このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
仲間との日々、絶望は再び。
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- 1 : 2017/01/03(火) 01:14:00 :
- 新編:進撃の巨人2作目です!
2落ちなんて事がないように頑張りますm(*_ _)m
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- 2 : 2017/01/03(火) 01:16:55 :
- 明日から書きます
-
- 3 : 2017/01/03(火) 21:12:37 :
- 前作です
http://www.ssnote.net/archives/50962
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- 4 : 2017/01/04(水) 12:27:59 :
- キース(私は………何がしたいのか…………グリシャのあの眼をみた時から、何かが動いた…………)
キース「エレン・イェーガー!!!!」
キース(グリシャがそうだったように、この子も夢のために命を燃やすだろう…………)
エレン「はっ!!」バシッ
キース(これがこの子が選んだ道だ…………ならせめて、この子が絶望しない為の力を与えよう…)
キース「いい敬礼だ!!貴様は何しに来たのだ!!」
エレン「死んだ家族と自分の夢を叶えるためです……………!!」
キース「そうか!!ではせいぜい巨人のいい餌にならない事だな!!」
キース(この眼だったな……………)
ーーーーー通過儀礼後、食堂
エレン「やっとだ………」
アニ「3年は、意外と長かったね………」
クリスタ「でも3年なかったら・特訓出来なかったしね」
アルミン「これからが本番だよ、死ぬ気でやらないと、璧外に出た時真っ先に喰われる」
ジャン「これから頑張っても真っ先に死ぬと思うがな!お前らみてーなヒョロそうなのは」ケタケタ
アルミン「………君はたしかジャン・キルシュタインだっけ?」
ジャン「ああわりいわりい!気分悪くさせる気無かったんだよ!俺は正直者なんでね…」
エレン「つまりどんだけ強くても巨人には勝てないって事だな?」
ジャン「よーく解ってんじゃねぇか!さてはおめーも憲兵団になりたいんだな?」
エレン「何言ってんだか…」
ジャン「は?そんじゃわざわざ駐屯兵ごときになりにここに来たのか?」
エレン「駐屯兵ごときか……………お前は家畜以下のクズだな」
ジャン「なんだテメェ…………いってくれんじゃねぇかおい…………」
マルコ「ちょっとジャン、やめなよまだ初日なんだから!それに君も駐屯兵のことを言われただけでそんなに言わなくてもーーーーー」
アルミン「いいや、エレンにとって駐屯兵を侮辱される事は親への侮辱に変わりない」
マルコ「親………?」
ジャン「てことはテメェの親駐屯兵ってことか…ザコの息子はザコいとこ行くんだな!」
マルコ「ジャン!きみはーーーーー」
エレン「ふっ!!!!」ヴォォォォ
ジャン「!!!!!!」バッ
エレン「……………お前は口を開くな…………俺の目の前で駐屯兵を侮辱するのは許さない…………俺は調査兵団志望だ、文句がありゃあ明日来い…………」ギシャァ
ジャン「!!??」
エレン「俺はもう寝るわ、クリスタ、アニ、また明日」スタスタ
クリスタ「うん」
ジャン「……………なんだよあいつ」
マルコ「エレンの親は駐屯兵だったのか…」
アニ「違うよ」
マルコ「え?でもアルミンは…………」
アルミン「エレンの父親は、グリシャ・イェーガー、シガンシナでは有名な医者だよ」
ミーナ「イェーガー先生の子ども!?」
アルミン「知ってるの?」
ミーナ「先生に治療してもらった事があって……………」
アルミン「なるほど…………それで、話はこの後からなんだ………」
アルミンは、シガンシナの大火事の事や、エレンの育ての親であるハンネスの事、ミカサの事など、色々話した。
マルコ「…………辛いよ………」
アルミン「まあね…」
エレン「そんで俺達3人の夢である壁の外を旅するっつう夢を叶えるためにここに来た」
アニ「来てたの?」
エレン「廊下から話し声聞こえるから寝れなかったんだよ」
エレン「とにかく、俺は調査兵団に行く」
アルミン「達を忘れてないかい?」
クリスタ「あれ?まだいっぱいいた」
エレン「そっちこそ………そいつは?」
ユミル「邪魔だったか?」
エレン「いや?全然」
ユミル「クリスタが芋女を介抱しきれてなかったんでね、手伝って来た」
クリスタ「芋女はやめた方が…………」
エレン「そうか、ありがとうな」
ユミル「おう、もっと褒めてくれ」
クリスタ「ユミル?」
エレン「すまんな、報酬金で我慢してくれ」
クリスタ「エレン!?」
ユミル「お!解ってんじゃねぇか」
クリスタ「駄目だよ!」
エレン「分かってるって」
ユミル「冗談だ冗談」ハハハ
-
- 5 : 2017/01/04(水) 22:55:12 :
- アルミン「君たちは雰囲気というのが読めないのかね?」
エレン「さてそろそろ寮に戻る時間だぞ、ほんじゃ本当に寝てくる」ガチャ
クリスタ「わたしも」スタスタ
アルミン「……………クリスタ、君はいつから離脱していたんだ?」
クリスタ「アルミンがシガンシナの大火事を話してたくらいから」
アルミン「そう…………」
アニ「まぁ、明日ね」スタスタ
アルミン「うん、また明日」スタスタ
部屋
アルミン「えーと、ライナーとベルトルトだね?」
ライナー「よく憶えててくれたな!」
ベルトルト「僕はよく間違えられるんだけどね………」
アルミン「そうかな?」
ライナー「そして、お前がアルミンで…………」ツンッ
エレン「うむむ……………エレンだ…………zzz………………」
ライナー「エレンだ!」
ベルトルト「カンニングしてたよね?」
ライナー「気のせいだ」超真顔
アルミン「はは…………もっと話し込みたいとこだけど、時間が時間だから寝ようか」
ライナー「そうだな、それでは明日から頑張ろう……………zzz………………」
ベルトルト「早いなぁ…………また明日、アルミン」
アルミン「うん……………zzz……………」
ベルトルト「なぜそんなに早いんだ?」
-
- 6 : 2017/01/04(水) 22:57:04 :
- すんごい無理矢理になってますね……………すいませんm(*_ _)m
-
- 7 : 2017/01/06(金) 23:15:38 :
- 翌日
エレン「zzz…………んん…………んんー」グー
エレン「何時だ今?」チラッ
午前5時
エレン「軽く運動くらいはいいよな…」スタスタ
アルミン「zzz……うーむ………zzz………」
グラウンド
10分後
エレン「体温まった………時間あるな」タッタッタ
ベッド
エレン「…………………」ヨイショっ木刀太刀
ガチャ
ベルトルト「zzzzzzzzzzzzzzzzzz」
グラウンド、再び
エレン「やるか!」スッ
女子寮
クリスタ「目覚めちゃった」グイッ
クリスタ「まだ5時50分………」
セイッ!!ハッハッ!!ブンブンブン!!!!
クリスタ「ん?エレンだ」タタタッ
ガチャ
ユミル「うんんんん……………zzz…………」
アニ「………………寝れない」←5時に起きた
3度グラウンド
エレン「ぃやっ!」ヒュォッ
エレン「素振り………1000本終わり………」ハァハァ
クリスタ「エレン?」テクテク
エレン「早いなクリスタ、おはよ」
クリスタ「うん、エレンも早く目が覚めたみたいね」
エレン「やることなかったし、ちょうど体温めれるから」
クリスタ「そう………もう始まってるのね…」
エレン「ここに足を踏み入れた時から、戦いは始まってる…………」
クリスタ「絶対勝とう!この戦い!」
エレン「ああ………絶対だな!」ニッ
クリスタ「!!!?/////」
エレン「どした?」
クリスタ「なっなんでもない!////」
クリスタ(エレンの笑顔なんて1年ぶりだよぉ~!久しぶりの破壊力が!)
エレン(面白いな~)
-
- 8 : 2017/01/08(日) 19:24:40 :
- アニ「んーおはよ」スタスタ
エレン「おぉアニ」
クリスタ「おはよー」フリフリ
アニ「自主練?よく起きれるよ」ウトウト
エレン「相変わらず朝に弱いな…」
アルミン「おはよー」スタスタ
エレン「揃っちゃったよ」
クリスタ「うん」
アルミン「もう6時10分だよ?」
エレン「ほんじゃちょっと水浴びてくる」※夏です
クリスタ「今日は立体機動装置の適性審査だったよね?」スタスタ
アルミン「うん、そのあと座学だ」スタスタ
エレン「勉強かー」スタスタ
アルミン「君は昔から勉強してたでしょ」
エレン「お前もでしょう」
アニ「眠い…………」スタスタ
ーーーーー適性審査
キース「これが出来ぬ者は囮にも使えん!!」
教官「今年は優良者が多いですね」スタスタ
老教官「うむ、特にあの3人からは大きな素質が感じられる………」
アルミン「腰が浮くのってこんな感じなんだ………」プラーン
クリスタ「飛びたいな~早く」プラーン
アニ「眠い」プラーン
教官「ほんとに………」
ジャン「楽勝だこんなの!」フラ
コニー「天才だからな俺は」フラ
サシャ「肉が食べたいです」フラ
老教官「あの2人は抜群な素質を見せているな」ジッ
ライナー「出来るもんだな」ピッ
ベルトルト「力を抜いた方が出来るね」ピッ
教官「あの………彼は?」
老教官「人並み以上に出来るものもいれば、人並みよりも出来ない者もいる…………」
エレン「いっつ…………」サカサ
キース「どうしたイェーガー!それでは訓練どころでは無いな!!」
キース(すまんなエレン、やはりお前には安全に生き延びて欲しいのだ……………)
エレン「そんなこと言われましても……………ふん!!」グォッ
エレン「ゔっ!?」ギシィ
エレン「っと!危なーーーーー」
ガッ!
エレン「!!?」グラッ
ガシュッ!!
ーーーーー医務室
エレン「いってぇ……………」
クリスタ「大丈夫?頭から落ちてたけど…………」
アニ「傷は深くはないけど浅くもないってさ」
アルミン「なんで出来なかったか心当たりない?」
エレン「……………ねぇな」
エレン(装置の故障なんて言ったら言い訳になるからな…………)
キース「イェーガーはいるか?」
エレン「はい!」
キース「いるな、イェーガー以外は席を外して貰えるか?」
アルミン「え?」
キース「伝言を預かっておるのでな、すまんな」
アルミン「はい…………」スタスタ
キース「さて……………伝言というのは駐屯兵のハンネスからだ」
エレン「ハンネスさんから?」
ハンネス「ああ……………お前の父親、グリシャからの伝言を預かっているとの事だ」
エレン「父さんの伝言…………!?」
キース「"もしもこれから、故郷を離れるような事があったら、その時は調査兵になってから家の地下室に行くのだ。イェーガーの祖先から伝わる"何か"があるはずだ。地下室の鍵はハンネスに預けてある。しっかりと生きるんだ。アルミンとミカサを、守り通せ。"」ピラッ
キース「手紙にして渡しておく」スッ
エレン「ありがとうございます(ミカサ…………)」スッ
キース「今日はもう休んでいいが………どうする?」
エレン「自主練を…………壊れた立体機動装置で出来る所までやります」
キース「!!?」
キース(壊れている事に気づいていたか…………)
エレン「装置を借ります」
キース「…………いいだろう」
-
- 9 : 2017/01/09(月) 16:35:14 :
- アルミン「エレンは座学には来てなかったか………」
クリスタ「教官と何話してるんだろ?」
ジャン「なんだなんだ?あの死に急ぎは教官に呼び出されたか?こりゃ早速開拓地行きを告げられたかざまーねぇな!!」ケタケタ
アニ「眠い……………」
ジャン「へっ!ん?なんだいるじゃねぇか」スタスタ
アルミン「ほんとだ、クリスタ!」
クリスタ「うん」スタスタ
ーーーーー
エレン「ふー………………せい!」グンッ
ギギギ…………
エレン「あー………………まだ行けそうだけどな……………」ブラン
エレン「も1回!」ググッ
ジャン「おっと手が滑った」カチッ
ギュルルル!!!!
エレン「!!」ドシャァァァ
アルミン「ジャン!?」
ジャン「あー悪いなぁ無駄な努力はさせたくねぇ派だもんでな!」スタスタ
クリスタ「…………ちょっと」ガシ
ジャン「なんだよおめーーーーー」
クリスタ「はぁっ!!!!」ヴォッ
※背負い投げ
ジャン「ごばぁぁ!!!?」ボゴォン
マルコ「ん?ってジャン!?」タッタッタ
クリスタ「最低」スタスタ
マルコ「何があったんだ?」
ジャン「チッ…………アレだよ!」
マルコ「あれ?エレンがどうかしたの?」
ジャン「気に食わねぇんだよ!死に急ぎ野郎がーーーーー」
アニ「ふんっ!!!!」バゴォォォォ
※回し蹴り
ジャン「うがはぁっ!!!!」
マルコ「ええ!?」
アルミン「ジャンはエレンを制御装置から故意に落としたとだけ言っておくよ」
マルコ「…………100%ジャンが悪い、ほら行くよ」ズルズル
エレン「いっつー………………ん?今なにが…………………」
アルミン…「気にしないでいいよ!さぁ寮に戻ろう」
エレン「いや、もうちょいやってく」
クリスタ「………………これ壊rーーーーー
エレン「言うなーーーーー!!!!」
クリスタ「ひゃぃ!!」ビシッ
アルミン「さっきも10秒も保ててなかったのに……………………」
エレン「秘策があん秘策が」
アニ「アルミン、先に戻ろう。エレンは大丈夫って言ってるじゃない」
アルミン「うん……………じゃぁ後で」スタスタ
エレン「おう」カチャカチャ
翌日
-
- 10 : 2017/01/09(月) 16:51:17 :
- キース「エレン・イェーガー!!これが最後だ!!いいな!!?」
エレン「勿論です」スッ
キース「上げろ!!」
ギリリリリリリ
エレン「ふーう……………………ふっ!!」ギシッ
ギギギ………………
キース「………25……26……………27…………28…………29………………30。合格だイェーガー」
ジャン「けっ……………」
エレン「まだですよ、まだ正常な装置でやっていません」
ジャン「……………………は?」
ザワザワ………ナニイッテンダ……セイジョウ?
キース「あぁそうだったな、これが新しいベルトだ」スッ
エレン「お!腰が痛くない」カチャカチャ
クリスタ「やっぱり…………」ボソッ
アルミン「なるほど……………」
キース「上げろ!!」
エレン「………………軽」ピッタリ
コニー「おぉぉ…………ブレがねぇ……」
ライナー「微動だにしないのか……………すげぇな……………」
教官「先輩…………」
老教官「あれは……………稀に見る逸材になりうる人材だ………………………」
エレン「これで…………………やっと兵士になれる………………………」
キース(グリシャ………………お前の息子は、いずれ世界を見るかもしれんぞ…………………)
エレン(待ってろ……………父さん……………母さん……………ミカサ…………俺はやるぞ!)
-
- 12 : 2017/01/15(日) 10:40:23 :
- それから1年間は基礎を叩き込まれ、そこから3年間は応用・特技訓練を行う。
その中でも、訓練中に大きな変動を見せる科目が立体機動訓練。
最初の1年はワイヤー照準・自由移動・ブースト・高速移動・小機動訓練という内容になっている。
2年目からの基礎試験合格後は応用訓練になる。ここから初めて模擬討伐訓練が行われる。
エレン達104期訓練兵は、過半数が基礎試験に合格、応用訓練でも着実に実力を伸ばし、3年目を迎えた。
立体機動訓練
キース「本日から模擬巨人のレベルを上げる!!」
地面に敷いたレールに模擬巨人を設置し、中速で移動させる模擬巨人を討伐するという限りなく実戦に近い内容である。
エレン「クリスタ!10時方向に2体!」
クリスタ「了解!!」シュー
アルミン「エレン!前方に4体!!」
アニ「2時方向に1体!」
エレン「アニは2時方向!アルミンは俺と来い!」ギュォォ
-
- 13 : 2017/01/17(火) 18:06:51 :
- クリスタ「!!左に両方…………やぁっ!!」ジャキィン
クリスタ「そりゃ!!」ジャキィン
クリスタ「よしっ!」シュィィィ
ーーーーー
アニ「ちっさいね………いぁっ!!」シュィィィジャキィン
アニ「合流しよう」シュゥゥ
ーーーーー
アルミン「エレン!右に行った3体よろしく!!」
エレン「了解!」ギュィィン
アルミン「脚切って動き止め!」ジャキィン
アルミン「回り込んでうぉりゃぁぁぁぁぁ!!!!」ジャキィン
エレン「やるなーアルミン…………」ギュルルル
エレン「さて…………」ギロッ
フッ
エレン「ふっ!!」バンッジャキィンパシュッギュルルルザクッギュッジャキィンクルクルジャキィン
アルミン[まず先頭の巨人の項を削ぎ次に木の上に右ワイヤーを指しガスを吹かしながら急降下!真ん中の巨人の脚を切ってからそのまま上昇し項を削いだ!最後にそのままワイヤーを収納し回りながらし自由落下、そこに通る巨人の項を削ぐ!!]
エレン「ここまで約0,5秒」体内時計
クリスタ「終わったよ!」シュィィィ
アニ「ちっさかった」シュゥゥ
クリスタ「それってわたしの事!?」ビュシッ
アニ「模擬巨人だよ!」シュンッ
エレン「行くぞー」シュィー
-
- 14 : 2017/01/17(火) 23:21:54 :
- 0,5秒はアルミンが語り終わるまでです。m(*_ _)m
-
- 15 : 2017/01/21(土) 21:37:38 :
- キース「今日の班別立体機動訓練の成績を発表する!!」
教官「1位、イェーガー班」
エレン班「はっ!」ババッ
教官「2位、ブラウン班」
ライナー班「はっ!」バッ(ライナー、ユミル、ベルトルト、コニー)
教官「3位、ボット班」
マルコ班「はっ!」ババッ(マルコ、ジャン、サシャ、ミーナ)
以下略
キース「さて、この立体機動訓練を最後に前期訓練過程を終了とする。今日の夜に中間成績発表を行う!解散!」
ーーーーー
エレン「半分…………長かったな」
クリスタ「うん、思ったよりも長かった」
エレン「でもあれから5年近く経つのか…………そう考えると、あっという間だな」
クリスタ「だねぇ………ねぇエレン」
エレン「ん?」
クリスタ「わたしのエレンになって」トン
エレン「ん」スッ
クリスタ「今まで一緒に過ごしたら………ううん、きっと昔から好きだった……………………」
エレン「…………俺に先に言わせろよ」ポン
クリスタ「ふふ、ごめんね」ニコッ
エレン(この笑顔だ……………この笑顔に惚れたんだっけな)スッ
2人はふっと口付けを交わし、集会所に歩いていった。
ーーーーー
アニ「寒くなって来たね」
アルミン「もうすぐ冬だからね、また石炭運びが始まるよ」
アニ「半分か……………」
アルミン「………アニ」
アニ「なに?」
アルミン「これから、僕達には無数の壁が立ちはだかるだろう」
アニ「そうだね…………」
アルミン「…………ずっと傍にいたい」ギュッ
アニ「ん」トス
アルミン「僕のアニに、なってくれるかい?」
アニ「アルミンにも一言一句間違える事なく言うよ、あたしのアルミンになって」
アルミン「一緒にいよう」ニコ
アニ(偶然出会ったのに、偶然じゃないみたい…………不思議だね)
その陽だまりは、冷たい空気を暖めているみたいだった。
-
- 16 : 2017/01/22(日) 19:58:37 :
- 更に年月は過ぎ、後期はあっという間の2年半だった。
キース「本日を持って全訓練課程終了となる!それでは総合成績発表を行う!」
「10位、アルミン・アルレルト」
「9位、サシャ・ブラウス」
「8位、マルコ・ボット」
「7位、コニー・スプリンガー」
「6位、クリスタ・レンズ」
「5位、ジャン・キルシュタイン」
「4位、ユミル・フリッツ」
「3位、アニ・レオンハート」
「次席、ベルトルト・フーバー」
「主席、ライナー・ブラウン」
キース「以上10名には、憲兵団の入団権を与える!解散!!」
-
- 17 : 2017/01/22(日) 20:17:29 :
- アルミン「10位か……………」
アニ「あいつがいないと、あまり喜べないね」
クリスタ「でも明日からまた会えるよ」
アルミン「そうだね、楽しみだな…」
ライナー「まさか先に行くとはな、さすがとしか言い様がない」
ジャン「ちっ…………結局俺も腹くくっちまったじゃねぇかよ……………」
マルコ「ジャンは間違ってないよ、君の選択は正しい」
ユミル「まぁお陰で調査兵団は喜ぶだろうな」
コニー「すげぇよなエレンは」
サシャ「先に調査兵団に言ってしまうんですね…」
クリスタ「楽しみだなー………………エレン//」
ーーーーー
リヴァイ「お前ら、負けてていいのか!?」
グンタ「はぁぁ!!」ジャキィン
エルド「ふっ!!」ジャキィン
オルオ「はっ!!」ジャキィン
ペトラ「ん!!」ジャキィン
リヴァイ「っ!!」ザシュザシュザシュ
リヴァイ(本当に大したやつだ………早くもエルド達を負い抜かしやがった)
リヴァイ(エレン・イェーガー……………悪くない)ニヤ
エレン「せやっ!!」ザシュザシュザシュ
ペトラ「兵長の動きについていけるなんて………」パシュッ
コカン
ペトラ「ああ!」パシュッ
カコン
ペトラ「ワイヤーが両方!?」ヒュゥゥ
オルオ「!!ペトラーーーーー」
エレン「危な!!」ガシッ
ペトラ「あ、エレン!」
エレン「気をつけてくださいよ」ニコッ
ペトラ「うん、ごめんね//」
ペトラ(この笑顔は、兵長に似てる………かっこいいなー)
オルオ「エルドよ、最近エレンが兵長に似てきた様な気がするにだが…」
エルド「俺もだ…」
グンタ「俺も…」
リヴァイ「いいぞエレン、調子が良いみたいだな」ニッ
エレン「兵長のお陰ですよ、自分は色んなもの守りたいですから」ニッ
リヴァイ「悪くない、付いてこいよ?」パシュッギュルルル
エレン「ええ、もちろんです!」パシュッギュィィン
ーーーーーーーーーー
ーーーーー
ーー
-
- 18 : 2017/01/23(月) 07:19:58 :
- 翌日
ジャン「訓練兵最後の任務が璧上固定砲整備ってな、だりぃよな」フキフキ
アルミン「とか言いいながらしっかりやってるじゃないか」
ジャン「しっかりやっといた方がいいだろ?」
アルミン「まぁ…うん」
ジャン「エレンは元気だろうな」
アルミン「言い切ったね」
ジャン「まぁ死ぬ気でやんなきゃな」
アルミン「うん、頑張ろう!」
コニー「なぁ………あそこにいるの誰だ?」
ミーナ「ん?あっ開閉門に誰かいる」
アルミン「ん?あれーーーーー」
ドゴォォォンーーーーーー
-
- 19 : 2017/01/23(月) 21:02:58 :
- アルミン「うわっ!!」ゴゴゴ
ジャン「揺れてやがる!何なんだ!?」ゴゴゴ
ゴゴゴ…………
アルミン「確か爆発がっ!!!!!!」
ジャン「どうした?」
アルミン「開閉…門が…破られた…」
ジャン「何だって!?」バッ
ジャン「マジかよ…巨人が入って来ちまう!」
コニー「お前ら!ここは駐屯兵団に任せて本部に行くぞ!」
アルミン「あ…そうだ、冷静にならないと、行こう!」
ジャン「先輩方のご武運を祈ります!」ダッ
駐屯兵「急げ!!」
ーーーーーーーーーー
ーーーーー
ーー
クリスタ「壁が……」
アニ「今度も爆発だったの?」
アルミン「開閉門に人がいて、何かしたと思ったら大爆発が起こった…」
クリスタ「壁を破壊出来る程の爆弾なんてあるの…?」
アルミン「分からない事だらけだ…」
キッツ「全員注目!!」
アルミン「!」バッ
キッツ「本日壁が破壊された!お前達訓練兵には、巨人討伐作戦に加わってもらう!!」
ドヨッーーーーマジカヨーーーーイヤダシニタクナイ!!
キッツ「ええい黙れ!!命令に背けば今ここでその首をはねることが出来るのだ!!」
-
- 20 : 2017/01/24(火) 18:14:51 :
- 訓練兵「な!あんた達現役とは訳がーーーーー」
キッツ「黙れ!!反逆罪として今ここで!!」ジャキン
キース「待て」ポン
キッツ「!!シャーディス、お前に何の権限が…」
キース「調査兵団が戻った、ピクシス司令の指示を待て」
キッツ「っ!分かった…」
ピクシス「報告が遅れたな、キッツ、お前は住民避難を支援しろ」
キッツ「はっ!」タッタッタ
ピクシス「さて、訓練兵だがやはり前線に行くことになってしまう」
訓練兵「っ!?」
ピクシス「だが、君たち訓練兵には後衛を担ってもらいたい」
訓練兵「後衛なら…死ぬ確率は低いな…」ザワザワ
ピクシス「じゃが我々と共に中衛前衛で戦ってくれる者も欲しい、どうじゃ?」
シーン
アルミン「自分が行きます」ザッ
ピクシス「!!そうか…」
クリスタ「わたしも行きます!」ザッ
アニ「あたしも…」ザッ
ジャン「自分も、志願します!」
マルコ「自分も!」ザッ
ライナー「前衛でもなんでもやります!」ザッ
ベルトルト「僕も行きます」ザッ
ユミル「一応成績上位なんで」ザッ
コニー「俺も行くぜ!!」ザッ
サシャ「勿論わたしも行きますよ!!」ザッ
ミーナ「やります!」ザッ
オレモ…ワタシモイク!!
ピクシス「頼もしいのう、では頼むぞ、兵士達」ザッ
ーーーーーーーーーー
ーーーーー
ーー
-
- 21 : 2017/01/25(水) 14:50:42 :
- 期待!!!!!!!!!!!!!
頑張って下さい。
-
- 22 : 2017/01/26(木) 18:34:41 :
- >>21 あざぁっす!!!!
-
- 23 : 2017/01/28(土) 05:57:57 :
- 街中
巨人「うぉ、えぉ」ドシドシ
シュゥゥジャキィン
巨人「うぁ」ドォォン
リヴァイ「汚ぇ面しやがって…汚ぇな」フキフキ
エレン「兵長、新たに15体増えました」シュースタン
リヴァイ「今日は多いな、異様に…行くぞ」ザッ
エレン「はい!」パシュッ
巨人「あああ」ドシドシ
エレン「ほぅ!」シュィン
巨人「ぉぁあああ」目潰し
エレン「はっ!!」ジャキィン
ドォォン…パシュッ
エレン「やっ!!」クルクルジャキィン
ドォォン
リヴァイ「エレン後ろだ!!」
エレン「!!」ボッ
巨人「うぇぃ」ヴォォッ
スカッ
リヴァイ「はぁぁ!!」ジャキィン
エレン「危なかった…」
リヴァイ「気を抜くな、巨人はまだまだいるぞ」シュゥゥ
エレン「はい!」シュィィィ
-
- 24 : 2017/02/09(木) 23:35:19 :
- リヴァイ班より後方
アルミン「はっ!!」ジャキィン
アニ「せいっ!!」ザコ
ジャン「アルミン!右!」
アルミン「おっと!」ヒュウッ
クリスタ「えい!!」ジャキィン
ライナー「よし!ここはOKだな」
ジャン「しかし…巨人の数が多い、いつ防衛線が崩れてもおかしくねぇぞ…」
アルミン「もう少し離れて行動しよう、あまり固まってたらいい餌だ」スタン
ライナー「そうだな…2人か3人で行動しよう、巨人が集団来たら無理はするな!」パシュッ
ジャン「おう!」ギュイィィ
アルミン「了解!!」パシュッ
-
- 25 : 2017/02/16(木) 20:38:39 :
- d=(^o^)=b期待d=(^o^)=b
-
- 26 : 2017/02/18(土) 01:01:27 :
- 期待
-
- 27 : 2017/04/13(木) 22:56:57 :
- (っ'-')╮=͟͟͞͞♥)) ゚∀゚):∵キタイッ
-
- 28 : 2017/12/30(土) 04:14:31 :
- ⇧chara ⇧sans
-
- 29 : 2018/07/31(火) 12:17:59 :
- 28»何故にキャラとサァァァンズ!!なんだい?
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