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エレクリな幼稚園

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  1. 1 : : 2016/12/10(土) 22:43:09
    皆さんこんばんわ。ダイヤです。
    進撃の巨人21巻が昨日発売でしたね。
    巻末の偽予告のクリスタ(ヒストリア)が可愛すぎて新しいシリーズ?のエレクリを書きたくなりました笑

    そんなことはどうでも良く、今回は現パロに挑戦します。
    以前の作品より長編になりそうな予感がしますが、ちょくちょく更新していくので楽しんでいただければ幸いです。
  2. 2 : : 2016/12/10(土) 22:52:06
    ペトラ「はい、皆さんこんにちわ!」


    皆「こーんにーちわー!!」


    ペトラ「私がこのシガンシナ幼稚園の先生、ペトラって言います!皆よろしくね!」


    ペトラ「それじゃあさっそく、自己紹介して貰おうかな?じゃあ、一番端の方から、よろしく!」


    アルミン「えっと、僕は、アルミン・アルレルトって、言います!」


    アルミン「好きな、動物は、犬さんです!よろしく、お願いします!」ペコッ


    ミカサ「私の、名前は、ミカサ・アッカーマンです。」


    ミカサ「ネコさんが好きです。ので、よろしく、です。」ペコッ


    エレン「俺は、エレン・イェーガーって、言います」


    エレン「好きな、食べ物は、お母さんが、作った、チーズのハンバーグです」


    エレン「よろしく」ペコッ


    クリスタ「くりしゅ…///クリスタ・レンズです…///」ボソッ


    クリスタ「好きな、食べ物は、イチゴさんです」ボソッ


    クリスタ「…よろしく」ボソッ


    (以下略)
  3. 3 : : 2016/12/10(土) 23:30:30
    いきなり噛んじゃった?クリスタ可愛すぎて期待です!

    21巻の嘘予告は笑えましたwww
  4. 4 : : 2016/12/11(日) 07:27:01
    か,可愛い…期待期待!!
  5. 5 : : 2016/12/11(日) 23:27:11
    期待ありがとうございます!
    とにかくクリスタを可愛く書きたいです(笑)

    あと、子供らしさを出すため読点を多めに付けてみましたが、読みにくいのでやめます。



    エレン「アルミン君!外でボール遊びしようよ!」


    アルミン「うん!良いよ~!」


    ミカサ「エレン君、アルミン君、仲間に入れて」


    エレン「ミカサちゃんだっけ?良いよ!遊ぼう!」
  6. 6 : : 2016/12/11(日) 23:29:35
    ライナー「ベリュトリュト君、ジャングルジムで遊ぼう」


    ベルトルト「言えてないよ、ライナー君」


    ベルトルト「あ、アニちゃんも一緒に遊ぼう!」


    アニ「うん」
  7. 7 : : 2016/12/11(日) 23:35:46
    サシャ「コニー君!おままごとしましょう!」


    コニー「いいよ!僕がお父さん、サシャちゃんがお母さんね!」


    サシャ「わかりました!お父さんお帰りなさい!」


    コニー「ただいま」


    サシャ「お風呂にしますか?」


    コニー「ご飯は?」


    サシャ「食べました」キリッ


    コニー「」(泣)
  8. 8 : : 2016/12/11(日) 23:53:54
    ジャン「マルコ君、積み木で遊ぼう」


    マルコ「いいよ!」


    ジャン「よいしょ、よいしょ…どうだ!俺の力作!」


    マルコ「わあー!馬いんだね!ジャン君!」


    ジャン(あ、あれ…なんか馬鹿にされた気が…)
  9. 9 : : 2016/12/12(月) 00:03:14
    クリスタ「…」


    ペトラ「クリスタちゃん?絵本ばかり読んでいるけど、他の子と遊ばないの?」


    クリスタ「…」フルフル


    ペトラ「困ったわね…」
  10. 10 : : 2016/12/12(月) 00:11:16
    数日後…


    エレン「アルミン君、ミカサちゃん、ボールで遊ぼう!」


    アルミカ「うん!」


    アルミン「それー!」


    エレン「うわっ!」ポーンポーン


    アルミン「エレン君ごめん!ボールとってきて!」


    エレン「任せろー!」
  11. 11 : : 2016/12/12(月) 00:25:01
    クリスタ「…」ペラッ


    ペトラ「クリスタちゃん?お外で遊ぶのも楽しいわよ?」


    クリスタ「…」フルフル


    ペトラ(どうしましょう…)


    ポーン


    ペトラ「あら?ボール?」


    タタタタ


    エレン「あー!先生!ボール取ってー!」


    ペトラ「あ、エレン君。はい、どうぞ」


    エレン「ありがとー!」ニコニコ


    エレン「ん?君、絵本読んでて楽しいの?」


    クリスタ「…」コクコク


    エレン「君、名前なんだっけ?」


    クリスタ「………クリスタ」


    エレン「クリスタちゃんか!ねぇ、一緒に遊ぼうよ!」


    クリスタ「…」フルフル


    エレン「なんで?」


    クリスタ「…私、本、好きだからいい」


    エレン「みんなで遊ぶの楽しいよ!ほら、行こう!」ギュッ


    クリスタ「!!」


    タタタタ


    ペトラ「ふぅ…エレン君も多少強引だけど、優しいのね」
  12. 12 : : 2016/12/12(月) 00:41:31
    エレン「おーい!」


    アルミン「あ、エレン君!もー、遅いよー!」


    エレン「ごめんごめん、このクリスタちゃんも一緒に遊んでいい?」


    アルミン「もちろんいいよ!僕はアルミン!よろしくね!」


    ミカサ「私はミカサ。よろしく、クリスタちゃん」


    クリスタ「…」ペコリ


    エレン「あ、いけねっ!俺は、エレンっていうんだ!」


    クリスタ「…」


    クリスタ「…エレン、君」ボソッ
  13. 13 : : 2016/12/12(月) 00:49:13
    期待しています
  14. 14 : : 2016/12/12(月) 00:55:38
    次の日


    クリスタ「…」キョロキョロ


    クリスタ「…エレン、君?」


    クリスタ「…あ」





    エレン「わーーーー!!」


    アルミン「それー!!」


    ミカサ「きゃー!」


    クリスタ「…」シュン


    ペトラ「クリスタちゃん?」


    クリスタ「…っ!?」ビクッ


    ペトラ「ふふふ、今日はエレン君たちと遊ばないのかな?」


    クリスタ「…」フルフル


    ペトラ「本当は遊びたいんでしょ?ほら、勇気出して行ってらっ
    しゃい」


    クリスタ「…」
  15. 15 : : 2016/12/12(月) 01:11:45
    トコトコトコ…


    エレン「あ、クリスタちゃん!」


    クリスタ「…」モジモジ


    クリスタ「…」


    クリスタ「…あ、あの…」


    エレン「今日も一緒にあそぼ!」


    クリスタ「!!」コクッ
  16. 16 : : 2016/12/12(月) 01:54:06
    可愛いですね。期待してます。
  17. 17 : : 2016/12/17(土) 20:31:19
    また日が空いてしまい、すいません。
    更新します。



    またまた数日経って


    エレン「今日も外に行こー!!」


    アルミカ「おーー!!」


    クリスタ「…」ギュッ


    タタタタ


    ペトラ「ふふっ、クリスタちゃん、あれからエレン君の服掴んでついていってるわね」


    ペトラ「エレン君にしかまだ心を開いてないけど、それでも友達ができて良かったわ」


    エレン「今日はドッジボールでもしようよ!」


    アルミカ「さんせーい!」


    クリスタ「…」ギュッ


    ジャン「俺たちも入れてー!」


    エレン「ジャン君にマルコ君だっけ?いいよ!やろう!」


    マルコ「ありがとう!」
  18. 18 : : 2016/12/17(土) 20:59:32
    エレン クリスタ ミカサ

         VS

    アルミン ジャン マルコ


    エレン「それー!!」バンッ


    アルミン「うわっ!当たっちゃった…」


    ミカサ「エレン君強い!」


    エレン「へっへー!」


    マルコ「それっ!」


    ミカサ「ふっ!」パシッ


    エレン「ミカサちゃんナイスキャッチ!!」
  19. 19 : : 2016/12/17(土) 21:46:28
    ミカサ「それっ!」バンッ


    マルコ「うわっ!」


    ミカサ「やったー!!」


    ジャン「くそー!後は俺だけか…」


    ジャン「そーーーーれっ!」バンッ‼


    エレン「ぶばっ!」


    エレンの顔面にヒット!


    エレン「」バタッ


    クリスタ「!!?」
  20. 20 : : 2016/12/17(土) 22:00:44
    ジャン「あ…」


    エレン「い、痛い…」グスッ


    エレン「っ!何するんだよっ!」


    ジャン「仕方ないだろ!当たっちまったんだから!」


    エレン「少しは謝れよ!」


    ジャン「わざとじゃねーよ!」


    ギャーギャーワーワー


    クリスタ「…」オロオロ


    アルミン「せんせー!!来てー!エレン君とジャン君が!」


    ペトラ「どうしたの!?あ、二人ともケンカしないで!」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――
  21. 21 : : 2016/12/17(土) 22:21:27
    ペトラ「良い?二人ともお互いに謝って?」


    エレン「グスッ…ゴメンねジャン君」


    ジャン「こっちこそ、ボール当ててゴメンね…」


    ペトラ「はい、よくできましたっ!」


    クリスタ「…」ホッ
  22. 22 : : 2016/12/18(日) 22:10:11
    ある日


    ペトラ「はい、なんと2週間後には運動会があります!」


    ペトラ「その時皆が出る種目を決めていきます」


    皆「はーーーーい!!」


    ペトラ「じゃあ皆が出たい種目を2つ教えてねー!」


    ※エレン、クリスタ、アルミン、ミカサは白組です
  23. 23 : : 2016/12/18(日) 22:29:56
    エレン「俺は…二人三脚と借り物競争ってのがやりたいかなー」


    ペトラ「はい、エレン君は二人三脚と借り物競争ね」


    アルミン「僕は障害物競争ってのと玉入れがしたいです!」


    ペトラ「アルミン君は障害物と玉入れ…と」


    ミカサ「私は…綱引きと50m走がやりたいです」


    ペトラ「ミカサちゃんが綱引きと50m…ね」


    ペトラ「クリスタちゃんは?」


    クリスタ「…」ユビヲサス


    ペトラ「大玉転がしと二人三脚?」


    クリスタ「…」コクッ


    ペトラ「わかったわ」
  24. 24 : : 2016/12/18(日) 22:45:14
    エレン「クリスタちゃん!二人三脚よろしくな!」


    クリスタ「…///」コクッ


    ミカサ「せんせー」


    ペトラ「何?ミカサちゃん」


    ミカサ「私、やっぱり50mじゃなくて二人三脚がいいです」


    ペトラ「あらそうなの?でも、二人三脚は二人までだから…じゃんけんでいいかしら?」


    エレン「いいよー!」


    クリスタ「…!?」オロオロ
  25. 25 : : 2016/12/18(日) 23:01:34
    ミカサ「じゃーんけーん」


    エレミカクリ「ポン!」


    エレン:パー

    ミカサ:グー

    クリスタ:グー


    エレン「やったー勝ちー!」


    ミカサ「負けちゃった…」


    クリスタ「…」ショボン
  26. 26 : : 2016/12/18(日) 23:18:57
    ペトラ「もう一人出来るからもう一回じゃんけんしてね」


    ミカサ「よし」


    クリスタ「…」ドキドキ


    ミカサ「じゃーんけーん」


    ミカクリ「ポン!」


    ミカサ:チョキ

    クリスタ:パー


    ミカサ「やったーーー!!」


    クリスタ「…あ」


    クリスタ「…」シュン
  27. 27 : : 2016/12/18(日) 23:30:12
    ペトラ「じゃあ、二人三脚はエレン君とミカサちゃんね」


    ペトラ「クリスタちゃんは残念だけど、50m走でいいかしら?」


    クリスタ「…」グスッ


    ペトラ「あらら、泣かないで」


    クリスタ「…」グスッグスッ


    エレン「…」


    エレン「クリスタちゃん、俺の代わりに二人三脚やっても良いよ!」


    クリスタ「!」


    ペトラ「あら、エレン君いいの?」


    エレン「うん!!」


    ペトラ「…そう、ありがと。じゃあ、これで決定にしまーす!」


    みんな「はーーーーい!!」


    クリスタ「…あ、えっと…」


    ミカサ「二人三脚、よろしくね。クリスタちゃん」


    クリスタ「…」コクッ


    クリスタ「……………」ショボーン
  28. 28 : : 2016/12/18(日) 23:51:51
    エレン紳士ですねwでも気づいてあげてwww
    期待ですw
  29. 31 : : 2016/12/23(金) 19:43:25
    2週間後 運動会


    ペトラ「みんな!今日は待ちに待った運動会よ!」


    みんな「わーい!」


    ペトラ「みんなが選んだ種目二つと、最後にみんなでやるリレーがあります!」


    ペトラ「みんな精一杯頑張ってね!」


    みんな「はーーーーい!!」
  30. 32 : : 2016/12/23(金) 19:58:42
    玉入れ


    エレミカ「アルミン君頑張れー!!」


    アルミン「ありがとー!」


    先生「用意…ピーーーーーーーーーー!!」


    アルミン「よいしょ、よいしょ」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――


    先生「ピーーーー!!そこまでー!」


    先生「玉を数えます!」


    いーち、にーい、さーん…


    先生「紅組21個!白組34個!」


    白組「わーーーーー!!!」


    アルミン「やった!一度に玉を抱えて投げる作戦が成功したよ!」


    エレン「アルミン君って頭いいんだね!」


    アルミン「ありがと!」
  31. 33 : : 2016/12/23(金) 20:45:02
    大玉転がし


    クリスタ「…」オドオド


    エレン「クリスタちゃーん!頑張れー!!」


    クリスタ「!!」


    クリスタ「…♪」


    先生「用意…ピーーーーーーーー!!」


    ゴロゴロゴロゴロ…


    アルミン「く、クリスタちゃん早い…」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――


    先生「ピーーー!!」


    先生「1着白組!2着紅組!3着紅組!4着白組!」


    白組「わーーーーー!!!」


    エレン「クリスタちゃんお疲れ!一位なんて凄いね!」


    クリスタ「…///」コクッ
  32. 34 : : 2016/12/25(日) 21:53:59
    50m走


    ミカサ「エレン君!頑張ってーー!!」


    エレン「…よーーーしっ!目指すは一位だ!」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――


    エレン「…ビリ」


    アルミン「し、仕方ないよ!周りの人が速かったんだ…」


    エレン「…」シュン


    クリスタ「…」オロオロ


    クリスタ「…!」ナデナデ


    エレン「…クリスタちゃん、慰めてくれてありがとう…」


    クリスタ「…」ナデナデ
  33. 35 : : 2016/12/28(水) 23:44:43
    その後紅がリードしつつ午前中が終了した…


    お昼の時間


    エレン「お父さーん!お母さーん!」


    グリシャ「エレン!お疲れ」


    カルラ「全く…50mビリだったじゃないの…」


    エレン「うっ…周りの人が速かったんだよ…」


    グリシャ「しっかり録画したからな、お前のビリっぷりを」


    エレン「もーお父さーん!!」


    カルラ「ほら、お昼にしましょう。今日はチーズハンバーグもあるわよ!」


    エレン「ホント!?やったーーーー!!!」


    エレン「と、その前にトイレしてくるねー」
  34. 36 : : 2016/12/29(木) 00:10:38
    エレン「ふんふんふーん♪チーズハンバーグ~♪」


    エレン「…あれ?」


    クリスタ「…」チョコン


    エレン「クリスタちゃん?一人で、お弁当持って…お父さんとお母さんは?」


    クリスタ「…仕事が、忙しくて来れない」


    エレン「そんなー!」


    エレン「…ね、よかったら一緒に食べようよ!!」


    クリスタ「っ!?」


    クリスタ「…で、でも」


    エレン「一緒に食べたほうが楽しいよ!ほら行こ!」ギュ


    クリスタ「…!!」


    クリスタ「…ありがとう///」ボソッ
  35. 37 : : 2016/12/30(金) 15:55:00
    期待
  36. 38 : : 2017/01/03(火) 19:41:50
    エレン「お待たせー!!」


    カルラ「遅いわよ!…あら?その子は?」


    エレン「クリスタちゃんっていうんだー!お父さんとお母さんが仕事で来れないらしいんだ…」


    グリシャ「それは残念だな…よし、一緒に食べよう。クリスタちゃん」


    クリスタ「…!!」ペコッ


    カルラ(…可愛いわねこの子)


    カルラ「いっぱいお弁当あるから、クリスタちゃんも遠慮せずに食べていいからね!」


    クリスタ「…」ペコッペコッ


    カルラ(礼儀正しい子ね…でも、物静かな性格なのかしら?)
  37. 39 : : 2017/01/03(火) 20:04:05
    エレン「お母さんが作ったチーズハンバーグはとっても美味しいんだ~!クリスタちゃんも食べなよ!」


    クリスタ「…」パクッ「…!!」


    クリスタ「…おい、しい」


    カルラ「あら、ありがとね♪」


    エレン「美味ーーーい!」バクバク


    クリスタ「…」チョンチョン


    エレン「ん?どうしたの?」


    クリスタ「…」ユビヲサス


    エレン「それ…クリスタちゃんのお弁当のイチゴ?くれるの?」


    クリスタ「…」コクッ


    エレン「ありがとう!」


    クリスタ「…口、開けて」


    エレン「ん?あーーーーーんっ!」パク


    エレン「ん~~~~っ!!甘~~~いっ!」


    クリスタ「…///」


    カルラ「あらあらうふふ…」
  38. 40 : : 2017/01/11(水) 23:06:57
    午後の部


    借り物競争


    エレン「よし、こんどこそ一位になってやる!!」


    クリスタ「…エレン君頑張って」ボソッ


    先生「用意…ピーーーーーーー!!!」


    ダダダダダ


    エレン「よし!今のところは二位か…あとは紙を拾って…」


    エレン「借りるものはっ?」


    紙:可愛い人


    エレン「可愛い…人?」


    エレン「どっどうしよう!?可愛い人可愛い人…」


    エレン「そうだ!!」ダダダダダ


    エレン「クリスタちゃーん!!」


    クリスタ「っ!?」ビクッ


    エレン「お願い、一緒に来て!」


    クリスタ「…??」コクッ
  39. 41 : : 2017/01/11(水) 23:27:36
    タタタタタ…


    先生「ピーーーーーーー!!一位、白組!…~~~」


    エレン「やった!!一位だ!」


    クリスタ「…」


    クリスタ「…」チョイチョイ


    エレン「ん?クリスタちゃんどした?」


    クリスタ「…?」カミヲユビサス


    エレン「ああ、なんて書いてあったのか知りたいの?」


    クリスタ「…」コクッ


    エレン「可愛い人って書いてあったんだ~!!」


    クリスタ「…///!?」


    エレン「クリスタちゃん可愛いからさ」


    クリスタ「~~~っ!!///」タタタタ


    エレン「あ、顔赤くして行っちゃった…」


    エレン「可愛いなぁ♪」


    ※エレンはまだ恋愛という感情がありません。これは純粋な気持ちです。
  40. 42 : : 2017/01/11(水) 23:47:42
    この一位を機に、白組は紅組に追いついていった


    アルミン「よし、後はリレーで勝てば逆転だ!!」


    エレン「よっしゃー!皆、頑張ろーーー!!」


    白組「おーーーー!!!」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    アルミン(スタートダッシュは重要だ…)


    アルミン(よし、集中集中…)


    先生「位置についてーーーー!」


    先生「用意…」


    バンッ‼


    アルミン「うおおおおおおおおおおお!!!」


    ミカサ「スタートダッシュはアルミン君が速い!」


    エレン「…あ、でも足の速さで…」


    マルコ「抜かされた!」


    アルミン「はぁっ、はあっ…ゴメン…後は頼んだ」


    白モブ「任せて!」
  41. 43 : : 2017/01/11(水) 23:56:15
    依然、紅組がリード


    ミカサ「次…私…」


    エレン「頑張れミカサちゃん!!」


    ミカサ「ふっ!」ダダダダダ


    アルミン「速い!」


    エレン「紅組を抜かした!!」


    アルミン「いいぞー!!ミカサちゃーん!」


    エレン「次、クリスタちゃんの後に俺だね」


    クリスタ「…」ドキドキ
  42. 44 : : 2017/01/13(金) 21:08:20
    ミカサ「クリスタちゃん!」バッ


    クリスタ「…」タタタタ


    クリスタ「…あっ!」ポロッ


    アルミン「ああっ!バトンを落としちゃった!!」


    クリスタ「…っ!」ヒョイッ


    クリスタ「…エレン、君…ゴメン」


    エレン「大丈夫だ!後は俺に任せろ!!」


    紅白、ほぼ同時にバトンの受け渡し


    エレン「うおおおおおおおおおおお!!!!!」


    アルミン「エレン君!頑張ってーーーーーー!!!!!」


    エレン「くそっ!うおりゃあああああああああああ!!!!!」
  43. 45 : : 2017/01/13(金) 21:56:14
    結果…


    僅差で紅組勝利


    エレン「はぁ、はぁ…皆…ゴメン」


    クリスタ「…」ポロポロ


    クリスタ「…皆、ごめん…なさい」ポロポロ


    クリスタ「私が…バトンを落とさなければ…」ポロポロ


    エレン「…」


    エレン「………」ナデナデ


    クリスタ「…!?」グスッグスッ


    エレン「クリスタちゃんのせいじゃない。皆で戦って、皆で負けた」


    アルミン「そうだよ!自分を責めないでね」


    ミカサ「ほら、立って」


    クリスタ「…」ポロポロ


    クリスタ「ありが…とぅ…」ポロポロ


    エレン「…」ナデナデ


    クリスタ「…///」
  44. 46 : : 2017/03/10(金) 22:58:51
    こちらもだいぶ更新が空いてごめんなさい!
    争奪戦と並行してまた書いていきます!
  45. 47 : : 2017/03/10(金) 23:06:39
    先生「はーーい!じゃあ最後に、全員参加でダンスを踊りまーす!」


    先生「保護者の皆さんも、どうぞご自由に踊ってくださいねー」


    エレン「ほら、クリスタちゃん、一緒に踊ろう!」


    クリスタ「…」コクッ


    ペトラ「あらあら…」


    ペトラ「踊っているクリスタちゃん、これまでに見たことないぐらいの笑顔ね…ふふっ」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
  46. 48 : : 2017/03/10(金) 23:23:03
    また月日は流れ…


    ペトラ「はい、明日から夏休みです!」


    ペトラ「楽しむのは大切だけど、怪我をしないように注意すること!」


    ペトラ「わかりましたか?」


    皆「はーーーーい!!」
  47. 49 : : 2017/03/19(日) 00:42:59
    続きをお願いします!
  48. 50 : : 2017/04/10(月) 23:05:15
    いつもの4人


    アルミン「ねぇねぇ、休み中にエレン君の家に遊びに行っても良いかな?」


    エレン「いいよ~!」


    ミカサ「私も行きたい!」


    エレン「もっちろん!」


    クリスタ「…」チョン


    エレン「…ん?クリスタちゃんどうしたの?」


    クリスタ「…」モジモジ


    エレン「…トイレ?」


    クリスタ「っ!?」フルフル


    エレン「あ、そう?」


    エレン「でさ、場所わからないと思うから、とりあえず今日来ない?」


    アルミカ「行く行く!!」


    クリスタ「…」ショボン


    エレン「おっけー!じゃあ帰ったあと、シガンシナ公園に2時集合ね!」


    ミカサ「りょーかいっ!」


    エレン「3人とも、遅れないでよ~」


    アルミン「…ん?3人?」


    クリスタ「…?」


    エレン「あ、そういえばクリスタちゃんに聞いてなかった!!」


    エレン「ゴメンね!来る前提で話してた~」


    クリスタ「…!」パアッ


    エレン「それで、今日、家に来れる?」


    クリスタ「…」コクコク


    エレン「あ、じゃあ待ち合わせはさっきの通りね!」


    クリスタ「…♪」ニコニコ
  49. 51 : : 2017/04/10(月) 23:50:34
    シガンシナ公園 2時15分


    アルミン「もーエレン君遅いなぁ…」


    ミカサ「私たちが間違えた?2時集合で合ってるよね…?」


    クリスタ「…」


    エレン「ごっ、ごめーーーーーんっ!!」


    クリスタ「…!」


    ミカサ「遅いっ!」


    エレン「あ、あの…トイレしてて…」


    エレン(ホントは全力で部屋片づけてたんだけどね)


    アルミン「ま、いいよ。早く行こう」


    エレン「クリスタちゃんもやっほー、待たせてゴメンね」


    クリスタ「…」フルフル


    ――――――――――――――――――――――――――――――――


    イェーガー家


    エレン「ついた!ここが俺の家だ!」


    アルミン「おっきい…」


    ミカサ「私の家の2倍以上はある…」


    エレン「俺のお父さんは医者でさ、近所の人からはお金持ちって言われてるんだー」


    クリスタ「…??」


    アルミン「クリスタちゃん?不思議そうな顔してどうしたの?」


    クリスタ「…」フルフル


    エレミカ「?」


    エレン「ま、早く入ろうぜ」
  50. 52 : : 2017/04/10(月) 23:55:55
    カルラ「あらいらっしゃい!まぁ、こんなにお友達連れてきて!」


    アルミカ「おじゃまします!」


    カルラ「あらあら、元気がいいわね」


    クリスタ「…お、お邪魔します」


    カルラ「あらこの間の…クリスタちゃんじゃない!」


    クリスタ「…その節は、お世話になりました」ペコリ


    カルラ「いいのよ全然♪今日は楽しんでいってね!」


    クリスタ「ありがとうございます」ペコリ


    カルラ(本当に礼儀正しい子ね…どこかのお嬢様かしら?)


    カルラ(きっと厳しい教育を受けているのね…)


    エレン「じゃあ、俺の部屋にいこー!」キラキラ


    カルラ(それに比べて…うちの子ときたら…)ハァ


    クリスタ「…?」
  51. 53 : : 2017/04/11(火) 00:12:41
    エレンの部屋


    アルミン「…こりゃあまた」


    ミカサ「ひろーい!」


    エレン「そうかな?そうでもない気がするけど」


    アルミン「僕の家の居間くらいあるよ!」


    クリスタ「…?」


    エレン「じゃあ、なにする?」


    ミカサ「うーん…エレン君、なに持ってる?」


    エレン「えと、あ、人生ゲームやろ!」


    アルミン「いいね!」


    ミカサ「ビリの人は一位の人になんでもいうこと聞くことにしない?」


    エレン「いいねソレ!燃えてきた!」


    ※人生ゲームは省いて書きます
  52. 54 : : 2017/04/11(火) 00:42:35
    人生ゲーム


    エレン「所持金3000、生命保険~♪」


    アルミン「銀行の計算は僕に任せて!」


    ミカサ「アルミン君計算できるんだ!凄い!」


    エレン「俺からなー!えーと、画家になる、給料30000か」


    アルミン「僕は…公務員だ!給料50000!やったぁ!」


    ミカサ「私は…ミュージシャン!出た数×5000?」


    ミカサ「×ってなあに?」


    アルミン「あ、計算は僕がやるよ」


    ミカサ「はーい!」


    クリスタ「…」カラカラ


    クリスタ「…これ、何て読むの?」


    アルミン「えーと」


    アルミン「…!?」


    アルミン「せっ、石油王!?」


    エレン「ってことは給料100000!?」


    ミカサ「いきなりヤバイ」
  53. 55 : : 2017/06/17(土) 23:19:47
    期待期待期待!!!!きたーい!
  54. 56 : : 2017/06/17(土) 23:19:59
    頑張ってください!
  55. 57 : : 2017/06/18(日) 15:25:22
    名前は変えただけなので気にしないでくださいエレクリマジ最高だったものです後期待してるので頑張ってください!早く見たいです!
  56. 58 : : 2017/06/19(月) 09:27:36
    幼稚園児クリスタ、かわいすぎる!!

    続きがとても気になるのでいつでもお待ちしています!
  57. 59 : : 2017/10/15(日) 01:32:26
    かなり時間空いちゃいました…
    今見てくださる方がいるかはわかりませんが、続き期待してるコメントがあったので続きを書かせて頂きます、長い間放置してごめんなさい!
  58. 60 : : 2017/10/15(日) 01:34:58
    ゲーム中盤


    エレン141000 順位4


    アルミン214000 順位1


    ミカサ93000 順位2


    クリスタ368000 順位3



    アルミン「うわぁ…順位は僕が上だけど、クリスタちゃんの所持金が圧倒的に…」


    エレン「まだまだこっから!うわ!いきなり3000失った!」


    ミカサ「お金が足りない…」ブツブツ


    クリスタ「~♪」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――


    ゲーム終盤


    エレン336000 順位3


    アルミン380000 順位4


    ミカサ269000 順位2


    クリスタ427000 順位1



    エレン「よし、クリスタちゃんとアルミン君との金額の差はだいぶ縮まった!」


    アルミン「くそっ!あの一回休みのせいで抜かされちゃった…」


    クリスタ「………さっき大量にお金減らしちゃったな」


    ミカサ「お金…」


    クリスタ「…」カラカラ


    クリスタ「…あ」


    エレン「あ、クリスタちゃんゴール…」


    アルミン「1位ボーナス、+50000だから…477000か…」
  59. 61 : : 2017/10/15(日) 01:44:53
    エレン「まだ助かる…げ、ここにきて一回休み」


    アルミン「お先にっ!」


    エレン「そして抜かされた!」


    ミカサ「あ、ゴール…」


    アルミン「2位ボーナス、+30000で299000だね」


    ミカサ「もう少し稼いでからゴールしたかった…」


    エレン「くそ、一回休み」


    アルミン「僕ゴール!」


    アルミン「3位ボーナス、+20000で400000か…」


    アルミン「やっぱクリスタちゃんには届かなかったなー」


    エレン「よし、ゴールまであと10マス!」カラカラ


    エレン「8だ!えーと」


    エレン「!?」


    エレン「+150000ってことは…」


    アルミン「486000…ここにきてクリスタちゃんを抜いた!!」


    エレン「よっしゃーー!!!後はゴールするだけ!」カラカラ


    エレン「1…!?」


    アルミン「えっと、-200000だね」


    エレン「嘘…だろ…!?」


    アルミン「じゃあ結果発表!」



    結果



    1位クリスタ 477000


    2位アルミン 400000


    3位ミカサ 299000


    4位エレン 286000
  60. 62 : : 2017/10/15(日) 01:58:27
    エレン「…」ズーン


    アルミン「じゃあ、クリスタちゃんがエレン君になんでも一つ命令ね!」


    エレン「もうやめて!俺のライフはゼロよ!」


    ミカサ「さあ、クリスタちゃん。命令を!」ワクワク


    エレン(スルー!?)


    クリスタ「…」


    クリスタ「…じ、じゃあ」


    クリスタ「今日…一日……」


    クリスタ「できる、だけ…私と手を繋いでいて…」


    エレン「えぇ!?」


    エレン「………しょーがないなぁ」


    エレン「はい」ギュッ


    クリスタ「…」


    クリスタ「…///」
  61. 63 : : 2017/10/15(日) 16:56:44
    期待
  62. 64 : : 2017/10/15(日) 17:54:21
    おおっ、更新されてたー!
    続きもぜひお願いします<(_ _)>
  63. 65 : : 2017/10/15(日) 22:36:41
    期待コメありがたいです。



    エレン「次何しようか」


    ミカサ「んー…ボードゲームは飽きたかな」


    アルミン「レゴブロックでもやろうか」


    エレン「急に幼稚園児っぽくなった」


    ミカサ「このSS書いてる人が、幼稚園児らしさがないことに気づき急遽調節したらしいです」


    アルミン「メタいメタい。じゃあエレン君とクリスタちゃん、持ってきてー!」


    エレン「へーい」


    クリスタ「…」ギュー


    ――――――――――――――――――――――――――――――――


    ~時は流れ~


    アルミン「あ、もうそろそろ5時だ!」


    ミカサ「帰らないとね」


    エレン「えー、もうちょっと遊んでいかない?」


    アルミン「お母さんに怒られちゃうしね」


    エレン「そっか、じゃあ今日はこれでバイバイだな」


    カルラ「あら、皆帰るの?」


    カルラ「5時だけど、曇ってるせいかだいぶ暗いわ。大丈夫?」


    アルミン「僕は近くなので大丈夫です」


    ミカサ「私も大丈夫です」


    アルミカ「じゃーねー!!」フリフリ


    エレン「また今度あそぼ―」フリフリ


    カルラ「クリスタちゃんは?」


    クリスタ「…」


    クリスタ「…少し…遠いです」


    クリスタ「…あっ、でも、大丈夫…です」ガクガク


    エレン「クリスタちゃん、震えてるよ?怖いの?」


    クリスタ「…」フルフル


    カルラ「お母さんに電話して迎えに来てもらいましょ」


    クリスタ「あ、あの…両親は…夏休み中、お仕事で海外にいるんです…」


    カルエレ「えっ!?」


    カルラ「そんな!じゃあ、クリスタちゃん夏休み中一人なの!?」


    クリスタ「………はい」


    カルラ「…!」


    エレン「ご、ご飯どうするの?クリスタちゃん。あと、掃除とか、洗濯とか…」


    クリスタ「…全部、一人でやれって言われた…」


    クリスタ「お金は、置いてってくれたから、大丈夫」


    カルラ「…」


    カルラ「クリスタちゃん?良ければ今日、うちに泊まっていかない?」


    クリスタ「え…」


    カルラ「あなたみたいな子供が一人で過ごすなんて可哀そうよ」


    カルラ「遠慮はしなくていいから」


    クリスタ「…でっ、でもっ!」


    クリスタ「…迷惑、です」


    カルラ「そんなことないわ。うちならいつでも大歓迎よ」


    クリスタ「それでも…」


    エレン「…」


    エレン「クリスタちゃん?今日はできるだけ手を繋いでいる約束だよね?」


    クリスタ「えっ…」


    エレン「じゃあ、今日は寝るまでずっと手を繋いでいよう」


    クリスタ「…」


    クリスタ「…あ」


    クリスタ「うぅ…」


    エレン「ね?」


    クリスタ「…」


    クリスタ「…」コクッ


    カルラ「決まりね。クリスタちゃん、遠慮なんてしなくていいから。じゃ、ご飯までエレンと遊んでなさい」


    クリスタ「…はっ、はい」


    エレン「行こ!」ギュッ


    クリスタ「…!」


    クリスタ「…うん!」
  64. 66 : : 2017/10/15(日) 22:57:30
    クリスタ「あっ、えっと…エレン君のお母様…」


    カルラ「お母様だなんて、かしこまらなくていいのよ」


    クリスタ「本当にありがとうございます」


    カルラ「いいのよ。エレンも喜ぶし」


    タタタタ


    カルラ「…」


    カルラ(あの子、どんな家の子なのかしら…)


    カルラ「あ、そうだ」


    プルルルル、プルルルル


    グリシャ「はい、もしもし」


    カルラ「あ、あなた?突然で悪いんだけど、帰りに女の子用の服とパジャマ買ってきてくれる?」


    カルラ「それと、歯ブラシとか…」


    グリシャ「え、なんでだ?」


    カルラ「詳しい事は家で説明するわ」


    グリシャ「…?」


    グリシャ「ま、まあいい…了解した」


    カルラ「サイズはエレンより少し小さめね」


    グリシャ「ああ」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――


    エレンの部屋


    エレン「よし、何して遊ぼっか」


    クリスタ「…」


    エレン「んー、大体アルミン君達とやったからなぁ」


    クリスタ「…お」


    エレン「お?」


    クリスタ「…おままごと///」


    エレン「いいよー」


    エレン「俺お父さんね!」


    クリスタ「…私、お母さんでいい?」


    エレン「うんー!」


    クリスタ「…お帰りなさいあなた。ご飯にしましょう」


    エレン「ただいま~!お腹すいたよ」


    エレン「クリスタちゃんの作るご飯は美味しいからな~」


    クリスタ「…」ムッ


    クリスタ「あなた、私達は夫婦だから、ちゃんは要らないの」


    エレン「ごっごめんクリスタちゃ………クリスタ」


    クリスタ「わかればよろしい♪」


    エレン(クリスタちゃん、役になりきってるなぁ…)


    エレン(普段より演じてる方が明るいし)


    クリスタ「さ、できましたよ。あなた」


    エレン「むー…」


    クリスタ「どうしたの?」


    エレン「クリスタも、俺のことはちゃんと名前で呼んで」


    クリスタ「で、でも奥さんは普通旦那さんのことをあなたって…」


    エレン「俺は名前で呼ばれたい!」


    エレン「その方が仲良さそうじゃん!」


    クリスタ「…わ、わかった」


    クリスタ「…できたよ。え、え、えれ…エレン…………………君///」


    エレン「も~クリスタ~…」


    クリスタ「…///」カオマッカ


    エレン「あ、役が抜けた。いつものクリスタちゃんだ」


    クリスタ「…///」


    エレン「…ねぇ」


    クリスタ「………?」キョトン


    エレン「クリスタちゃんってさ、静かな時多いよね


    クリスタ「………う、うん」


    エレン「役を演じてたクリスタちゃんみたく、普段からもっと喋ったら良いんじゃないかな?」


    クリスタ「…」


    クリスタ「…わ、私、友達と喋るの苦手だから…」


    エレン「頑張って普段から話せるようになろ?そうすれば、きっと楽しいよ!」


    クリスタ「…」


    クリスタ「…うん、頑張ってみる」


    エレン「よし、じゃあこれからは俺と色々話そう!」


    カルラ「二人ともー!ご飯よー!」


    エレン「はーい!!」


    エレン「行こ!クリスタちゃん!」ギュ


    クリスタ「…!!」


    クリスタ「うん!!」


    ※クリスタはこれを機に少し明るく話せるようになりました。
  65. 67 : : 2017/10/22(日) 21:52:15
    カルラ「今日はチーズハンバーグよ!」


    エレン「やったーーーーーー!!!!!」


    クリスタ「…!!」


    カルラ「ふふっ、運動会の時、クリスタちゃんが美味しいって言ってくれたからね♪」


    カルラ「さ、お父さんが帰るのがわからないから、先に食べちゃいましょ」


    エレン「いっただっきまーす!!」


    クリスタ「…頂きます!」


    カルラ「クリスタちゃん、いっぱい食べてね♪」


    クリスタ「はい、ありがとうございます!」


    カルラ(あら?クリスタちゃんってこんなに明るかったかしら?)


    エレン「やっぱ美味いー!!」


    クリスタ「…美味しい。やっぱり、凄く美味しいです」


    カルラ「あらありがと♪」


    グリシャ「ただいまー」


    カルラ「あ、あなたお帰りなさい!」


    エレン「お父さんお帰りー!!」


    クリスタ「…エレン君のお父様、お帰りなさいです。お邪魔してます」ペコリ


    グリシャ「あ、確かクリスタちゃんだっけ?どうしたんだ?」


    カルラ「実はかくかくしかじかなのよ」


    グリシャ「成程、クリスタちゃん、ゆっくり泊まっていくといい」


    エレン「SSって便利」


    クリスタ「はい、ありがとうございます」
  66. 68 : : 2017/10/22(日) 22:10:45
    食後


    クリスタ「ご馳走様でした。美味しかったです」


    カルラ「お粗末様でした」


    クリスタ「…あの、食器はどこに片せば良いですか?」


    カルラ「いいのよいいのよ、そこに置いておいて」


    クリスタ「いえ、お世話になる分、少しでもお手伝いします」


    グリシャ(本当に3歳とは思えないほど礼儀正しいな)


    カルラ「じゃあ、エレンと一緒にお風呂入れてきてくれる?」


    クリスタ「わかりました」


    エレン「行こ!」ギュ


    クリスタ「…うん!」


    カルラ「二人とも~!入れたら先に入っていいわよ~!」


    エレクリ「はーい」


    エレン「クリスタちゃん、一緒に入ろ!」


    クリスタ「…いいよ」
  67. 69 : : 2017/10/22(日) 22:27:42
    エレン「クリスタちゃん、先に洗っていいよ」


    クリスタ「…でも」


    クリスタ「エレン君が先に洗っていいよ」


    エレン「いやいや、クリスタちゃんはお客様なんだから」


    クリスタ「…」


    クリスタ「…じ、じゃあ」


    クリスタ「…い、一緒に洗おう」


    エレン「え…」


    エレン「…」


    エレン「…わかった。じゃあ俺がクリスタちゃんの髪洗ってあげるよ」


    クリスタ「…ありがとう」


    エレン「シャンプーシャンプーっと」スコスコ


    ワシャワシャ


    エレン「長いねー、クリスタちゃんの髪」


    クリスタ「そう…なのかな?」


    エレン「髪、綺麗だね」


    クリスタ「…っ!?///」


    ザバー


    クリスタ「…今度は私が洗ってあげる」スコスコ


    ワシャワシャ


    エレン「んー、気持ちいい」


    クリスタ「よ、良かった…」


    ザバー


    エレン「体…どうする?」


    エレン「流石に自分で…」


    クリスタ「…」


    クリスタ「あ、洗って…」


    エレン「…わ、わかったよ」


    エレン(クリスタちゃんってもっと控えめな子だったような…)


    ゴシゴシ


    クリスタ「…く、くすぐったい」アハハ


    エレン「あ、クリスタちゃんがそんなふうに笑うの珍しいかも」


    エレン「よーし!」コチョコチョ


    クリスタ「あはははっ!や、やめて…エレン、君」


    エレン「ゴメンゴメン」


    エレン「あ、やっぱり笑ってると可愛いよ!」


    クリスタ「…!?///」


    ザバー


    トプン


    エレン「えー!俺の体洗ってくれないの??」


    クリスタ「…ご、ごめん、自分で洗って…///」プクプク


    エレン「…はーい」


    ゴシゴシ


    ザバ


    トプン


    エレン「あー、あったかい…」


    クリスタ「…///」


    エレン「あ、クリスタちゃん顔真っ赤ー!」


    クリスタ「…見ないで」


    エレン「大丈夫?」


    クリスタ「…見ないで」


    エレン「のぼせちゃった?100数えて出ようか」


    クリスタ「…見ないで」


    エレン「もう見てないって!」


    エレン「よし、いーち、にーい~」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    エレン「~きゅうじゅきゅー、ひゃーくっ!」


    エレン「よし、出よっ!」


    クリスタ「…///」
  68. 70 : : 2017/10/22(日) 22:42:39
    エレクリ可愛くて癒やされる~^^
    期待です
  69. 71 : : 2017/10/22(日) 23:04:06
    期待コメありがたいです。


    エレン「ふぅ、いいお湯だった」


    クリスタ「…///」


    エレン「あ、これ俺とクリスタちゃんの着替えかな?」


    クリスタ「…え?私、着替えなんて持ってきてないよ?」


    エレン「きっとお父さんが買ってきてくれたんだ!」


    クリスタ「そんな、悪いよ」


    エレン「といっても、クリスタちゃんが着てきた服、もうお母さんが洗濯しちゃってるし…」


    エレン「このまま裸でいる?」


    クリスタ「…」フルフル


    エレン「でしょ?じゃ、遠慮せずに着ていいよ」


    クリスタ「…じゃあ、お言葉に甘えて」ハキハキ


    クリスタ「お花の柄…!」


    クリスタ「…可愛い♪」


    エレン「んしょ、んしょっと」


    エレン「あ、クリスタちゃん似合ってるよ」


    クリスタ「…///」


    エレン「あ、新しい歯ブラシ置いてある!」


    エレン「きっとクリスタちゃんのだね。はい」


    クリスタ「あ、ありがと…」


    クリスタ「私、やっぱりお世話になりすぎてるんじゃ…」


    エレン「クリスタちゃんは気にしなくていいの!」


    クリスタ「…」


    エレン「お母さん、あがったよ」


    クリスタ「お風呂、ありがとうございました」


    カルラ「はーい、あ、クリスタちゃん」


    カルラ「パジャマ、とても似合ってるわよ」


    クリスタ「あ、これ…」


    カルラ「いいのよ。気にしないで貰ってちょうだい」


    クリスタ「あ、ありがとうございます」ペコリ


    カルラ「もう8時よ。そろそろ寝る準備しなさい」


    エレン「はーい」


    カルラ「クリスタちゃんは、エレンの部屋に布団敷いておいたから、そこで寝てね」


    クリスタ「ありがとうございます」ペコリ


    エレン「おやすみー」


    クリスタ「おやすみなさい」ペコリ


    カルラ「はい、おやすみなさい」
  70. 72 : : 2017/10/22(日) 23:53:18
    エレン部屋


    エレン「おー!布団が敷いてある!」


    クリスタ「…えっと、私がここでいいのかな?」


    エレン「じゃあ、俺はいつもどうりベットで寝るね」


    エレン「電気消すよ?」


    クリスタ「……………うん」


    エレン「おやすみ、クリスタちゃん」パチッ


    クリスタ「…おやすみ、エレン君」


    エレン「…」


    クリスタ「…」


    5分後…


    クリスタ「…」ガバッ


    クリスタ「…」ソロソロ


    クリスタ「…」モゾモゾ


    エレン「………………ん?」


    エレン「…ってクリスタちゃん!?なんで…」


    クリスタ「…えへへ///」


    クリスタ「…今日、できるだけ手を繋ぐって約束でしょ?」ギュッ


    エレン「お、おう…」


    クリスタ「手を繋ぐなら一緒のお布団の方がいいかなー…ってね」


    エレン「はぁ、しょうがないなぁ」ギュッ


    クリスタ「えへへー♪」


    エレン(こんなに甘えてくるクリスタちゃん初めてだ…)


    エレン(あの無口だったクリスタちゃんを考えると、変わったな…)


    エレン(ってか、変わりすぎ!!)


    エレン(本当はクリスタちゃんも色んな話がしたかったんだろうな…)


    エレン(恥ずかしがり屋だなぁ…)


    クリスタ「…すぅ、すぅ」


    エレン「あ、いつの間にか寝てる」


    エレン(寝顔可愛い)


    エレン「…」ソー


    エレン「…」ナデナデ


    クリスタ「んぅ~~~~…………………すぅ…///」


    エレン「ナニコレ可愛い」


    エレン「…寝ても手は離さないんだな」ナデナデ


    クリスタ「ん…し…あわ………せ…」スゥスゥ


    エレン「ふふ、夢見てるのかな」ナデナデ


    エレン「……………俺も寝るか」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――





    カルラ「ねぇ、あなた」


    グリシャ「うーん、そうだな」


    グリシャ「生活費とかはうちは余裕あるし、エレンも喜んでるから良いんだけど…」


    グリシャ「問題は…」


    カルラ「クリスタちゃんが遠慮しちゃうところ、それと……………」


    カルラ「親ね」


    カルラ「あの子、よっぽど礼儀正しく育てられたみたいで、凄く堅いのよね」


    グリシャ「明日の朝、説得してみようか」


    カルラ「そうね、このままじゃ可哀想よ」


    グリシャ「ああ、そうだな」


    グリシャ「じゃあ、そろそろ寝るよ。おやすみカルラ」


    カルラ「おやすみなさい」
  71. 73 : : 2017/10/23(月) 00:25:44
    こ れ は 期 待
  72. 74 : : 2017/10/23(月) 00:32:49
    ~朝~


    チュンチュン…


    クリスタ「…ん」


    クリスタ「んぁ…?………………………はっ!!?」


    クリスタ「え、エレン君と手を握りながら寝てた…」


    クリスタ「時計時計…あった。七時かぁ」


    エレン「…ぐぅ」


    クリスタ「エレン君、まだ寝てる。土曜日だし、起こさない方がいいかな…」


    クリスタ「先に起きて、エレン君のお母様に挨拶してこよう」


    クリスタ「………エレン君が離してくれない」


    クリスタ「…どうしよう」


    エレン「ん…クリスタちゃん」


    クリスタ「あっ!エレン君おはよう!」


    エレン「…むにゃ」


    クリスタ「…って寝言…!?」


    クリスタ「わ、私の名前…何の夢かな…///」


    エレン「…」ゴロン


    クリスタ「あ、寝返り打った拍子に手を離した」


    クリスタ「…もう少しおやすみ、エレン君」ナデ
  73. 75 : : 2017/10/23(月) 00:50:31
    居間


    クリスタ「エレン君のお母様、起きてるかな?」


    クリスタ「…」ソー


    カルラ「あ、クリスタちゃん、おはよう」


    クリスタ「あ、エレン君のお母様、おはようございます」ペコリ


    カルラ「早起きでお利口さんね。うちの寝坊助はあと2時間は寝てると思うわ」


    クリスタ「に、2時間ですか…」ニガワライ


    カルラ「…クリスタちゃん、大事な話があるんだけど」


    クリスタ「はい……?」


    カルラ「昨日お父さんと決めたんだけどね、クリスタちゃん」


    カルラ「あなた、夏休みが終わるまでここに住みなさい」


    クリスタ「っ!?」


    クリスタ「そ、そんな…」


    クリスタ「一日泊めて貰っただけでもありがたいのに、1か月以上も…」


    カルラ「クリスタちゃん。あなたはね、まだ3歳なの。そりゃああなたは3歳とは思えないほどしっかりしている」


    カルラ「でも、3歳の子供が1か月独りで過ごすなんて、残酷にも程があるわ」


    カルラ「うちはお金に余裕があるから、あなたを成人まで育てることだってできるわ」


    カルラ「だから、遠慮なんかしなくていいのよ?」


    クリスタ「で、でも…」


    カルラ「さっきも言ったけど、あなたは3歳にしてしっかりし過ぎているのよ」


    カルラ「もっと大人を頼ってちょうだい」


    クリスタ「…」


    カルラ「ねっ?」


    クリスタ「本当に…いいんですか…?」ポロッ


    クリスタ「…う」


    クリスタ「うわあああああああぁぁぁぁぁ………!!!」ポロポロ


    カルラ「よしよし」ナデナデ


    カルラ(涙を堪えてたのね、可哀想に)


    クリスタ「ううっ、うわああああああぁぁぁぁ!!!」ボタボタ


    カルラ「…」ナデナデ


    10分後


    カルラ「落ち着いた?」


    クリスタ「ひっぐ…すみません」


    カルラ「あなたはまだまだ子供。遠慮せずに大人を頼りなさい」


    クリスタ「……………はい」


    カルラ「じゃあ、1か月の間よろしくね♪」


    クリスタ「…本当にありがとうございます。エレン君のお母様」


    カルラ「…お母さんでいいわ」


    クリスタ「…え?」


    カルラ「いや、お母さんと呼びなさい」


    クリスタ「私…お母さんなんて言ったことないです」


    カルラ「いいのよ。1か月の間だけど、あなたは家族」


    カルラ「ねっ?」


    クリスタ「…」


    クリスタ「……………おかあ、さん…」


    カルラ「ふふ」


    カルラ(ひとまずはこれで大丈夫ね)


    カルラ(3歳の子供を1か月放置なんて考えられない)


    カルラ(親の方に問題がありそうね…)
  74. 76 : : 2017/10/23(月) 01:25:17
    エレン「ふわぁ…おはよぅ…」


    カルラ「あら、おはよう。今日はずいぶんと早いのね」


    エレン「…クリスタちゃんがいなくなってたから」


    クリスタ「あ、エレン君おはよう」


    エレン「あ、なんだクリスタちゃん。起きたなら起こしてくれれば良かったのに」


    クリスタ「いやぁ…エレン君が気持ちよさそうに寝てたから、悪いと思って…」


    エレン「むー…まあ、いいか」


    カルラ「そうそう、クリスタちゃん、自分からエレンに説明してあげて」


    クリスタ「…あ、はい」


    エレン「…?」


    クリスタ「エレン君、私、この夏休みの間、エレン君の家に居候させて貰うことになったの」


    エレン「いそうろう?」


    カルラ「簡単に言えば、一緒に住むってこと」


    エレン「へー…って、えぇ!?」


    エレン「な、夏休みの間ずっと!?」


    クリスタ「うん…え、エレン君は、私が居ると嫌かな…?」


    エレン「そっそんな全然!」


    エレン「嬉しいよ。ただ、突然の事でビックリしたぁ…」


    クリスタ「そう…ありがとう」


    クリスタ「エレン君、ふつつか者ですが、1か月の間、よろしくお願いします」ペコリ


    カルラ(あいかわらず堅いわねぇ…)


    エレン「うん、よろしく!」


    カルラ「さて、クリスタちゃんの為に、今日は色んなものお買い物しにいきましょうか!!」


    エレン「うわーーい!」


    クリスタ「い、良いんですか?」


    カルラ「もちろんよ。欲しいものあったらなんでも言ってね」


    クリスタ「ほ、本当にありがとうございます」ペコリ


    カルラ「じゃあ、エレンよりも寝坊助なお父さんを起こしてきてくれる?」


    カルラ「クリスタちゃんも一緒にね」


    クリスタ「はっ、はい!」


    エレン「行こう!クリスタちゃん!」


    クリスタ「あ、待ってよエレン君!」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――


    グリシャの部屋


    グリシャ「ぐぅ…」


    エレン「寝てる寝てる」コショコショ


    クリスタ「起こしちゃっていいのかな?」コショコショ


    エレン「大丈夫大丈夫。じゃ、せ―――――の―――――でっ!!!」


    エレクリ「「起きろ―――――――――――――――――!!!!!!」」


    グリシャ「うわっ!?なんだ!?」バサッ


    エレン「おはよー!」


    クリスタ「おはようございます」


    グリシャ「お、おはようエレン、クリスタちゃん」


    グリシャ「…」ボー


    グリシャ「あ、クリスタちゃん…カルラから話は…」


    クリスタ「はい、この1か月間、お世話になります」ペコリ


    グリシャ「…そうか、遠慮しないでゆっくり過ごしなさい」


    クリスタ「はい………お、お父さん」


    グリシャ「…!」


    グリシャ(うちに女の子が生まれてたらこんな感じだったのかな…)


    カルラ「朝食できてるわよー」


    グリシャ「おはよー」


    カルラ「おはよう寝坊助さん」


    グリシャ「ね、寝坊助!?」


    カルラ「さ、食べましょう」


    エレクリ「はーい!」


    グリシャ「今日は土曜日…どこかに行くのか?」モグモグ


    カルラ「今日はお買い物!」


    カルラ「クリスタちゃんの生活用品とか、もっと買わないとね」


    クリスタ「…本当に良いんですか?」


    カルラ「大丈夫、うちはそこの寝坊助さんがお医者さんだから♪」


    グリシャ「おい、まだ言うか」


    クリスタ「ありがとございます」
  75. 77 : : 2017/10/23(月) 02:17:29
    エレクリ「ご馳走様!」


    カルラ「はい、お粗末様でした」


    クリスタ「お母さん、食器、洗います」


    カルラ「良いのよクリスタちゃん、座ってて」


    クリスタ「いえ、少しでも恩を返さないと…ここは譲れません」


    カルラ「…」


    カルラ「しょうがない、じゃあ、手伝ってくれる?」


    クリスタ「はい!」


    ※クリスタは台に乗ってます


    カルラ「クリスタちゃん、お皿洗い上手ね」


    クリスタ「あ、ありがとうございます」


    クリスタ「家でも自分でやることが多かったので…」


    カルラ「…」


    カルラ「そう…大変だったのね」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    カルラ「ふぅ、クリスタちゃんが手伝ってくれたおかげで、早く済んだわ。ありがとう」


    クリスタ「いえ、これからも、家事は手伝います」


    カルラ「頼もしいわね………それに引き換え…」


    カルラ「ほら、そこの親子、TV見てないでさっさと着替える!」


    グリエレ「は、は~い…」


    カルラ「さて、着替えたことだし、さっそく行きますか!」


    グリシャ「今車出してくるよ」


    エレン「クリスタちゃん、欲しいものがあったら、なんでもお母さんに言ってね!」


    クリスタ「う、うん…」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――


    車内


    グリシャ「それじゃ、出発!」


    ※グリシャ運転、助手席にカルラ、後ろにエレクリです


    カルラ「シガンシナデパートが良いわよね。なんでもあるし」


    グリシャ「ああ、了解」


    エレン「楽しみだね!クリスタちゃん!」


    クリスタ「そうだね」


    シガンシナデパート


    グリシャ「ついた…けど、」


    カルラ「混んでるわね…」


    グリシャ「とりあえず降ろすから、三人で先行っててくれ」


    カルラ「了解」


    カルラ「さ、二人とも、降りるわよ」


    エレクリ「わー!」タタタタ


    カルラ「ちょ、ちょっと二人とも?あんまり先行かないで!?」


    エレン「正面の入り口で待ってるから―!」


    カルラ「気をつけなさいよー!」


    エレクリ「はーい!」


    グリシャ「さ、カルラも早く行ってやってくれ」


    カルラ「はいはい、あの子達が迷子になったら大変だもんね」
  76. 78 : : 2017/10/28(土) 23:59:22
    クリスタ「おっきい…」


    エレン「クリスタちゃん、来たことないの?」


    クリスタ「うん…」


    エレン「そっか、屋上に、あみうずめんとぱーくってのがあるんだよ」


    クリスタ「アミューズメントでしょ」


    エレン「そんなやつ」


    エレン「あとで連れてって貰おうよ!」


    クリスタ「うん!」


    クリスタ「…」


    クリスタ「ええと…エレン君?」


    エレン「…ん?何?」


    クリスタ「はぐれたら困るから…手…繋いで…」


    エレン「んー…そうだね!」ギュ


    クリスタ「…!」


    クリスタ「~♪」


    カルラ「いたいた、おーい!」


    エレン「あ、お母さん」


    カルラ「まったく…あら?二人して手繋いじゃって。仲が良いわね」


    エレン「はぐれたら困るからってクリスタちゃんが…」


    カルラ(…成程)ニヤニヤ


    カルラ「そうね、はぐれないようにそうしてなさい」


    カルラ「クリスタちゃん良かったわね」ボソッ


    クリスタ「///」


    グリシャ「おーい!」


    エレン「あ、お父さん」


    カルラ「さて、行きましょうか」


    カルラ「とりあえずは普通に食料品を…」


    カルラ「クリスタちゃん、食べたい物があったら遠慮なく言ってね」


    クリスタ「は、はい、ありがとうございます」


    エレン「クリスタちゃん、お菓子コーナー行こ!」


    クリスタ「…うん」
  77. 79 : : 2017/10/29(日) 00:19:07
    エレン「何買おうかな?クリスタちゃんはお菓子何が好き?」


    クリスタ「…私、お菓子なんてほとんど食べたこと無いよ」


    エレン「えぇ!?なんで?」


    クリスタ「お母様が…買ってくれなかったの…」


    エレン「可哀想………じゃ、俺がおすすめのお菓子教えてあげるよ!」


    クリスタ「うん!」


    エレン「そうだなー、まずは、ポテトチョップスかな」


    エレン「色んな味があって、俺はのりしおが好き!」


    クリスタ「へぇ…この、コンソメ味っての気になるかも」


    エレン「じゃあ、それ買おう!………あとは」


    エレン「しゃがりこかな?俺はチーズ味が好き!」


    クリスタ「じ、じゃあそれで…」


    エレン「あとは…たけのこの山と、きのこの里とか?」


    エレン「これは人によって好みが別れるんだ。両方買ってクリスタちゃんの好みを見てみよう」


    クリスタ「ふーん…ちなみに、エレン君はどっちが好きなの?」


    エレン「絶対たけのこ!これは譲れない!」キラキラ


    クリスタ「そ、そう…」


    エレン「あとは…」


    その後も色んなお菓子を紹介しました


    エレン「お母さーん」ドッサリ


    カルラ「っ!?…なにその大量のお菓子は!?」


    エレン「クリスタちゃんと選んだ!」


    エレン「クリスタちゃん…いままでお菓子をほとんど買って貰えなかったんだって…」


    エレン「だから…ね?」ウルウル


    カルラ「…………………」


    カルラ「………はぁ」


    カルラ「ったく、ホントはエレンが食べたいのがほとんどなんでしょ」


    エレン「…そ、そんなこと…なくもないけど」


    カルラ「…まあいいわ。今日はクリスタちゃんがいるし特別ね」


    エレン「わーい!ありがとうクリスタちゃん!」


    クリスタ「え、えっと…どういたしまして…なのかな?」
  78. 80 : : 2017/10/29(日) 08:53:42
    ほのぼのしてて和むわぁ~♪
    期待です(^o^)
  79. 81 : : 2017/10/30(月) 00:02:53
    期待コメ嬉しいです。やる気が出ます。


    エレン「あれ?お父さんは?」


    カルラ「巨人カメラに行ったわよー。なんでも、この前の運動会でビデオカメラの調子が悪かったみたい」


    エレン「え、俺も行きたい!」


    カルラ「良いわよ」


    カルラ「あ、でもこの後、クリスタちゃんの服を色々買おうかと思ってるのよね…」


    カルラ「本人と相談して買いたいし…一人で行けるかしら?」


    エレン「へーきへーき!」


    エレン「じゃあ行ってくるねー」パッ


    クリスタ「あっ…」


    クリスタ「…」ショボーン


    カルラ「ゴメンねクリスタちゃん、ホントはエレンと手を繋いでいたかったと思うけど…早めに服を買っておきたかったのよ」


    クリスタ「い、いえ、全然大丈夫です…」


    カルラ「ふふ、後でまた繋いであげてね」


    クリスタ「///」ボッ


    カルラ「さて…クリスタちゃん、好きな服買ってあげるから、一緒に見ましょう」


    クリスタ「はい///」


    ※女同士の服選びは長いのでカット


    カルラ「ふう、とりあえずはこれで良いわね」


    クリスタ「ありがとうございます」


    カルラ「良いのよ良いのよ、気にしないで」


    カルラ「あ、そういえば寝床なんだけど、部屋は余っているから他の部屋に布団敷きましょうか?」


    クリスタ「え、いや、その…」


    クリスタ「え、えと…なんというか………」


    クリスタ「え…」


    クリスタ「エレン君の…部屋で良いです」


    カルラ「そうなの?暑くないかしら?」


    クリスタ「いえ、全然…」


    クリスタ「え、エレン君の…部屋…が、良いです///」


    カルラ「…!」


    カルラ「わかったわ」


    クリスタ「///」カオマッカ


    カルラ(あらあらうふふ…)
  80. 82 : : 2017/10/30(月) 00:20:12
    カルラ「さて、合流もしたことだし、そろそろお昼にしましょうかしら」


    エレン「待ってました!」


    グリシャ「何処へ行こうか」


    カルラ「クリスタちゃん、何か食べたい物ある?」


    クリスタ「え、ええと…」


    エレン「遠慮はしちゃだめだよ?」


    クリスタ「うん…えと、ラーメンって言うのが、食べてみたいです」


    エレン「え、クリスタちゃん食べたこと無いの?」


    クリスタ「うん…食べさせてくれなかった…」


    カルラ「よし、じゃあラーメンにしましょ」


    クリスタ「…ありがとうございます!」


    エレン「じゃあ行こー!」


    クリスタ「え、エレン君、手…」


    エレン「ん?ほら」ソッ


    クリスタ「…ありがと///」ギュ


    グリシャ「仲睦まじいことで…」


    カルラ(クリスタちゃん、完全にエレンに好意があるわね…恋愛感情かは別として)


    デパート内のラーメン屋


    クリスタ「ラーメンって、色んな味があるんだね」


    クリスタ「エレン君、どれがおすすめ?」


    エレン「んー、俺は醤油が好きかな」


    クリスタ「…じゃあ、私もそれで」


    カルラ「私は塩ね」


    グリシャ「私はみそにするかな」


    オマタセシマシター


    クリスタ「頂きます…」フーフー


    クリスタ「はむっ」チュルチュル


    クリスタ「はふ、はふ…」モグモグ


    クリスタ「っ!すっごく美味しい…」


    エレン「でしょー?醤油ラーメンは、チーハンの次に美味しいと思う!」


    クリスタ「私、ラーメンが一番美味しいと思う!」キラキラ


    エレン「え、えぇ…」


    エレン「ま、いいや。頂きまーす」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    ゴチソウサマー


    クリスタ「美味しかった…本当に、ご馳走様でした」


    エレン「ふう…」


    カルラ「さて、他に買うものあるかしら?」


    グリシャ「ないな」


    カルラ「じゃあそろそろ帰r…エレン「ちょっと待ってよお母さん!」


    エレン「お願い!屋上のあみゅずめんとぱーくに連れてって!」


    クリスタ「エレン君エレン君、アミューズメント」ボソッ


    エレン「お、屋上の遊園地に連れてって!」


    カルラ「えー…」


    エレン「クリスタちゃんも行きたいよね?ね?」


    クリスタ「…!」


    クリスタ「え、エレン君となら…何処でも…」


    カルラ「…」


    カルラ「ま、クリスタちゃんが行きたいなら行きましょう」


    エレン「やった!」


    カルラ「クリスタちゃんに感謝しなさい」


    エレン「えへへ、クリスタちゃん、ありがとう!」


    クリスタ「…///」
  81. 83 : : 2017/10/30(月) 00:39:48
    屋上のあみゅずめんとぱーく(笑)


    クリスタ「楽しそうな乗り物がいっぱい…」


    エレン「クリスタちゃん、何乗ろうか?」


    クリスタ「何でもいいの…?」


    エレン「うん!お母さんがふりぃぱすってのを買ってくれたんだ!


    クリスタ「フリーパス…お母さんに感謝しないと…」


    クリスタ「じゃ、あれ乗りたい!」


    エレン「メリーゴーランドか…いいよ!」


    メリーゴーランド


    エレン「じゃあ、俺この馬に乗ろうかな」


    クリスタ「え、エレン君…馬車の方に乗らない…?」


    エレン「えー、馬の方がカッコいいじゃん」


    クリスタ「…」


    クリスタ「だ、だって…馬は一人乗り用だし…」


    エレン「…」


    エレン「わかったよ。一緒に乗ろう」


    エレン「今日はクリスタちゃんのおかげだしね」


    クリスタ「…!」パアッ


    エレン「あ、動き出したぞ」


    クリスタ「わぁ…面白い…」


    エレン「あ、お父さんとお母さんだ!おーい!」フリフリ


    クリスタ「…」フリフリ


    クルクル


    エレン「あ…見えなくなっちゃった…」


    クリスタ「…」


    クリスタ「…///」ピトッ


    エレン「!?」


    エレクリ「…///」ピッタリ


    エレン「あ、あー…///またお父さんたち見えてきた…」


    クリスタ「っ!?///」サッ


    エレン(反応が可愛い…)


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    エレン「さ、さあ…次はどこに行く?」


    クリスタ「んー…コーヒーカップってやつはどう?」


    エレン「わかった。行こう」


    コーヒーカップ


    エレン「この真ん中のを回せばいいのかな」


    クリスタ「さ、最初はゆっくりめに…」


    エレン「どりゃーーーー!!」グルグル


    クリスタ「ちょ」


    クリスタ「ひゃあああああああ!!!」グルングルン


    クリスタ「ま、ままま待ってエレン君、一回止めて止めて~~~!!」アセアセ


    エレン「まだまだ~…それっ!逆回転~~~~~!!!!!」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――


    エレン「おえぇ…」


    カルラ「まったく…馬鹿ねぇ…自分で回しといて自分で酔うなんて」


    カルラ「で、クリスタちゃんは平気なの?」


    クリスタ「はい、回るのは怖かったんですけど…酔ったりはしませんでした」


    エレン「クリスタちゃ~ん…肩貸して…」


    クリスタ「う、うん…大丈夫?」


    エレン「…横になりたい」


    クリスタ「ベンチベンチ…あ、あった…」


    クリスタ「エレン君、大丈夫…?」ヒザマクラ


    エレン「うぅ~…」


    クリスタ「…」ナデナデ


    カルラ(なんとまあ微笑ましい光景ですこと…)ニヤニヤ


    グリシャ(エレン…3歳でこんなに可愛い子と…)


    カルラ「じゃ、エレンのこと頼むわね。私たちは別の場所で休憩してるわ」


    クリスタ「わかりました。任せてください」


    カルラ(ホントは心配だけど、クリスタちゃんがしっかりしてるから大丈夫よね)
  82. 84 : : 2017/10/30(月) 01:08:02
    エレン「ふっ…」


    エレン「か―――――――つっ!!!!!」


    クリスタ「エレン君…大丈夫なの?」


    エレン「ああ、少し横になったから大丈夫だ!」


    クリスタ「………もう少し横になっても良いんだよ?」ポンポン


    エレン「っ///」


    エレン「い、いや良いよ///クリスタちゃんに悪いから…」


    クリスタ「………」ショボン


    クリスタ「…次、何処行こうか」


    エレン「クリスタちゃん他に行きたいのある?」


    クリスタ「ん~…観覧車…かな?」


    エレン「いいよ!…あ、でもその前に行きたいところあるんだけどいい?」


    クリスタ「うん。…でも、後で行こうね!約束だよ!」


    エレン「わかった。じゃあ…付いてきてくれる?」ギュ


    クリスタ「う、うん…」タタタタ


    クリスタ「え…ここって…」サー


    エレン「そ!お化け屋敷っ!」


    クリスタ「…や、やだよぅ」フルフル


    エレン「だいじょーぶだって!俺が付いてるから!」


    クリスタ「…コワイ」


    エレン「ほら!」ギュ


    クリスタ「…!!」


    クリスタ「ぜ、絶対手ぇ離しちゃだめだよ…?」ウルウル


    エレン「ああ、任せとけって」


    入場


    ガタッ


    クリスタ「ひっ!」


    エレン「く、クリスタちゃん?手を強く握りすぎじゃ…?」


    クリスタ「だ、だって~…」ギュー


    エレン「じゃ、進むぞ…」


    クリスタ「…」ギュー


    トコトコトコ


    生首「」ドサッ


    クリスタ「きゃああああああああ!!!!」


    エレン「うおっ!迫力あrクリスタ「やだっ!やっぱり戻ろう!」


    エレン「一度入ったら戻れないよ」


    クリスタ「そ、そんな…」プルプル


    クリスタ「やだよ…やだよ…」ビクビク


    その後ダイジェストでお送りします


    ゾンビ「ウオオオオオ」 クリスタ「きゃああああ!!!」


    長髪の女「ヒヒヒヒヒ」 クリスタ「ひぃぃぃ!!」


    コンニャク「」ピトッ クリスタ「ひぅっ!」


    クリスタ「え、エレンく~ん…」ウルウル


    エレン「お、あれ出口じゃないか?」


    クリスタ「ホントに!?やった…」


    エレン「ヤッホ―――い!」タタタタ


    クリスタ「あっエレン君待って」


    真っ赤な手「」ガシッ


    クリスタ「っ!?!?!?!?!?」


    クリスタ「う…」ポロッ


    クリスタ「うわぁぁぁぁぁん!!」ポロポロ


    エレン「くっ、クリスタちゃん!?」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    カルラ「…で、最後の最後に怖くて泣いちゃったのね」


    クリスタ「…」ポロポロ


    クリスタ「…」グスッグスッ


    カルラ「…」ナデナデ


    グリシャ「エレン」グイッ


    エレン「うわっ!」


    グリシャ「お前って奴は…女の子を泣かせちゃダメじゃないか…」


    エレン「うぅ…」


    グリシャ「クリスタちゃんは怖いの嫌がってたんだろう?なのに、なんで入ったんだ」


    エレン「クリスタちゃんが驚いてるのって珍しいから…見たくて…」


    エレン「ごめんなさい…」ウルウル


    グリシャ「…謝る相手が違うぞ」


    グリシャ「クリスタちゃんに謝ってきなさい」


    エレン「…うん」ポロポロ


    グリシャ「それと、今度から女の子を大切にしなさい」


    エレン「…うん」


    エレン「クリスタちゃん…ゴメンね…」


    クリスタ「…」フルフル


    エレン「クリスタちゃん、ああいうの苦手なのに連れてって…」


    エレン「ほんとうに、ゴメン…」


    クリスタ「…大丈夫」


    クリスタ「…」


    エレン「…」


    エレン「あ…観覧車…」


    クリスタ「…」


    クリスタ「…ゴメンね。エレン君…今日は、もう帰りたい…」


    エレン「う、うん。そうだね…」


    エレン「…」
  83. 85 : : 2017/10/30(月) 01:26:26
    帰宅後 夕食


    クリスタ「…いただきます」パクパク


    エレン「いただきます…」パクパク


    カルグリ「…」


    お風呂


    エレン「…」ゴシゴシ


    クリスタ「…」トプン


    エレン「…」ザバー


    エレン「…」トプン


    エレクリ「…」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    エレン「…あがったよ。お母さん」


    カルラ「…そう、じゃあ、今日はもう寝なさい」


    エレン「おやすみ」


    クリスタ「おやすみなさい」


    カルラ「はい、おやすみ」


    エレンの部屋


    エレン「…じゃ、おやすみクリスタちゃん」


    クリスタ「…おやすみエレン君」


    パチッ


    エレクリ「…」


    ~3時間経過~


    クリスタ「…!」ブルッ


    クリスタ「…」ガバッ


    クリスタ「…」


    クリスタ「…」ビクビク


    クリスタ「…」グスッ


    エレン「………クリスタちゃん?」


    クリスタ「っ!?」


    クリスタ「え、エレン…君…?」ポロポロ


    エレン「…どうしたの?」


    クリスタ「お、おトイレ行きたいけど…怖くて…」ガクブル


    エレン「ああ…俺が付いていくよ」


    クリスタ「で、でも…」


    エレン「…ゴメンね、さっき…置いて行ったりして…」


    エレン「でも、今度は絶対大丈夫」


    エレン「もう、クリスタちゃんから離れない」


    クリスタ「…うん///」


    クリスタ「…行こう」


    エレン「ああ」


    タタタタタ


    クリスタ「…」ビクビク


    エレン「…」ギュッ


    エレン「…」ナデナデ


    クリスタ「…」ホッ


    エレン「着いた…」


    エレン「ここで待ってるから、してきなよ」


    クリスタ「うん…絶対そこにいてね」


    ジャー


    クリスタ「終わったよ」フキフキ


    エレン「じゃあ、戻ろうか」


    エレン「ほら」ギュ


    クリスタ「…」ホッ


    再び、エレンの部屋


    エレン「さ、また寝よう」


    クリスタ「…」


    クリスタ「…」モゾモゾ


    エレン「…クリスタちゃん?」


    クリスタ「…怖い………一緒に…寝よ」


    エレン「っ!」


    エレン「ああ…もちろんだよ」ギュ


    クリスタ「…ありがとう」ホッ


    クリスタ「エレン…君、観覧車の事なんだけど、ゴメンね。約束破って」


    エレン「いや…俺が悪かったんだ」


    クリスタ「そんなこと無いよ………それでね」


    クリスタ「いつか、また遊園地行ったとき、一緒に観覧車乗ろ?」


    エレン「…!」


    エレン「うん…約束だよ」


    クリスタ「約束…今度は絶対守るから」


    クリスタ「それじゃ…おやすみ」


    エレン「…おやすみ」


    エレクリ「…///」zzz


    それから、クリスタはイェーガー家で楽しく毎日を過ごしていた…


    そして…夏休み最終日
  84. 86 : : 2017/10/30(月) 22:36:51
    エレン「いよいよ今日で夏休み終わりか…」


    クリスタ「…」シュン


    カルラ「クリスタちゃん、お父さんとお母さんは、いつ頃帰ってくるの?」


    クリスタ「あ、えと…今日の夜中ですね」


    カルラ「じゃあ、今日一日はしばらく過ごせるわね」


    クリスタ「はい…でも、親に夏休みの事バラしたくないんです」


    クリスタ「なんて言われるかわからないので…」


    カルラ「わかったわ」


    エレン「クリスタちゃん、今日はいっぱい遊ぼうね!!」


    クリスタ「あ、そういえばエレン君、夏休みの日記…書いたっけ?」


    エレン「あ…」


    カルラ「これは…定番のパターンね」


    エレンの部屋


    エレン「じゃ、夏休みの事、思い出して行こうか」


    クリスタ「うん…」


    ※以下、ダイジェストでお送りします。なお、日記はエレン視点です。
  85. 87 : : 2017/10/30(月) 22:54:17
    7月25日

    アルミン君とミカサちゃんとクリスタちゃんが遊びに来た。
    色々あってクリスタちゃんが一日だけウチに泊まることになった。


    7月26日

    クリスタちゃんが夏休み中泊まることに。
    買い物後、あみゅずめんとぱーくでクリスタちゃんを泣かせちゃった。


    7月30日

    クリスタちゃんと公園でいっぱい遊んだ。
    最後に転んで服が泥だらけになった。
    ついでにお父さんも階段で転んだ。


    8月1日

    朝から夕方までクリスタちゃんと寝ていた。
    途中でベットから落ちた。
    でもお父さんは3回も落ちてたらしい。


    8月6日

    家族で山に行った。
    空気が澄んでいた。
    お父さんが蜂に刺された。


    8月10日

    アルミン君とミカサちゃんを誘ってプールに行った。
    クリスタちゃんが着替えてからなかなか出てこなかった。
    お父さんが家のお風呂で溺れたらしい。


    8月13日

    かなり暑かったので、家でアイスとか食べていた。
    クリスタちゃんが初めてのアイスに感動してた。
    お父さんがエアコンを間違って暑くしてて部屋で倒れてた。


    8月20日

    家族で海に行った。
    クリスタちゃんはやっぱり水着が恥ずかしいらしい。可愛い。
    お父さんが足吊って溺れてお母さんに抱えられて海から出てきた。


    8月26日

    家族でお祭りに行った。
    チョコバナナは本当に美味しかった。
    お父さんが迷子になった。


    8月30日

    今日は家で過ごしていた。
    何もない日だったけど、クリスタちゃんといると楽しかった。
    お父さんは仕事仕事仕事で倒れてた。


    エレン「ふぅ…もう3時か…」


    クリスタ「思い出すだけで凄い時間かかったね…」


    エレン「さて…8月31日が空欄になっているけど、ここに一日中日記を書いてたなんて書きたくないよね?」


    クリスタ「それって…」


    エレン「夏休みの最後はアレ!お母さんに言ってくるねー」


    クリスタ「…?」
  86. 88 : : 2017/10/30(月) 23:39:21
    グリシャww
  87. 89 : : 2017/11/03(金) 01:11:04
    夜7時半


    エレン「だいぶ暗くなったね」


    クリスタ「やっぱこれって…」


    エレン「そ、花火!!」


    カルラ「ほらほら、水入りバケツ持っていきなさい」


    エレクリ「はーい」


    カルラ「キャンドルも持ってきたわよ」


    エレン「火、付けて!」


    カルラ「はいはい」シュボッ


    クリスタ「…綺麗」


    エレン「クリスタちゃん、早い早い。まだキャンドルに火をつけただけだよ」


    クリスタ「でも…綺麗だよ」


    エレン「花火はもっと綺麗なんだから」


    エレン「ほら、早速やろう!」


    クリスタ「うん!」


    シューシュー


    クリスタ「ホントだ…凄い綺麗…」


    エレン「ね、やっぱ夏の最後はこれだよね!」


    クリスタ「そうだね…」


    カルラ「私もやろうかしら」


    クリスタ「あ、お母さんどうぞ」


    カルラ「あら、ありがとう」


    クリスタ「お父さんも」


    グリシャ「わ、私は別に…あ、ありがとう」


    カルラ「あれ?あなたちょっと痩せた?」


    グリシャ「この夏、色々あったからねぇ…」


    エレン「色々、か…」


    エレン「俺はやっぱり、クリスタちゃんが居たことが一番の思い出かな」


    クリスタ「うん、私も…エレン君と居たことが一番の思い出!」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――


    エレン「じゃ、最後は線香花火だね」


    クリスタ「うん…」


    シュー…パチパチ


    バチバチバチッ


    クリスタ「本当に綺麗だね…」


    エレン「うん…」


    パチパチパチ…


    パチ…ポトッ


    エレクリ「あっ…」


    エレン「…終わりだね」


    クリスタ「…うん」
  88. 90 : : 2017/11/03(金) 01:26:53
    カルラ「さ、荷物持って乗って」


    クリスタ「はい」


    グリシャ「いいかい?出発するよー」


    エレン「…うん」


    グリシャ「クリスタちゃん、家は何処だい?」


    クリスタ「あ、そこを右で…次の二本目の交差点を左に…」


    クリスタの家


    エレン「ついた…ここがクリスタちゃんのお家…」


    カルラ「大きな家ねー…ウチと同じかそれ以上…」


    グリシャ(こりゃあますますクリスタちゃんの親はどんな人物なのか気になる…)


    グリシャ(レンズ…なんか聞いたことある名前だけど…)


    エレン「それじゃ…そろそろお別れだね、クリスタちゃん」


    クリスタ「うん…」


    エレン「お別れって言っても、明日からも幼稚園で会うんだけどね」


    クリスタ「そう…だね」クスッ


    クリスタ「ふぅ…」


    クリスタ「…改めまして、この一か月の間、本当にお世話になりました」


    クリスタ「エレン君のお父様、お母様」


    クリスタ「本当に、感謝の気持ちしか出てこないです」


    カルラ「クリスタちゃん…」


    カルラ「そんな、他人みたいな敬語はやめて…」


    カルラ「あなたは、もう家族と変わらないのだから、いつでも私達を頼ってね」


    クリスタ「…はい………いや、」


    クリスタ「うん、ありがとう。お父さん、お母さん」ニコッ


    カルグリ「っ!」


    クリスタ「そして、エレン君」


    クリスタ「ありがとう。今まで生きてて、一番楽しかったよ」


    エレン「今までって…まだ俺ら3歳でしょ…」


    クリスタ「ふふっ、そうだね」


    クリスタ「本当にありがとう。そして、これからもよろしくね」


    エレン「ああ」


    クリスタ「じゃ…最後に」ガバッ


    エレン「っ!?///」


    カルラ「あらあら、クリスタちゃんハグなんて大胆~」


    クリスタ「…///」


    クリスタ「それじゃ、また明日ね、エレン君」


    クリスタ「さようなら、おやすみなさい」


    エレン「ああ、じゃあね、おやすみ」


    ――――――――――――――――――――――――――――――


    エレンの家の風呂


    エレン「…」チャポン


    エレン「静かだな…」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――


    クリスタの家のお風呂


    クリスタ「…」チャポン


    クリスタ「…寂しいな」


    ―――――――――――――――――――――――――――――


    エレンの部屋


    エレン「あ、日記…」


    エレン「これ書いて寝よう…」


    8月31日

    今日はクリスタちゃんと最後の一日
    家で花火してから、クリスタちゃんを家まで送った。
    クリスタちゃんが居なくなると、なんだか寂しい…
    明日からもクリスタちゃんと会いたい。


    エレン「これでよしっと」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――


    クリスタの部屋


    クリスタ「そういえば、日記…」


    クリスタ「これ書いて寝ようかな」


    8月31日

    今日は、エレン君の家から帰る日。
    春に知り合ったばかりのエレン君だけど、
    エレン君とその家族が受け入れてくれたのが本当に嬉しかった…
    これからも、エレン君と一緒に居たい。


    クリスタ「これでいいかな…」


    ――――――――――――――――――――――――――――


    エレン「クリスタちゃん…」


    クリスタ「エレン君…」


    エレクリ「おやすみなさい…///」


    こうして、夏休みは幕を閉じた…
  89. 91 : : 2017/11/12(日) 01:17:46
    その夜


    カルラ「クリスタちゃんが帰っちゃって、私たちも悲しいわね」


    グリシャ「ああ、とても良い子だったしな」


    カルラ「…そんなクリスタちゃんを、一人ぼっちにする親は…」


    カルラ「…………ねぇあなた。もし、クリスタちゃんが本当に自分の家の事で辛くなったら…その時は…」


    グリシャ「ああ…そうだな」


    グリシャ「それにしても…レンズ…か、何か…どこかで聞いたことがあるような…」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――


    次の日


    ペトラ「はい、皆おはよう!お久しぶりです!」


    皆「おはよーございまーす」


    ペトラ「夏休みは楽しめたかな?今日からまた、幼稚園で楽しく過ごしましょう!」


    皆「はーい」


    クリスタ「え、エレン君…おはよう」ニコ


    エレン「おはよう!クリスタちゃん!」ニコ


    ミカサ「エレン君、クリスタちゃん、おはよう」


    エレン「あ、ミカサちゃんにアルミン君!おはよう!」


    クリスタ「おはよう」


    アルミン「おはよー!プール以来だね」


    エレン「俺たちは昨日以来?」


    クリスタ「うん…そうだね」


    ミカサ「ホントにずっと泊まってたんだね」


    アルミン「いいなー、お泊り会、楽しそー!」


    エレン「二人も今度来なよ!」


    ミカサ「いいの?やったー!」


    エレン「クリスタちゃんはいつでもいいからね、またおいでよ!」


    クリスタ「うん…ありがと」


    アルミン「あー、クリスタちゃんだけいつでもってズルいー!」


    エレン「ふふん!クリスタちゃんは特別ー」


    クリスタ「っ!?///」


    アルミン「あはは、なにそれー」


    ペトラ「今日からお遊戯会の練習をしまーす!」


    ペトラ「年少の皆は、劇をやることになってますので、その配役を決めようと思います!」
  90. 92 : : 2017/11/12(日) 01:43:30
    劇名


    二千年後の君へ(アニメ版第1話と思って下さい)


    配役


    主人公:1

    ヒロイン:1

    友人兼ナレーター:1

    母:1

    兵士:3

    超大型巨人:1

    巨人:5


    ペトラ「このお話は悲劇ですが、頑張りましょう!」


    エレン「ひげきってなーに?」


    クリスタ「悲しいお話だよ」


    ペトラ「この中から、やりたい役を選んでください!」


    ペトラ「裏方もあるので、役になれない人もいます!」


    ペトラ「役者がいい人はやりたい役に手を挙げてね!」


    ペトラ「ではまず…主人公がいい人ー!」


    エレジャン「はーい!!」


    ペトラ「あ、エレン君とジャン君ね。でも、一人しかできないからじゃんけんで勝った方ね」


    エレン「よーし」


    ジャン「ジャンケン…」


    エレジャン「ポイ!」


    エレン:パー
    ジャン:グー


    エレン「やったー!!」


    ジャン「ジャンケンでこのジャンが負けちゃったじゃん…」


    ミカサ「は?」


    ジャン「すいません」


    ペトラ「じゃあ主人公はエレン君ね」


    ペトラ「じゃあ…ヒロインがやりたい人ー!」


    クリスタ「はっ、はい!!」


    ペトラ「あら…クリスタちゃん?」(エレン君が主人公だからかな?…でも)


    ペトラ「クリスタちゃん、劇中は大きな声で喋らないといけないのよ。できるかしら?」


    クリスタ「できますっ!」オオゴエ


    ペトラ「そ、そう…」(あれ…?クリスタちゃんって夏休み前はもっとおとなしい子だったわよね…?)


    ペトラ「じゃあ、決まりでーす」


    ペトラ「次は~…………」


    ―――――――――――――――――――――――――――――
  91. 93 : : 2017/11/19(日) 15:06:16
    配役


    主人公:エレン

    ヒロイン:クリスタ

    友人兼ナレーター:アルミン

    母:ミカサ

    兵士:マルコ ジャン ミーナ

    超大型巨人:ベルトルト

    巨人:コニー、サシャ、アニ、ライナー、トーマス


    ペトラ「それじゃあこれで決定にしまーす!」


    ペトラ「役者の人はセリフを覚えてきてね!」


    エレン「クリスタちゃん、一緒のシーンが多いから、一緒に練習しよ!」


    クリスタ「うん!」


    ――――――――――――――――――――――――――――


    ちなみに


    ペトラ(さーて、皆の夏休みはどうだったのかなー♪)


    ペトラ「あ、エレン君の日記見ようかな」


    ペトラ「えーと何々…」


    7月25日

    アルミン君とミカサちゃんとクリスタちゃんが遊びに来た。
    色々あってクリスタちゃんが一日だけウチに泊まることになった。


    ペトラ「え、クリスタちゃん、エレン君の家に一日泊まったんだ~!」


    ペトラ「これはクリスタちゃん、楽しかっただろうなー」


    7月26日

    クリスタちゃんが夏休み中泊まることに。
    買い物後、あみゅずめんとぱーくでクリスタちゃんを泣かせちゃった。


    ペトラ「……………え?」


    ペトラ「な…な…」プルプル


    ペトラ「私だってまだ異性と同棲したことないのに―――――!!!!!」


    他の教員「っ!?」ビクッ
  92. 94 : : 2017/11/19(日) 15:24:06
    クリスタ「…ざっと台本を見たけど、私たちのセリフ多いね」


    エレン「ああ、なんたって主人公とヒロインだからな」


    クリスタ「…///」


    クリスタ「そ、それで…セリフ覚えられそう?」


    エレン「まあ、セリフは大丈夫だけど…」


    クリスタ「だけど?」


    エレン「感情込めるってのが難しそう…」


    エレン「クリスタちゃんは演じるのとか上手いよね。この前のおままごとなんか、役になりきってたし」


    クリスタ「そ、そうかな…」テレテレ


    エレン「あ、主人公とヒロインだけは、自分の名前を使うんだよね」


    クリスタ「…そう、だね…………あ、ならエレン君を…その…」


    クリスタ「呼び捨て…に…」


    エレン「そういや、おままごとの時は呼んでくれなかったよね」


    クリスタ「や、やっぱり恥ずかしいし…」


    エレン「俺は気にしないから、遠慮なくどーぞ」


    クリスタ「じゃ、じゃあ、とりあえず台本見ながら、最初のシーンだけ二人でやってみよう」


    エレン「うん、わかった」


    演じ中…


    クリスタ「…エレン」


    エレン「ん……?」


    クリスタ「エレン!!起きて」


    クリスタ「もう帰らないと日が暮れる」


    エレン「………?あれ?」


    エレン「クリスタ…お前…髪が伸びてないか…?」


    クリスタ「そんなに寝ぼけるまで熟睡してたの?」


    エレン「いや、なんかすっげー長い夢を見てた気がするんだけど…」


    エレン「何だったっけ…思い出せねぇな…」


    クリスタ「…!!エレン?」


    クリスタ「どうして…泣いてるの?」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――


    クリスタ「…はぁ、緊張した」


    クリスタ「序盤から、名前呼びすぎだよぉ…」ボソッ


    エレン「やっぱクリスタちゃん上手かったなー」


    クリスタ「そ、そうかな」テレテレ


    エレン「俺なんか棒読みで…」


    クリスタ「そ、そこまでじゃないよ!私がいくらでも練習相手になるから…がんばろ?」ニコ


    エレン「うん!」
  93. 95 : : 2017/11/24(金) 18:22:40
    期待してます頑張ってください
  94. 96 : : 2017/11/24(金) 18:40:09
    期待です!
  95. 97 : : 2017/11/26(日) 23:46:12
    期待コメありがとです!


    一週間後…


    エレン「このセリフはこうで…ここは…」


    アルミン「ここはもっと怒鳴った方がいいんじゃないかな?」


    ミカサ「うん、そのセリフは特に感情を込めた方がいいと思う」


    エレン「む、難しいな…」


    アルミン「難しいところは、クリスタちゃんの手本を見なよ」


    クリスタ「わ、私…?」


    エレン「ではでは、クリスタ先生、お願いします」


    クリスタ「も、もぅ…しょうがないなぁ…って、あ、ペトラ先生だ」


    ペトラ「どう?劇の練習は順調?」


    アルミン「結構良いです!特に、クリスタちゃんの演技が凄いんですよ!」


    ペトラ「あら、意外ね」


    エレン「ふふん、クリスタちゃんは凄いんだぞ!」


    ミカサ「なんでエレン君が自慢げ…」


    クリスタ「…///」テレテレ


    エレン「あ、そうだ!今日、幼稚園終わったら俺んちで練習しよ!」


    ミカサ「いいの?」


    アルミン「行く行く!」


    エレン「今日は金曜日だし、泊まって行っても良いんだよ~」


    アルミン「わぁ!楽しそう!」


    ミカサ「良いね!」


    エレン「クリスタちゃんは…どう?」


    クリスタ「うん…今日から月曜まで、親はいないし大丈夫だと思う…」


    ペトラ「え!?クリスタちゃんのお父さんとお母さん、月曜までいないの!?」


    クリスタ「…はい、そうなんです」


    ペトラ「え!?それは大変じゃない…」


    クリスタ「いえ、慣れてますし………それに」


    クリスタ「え、エレン君がいますから…///」


    ペトラ(そういうことだったのね…クリスタちゃんが夏休み中、エレン君の家に泊まった理由…)


    ペトラ「そう…じゃあ、エレン君、クリスタちゃんを守ってあげてね」


    エレン「はい!」


    クリスタ「…///」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    バス内


    エレン「それじゃ、帰ったらすぐでいいよー」


    アルミカ「うん!」


    アルミン「あ、僕の家着いた。じゃーねー!」


    ミカサ「あ、私の家も付近だから、じゃーねー!」


    エレクリ「ばいばーい!」


    エレン「ふぅ…皆が泊まってくれるのか~♪」


    クリスタ「え、エレン君…その…」


    エレン「ん?」


    クリスタ「お願い…なんだけど…」


    エレン「なあに?」


    クリスタ「あの…今日だけじゃなくて、明日も泊めて…くれないかな?」


    クリスタ「さ、さっきも言った通り、月曜まで親いないから………その、寂しくて…」


    エレン「もちろんいいよ!クリスタちゃんなら、遠慮せず、いつだって泊まっていいからね!」


    クリスタ「…!ありがとう!本当にありがとうエレン君!」


    クリスタ「じゃあ、2日分の服持ってくるね!」


    エレン「うん!」


    クリスタ「それじゃ、私ここだからまた後でね!」フリフリ


    エレン「またね~!」フリフリ


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    エレン「たっだいま~」


    カルラ「お帰りなさいエレン」


    エレン「突然だけど、今日友達3人泊まっていいよね?」


    カルラ「あら突然ね……まぁいいけど、誰が来るの?」


    エレン「クリスタちゃんとアルミン君とミカサちゃん!」


    エレン「あ、クリスタちゃんは月曜まで親がいないから、明日も泊まらせていい?」


    カルラ「ええ、クリスタちゃんならいつだってOKよ」


    エレン「やったー!」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
  96. 98 : : 2017/11/27(月) 00:03:09
    ピンポーン


    エレン「あ、誰か来た!」


    エレン「はいはーい!いらっしゃーい…って!?クリスタちゃん!?」


    クリスタ「はぁ…はぁ…エレン…君」


    エレン「クリスタちゃんって一番家遠かったよね…なのに早いね…」


    クリスタ「ぜ、全力で走ってきたから…」ゼェゼェ


    エレン「とにかく上がっていいよ!飲み物出すから」


    クリスタ「あ、ありがと…。お邪魔します…」


    カルラ「あら、クリスタちゃん。夏休み以来ね」


    クリスタ「あ、エレン君のお母様、こんにちわ。またお世話になります」ペコッ


    カルラ「クリスタちゃんなら大歓迎よ………それと」


    カルラ「お母さんでいいのよ?」


    クリスタ「あっ!ありがとぅ…お、お母さん」


    カルラ「ええ、ゆっくりしていってね」


    クリスタ「うん!!」


    エレン「クリスタちゃーん!飲み物何がいい?」


    クリスタ「な、なんでもいいよー!」


    エレン「じゃあガルピスで~」


    エレン「はい、どうぞ」


    クリスタ「ありがとう…!」ゴクゴク


    クリスタ「ぷはー、生き返る~…」ホンワカ


    エレン「…!!」


    エレン「…ねぇ、クリスタちゃん」


    クリスタ「なぁに?」


    エレン「そ、その…二人が来る前にさ…ちょっと…くっついてもいいかな?」


    クリスタ「えっ、えええっ!?///」


    エレン「そ、その…クリスタちゃんが帰ってからの間、家にクリスタちゃんがいなくてちょっと寂しかったんだ…」


    エレン「それで…その、なんとなくくっつきたいな~…って」


    クリスタ「う、うん…いいよ///」


    エレン「それじゃ…」ピトッ


    クリスタ「っ~!!///」


    エレン「…///」


    シーン


    エレクリ「///」ピッタリ


    エレン「…」ソッ


    クリスタ「…っ!」ビクッ


    エレン「…」ナデナデ


    クリスタ「~///」


    カルラ(あら~!仲睦まじい…というかイチャイチャしちゃって…)チラミ


    カルラ(エレンったら、クリスタちゃんの事気に入ってるのかな~??)ニヤニヤ


    エレン(だ、抱き着きたくなっちゃった………め、迷惑かな…?)


    クリスタ「…///」


    エレン(い、いい…よね?)ソー


    ピンポーン


    エレクリ「わわっ!?///」


    エレン「あ、あはは~///アルミン君たちかなぁ~?行ってくる~!」


    クリスタ「う、うん///」


    ガチャ


    エレン「い、いらっしゃい」


    アルミカ「おじゃましまーす!」


    エレン「い、一緒に来たんだね」


    アルミン「家が近いからね~!あ、クリスタちゃんもう来てるの?早いね」


    エレン「そ、そうなんだよ!」


    ミカサ「エレン君?顔が真っ赤だよ?」


    エレン「ひゃあっ!///ななななんでもないよ///」


    アルミカ「??」


    カルラ「あらいらっしゃい、アルミン君にミカサちゃんね」


    アルミカ「お世話になりまーす!」


    カルラ「はい、ゆっくりしていってね」


    エレン「俺の部屋で待ってて―!クリスタちゃんいるから~!」


    アルミカ「おっけー」


    ミカサ「やっほー、クリスタちゃん」


    クリスタ「…///」プシュー


    アルミン「クリスタちゃんも顔赤い…何かあったの?」


    クリスタ「…///」フルフル


    アルミカ「??」


    エレン「お待たせ―!ガルピス持ってきたよー!」


    アルミカ「ありがとー!」


    エレン「じゃ、さっそく劇の練習しよー!」


    クリアルミカ「おー!!」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
  97. 99 : : 2017/11/27(月) 00:29:41
    神作!
    期待です!!
  98. 100 : : 2017/11/27(月) 21:21:52
    期待ありがとです。


    カルラ「皆~!ご飯よ~!」


    エレン「はーい!」


    アルミン「いつの間にかもうこんな時間…」


    エレン「行こ!皆!」


    クリアルミカ「うん!」


    カルラ「エレン、そっちに小さいテーブル出したから、皆で囲んで食べなさい」


    エレン「わかったー」


    クリスタ「エレン君…隣…いい?」


    エレン「うん!」


    カルラ「今日はシチューよ」コトッ


    アルミン「あ、ありがとうございます」


    ミカサ「あ、手伝いますー!」


    カルラ「いいのよ、座ってなさい」


    カルラ「というより、もうクリスタちゃんが運んでるから」


    アルミカ「いつの間にっ!?」


    エレン「夏休み中のお手伝い癖かな…あはは」


    カルラ「あんたも少しは手伝いなさい!」


    エレン「は、はーい」


    エレン「それじゃ…」


    エレクリアルミカ「いっただっきまーす!!」


    ミカサ「ん~!おいしー!」


    アルミン「ホントだ!」


    クリスタ「…いつも思ってたけど、お母さんって料理凄く上手いね」


    カルラ「あらそうかしら~ふふふ~♪」


    アルミン「あれ?今クリスタちゃん、エレン君のお母さんのことをお母さんって…」


    カルラ「いいのよ♪クリスタちゃんは家族みたいなものだから♪」


    ミカサ「へぇ~」


    エレン「…」ガツガツムシャムシャ


    クリスタ「エレン君、もう少しゆっくり食べなよ…」


    エレン「わ、わかった…」パクパク


    カルラ(クリスタちゃんの言うことだと素直ね~)ニヤニヤ


    エレン「あれ?お父さん遅いね」


    カルラ「仕事がいっぱいあるから、遅くなるらしいわ」


    エレン「へー」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    エレクリアルミカ「ごちそうさまでしたー!」


    クリアルミカ「食器、持ってきました」


    カルラ「あらありがと!皆偉いわね~」


    カルラ「うちのエレンとは大違いだわ」


    エレン「だ、だってクリスタちゃんが持ってってくれるって言うから…」


    カルラ「何言い訳してんの、普段だって持ってこないじゃない」


    エレン「それは…その」


    クリスタ「わ、私がエレン君を手伝うので大丈夫です!」


    カルラ「クリスタちゃん、あんまりエレンを甘やかしちゃダメよ?」


    クリスタ「わ、私が好きでやっているので…」


    エレン「クリスタちゃん、ありがとう!」


    クリスタ「…うん!」


    カルラ「まったくエレンは…」


    カルラ「さて、お風呂、誰から入る?」


    エレン「クリスタちゃんとミカサちゃん、先入ってきていいよ~」


    クリスタ「…」ショボン


    ミカサ「うん、じゃあクリスタちゃん入ろう!」


    クリスタ「…うん」


    エレン「アルミン君、TVでも見ようよ」


    アルミン「あ、今進撃アニメやってるよ~」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    ミカサ「あがったよー」


    クリスタ「さっぱり…」


    エレン「じゃあ俺たちも入ろうか!」


    アルミン「うん!」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    エレン「ふぅ…さっぱりした…ってあれ?二人とも何見てんの?」


    クリスタ「え、エレン…君」ガクガク


    ミカサ「夏の怪談スペシャル…」キラキラ


    アルミン「ひぃっ!」


    クリスタ「み、ミカサちゃんが見ようって言うから…」ガクガク


    ミカサ「怖いもの、大好き」キラキラ


    エレン「あー、クリスタちゃんが可哀想だから変えよう…」


    ミカサ「はーい」


    カルラ「みんなー、そろそろ8時だから歯を磨いて寝なさーい」


    エレクリアルミカ「はーい!」


    歯磨き中…


    エレン「…」シャコシャコ


    クリスタ「…」シャコシャコ


    アルミン「…」シャコシャコ


    ミカサ「…」シャコシャコ


    カルラ「ああ――――!!!」


    一同「っ!?」
  99. 101 : : 2017/11/27(月) 21:37:09
    歯磨き終了


    エレン「お母さん、どうしたの!?」


    カルラ「布団を敷こうと思ったんだけど、布団が一つしかなかったのよ」


    カルラ「悪いけど、エレンのベットとこの布団で4人寝てくれるかしら?」


    エレン「えぇ…狭くない?」


    カルラ「いっつもクリスタちゃんしか来てなかったから、1つで足りてたのよ…ごめんなさいね」


    エレン(いっつも俺のベッドに入り込んでくるから実質要らないんだけどね…)チラ


    クリスタ「…///」


    エレンの部屋


    エレン「それじゃ、寝ますかー」


    アルミン「どうやって寝る?」


    クリスタ「わ、私…エレン君と…」ボソッ


    ミカサ「エレン君のベットにエレン君とアルミン君、布団に私とクリスタちゃんでいいんじゃない?」


    アルミン「そうだね」


    クリスタ「…」ショボン


    エレン「それじゃあ電気消すねー」


    エレアルミカ「おやすみー!」


    クリスタ「…おやすみなさい」


    パチッ


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    5時間後…


    クリスタ「…」パチ


    クリスタ「…」ブルッ


    クリスタ「………」ガクガク


    クリスタ「…」ユサユサ


    エレン「…んぁ?クリスタちゃん…?」パチッ


    クリスタ「…エレン、君」ポロポロ


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    エレン「あはは、トイレに付き添うのも久しぶりだね」


    クリスタ「うぅ…あのおばけのTVのせいで…」ガクガク


    クリスタ「ゴメンね、寝ている所起こしちゃって…」


    エレン「大丈夫だよ」ナデナデ


    クリスタ「…ありがとう」


    ジャー


    クリスタ「終わったよ」


    エレン「じゃあ、戻ろうか」


    エレクリ「…」トコトコ


    クリスタ「ホントは、さ…お風呂も寝るのも、エレン君…とが良かったんだ…」


    エレン「!!」


    エレン「…明日、アルミン君とミカサちゃんは帰るからさ…」


    エレン「明日、一緒にお風呂入って、一緒に寝よう」


    クリスタ「…!ありがとう…約束だよ…!」


    エレン「うん!」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――


    再びエレンの部屋


    エレン「じゃ、二人を起こさないように…」


    クリスタ「おやすみエレン君」


    エレン「おやすみクリスタちゃん」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
  100. 102 : : 2017/11/27(月) 22:17:55
    翌朝


    アルミン「ふわぁ…あ」パチ


    ミカサ「あ、おはようアルミン君」


    アルミン「おはよぅ…」


    アルミン「早いね、いつから起きてたの?」


    ミカサ「30分くらい前かな」


    アルミン「クリスタちゃんはまだ寝て…ってあれ?エレン君がいない…」


    ミカサ「ここ、ここ」


    アルミン「あっ…ベットから落ちてる…」


    ミカサ「まだ寝てるんだけどね…」


    ミカサ「風邪ひくと困るから、ベットに戻そうと思ったんだけど…私の力じゃ運べない…」


    アルミン「僕も力ないからなぁ…クリスタちゃんとミカサちゃんが寝てたこの布団に入れてあげたら?」


    ミカサ「あ、そうだね。転がすぐらいならできそう…」


    ミカサ「よい…しょ」ゴロゴロ


    エレン「むにゃむにゃ…」


    ミカサ「…よし、と」


    アルミン「エレン君のお母さん起きてるかな?」


    ミカサ「どうだろ…?居間に行ってみよ!」


    アルミン「うん!」


    エレクリ「すぅ…すぅ…」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    アルミカ「…」ソー


    カルラ「あら、二人ともおはよう!」


    アルミカ「あっ!おはようございます!」


    カルラ「二人とも早いのね。いつものクリスタちゃんより早いわ」


    アルミン「エレン君のお母さんはもっと早いんですね」


    カルラ「土曜日は病院休みじゃないから、お父さん用のお弁当作ってたのよ」


    アルミン「へぇ…そうなんですか」


    ミカサ(こ、これが、愛妻弁当ってやつ!?)


    ミカサ(大人だ…)


    カルラ「朝食までは時間あるし、昨日は暑かったから、二人ともシャワー浴びてきたら?」


    アルミカ「いいんですか?」


    カルラ「ええ」


    ミカサ「わーい!アルミン君一緒に浴びてこよー!」


    アルミン「いいよー」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    風呂場


    アルミン「ミカサちゃん、先に洗っていいよ」


    ミカサ「いいの?ありがとー」シャー


    ミカサ「でも、お風呂にお湯入れてないから、これじゃ一緒の意味ないよね」


    ミカサ「だから、洗って!」


    アルミン「え、えぇー…わかったよ…」


    アルミン「あ、黒髪って結構綺麗なんだね」ワシャワシャ


    ミカサ「ん?そお?この間、ジャン君にも言われたんだよねー」


    アルミン「へぇー」シャー


    ミカサ「…じゃあ今度は私が洗ってあげるー!」


    アルミン「よろしく」


    ミカサ「痒いところはーございませんかー?」ワシャワシャ


    アルミン「ありませーん」


    ミカサ「金髪ってキラキラしてるね」


    アルミン「そ、そうかな」


    ミカサ「でも、クリスタちゃんの方が綺麗ー!」シャー


    アルミン「……ちょっとショック」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
  101. 103 : : 2017/11/27(月) 23:49:36
    かなり期待してます!!!
  102. 104 : : 2017/11/30(木) 21:48:54
    何これ、皆可愛い
  103. 105 : : 2017/12/06(水) 22:45:40
    アルミカ「上がりましたー!」


    カルラ「さっぱりしたようね」


    アルミカ「はい!」グゥー


    アルミカ「…///」


    カルラ「あらお腹空いた?エレンとクリスタちゃんが起きるの待ってくれる?」


    アルミカ「はい!」


    カルラ「それにしても…エレンはともかく、いつものクリスタちゃんなら起きててもいい時間なのに…」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    そのころのクリスタ


    クリスタ「目を覚ましたらエレン君が同じ布団にっ!?」


    クリスタ「な、なんで…///」


    クリスタ「…」


    クリスタ「もう少し…一緒でも良いよね?」


    クリスタ「おやすみ、エレン君」


    エレクリ「すぅ…」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    アルミン「…起こしてきましょうか?」


    カルラ「そうね………いや、(クリスタちゃんが)可哀想だから寝かしておいてあげて。その代わり、先にご飯食べましょう」


    ミカサ「わーい!」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    そのころのエレン


    エレン「目を覚ましたらクリスタちゃんが同じ布団にっ!?」


    エレン「って、俺が移動してるのか…」


    エレン「…なんか、体が痛い…ベットから落ちたのかな?」


    エレン「それにしても…か、可愛い…///」


    エレン「もう少し…一緒にいたいな…」


    エレン「おやすみ、クリスタちゃん」


    エレクリ「すぅ…」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    アルミカ「ごちそーさまでした!」


    カルラ「それにしても…遅いわねぇ…エレンが起きてもおかしくない時間帯なのに」


    アルミン「…やっぱり見てきましょうか?」


    カルラ「そうね、少し見てきて貰える?」


    ミカサ「はーい!」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    エレンの部屋


    ミカサ「エレンくーん?クリスタちゃーん?」


    アルミン「あっ!ふ、二人とも抱き合って寝てる…」


    ミカサ「キャー///大胆!」


    エレクリ「むにゃむにゃ…」


    アルミン「すっごい幸せそう…」


    ミカサ「これは起こせないね…」


    クリスタ「ん…」パチ


    クリスタ「ふわぁ…」


    ミカサ「あ!クリスタちゃんが起きた!」


    クリスタ「…」ボー


    クリスタ「……………ひぇ!?///」ボッ


    クリスタ「…//////」プシュー


    アルミン「あ、顔真っ赤にして動かなくなった」


    クリスタ「わ、私っ!なんでエレン君と抱き合って…///」


    アルミン「知らないよ」


    クリスタ「え、エレン君起きて!そして離して!どうにかなっちゃいそう!///」


    エレン「んぁ…?おはようクリスタちゃ………へ!?///」


    エレン「わわっ!ゴメン!いつの間にか抱き着いちゃって
    た!!」パッ


    クリスタ「も、もう!エレン君ったら!///」


    ミカサ「クリスタちゃんも起きる前、エレン君に抱き着いてたんだけどね」


    エレン「え、えぇっ!?///」


    クリスタ「ちょ、それ言っちゃダメッ!!///」


    エレクリ「…//////」プシュー


    アルミン「なにこのイチャイチャ」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
  104. 106 : : 2017/12/06(水) 23:37:24
    エレン「い、いただきます///」


    クリスタ「…………いただきます///」


    カルラ「ふ~ん、そんなことがあったんだぁ…」


    エレクリ「な、何もなかった!!」


    アルミン「それはそうと、昨日の夜は暑かったけど、今朝は少し寒いね」


    ミカサ「もう秋かぁ…」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    アルミン「それじゃ、僕たちは寂しくなったから帰るね」


    ミカサ「ばいばーい!」


    エレクリ「またねー!」


    カルラ「また遊びに来てねー」


    アルミカ「はーい!」


    エレン「…行っちゃった」


    クリスタ「皆でお泊まり、楽しかったね!」


    エレン「…クリスタちゃんは、お母さんと離れて寂しくないの?」


    クリスタ「…」


    クリスタ「…寂しいよ。すっごく…」


    エレン「…やっぱり」


    クリスタ「………でもね、エレン君と一緒なら、寂しさも忘れられるの」ニコ


    エレン「…!!」


    エレン「…じゃあ、寂しいときはいつでも俺の所に来てね」ニコ


    クリスタ「…うんっ!」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    エレンの部屋


    エレン「それで…その」


    エレン「アルミン君とミカサちゃんがいなくなっちゃった訳なんだけど…」


    エレン「その…」モジモジ


    クリスタ「…///」


    クリスタ「エレン君っ!///」ダキッ


    エレン「へっ!?///」


    エレン「く、クリスタちゃん!?」


    クリスタ「えへへ…なんか我慢できなくなっちゃった…///」


    クリスタ「お願い…迷惑だろうけど、もう少しこのままでいさせて…」ウルウル


    エレン「え、あっ、お、おう…///」ドキドキ


    クリスタ「ありがとう…///」


    クリスタ「エレン君、さ…朝とか今とか、こうやって抱き着かれていると、迷惑?」


    エレン「そ、そんなことないよ!///」


    クリスタ「…嬉しい///」


    エレン「さ、さて…もうそろそろお昼の時間じゃないかな?」アセアセ


    クリスタ「ん…お母さんが呼びに来るまではこうしてたいな…」


    エレン「で、でもお母さんに見られると恥ずかしいし…」


    クリスタ「…………やだぁ」


    エレン「…しょうがないなぁ」


    クリスタ「ぎゅー!ぎゅーってしてー!」


    エレン「もぅー…」ギュー


    クリスタ「~♪」


    カルラ(あらあら、これは呼んじゃってもいいのかしら?)コッソリ


    グリシャ「ただいまー」


    エレン「あっ、ヤバいお父さんだ!お父さんには絶対見られたくない!」サッ


    クリスタ「えっ…」ショボン


    カルラ(いい所だったのに…)


    グリシャ「誰もいないのかー?」


    エレン「お帰り、お父さん。早いね」ヒョコ


    グリシャ「あー、今日他の先生が既に仕事してたんだよ」


    グリシャ「まだ昼食べてないんだけど、昼食は?」


    カルラ「えっ!じゃあ私が作ったお弁当食べてないの…?」プルプル


    グリシャ「あっ!忘れてた!それ食べるよ」


    カルラ「せっかく頑張って作ったのになぁ…」ションボリ


    エレン「あー、お母さん泣かせたー!」


    グリシャ「な、泣いてないだろ…悪かった、悪かったって…」


    カルラ「ふんっ!」オコ


    クリスタ「も、もしエレン君ならちゃんと食べてくれるよね…?」ボソッ


    エレン「ん?クリスタちゃん何か言った?」


    クリスタ「なんでもない」フルフル


    カルラ「二人とも、これ見て」


    エレクリ「ん…?秋祭り?」


    カルラ「そ、後でみんなで行きましょ」


    カルラ「お父さんは夜勤だけど笑」


    グリシャ「…」ナミダメ


    エレン「楽しそう!」


    クリスタ「お祭り??」


    エレン「色んなお店があるんだよ!」


    クリスタ「デパートみたいな?」


    エレン「ちょっと違うんだなー!」


    エレン「とにかく、行こっ!」ギュ


    クリスタ「うん!」
  105. 107 : : 2017/12/30(土) 00:09:05
    久しぶりに更新です。


    お祭り会場


    クリスタ「わぁ~!色んなお店があるんだね」


    クリスタ「確かに、デパートとは違うね」


    エレン「でっしょー!ワクワクするよね!」


    クリスタ「この…浴衣っていうのかな?お洒落だね~」


    クリスタ「…ちょっと重いけど」


    カルラ「ふふ、やっぱり女の子は浴衣よね」


    カルラ「うちには女の子がいないから嬉しいな~」


    カルラ「ほら、エレン、クリスタちゃんに何か言わないの?」ボソ


    エレン「えー?何を言うの?」


    カルラ「はぁ…」(だめだこりゃ)


    エレン「ねぇねぇ、クリスタちゃん何かしたいことある?」


    クリスタ「私、お祭りに何があるかよくわかんないからエレン君に任せるよ~」


    エレン「りょーかいっ!」


    エレン「じゃ、あれいこー!」


    クリスタ「うん!」


    ヨーヨー釣り


    エレン「やっぱまずはこれかな!」


    クリスタ「…これは?」


    エレン「この針金を輪に通して釣り上げたら、それが貰えるんだよ!」


    クリスタ「へぇ、面白そう!」


    エレン「お母さん、これ二人分!」


    カルラ「はいはい」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――


    クリスタ「ヨーヨーってこんなに弾むんだね」バインバイン


    エレン「飽きないよね、コレ!」


    クリスタ「うん!」


    射的


    エレン「よーく的を狙ってぇぇぇぇぇ!!!!」


    エレン「そりゃ!!」パスッ


    エレン「ありゃー、当たったけど倒れなかった…」


    クリスタ「うーん、難しいねコレ」


    クリスタ「持ち方もよくわからないし…」


    エレン「えーと、こうやってね…」ピトッ


    クリスタ「…///」


    エレン「狙いを定めて…」ギュッ


    エレクリ「えいっ!!」パスッ


    エレン「ありゃ、やっぱ倒れないか…」サッ


    クリスタ「…」ショボン


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――


    わたあめ


    わたあめ屋の親父「お、可愛いね二人とも、デートかい?」


    エレクリ「でいと?」


    わたあめ屋の親父「はは、まだ早かったかな」


    わたあめ屋の親父「どれ、特別に大きいの作ってやる」グルグル


    エレクリ「わぁー!どんどん大きくなっていく…!」


    わたあめ屋の親父「ほれ」


    エレン「ありがとう!」
    クリスタ「ありがとうございます!」


    クリスタ「んーっ♪わたあめって甘くて美味しいんだね!」


    エレン「だよねー!」


    クリスタ「あ、エレン君、口元にわたあめが…」ヒョイパク


    エレン「あ、ありがと…///」


    クリスタ「うん………///」


    カルラ「…」ニヤニヤ


    エレクリ「…っ!?///」


    エレクリ(お母さんいるの忘れてたぁ…)


    エレン「さ、さあっ!つ、次どこに行こうかな///」


    クリスタ「ほかにおすすめ無いの?」


    エレン「そーだなー…」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――
  106. 108 : : 2017/12/30(土) 08:34:55
    更新されてた!
    期待です( ´艸`)
  107. 109 : : 2018/01/03(水) 22:58:57
    あけおめです。
    期待コメありがたいです。


    カルラ「あ、二人とも、そろそろ始まるわよ」


    エレン「え?何が?」


    カルラ「花火よ、は・な・び!!」


    カルラ「まったく…これが見たいってはしゃいでたのはどこのどなたかしら」


    エレン「う…ここの俺です」


    クリスタ「花火ってこの前やったよね?」


    エレン「うん、でもね、あれよりもっともーっと大きいんだよ!」


    クリスタ「へぇ~!!」


    カルラ「あ、一つ目が来るわよ」


    ヒュー…ドドーン!!


    クリスタ「わあっ!綺麗…」


    エレン「でっしょー!」


    クリスタ「もう…なんでこういう時いつもエレン君が得意げなの…」


    エレン「へへー!」


    エレン「でも、ホントに綺麗だね!」


    ヒュー…ドーン!!


    クリスタ「…」チラッ


    エレン「わあー!!」


    クリスタ「…ふふ」


    クリスタ「…幸せ、だなぁ…」ボソッ


    エレン「ん?クリスタちゃん今こっち見てた?」


    クリスタ「な、なんでもないよ!」


    エレン「そう?」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    カルラ「さ、花火も終わったしそろそろ帰りましょうか」


    エレン「えー!まだお祭りしたーい!」


    カルラ「ダーメ!もう8時なんだから…いつもは寝る時間でしょ?」


    エレン「ぶー…」


    クリスタ「ふふ、エレン君帰ろう?」


    エレン「…クリスタちゃんが満足したなら」


    カルラ「あら、やっぱりクリスタちゃんの言うことは聞くのね」


    エレン「クリスタちゃんは特別だからね!」


    クリスタ「も、もうエレン君ったら…」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
  108. 110 : : 2018/01/03(水) 23:16:39
    エレン宅


    エレン「たっだいまー!」


    クリスタ「ただいまです」


    カルラ「8時半だけど…お風呂は明日にする?いつもはもう寝てる時間だし」


    エレン「だ、ダメだよ!今日はお風呂入るの!」


    カルラ「あら、どうして?」


    エレン「だってクリスタちゃんと約束したから!」


    クリスタ「あっ…エレン君それは…///」


    カルラ「あら~?何を約束したのかな~?」ニヤニヤ


    エレン「あっ、いやっ、なんでもない…」


    カルラ「…」ニヤニヤ


    エレン「いっ、いいからお風呂入るのっ!!」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    エレン「ふぅ…」チャポン


    クリスタ「…///」ゴシゴシ


    クリスタ「きょ、今日は…洗ってくれないのかな」ボソッ


    エレン「んあー?クリスタちゃんなんか言ったー?」ボケー


    クリスタ「な、何も」


    エレン「そー」


    クリスタ「…」ザバー


    クリスタ「し、失礼します」チャポン


    エレン「んー、やっぱさぁー…」


    クリスタ「何?」


    エレン「クリスタちゃんがいると何もしてなくても楽しいなー」ボケー


    クリスタ「そ…そうかな///」


    エレン「…クリスタちゃんがー、ずっと一緒に住んでくれたらいいのになー」ボケー


    クリスタ「…え」


    クリスタ「な、なに言ってるの…もう///」


    クリスタ「…」


    クリスタ「……エレン、君?」


    エレン「」グデー


    クリスタ「えっ!?」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――


    クリスタ「お、お母さーん!エレン君がのぼせてるー!!」


    エレン「…///」グデー


    カルラ「どうしたの………あらー、エレン真っ赤」


    クリスタ「お風呂に入ってたら、真っ赤になって倒れてて…」


    カルラ「少し涼ませてから寝させるから、クリスタちゃんは歯を磨いて先に寝てなさい」


    クリスタ「わ、私も付き添います!」


    カルラ「もう9時よ。クリスタちゃんまで具合悪くなっちゃうから、もう寝なさい」


    クリスタ「………はい」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――


    クリスタ「…」シャコシャコ


    クリスタ「………」ジャー


    クリスタ「ふぅ…エレン君大丈夫かな」


    クリスタ「…」トコトコトコ


    クリスタ「…エレン君と、寝る約束したのになぁ」


    クリスタ「でも、お母さんに怒られるし、寝ないとね」


    クリスタ「はぁ…」


    クリスタ「ずっと、一緒にここで暮らす…」


    クリスタ「私もそれが出来たらどれだけ嬉しいか…」


    クリスタ「でも、でもね、エレン君…」


    クリスタ「私…本当は―――」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――
  109. 111 : : 2018/01/04(木) 00:15:26
    チュンチュン


    クリスタ「すぅ…すぅ…」


    エレン「…」


    エレン「…ふふっ」チョンチョン


    クリスタ「ん…」


    クリスタ「エレン………君?」


    クリスタ「………はっ!」


    クリスタ「だ、大丈夫なのっ!?」


    エレン「うん、寝たら良くなったよ!」


    クリスタ「そっかぁ…」ホッ


    クリスタ「…」ウルウル


    エレン「ええっ!?なんで泣いちゃうの!?」


    クリスタ「だって…一緒に寝たかったのに…」


    エレン「…あ、ごめんね」


    エレン「いつでもうちに来ていいから、その時寝ようね」ギュ


    クリスタ「…!!」


    クリスタ「エレン君に抱きしめられると、あったかい…」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――


    朝食


    カルラ「それで?クリスタちゃんは今日いつまで居れるの?」


    クリスタ「今日は…お昼頃に両親が帰ってくるので、午前中には…」


    エレン「えー!もっと一緒にいたいー!」


    カルラ「こら、エレン。クリスタちゃんが困るでしょ」


    エレン「はーい…」ムス


    クリスタ「ふふ、明日も会えるよ」


    そしてお遊戯会当日


    アルミン「いよいよだ…緊張するなぁ…」ドキドキ


    エレン「ど、どうしよう…体が震えて…」ガクガク


    ミカサ「えー!エレン君主役でしょー!?」


    エレン「い、いや、思った以上に緊張して…」


    ジャン「どうすんだよー!?」


    クリスタ「え、エレン君」


    エレン「ん?なーに…クリスタちゃん…」


    クリスタ「…手」ソッ


    エレン「あ、うん…」ギュ


    クリスタ「これで…大丈夫…よねっ?」ニコ


    エレン「あ、ありがと…///」


    エレン「おかげで気が楽になったよ」


    クリスタ「ふふっ」


    ミーナ「あー!エレン君とクリスタちゃんがイチャイチャしてるー!」


    ライナー「なっ何ぃぃぃぃぃ!!!」


    ライナー「くっ、クリスタちゃん!俺も緊張して体が…」


    クリスタ「…エレン君」ミヲカクス


    ライナー「」ガーン


    ペトラ「皆~!そろそろ本番よー!」


    皆「はーい!」
  110. 112 : : 2018/01/04(木) 00:40:44
    本番


    ペトラ「年少組の発表、2000年後の君へ」


    パチパチパチパチ


    アルミン「…その日、人類は思い出した」


    アルミン「奴らに支配されていた、恐怖を」


    アルミン「鳥籠の中に囚われていた………」


    アルミン「………屈辱を」


    クリスタ「…エレン」


    エレン「ん……?」


    クリスタ「エレン!!起きて」


    クリスタ「もう帰らないと日が暮れる」


    エレン「………?あれ?」


    エレン「クリスタ…お前…髪が伸びてないか…?」


    クリスタ「そんなに寝ぼけるまで熟睡してたの?」


    エレン「いや、なんかすっげー長い夢を見てた気がするんだけど…」


    エレン「何だったっけ…思い出せねぇな…」


    クリスタ「…!!エレン?」


    クリスタ「どうして…泣いてるの?」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――


    ドゴォン!!


    エレクリアル「っ!?」


    エレン「な、何だ…!?地震って奴か!?」


    タッタッタッタ


    アルミン「…え」


    エレン「おいアルミン!一体何が…」


    ベルトルト「…」ゴゴゴゴゴ


    アルミン「そ、そんな…あの壁は……」


    アルミン「………50mだぞ!?」


    ドゴォン!!


    ―――――――――――――――――――――――――――――――


    エレン「母さん!!」


    ミカサ「…!!エレンかい!?」


    エレン「クリスタ、そっちを持て!この柱をどかすぞ!」


    クリスタ「うん…」


    サシャ「…」ドシンドシン


    ミカサ「エレン!クリスタを連れて逃げなさい!」


    エレン「逃げたいよ俺も!だから早く出てくれよ!」


    ミカサ「母さんの足は瓦礫に潰されて、ここから出られたとしても走れない…」


    エレン「俺が担いで走るよ!」


    ミカサ「どうしていつも母さんのいう事を聞いてくれないんだい!」


    ミカサ「最後くらいいう事を聞いて!」


    ミカサ「クリスタぁ…」


    クリスタ「嫌だ…嫌だ!!」


    ――――――――――――――――――――――――――――――


    ミカサ「…あ」


    ミカサ「行か…ないで…」ポロポロ


    サシャ「…」アーン


    エレン「やめろおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」


    サシャ「…」ガブ


    ミカサ「」


    エレン「あ…」


    アルミン「…その日」


    アルミン「人類は思い出した…」


    アルミン「奴らに支配されていた恐怖を…」


    アルミン「鳥籠の中に囚われていた…屈辱を」


    パチパチパチパチ


    ペトラ「皆お疲れ様~!凄い良かったよ~!」


    皆「わーい!!」


    ペトラ「この後は年中さんと年長さんの劇もあるから、楽しんでみてね!」


    ――――――――――――――――――――――――――――
  111. 113 : : 2018/01/04(木) 00:57:05
    広場前


    エレン「あ、いたいたクリスタちゃーん!」


    クリスタ「あっ…エレン君」


    エレン「一緒に年中さんの劇見ようと思ったらいなくて…探したよー」


    クリスタ「ゴメンね…ちょっと悲しくて…」ポロポロ


    エレン「どうしたの?大丈夫?」


    クリスタ「うん…あの劇さ、最後お母さんが食べられて終わっちゃう話だったじゃん…」


    クリスタ「そしたら、エレン君のお母さんの事を思っちゃって…」


    エレン「よしっ!あの話の続きを考えたよ!」


    クリスタ「えっ…?」


    エレン「あの後、怒った俺が巨人化して全ての巨人を倒すんだ!」


    エレン「そしてクリスタちゃんが時間を巻き戻してお母さんを生き返らせるの!」


    エレン「そして最後に俺とクリスタちゃんが結婚してハッピーエンド!どう?」


    クリスタ「あはは、何それ、何でもありだね」クスクス


    エレン「へへ、俺が考えたんだから別にいいでしょー」


    クリスタ「…うん、ありがとうエレン君、元気出たよ」


    クリスタ「さ…見に行こ///」ギュ


    エレン「うん!」ギュ


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    そして時はまた少し流れ~冬休み


    クリスタ「お、お邪魔します」


    カルラ「いらっしゃい…じゃなくて、お帰りの方が良いかな?ふふ」


    クリスタ「あの…すみません、また当たり前のようにお世話になっちゃって」


    カルラ「こら、気を使わなくていいの!それより…」


    カルラ「また、冬休み中、ご両親はいなくなっちゃうのね…可哀想に」


    クリスタ「はい…仕事があるとのことで…」


    カルラ「そう…遠慮せずに、エレンとゆっくりうちに居なさい」


    クリスタ「…!」パアッ


    クリスタ「うん…!ありがとう!お母さん!」ニコ


    カルラ「ほら、エレンが部屋で待ってるわよ」


    クリスタ「うんー!」トテテテ


    カルラ「…」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    クリスタ「エーレーンーくーん?」ガチャ


    クリスタ「…あれ?いない」


    クリスタ「あ、布団が盛り上がってる…バレバレだよ」クス


    クリスタ「みーつけたっ!」バサッ


    クリスタ「っ!?大きなくまさんのぬいぐるみ!?」


    エレン「ふっふっふ…こっちだよ」ガチャ


    クリスタ「く、クローゼットにいたの…」


    エレン「………クローゼットの中、寒い」ブルブル


    クリスタ「ええっ!?もしかしてずっと入ってたの!?」


    エレン「う…うん」


    クリスタ「風邪ひくよ!もー!」


    クリスタ「ほら、毛布」


    エレン「…毛布も冷たい」


    クリスタ「うーん…あ、一緒に入ればすぐ暖かくなるよね!」


    エレン「あ、ありがと…」ガクブル


    エレクリ「~///」バサッ


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    エレン「…クリスタちゃん、今日が何の日かわかる?」


    クリスタ「えっ…12月24日…って、何の日?」


    エレン「ええっ!?知らないの!?」


    クリスタ「うん…」


    エレン「今日は、クリスマス、イヴっていうんだよ!」


    クリスタ「…?」


    エレン「夜にお肉やケーキ食べたり、寝て朝起きたらサンタさんからプレゼントが貰えるんだよ!」


    クリスタ「へぇ!楽しそう!」


    エレン「今年はクリスタちゃんがいてくれるから嬉しいよ!」


    クリスタ「あ、ありがと…///」


    エレン「今から夜が待ち遠しいよ~」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    エレン「すぅ…」zzz


    クリスタ「…」


    クリスタ「寝ちゃった…」


    クリスタ「って、えええええええええええ!?」


    クリスタ「待ってよエレン君!まだ5時だよ!」


    クリスタ「え、これから美味しいものやケーキ食べるんじゃないの!?」


    カルラ「エレーン!クリスタちゃーん!もう少しでご飯よー!」


    クリスタ「あ、ほらエレン君!起きて!」


    エレン「~ムニャムニャ」zzz


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
  112. 114 : : 2018/01/04(木) 01:22:05
    カルラ「さっ、それじゃ…」


    カルグリ「メリークリスマース!!」


    クリスタ「め、メリークリスマース?」


    エレン「ん…」←寝起き


    カルラ「ほら、ターキーとかあるからクリスタちゃん、遠慮せずに食べなさいな」


    グリシャ「エレンもシャキッとしなさい!せっかくのクリスマス・イヴなんだから!」


    エレン「ふわぁい…」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    カルラ「さ、お待ちかねのクリスマスケーキよ!」


    エレクリ「やったー!」


    エレン「よいしょっと…はい、上のチョコだよ、クリスタちゃん」ソッ


    クリスタ「いいよいいよ、全部エレン君が食べて」


    エレン「いいから食べなよ、ほら、美味しいよ」


    クリスタ「そ、それじゃあ貰おうかな…」


    エレン「はい、あーん」


    クリスタ「っ!?…あ、あーむっ…///」モグモグ


    クリスタ「…うん、美味しいよ」


    エレン「へへっ、良かった~」ニコニコ


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    就寝前


    エレン「さて、クリスタちゃん、ここからが勝負だよ!」


    クリスタ「勝負?」


    エレン「サンタさんは寝ている間にプレゼントをくれるんだよ!でもそのサンタさんを見てみたいじゃん!」


    クリスタ「確かに見てみたい!」


    エレン「だから、こっからは寝たふりをしてサンタさんがくるのを待って、来たら飛び出してびっくりさせよう!」


    クリスタ「うん!じゃあお布団入ろう」


    エレン「お互いに起こしあって頑張ろう!」


    クリスタ「うん!」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    15分経過


    クリスタ「エレン君、起きてる?」ボソボソ


    エレン「起きてるよ!まだサンタさん来ないね…」ボソボソ


    クリスタ「いつ頃来るのかな…?」ウトウト


    エレン(あ…クリスタちゃんちょっと眠そう…)


    エレン「…大丈夫?眠そうだけど」


    クリスタ「だっ、大丈夫だよ…」


    エレン(何かしてたら起きてられるかな…そうだ!)


    エレン「…」ナデナデ


    クリスタ「え、エレン君…///」


    エレン(ふわぁ、改めて思うけどクリスタちゃんの髪綺麗だなぁ…)ナデナデ


    クリスタ「っ~///」プシュー


    エレン(金髪って凄い綺麗だし、しかもさらさらして気持ち良い…)ナデナデ


    クリスタ「…///」ガバッ


    エレン(って、うわ!?クリスタちゃんが抱き着いてきちゃった…)ナデナデ


    クリスタ「~///」


    エレン(可愛い…)ナデナデ


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    30分経過


    エレン「すぅ…」zzz


    クリスタ「すぅ…」ギュウ


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    翌朝


    エレン「んぁ…」


    クリスタ「んん…」


    エレン「はっ!結局寝ちゃった!!」


    クリスタ「えりぇんくぅん…」ムニャムニャ


    エレン「って、まだ抱き着かれてる…」


    エレン「あっ!プレゼントが2つ!起きて!クリスタちゃん!」


    クリスタ「んにゅう…」


    クリスタ「あ、おはよぅ…エレン君」ボー


    エレン「おはよ!プレゼントあったよ!」


    クリスタ「ホント?やったあ!」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    エレン「おかーさん!サンタさんが来てた!」


    カルラ「そう、良かったわね」


    エレン「クリスタちゃんにも来てたんだよー!」


    クリスタ「わ、私、プレゼント貰うの初めて…」


    カルラ「あら、中身は欲しいものだったかしら?」


    クリスタ「うん!すっごく可愛いパンダさんのぬいぐるみだった!」


    カルラ「それなら良かったわ」ニコ


    グリシャ「眠い…」


    エレン「おとーさん眠そう…?」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
  113. 115 : : 2018/01/04(木) 22:31:22
    大晦日


    エレン「今日で一年が終わりなの?」


    クリスタ「そうだよ、だから一緒に大掃除しよう!」


    エレン「クリスタちゃんちは大掃除しなくていいの?」


    クリスタ「うん、エレン君ちに泊まらせて貰えるかもしれないから、冬休み前に終わらしといたんだ!」


    エレン「クリスタちゃんはしっかりしてるね…」


    クリスタ「さっ、エレン君の部屋荷物多いから、早めに終わらせよ!」


    エレン「うん!」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    エレン「終わったぁ…」


    クリスタ「もう夜ごはんの時間だ…」


    エレン「クリスタちゃん、手伝ってくれてありがとねっ!」ニコ


    クリスタ「どーいたしましてっ!」ニコ


    エレクリ「ふふっ」


    カルラ「ご飯よぉ~」


    エレクリ「はーい!」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    カルラ「今日は年越しそばね」


    クリスタ「わぁ…凄く美味しそう…」


    エレン「えー!最後はチーハンが良かったなぁ…」


    カルラ「また来年も作ってあげるわよ」


    エレン「ぶぅー」


    クリスタ「エレン君、おそばも美味しそうだよ!ほら、食べよう!」


    エレン「まあ…クリスタちゃんが嬉しそうなら良いよ」


    グリシャ(クリスタちゃんを使った手…意外とエレンに有効だな)


    カルラ「それじゃ…」


    エレクリカルグリ「頂きまーす!」


    グリシャ「これが今年最後の食事か…」ズズズ


    クリスタ「最後の晩餐、ですね」


    カルグリ「ぶー!!」


    カルラ「く、クリスタちゃん…ちょっと縁起悪いわよ」


    クリスタ「あっ…ごめんなさい…」


    グリシャ(よく最後の晩餐なんてしってるなぁ…)


    エレン「…?」モグモグモグモグ


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    エレクリ「ごちそーさまっ!」


    グリシャ「ところで、年越したら初詣、行くんだろ?」


    カルラ「あー、どうしましょう…クリスタちゃんもいるし…夜中行くのは…」


    クリスタ「…私は大丈夫!」


    エレン「お、俺も!」


    カルラ「そう…じゃあとりあえず今から寝てなさい、年越し前に起こすから」


    エレクリ「はーい!」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    エレンの部屋


    エレン「夜中に起きるなんて楽しみだね!」


    クリスタ「エレン君、起きれる?」


    エレン「大丈夫大丈夫!さ、寝よっ!」


    クリスタ「おやすみエレン君…」


    エレン「おやすみ…」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
  114. 116 : : 2018/01/04(木) 22:52:18
    カルラ「エレン、クリスタちゃん、起きて!もう少しで年を越すわよ!」


    クリスタ「ふわぁ…い」ムニャムニャ


    エレン「…ぐぅ」zzz


    カルラ「ほら、エレン!!」ユサユサ


    クリスタ「エレンくーん…」ユサユサ


    エレン「…ぐぅ」zzz


    カルラ「駄目ね、起きないわ」


    クリスタ「…寝かしといてあげてください。エレン君、今凄く幸せそうに寝てるので」


    カルラ「そう…じゃあ、3人で年を越しましょうか」


    クリスタ「はい!」


    カルラ「あ、そうだクリスタちゃん」


    カルラ「寝ているエレンに、キスしても良いわよ?年越し前に」


    クリスタ「なっ///」


    クリスタ「え、エレン君に、迷惑…です…///」


    クリスタ「そ、それに…」


    クリスタ「ちゃんと起きてる時が…いいですぅ…///」ゴニョゴニョ


    カルラ「あらあら」ニヤニヤ


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    カルラ「あと10分ね…」


    グリシャ「1年って早いものだな…」


    クリスタ「エレン君のお父さん、お母さん…ありがとう」


    クリスタ「この1年で3人に凄く救われた…」


    カルラ「いいのよ、クリスタちゃん、1人なんて可哀想じゃないの」


    グリシャ「そうだぞ、エレンだってクリスタちゃんがいるときは凄い楽しそうなんだから」


    クリスタ「…ありがとう、本当、に…あったかくて…優しく、て…」グスッ


    カルラ「あらあら、泣かないで」


    カルラ「でも…今は泣いて良いわ」


    クリスタ「う、うわああああああああああん!!」


    グリシャ(この子は本当に…可哀想だなぁ………いっそうちで…)


    エレン「ふわぁ…クリスタちゃん…泣いてるの…?」


    クリスタ「え、エレン、君…」グスッ


    クリスタ「ご、ごめん、ね…起こし、ちゃって…」ポロポロ


    エレン「全然いいよ…それより…大丈夫?」


    クリスタ「う、うわああああああああん!!!」ダキッ


    エレン「く、クリスタちゃん!?///」


    クリスタ「エレン君!エレン君!ありがとう!本当にありがとう!」グスッ


    エレン「え、えぇ…?ど、どういたしまして…なのかな?」


    クリスタ「大好き…大好きだよぉエレン君…」ポロポロ


    エレン「もちろん俺だってクリスタちゃんが大好きだよ!」


    グリシャ(エレン…お前多分意味が違うぞ…)


    カルラ(ま、3歳児にはこれぐらいで良いのよ♪)


    クリスタ「ありがとね…ありがとうね…」ポロポロ


    エレン「…」ナデナデ


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    TV「さあ、あと1分!カウントダウン開始!」


    TV「59、58、57、56…」


    グリシャ「43、42、41、40、39、38…」


    カルラ「25、24、23、22、21、20…」


    エレン「10、9、8、7、6、5…」ナデナデ


    クリスタ「4、3、2、1…」グスッ


    全員「あけましておめでとー!!」


    クリスタ「今年も…泊まらせて貰えますか…?」


    カルラ「もちろんよ!いつだって遠慮せずに来てね!」


    グリシャ「ああ、本当の家族のように頼ってくれ!」


    エレン「今年もよろしくね、クリスタちゃん!」


    クリスタ「…うんっ!」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    カルラ「さ、初詣行きましょうか…二人とも眠くない?」


    エレクリ「全然平気-!」


    グリシャ「車用意してくるよ、準備してて」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    車内


    エレン「クリスタちゃん、ホントに眠くないの…?」


    クリスタ「早く寝たからね、大丈夫だよ」


    エレン「そう…遠慮せず俺の方に寄りかかって大丈夫だよ?」


    クリスタ「うん…じゃ、そうさせて貰おっかな…」


    クリスタ「…」ピトッ


    エレン「…」ギュッ


    エレクリ(暖かいなぁ…)


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――
  115. 117 : : 2018/01/05(金) 00:42:54
    カルラ「さ、着いたわよ」


    エレン「うん、クリスタちゃん、行こ…ってあれ?」


    クリスタ「すぅ…」


    エレン「寝ちゃったのか…」ツンツン


    クリスタ「ん………んぅ…」


    カルラ「仕方ないわね、私が背負っていくわ」


    グリシャ「車停めてくるなー!」


    エレン「うんー!」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    グリシャ「わっ、結構人来てるんだなあ…夜中なのに」


    カルラ「とりあえずお参りしましょうか」


    エレン「あっちだー!」トテテテテ


    カルラ「エレン!走らないの!」


    エレン「はぁ…い」


    グリシャ「よし、お金入れるか」


    カルラ「あなた、財布から取り出してくれる?今クリスタちゃんで両手ふさがっているのよ」


    グリシャ「はいはい」


    エレン「クリスタちゃんの分も俺が入れる~!」


    グリシャ「はい、じゃあ二人分」


    エレン「それー!」チャリンチャリン


    エレン「…これだよね?」カラカラカラ


    エレン「…」パンパン


    エレン「…」オジギ


    エレン(今年もクリスタちゃんとずっと居られますように…)


    グリシャ「ちゃんとお参りできたか?」


    エレン「うんー!」


    クリスタ「ふわぁ…」


    エレン「あ、クリスタちゃん起きたー!」


    クリスタ「ん………あっ!ごめんなさい…!いつの間にか寝ちゃってて…」


    カルラ「全然いいのよ、子供には辛い時間帯だものね」


    クリスタ「お、降りますっ!」


    カルラ「はいはい」ソッ


    エレン「クリスタちゃんの分もお参りしておいたよ!」


    クリスタ「あ、ありがと…」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    カルラ「さて、じゃあおみくじでも引きましょうか」


    エレン「クリスタちゃんもほら!」


    クリスタ「あ…うん」


    エレン「えーと…どれが良いかな…」ゴソゴソ


    グリシャ「エレン…こういうものは迷わず適当に決めるんだぞ」


    エレン「じゃあこれっ!」ヒョイ


    クリスタ「私はこれ…かな」ヒョイ


    カルラ「今年の運勢は何かな?」ヒョイ


    グリシャ「去年は運が悪かったからなぁ…」ヒョイ


    エレン「えーと…あ、大吉だ!やったー!」


    クリスタ「私は末吉…」ショボン


    カルラ「中吉…まあまあかしら」


    グリシャ「凶…」ズーン


    クリスタ「えっと…明るく笑顔でいればいい年になるでしょう…?」


    エレン「あ、だったらクリスタちゃんもっと明るくならなくちゃね!ほら、笑顔笑顔ー!」


    クリスタ「や、やめてよもう…」


    エレン「友達運◎だって!幼稚園の皆ともっと仲良くなれるかな?」


    クリスタ「…エレン君の中で一番の友達って…誰?」


    エレン「もちろんクリスタちゃん!!」


    クリスタ「……そぅ、ありがと…」


    エレン(俺は大吉だからいっぱいいいこと書いてあるなぁ…)


    エレン(あれ?ここだけ×が付いてる…)


    エレン(恋愛運…ってなんだろ?)


    エレン(大切な人を失う可能性あり…?どういう事だろ)


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    カルラ「じゃ、そろそろ帰りましょうか」


    グリシャ「車取ってくるよ、待っててくれ」


    エレン「…」ウトウト


    クリスタ「エレン君、しっかり」


    エレン「んん…」ウトウト


    クリスタ「ほら、私に掴まって」ソッ


    エレン「ありがとぉ…クリスタちゃ…ん」ギュー


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    車内


    カルラ「3歳児には早かったかしらね」


    グリシャ「ああ、だいぶ疲れも溜まったみたいだし、正月は皆でゆっくり過ごそうか」


    エレクリ「…すぅすぅ」zzz


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――
  116. 118 : : 2018/01/05(金) 23:29:31
    元旦


    12時頃


    エレン「ふわぁ…」


    エレン「…今何時だろう」


    エレン「…あれ?もうお昼なの!?」


    エレン「クリスタちゃん…ってあれ?いない…」


    居間


    クリスタ「エレン君まだ寝てるのかな…」


    カルラ「今日ばかりは気が済むまで寝かせておいてあげてね」


    クリスタ「もちろんですっ」


    エレン「クリスタちゃ―――んっ!!」バン


    クリスタ「わ、エレン君!びっくりした!」


    エレン「どうしてこんな時間まで起こしてくれなかったのさ!」


    クリスタ「え、エレン君が気持ち良さそうだったし…」


    エレン「はぁ…初日の出見たかったなぁ…」


    クリスタ「初日の出!?それは流石に無理だよ!私も10時に起きたし…」


    カルラ「私はばっちり見たわよ」フフン


    エレン「ずるい!」


    カルラ「さ、おせちにしましょ」


    エレン「おせち!!」


    グリシャ「クリスタちゃんは、10時からエレンが起きてくるまで食べずに我慢してくれてたんだぞ」


    エレン「え…そうなの?」


    クリスタ「ま、まあ…一緒に食べたかったし…」


    エレン「そうだったんだ…さっきは怒ってゴメンね…クリスタちゃん」


    クリスタ「わ、私は全然気にしてないって」


    エレン「…許してくれるの?」


    クリスタ「さ、最初から気にしてないから…」


    エレン「わーい!クリスタちゃん大好きー!」ダキッ


    クリスタ「~///」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    エレクリ「ごちそうさまー!」


    カルラ「お粗末様」


    エレン「満腹…」


    クリスタ「美味しかったぁ…」


    グリシャ「そうだ二人とも、はいコレ」スッ


    エレクリ「ん、これって…」


    グリシャ「お年玉だ、大事に使えよ?」


    エレン「わーい!ありがとうお父さーん!!」


    クリスタ「そ、そんなっ!お金なんて頂けません!」


    グリシャ「そうはいっても…今はクリスタちゃんは家族だしなぁ…」


    カルラ「ここは大人に甘えて貰っておきなさい」


    クリスタ「で、でも…」


    エレン「じゃあお父さん貸してっ!」ヒョイ


    エレン「クリスタちゃん!じゃあ俺からお年玉!」


    クリスタ「え、エレン君から?」


    エレン「そー!大人からがダメなら友達から~!」


    グリシャ「エレンの謎理論…」


    クリスタ「え、エレン君からだったらなおさら受け取れないよ…」


    エレン「…むぅ」


    エレン「…じゃあ、これ受け取ってくれるまでクリスタちゃんと寝ない」


    クリスタ「え…」


    エレン「お風呂も一緒に入らないし、手も繋がない」


    クリスタ「そ、それはやだ…嫌だ…やだよ」


    エレン「じゃあ、受け取ってくれる?」


    クリスタ「う、うん…だからお願い…手ぇ…繋いで…?」ウルウル


    エレン「うん!はいお年玉っ!」


    クリスタ「あ、ありがとう…」


    クリスタ「手、手は…?」


    エレン「え、今!?」


    クリスタ「今っ!」クワッ


    エレン「は、はい…」ソッ


    クリスタ「…」ギュー


    エレン「く、クリスタちゃん、握る力強いよ」


    クリスタ「…しばらくは離したくないもん」グス


    こうして、冬休みと1月はあっという間に終わってしまった
  117. 119 : : 2018/01/05(金) 23:56:31
    2月


    クリスタ「エレン君どこかな…?」


    クリスタ「あ、あれ?いない…」


    ミカサ「クリスタちゃん!おはよ!」


    クリスタ「あ…うん、おはよ…」


    アルミン「おはよー」


    クリスタ「おはよぅ…エレン君知らない?」


    アルミン「今日は見てないよ?」


    ペトラ「はーいみんな集まってー」


    皆「はーい」


    ペトラ「エレン君がインフルエンザでしばらく休むそうです。皆もうがい手洗いをしっかりして、病気にならないようにね!」


    皆「はーい!」


    クリスタ「え…インフルエンザ…?しばらく来れない…?」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    クリスタ「」ドヨーン


    ミカサ「クリスタちゃん、あーそーぼっ!」


    クリスタ「…ごめん、今はちょっと」ドヨーン


    ミカサ「そう…?残念…」トコトコ


    ペトラ「く、クリスタちゃん…?大丈夫?」


    クリスタ「大丈夫…じゃ、ないかもです」ドヨーン


    ペトラ「エレン君のこと心配なのね…でも、1週間もすれば元気に…クリスタ「1週間…!?」


    クリスタ「1週間もエレン君に会えないんですか…?」ポロポロ


    ペトラ「え、ええっ!?泣いちゃうほど!?」


    クリスタ「1週間も会えないなんて、今までなかったから…」グスッ


    ペトラ(た、確かに今まで2人とも皆勤賞だし、長期休業もエレン君ちにいたらしいけど…)


    ペトラ「まあ…病気はしょうがないことだから、エレン君が早く治ることを願ってあげてね」


    クリスタ「言われなくてもですっ!」


    ペトラ「発症が昨日とすると…大体14日辺りには来れると思うわよ」


    クリスタ「14日ですか…」


    クリスタ「…あ」


    クリスタ「2月…」


    クリスタ「ペトラ先生っ!!」


    ペトラ「何かしら?」


    クリスタ「今週の日曜日、先生の家に行っても良いですか?」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    ペトラ宅


    クリスタ「お邪魔します」ペコリ


    ペトラ「はい、どーぞー」


    ペトラ「それにしてもいきなりでびっくりしたわね、まさかチョコレートの作り方を教えて欲しいなんて…」


    クリスタ「だ、だって2月14日はバレンタインだったので…」


    クリスタ「そ、その…エレン…君に」


    ペトラ「あらあら~?」ニヤニヤ


    クリスタ「ちっ、違いますよ!?1年間お世話になった感謝という事で…他意はないですっ!!」


    ペトラ(時々思うけど、この子本当に3歳児かしら…)


    クリスタ「…」セッセ


    3時間後


    クリスタ「できたー!」


    ペトラ「クリスタちゃんって凄く器用でお料理も上手ね、ひょっとしたら私より上手いかも…」


    クリスタ「いえっ、そんな…大抵の事は自分でやっているので身についただけです」


    ペトラ(くっ…だから男の子にモテるのね…)


    ペトラ(って!私3歳児相手に何ムキになって…)ハッ


    ペトラ「く、クリスタちゃんは前のクリスマスとかどうしてたの?」


    クリスタ「クリスマス…ですか…」


    クリスタ「えと…エレン君と…抱き合って…ね、寝ました…///」カアッ


    ペトラ「ああああああああああああああ!!!」ガシャーン


    クリスタ「先生っ!?」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
  118. 120 : : 2018/01/06(土) 17:07:26
    2月14日


    クリスタ「エレン君まだかなー」ソワソワ


    ミカサ「おっはよー!」


    クリスタ「あ、おはようミカサちゃん」


    ミカサ「早いねー、ってそれ何?」


    クリスタ「こ、これは…チョコレートだよ」


    ミカサ「えー!美味しそう!頂戴!」


    クリスタ「だ、ダメッ!」


    ミカサ「えー…」ションボリ


    クリスタ「こ、これは…エレン君にあげるの…」


    クリスタ「ば、バレンタインデーだから…」


    ミカサ「バレンタイン?何それ」


    クリスタ「そ、その…女の子が…」


    クリスタ「好きな、男の子にお菓子をあげる日なんだって…///」


    ミカサ「そーなんだ!知らなかったなぁ…」


    ミカサ「来年から私もやってみようかなっ!」


    ミカサ「…ところで、やっぱりエレン君が好きなんだ~!」ヒューヒュー


    クリスタ「っ///」ボッ


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    ペトラ「はーい、みんなー!おはようございまーす!」


    皆「おはよーございまーす!」


    クリスタ「…」キョロキョロ


    クリスタ「…エレン、君?」キョロキョロ


    ペトラ「エレン君は昨日調子に乗ってアイス食べちゃったみたく、また熱が出て休むそうです!」


    クリスタ「え…」


    クリスタ「…」ションボリ


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    2日後…16日


    クリスタ「エレン君…」


    クリスタ「今日も…いないのかなぁ…」


    ミカサ「クリスタちゃん…」


    クリスタ「辛いな…」グスッ


    クリスタ「せっかく…作ってきたチョコ…持ってきてるのに…」ギュッ


    エレン「おはよう!クリスタちゃん!ミカサちゃん!久しぶり!」


    クリミカ「っ!?」


    クリスタ「…え」ジワッ


    クリスタ「…エレン君っ!!」ガバッ


    エレン「うわっ!!」


    クリスタ「エレン君!エレン君!寂しかったよぉ…悲しかったよぉ…辛かったよぉぉぉぉぉ…」ポロポロ


    エレン「わわっ、泣かないで、クリスタちゃん」


    クリスタ「1週間以上も…会えなくてぇ…」ポロポロ


    エレン「…」ナデナデ


    ミカサ「きゃー!二人とも大胆!」


    エレクリ「はっ!?」


    エレクリ「あ、あわわっ///」ハッ


    アルミン「あー!エレン君だー!」


    エレン「久しぶりー!アルミン君!」


    アルミン「大丈夫?」


    エレン「うん!もうすっかり元気だよっ!」


    クリスタ「…エレン君、お昼休み、お遊戯スペースの裏側に来て…」ボソッ


    エレン「ん?良いけど…」


    アルミン「エレン君、何が良いの?」


    クリスタ「なんでもないよ!」


    ミカサ「なんでクリスタちゃんが答えてるの?」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
  119. 121 : : 2018/01/11(木) 02:23:44
    エレクリ大好きです
    期待
    頑張ってーこのssは神(*´∀`)
  120. 122 : : 2018/01/12(金) 00:48:54
    私もエレクリ大好きです。期待コメはホントに嬉しいです。


    昼休み


    クリスタ「…遅いよ」ムスゥ


    エレン「いやいや、ミカサちゃんがしつこくどこに行くか聞いてくるもんだから…」


    クリスタ「…まあいいよ」


    クリスタ「エレン君…その…これ、あげる!!」


    エレン「…?なにこれ?」


    クリスタ「チョ、チョコ!!……バレンタインデーの」


    エレン「ばれんたいん…でぇ…?」


    エレン(あっ、そういえば…)


    カルラ「もし幼稚園行って、クリスタちゃんからバレンタインってチョコを貰ったら、お礼言って貰ってあげなさいよ」


    エレン(って、お母さんが言ってたな…)


    エレン「えと…ありがとう!クリスタちゃん!嬉しいよ!」


    クリスタ「…!」パァッ


    エレン(えっと…あと…)


    カルラ「そしてお返しとしてちゅーしてあげなさい」クスクス


    エレン(って、言ってたな…)


    エレン「クリスタちゃん!」


    クリスタ「え、うん…急に大声出してどうしt…チュッ


    クリスタ「~~~~///!?」


    エレン「…えへへ、チョコのお返し!」


    クリスタ「え、ええええええれれれれれ、えれ、えれっ、エレ、ン君!」


    エレン「クリスタちゃん落ち着きなよ!」


    クリスタ「だだだだだって、えええええええ!?///」


    クリスタ「い、いきなり…ちゅーされるなんて…」


    クリスタ「も、もう!女の子の唇を勝手に奪うなんて最低だよっ!!」


    エレン「ご、ごめん…嫌…だった?」


    クリスタ「…///」


    クリスタ「嫌じゃ無かったけど…」ボソ


    クリスタ「って!違うよー!バレンタインのお返しは、ホワイトデーの日に返してくれるものなのー!!」


    エレン「そ、そうだったんだ…ごめんね、クリスタちゃん…」ウルウル


    クリスタ「あっ…ごめんね、嬉しかったよ!すっごく!」


    エレン「…ホント?」グスッ


    クリスタ「本当だよ!」


    エレン「良かった…」


    クリスタ「…世界一嬉しいプレゼント、ありがとね」ボソ


    エレン「ん?何か言った?」


    クリスタ「何もー!それより、エレン君って誕生日いつなの?」


    エレン「えーと、3月30日だよ!」


    クリスタ「あ、今度なんだね!絶対お祝いするよ!」


    エレン「ホントに!?ありがとー!」


    クリスタ「うん!プレゼントも買ってくね!」


    エレン「やったぁ!」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    その晩 エレンside


    エレン「聞いてー!クリスタちゃんからチョコ貰ったのー!」


    カルラ「あらあら、やっぱりクリスタちゃん用意してたのね」


    カルラ「ちゃんとお礼言ったの?」


    エレン「うんー!ちゅーもしてあげたー!!」


    カルラ「っ!?…エレン、あなたってば本当に…」


    エレン「えー?」


    カルラ「…はぁ、まあいいわ」


    エレン「…?」


    カルラ(私からのバレンタインってことで良いかしら…?クリスタちゃん?)


    クリスタside


    クリスタ「…///」


    クリスタ「っ~~~!!!///」ジタバタ


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――


    3月15日 クリスタ家


    クリスタ「もうそろそろエレン君の誕生日だな~」


    クリスタ「…そろそろ、プレゼント用意しとかないとっ!!」


    ???「…ああ、いたいた」


    クリスタ「あっ…お母様」


    アルマ「今日から明日にかけてお父様とお仕事でいなくなるから、また留守番よろしく」


    アルマ「お金は置いておくから、自分で買い物したり調理するなりしなさいよ」


    アルマ「ただし、買い物はすぐ近くのスーパーのみ、それ以外の外出も禁止よ」


    クリスタ「…はい、承知しました、お母様」ペコリ


    クリスタ「………また、エレン君ち行こうかな」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――
  121. 123 : : 2018/01/12(金) 01:05:38
    エレン家


    ピンポーン


    カルラ「はーい、あら、お帰りなさい、クリスタちゃん」


    クリスタ「ただいま!お母さん!…って、ごめんなさい、また押しかけちゃって…」


    カルラ「いーえ、…また親はいないんでしょう?」


    クリスタ「はい…」


    カルラ「いつも言ってるけど、うちは毎日でも大歓迎よ!」ニコ


    クリスタ「…ありがとう!お母さん!」


    エレン「あ、クリスタちゃーん!お帰りー!」


    クリスタ「エレン君っ!えへへ、ただいま」


    エレン「早く俺の部屋来なよー!待ってるからー!」


    クリスタ「うんっ!」


    クリスタ「…こんな平和な日が、ずっと続けばいいのに」ボソッ


    カルラ「ん?クリスタちゃん、何か言った?」


    クリスタ「………何も」


    クリスタ「あ、そうだお母さん…」


    カルラ「何かしら?」


    クリスタ「あの、エレン君ってもうすぐ誕生日だよね?その、プレゼント選びに付き合って欲しいんだけど…」


    カルラ「あら、そんなの良いのに~」


    クリスタ「約束したんです!」


    カルラ「…うん、わかったわ、あとでエレンには内緒で買いに行きましょ」


    クリスタ「ありがとう!お母さん!」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――


    エレン「あれ?二人ともどこ行くの?」


    クリスタ「あっ、エレン君!?」


    カルラ(見つかっちゃったか…)


    クリスタ「んと…ちょっとお買い物かな?」


    エレン「買い物?俺も行きたい!」


    クリスタ「え、ええと…」


    カルラ「今日はクリスタちゃんと女同士のお買い物なのー!エレンは留守番してなさい」


    エレン「えー!!クリスタちゃん…だめなの?」ウルウル


    クリスタ「えっ、あっ…ぅ…///」


    クリスタ「ご、ごめんね、エレン君、今日は…ちょっと、ね?」アセアセ


    エレン「…むぅ」


    カルラ「じゃ、行ってきまーす!」


    クリスタ「い、行ってきまーす…」


    エレン「…行ってらっしゃい」プクー


    ――――――――――――――――――――――――――――――――


    カルラ「さて、エレンのプレゼント選びましょうか!」


    クリスタ「…お母さん」


    カルラ「あら?どしたの?」


    クリスタ「拗ねてるエレン君…すっごく可愛かった…」


    カルラ「…ふふ、クリスタちゃんもこの一年でだいぶ正直になったわね」


    クリスタ「でもエレン君をお留守番にさせた罪悪感が…嫌われてないかなぁ…」


    カルラ「あらあら、大丈夫でしょ…もうちゅーもしたんだし(笑)」


    クリスタ「し、知ってたの…///」


    クリスタ「って!あの時エレン君をけしかけたのってお母さんでしょ!!」


    カルラ「ふふふ、私からのバレンタインの贈り物よ♪」


    クリスタ「もー!!///」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――
  122. 124 : : 2018/01/12(金) 01:46:42
    帰り道


    クリスタ「いやぁ、良いものが買えて良かったです!…エレン君喜んでくれるかなぁ…」


    カルラ「クリスタちゃんがくれたものならその辺の石ころでも喜んで受け取るわよ、エレンは」


    クリスタ「もー!それは流石に酷いよ!お母さん!!」


    アルマ「…クリスタ?」


    クリスタ「っ!?…お、お母…様…」ガクブル


    アルマ「あなた…こんな所で何してるのよ、それに…そこの女をお母さんって呼んでたかしら…」


    クリスタ「なん、で…お仕事のハズじゃ…」ガクブル


    アルマ「今回は早く終わった。それだけよ」


    クリスタ「あ、ああぁ…」ガクブル


    アルマ「…あなた、どういうつもり?人の娘を誘拐でもしてたのかしら?」


    カルラ「…あなたがクリスタちゃんのお母さんね」


    カルラ「これは失礼したわ、私はクリスタちゃんが通ってる幼稚園の友達の母親よ」


    アルマ「友達…!?クリスタ、友達なんて作っちゃだめと言ったでしょう?」


    クリスタ「あ…ぅ…」ガクブル


    カルラ「…ちょうど、あなたに言いたい事があったのよ」


    カルラ「クリスタちゃんを…どうしてそんなに独りぼっちにさせるの…?あなた、親なんでしょう?」


    カルラ「クリスタちゃんはずっと一人で悩んで、悲しんでた。あなたが仕事を優先させていつも一人にさせるから」


    カルラ「だからクリスタちゃんが辛い時にうちに泊めてあげてたのよ。…確かに、勝手にしたことは謝るわ、ごめんなさい」


    カルラ「…ただ、私は、こんな小さな自分の子供を一人で生活させることを、許さない」


    アルマ「クリスタ!!あなた私に秘密でそんなことしてたのね!!」


    クリスタ「ごめんなさい…ごめんなさいお母様…」ガクブル


    カルラ「やめなさい!クリスタちゃんが怯えてるじゃない!!」


    アルマ「…さっきから黙って聞いていたら、あなた、一体何様なのかしら?」


    カルラ「あなたこそ何様よ!!王様にでもなったつもり!!?」


    アルマ「『つもり』じゃないわよ」ギロ


    カルラ「え…」


    カルラ「………あ、あ…あ、な、た…まさか…」ガクブル


    アルマ「…気づいたのかしら」


    アルマ「…さあ、クリスタ、家に帰るわよ。この罰は…覚えておきなさいよ」


    クリスタ「っ!!」ガタガタ


    カルラ「ま、待ちなさい…じゃ、じゃあクリスタちゃんは…ヒs」


    アルマ「この場でその名前を発しないでちょうだい!!」


    カルラ「っ!!」ビクッ


    アルマ「…あなただけでも面倒なのに、さらに増えたら大変だわ」


    アルマ「行くわよ、クリスタ」


    クリスタ「は、はい…」ガクブル


    カルラ「…」ガクブル


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    カルラ「…ただいま」


    エレン「…おかえりなさい」ムスー


    エレン「あれ?クリスタちゃんは…?」


    カルラ「………家に、帰ったわ」


    エレン「え?用事でも出来たの…?」


    カルラ「…まあ、そんなとこね」


    エレン「…そっかぁ」ショボン


    カルラ「…」


    その夜


    カルラ「………という訳なの」


    グリシャ「…………なんとなく、その可能性は考えてた、今、ニュースの方でも色々あるしな」


    グリシャ「あんな礼儀正しい子が、親に放置された状態で生活…どこの子か考えていたけど、それで納得がいったよ」


    グリシャ「でも…まさか本当にクリスタちゃんが…クリスタちゃんの家が…」


    カルラ「…この事、エレンには言わない方が良いのかしら」


    グリシャ「…ああ、可哀想だが、エレンには、クリスタちゃんを忘れていって貰わないと…」


    カルラ「…エレン」


    その次の月曜から、クリスタは幼稚園に来なくなった


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――
  123. 125 : : 2018/01/12(金) 03:59:01
    王様(笑)wwwwww
    貧乏で無能な王様だな(笑)
  124. 126 : : 2018/01/12(金) 04:03:39
    >>125それな!!
  125. 127 : : 2018/01/12(金) 04:08:46
    3歳だから料理どころか買い物も出来ないでしょ。お手伝いを雇えないし、誘拐とかされるだろう。父親も住んでるから原作みたいな妾の子ではないはず。母親も普通に庶民の店にいるし。
  126. 128 : : 2018/01/12(金) 04:16:50
    こんな奴が王様って、国が終わるか反逆されるかだね。大企業だったとしても倒産寸前だね。
    あんなデカい態度をとっていらるのは自分勝手で現在の状況がわかってない馬鹿だな。
  127. 129 : : 2018/01/12(金) 04:46:23
    王族設定は無理がある
  128. 130 : : 2018/01/12(金) 07:34:16
    まあ上のような意見もありますが
    ダイヤさんのこれまでの構想通りに続きを書いてもらいたいと自分は思います

    応援してますよ!
  129. 132 : : 2018/01/12(金) 22:15:09
    3月29日


    エレン「…今日もクリスタちゃん来てない」


    アルミン「エレン君、大丈夫?」


    エレン「あ…うん、大丈…夫…」


    ミカサ「クリスタちゃん…どうしたんだろ」


    アルミン「心配だね…それはそうとエレン君、明日誕生日だよね?」


    エレン「…あ、うん、そうだった」


    アルミン「だよね!明日エレン君ち行ってお祝いパーティに参加していいかな?」


    ミカサ「あ、私もー!」


    エレン「…ごめんね、嬉しいけど…ごめんね」


    アルミン「あ…そっか…、いいよ、全然」


    エレン「…ごめんね」


    ペトラ「はい、皆おはようー!!」


    ペトラ「…今日は、お知らせがあります」


    ペトラ「実は、最近休んでるクリスタちゃんなんですが、明日引っ越すことになったそうです」


    エレアルミカ「…え」


    ペトラ「家の人の都合だそうです。幼稚園にももう来れないので悲しいですが、忘れないで上げてくださいね」


    エレン「…嘘だよ」ボソッ


    ミカサ「え、エレン…君?」


    エレン「クリスタちゃんは…クリスタちゃんは…明日、俺の誕生日に来てくれるって!プレゼント持ってきてくれるって言ってたもん!!」


    ペトラ「エレン君!?」


    エレン「なのに…なんで、なんで…」ポロポロ


    アルミン「え、エレン君…落ち着いて…」


    エレン「っ!!」ダッ


    ペトラ「あっ!エレン君!!待ちなさい!エレン君!!」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――


    エレン家


    プルルルルル プルルルルル


    カルラ「はい、もしもし、イェーガーです」


    カルラ「あ、ペトラ先生ですか、どーもどーも…………え!?エレンがいなくなった!?」


    カルラ「はい、はい…クリスタちゃんの…はい…わかりました、すぐ探しに行きます…見つからなかったら…警察に…」


    エレン「…ただいま」


    カルラ「っ!!エレン!!!」


    カルラ「あっ、すいません!今、家に帰ってきました!…はい、じゃあ、早退ということで、はい…失礼します」ガチャリ


    カルラ「………エレン、あなた…」


    エレン「お、かあさん、あの、ね、あの…く、クリスタちゃんが…」ポロポロ


    カルラ「…さっき先生から聞いたわ、明日、引っ越しするんですってね………」


    カルラ「………やっぱり、引っ越しちゃうのね」


    エレン「…お母さんは、知ってたの?」」ポロポロ


    カルラ「………いずれ引っ越すことはわかってたわ」


    エレン「…なんで、どうして…引っ越しちゃうの…俺、嫌だよ…クリスタちゃんと…一緒に…」ポロポロ


    カルラ「……」


    エレン「…ねぇ、お母さん…どうにかしてよ……お願い…」ポロポロ


    カルラ「っ!!」ビクッ


    カルラ「…ごめん、なさい…エレン……私には…どうにも、できないのよ」


    エレン「うっ、うわぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!」


    カルラ「ごめんね…ごめんね…」ギュッ


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    その夜


    グリシャ「…そうか、クリスタちゃん、明日…」


    カルラ「ええ…」


    グリシャ「エレンは?大丈夫なのか?」


    カルラ「…今、泣き疲れて眠っているわ。相当なショックだったんでしょうね…幼稚園から逃げ出すぐらい…」


    エレン「…すぅ、すぅ、く…り、すた…ちゃん…」


    グリシャ「…そうか」


    カルラ「…エレンから頼まれたわ、どうにかできないのかって…」


    グリシャ「…どうにか、か…流石に、今回ばかりは…」


    カルラ「…そうよね」


    グリシャ「……一応、方法はあるが…考えておくよ」


    カルラ「…クリスタちゃん」


    クリスタ家


    アルマ「明日の昼12時に引っ越すから準備をしてなさい。約束通り、引っ越す時までは外出は一切禁止。わかったかしら?」


    クリスタ「…はい」


    クリスタ「……明日、エレン君の…誕生日」


    クリスタ「…エレン君、できる事なら、最後にもう一度だけ…」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
  130. 133 : : 2018/01/12(金) 22:32:14
    次の日


    エレン「う…」ボヤー


    カルラ「エレン!誕生日おめでとう!!」


    グリシャ「おめでとうエレン!!」


    エレン「あ…おはよう、お母さん、お父さん」


    カルラ「エレンももう4歳ね!他の子たちより遅いけど、立派に成長してくれて嬉しいわ!」


    エレン「あ…うん、ありがと」


    エレン「…それでね、お母さん、俺、考えたんだけど」


    エレン「クリスタちゃん、今日のお昼に行っちゃうんだって…だから、せめて最後に皆で会いに行こ?」


    カルグリ「っ!!」


    カルラ「…え、エレン……あのね…」


    グリシャ「…それは、ダメなんだ」


    エレン「…どうして?」


    グリシャ「………それは、まだ、エレンには言えない」


    エレン「…なんで、なんで会うこともダメなの?」ポロポロ


    エレン「せっかく、必死に悲しい気持ちを抑えて!諦めて!…なのに、会うことすらダメだなんて…」ポロポロ


    グリシャ「…すまん、エレン」


    エレン「…なん、で」バタッ


    カルラ「っ!!エレン!!!」


    グリシャ「…大丈夫だ、おそらく、ただの疲労だと思う、休ませてあげてくれ」


    カルラ「……」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    カルラ「ねぇ、昨日、方法があるって言ったわよね」


    グリシャ「…ああ」


    カルラ「その方法は、この状況をどうにかできるの?」


    カルラ「エレンと…クリスタちゃんを、離さないであげる…」


    グリシャ「………いや、すまないが、それは出来ない」


    グリシャ「エレンとクリスタちゃんを一緒に居させてあげる…それをするには、もう時間がない」


    グリシャ「ただ、私がやろうとしてることは、いずれエレンとクリスタちゃんの望みは叶うかもしれない…」


    グリシャ「…何年かかるかわからないが、いつかクリスタちゃんとまた会えるかもしれない」


    カルラ「…そう、なのね」


    グリシャ「ただ、これをするには、私は医者を辞めなければいけない」


    カルラ「っ!?」


    グリシャ「…カルラ、今から私の考えを話そう」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    グリシャ「…ということだ」


    カルラ「あ、あなた…そんなことしたら…」


    グリシャ「ああ、私は殺されるかもしれない」


    グリシャ「だが、これはクリスタちゃんだけでなく、この国の為にもなる」


    グリシャ「険しい人生になるが、カルラ、ついてきてくれるか?」


    カルラ「……ええ、私は、いつだってあなたの味方よ」


    グリシャ「…ありがとう、カルラ」


    グリシャ「さて、そろそろお腹が空いてきたよ、今は何時だろうか」


    カルラ「えーと…ちょうど11時30分…っ!!あなたっ!!」


    グリシャ「どうした!?」


    カルラ「エレンが!エレンがいないの!!」


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
  131. 134 : : 2018/01/12(金) 22:43:47
    あれが王様なら1年も持たないだろ。逆によく今まで持ったよ。
    王様ですらあんなに貧乏だし(笑)
  132. 135 : : 2018/01/14(日) 00:47:37
    クリスタ「…もうすぐ、この町とお別れ…か」


    クリスタ「…エレン君」


    アルマ「さあ、車が来たわよ、早く出てきて乗りなさい」


    ガチャ


    クリスタ「…外、久しぶりだなぁ」


    クリスタ「……楽しかったな」


    エレン「…クリスタちゃん」


    クリスタ「っ!?」


    クリスタ「え、エレン…君?」


    アルマ「…この子がエレンね、あの…忌々しい」


    アルマ「クリスタ、早く車に乗りなさい。命令よ」


    クリスタ「お願いします!お母様!!5分だけ…5分だけ時間を下さい!!」


    アルマ「…仕方無いわね、5分だけよ」


    エレン「クリスタちゃんっ!!」ギュッ


    クリスタ「エレン君っ!!」ギュッ


    エレン「クリスタちゃん!会いたかった!会いたかったよ…」ポロポロ


    クリスタ「私も…会いたかったよ」ポロポロ


    エレン「なんで、なんで俺に言わず引っ越しちゃうのさ!!」


    クリスタ「…ごめんねエレン君、ずっと、家にいたから…」


    エレン「…俺の所、来れなかったの?」


    クリスタ「だ、だめ…なの…お母様との、約束だから…」


    エレン「…クリスタちゃんのお母さん!なんでクリスタちゃんを家から出してあげないのさ!!」


    アルマ「…あなたには関係ないでしょう?…子供だからって、そろそろいい加減にして欲しいのだけれど」


    クリスタ「ご、ごめんなさい!お母様!…全部、私が悪いんです!」


    アルマ「…そうね、あなたが約束を守らなかったから起こったことよね」


    クリスタ「…」ガクガク


    エレン「く…り、すた…ちゃん?」


    クリスタ「え、エレン君、ごめんね…あと、ありがとう、今日、会いに来てくれて…」ガクブル


    クリスタ「こ、これ…誕生日、おめでとう……エレン君のお母さんと選んだんだよ」ポロポロ


    エレン「あ、ありがとう…」


    クリスタ「…エレン君、好きだよ、大好き………もし、いつかまた会えるような奇跡が起きたら…結婚してください」コソコソ


    エレン「けっ、こん……………うん、絶対、約束だよ!!」


    クリスタ「…」ニコッ


    カルグリ「エレンー!!」


    エレン「あっ…お父さん、お母さん…」


    カルラ「…やっぱり、ここにいた」


    アルマ「またあなたね…自分の息子ぐらい、ちゃんと躾けておきなさい。…それとも、この間の件でまだわからなかったのかしら?」


    カルラ「…ぐっ」ガクガク


    グリシャ「…」


    アルマ「…まあいいわ、もう会うことも無いだろうし、ほら、クリスタ、時間よ、早く乗りなさい」グイ


    クリスタ「あっ…いたっ」


    エレカルグリ「!!」


    カルラ「あなた!クリスタちゃんの髪を引っ張る事無いでしょうに!!」


    アルマ「…子供を躾けるのに一番いいのは、恐怖を与えることよ」


    カルラ「…この、黙って聞いていれば…」


    ???「何の騒ぎだ」


    カルグリ「っ!!?」


    クリスタ「あっ…お、お…父、様…」ガクブル


    エレン「このっ!!クリスタちゃんをはなs」モガッ


    カルグリ「エレン!やめなさい!!」


    エレン「なっ…離して!離してよ!お父さん!お母さん!!クリスタちゃんが!!」


    カルラ「ごめんなさい…エレン、クリスタちゃん…」


    グリシャ「私たちには…今はどうしようもできないんだ…」


    アルマ「…行くわよ」


    クリスタ「あっ…」


    エレン「やめろぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」


    クリスタ「エレン君…」


    クリスタ「さようなら…」ポロポロ


    バタン


    ブロロロロロロロロロロ


    エレン「あ…ああ…」


    エレン「…なんで!なんでだよ!お母さん!!お父さん!!」ポロポロ


    グリシャ「…すまん、すまん!!」ポロポロ


    カルラ「うっ、うぅ…」ポロポロ


    エレン「うわあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」


    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
  133. 136 : : 2018/01/14(日) 01:00:45
    カルラ「…エレンは?」


    グリシャ「また、泣き疲れて眠ってるよ…せっかくの、誕生日なのにな…」


    カルラ「…エレンの年齢を考えると、この記憶は成長につれて無くなると思うけど…」


    カルラ「…いっそのこと、クリスタちゃんのことを忘れてしまうのも…」


    グリシャ「…そんなことできるわけないだろう!」


    グリシャ「クリスタちゃんは…もう、家族なんだから…」


    カルラ「…そうね」


    グリシャ「カルラ…もう一度言う、私に…付いてきてくれるか?」


    カルラ「…ええ、私は、どこまでもあなたに付いていくわ」


    エレン「………スタ…ちゃ…」ポロッ


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


    ???「…あの家族には素性が知られてしまった」


    アルマ「あなたが出て来たら怯えて何も言えなくなったじゃない、あんな臆病者、放っておいても平気よ」


    ???「そもそもお前が道でクリスタを連れ戻す時に過剰に反応しなければ、あの女に正体が気づかれる事は無かったのではないか?」


    アルマ「仕方ないでしょう、王様の『つもり』なんて口にされたんだもの、カッとなってしまったわ」


    ???「一刻も早く、男を生まなければならないこの大変な状況だというのに…」


    アルマ「まぁ、全ての原因はクリスタよ、次の地では、クリスタは家から出さないようにするから」


    キィィィィ


    運転手「着きました、アルマ様…そして…」


    「ロッド・レイス様」
  134. 137 : : 2018/01/14(日) 01:09:29
    一応『エレクリな幼稚園』はこれで終了です。
    最初はただただクリスタの可愛い姿を書きたかっただけの現パロだったのですが、いつの間にか可哀想な方向へと進んでしまいました。
    もはや幼稚園児が出来る範囲を超えている気もしますが、フィクションなので多めに見てやってください。
    異常に長くなってしまいすいません、次からはもっと話の要点を抑えてコンパクトに纏めて書こうと思います。

    幼稚園は終わりましたが、SSとしてはまだ続きがあるので、そちらも読んで頂けると幸いです。

    最後までありがとうございました。
  135. 138 : : 2018/01/14(日) 01:32:17
    うぅ残酷な終わり方
    でも面白かったです
    これいこうも頑張ってください!!
  136. 139 : : 2018/01/14(日) 02:14:50
    お疲れ様です!1年ぐらい昔からずっと読んでました!
    まさかこういう展開になるとは思ってませんでした!
    続きが早く読みたいです!
  137. 140 : : 2018/01/14(日) 08:15:51
    執筆最後までお疲れ様でした
    最初から読ませていただいておりましたが
    上の方と同じく予想と違う展開で愕然としています(゚Д゚)
    ほんとにほんとに続きが待ち遠しい~!
  138. 141 : : 2018/01/15(月) 00:07:07
    コメントありがとうございます。
    http://www.ssnote.net/archives/57400
    続きはこちらで書いていこうと思います。
  139. 142 : : 2018/02/03(土) 01:49:30
    エレクリ好きですし、期待していますけども、
    途中のどうでもいい部分を細かく書きすぎてるな~とは
    思いました。
  140. 143 : : 2018/02/18(日) 01:22:07
    暇だったので、幼稚園編が見やすくなるように空欄を3マスから2マスに編集しました。だいぶ見やすくなったかと。
    その他一部修正もしましたが、ストーリーには何も影響が無いのでご安心ください。
  141. 144 : : 2018/02/20(火) 00:34:24
    クリスタカワ(・∀・)イイ!!
    最高でした
  142. 145 : : 2018/04/02(月) 21:58:37
    面白かったです!

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diagram2000

ダイヤ

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