エレン「俺達は最高の仲間だ」
- Another × 進撃の巨人
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- 1 : 2017/02/15(水) 17:17:39 :
- 進撃の巨人のssです。
最後まで見ていただけると分かります
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- 2 : 2017/02/15(水) 17:22:03 :
- エレン「ふー。この荷物重いなー!」
アルミン「ホントだよね…重すぎるよ」ヨイショ
ミカサ「仕方がない、ここは内地ではないのだから、荷物が多いのは当たり前」ストン
エレン「そんくらいわかってる」ストン
アルミン「でもキツイよね…よっこらしょ!」ドスン!
エレン「おいおい、無理すんなよアルミン」
ミカサ「大丈夫?」
アルミン「大丈夫だよ、2人とも。ありがとう」ニコッ
エレン「そっか、ならいいんだが…」
ミカサ「…さぁ、早く開けよう」
アルミン「うん、そうだね!どんなのが入ってるんだろう!」キラキラ
エレン「開けようぜ!」キラキラ
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- 3 : 2017/02/15(水) 17:26:11 :
- パカッ
エレン「おおっ、すっげぇ!!」
ミカサ「たくさんのジュース…」
アルミン「こんなの見たことないよ!早く飲もうよ!」
エレン「まぁ待てよアルミン。ゲームしようぜ」
ミカサ「ゲームって?」
エレン「まず、ここにあるジュースを全部覚えるんだ。そのあとに目隠しをして、なんのジュースかを当てるんだ!」
アルミン「いいね、やろう!」
エレン「っしゃ、そうと決まれば覚えるぞ!」
こうして、エレン達はジュースの味をできるだけ覚えて、ゲームをしていった。
何時間か経ち、やがて…
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- 4 : 2017/02/15(水) 17:42:19 :
- エレン「…おなかすいたな。ちょっと探そうぜ」スタスタ
アルミン「そうだね。これだけ広いんだから一つはあるはずだ」スタスタ
ミカサ「2人は何が食べたい?」スタスタ
エレン「…肉が食べたいなぁ」
アルミン「え?」ゾクッ
エレン「なんてな!ははは!」
アルミン「驚かさないでよ!」モウ!
ミカサ「っふふっ」クスッ
アルミン「どうしたんだいミカサ?」
ミカサ「…こうやってまた、3人で騒ぐのが嬉しくって」ニコッ
エレン「確かに言われてみればそうだな。いつぶりだっけか?」
アルミン「調査兵団に入ってからは、1度も3人で集合したことは無かったね」
ミカサ「ええ。だから嬉しかった」
エレン「なるほどな」
アルミン「たしかに嬉しいね…あ!お肉と魚の缶詰があるよ!
エレン「よっしゃ!3人で食べようぜ!」
3人はとてもおいしそうに食べた。
かつての昔のように、3人でエレンの家で食べたあの時のように…
そして、夕方が来て…
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- 5 : 2017/02/15(水) 17:58:06 :
- エレン「…ふぅ、食ったなー!」ウマカッタ!
アルミン「あの魚美味しかったなぁ。また食べたいよ」ニコッ
ミカサ「そうね」ニコッ
エレン「でも…」
ドシーン ドシーン
エレン「…叶いそうにないよな」
アルミン「…僕達以外に生き残っている人はいないよ…ジャンも、マルコも、サシャも、コニーも、クリスタも、ユミルも…調査兵団の方々も…」ポロポロ
ドシーン ドシーン
エレン「そんなことを言っても、帰っては来ないんだ。戦わなければ勝てない。勝てば生きる…!!」
ドシーン ドシーン
ミカサ「…アルミン、大丈夫?」
ドシーン ドシーン
アルミン「…ああ。もう大丈夫だ。僕は戦う!」キッ
ドシーン ドシーン
エレン「さぁ、行くぞ!!」
天国にいる母さん、見えてるか?
俺、こんなにもいい友達を持ったよ。
死ぬ時まで一緒にいてくれる、最高の仲間だ。
最後の最後まで巨人に反抗して、できるだけ巨人共を駆逐してやるんだ。
母さん、最後に一つだけ言わせてくれ。
母さん…
エレン「…俺を産んでくれて…ありがとう…」ポロポロ
グシャッ ポトッ…
エレン「俺達は最高の仲間だ」 完
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- 6 : 2017/02/15(水) 17:58:59 :
- 色々矛盾がありましたが完結させました。短編です。
ご清聴ありがとうございました
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