SLAMDUNKのその先を書いてみた 花道のポストプレー編
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- 1 : 2016/12/24(土) 21:14:27 :
- 受験生なので投稿は遅めです。よろしく!
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- 2 : 2016/12/24(土) 23:23:03 :
- 約2週間にも及ぶ練習メニューを終え(前回参照)
無事に次の課題に進むことになった花道は安西先生から新たな課題を告げられる。
「君はパワーフォワードとしての仕事ができていない」
「そこで、桜木くんには赤木くんとポストプレーの練習をしてもらいます」
「はて、ポストプレー?」
「いつも赤木くんがやっていることですよ」
「あーあのゴリゴリプレーか!」
「そのとうりです」
そして安西先生は赤木を呼んで、練習について説明して宮城のところへ行った。
「よし、早速教えてやる。まずは基本からだ。」
「おう!ゴール下のキングコングを越えるときがきたようだな!」
「フン、たわけ」
そして、花道はセンタープレーの基本的なやり方を教わった。
「まず、ポストでボールを貰った後、お前はシュートフェイクしかない」
「ま、まあそうだな・・・」
「そこでお前にはフックシュートを教える」
「お!なんかかっこいいな!」
「まず見てみろ」
ポストでボールを貰い、体を半分ターンして、その状態から手を伸ばして手首の振りで打つ。
これは実際に試合でも自分より相手が大きいときや、相手のブロックを掻い潜るときに使う
これを左右どちらでも使えればとても大きい。
「こんな感じだ、これを試合で使えればお前にパスは来るだろう」
「よっしゃ!やってやるぜ!」
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- 3 : 2016/12/24(土) 23:42:02 :
- 花道はそこからが難しかった。まず花道は片手でシュートを打つというのが上手いとは言えない。
「くそッ、全然できねえ」
「桜木、お前はまず片手で手首のみでゴール下の練習だ。
これを100本やってから、フックシュートをやるようにしろ」
「おう!」
「手を伸ばす、手を伸ばす・・・・だ・・・・・」
やはりコツを教えればこいつは驚異的な速さで上達する・・・
赤木は改めて感じた。
桜木がポストで点が取れるようになれば湘北にとってもとても楽に成るだろう。
冬の選抜、やはり桜木の進化が必要だ。あと3ヶ月、どこまで伸びるかだな・・・・・
「ゴリ!終わったぞ!」
「ようし!まずターンして手を伸ばすことからだ!」
「よっしゃ!やってやるぜ!」
そして3日後、右手でのフックシュートはなんとか覚えた桜木は左手のフックシュートの練習に移った。
これがまた難しかった。左手の手首の感覚が足りずにひたすら左手でのシュートばかりの練習だった。
「ぐぬぬぬ、ムズイな、、、、この天才に壁現れたり・・・・」
「何バカなことを言ってるんだ!」
そう言って桜木の頭に拳骨が降り注いだ。
「いってーー」
だが桜木は悔しくてひたすら練習に打ち込んだ。
そうして左手でのフックシュートはなんとか使い物になるくらいにはなった。
「よし!できた!」
そうすると安西先生は赤木とのポスト練習に移らせた。
「今の手札でどれだけやれるか試してみなさい」
「そうだな、この天才のフックシュートを止められるもんならな!」
わーはっはっはと笑う桜木だったが実力は歴然だった。
まず桜木はセンターを相手にしたことがない。
山王の河田弟は力だけのセンターだったため、なんとか花道でも打ち勝てたが、
ゴリの場合はターンでうまく回られて決められることが多く、花道のポストプレーでは太刀打ち
できなかった。
そこからが花道の進化だった。
「ゴリ!あのターン教えてくれ!」
「フン、今からそれを言おうと思っていた。これがあればお前の手札でもやっていける。」
こうして花道のポストプレー練習はまだつづく。
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- 4 : 2016/12/27(火) 22:51:27 :
- 花道がセンター練習をして3週間、動きが最初に比べて段違いに良くなった。
だが、その練習を見ていたのは赤木だけだったので他の奴らは花道はを小馬鹿にしていた。
「桜木くん、練習に参加しましょう。
「よし、やっと全体練習だぜ!」
「今まで個人の動きばかりだったので、周りを見ることを意識することです」
「おうよ!」
「ほっほっほっ」
この時赤木は思った。
(最近桜木は安西先生をからかうことがなくなったな........あいつも本気でバスケにはまったのかもしれんな)
「何してる桜木!とっとと来い!」
「おっしゃー!」
「よし、湘北、ファイ....」
オー!!
この時他のメンバーは知らなかった。
桜木の成長に...........
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