッ


    トーマス「くそ!俺はこんなところで死んでたまるか!」


    エレン「トーマス?なにやってんだ?あいつ…」

    ガシッ!

    エレン「っ!」

    マルコ「エレン」

    エレン「マルコか…」

    マルコ「どうかしました?」

    エレン「いや、この角にトーマスがいるんだ」

    マルコ「…」ジー


    トーマス「クソ!クソ!」カチャッ!


    マルコ「一体彼は何をしているんだ?」

    エレン「分からない…」


    トーマス「ひとまずはこんなもんか…」

    固定機関銃「」

    トーマス「これでアルミン達を殺して、ゲームクリアするぞ…」



    エレン「っ!トーマスがビトレイヤーだったのか!」

    マルコ「なら今やるチャンスだ」

    エレン「待て、相手は特殊能力持ちだ…下手に戦えば返り討ちになる」

    マルコ「じゃあ、どうするんだ?」

    エレン「…様子を伺うんだ」

    マルコ「了解…」




    ライナー「どこにいやがる…トーマスの奴…」

    アニ「そんな遠くには行ってないはず…」

    ズダダダダダダダ!

    ライナー「っ!隠れろ!」

    キュインッ!キュインッ!キュインッ!キュインッ!キュインッ!

    アニ「畜生!」ズダダダダダダダ!



    固定機関銃「」ズダダダダダダダ!



    アニ「機関銃がひとりでに発砲してる!?」

    キュインッ!

    アニ「うわああああああああ!」

    ライナー「アニ!」

    アニ「腕を殺られたわ…」

    ライナー「クソッ!」


    トーマス「よし、このまま追い込んでやる…」

    「それはお前だトーマス」

    トーマス「っ!エレン!」

    エレン「もうお前がビトレイヤーだって言うことは知ってる」

    トーマス「フッ、大人しくしておけば楽にミリウスやベルトルトと同じ毒殺で死んでたのによ」

    エレン「テメェ…」ギリッカチャッ!

    トーマス「っ!」カチャッ!

    ズダンッ!ズダンッ!ズダンッ!ズダンッ!ズダンッ!ズダンッ!ズダンッ!

    キュインッ!

    エレン「銃が…」

    トーマス「死ね!」

    エレン「くっ!」タッタッタッ

    トーマス「まずはお前を殺してやる!」タッタッタッ



    ライナー「よし、うまくいったぞ」

    アニ「退却ね」

  32. 32 : : 2017/02/19(日) 10:58:10
    お、おおお!期待です!!
  33. 33 : : 2017/02/19(日) 14:33:39
    エレン「くっ!」タッタッタッ!

    トーマス「逃がすか!」ズダンッ!

    キュインッ!

    エレン「がっ!」

    バタンッ!

    トーマス「…」スタスタ

    エレン「うっ…くっ…」ドクドク

    カチャッ!

    エレン「っ!」

    トーマス「ジャンやミカサ達によろしくって伝えといてくれ…」

    エレン「ふっ!…自分で言え!!!」ピンッ!(手榴弾のピンを抜く)

    トーマス「っ!」


    アルミン「エレン!!!」

    エレナ「兄さん!!」



    エレン「アルミン…エレナ…すまない…ここまでだ…」


    ドカアアアアアアアアアンッ!



    アルミン「っ!エレええええええええン!」




    パラパラ



    エレン「」

    トーマス「」




    ピンポンパーンポーン

    「ビトレイヤーが抹殺されました。ゲームを終了します。死亡者は、ミリウス、ベルトルト、エレン、トーマスの四名です。残りの人数は10名」

    エレン「」

    アルミン「エレン…」ユサユサ

    エレナ「に…兄さん…」

    アニ「…」

    ライナー「バカ野郎…ビトレイヤーごと自滅しやがって…」

    ユミル「お前ら!ビトレイヤーを倒しただって?!っ!」

    クリスタ「どうしたのみんな?っ!エレン!」

    「ゲームを終了しましたので、待機教室に転送します」


    アルミン「エレン…」ビーーー

    エレン「」

  34. 34 : : 2017/02/19(日) 14:55:53

    ビーーー

    アルミン「…」

    エレナ「…」

    サシャ「アルミン…エレナ…」

    ピンポンパーンポーン

    「第二ビトレイヤーゲームクリアおめでとう。さぁ評価を出そう」

    アルミン 25点 ビトレイヤーの正体によく気づいた

    アニ、ライナー 5点 ビトレイヤーとよく戦った

    マルコ、サムエル、ユミル、クリスタ、サシャ、コニー、エレナ 0点


    アルミン「25点か…合計で80点…つまりあと40点…」


    「さて、18人もいた人数も半分近くまで減ったな…。だがゲームはまだ続く。次の開始は4時間後だ…心して待つがいい」

    プツッ

    休息の時間

    エレナ「…」

    アルミン「エレナ…ごめん…僕がエレンを救えなかったばっかりに…」

    エレナ「大丈夫です!点数を稼ぐかゲームをクリアして兄さんを生き返らせます!」

    マルコ「エレナさん…アルミン君…」

    アルミン「マルコ?どうしたの?」

    ザッ!

    マルコ「っ!」土下座

    エレナ、アルミン「えっ!」

    マルコ「ごめん!!僕が付いておきながら…エレンを見殺しにしてしまった…」



    マルコ「まずいよ!アニとライナーが戦ってるぞ!」

    エレン「仕方ない…行くぞ」

    マルコ「だよね!よし、いk…」

    ドスッ!

    マルコ「ぞ…」バタンッ!

    エレン「すまない、マルコ。誰かのせいで死んでもらうのはごめんなんだ…」(マルコを寝かせる)





    エレナ「…」

    マルコ「本当にごめん!!」

    エレナ「いいです。それが兄さんの意志なんですから…」

    マルコ「エレナさん…」

    アルミン「大丈夫だよマルコ。別に君を恨んでない。エレンだってそうさ」

    マルコ「二人とも…」

    エレナ「さ!次のゲームも頑張りましょう!」

    マルコ「はい!」


    クリスタ「エレンが死んだ…」

    ユミル「おい、クリスタ?」

    クリスタ「好きだったのに…」

    ユミル「そうか…(ゲーム開始時になんかムシャクシャしたから生物実験室の顕微鏡を投げつけたというのはみんなに内緒にしておこう…)」



    ライナー「…かなり減ったな…」

    アニ「ええ…ベルトルトも…」

    ライナー「ゲームをクリアして三人で生き残るぞ」

    アニ「分かってるわ…」
  35. 35 : : 2017/02/19(日) 17:17:11

    そのあと、再び僕たちは何か手掛かりがないか調べ始めた

    でも…全然それらしきものはなかった…


    社会科教室

    アルミン「あとはここだけだ…」

    アニ「ええ、何か手掛かりがあるはず」

    ライナー「だといいがな」

    エレナ「アルミン、こんなものが…」

    アルミン「これは…」

    『進撃高校の歴史』

    アルミン「…」ペラペラ

    アニ「学校の歴史なんて珍しいこともあるのね?」

    ライナー「だが、もしかしたらビトレイヤーゲームの真実が分かるかもしれない」

    アルミン「っ!なんだこれ…」

    エレナ「どうしたんですか?」

    アルミン「ねぇ、エレナ聞くよ?今日の年と日付は?」

    エレナ「えーと、2016年の4月じゃあ…」

    アルミン「これを見て!!」

    『2017年 4月進撃高校に隕石落下。生徒18名が死亡』

    エレナ「え…なんですか…これ…」

    アルミン「2017年…今の年なんだよ!」

    ライナー「なるほどな…初対面の俺たち…一年間の記憶がない…これなら分かる」

    アニ「そして生徒18名が死亡…私たちのことね…」

    アルミン「でもおかしいよ…僕達は死んだんならどうして生きてるの!?」

    アニ「それはゲームクリアすれば分かることね」

    アルミン「そうだね」

    エレナ「それとこんなものを見つけたわ」スッ

    アルミン「日記?」

    エレナ「書いた人物は兄さん」

    アルミン「エレンの日記…」

    アニ「読んでみて」

    アルミン「うん…『2017年、4月1日…俺たちが進撃高校の二年生になったときだ…』」








    テレビ「巨大隕石が地球に向かって接近しています!このままだと日本全体が壊滅してもおかしくはありません!」


    突然のニュースだった…政府関係者は俺たちのいる進撃高校に落ちると推定された…だが、俺達に逃げることは許されなかった…

    なぜなら学校の忠を尽くすと契約された生徒だ…

    学校を出ていくことは死に値すると同じものだ…

    俺達は教室でただ最期を来るのを待った…

    その時…ある人物がきた…そいつは『ゲームマスターJ』だ…





  36. 36 : : 2017/02/19(日) 17:34:46


    「生きたいか?」

    全員「え…」

    「生きたいのかと聞いている…」

    全員「………………はい…」

    「そうか…ならば貴様達に生き残るチャンスを与えよう」

    ジャン「はぁ?なにいってんだあんた」

    「君達にはゲームをしてもらう…そのゲームをクリアすれば君達は生き残れる簡単なルールだ…どうする?」

    全員「…」

    俺達に考える猶予はなかった…

    少しでも生き残れるチャンスがあるならば…

    俺達は「やります」と答えた

    そして、ゲームマスターは俺達を眠らせた…







    4月2日

    俺達は恐怖のゲームをさせられた…

    裏切り者を見つける「ビトレイヤーゲーム」

    俺達は誰一人殺さなかった

    しかし、ゲームマスターはそれを許さなかった

    そして、突如の煙…

    意識が…………

    (後は白紙)


    アニ、ライナー、エレナ「…」

    アルミン「僕達は…この学校から出られない…」

    ライナー「なるほどな…俺達はゲームマスターに騙されてこんな殺し合いを…」

    「ゲーム開始まで後10分」

    ライナー「どうやらお待ちかねのゲームだ」

    エレナ「どうします?このことをみんなに…」

    アルミン「いや、まだ言わなくていい。余計に混乱を招くだけだ」

    エレナ「そうですか…」

    アルミン「次のゲームで40点を取ってエレンを復活させる」

    エレナ「そんなアルミンに責任をおう必要は…」

    アルミン「僕はエレンを…ナック、ミーナ、ジャン、ミカサ、ミリウス、ベルトルト、トーマスを助けたい…絶対にこのゲームを終わらせる!」

    エレナ「アルミン…」

    アニ「まさにあなたはビトレイヤーゲームの最後の希望ね」

    ライナー「ああ、そうだな」

    アルミン「ビトレイヤーゲーム最後の希望…」

    ライナー「やろうぜ?アルミン」

    アルミン「ああ!」



    待機教室

    『間もなくゲームが開始されます。武器、装備を確認の上、待機せよ』

    アニ、ライナー、サシャ、コニー、サムエル、ユミル、クリスタ、マルコ「…」

    アルミン「…」ピラッ

    18名の集合写真「」

    エレン「」ニカッ

    アルミン「エレン、絶対に君を助ける」




    エレン「絶対に生き残ろうぜ!」





    アルミン「ああ、絶対に生き残る」

    エレナ「アルミン、いつでもあなたの味方です!」

    アルミン「エレナ…ありがとう」

    『それではゲーム開始!!』




  37. 37 : : 2017/02/19(日) 21:44:35
    アルミン・・・君だけは死んでほしくない!!
    でもこういう人って、ビトレイヤーになるんだよねぇ。+゚(゚´Д`゚)゚+。
  38. 38 : : 2017/02/19(日) 22:01:54

    ーあなたはイノセントですー

    アルミン「…」

    ーあなたはビトレイヤーですー

    「…」ニヤリッ






    1階廊下

    アルミン「…これで3回目…今はイノセントだけど…いつ僕もビトレイヤーになってもおかしくないな…」






    ミカサ「バレてしまった以上、あなたたちには死んでもらうわ」

    トーマス「ククク…バレちゃ仕方がないか…そうだよ…俺がビトレイヤーだ」







    アルミン「僕は絶対に屈しない…」

    うわああああああああ!!

    アルミン「っ!今の叫び声!」



    クリスタ「ユミル!しっかりしてユミル!」

    ユミル「うぅ…」ポタポタ

    クリスタ「ユミル…」

    アルミン「クリスタ!!」

    クリスタ「アルミン!ユミルが…」

    アルミン「頭から血が…誰かに殴られたの?」

    ユミル「分からない…突然殴られてな…」

    クリスタ「私も叫び声がしたから来てみたらユミルが…」

    アルミン「クソッ!ビトレイヤーの仕業か!」

    ユミル「かもな…私とクリスタは保健室に行くからアルミンはビトレイヤーを頼む」

    アルミン「分かった!」タッタッタッ




    サムエル「みんなはどこだ!」

    「…」ブンッ!

    ドスッ!



    アルミン「くっ!」タッタッタッ

    エレナ「アルミン!」

    アルミン「エレナ!」

    エレナ「探しましたよ!大丈夫ですか?」

    アルミン「うん、でもユミルが怪我をして」

    エレナ「っ!本当ですか!」

    アルミン「うん」

    エレナ「無事だといいのですが…」

    アルミン「何か手掛かりは?」

    エレナ「特にないです…」

    アルミン「そうか…」

    ライナー「アルミン!」

    アルミン「ライナー!」

    ライナー「大変だ!サムエルが!!」

    アルミン「っ!」



    三階 美術室

    サムエル「」ポタポタ

    アルミン「完全に死んでる…」

    ピンポンパーンポーン

    「サムエルはユミルによって殺されました」

    アルミン「っ!どういうことだ…ユミルはクリスタと保健室にいるはず…」

    エレナ「とにかく、保健室に行ってみましょう!」

    アルミン「そうだね!」
  39. 39 : : 2017/02/19(日) 22:20:08
    保健室

    アルミン「ユミル!聞きたいことが!」

    クリスタ「っ!アルミン助けて!ユミルがいないの!」

    アルミン「え…」

    クリスタ「もしこのままだと彼らみたいに殺されてると思うと心配で」

    アルミン「よし、手分けして探そう!エレナは僕と!ライナーはクリスタと頼む!」

    ライナー「分かった」







    エレナ「ねぇ、アルミン」

    アルミン「ん?」

    エレナ「なにかおかしいと思わない?」

    アルミン「なにがだい?」

    エレナ「どうしてクリスタはユミルと一緒にいないの?」

    アルミン「っ!」

    エレナ「いなくなって心配なら付いていってあげた方がいいのに…」

    アルミン「確かに…でも…クリスタがビトレイヤーだとしても決定的な証拠がない。今はユミルを探そう…」

    エレナ「そうですね…」

    サシャ「アルミン!エレナ!」

    アルミン「っ!サシャ、どうしたの!」

    サシャ「コニーが…コニーが!!」

    アルミン「コニーがどうしたんだい!」

    サシャ「死んでいました…」

    アルミン、エレナ「っ!」



    コニー「」ポタポタ

    アルミン「また殴られてる…」

    エレナ「…アルミン、コニーの背後を見てください」

    アルミン「?ダイイングメッセージだ…2、1、1、3、7?」

    エレナ「21137…何かの暗号ですね」

    アルミン「さすがにこれだと分からないな…」

    ピンポンパーンポーン

    「コニー・スプリンガーはビトレイヤーに殺されました」

    アルミン「…よし、まず分かったことは…ユミルはビトレイヤーと協力してる…」

    エレナ「まず、一番疑わしいのはクリスタですね」

    アルミン「でも、決定的な証拠がない…もし冤罪だったら…」

    マルコ「みんな!そこにいたんですね?」

    アルミン「マルコ、無事だったんだね」

    マルコ「なんとかね」

    ライナー「アルミン!」

    アルミン「次はどうしたの!」

    ライナー「ユミルを発見した!」

    アルミン「本当かい!」

    ライナー「ああ、すぐ来てくれ!」

    アルミン「三人ともいくよ!」



  40. 40 : : 2017/02/19(日) 22:42:17
    三階 美術室

    アルミン「え?ここにはサムエルの死体だけじゃ…っ!」

    クリスタ「うっ…うっ…」

    ユミル「」ポタポタ

    アニ「…」

    アルミン「アニ、君もいたんだ」

    アニ「ええ、偶然目撃したの…」

    アルミン「でもこれで手掛かりがなくなった…」

    クリスタ「このままだと私達…死んじゃう…」

    カチャッ!

    クリスタ「っ!」

    エレナ「いえ、死ぬのはどちらかしら?ビトレイヤー!!」

    アルミン「え、エレナ?」

    クリスタ「何言ってるのエレナ!私、何もしてないよ?ねぇ?」

    エレナ「そんな演技私には通用しないわ!」カチャッ!

    アルミン「エレナ、落ち着こうよ!」

    エレナ「アルミン、教えてあげるわ…コニーの残したダイイングメッセージを思い出して」

    アルミン「えっと21137」

    エレナ「それを逆さまにして英語に直して左から読んで」

    アルミン「えっと…7が最初だとすると7がLで…3がE…11は…えっと…」

    エレナ「Nよ」

    アルミン「どうして?」

    エレナ「いいから続けて」

    アルミン「11がNで…2がZ…そしたら…L…E…N…Z……………っ!LENZ(レンズ)!!」

    エレナ「ええ、そしてこの7人の中で『レンズ』が付いてる人物は…」

    アルミン「クリスタ・レンズ…君なんだね?」

    クリスタ「…」

    マルコ「ほう?」

    サシャ「クリスタ?」

    ライナー「何か反論はあるか?クリスタ…いや、ビトレイヤー」

    クリスタ「…ふふっ…ははははは…アハハハハハハハハッ!」

    アニ「何がおかしいの?」

    クリスタ「どうやら、チェックメイトのようね…」スッ(手榴弾)

    全員「っ!」

    ガシッ!

    クリスタ「なっ!!」

    ユミル「させるか……!!!」

    クリスタ「チッ!まだ生きてたの!?」

    ユミル「お前ら逃げろ!」

    アルミン「で、でも!」

    ユミル「私は生きる価値なしだよ…クリスタと一緒にサムエルとコニーの所に詫びに行ってくる」

    クリスタ「離せ!」

    ユミル「おいお前ら!そこで突っ立てないで逃げろ!」ピンッ!(手榴弾のピンを抜く)

    全員「っ!」

    ライナー「行くぞ!」

    エレナ「畜生!」

    アルミン「エレナ!逃げるよ!」

    エレナ「分かったわ…」




    クリスタ「クッ!ユミル、死になさい!」カチャッ!

    ユミル「クリスタ…大好きだ…」

    クリスタ「っ!」






    ドカアアアアアアアアアアアンッ!



  41. 41 : : 2017/02/19(日) 23:57:17


    ユミル「」

    クリスタ「」

    ピンポンパーンポーン

    「ビトレイヤーが抹殺されました!ゲームを終了します」

    アルミン「ハァ…ハァ…」

    「死亡者は、サムエル、コニー、ユミル、クリスタの4名。では待機教室に転送します」

    ビーーー




    待機教室

    ビーーー

    アルミン「…」

    「3回目のゲームクリアおめでとう。さぁ、あと一人いなくなれば、ゲームは終了する…」

    アルミン「…」

    エレナ「…」

    サシャ「…」

    アニ「…」

    ライナー「…」

    マルコ「…」

    「まぁ精々生き残ることだ…では評価を出そう」

    エレナ 30点 ビトレイヤーの正体を突き止めた

    アルミン 30点 ビトレイヤーの正体を突き止めた

    ライナー、サシャ、アニ、マルコ 0点

    アルミン「はは…30点か…これじゃあ、誰も生き返らせれないや…」

    エレナ「アルミン…」

    アルミン「でも…ゲームをクリアすれば大丈夫だよ!そうすればみんなを復活させられる…」

    エレナ「そうですね」

    マルコ「でも…この6人の誰かが一人死ぬことになるんだね…」

    ライナー「そういうことだな…恐らく次のゲームで決着が着くだろう…」

    全員「…」

    アルミン「みんな僕は使うよ?点数メニューを」

    アニ「ええ、まだ誰も使ってないわね」

    エレナ「この中で50以上の点数があるのアルミンだけですから」

    アルミン「うん…。ビトレイヤーの特殊能力が使える権利使います!」

    キランッ!

    アルミン「…」

    アニ「それで使えるようになったのかしら?」

    アルミン「…」スッ

    ライナー「っ!ウィンドが出てきた!」

    アルミン「すごいよ…いろんな武器がある…それに瞬間移動…服従能力…」

    エレナ「まさにチートですね」

    アルミン「ああ…」

    ピンポンパーンポーン

    『間もなくゲームが開始されます。武器、装備を確認の上、待機せよ』

    ライナー「っ!もう始まるのか!」

    アニ「ゲームマスターはさっさと終わらせたいようね」

    アルミン「…これが最後の戦いだ…」

    『それではゲーム開始です!!』
  42. 42 : : 2017/02/20(月) 00:15:18

    ーあなたはイノセントですー

    アルミン「…」ホッ







    4階 教室

    アルミン「…もう誰も死なせない…でもどのみちビトレイヤーを殺さなければならないのか…」

    エレナ「アルミン」

    アルミン「エレナ」

    エレナ「今回はすぐに合流できましたね」

    アルミン「うん」

    エレナ「アルミン、屋上に行きませんか?」

    アルミン「え?でも学校の外に出ると失格なんじゃあ…」

    エレナ「大丈夫です。屋上は学校内と設定されているので行っても大丈夫です」

    アルミン「そうなんだ…」





    屋上

    アルミン「すごい…本当に大丈夫なんだ…」

    エレナ「ええ…」

    アルミン「でも…空は真っ暗だな…」

    エレナ「仕方ないですよ…ここは……私の作った未完成の世界なんですから…」

    アルミン「へぇー、エレナの作った未完成の世界………………え…」

    エレナ「…」

    アルミン「どういうことエレナ…」

    エレナ「初めまして、アルミン・アルレルト君。私はゲームマスターJ…エレナ・イェーガーです」ニコッ

    アルミン「っ!ゲーム…マスター?!」

    エレナ「はい、ゲームマスターです」

    アルミン「ちょっと冗談やめてよ…」

    エレナ「いえ、冗談ではありません」

    アルミン「それじゃあ、エレンの実の妹っていうのは…」

    エレナ「もちろん嘘です」

    アルミン「っ!じゃあ、新聞にあった死亡した18名って…」

    エレナ「ああ、それは事実ですよ。でも本当のエレナはとっくに死んでるのです。だからは私はエレナの肉体を乗っ取ったのです」

    アルミン「そんな…」

    エレナ「アルミン、ゲームクリアしたらみんなを生き返らせるんですよね?」

    アルミン「ああ!」

    エレナ「やめといたほうがいいですよ?」

    アルミン「え…」

    エレナ「もし、みんなを生き返らせれば、このビトレイヤーゲームを永遠に繰り返されることになるのです」

    アルミン「っ!」

    エレナ「みんなを生き返らせれたところでみんなが死ぬまでゲームは続くんです。このゲームを本当にやめたいのならお願い事で「このゲームを終わらせる」と言うしかないのです」

    アルミン「…そんな…」

    エレナ「はい!事実なのです!」ニコッ

    アルミン「僕を殺すのか?」

    エレナ「はい!けれど、殺すって言うより決闘ですね」

    アルミン「決闘?」

  43. 43 : : 2017/02/20(月) 08:58:01
    エレナ「アルミンさん、ウィンドからマグナムを出してください」

    アルミン「…」スッ ピッ!

    マグナム「」カチャッ!

    エレナ「ではここに2つのマグナムがあります…このどれか一つは1発だけ実弾が入っています。その実弾入りの銃を当てたらアルミンの勝ちです。ただし、私が勝てばアニ、ライナー、サシャ、マルコの命はないと思ってください」

    アルミン「っ!四人に何かしたの!」

    エレナ「ご心配なく、眠らせただけです。ゲーム終了すれば目覚めますから」

    アルミン「…」

    エレナ「さぁ、決着を着けましょう…死んでいった12名の仇討ち頑張って下さいね」

    アルミン「これが最後の戦い…」



    エレナはシャッフルをしたマグナムを渡し僕も彼女と同じシャッフルをした




    アルミン「いいよ」スッ

    エレナ「じゃあ、アルミン。あなたが選びなさい。ビトレイヤーゲームの最後の希望が決める方がいいからね…」

    アルミン「…」

    僕は…何の迷いもなく左の銃を手にする…


    アルミン「…」カチャッ!

    エレナ「へぇ、それでいいのね」

    アルミン「ああ…」

    エレナ「それじゃ…始めましょうか…」カチャッ!




    エレナ「1発目!!」カチッ!

    アルミン「…」カチッ!










    エレナ「2発目」カチッ!

    アルミン「…」カチッ!











    エレナ「3発目!」カチッ!

    アルミン「…」カチッ!

    エレナ「へぇ、意外にも来ないわね…」








    エレナ「4発目!」カチッ!

    アルミン「…」カチッ!









    エレナ「5発目!!」カチッ!


    アルミン「っ!」ズドォンッ!






    エレナ「ぐっ!」

    アルミン「…僕の勝ちだ…ゲームマスター」

    エレナ「ええ…あなたの…勝ちよ……」

    アルミン「あなたは死んだあとどうなるのですか?」

    エレナ「分からない…考えたこともなかったわ…」

    アルミン「…」

    エレナ「ただ、これだけ言える……私が死んでもこのゲームに終わりなんてものはない…」

    アルミン「まだゲームマスターがいるのか!」

    エレナ「それは…あなた自身で見つけて下さい……それではさようなら…………」ガクッ

    アルミン「…」






    「ビトレイヤーが抹殺されました!ゲームを終了します。死亡者はエレナのみです。待機教室に転送します」


    ビーーー

    アルミン「エレナ…」

    エレナ「…」



  44. 44 : : 2017/02/20(月) 10:38:29
    ビーーー

    アルミン「…」

    マルコ「アルミン!」

    アルミン「マルコ…」

    ライナー「無事だったか!」

    サシャ「あれ?エレナは?」キョロキョロ

    アルミン「…」

    アニ「何かあったの?」

    アルミン「エレナは…」

















    マルコ「そうか…エレナが黒幕だったのか…」

    サシャ「あんなに仲間想いのエレナがゲームマスターだったなんて…」

    ライナー「何やともあれ、よく帰ってきたな」

    アニ「さぁ、みんなを生き返らせてここから出るよ」

    アルミン「無理だ…」

    アニ「どうして?」

    アルミン「エレナに言われた…『みんなを生き返らせれば、ゲームは永遠に繰り返されみんなが死ぬまで終わらない』って…」

    サシャ「それじゃあ、このゲームは終わらないんですか!」

    アルミン「いや…ゲームを終わらせるお願いをすればなんとかなるみたい…」

    ライナー「なるほどな、究極の選択だな…みんなを生き返らせる代わりに二度と出られなくなるか…死んだ奴等を見捨てこのゲームを終わらせるか…」

    マルコ「確かに…これは悩むね…」

    サシャ「みんなを生き返らせずに見捨てたら恨まれるでしょうね…」

    アルミン「エレンなら…エレンならなんて言うんだろう…」

    アニ「『お前が決めろ…自分自身の選択が間違いんじゃないなら、それが正しいことだ』」

    アルミン「え?」

    アニ「エレンが私に言った言葉よ…きっと彼がここに立っていたらそう言ってたはず…」

    アルミン「自分自身で決める…」

    マルコ、ライナー、サシャ、アニ「…」

    アルミン「よし、マルコ。君はどうしたいんだい?」

    マルコ「僕は…このゲームを終わらせたい…もう、エレンの時のように足を引っ張りたくない!だから…このゲームを終わらせるべきだ」

    アルミン「サシャ、君は?」

    サシャ「わ、私は…皆さんが生かしてくれたこの命を無駄にしたくありません…なので、このゲームを終わらせるべきかと…」

    アルミン「ライナー、君は?」

    ライナー「俺は、アニとベルトルトと一緒に帰りたかった…だが、このゲームを続けたところで今度は俺が死ぬかもしれない…なら…このゲームを終わらせるべきだ…」

    アルミン「アニ…」

    アニ「私もライナーと同意見よ…このゲームは終わらせるべき…」

    アルミン「そうか…」

    アニ「アルミン、あんたはどうしたいの…」

    アルミン「僕は…」






    エレン、エレナ、ミカサ、ジャン、ナック、トーマス、ミーナ、ミリウス、サムエル、コニー、ベルトルト、ユミル、クリスタ「…」







    アルミン「彼らの声が聞こえる…『このゲームを終わらせるべきだ』って…僕は彼らの死を無駄にさせないために…ゲームを終わらせ…ゲームマスター達を駆逐する!!」

  45. 45 : : 2017/02/20(月) 11:02:22


    アルミン「願い事は『このゲームを終わらせる』」

    「お願い事『このゲームを終わらせる』…確認しました。終了プログラム作動。ビトレイヤーゲームをシャットダウンします。お疲れさまでした…」

    マルコ「これで終わったんだね…」

    アニ「ベルトルト…」

    ライナー「あいつの分まで俺たちは生き続けよう…」

    アニ「ええ…」

    サシャ「アルミン…私、感謝しています…あなたのお陰でここまで来れたことに…」

    アルミン「うん、サシャよく頑張ったね…」

    サシャ「はい!」



















    「ビトレイヤーゲームをシャットダウンしました」
















    アルミン「はっ!」

    「目を覚ましたかね?」

    「…」

    アルミン「え…ここは…」

    「ビトレイヤーゲーム対策本部…BHQの地下牢だ…私はBHQの司令官エルヴィン・スミスだ。そして、彼はあのビトレイヤーゲームを何度も生還したビトレイヤーゲーム最強プレイヤー、リヴァイ・アッカーマン」

    アルミン「は、はい…」

    リヴァイ「さっさと答えろクズ野郎…お前の目的は一体何なんだ?」

    アルミン「え…そんなこと言われても…」

    リヴァイ「今、お前含む5名がビトレイヤーゲームのゲームマスターとの繋がりがあると疑われている…一体何が目的だ?」

    アルミン「……ゲームマスター達を駆逐することです…」ギロッ

    リヴァイ「ほう?そうか…悪くはない…だが、現実はそう甘くない…」

    エルヴィン「明日の朝、君とその他4名の裁判が行われる…」

    アルミン「そんな急に…」

    エルヴィン「大丈夫だ…我々BHQはなんとしても君達を守る…だから、頑張って裁判で戦って欲しい」

    アルミン「分かりました」

    リヴァイ「勘違いするな、まだお前を信用した訳じゃない…ま、精々悔いの残らない裁判にすることだ…」スタスタ

    エルヴィン「では私もこれで…」


    アルミン「…」




    エレナ「私が死んでもこのゲームに終わりなんてものはない」





    アルミン「絶対に終わらせてやる…」







    「ビトレイヤーゲーム2 絶望のゲーム編」へ続く

  46. 46 : : 2017/02/20(月) 11:10:40
    予告

    ゲームマスターとの繋がりがあると疑われた5名のビトレイヤーゲーム生還者達


    そして、新たなゲームが発動する

    「ようこそ諸君、絶望のゲーム…ビトレイヤーゲームへ」

    集められた17名のプレイヤー達

    アルミン「…」

    アニ「…」

    ライナー「…」

    マルコ「…」

    サシャ「…」

    リヴァイ「…」

    イザベル「…」

    ファーラン「…」

    ペトラ「…」

    オルオ「…」

    グンタ「…」

    エルド「…」

    イアン「…」

    リコ「…」

    ミタビ「…」

    ピクシス「…」

    ハンネス「…」

    果たして生還者は誰になるのか?

    ビトレイヤーゲーム2 絶望のゲーム編 

    公開未定
  47. 47 : : 2017/02/20(月) 16:40:08
    映画みたい・・・!!!!
  48. 48 : : 2017/02/20(月) 16:40:27
    面白すぎる!!!この後も期待です!!
  49. 49 : : 2017/11/04(土) 10:29:04
    ストーリーもだけど
    いいユミクリが拝めた……
  50. 50 : : 2020/11/02(月) 01:10:52
    ライナーとアニは生きててよかったけどベルトルト………死なないでよ………悲しい

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