ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

この作品は執筆を終了しています。

【オリキャラ注意】code~特殊な高校生達~【打ち切り】

    • Good
    • 0

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2016/12/20(火) 17:49:48

    とある世界に無命学園と呼ばれる学園がある。


    その無命学園には...


    特別な力を持った生徒がいる。


    人類はその生徒達を《暗号(コード)能力者》と呼ぶ。


    暗号(コード)は特別な能力教育機関にて評価され二文字の暗号(コード)が貰える。


    そして...ある事件を機に言われるようになった。


    『暗号能力者は消すべき』と...


    暗号能力者を消すために立ち上がるマフィア能力者と対抗する暗号能力者の戦いが始まる。


    注意事項
    ・この話では暗号能力者をコード能力者と読んでください。
    ・マフィアは能力を持っていますが、暗号はありません。


    それではスタートです。
  2. 2 : : 2016/12/20(火) 17:57:17
    無命学園...


    私の通う高校だ。


    ここに通う生徒と全員が能力者...


    今日は...私がそこに入学する日だ。


    そういえば自己紹介がまだだったか...



























































    跡葉「私の名前は跡葉月奈(アトバ ルナ)。能力暗号(コード)は【予知】だよ。」
  3. 3 : : 2016/12/20(火) 18:05:21

    入学式だ。

    司会者の始めの言葉。
    学園長のビデオレター。
    そして...

    司会者「次は新入生代表の方の話です。」

    新入生代表か...


    すると、ステージに上がったのは







    セーラー服を着た女の子だった。







    ???「桜の花が満開に咲き誇る今日。私たちは無命学園の第3期生となりました。無命学園の名に恥じぬ行動をすると共に協力し共同生活を送ることを誓います。」




    礼儀正しい子だな...


    茶色の髪の女の子...



    なんか、私と似てるかな?



  4. 4 : : 2016/12/20(火) 18:55:08

    教室ー



    あの子だ...


    新入生代表の子だったっけ。


    ちょっと、友達になりたいな...


    跡葉「あの...ちょっといいかな?」

    ???「はい。なんでしょう?」

    跡葉「スピーチしてたよね?」

    ???「はい。聞いててくれてたんですか?」

    跡葉「丁寧だったよ。」

    ???「ありがとうございます。」

    跡葉「私、跡葉月奈っていうんだ。あなたの名前は?」

    東雲「東雲菫(シノノメ スミレ)です。何卒よろしくお願いします。」


    ー能力暗号【天候】 東雲菫 シノノメ スミレー


    東雲「天候を操ることができます。運動会の日は任せてください!!」

    跡葉「じゃあ。任せようかな?」

    東雲「天気予報も覆します‼」

    跡葉「それはやめて!!」


    東雲菫ちゃんか...覚えておこうっと...さて...自己紹介を続けよう...


  5. 5 : : 2016/12/20(火) 19:11:03

    ???「ねぇ!!!!」

    跡葉「え?」

    ???「あはは。ねぇ。このノートに君の名前を書いてよ。」

    跡葉「う...うん。」

    私は恐る恐るノートに自分の名前を書きました。
    すると、男の子は跳びながら

    ???「やったぁ!!!友達ふえた!!!」

    跡葉「あの!!」

    ???「ごめんね。自己紹介まだだったか...」

    神代「俺は神代裂哉(ジンダイ サクヤ)でーす。よろしくね!」

    ー能力暗号【友情】神代裂哉 ジンダイ サクヤー

    神代「よろしくね~跡葉ちゃん。」

    跡葉「よろしくね。神代君。」

    神代「俺は友達作りが得意なんだ!」

    跡葉「変わった特技だね...」

    神代「えへへ。」


    神代裂哉君か...友達作りが特技って変わってるなぁ...
  6. 6 : : 2016/12/21(水) 16:52:41

    ???「...何かしら?」

    跡葉「自己紹介をしたいんだ。」

    ???「まぁ。いいわ。」

    そういうと少女は机から降り、腕を組んだまま名前を言ってくれた。

    六道「私の名前は六道京子(ロクドウ キョウコ)よ。よろしくね。跡葉さん。」


    ー能力暗号【推理】六道京子 ロクドウ キョウコー


    六道「私の特技は特にないわ。ただ、決断力が少しあるかしら?」

    跡葉「よろしくね。京子ちゃん。」

    六道「うふふ。下の名前で呼ぶなんて変わった子よ。貴方。」

    跡葉「そうかな?」

    六道「よろしく。」
  7. 7 : : 2016/12/21(水) 17:10:49

    ???「...」

    跡葉「あ...あの...」

    ???「どうしたんすか?」

    跡葉「名前...聞いてもいいかな?」

    ???「了解っす!!」

    陽気な男の子だな...

    神忌「俺、神忌奏斗(カミキ ソウト)っす。よろしくお願いしまっす!!!」

    ー能力暗号【作成】神忌奏斗 カミキ ソウトー

    神忌「能力暗号は【作成】っす!!!色んなものを作っちゃいまっす!!」

    跡葉「テンション高いね...」

    神忌「テンションが高くないと今時、ヤバイっすよ~?」

    跡葉「うん。」

    神忌奏斗君か...テンション高い子っと...
  8. 8 : : 2016/12/21(水) 17:26:35

    なんか。あの子...一人でボーとしてる...

    跡葉「ねぇ。」

    ???「?」

    跡葉「自己紹介しない?お互いの名前ぐらいは覚えておきたいし...」

    ???「...いいの?」

    跡葉「うん。」

    ???「うぅ。」

    跡葉「!!?」

    なんで!!!泣いたの!?

    跡葉「泣かないでよ!」

    ???「今まで...話しかけてくれた人が...いなかったから...」

    跡葉「ええ!?えっと...私からね。跡葉月奈よ。」

    夏目「僕、夏目です。夏目禍月(ナツメ カヅキ)。よろしくお願いします。」

    ー能力暗号【無能】夏目禍月 ナツメ カヅキー

    夏目「僕...その...嬉しい。月奈...」

    跡葉「よろしくね。禍月君。」

    夏目「うん。」


  9. 9 : : 2016/12/21(水) 18:02:05

    ???「あんた。怪我してないか?」

    跡葉「へぇ?別に...」

    ???「ふーん。」

    跡葉「あ...あの...」


    大人びた雰囲気からこういってしまった


    跡葉「教師の方ですか?」

    ???「あはは。私は生徒だよ。」

    跡葉「し...失礼しました!!!跡葉月奈です!!!」

    なぜか敬語になってしまう。

    ???「いいよ。じゃあ。私の名前も教えないとねぇ...」

    薄命「私の名前は薄命凪(ハクメイ ナギ)さ。能力暗号は【治癒】さ。」

    ー能力暗号【治癒】薄命凪 ハクメイ ナギー

    薄命「よろしく。」

    跡葉「よろしくね。凪ちゃん。」

    薄命凪ちゃん。大人びた生徒...
  10. 10 : : 2016/12/21(水) 18:19:31

    ???「やぁ!!」

    跡葉「きゃあ!!!」

    ???「はは。吃驚した?ごめんね!!」

    跡葉「いつの間に...!!」

    ???「先に自己紹介から!!」

    不死田「俺は不死田彰(フシダ アキラ)。よろしくな!」

    ー能力暗号【消失】不死田彰 フシダ アキラー

    不死田「さっきは、君に近づく時間を消した。」

    跡葉「だから...わからなかったんですね...」

    不死田「よろー。」

    跡葉「よろしくね。彰君。」
  11. 11 : : 2016/12/21(水) 18:56:51

    あの子...紫の髪に黒のリボンをしてる...なんか...寂しそうな目...

    跡葉「あの...」

    ???「!!!!」

    跡葉「自己紹介。しようよ。」

    ???「...私が...?」

    跡葉「うん。跡葉月奈だよ。貴方は?」

    屍「...屍千秋(シカバネ チアキ)。」

    ー能力暗号【戦車】屍千秋 シカバネ チアキー

    屍「...」

    跡葉「よろしくね。千秋ちゃん。」

    屍「...よ...よろしく。跡葉。」
  12. 12 : : 2016/12/23(金) 17:21:22

    ???「があああああああああああああああ!!!!」

    跡葉「うわっ。」

    ???「さーせん!!!俺ってヒーローだから!!!」

    跡葉「ヒーロー?」

    斬運「つー訳で俺は斬運 誠(キリウン マコト)!!!能力暗号は【英雄】。何故なら俺はヒーローだからさ!」


    ー能力暗号【英雄】 斬運誠 キリウン マコトー


    斬運「よろしくおねがいしまーす。」

    跡葉「よろしくね。ところで【英雄】ってどういう能力なの?」

    斬運「敵を切り裂く感じじゃない?」

    跡葉「こわっ。」
  13. 13 : : 2016/12/23(金) 17:28:46

    ???「貴様...【予知】の跡葉月奈か?」

    跡葉「う...うん。」

    ???「貴方が?」

    和服を着た男の人と...セーラー服を着た少女?

    ???「自己紹介をしよう。」

    刺山「私の名は刺山 響(サシヤマ ヒビキ)という。」

    野晒「私は野晒空(ノザラシ クウ)よ。よろしくね。跡葉さん。」


    ー能力暗号【重力】刺山 響 サシヤマ ヒビキー

    ー能力暗号【雷鳴】野晒 空 ノザラシ クウー


    刺山「この頃、マフィアが暗号能力者狩りをしている。」

    野晒「気を付けるようにね。」

    跡葉「は...はぁ。」

    この二人は付き合ってるのかな...
  14. 14 : : 2016/12/23(金) 18:10:31

    ???「うーん。」

    跡葉「ねぇ...」

    ???「くぅ...」

    跡葉「寝ないでよ!!!」

    ???「あ。ごめんねぇ。」

    跡葉「自己紹介。」

    ???「あー。えっと...」

    有因「有因 花影(ウイン カエイ)でーす。よろしく。」

    ー能力暗号【収集】有因 花影 ウイン カエイー

    有因「呼びにくいので花影って呼んでくださーい。」

    跡葉「花影ちゃん?」

    有因「ぐぅ...」

    また、寝ちゃった...
  15. 15 : : 2016/12/26(月) 19:36:13

    ???「始めまして。ですね。」

    跡葉「あ。はい。跡葉月奈です。」

    緒切「あ。緒切嵐(オギリ アラシ)です。」

    ー能力暗号【心理】緒切 嵐 オギリ アラシー

    緒切「他人の心読めます。変なこと思わないでください。」

    跡葉「う...うん。」

    変わった子だな...

    緒切「能力暗号【心理】。...変わった子だな...今、そう思いましたね?」

    跡葉「あ。ごめんなさい。」

    緒切「いいえ。大丈夫です。よろしくお願いしますね。」


  16. 16 : : 2017/01/04(水) 15:10:14
    ???「どーも♪時空を越えてあなたのもとへ♪」

    跡葉「あ。はい。どうも。跡葉月奈だよ。」

    謂噛「謂噛 骸(イイガミ ムクロ)でーす。」

    ー能力暗号【時空】謂噛 骸 イイガミ ムクロー

    謂噛「かわいいねぇ♪時空を共に越えてみる?」

    跡葉「いまは...」

    謂噛「ジョーダン♪よろしく~」
  17. 17 : : 2017/01/28(土) 19:55:00
    ???「...」

    ???「邪魔だよ。どっか行って。」

    跡葉「えっと...あなたと仲良くなりたいの。」

    ???「私と?変わった人だね。」

    首討「私は首討葵(クビウチ アオイ)...まぁ。適当に覚えておいて。」

    ー能力暗号【明暗】首討 葵 クビウチ アオイー

    首討「早くどっか行けっての!!!アタシの邪魔すんじゃねぇ!!!」

    跡葉「え?」

    首討「いいから行けっつーの!!!みみついてんのか?あぁ?」

    本人が明暗だから明暗なのかな?
  18. 18 : : 2017/01/29(日) 14:36:51
    ???「何だよ。俺によう?」

    跡葉「ちょっと...自己紹介いいかな?」

    ???「へぇ...いいよ。まずあんたからね。」

    跡葉「私は跡葉月奈だよ。」

    瀬ノ研「俺は瀬ノ研 封露(セノトギ フウロ)だ。よろしくな。」

    ー能力暗号【精神】瀬ノ研 封露 セノトギ フウロー

    瀬ノ研「まぁ...跡葉か...覚えておくわ...」

    跡葉「あの..?」

    瀬ノ研「うるせぇよ。静かにしてくれ...」

    跡葉「あ。うん。」

    静かなのが好きなのかな?
  19. 19 : : 2017/01/29(日) 14:41:34
    ???「そこの女の子~♪遊びましょ?」

    跡葉「え?えっと...」

    ???「あははっ!!冗談だって!!!悪ふざけ!!」

    跡葉「名前を聞いてもいいかな?」

    若鐔「俺は若鐔 透(ワカツバ トウ)。よろしくな!!」

    ー能力暗号【操作】若鐔 透 ワカツバ トウー

    若鐔「にししっ!!跡葉ちゃーん!!」

    跡葉「なんで私の名前...」

    若鐔「俺は知ってるよぉ?だって名簿見たもん。」

    跡葉「え?名簿?」

    若鐔「まぁ。後で解説する。」

    透君か...明るい子だな...
  20. 20 : : 2017/01/29(日) 14:49:51
    次は...

    ???「よいしょ。」

    ???「嫌ぁぁあ!!バカじゃないの?降ろしなさいっ!!!」

    ???「あんたがそこにいたのが悪い。」

    ???「ふざけるんじゃないわよ!!!アタシのせいなわけないじゃない!!!」

    何してるんだろう...

    ???「あ。どうも。」

    ???「ちょっと!!!そこの女の子!!!降ろして!!!」

    跡葉「あの~やめてあげたらどうですか?」

    ???「じゃあしょうがねぇな。」

    田裂「あ。俺は田裂遊太(タザキ ユウタ)。能力暗号は【怪力】。よろしくな。」

    ー能力暗号【怪力】田裂 遊太 タザキ ユウター

    夜叉「取り乱して悪かったわね。夜叉 譲利(ヤシャ ユズリ)よ。」

    ー能力暗号【想像】夜叉 譲利 ヤシャ ユズリー

    田裂「俺のトレーニングの邪魔するんじゃねえ。」

    夜叉「なにいってるのよ!!!邪魔したのはそっちじゃない!!」

    仲悪いなぁ...
  21. 21 : : 2017/01/29(日) 15:05:06
    ???「...」

    最後はあの人だけど...

    何でだろう...近寄りづらい...

    跡葉「菫ちゃん...」

    東雲「え?どうしたの?」

    跡葉「あの人...誰?」

    東雲「ああ。窓見てる人だね。」

    東雲「彼の名前は十六夜 昴流(イザヨイ スバル)。能力暗号は【暗黒】ですよ。」

    ー能力暗号 【暗黒】 十六夜昴流 イザヨイ スバルー

    東雲「無口で謎に包まれているので...私もわからないんです。」

    跡葉「話せるといいかな?」

    東雲「勇気ありますね...」
  22. 22 : : 2017/01/29(日) 15:24:40
    ???「ふぁぁ。遅刻しちゃった...」

    斬運「入学式にかぁ?」

    ???「だって、関係ないもん。あなた達、3期生のでしょ?」

    古腹「じゃあ。自己紹介ねぇ。古腹海琴(コハラ ミコト)でーす。よろしくね?」

    ー能力暗号【幸運】古腹海琴 コハラ ミコトー

    十六夜「聞きたいんだが...」

    あ。しゃべるんだ。

    十六夜「なんで、3期生がいるんだよ。あと、2期生も。」

    十六夜「1期生と2期生、3期生がなんで同じ教室にいるんだよ。」

    跡葉「え?」

    十六夜「今日、入学式に来た奴等は3期生。今、遅刻してきた古腹達は2期生だ。」

    十六夜「おかしいと思わないか?」

    どう言うこと?
  23. 23 : : 2017/01/29(日) 15:49:40
    先生「あら。集まったかしら?じゃあ。出席とるわね。」

    先生「全員いるかしら?」

    斬運「いるぜ~」

    首討「欠席はいないんだね。残念。」

    先生「それじゃあ、説明するわね...」


    と、先生が言った時...















































    電気が消えて...真っ暗になってしまった。


  24. 24 : : 2017/01/29(日) 16:42:52
    ???「ちょっと...誰か能力使いましたか?」


    ???「【暗黒】の先輩が怪しいよ~」


    ???「ぶっ殺すぞ。」


    ???「いやぁあ!!!怖いっ!!!」


    ???「誰よ!!私のスカート踏まないで!!!」




    こんな会話の途中で...







    『ザスッ』


    という音と..


    「いや...」




    という声が聞こえた。






    私はこの後のことを予知し...









    嘘でしょ...?
  25. 25 : : 2017/01/29(日) 17:55:27
    明かりがついた。




    十六夜「なんだったんだ?」



    有因「あれ?パン...」



    いつも通りっぽい会話を終わらせたのは...



    東雲「...あ...あれ...皆さん...」



    黒板の方を指差している菫ちゃんだった。



    そして...黒板の方を見ると...




    黒板の前においてある机の上に




























































    先生の首があった。そう...先生は...死んでいたのだ。
  26. 26 : : 2017/01/29(日) 19:10:53
    薄命「...死んでるよ。私の能力でも生き返らないさ...」

    十六夜「当たり前だ。死んだやつは生き返ることはない。」

    六道「出入りしたあとはないから...この中の誰かが殺したのよ。」

    有因「...あのさ...1期生、2期生、3期生てはっきりしておくべきでしょ?」

    有因「書いたよ。」

    1期生→十六夜、刺山、田裂、野晒、薄命、六道
    2期生→緒切、神忌、古腹、屍、神代、瀬ノ研、夜叉、若鐔
    3期生→跡葉、謂噛、有因、斬運、首討、東雲、夏目、不死田

    ここにいるのは三期生だけじゃないんだ...

    とりあえず...

    夜叉「こんなところいたくないわ。外に出ましょ。」

    跡葉「え?いいのかな?」

    謂噛「大丈夫だろ。先生はいないんだし...」

    私たち、22人は外に出た。
  27. 27 : : 2017/01/29(日) 19:55:42
    東雲「...え?」

    校門の向こう側から見えたのは...民衆だ。

    私たちを狙っている?

    「暗号能力者は滅んでしまえ!!!」

    「お前達のせいで俺たちの生活は!!!」

    「ぶっ殺してやる!!!」

    十六夜「ち...うるせぇ...」

    瀬ノ研「待て。あいつらには近づかない方がいい。」

    十六夜「とりあえず...学園内に身を潜めるしかねぇな...」

    しかし...気づかなかった。

    これから訪れる...絶望に...
  28. 28 : : 2017/01/29(日) 19:56:23
    プロローグ


    【閉じ込められた特殊な高校生達】


    生存者 22人
  29. 29 : : 2017/01/30(月) 15:19:16
    第一章


    初めて死んだ記憶

  30. 30 : : 2017/01/30(月) 16:46:33
    神代「どうする?」

    東雲「...どうするって言われましても...」

    屍「とりあえず...教室に入っておこう。自分の身を守るんだ。」

    「ブーブー」

    夜叉「誰よ...誰の携帯よ...」

    謂噛「携帯じゃないっすよ。手首を見るっす。」

    手首を見るとバングルがあった。

    能力暗号と...

    「ミッション1 国民と戦い勝て。」

    という指令が来ていた。

    神忌「何これ...」

    若鐔「誰かの悪戯か?」

    薄命「悪ふざけだろうね。相手にする必要じゃないよ。」

    六道「相手するんじゃないわ。勝て。つまり、殺せって意味だもの。」

    緒切「続き。あるよ。『もし、国民を一人殺害できなかった場合、その者には処罰を与える。』...らしいよ。」

    跡葉「『その者には処罰を与える』?」

    何がしたいんだろう?

    こんなことをさせた人は...?
  31. 31 : : 2017/01/30(月) 18:23:52
    ハングルに文字がでる。

    『只今よりミッションに参加する人物の名前を発表する。』

    『神忌蒼斗、東雲菫、屍千秋、瀬ノ研封露、野晒空、若鐔透』

    『以上の人物はミッション達成目指して頑張ってくれ。』

    神忌「あれ~?俺っすか?」

    屍「ふん。」

    瀬ノ研「めんどくせぇ...」

    野晒「当たっちゃったわね~♪」

    若鐔「ちっ。当たっちまったか...」

    私が当たらなくてよかった...

    とも思わなかった。

    東雲「.......」

    菫ちゃんが当たってしまった。
  32. 32 : : 2017/01/31(火) 18:11:55
    神忌「一狩りしてくるっす~♪」

    屍「さようなら。」

    瀬ノ研「適当に殺ってこよう。」

    野晒「人間の首もって帰るわ~響♪」

    若鐔「じゃあな。すぐ戻るぞ...あぁ?東雲。行くぞ。」

    東雲「......」

    若鐔「あんたは当たっちまったんだ。しょうがねぇんだよ。」

    東雲「...私には...人を殺すなんて能力...持ってないです。だから...棄権します。」

    若鐔「馬鹿野郎...棄権したら命令に従えなかったとなって...処罰が与えられるんだぞ...!!!」

    東雲「...いや...」

    若鐔「行くぞ。」

    東雲「...離してください!!!いやだ!!!いやです!!!」

    跡葉「菫ちゃん!!!!」

    東雲「.....助けて...」

    菫ちゃんは透君につれていかれてしまった。
  33. 33 : : 2017/02/01(水) 14:17:47
    神忌「ただいまっす~♪」

    蒼斗君が帰って来た。

    神忌「一狩り行こうぜっす!!!」

    国民が一人殺害された。

    瀬ノ研「...」

    封露君が帰って来た。

    瀬ノ研「くそ弱かったぜ。」

    国民が一人殺害された。

    野晒「ただいま~響。」

    空さんが帰って来た。

    野晒「殺り堪えあったわ~」

    国民が一人殺害された。

    若鐔「...」

    若鐔「...跡葉...」

    跡葉「何?」

    若鐔「東雲が...」

    跡葉「どうしたんですか?菫ちゃんは!!!」





































    若鐔「行方不明だ。」



  34. 34 : : 2017/02/01(水) 14:52:33
    跡葉「なんで...」

    若鐔「俺は手柄を取った。そして、瀕死の国民を東雲に譲ったんだ。」

    若鐔「そしたら、走っていって...」

    跡葉「...」

    菫ちゃんが行方不明?

    このままじゃ...菫ちゃんは処罰を...

    私は耐えられずに学園からでた。

    裏口から...

    国民はいなかった。

    きっと、先輩達も裏口から出て国民を一人殺害したんだろう。

    瓦礫の中に少女が立っていた。

    セーラー服の少女だった。

    そして...彼女の立っていたもとには...

    国民の首があった。

    そう...彼女こそが...























    能力暗号【天候】の東雲菫だった。
  35. 35 : : 2017/02/07(火) 19:46:24
    東雲「...」

    血を流す国民を見ている。

    菫ちゃんは...

    東雲「...月奈ちゃん...私...私!!!!!」

    跡葉「菫ちゃん!!!!」

    東雲「いやぁああ!!!!!ごめんなさい!!ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

    跡葉「菫ちゃん!!!これは事故だよ!こうするしかなかったの!!」

    東雲「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

    跡葉「死にたくないんでしょ!!!じゃあ...こうするしかないんだよ...」

    東雲「...うん。」

    跡葉「帰ろ?」

    東雲「...ありがとう...」
  36. 36 : : 2017/02/18(土) 15:23:03
    ???「第一回の命令は全員聞いたぜ。」

    ???「あぁ...お疲れさまだ。」

    ???「...面白いか?」

    ???「ああ...これなら...暇がつぶれそうだ。報告ありがとう。影魔絃偽(エイマ ツルギ)。」

    ーマフィア 幹部 能力暗号【人狼】 影魔 絃偽(エイマツルギ)ー

    影魔「これは..八囚人にも公開する予定だぜ。面白い結果を期待しな...」

    ???「あぁ...」

    影魔「所で...無命学園への次の命令は?獅狼。」

    ーマフィア 幹部 能力暗号【破壊】 獅神 襲(シガミ シュウ)ー

    獅神「...殺し合え。全員で一人目の犠牲者を出せ。」

    影魔「くくっ...面白いぜ...」

    獅神「...ははっ...はははははははははは!!!」
  37. 37 : : 2017/02/26(日) 16:53:12
    ー無命学園ー

    跡葉「...」

    私たちは教室にいる。

    東雲「...ちょっと...お手洗いに...」

    若鐔「...悪かった...」

    東雲「いいえ...大丈夫です。」

    神忌「なんでっすかね?」

    ...え?

    神忌「気になるんすけど、東雲ちゃん、なんで人を一人殺したくらいでショック受けてるんすか?」

    斬運「神忌先輩...そんなこと言わないでください。東雲ちゃんだって...頑張ったんですよ...」

    屍「...」

    跡葉「...千秋ちゃん?どこ行くの?」

    屍「...どこだっていいじゃん。」

    千秋ちゃんもどこかにいってしまった。

    神忌「じゃあ行こう~♪」

    不死田「いずれ帰ってくるさ...ククッ..」

    謂噛「バイバイだよ♪」

    古腹「ふぁあ...別の場所で寝てくるね...」

    野晒「私たちも好き勝手過ごさせてもらうわ。」

    刺山「協力など...いつか終わってしまうからな...」

    瀬之研「じゃあ俺も好き勝手やらせてもらうぞ。」

    神代「俺も俺も!!!友達と遊んでくる~♪」

    夜叉「私に命令する権利はないわ。近づかないで頂戴。」

    みんな、教室から出ていく。

    こんなんじゃ...バラバラだよ...

    落ち込んだときに聞こえたのは...

    夜叉「き...きゃあああああああああああ!!!」

    譲利ちゃんの悲鳴...?
  38. 38 : : 2017/03/19(日) 16:08:50


    もしかして...譲利ちゃんの身に何か...


    六道「跡葉さん。いきましょう。夜叉さんの身に何かあったかもしれないからね。」

    薄命「何かあったときように...私も行かせてもらうよ。」

    跡葉「よろしく。」





    六道「夜叉さん!!どこ?返事をして!!」

    薄命「譲利~!!返事をして頂戴!!」


    呼び掛けていくにつれて、

    少しずつ緊張感が増していく。


    そして...

    夜叉「だ...だれかぁ...」

    譲利ちゃんの声...


    六道「ここね。」

    薄命「...」

    六道「行くわよ!!!」



    空き教室で腰を抜かしている譲利ちゃん。







    そしてその奥にあるのは...











































    吊り下げられていたのは













    腹に穴が開いた










    古腹海琴だった。
  39. 39 : : 2017/04/16(日) 15:57:51
    跡葉「海琴...ちゃん?」


    夜叉「え...?死んでるの?」

    薄命「どきな!!」


    凪ちゃんが息を確認する。


    薄命「息はない。しんでるね。」

    六道「...凶器はない。能力で殺された。犯人は能力者ね。」


    海琴ちゃんが....死んだ。

    誰かが殺した。

    私たちの仲間が死んだ...

    あ...

    ダメ...


    『バタッ』


    薄命「!?月奈!!!?」

  40. 40 : : 2017/04/16(日) 16:42:01
    跡葉「...あ...れ?」

    薄命「目覚めたかい?おーい。目覚めたよ。」

    東雲「あ...月奈ちゃん...」

    跡葉「...菫ちゃん...」

    薄命「あんた。死体を見てショックで倒れたのさ。大丈夫かい?」

    跡葉「あ...うぅ...海琴ちゃん...」

    薄命「泣いたってしょうがないよ。海琴の分まであたし達は生きるんだよ。」

    跡葉「...う..ん...」

    薄命「あんた、強いねぇ...」

    東雲「...」

    薄命「?菫?どうしたんだい?」

    東雲「いえ...なんでもないです...」

    薄命「そうかい...じゃあ。教室に戻ろう。」


    私たちは教室に戻った。
  41. 41 : : 2017/06/11(日) 19:53:49

    若鐔「...そうか...」

    私たちは教室にいた21人に海琴ちゃんの死を教えた。

    全員戸惑っていたが一人だけ...違う人がいた。

    屍「...ここは馬鹿しかいないのか?さっさと犯人探ししたら?」

    跡葉「え?」

    千秋ちゃんが冷静で冷徹な一言を言う。

    屍「だって、私たちの中に犯人がいるんだろうが...それなら、早く探したら...そうでしょ。六道。」

    六道「えぇ。屍さんの言うとおりよ。」

    六道「囲まれた学校...さっき、下されたミッション...」

    六道「そして...さっきの屍さんの証言...私たちの中に犯人がいるのよ。」

    斬運「うぅ...【英雄】の敵だよ!犯罪者は!人殺しは犯罪だから!」

    謂噛「うんうん!無抵抗の女の子にお腹を開けるなんで可哀想!」

    瀬ノ研「どーすんの?こんなかに犯罪者がいるんだよ?そいつ、処刑するべきでしょ?つーか死刑だ!死刑!死刑しかねぇよ!」

    跡葉「みんな!静かにしてよ!疑いあうなんて...よくないよ!」

    神代「じゃあさ、跡葉ちゃん。君は予知できる?疑わないで俺たちが生き残る運命をさ。」

    跡葉「...」

    私は静かに能力を解放した。

    そして私の脳内に写ったのは...真っ赤に染まった私たち...

    跡葉「いやああああああ!」

    東雲「月奈ちゃん!大丈夫!?」

    跡葉「だ...だめっ...いや...」

    神代「分かったでしょ?」

    私が動揺し、膝をついたとき、上から神代君の声が聞こえる。

    神代「生き残るには...悪い悪党はぶっ殺さなきゃいけないんだよ♪」

    無慈悲な神代君の声が教室に響いた。
  42. 42 : : 2017/07/14(金) 17:38:19

    神代君の発言からみんな離れてしまった。

    バラバラになっていった。

    もうどうすればいいの?

    「ブーブー」

    悪魔の音だ。

    「ミッション2 21人全員でころしあい、一人殺せ。」

    『参加者 古腹海琴以外の参加者全員』

    !!

    そんな...

    殺し合うなんて...

    いや...

  43. 43 : : 2021/12/26(日) 01:23:41
    作者です。
    こちらの作品ですが、私の大幅なリメイクをしたいというわがままな理由のため、恐縮ですが「打ち切り」という形で示させていただきます。
    進行が微妙なところでの打ち切りになりますが、もっとキャラやストーリーを練り直したいと思います。
    この作品は一次創作のため、noteでの再投稿は予定しておりませんが、何か意見や希望があればリメイクという形で投稿させていただくかもしれません。
    短い間でしたが、ご愛読ありがとうございました。
    ダンガンロンパを中心に二次創作などの、一部を除く他作品は引き続き投稿していきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

▲一番上へ

名前
#

名前は最大20文字までで、記号は([]_+-)が使えます。また、トリップを使用することができます。詳しくはガイドをご確認ください。
トリップを付けておくと、あなたの書き込みのみ表示などのオプションが有効になります。
執筆者の方は、偽防止のためにトリップを付けておくことを強くおすすめします。

本文

2000文字以内で投稿できます。

0

投稿時に確認ウィンドウを表示する

著者情報
momosekku1

簑影千秋@ももせく

@momosekku1

「ファンタジー」カテゴリの人気記事
「ファンタジー」カテゴリの最新記事
「ファンタジー」SSの交流広場
ファンタジー 交流広場