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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

第1話 艦娘との出会い

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  1. 1 : : 2017/02/11(土) 22:02:07

    どうも、凛として時雨と言います。

    最初にこの作品の注意点を




    注意

    ・この作品は艦これ「艦隊これくしょん」の二次創作です。

    ・この作品にはオリキャラを多数出す予定です。


    ・ある漫画を参考(ほぼパクリ)にしてストーリーを考えています。

    ・この作品は語彙力、文章力に乏しい筆者の妄想物語です。

    ・筆者は艦これが好きですが、ゲームをしたことはないので正確な知識を持ち合わせていません。

    ・誤字や脱字等あるかもしれません。見つけた場合、指摘していただけるとすぐに修正させていただきます。

    ・完全に趣味で書いているので、更新は遅いです。



    以上のことが大丈夫な方は是非読んでください。
  2. 2 : : 2017/02/15(水) 22:56:17
    ーーー鎮守府海域付近ーーー

    ピーガガガ

    赤城「こちら赤城です。任務完了致しました。」

    提督『おう、お疲れ様。損害は?』

    赤城「吹雪ちゃんが小破。それ以外は皆さん無傷です。」

    提督『了解。そのまま真っ直ぐ帰投してくれ。』

    赤城「わかりました。」 ブツっ



    赤城「さあ、帰りますよ皆さん。」

    夕立「今日も疲れたっぽい…」

    金剛「早く帰って紅茶を飲みたいネー。」

    比叡「はい、お姉様!」

    吹雪「私だけ小破か…まだまだだなぁ。」

    加賀「まだ視野が狭いわ…早く状況を正確に把握できるようになりなさい。」

    吹雪「は、はい…」

    赤城「まあまあ、小破で済んだんですからそんなに言わなくてもね?」

    加賀「…赤城さんがそう言うなら…」

    夕立「見て!あそこに何か浮いてるっぽい?」
  3. 3 : : 2017/02/15(水) 23:03:22
    吹雪「本当だ!赤城先輩、2時の方角に何か浮遊物が。」

    加賀「ただのゴミじゃなくて?」

    夕立「でもなんか人っぽい。」

    赤城「遭難者かしら?近くに行ってみましょう。」








    金剛「oh......本当に人でしたネー。生きてるデスカー?」

    ユースケ「…」

    赤城「…意識は無いようですが、生きていますね。ですがこのままだと体温が冷えて大変な事になりますね。鎮守府に連れて帰りましょう。
    金剛さんと比叡さんで運んでいただけますか?」

    金剛「OK!ノープロブレムネ!」

    赤城「私は提督に連絡をとります。」

    ピーガガガ
  4. 4 : : 2017/02/15(水) 23:09:04
    ーー鎮守府、医務室にてーー
    医師「…低体温症になりかけてましたが、命に別状はありませんね。取り敢えず暖かくして、安静に。」

    提督「わかりました、ありがとうございます。」

    医師「では私は少しトイレに…」

    ガラガラ、ピシャッ

    提督「…」

    ユースケ「…」

    コンコンッ

    赤城「失礼します。」ガラガラ

    提督「赤城か…任務お疲れ様」

    赤城「いえ、とんでもない。書類はもう大淀さんに渡しましたので。」

    提督「そうか、わかった。」

    赤城「…彼はどうでしたか?」

  5. 5 : : 2017/02/15(水) 23:28:52
    提督「低体温症になりかけてたらしいが命に関わる程ではないと。しばらくしたら意識も戻るらしい。」

    赤城「そうですか。よかった。」

    提督「だが…」

    赤城「ええ、まだ油断できませんね。」



    赤城「提督、まさかとは思いますが…」

    提督「…まだそうと決まった訳では無い。今はこいつが目を覚ますまで様子を見よう。」

    赤城「わかりました。」
  6. 6 : : 2017/02/15(水) 23:44:52
    提督(深海棲艦の出現から4年が過ぎた。人類は制海権の過半数以上を奪還し、完全に制海権を奪い返すことは時間の問題だと思われた…だが半年前、奴らは現れた。)

    提督(当時の最前線の三つの鎮守府で同じ時期にそれぞれの鎮守府海域で遭難者を保護した。目を覚ました遭難者達は鎮守府を壊滅させ、海軍は大損害を被った。その後彼らはこう言い放ったと言う。)


    ???「我らはヒトの見た目をしながら深海棲艦と共に戦う者、『あの方』の野望の為に貴様ら人類を滅ぼす。」


    提督(それ以降、深海棲艦の艦隊にヒトの姿をした怪物達が随伴するようになった。彼らは圧倒的なスピード・攻撃力・再生力を武器に次々と艦娘達を沈め、人類は奪還した一部の海域を奪い返された。)


    提督(大本営は怪物達の出現していない海域を優先的に攻撃し、結果として全海域の6割ほどを奪還することとなったがそれ以降は怪物達に進撃を阻まれ戦果を挙げれなくった。)

    提督「半年も経った今またそんなことが起きるかね…」

    提督「確認は必要だな。…大淀。」

    大淀「お呼びでしょうか。」

    提督「大本営に青年を保護したと連絡を。それと、他の鎮守府に同じように遭難者を保護していないか確認をとってくれ。」

    大淀「わかりました。」

    提督(もし、あいつがクロならば…
    それなりの覚悟が必要だな…」
  7. 7 : : 2017/02/25(土) 23:20:02
    コノハンパモノガ!! ソノテイドカ!? イイゾ!! モットタノシマセロ!!

    ユースケ「!!」

    ユースケ「…生きてる?」

    ユースケ(何とか逃げれたのか…だが)ガチャガチャ

    辺りは暗く、自らの手も見えない。

    身体には鎖のような物が巻き付けられていて拘束されている。

    手と脚も同様だった。

    ユースケ(多分無理だな。どうするか…)

    提督「お目覚めか?」

    ユースケ「!?」
  8. 8 : : 2017/02/25(土) 23:27:41
    ユースケ「誰だ?」

    提督「その前に俺の質問に答えてもらうぞ。
    …お前は何者だ?」

    ユースケ「は?」

    提督「…質問を変えよう、お前は【人間】か?」

    ユースケ「…」

    提督「…」

    ユースケ「お前は俺が何に見えるんだよ?」

    提督「さあな。」

    ユースケ「…」

    提督「…」


    コンコン

    提督「…どうぞ」

    ガラガラ
    大淀「失礼します。提督、大本営と連絡が取れました。」

    提督「詳しく聞こう。…大人しく待っておけよ。」


    ガラガラ


    ユースケ「【人間か?】か…」

    ユースケ「どうなんだろうな…」
  9. 9 : : 2017/02/25(土) 23:38:54
    大淀「今のところ特に誰かを保護したという情報はありませんね。」

    提督「だよな。今の状況で海にいるやつは限られてる…」

    提督「青年の男子なら特に…」

    提督「アレ使うか、準備させてくれ。」

    大淀「わかりました。」





    ーー20分後ーー

    ガラガラ

    ユースケ「…」

    提督「よう、待たせたな。」

    ユースケ「なんだよそれ…」



    ユースケが指す「それ」とは関節部分に拘束するためのベルトと変な形をしたヘルメットがセットになっている椅子のことだ。アメリカなどで死刑に使われる電気椅子に近い。

    提督「嘘発見器見たいなモンさ、お前は喋る必要は無い。口で喋らなくても脳が教えてくれるからな。」

    そう言うとユースケを椅子に移し、ヘルメットから伸びているコードをパソコンに繋いだ。
    先程の秘書のような女も今度はパソコンで何やら操作している。その間にヘルメットを被らせた。


    ユースケ「…殺しはしないんだろ?」

    提督「それはこいつ次第さ。」

    大淀「準備完了しました。」

    提督「よし、始めるぞ。」

  10. 10 : : 2017/02/26(日) 00:01:18
    提督「さっきも言った通りお前はただ俺の言う事を聞いてくれればいい、そうすると脳からは微量の電流が発生するからそれを読み取ってお前の思考を暴く。」

    ユースケ「かなり進んでるな。」

    提督「これ位常識だろ。今は警察も使ってるし。」

    ユースケ「そうなのか。」

    提督「…まぁいい、まずテストだ。お前の歳はいくつだ。」

    ユースケ「…」

    大淀「…?提督、これを」

    提督「ん?どした。」

    大淀「彼が正確に年月を覚えているのは四年前のようですね。」

    提督「四年前か…ちょうど深海棲艦が発生したぐらいじゃないか?」

    大淀「はい、やはり彼は何かしら深海棲艦と繋がりが?」

    提督「十中八九そうだろうな。…続けるぞ四年前

    ユースケ「待て」

    ユースケ「今四年前と言ったのか?」

    ユースケ「じゃあ今は2025年なのか?」

    提督「そうだ。」

    ユースケ「…なら歳は21だな。」

    提督「そうか、じゃあお前はその4年間で何をしていた?」

    ユースケ「…」


    ヨエェ!! ヨエェ!!

    ユースケ「!!」

    ザコガ!! コノシッパイサクメ!

    ユースケ「…」ダラタラ

    大淀「心拍数と血圧が上昇しています。」

    提督「おい、大丈夫か?顔色が…」

    ユースケ「ヤメロ…」

    提督「!」

    ユースケ「もう嫌だ、やめてくれ、嫌だいやだいやだ。」

    ユースケ「イヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダ」


    提督「マズイんじゃないかコレは!?」

    大淀「システムエラー!!上手く脳波を捉えられてません!」

    ユースケ「ウグァァァア…!!」

    提督「!ヤバイ!」ガシッ!

    大淀「提督!?」グイッ

    ユースケ「ウアアアァァァァァァァア!!!???!」

    その瞬間、彼の腰の辺りから…



























    青黒い鉤爪のようなものが発生した

    ユースケ「アウア…ぐおげえぉう?」

    提督「ビンゴ…こいつ『海怪種』(ケートス)!!!」


  11. 11 : : 2017/02/26(日) 00:11:43
    ユースケ「エグおグエ…オブえが?」

    怪物は拘束していた鎖を砕き奇声をあげてうずくまっている。
    腰から生えた3本の【鉤爪】は不規則に暴れ壁や床を削り取っている。

    提督「【鋭種】だ、厄介なモン拾っちまったな!」

    大淀「ここは危険です。速く部屋から出ましょう。」

    提督「ああ。」

    ガラガラ

    ウゴケァウァ!! ニヒネゾフ?!?シ

    提督「大淀、予定通り第二、第三艦隊を出撃!
    遊撃艦隊は待機!」

    大淀「了解、速く船へ!あと11秒で爆破させますよ!」




  12. 12 : : 2017/02/26(日) 00:24:44
    提督「よし、出せ!」

    大淀「はい!」

    ブオン!ブオン! ズザーーーー!!


    ドゴオオオーーーン!!

    船のエンジンがつき、発進させると同時に爆破が起きた

    提督「…明石の言う通りだったな。念のため近くの廃鎮守府を使って良かった。」

    大淀「本当ですね。この辺りは住人も居ないので戦っても流れ弾の被害に合う人はいませんね。」

    提督「…しかしよりによって鋭種、攻撃力と回避能力が突出してるタイプだな。コレはしんどいぞ。」

    大淀「後は皆さんの到着を待つだけですね。」

    金剛「ヘーイ!テイトクー!!」

    提督「!」


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著者情報
V

凛として時雨

@V

この作品はシリーズ作品です

艦隊これくしょん 悲劇の青年の物語 シリーズ

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