雪の降る壁内(エレミカ)
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- 1 : 2017/01/15(日) 03:15:44 :
- 前にも書いていたので処女作では無いですが、この垢では初の投稿なので、やっぱりエレミカだなぁ…と、思いエレミカにしました。
大切に書いていきたいです。
エレミカ苦手な方は、ブラウザバック推奨です。
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- 2 : 2017/01/15(日) 04:01:21 :
- 今年もやって来た。
私はあまり寒さに強いほうではない。…ので、
あまり好きにはなれないだろう。
この、冬という季節を。
ーーー
食堂から出ると、冷たい風が私達に吹き付けた。
ミカサ「う…」
あまりの寒さに身を震わせると、アルミンが上着を貸してくれた。
アルミン「これ、良かったら使ってよ」ニコ
ミカサ「良いの…?」
アルミン「うん、ミカサは寒がりだからね。」
ミカサ「ありがとうアルミン…」
まだアルミンの体温が残る上着を羽織ると、
体はもちろん、心も温まった気がした。
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- 3 : 2017/01/15(日) 09:14:37 :
- 期待してまふよー!
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- 4 : 2017/01/16(月) 18:55:25 :
- 期待!
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- 6 : 2017/06/20(火) 21:49:10 :
- ミカサ(あ、雪の匂い…)
果たして雪に匂いだなんてあるのか。
そんな事はどうでもよくて、5年前の、あの雪の日を思い出す。
〜〜〜
エレン「ミカサ!アルミン!出てこいよ!!」
アルミン「こんなに寒いのにエレンはよく外に出れるね…」
ミカサ「外で元気よく遊ぶのも、エレンのいい所…」
アルミン「はは、そうだね。よし、そろそろ行ってあげないとエレンが拗ねちゃう」クス
〜〜〜
あれ、この後…エレンの所に行って、遅いぞって言われて……
私達は何したんだっけ…?
忘れたという事はどうでもいいことだったのかもしれない。
エレンとアルミンとの思い出を忘れてしまったのは癪だけどあの日の雪が降ることを知らせる雪の匂いだけ覚えていれば十分な気がした。
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- 7 : 2017/06/20(火) 23:32:16 :
- 夜になっても雪は気配だけさせて降っては来なかった。
暖かい部屋にずっと居ては作業が捗らない。
座学の課題をしていたミカサは窓に目を向け、夜中なのにも関わらず外に出た。
暗い空。
もうじき降ってくるであろう白いものを待ちわびている自分が居る。
ミカサ(雪が好きなわけじゃない)
空を見つめながら演習場の端に寝転び手を伸ばして空を仰ぐ。
こんなにも、こんなにも雪が降る事を待っているのは何でだろう。
目をそっと閉じて、心当たりのある…そう、あの日まで記憶を駆け巡らせた。
そういえばあの日も、匂いだけさせて雪は中々降ってこなかった。
〜〜〜
アルミンもエレンの所に行ってしまった。
寒いからあんまり外には出たくないのだけれど、二人が行くなら私も行こう。
戸を開け、そっと地面に足を下ろすとそれだけで冷気が感じられた。
吹き付ける風はワンピースを着ていたミカサには耐え難く、それでも二人に置いて行かれるものかと二人の元へ駆け寄った。
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- 8 : 2017/06/21(水) 01:42:33 :
- エレン「おせぇぞ、ミカサ」
ミカサ「だって寒い」
アルミン「女の子は体冷やしちゃダメだからね」ニコ
エレン「あっ!見ろよ!池が凍ってる!!」
アルミン「ほんとだ!ってエレン!素手で触ったらダメだよ!」
ミカサ「エレン。氷から手を離して。」
エレン「やだね♪ほれ!」
ミカサ「んひゃ…!」
エレンの投げた氷の欠片がミカサに当たる。
ミカサ「エレン…?????」
そこでやられっぱなしじゃ無いのがミカサ。
冷たい氷を投げ合う二人の幼馴染に呆れつつも、こんな二人が好きなのだと実感させられる。
アルミンはふたりを見守るために腰を下ろしていたのだがその腰を上げる。
アルミン「エレン!ミカサ!僕、今日は用事があるんだ!あんまり悠長にもしてられないから帰るね!」
エレン「おー、そーだったのか!じゃーな!」
ミカサ「アルミン、また明日。」フリフリ
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- 9 : 2017/06/23(金) 22:56:42 :
- 期待です!!
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- 10 : 2017/06/26(月) 22:15:59 :
- >>9
あざます!トロいけどちょくちょく書いていきたいです!!
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- 11 : 2024/08/16(金) 13:14:38 :
- 続きみたい!期待!
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