この作品は執筆を終了しています。
SLAMDUNKのその先を書いてみた 花道の失った物編
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- 1 : 2016/11/07(月) 22:35:48 :
- スラムダンクを読んでいてその後がとても気になったので書いてみようと思います!
受験生なので、投稿は遅いですが土日にやっていこうと思います!
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- 2 : 2016/11/07(月) 22:49:47 :
- まだ秋とは呼べない暑さの中、あの男は無事リハビリを終えて帰ってきた。
「ついに、この天才が高校バスケ界の頂点に君する時が来たようだな!」
彼はそう言って、高校バスケインターハイ出場の湘北高校の体育館へと向かった。
湘北高校、県立高校ながらキャプテン赤木を中心にラン&ガンのチームとして強豪区神奈川県から出場、
インターハイ2回戦では最強山王工業に勝利し、3回戦愛知の愛和工業に嘘のようにボロ負けした。
そして今は3年が引退し、キャプテン宮城リョータを中心に冬の選抜大会を目指して練習中だ。
そんな熱気を誇っている彼らの体育館に一人の赤毛猿が帰ってきた。
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- 3 : 2016/11/07(月) 23:09:59 :
- 「やあ、諸君!ついにこの伝説のバスケットマン桜木花道が帰ってきたぞ!ワハハハ!」
そんな赤毛猿に気づかず、今は5対5の真っ最中だ。
「おい!チョット一回止めろおおおおおお!」
ようやくみんなが気づく。
「お前、怪我やっと治ったのか?」
この男は三井寿、かつて中学時代県のMVPに輝いた男で安西先生に憧れて湘北高校に入ったが
怪我でうまくいかず、ついには不良になって、バスケ部を潰そうとしてきた。
しかし、木暮の言葉や、安西先生の言葉で再度入部し、迷惑をかけた恩返しをしようと得意な3Pシュートで
点を決める外の得点源だ。
「遅すぎだぜ!花道!」
この背丈の低い男は現キャプテンの宮城リョータだ、かつてこの男も不良で喧嘩で怪我をして
最近戻ってきた。背丈は低いがそれをものともさせないスピードが持ち味でチームの司令塔だ。
ちなみにマネージャーの彩子さんが好き。
「うるせえ奴が帰ってきた........」
このクールなイケメンは流川楓。10年に1人の逸材と言われ、様々な高校からのスカウトがあったが、
家が近いという理由で湘北にきたスーパーエースだ。全てのポジションをこなし、さらにその得点への
執着からオフェンスの鬼と呼ばれ、山王工業の沢北英治との1対1で自分一人では勝てないと思った流川は
パスすることも選択肢に入れることも成功し、正真正銘まさにチームのエースとなった。
ちなみに女子にとてもモテるため花道からは嫌われているがそれは流川も同じだ。
「フン、うるせえー狐が!」
「てめえだって赤毛猿じゃねーかどあほう」
「どあほうだとー!ルカワコラア!」
いつもこんな感じだ。
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- 4 : 2016/11/10(木) 22:41:26 :
- 「おい、桜木!」
聞き覚えのある低い声そうまるでゴリラのような..........
「ぬ?」
花道はなぜこいつが?と思っただろう。
「ゴリ!なんでいるんだ?」
赤木剛憲、湘北の元キャプテンであり、インターハイ出場の立役者だ。
恵まれた身長と体格で神奈川ナンバー1センターと呼ばれるが、流川や桜木が入るまで、
この湘北は赤木のワンマンチームと呼ばれ、侮られていた。
しかし、宮城、三井の復帰や流川、桜木の加入で赤木のワンマンチームからインターハイ出場を遂げた
「確か引退したんじゃねーのか?ゴリ」
「確かに一度はな、だが深体大の唐沢監督が冬の総体でインターハイ出場でもう一度推薦をかけてくれることになってな」
「おー!じゃあゴリ復活だな!」
「フン、まあな」
「そうだ、木暮も選手ではないが復帰したぞ」
「メガネ君が?」
木暮は一定以上の成績をとって指定校推薦をとったのでこれからはマネージャーとして
チームを支えていくらしい。
「伊達にメガネかけてないなメガネ君は!」
「今は安西先生のところにいる。行ってきたらどうだ?」
「おう、そうするぜ」
そう言って桜木は職員室へ向かった。
「俺も総体頑張って大学推薦取らなきゃな.........」
三井がボソッと呟いた。
「よし、さっきの続きだ!行くぞ!」
赤木の指示によりまた5対5が始まる。
「俺がキャプテンなのに...........」
宮城もボソッと呟いた。
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- 5 : 2016/11/18(金) 21:04:36 :
- 桜木が職員室に入ると、そこには安西先生と小暮がいた。
「おー!メガネ君!」
「あ!桜木!戻ってきたか!」
「ほっほっほっ。少し大きくなったね桜木君」
「おーよ!また神奈川、いや、全国屈指のリバウンド王として
また君臨するってわけだ!わーはっはっ」
小暮が笑いながら、
「じゃ、安西先生練習に戻るので失礼します」
そう言って小暮は体育館へと走って行った
「さて、桜木君。君には早速ですが特別メニューです」
「お?なんだ?どんなだ?」
練習メニューを告げられた桜木は絶望した。
それは、この1週間基礎練習と走りだけのメニューだった。
「おい、まじかよ!また基礎かよ!」
安西先生はそううなずいて、
「桜木君、君は驚異的な速度で成長した・・・・」
「だが早い分それがなくなるのも早い。
そのための基礎練習だそうだ
「だけどよー!この天才にはもうひつようないだろ?」
その時、甲高い女性の声が響いた。
桜木はその顔を見るに一気にやる気になった。
「は・・晴子さん!」
赤木晴子、あの鬼主将赤木剛憲の妹だ。
その似つかないルックスの良さのあまり、桜木がバスケ部に入部するきっかけになった。
「今回は晴子さんが君の特別コーチだ」
「マジすか!」
一気にやる気が出てきた赤毛猿であった。
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- 6 : 2016/12/06(火) 21:51:49 :
- 練習メニューを告げられた花道は晴子さんがいたとしてもこれはきついと思うメニューだった。
だが、前の基礎練だけよりかは、楽しそうだった
メニュー
右ドリブル1000回
左ドリブル1000回
リバウンド練習200本
ゴール下200本
ジャンプシュート100本
早速花道はその練習に取り組み始めた。
「シャア!やってやるぜ!」
「うん!頑張ろう桜木くん!」
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- 7 : 2016/12/06(火) 21:52:43 :
- 上の名無しさんは僕ですのですみません!
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- 8 : 2016/12/24(土) 21:09:59 :
- 花道がその練習に取り組み始めて1週間が経った頃、安西先生からこんな一言が出た。
「桜木くん、その練習は止めにして新しいことをしましょう」
「おー!ついに基礎練卒業か!」
「いえ、少し実践的にやりましょう」
「なぬ!そういうことか・・・」
安西先生が出したメニューはこれだった。
ドリブルしてストップジャンプシュート300本
ポストからのゴール下300本
レイアップ左右200本ずつ
「なんだよこれだけか?」
「君は退院してまだあまり経っていない。」
「体力と同時にシュートも練習しましょう。このメニューを2週間。」
「ヨッシャー!やってやるぜ!」
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- 9 : 2016/12/24(土) 21:10:46 :
- 次はポストプレー編に続きます。
ぜひぜひお待ちください!
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