このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品は執筆を終了しています。
DANGAN・WORLD 第Ⅴ章【欲望】
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- 1 : 2013/12/17(火) 13:52:53 :
- 【DANGAN・WOULD】第五章です。 第一章、第二章、第三章、第四章を見ていない方は こちらからどうぞ ↓
第一章
http://www.ssnote.net/archives/3407
第ニ章
http://www.ssnote.net/archives/3664
第三章
http://www.ssnote.net/archives/3815
第四章
http://www.ssnote.net/archives/4645
遂に第五章に突入しました【D・W】シリーズ!!
今回の話はアレスとフリートの暗闇に葬られた過去に迫ります!!
まだまだ続く予定ですので、皆さんのコメント感想等よろしくお願いします!!(* ̄∇ ̄)ノウィード!!
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- 2 : 2013/12/17(火) 13:57:50 :
因みに起動は夜辺りにする予定ですので
皆様の応援よろしくお願いします(* ̄∇ ̄)ノ
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- 3 : 2013/12/17(火) 15:17:56 :
- 支援!
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- 4 : 2013/12/17(火) 18:42:33 :
- ウィード
こんな名作久しぶりです
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- 5 : 2013/12/17(火) 20:24:20 :
- ウィード!楽しみだー♪
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- 6 : 2013/12/17(火) 21:49:02 :
- わーい!
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- 9 : 2013/12/17(火) 22:28:06 :
すいません、なんか連続で出ちゃいました(--;)
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- 10 : 2013/12/17(火) 22:59:34 :
ー
ーー
ーーー
ーーーー
ーーーーー
ーーーーーー……
フリート『はああああっ!!!』ダダダダ
ガキン!
アレス『くっ!……まだまだぁ!!』
アレスは交わりあった木刀を強引に弾き返す
フリート『うわぁ!?」
フリートは思わず腰を落とす。
アレス『もらったあぁぁぁぁ!!!』
フリート『甘い!』ガッ
アレス『ヌオッ!?き、貴様脚を……!!』
アレスは脚をすくわれ勢いよく地面に倒れた
フリート『隙あり!!』
フリートはすぐさま体勢を立て直し、隙だらけのアレスの頭部に強烈な一撃を与えた。
アレス『がはぁ……!』バタ
フリート『ふぅ~………これで俺の10勝0敗だな』
アレス『くっ!き、汚ねえぞ脚を狙うなんてよ!』
フリート『頭脳を使うことも立派な戦略の1つさ』
フリートは人差し指で頭をトントンと指した。
アレス『ッ……!』
フリート『で……まだやる?俺は構わないけど』
アレス『うるせえ!!もう終わりだ終わり!!』
アレスはふてくされたように木刀を投げると地面に寝っ転がった
フリート『はは、そうふてくされんなよ』
フリートも木刀を置き、地面に寝っ転がっる
アレス『なぁフリート……』
フリート『ん?』
アレス『お前はなんでそんなに強いんだ?全員この【D・W】は初めてなんだぜ?』
フリート『さぁ…俺にも分からないさ』
アレス『だよなぁ~……絶対ゲームのバグかなんかだろ』
アレスは口をしゃくらせると不機嫌そうな目で空を睨んだ。
フリート『でもさ、そういうならアレスのその怪力だって充分バグだろ?』
フリート『この前なんか素手で岩を砕いてたしな……』
アレス『そんなもの……鍛えてりゃあ自然とつくもんだろうが』
フリート『それと一緒さ』
アレス『あ?なにが?』
フリート『俺だって影でコツコツ鍛えてるからそれが実践に役立つんだよ』
アレス『……そんなものか………?」
フリート『そんなものさ……』
『『……………………………………』』
アレス『……ク………クク…………』
フリート『ふ………ふふ…………』
ア・フ『『はははははははははっ!!!』』
フリートと【D・W】で出会ってから毎日が楽しかった
あの頃は【D・W】にはログアウト機能があって、俺たちは現実でも仮想でも仲良くつるんでいた
………だからこそ、俺は信じられなかった。
あんな事が起きるとは……………
【運命の日まで・・・あと三ヶ月】
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- 11 : 2013/12/17(火) 23:01:50 :
今日はここまでにします
見てくれた読者様ありがとうございました(* ̄∇ ̄)ノ
それではウィード!!(=おやすみ)
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- 12 : 2013/12/17(火) 23:33:16 :
- ウィード!乙です!
次回も期待してます!
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- 13 : 2013/12/18(水) 00:14:20 :
- がんばれー!
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- 14 : 2013/12/18(水) 00:35:58 :
- ウィード
頑張って下さい!
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- 15 : 2013/12/18(水) 07:49:34 :
- ウィーーーーーーーーーーーーーード‼︎
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- 16 : 2013/12/18(水) 17:18:52 :
- ウィード!
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- 17 : 2013/12/18(水) 17:28:20 :
- ウィード!
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- 19 : 2013/12/19(木) 08:35:52 :
ウィード!!(=おはようございます!)
(* ̄∇ ̄)ノ
昨日は忙しくて再起動出来ませんでした
スイマセン!(--;)
お詫びに今日は早朝から再起動しますので
それで勘弁してください(´д`|||)
それでは!【D・W】……再起動です!(* ̄∇ ̄)ノ
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- 20 : 2013/12/19(木) 09:17:59 :
ーー数日後ーー
フリート『ふぅ~今日もいい汗かいたな~』
アレス『そうだな……』
フリート『ったく…いい加減機嫌なおせよ』
アレス『なおせるかっ!20戦中20敗して不機嫌にならない奴が何処の世界にいるのだ!?』
フリート『仕方ないだろ?そういう結果になってしまったんだから』
アレス『チッ!……』
?『あ、あの~』
アレス『あん?』
声の方に振り向くとそこには自分たちと同い年くらいの金髪の
美女が立っていた
美しく光る瑠璃色の目が印象的だった。
アレス『フリート、お前の知り合いか?』
フリート『え?お前の知り合いじゃないのか?』
二人は顔を見合わせて疑問そうな表情を浮かべ、女性の方に振り向いた。
フリート『君…名前は?』
ティアラ『は、はい!テ、ティアラといいます!」
やはり聞いたことない名だった
アレス『俺たちになんかようか?』
ティアラ『え、え……っと………こ、これ!!』バッ
ティアラと名乗る女性は手に持っていた小包をアレスに強引に押し付けた。
アレス『うお!?』
ティアラ『そ、それじゃ!!///////』ダダダダダダ
女性はそう言うと顔を真っ赤にして凄まじい速度でその場から立ち去った
アレス『な、なんだったんだ?』
フリート『さ、さぁ……?』
アレスに押し付けたられた小包の中には手作りと思われるクッキーが入っていた
今考えればこの出会いが全ての始まりだったのかもしれない
【運命の日で・・・あと一ヶ月と二週間】
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- 21 : 2013/12/19(木) 15:44:43 :
- ウィード!応援してます頑張って下さい!
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- 22 : 2013/12/19(木) 19:46:18 :
>>21
ありがとうございます!
(* ̄∇ ̄)ノ
最近ネタ不足でなかなか再起動できませんが、
暖かい目で見守ってください(--;)
それでは【D・W】……再起動です!(* ̄∇ ̄)ノ
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- 23 : 2013/12/19(木) 20:10:20 :
その後もティアラと名乗る女性は度々特訓中に現れ、照れくさそうに差し入れ置いていった
最初は互いにギクシャクしていたが、日が経つにつれティアラとの関係はまるで親友と言っても過言ではないほどまで発展していた
………そして………………
アレス『あ?コロシアム?』
ティアラ『うん!なんでもこの世界(D・W)を創った人が開く戦いらしいんだけど…………』
ティアラ『優勝者にはなんとこの世に1つしかない【最強の証】が貰えるんだって!!』
ティアラは今までにないほどに目を輝かせ、まるで無邪気な子供のように訴えた
フリート『へぇ~【最強の証】か………』パラ
フリートはティアラが持ってきたチラシを見ながらそう呟いた
フリート『どうだアレス、俺たちも出てみないか?』
アレス『クク……いいだろう、これを機にお前と決着をつけるか』
その頃にはアレスもユーザーとしてのテクニックも格段に上がり、フリートと互角に渡り合えるほどに成長していた
ティアラ『よし、決まりだね!じゃあ明日皆でコロシアム集合だよ?』
フリート『あぁわかった』
アレス『心配無用だ』
ー
ーー
ーーー
ーーーー
ーーーーー
ーーーーーー………
翌朝……俺たちはコロシアムへの参加手続きを終え、本番に備え特訓を始めた…………
【運命の日まで・・・あと30日】
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- 24 : 2013/12/19(木) 20:17:47 :
一旦ここまでにします
ネタが出来次第再起動する予定ですので、
もしかしたら明日になってしまうかもしれません。(--;)
皆様のご理解等お願い致します(* ̄∇ ̄)ノ
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- 25 : 2013/12/20(金) 05:27:32 :
- 期待してます!
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- 26 : 2013/12/20(金) 09:58:51 :
お待たせしました
【D・W】再起動です!(* ̄∇ ̄)ノ
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- 27 : 2013/12/20(金) 10:34:26 :
……月日は流れ、時はコロシアム6日前に迫った
漆黒の夜空に輝く満月に照らされた芝生にフリートはただ一人佇んでいた………
フリート『………………………』
アレス『フリート』ザッザッザ…
フリート『…アレスか………』
アレスはフリートの隣に座り一緒に満月を眺めた
アレス『コロシアムの事か?』
フリート『まぁな…』
フリートはどこか腑に落ちない顔でただ呆然と月を見ていた
アレス『別に心配することでもないだろう?貴様らしくもない』
フリート『いや、別に戦闘についてはなんの問題もないんだ……』
アレス『?……じゃあ何だってんだ?』
フリート『このコロシアム……何か嫌な予感がするんだ……』
アレス『嫌な予感?なんだそりゃ』
フリート『……分からない……ただ、何か嫌なことが起きる気がするんだ……』
アレス『気のせいだろ?』
フリート『だといいんだけどな……』
フリートはうつむき、深刻そうな顔をしていた
アレス『………………………』
アレス『よくわからんが……そんなものは自然と分かることだろうが』
アレス『そんなことより貴様も早く寝ろ、本番に風邪などひかれたりなどしたらつまらんからな……』ザッザッザ
フリート『あぁ………そうだな……』
ー
ーー
ーーー
ーーーー
ーーーーー………
フリートの予感は的中した……
何でもっと早く気づかなかったのか…………
コロシアム当日………
俺たちは………二度と覚めぬ悪夢を見た………
【運命の日まで・・・あと6日】
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- 28 : 2013/12/20(金) 15:57:35 :
ー
ーー
ーーー
ーーーー
ーーーーー
ーーーーーー
ーーーーーーー………
アレス『ふぅ~……………………』
静かに息を吐くとアレスは目の前の大岩に狙いを定めた
アレス『はあぁぁ!!!』ドガァ
アレスによって放たれた拳は目の前の大岩をたやすく粉砕した。
アレス『はあーーっ』
アレスは拳を打ち終わると大きく息をはいた
フリート『相変わらずの怪力だなアレス』ザッザッザ
アレス『フリート……』
フリート『そんな巨大な岩を素手で砕くとはな……ますます豪腕に磨きが掛かったんじゃないか?』
アレス『いや、駄目だ……もっと……もっと力をつけなくては』
アレスは拳を握りしめそう呟いた……
フリート『そう焦るなよ、まだコロシアムまでは日があるんだからさ?』
アレス『あぁ……』
フリート『それよりもティアラが食事の時間だってさ、早く行こうぜ!』
アレス『わかった…先に行っててくれ』
フリート『ああ!早くこいよ?』ザッザッザ
アレス『…………………………』
アレスは無言で自分が砕いた岩を見下ろした
アレス『駄目だ……こんな実力では………』
アレス『もっと…強く………』
アレス『誰にも負けない絶対的な力を………!!!』
?【力が欲しいか……?】
アレス『!?』
辺りを見渡すが誰もいない……
フリート『おーーい、アレス!早くこいよーー』
遠くからフリートの声が聞こえる
アレス『あぁ、今いく』ザッザッザ……
アレス(……何だったんだ…今の声は………?)
【運命の日まで・・・あと3日】
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- 29 : 2013/12/20(金) 16:02:59 :
何やら今日はやたらとネタが沸いてくるので
かなり進められるかもしれないです
もしかしたら第Ⅵ章に行けるかも知れません
期待していてください(* ̄∇ ̄)ノ
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- 30 : 2013/12/20(金) 17:40:07 :
- うわお!まじか!頑張ってね!
雑草さん!
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- 31 : 2013/12/20(金) 18:16:00 :
>>30
ありがとうございます(* ̄∇ ̄)ノ
皆様の応援もやる気に繋がるのでよろしくお願いします
それでは【D・W】……再起動です!(* ̄∇ ̄)ノ
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- 32 : 2013/12/20(金) 19:11:40 :
ーーコロシアム当日ーー
ザワザワザワザワザワ……
ティアラ『わぁ~凄い数だね~』
ジーク『そうだな~』
ティアラとジークは凄まじい数のコロシアムの参加者に目を奪われていた
アレス『……………………』
(結局、あの声の正体は分からなかったな……)
フリート『?……どうかしたのかアレス?』
アレス『…ん?あ、あぁ……何でもない』
フリート『?』
アレス(そうだ……今はコロシアムに集中せねばな……)
ティアラ『あっ誰か出てきたよ!』
参加者が集うコロシアム上の観客席に一人の男性が現れた
?『大勢のアバターの諸君、このコロシアムに参加してくれたこと心から感謝する……ありがとう!』
?『私がこの世界(D・W)の創造者、グレイスだ』
グレイス『このコロシアムはある3つのルールから成り立っている』
グレイス『1つ、コロシアム本選には予選を乗り越えた上位36名だけだ』
グレイス『2つ、本選の試合形式は全て1対1のトーナメント戦であること』
グレイス『そして3つ目はー………』
グレイス『………いや、これは後で説明しよう……』
グレイス『とにかく!このコロシアムの勝利を勝ち取った者には世界 最強の証を授けよう!!』
グレイス『さあ、勇敢なアバター達よ!偉大なる力を欲するのなら……その意志を私に示せぇ!!』
『『オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!』』
参加者全員の雄叫びはコロシアム全体を揺るがした
ティアラ『よし、頑張ろう皆!!』
フリート『ああ、絶対に最強の証を勝ち取ろうな!!』
アレス『…………………………』
【運命の日まで・・・あと37時間】
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- 33 : 2013/12/20(金) 21:08:48 :
グレイス『本選へのメンバーを決める予選の戦闘形式はバトルロワイヤルだ』
グレイス『数多くの猛者の中から生き残った36名だけが本選への出場権利が与えられる……』
グレイス『それでは参加者アバターの諸君、地下にある予選会場に集まりたまえ』
そうグレイスが言うとコロシアムの地面が割れ、地下へと続く隠し階段が姿を現した
フリート『これが予選会場への道か………』
ティアラ『レッツゴーー!!』
フリート『くれぐれも負けたりすんなよティアラ?』
ティアラ『あー酷い!私だってやるときはやるんだからね!?』プンスカ
アレス『……………………』
フリート『?……アレス?』
アレス『……ん?あ、あぁなんだ?』
フリート『どうしたんだ?今日のお前なんか変だぞ?』
フリート『あっ!もしかして緊張してるのか?』
アレス『ほざけ……貴様なんぞと一緒にするな』カツンカツン
フリート『な!?俺がいつ緊張したってんだよ!』カツンカツン
ティアラ『ってちょっとちょっと!置いてかないでよ~~!』カツンカツン
そうしてコロシアム参加者は地下の予選会場へと進んだ……
【運命の日まで・・・あと33時間46分】
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- 34 : 2013/12/20(金) 21:25:06 :
地下でフリート達を待ち構えていたのは
黒曜石で作られた漆黒の舞台だった
上からみれば正方形……よく漫画などで見る闘技場のようなものだった。
フリート『ここが予選会場か…』
アレス『ククク……腕がなるな』
グレイス『それではアバター諸君、舞台に上がりたまえ!』
グレイス『尚、舞台は全て黒曜石で作られている……思う存分に暴れて欲しい!』
グレイス『では、コロシアム予選試合…………開始!!』
ゴオオオオオオォォォォォォン………!!
低い鐘の音が響くと同時に舞台の上のアバター達は、何かから解き放たれたかのように戦闘を開始した……
【運命の日まで・・・あと31時間23分】
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- 35 : 2013/12/20(金) 22:26:07 :
- 応援してます!
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- 36 : 2013/12/20(金) 22:38:29 :
- めちゃ気になるー!
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- 38 : 2013/12/21(土) 09:16:52 :
ウィード!(=おはようございます)
昨晩はスイマセンでした、どうやら作成中に寝てしまったみたいで再起動できませんでした(--;)
( ↑ 必死の言い訳)
いや~やっぱり睡魔には勝てないな~(/ー ̄;)
ではでは、【D・W】……早朝こら再起動です(* ̄∇ ̄)ノ
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- 39 : 2013/12/21(土) 09:57:21 :
『早朝こら』じゃなくて『早朝から』ですね(--;)
う~ん……寝ぼけてんのかな………
『『オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!』』
放たれた大量の猛者達が戦闘を繰り広げる中、フリート達は互いを見失わないようにその場にとどまっていた
フリート『いいか皆!とりあえず今はこの予選を突破することだ』
フリート『だから無駄な戦闘は避けた方がいー……』
アレス『ふはははははっ!!皆殺しにしてくれるわぁ!!』ダダダダダダダ
フリートの忠告も空しく、アレスは猛者達が入り交じる戦場に突っ込んで行ってしまった
ティアラ『馬の耳に念仏だね』
フリート『やれやれ………』
他アバター『でやああぁ~~!!』ダダダ
ティアラ『あ、フリートうしろ!』
フリート『おっと!』ズバアア
他アバター『がはぁ!』
フリート『とりあえず今はこの状況から生き残んなくちゃな』
ティアラ『そ、そうだね』
アレス『オラオラオラオラ!!』バキバキバキィ
他アバターA『がはぁ!』
他アバターB『だはあ!』
他アバターC『ぶへぇ!』
他アバターE『こ、このやろー!!』ダダダダ
アレス『オリャアァ!!』バキィ
他アバターE『ぐはぁ!』
アレスは素手にも関わらず襲いかかるアバターを次々と凪ぎ払った
フリート『アレスは大丈夫みたいだな』
ティアラ『私たちも負けらんないね!』
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー……………
グレイス『ふふふ………』
【運命の日まで・・・あと27時間57分】
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- 40 : 2013/12/21(土) 17:42:21 :
剣の達人、剣聖ジーク・フリートに常識を越えた豪腕を持つアレス……
この二人が参加したことにより何千といたアバター達は次々とリタイアし、予選試合は思ったより早く終末を向かえた
フリート『ふー……こんなもんかな?』
ティアラ『ふへ~~私もう動けないよ~~』
アレス『ククク……情けないな二人して』
アレスはあれだけ暴れたにも関わらず
涼しい顔で笑っていた
フリート『はは、相変わらず体力もずば抜けてるな』
フリートは汗を拭いながら苦笑を浮かべた
ティアラ『いいな~私にもその体力分けてよ~~』
ティアラは無茶なことを言いながら
アレスに突っかかっていた
『『ビーーー!!ビーーー!!ビーーー!!』』
フリート『?』
アレス『なんだ?』
突如地下の闘技場にブザー音が響き渡る
グレイス『生き残ったアバター達よ、予選通過おめでとう』
グレイス『これより!コロシアム本選を始める、全員地上に上がりたまえ!』
グレイスの声だけが地上に響き渡る
フリート『なっ、休憩もないのか!?』
ティアラ『そんな~~』
アレス『…………』
【運命の日まで・・・あと19時間43分】
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- 41 : 2013/12/21(土) 22:18:05 :
先程降りてきた階段を上がると、大理石のような石に作られた闘技場が設置されていた
フリート『これが……本選の闘技場……』
ティアラ『本格的だね~』
グレイス『よくぞ来てくれた!選ばれし36人のアバター達よ』
グレイス『これより!コロシアム本選の開戦を宣言するっ!』
グレイス『対戦表は今から行うくじに基づき決定する……』
グレイス『それまでの間を休憩時間とする、各自ゆっくり戦闘の疲れをいやしてくれ』
ティアラ『よかった~ちゃんと休憩はあるんだね~』
ティアラはホッと胸を撫で下ろした
フリート『あ、あれ?』
アレス『ムゥ?どうしたフリートよ』
アレスはメニューを開いて不審な顔をするフリートに疑問を抱いた
フリート『いや、ちょっと回復アイテムを探してたらログアウトのアイコンが見つからないなって……』
アレス『何?』
アレスもメニューを開くが確かにログアウトするためのアイコンが見つからなかった
ティアラ『あれ?本当だ』スッスッ
その反応からすると、どうやらティアラにもアイコンは見つからなかったようだ
フリート『う~ん……今コロシアムの最中だからログアウト機能が制限されてんのかな?』
ティアラ『もしくは一時的なバグかもね』
アレス『しかしこんなことは今まで一度もなかったが……』
フリート『まあ、そのうち直るだろ』
ティアラ『そうだね』
アレス『………………』
グレイス『長らくお待たせしました、これより本選の対戦表を発表します!』
【運命の日まで・・・あと15時間53分】
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- 42 : 2013/12/22(日) 00:55:38 :
今日はここまでにします
見てくれた読者様ありがとうございました(* ̄∇ ̄)ノ
あと、最近起動ペースが遅くてすいません(--;)
ネタがなかなか思い付かないものでして
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- 43 : 2013/12/22(日) 10:20:27 :
読者の皆様ウィード!(=おはようございます)
最近あまり読まれてる気配がありませんが、めげずに今日も頑張っていきたいと思います!
それでは【D・W】……再起動です(* ̄∇ ̄)ノ
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- 44 : 2013/12/22(日) 10:49:06 :
対戦表が映写され、一同は各自自分の名前を探した
フリート『どうやら俺はアレスとはまるっきり逆のようだな』
アレス『ククク……ということは貴様とあたるのは決勝戦だけと言うことか……』
ティアラ『私は……真ん中辺りだね』
ティアラ『まぁどうせすぐに負けちゃうだろうけどね~』
フリート『じゃあここからは全員別行動だな』
アレス『そうだな』ザッザッザ
ティアラ『二人とも頑張ってね!』タッタッタ
こうして俺達は試合終了まで別行動をとることにした
【運命の日まで・・・あと14時間58分】
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- 45 : 2013/12/22(日) 11:21:39 :
ーー選手控え室ーー
アレス『クッ……つ、つい見栄を張ってきてしまったが……やはりあの数を相手するのは流石に無理があったか……』
アレスは疲労の溜まりきった体を、壁につたいながらどうにか支える
アレス『……クク……情けないな……たったあれだけの数でこの俺が疲労するとはな………』
アレス『もっと……もっと強く……もっと強靭な肉体を……』
アレス『誰にも負けぬ絶対的な力が………!!』グッ
?【力が欲しいか……?】
アレス『!?』
聞き覚えのある声……その声は一瞬でアレスを警戒させた
アレス『っ……またあの声………』
アレス『何者だ!?姿を見せろ!』
アレスは誰もいない控え室に声を響かせる
その時、突然アレスの影に紅い眼が開きアレス自身に語りかけてきた
?【私ならお前を強くしてやれる………】
?【力が欲しいんだろう………?】
アレス『!』
力が欲しい……その言葉にアレスはとまる
?【さあ……俺を使え………】
?【俺なら全てを与えられるぞ………】
?【力が………欲しいんだろう…?】
【運命の日まで・・・あと14時間39分】
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- 46 : 2013/12/22(日) 12:39:02 :
ー
ーー
ーーー
ーーーー
ーーーーー
ーーーーーー
フリート『はああああっ!!!』ズバァ
他アバター『ぐはぁっ!』ドサァ
審判『勝負あり!準々決勝……勝者フリートっ!』
『『オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!』
フリート『ふぅ……』
フリート『さて、アレスは順調に勝ち進んでるかな』
ティアラ『フリートっ!!』タッタッタ
フリート『ティアラ……?一体どうしたんだ?』
ティアラ『もうアレスの試合始まるよ!?なにボケッとしてんのさ!』
フリート『えっ!?マジ!?』
ティアラ『ほら早く!』ダダダダ
ー
ーー
ーーー
ーーーー
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー
ーー別闘技場ーー
ガキン!カァン!ズガガガガ!
ティアラ『あーもう始まっちゃってるよ~~!』
フリート『!』
フリートの目に写った光景はにわかに信じられなかった
アレス『……………!!』ガキン!
他アバター『ぎゃはははっ!どうしたよデカブツぅ!?』
ズガガガガ
フリート『な、アレスが……』
ティアラ『負けてる!?』
どうやらアレスの敵は遠距離系の武器を持っているらしく、雨のように注がれる弾幕はアレスを痛めつけた
アレス『……………』
他アバター『ぎゃはははっ!ほらほらぁ!?とっとと負けを認めやがれ!!』ズガガガガ
フリート『っ……遠距離型のアバターか……』
フリート『確かにアレスには不利だ』
アレスは敵に近づかないとダメージを与えられないが、敵はどんなに離れていようともダメージを与えることが出来る……
小さなダメージでも蓄積すれば致命的なダメージとなる
しかしアレスはそんな状況下にも関わらず、不敵な笑みを浮かべていた……
アレス『モード………【アキレス】』
キイイイィィィィィィィィィィィィィィィン!!!
突然アレスの体が光だし、会場を光で包んだ
フリート『くっ!?』
ティアラ『なっなに!?』
他アバター『ぐあっ!?』
ィィィィィィィ……………ン
光がやむとそこには異形の人物が立っていた
そこには体は黒く、髪は紅に染まり鬼のような形相を浮かべたアレスが立っていた
ティアラ『な、なにアレ!?』
アレス『色能力?……いや、違う』
他アバター『チッ!姿形が変わろうが俺の敵じゃねえ!』
ズガガガガガガガガガガ
対戦相手のアバターは先程の何倍もある弾幕を撃ち放った
アレス『ハアアアアアアアッ!!!』
アレスは黒く染まった怨腕で空間ごと無数の弾幕を凪ぎ払った
他アバター『なぁっ!?』
アレス『オオオオオオオッ!!!』ズン
他アバター『ゴハァ!?』
アレスは凪ぎ払った右腕で対戦相手の腹を貫いた
他アバター『クソォ!!』バシュン
アレス『…………』スウゥゥ……
『『…………………………………』』
審判『し、勝者アレス!!』
『『オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!』
ザワザワザワ……スゲェ……ナンダヨアレ…オレ、キケンシヨウカナ………
アレス『……ククク……………』
【運命の日まで・・・あと12時間43分】
-
- 47 : 2013/12/22(日) 14:45:23 :
- 最高!
映像化しないかなぁw
-
- 48 : 2013/12/22(日) 14:56:45 :
>>47
ありがとうございます(* ̄∇ ̄)ノ
いやいや、この程度の話じゃ映像化なんて出来ませんよww
-
- 49 : 2013/12/22(日) 18:05:40 :
- スゴく面白いです!
-
- 50 : 2013/12/22(日) 18:41:39 :
>>49
ありがとうございます!
【D・W】シリーズを全てお気に入り登録してくれてることにも大変感謝してます!
これからもよろしくお願いします(* ̄∇ ̄)ノ
それでは【D・W】……再起動です!
-
- 51 : 2013/12/22(日) 19:08:30 :
ーー選手控え室ーー
アレス『クク……ククク…………』
アレス『素晴らしい……これこそまさに俺が求めた力だ!』
?【フフフ……おきに召したようで何よりだ……】
アレス『この力があればフリートにも……いや、この世界最強も夢ではない!』
アレス『クク……ククク……』
アレス『ふはははははははははっ!!』
フリート『アレス』
アレス『!?』
?【】スウゥゥ
フリート『さっきの戦い凄かったな!いつのまにあんな技を覚えたんだ!?』
なにも知らないフリートは純粋な眼差しでアレスを褒めた
アレス『ク、ククク……た、大したことはない』
アレス『あんなものは鍛えていれば自然と覚えるものだ』
フリート『へぇ~凄いな』
アレス『そんなことより、フリート……次は決勝戦だ』
アレス『覚悟は出来ているだろうな?』
フリート『あぁ、もちろんだ!』
アレス『ククク……楽しみにしてるぞ…』
審判『まもなく!コロシアム決勝戦を開始します!!』
審判『出場する選手は闘技場に集まってください!』
アレス『負けぬぞフリート?』
フリート『ああ、俺もだ!』
【運命の日まで・・・あと9時間18分】
-
- 52 : 2013/12/22(日) 19:52:00 :
ーー決勝闘技場ーー
審判『只今より!コロシアム決勝戦の開戦を宣言します!!』
『『オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!』』
審判『それでは選手の入場です!!』
アレス『ククク……俺は負けん……』ザッザッザ
フリート『遂にこのときがきたんだな……』ザッザッザ
『『……………………………………』』
二人が闘技場に立つと会場は冷たい空気に包まれた……
審判『それではコロシアム決勝戦……開始!!』
『『ゴオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォン!!!』』
アレス『ハアアアアアアアッ!!!』
フリート『オオオオオオオオッ!!!』
フリート『勝負だ、アレス!!』ダダダダ
アレス『来い、フリート!!』
ガアンっ!!
フリートの降り下ろした剣とアレスの手甲が激しく打ち合う
ドオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!
瞬間、凄まじい衝撃波が会場を襲った
ティアラ『キャアアアアア!?』
他アバター『どわあぁ!?』
グレイス『こ、これは………!!』ビリビリ
その衝撃波は一番高く安全な場所にいたグレイスにも届いた
アレス『くっ……ヌゥ!!』ギリギリ
フリート『ッ……!!』ギリギリ
アレス『ハアアアアアアアッ!!』ガァン
アレスは得意の豪腕で剣ごとフリートを弾き飛ばした
フリート『っと!』ザザザ
フリートは空中で体勢を変え、上手く脚で着地する
フリート『はは、やっぱり強いなアレス!』
アレス『ククク……こんなものは序章に過ぎん……』
アレス『本番はここからだ!!』カッ
アレスは強い眼光でフリートを睨むと全身から何かを吹き飛ばすかのようなモーションをとり、叫んだ
アレス『モード………【アキレス】!!』
キイイイィィィィィィィィィィィン!!!
アレスは先程の試合と同じく、異形の姿へと変化を遂げた
フリート『っ!』グッ
その力を間近でみたフリートは一気に自身の警戒レベルを最上限に上げた
アレス『オオオオオオオオオオオオオオオオッ!!』
アレスの怨腕はその場の空気をも纏い、強力な一撃を繰り出した
フリート『っ!?』
フリートは剣の腹で防ぐがそれも空しく、フリートは紙くずの如く中に殴り飛ばされた
フリート『がはぁ!!』
フリートは上空から闘技場に勢いよく叩きつけられた
アレスはその隙を見逃さない
アレス『破壊シテヤルゥ……コノ力デ全テヲ……全テヲ俺ハ手ニスル!!』
アレス『オオオオオオオオオオオオッ!!!』
アレスは仰向けとなったフリートの腹に渾身の一撃をえぐりこんだ
フリート『ごあはぁ!!』
フリートの口から大量の血が吹き出す
アレス『オオオオオオオオッ!!!』
アレスは両手を合わせ、さらに力を溜めた
アレス『フリートォォ!!破壊シテヤルゾ………ソノ存在ゴトナァ!!』
アレス『俺ノ勝チダフリートォォ!!』
ドオオオオオオオオオオオオオオオオオン
アレスの放った怨腕は闘技場を粉々に粉砕した
アレス『ハァ……ハァ………』
フリート『』
アレス『フリート……敗レタリ………』
アレス『フハハハハハハハハハハハハハッ!!!』
【運命の日まで・・・あと3時間46分】
-
- 53 : 2013/12/22(日) 21:50:55 :
今日はここまでにします
見てくれた読者様ありがとうございました(* ̄∇ ̄)ノ
-
- 54 : 2013/12/23(月) 11:04:16 :
- とてもおもしろい!!
続き期待してます!!
-
- 55 : 2013/12/23(月) 13:10:09 :
>>56
ありがとうございます(* ̄∇ ̄)ノ
それでは、【D・W】……再起動です!
-
- 56 : 2013/12/23(月) 15:01:53 :
?【フフフ……どうだ?アレスよ…】
?【何人をも退く絶対的な力は……?】
アレス『アァ……最高ダ!』
アレス『コレコソ俺ノ求メタ究極ノ力ダ!!』
アレス『コレデ俺ハ……最強ノ証ヲ………』
フリート『ま、まだ……だ……』
アレス『!?』
フリート『ぐ……オオオオォォォォ!!!』
フリートは剣を杖にして無理矢理立ち上がった
アレス『ナ……ナンダトォ!?』
フリート『は……ハハ……やっぱりお前は強いな……アレス』
フリートは口の血を拭い楽しそうに微笑んだ
フリート『さぁアレス!!第二ラウンド開始だ!!』
アレス『く……ククク……』
アレス『フハハハハハハハハハハッ!!!』
アレス『ソウダナ……ドウセコノ戦イデ朽チテモ死ニハセヌ……』
アレス『サァ、フリートォォ!!』
アレス『コノ命尽キルマデ……最強ノ座ヲ争奪シヨウゾォ!』
アレス『オオオオオオオオォォォ!!!』
フリート『ハアアアアアアアッ!!』
グレイス『やめよ!!』
アレス『!?』ピタ
フリート『!?』
フリートの剣とアレスの拳がぶつかる瞬間、突如グレイスが叫んだ
グレイス『神聖な戦いに水を差すようで申し訳ない……』
グレイス『ここでコロシアムを支える第3のルールを発表する!!』
フリート『!?』
アレス『第3ノルール……ダト?』
グレイス『それは………………』
グレイス『このコロシアムでの敗北………』
グレイス『それは現実での【死】だ』
ティアラ『えっ!?』
アレス『!?』
フリート『な……なんだと?』
グレイス『最強の二人がぶつかりあい、そしてその最強を打ち破る………』
グレイス『それこそが真の最強とは思わないかね!?』
フリート『く、狂ってやがる………』
ティアラ『だ、だからログアウト機能が制限されていたんだ……』
グレイス『フフフ……神聖な戦いを邪魔して悪かったな……』
グレイス『さぁ、最強の二人よ!再び最強を求めーー……』
アレス『フザケルナアァァァァァ!!!』ダン
アレスは高く跳躍しグレイスの立つ王座目掛けて会心の一撃を放った
バリイィィィィィィィィィィ!!!
アレス『ヌゥ!?』
グレイス『フフフ……残念だったな………』
アレスとグレイスの間には見えないバリアーのような物がアレスの拳を阻んだ
グレイス『フフフ……この【エンペラー・エリア】(王者の領域)はこの世界の全てを攻撃を無効化する……』
グレイス『貴様の怨腕がいかに強かろうと破れなー……』
ビシシィ!!
瞬間、グレイスの絶対領域に亀裂が入る……
グレイス『なっ…!!』
アレス『オオオオオオオオオオオオッ!!!』
バリイィィィィィィィィン!!
グレイス『馬鹿な!?……私の絶対領域が……!!』
アレス『俺ハ………誰ノ指図モ受ケン!!』ズドォ
アレスの怨腕は空を裂き、グレイスの体を貫いた
グレイス『ごはぁ!!』
グレイス『ば……馬鹿な……こんなはずでは………!!』
グレイス『ぐあああぁぁぁ!!!』バシュン
グレイスの体は電子と化し、粉々にくだけ散った
アレスはグレイスを葬ると、静かに粉砕された闘技場に着地した
フリート『あ、アレス……お前…………』
アレス『……………………』
【運命の日まで・・・あと57分】
-
- 57 : 2013/12/23(月) 17:48:14 :
最近、フリートやアレスの話ばっかでスイマセン(--;)
やっぱつまんないですよねー(; ̄ ̄)ノ
第Ⅵ章に入ったらちゃんとダンロンのキャラ達を出しますのでもう少し辛抱してください(--;)
-
- 58 : 2013/12/23(月) 21:28:36 :
アレス『……………』スウゥ
フリート『あ、アレス……?』
アレス『フリート…戦イヲ続ケルゾ』
フリート『!!』
ティアラ『あ、アレス!?』
アレス『俺ハ…最強ヲ……最強ノ証ガ欲シイ!!』
アレス『ソノ為ナラ………』
アレス『俺ハ命ヲモ賭ケヨウッ!!』
?【フフフ……そうだ……それでいい……!!】
?【慈悲を捨てろ……思い出を捨てろ………】
?【力こそが全てだぁ!!】
アレス『ウオオオオオォォォォ!!!』
ドオオオオオオオオオオォォォォォォォン!!!
突然アレスの体が爆発し
アレスはどす黒い炎で包まれてた
フリート『アレス!?』
ティアラ『大丈夫!?』
ティアラは黒く燃え上がるアレスに近づく
しかしフリートはアレスから発する異様なまでの気配に一瞬で気づいた
フリート『よせ!今のアレスに近づくな!!』
ティアラ『えっ?』
アレス『アアアアアアァァァァァァァァッ!!!』
ティアラがフリートに振り向いた時間は僅か1秒くらいだろう……
しかしその1秒の間に、煙の中から腕の原型を失った漆黒の腕が凄まじい速度でティアラの体を貫いた
ティアラ『かはっ……!!』
ティアラの口から血が流れる
フリート『ティアラァァァァァァ!!!』
アレス『アアアアアアァァァァァッ!!』
アレスは貫いた腕を振り払い、貫ぬかれたティアラを観客席に叩きつけた
ティアラ『ふ、フリー………ト………』バシュン
ティアラの体はグレイスと同じように電子化され、粉々にくだけ散った
フリート『あ…………あ……』
アレス『フハハハハハハハハハハッ!!!』
アレス『殺ス……殺シテヤルゥ………コノ力デ全テヲォォォォ!!!』
フリート『アレス………貴様ァ!!!』
アレス『フハハハハハハハッ!!!来イ、フリートォォォ!!!』
【運命の日まで・・・あと10分】
-
- 59 : 2013/12/23(月) 22:14:47 :
ー
ーー
ーーー
ーーーー
ーーーーー
『何が起きた……!?』
何故……闘技場が深紅に染まっている…………?
……他のアバター達も全滅…………?
そして……目の前で血塗れとで倒れているのは…………フリート?
アレス『俺が……やったのか………?』
アレスは血に染まった両腕を見つめた……
アレス『な……なんで…………』
アレス『何故……こうなった………?』
アレス『俺はただ……強く………』
強くなりたかったんだ………!!!
アレス『クッ………ウゥ…………』
アレス『オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォッ!!!!!』
?【最強に慈悲や仲間は要らない……】
?【さぁ、この世界を乗っ取れ…………!!】
?【最強の王座は………お前にこそ相応しい…………】
【運命の日・・・【最強の降臨】……………】
ー
ーー
ーーー
ーーーー
ーーーーー
ーーーーーー
ーーーーーーー…………
第五章・・・・【完】
第六章へ続く………
-
- 60 : 2013/12/23(月) 22:42:23 :
第六章へはこちらからどうぞ ↓
http://www.ssnote.net/archives/5694
今回も同じようにコメント、感想等もらえたら嬉しいです(* ̄∇ ̄)ノ
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