このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品は執筆を終了しています。
ジェノサイダー翔誕生秘話
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- 1 : 2016/12/30(金) 17:01:55 :
- すぐおわります。一レスで終わります。
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- 2 : 2016/12/30(金) 17:02:22 :
「腐川っちは家族いないんだべ?」
「い、いるわよ…父と母と母と暮らしてる」
「複雑な家庭環境だべ!」
私の家は特殊だ。
周りには驚かれたり同情の目で見られるが、別に気にはしていない。
家に帰ると荒れたリビングに、ゴミが散乱していてひどい有様
そしてわずかな隙間に女が働きもせず寝ている。
家事をしなければ稼ぎもしない。
父の稼ぎも雀の涙ほどで、家計は苦しい。
これは私の日常。当たり前のこと。
世間から見た異常に身を浸すがゆえに、私さえもきっと異常になったのだと思う。
ーーーーーーー
友達といえる人は、幼少にはあった。
そしてその数少ない友達に、相談を持ち掛けられた。
「私、Aのことが本当は嫌いなんだよねー」
Aとは、よく三人で遊ぶうちの一人だ。なので驚いてしまった。
あんなに仲良くおままごとをするのに、裏では毛嫌いしているという。
そして今度はそのAに言われた。
「私Bのこと、正直無理なんだ」
愕然とした。
無理?ってどういうこと__?
この後も、私の周りにはこんな表裏の顔を使い分ける女ばかり群がっていることを知った。
混乱した。
友達とは何か。友情とは何だというのか。
複雑で混沌としたその事柄は、私の目を回らせた。
人が信じられなくなる。
目の前で楽しそうに話すコイツは、裏で私の悪口を言っているだろう。
仲良く話しながら、お互いの悪いところばかりを探っているのだろう。
その事実を知りながら、これからもこいつらと笑いあい続けるの…?
冗談じゃない。
なれ合いなんか気持ち悪い。
冗談じゃない、やめてくれ!
こうして私は人と関わるのをやめた。
別にそれでよかった。だが世間はそれを良しとしない。
社会の中で順応し生きるものと、反抗するもの。
その差によっておこるのは、そう、いじめだった。
家庭環境を馬鹿にされたり、容姿を馬鹿にされたり、ストレスのはけ口、丈夫なおもちゃであるかのように暴力、罵倒__
自分に自信が無くなっていく。
どんどん人が嫌いになっていく。
…そんなある日、突然、顔立ちのいい男子に告白された。
心底驚いたが、心底うれしかった。
自分を理解してくれる人がいる、わかってくれる人が_
そんな思いは、舞い上がった私を絶望に突き落とした。
嘘告白。
彼は笑って言った。
「誰がお前みたいな気持ち悪いやつを好きになるかよ」
……。
………。
…もうやめてよ。
いい加減、疲れたんだよ。
私の中で何かが切れた。
『__殺っちゃえば?』
気が付くと目の前は真っ赤だった。
私を嗤った男が、喉を裂かれて死んでいた。
恐怖が私を縛る。
と、同時に激しい高揚感が沸き上がった。
そして何を思ったか、そいつの血で夢中になって絵を描いた。
「血みどろフィーバー」
この言葉もその中に。
思う存分遊んだあと、手を洗いに水道へ行き、そこで目が覚めた。
自分がいましたことはなんだ?
殺人。
人を殺した。
自分の手で、殺してしまった!
途端にものすごい吐き気がした。
手足が尋常でないほどに震える。
「おい、そこで何をやっている!!」
後方で声がきこえる。
しまった、見つかった_!
急に気持ちが凪いだ。
…気が付くと、またもや死体が転がっていた。
その人はとても格好良かった。
顔立ちのいい奴は大抵性格が悪い。
醜い私を、嫌うやつが多い。
だから私もそいつらを憎み、嫌う。
だからって__人を殺していい理由なんてないのに!!
目の前がなんだかぐるぐるして、私は気を失った。
ーーーーー
家にいた。
勉強机の前に寝ていた。
紙切れがそこにあった。
『アタシが代わりに、アンタの憎む男どもを殺してやるから』
「奴」が生まれた瞬間だった。
それからも度々、気が付くと死体が目の前にある、ということがあった。
ハサミで磔にされ、無残な姿の男性だ。
もう嫌だ、もうやめてくれ。
願っても終わらない。意思の疎通はできない。
代わりにいらない殺人の知識が頭に流れ込んでくる。
嫌だ、やめて。私は人殺しになりたくないのに、殺したくないのに。
『お前の殺意がアタシを生んだ。アタシはアンタで、またそうではない。ただ一つ言える。アンタも殺人鬼だよ』
そんなメモが、新たな死体の血の池に浮かんでいた。
もう今更どうしようもなかった。
奴を止める術などない。
あきらめた。
私は殺したくない。だが殺しているのは「私」。
矛盾し存在するという葛藤の中で、私は今日もまた、「私」の手で殺人を犯す。
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- 3 : 2016/12/30(金) 17:03:22 :
- 2000字ぴったりです!見てくださってありがとうございました!!
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- 4 : 2020/10/25(日) 21:29:21 :
- http://www.ssnote.net/users/homo
↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️
http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️
⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
今回は誠にすみませんでした。
13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
>>12
みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました
私自身の謝罪を忘れていました。すいません
改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
本当に今回はすみませんでした。
⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️
http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi
⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ごめんなさい。
58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ずっとここ見てました。
怖くて怖くてたまらないんです。
61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
お願いです、やめてください。
65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
元はといえば私の責任なんです。
お願いです、許してください
67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
アカウントは消します。サブ垢もです。
もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
どうかお許しください…
68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
これは嘘じゃないです。
本当にお願いします…
72 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:59:38 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
お願いです
本当に辞めてください
79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ホントにやめてください…お願いします…
85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
それに関しては本当に申し訳ありません。
若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
お願いですから今回だけはお慈悲をください
89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
もう二度としませんから…
お願いです、許してください…
5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
本当に申し訳ございませんでした。
元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。
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- 5 : 2021/08/02(月) 02:00:11 :
- すごかったてす
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