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ペトラ「朝、貴方の隣でー」(新エピソードあり)
-
- 1 : 2013/12/15(日) 22:08:10 :
- ペトラ「朝、貴方の隣でー」の続編的な感じです
ぜひ、お楽しみください
-
- 2 : 2013/12/15(日) 22:10:35 :
- 期待!
-
- 3 : 2013/12/15(日) 22:11:04 :
- とりあえず、前回の話から入りますー
-
- 4 : 2013/12/15(日) 22:11:08 :
- 朝、貴方の隣で目覚める
窓から入るそよ風が心地いい
太陽のヒカリが入ってきて...
まるで、私たちを照らしてくれているようだった
あなたはまだ、眠っていた
いつもの少し怖い顔はなく、笑っているようにも見える
「いつも...こんな顔をしてくれればいいのに...」
貴方の髪をなでる
-
- 5 : 2013/12/15(日) 22:12:00 :
「ぅん...」
貴方がそういいながら、私の手を振り払う
思わず、笑ってしまった
今、とても幸せだ
それだけは...言える
他にも色々な感情があるけれど...
-
- 6 : 2013/12/15(日) 22:12:25 :
とにかく、幸せだった
こんな毎日がずっと続けば良いと心から感じた
しかし、運命は時に残酷だー
朝、貴方の隣でー
私は
最後の朝を迎えた
---------
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-
- 7 : 2013/12/15(日) 22:12:37 :
昨日
ペトラ「なっ...何を言っているんでしょうか...分隊長っ!」
ハンジ「いやぁ、ペトラってリヴァイのコト好きなのかなぁって思ってさぁ」
急に分隊長に聞かれたものだから...
思わず、慌ててしまった
分隊長に明日に控えた壁外調査の資料を届けにきたときの事だ
こんな、唐突に聞かれても...
正直に言えば、困るだけだ
-
- 8 : 2013/12/15(日) 22:14:47 :
ペトラ「分隊長...それは、ないですっ//」
ハンジ「そうかなぁ?絶対にペトラってリヴァイのこと好きなんだと思ったんだけど」
ペトラ「だから...好きじゃないですっ!!」
ハンジ「ふーん♡そっか、まぁ、とりあえず資料ありがとうねー」
ペトラ「はい、それじゃ、失礼します」
-
- 9 : 2013/12/15(日) 22:17:53 :
兵長のことは...
好きっていうか、信頼?
尊敬の気持ちが大きいと言いますかぁ//
上手く言えないけど...
ハンジ「あっ...ペトラ」
ペトラ「はい?」
-
- 10 : 2013/12/15(日) 22:20:11 :
ハンジ「リヴァイ、今部屋で資料まとめていると思うんだよね」
ペトラ「そうですか」
ハンジ「・・・」
ハンジ「キッチンの左から2番目の扉」
ペトラ「え...?」
ハンジ「そこに入ってるお茶、リヴァイ好きなんだよねー」
ハンジ「そろそろ、一息つく頃だろうなぁー♡」
-
- 11 : 2013/12/15(日) 22:20:21 :
ペトラ「・・・//」
ペトラ「失礼します」
ガチャー
分隊長は本当にずるい
そうやって、回りくどいやり方して...
キッチンの左から2番目の扉か...
お湯...
沸かしておこう//
---------
-------
----
-
- 12 : 2013/12/15(日) 22:20:38 :
ペトラ「これかぁ」
キッチンの左から2番目の扉に入っていたのは...
ウォールマリアで生産されていたお茶だった
つまり、今となっては貴重品だった
ウォールシーナでも高値で売られている
兵長...どこでこんなもの買ったんだろうな
-
- 13 : 2013/12/15(日) 22:20:55 :
- 期待!
-
- 14 : 2013/12/15(日) 22:21:10 :
色々考えながら、お湯を沸かす
急にお茶とか届けて迷惑にならないかなぁー
本当にこのお茶であってる...よね?
ていうか、分隊長なんであんな質問するのよぉーっ//
-
- 15 : 2013/12/15(日) 22:21:26 :
兵長のことは...
信頼できるし、
優しいし、頼もしい兄のような存在で...
もちろん、カッコいいとは思うけど...
その、なんというか...
上手くは言えないけど...
兵長のことはー
ガチャー
-
- 16 : 2013/12/15(日) 22:21:37 :
ペトラ「うわぁっ!」
オルオ「なんだよ、そんな驚くなよ」
もう、なんでこんな時にオルオに会わなくちゃいけないんだよ
はぁ...
もう...
-
- 17 : 2013/12/15(日) 22:22:15 :
ペトラ「どうしたのよ?」
オルオ「どうしたのって、俺が食堂に居ちゃ行けないのか?」
ペトラ「うん」
オルオ「おい...ペトラ、それはどういうことだ?」
ペトラ「うふふ~ww」
オルオ「で、お前こんなところで何してんだ?」
ペトラ「それはお互い様でしょ、オルオもどうしたの?」
オルオ「俺は、明日の壁外調査の準備はもうできたから、息抜きにな」
ペトラ「あっそー」
オルオ「で、お前は?」
ペトラ「見ての通り、お湯を沸かしております」
オルオ「それは、分かるわ」
ペトラ「兵長にお茶を届けにいくの」
オルオ「ふん」
ペトラ「ついでに...」
ペトラ「オルオも飲む?」
-
- 18 : 2013/12/15(日) 22:22:28 :
オルオ「あぁ」
オルオ「妙に優しいな。なんか企んでるのか?」
ペトラ「いやぁ、酷いね、企んでなんていないよ」
ペトラ「でも、もし明日の壁外調査でオルオが死んじゃったらきっと後悔するからね」
ペトラ「あの時、お茶ぐらいいれてあげればよかったなって」
ペトラ「だからね」
-
- 19 : 2013/12/15(日) 22:22:42 :
オルオ「それは冗談か?」
ペトラ「さぁね」
なんか...不吉だけど
そう感じた
もし、このままここで別れたら
オルオともう、話せなくなるような感じがした
なんか...
冗談にはならないんじゃないかなって...
-
- 20 : 2013/12/15(日) 22:23:29 :
- うわー
-
- 21 : 2013/12/15(日) 22:24:41 :
ペトラ「はい、お茶」
オルオ「おぉ」
ペトラ「これ、本当に好い匂いじゃない?」
オルオ「あぁ、高いのか?」
ペトラ「さぁ、どうだろう?兵長のだから」
オルオ「勝手に飲んでいいのか?」
ペトラ「いいでしょ、どうせあとでちゃんと兵長にも届けにいくから」
オルオ「そうか」
ペトラ「うん...」
オルオ「・・・」
ペトラ「さっきの...冗談になるといいね」
-
- 22 : 2013/12/15(日) 22:24:52 :
オルオ「当たり前だ」
ペトラ「20点」
オルオ「なにがだ?」
ペトラ「当たり前だ、だけじゃ20点だね」
オルオ「他に、何を言えばいい?」
ペトラ「ほら、お前も俺が守るとか//」
オルオ「それは...お前が俺の女房にでもなったときに言うぞ」
ペトラ「じゃ、オルオは一生20点のままだねー」
ペトラ「残念でしたぁー」
オルオ「ふんっ」
ペトラ「それじゃ、私そろそろ兵長にお茶とどけてくるね」
オルオ「そうか」
-
- 23 : 2013/12/15(日) 22:24:56 :
- 悲しい
-
- 24 : 2013/12/15(日) 22:26:30 :
ペトラ「じゃ、オルオ、明日ねー」
席を立つ
本当にこのまま別れていいのか?
何をこんなに心配しているんだ、私は?
心に問うが、答えはない
-
- 25 : 2013/12/15(日) 22:26:34 :
ペトラ「それじゃ...っ」
オルオ「おい、ペトラ」
ペトラ「うん?」
オルオ「お前は俺が守る」
-
- 26 : 2013/12/15(日) 22:26:45 :
ペトラ「・・・//」
ペトラ「65点」
オルオ「なんだと?」
ペトラ「でも...」
ペトラ「ありがとね」
-
- 27 : 2013/12/15(日) 22:26:54 :
ガチャー
歩きながらお茶に手をかざす
お茶は少し温くなっていた
そして...
私は
兵長のいる部屋に向かった
---------
-------
----
-
- 28 : 2013/12/15(日) 22:26:55 :
- ‼そうだ!
新エピソードがある!
-
- 29 : 2013/12/15(日) 22:27:03 :
コンコン
「入れ」
「失礼します」
リヴァイ「ペトラか...どうした?」
ペトラ「あの、お茶をお持ちしました」
リヴァイ「・・・このお茶は?」
ペトラ「あの、ハンジ分隊長が兵長はこのお茶が好きとお聞きしたもので...」
リヴァイ「・・・そうか」
ペトラ「どうぞ」
リヴァイ「すまない」
ペトラ「冷めちゃってら...すいません」
-
- 30 : 2013/12/15(日) 22:27:12 :
リヴァイ「・・・冷てぇ」
ペトラ「温めてきますか?」
リヴァイ「いや、いい」
オルオと無駄話しすぎたな
-
- 31 : 2013/12/15(日) 22:27:26 :
ペトラ「あ、明日は壁外調査ですね」
リヴァイ「あぁ」
ペトラ「エレン...大丈夫ですかね」
リヴァイ「さぁな?」
ペトラ「うふふ//」
リヴァイ「どうした?」
ペトラ「いや...初陣の時のコトを思い出しちゃって...」
リヴァイ「初陣か...」
ペトラ「兵長は初陣...どうでしたか?」
-
- 32 : 2013/12/15(日) 22:27:42 :
リヴァイ「あまり...覚えていない」
ペトラ「そうですか...」
リヴァイ「ただ・・・」
ペトラ「はい?」
リヴァイ「ハンジがうるさかったのは覚えている」
ペトラ「はは...変わっていないですね//」
リヴァイ「あいつは...前から奇行種だ」
ペトラ「あはは...ハンジ分隊長は前から不思議なお方だったんですね」
-
- 33 : 2013/12/15(日) 22:27:55 :
ハンジ分隊長とえば...
あんな質問されて...
「いやぁ、ペトラってリヴァイのコト好きなのかなぁって思ってさぁ」
「そうかなぁ?絶対にペトラってリヴァイのこと好きなんだと思ったんだけど」
そんな...
今、思い出したくないっ
目の前に...兵長がいるのに
-
- 34 : 2013/12/15(日) 22:29:12 :
私は兵長のこと...
きっと...
ペトラ「好き...」
リヴァイ「あぁ?なんか、言ったか?」
-
- 35 : 2013/12/15(日) 22:29:24 :
ペトラ「兵長...」
兵長が...ペンを持っていた手を降ろした
ペトラ「こっち...向いてください」
兵長がこちらを見る
ペトラ「怒らないで聞いてくださいね...」
-
- 36 : 2013/12/15(日) 22:31:32 :
ペトラ「兵長の顔は...怖くて...いつも怒ってるみたいだし」
ペトラ「優しいのか優しくないのか分からないし...」
ペトラ「いつも...遠くを見ているようで...」
ペトラ「そんな兵長だけど...」
ペトラ「私は...」
-
- 37 : 2013/12/15(日) 22:31:41 :
ペトラ「私は...」
ペトラ「大好きです//」
涙があふれてくる
兵長は驚いた表情をした後...
私を優しく抱きしめた
-
- 38 : 2013/12/15(日) 22:31:59 :
ペトラ「兵長...」
リヴァイ「俺は...お前とはー」
ペトラ「分かってます」
ペトラ「全部...分かってますからー」
ペトラ「だから...」
-
- 39 : 2013/12/15(日) 22:32:15 :
ペトラ「今日だけ...」
ペトラ「甘えさせて頂けませんか?」
ペトラ「明日になったら...」
ペトラ「普通の部下に戻ります」
ペトラ「だから...」
-
- 40 : 2013/12/15(日) 22:32:26 :
ペトラ「今日だけは...」
ペトラ「貴方の事を好きでいさせてください」
兵長は...
相変わらず、私を抱きしめていた
-
- 41 : 2013/12/15(日) 22:32:38 :
その後...
私と兵長は...
ベッドに倒れ込んだ
その夜の月は美しくー
わたし達の全てを優しく包んでくれた
---------
-------
----
-
- 42 : 2013/12/15(日) 22:32:50 :
朝、貴方の隣で目覚める
窓から入るそよ風が心地いい
太陽のヒカリが入ってきて...
まるで、私たちを照らしてくれているようだった
あなたはまだ、眠っていた
いつもの少し怖い顔はなく、笑っているようにも見える
「いつも...こんな顔をしてくれればいいのに...」
貴方の髪をなでる
-
- 43 : 2013/12/15(日) 22:33:05 :
「ぅん...」
貴方がそういいながら、私の手を振り払う
思わず、笑ってしまった
今、とても幸せだ
それだけは...言える
他にも色々な感情があるけれど...
-
- 44 : 2013/12/15(日) 22:35:02 :
とにかく、幸せだった
こんな毎日がずっと続けば良いと心から感じた
だけど...
甘えるのは昨日だけだからー
もう...
貴方のコトを愛してはいけないから...
-
- 45 : 2013/12/15(日) 22:35:14 :
貴方の事を愛してしまうと...
死ぬ事が怖くなる
この国の為に心臓を捧げることができなくなる
わたしは...
貴方の為に...
この国の為にー
心臓を捧げる兵士だから
-
- 46 : 2013/12/15(日) 22:35:25 :
ペトラ「兵長...」
そう...
私は..戦う
この国の自由の為にー
-
- 47 : 2013/12/15(日) 22:35:34 :
だから...
貴方の事を...愛してはいけないんだ
そう、自分に言い聞かせた
-
- 48 : 2013/12/15(日) 22:35:51 :
ただ...最後にもう一度だけ
伝えたい思いがある
兵長の手を握る
-
- 49 : 2013/12/15(日) 22:36:04 :
ペトラ「兵長...」
ペトラ「大好きですー」
貴方がそっと手を握り返してくれたから...
あと、ちょっとだけ近くにいようと思った
-
- 50 : 2013/12/15(日) 22:36:15 :
太陽が眩しく輝いていた
今日...人類が新たな一歩を踏み出す
私たちは
その、一歩の
翼となるのだ
-
- 51 : 2013/12/15(日) 22:36:35 :
朝、貴方の隣でー
私は
最後の朝を迎えた
---------
-------
----
-
- 52 : 2013/12/15(日) 22:36:45 :
「ペトラ、どうかしたー?」
「ハッ...すいません」
つい、ぼーっとしちゃう...
だって...
昨日は兵長と...//
-
- 53 : 2013/12/15(日) 22:36:53 :
エルド「ペトラ、壁外調査だからって緊張してんじゃないよなー?」
ペトラ「そんな事...ない!」
グンタ「なら、どうした?お前がぼーっとするなんて珍しいじゃないか?」
思わず、兵長の方を見てしまう
別に...兵長は気にしてないのかな....?
-
- 54 : 2013/12/15(日) 22:37:09 :
確か、兵長は地下街出身だったよね
その頃はこんな事、普通だったり...//
別に私が特別な訳じゃないんだよね・・・
昨日、「普通の部下に戻ります」って約束したし
それに、今日は壁外調査だし
こんなこと考えてる場合じゃないのに・・・
-
- 55 : 2013/12/15(日) 22:37:51 :
だけど・・・
考えないなんてできないよ
嫌いになんてなれないよ・・・
だって...
好きだものー
-
- 56 : 2013/12/15(日) 22:38:07 :
エルド「あと、30分で出るぞー」
エレン「了解です」
グンタ「じゃ、各自で準備して30分後に入り口でな」
ハンジ「りょーかいです」
リヴァイ「あぁ」
オルオ「じゃ、行くなー」
ハンジ「ペトラわ?」
ペトラ「あー、えっと、ここグラス片付けてから行きます」
-
- 57 : 2013/12/15(日) 22:38:21 :
ハンジ「私も手伝おうか?」
ペトラ「大丈夫ですよ、やっておきます」
エレン「ありがとうございます」
ペトラ「はーい」
エルド「それじゃ、行くなー」
ガチャー
-
- 58 : 2013/12/15(日) 22:38:33 :
壁外調査か・・・
この壁外調査で、どんな成果が出るかは分からない
もしかしたら、なんの成果も出ないかもしれない
成果の有無とは関係なく、壁外への遠征を行うごとに派兵には毎回3割の損害が伴う
逆に言えば、生存率は7割であり、
壁外遠征を10回行った際の生存率は僅か3%
-
- 59 : 2013/12/15(日) 22:38:46 :
運良く私たちは生き残っているけど...
私たちは巨人の他に、いつ死ぬか分からないという恐怖とも戦っているのだ
今日は、エレンをシガンシナ区に送る為の試運転だけど
やっぱり、多数の損害がでることは覚悟しなくてはならない
そして...
自分の死も覚悟しなくてはならない
-
- 60 : 2013/12/15(日) 22:38:59 :
「ペトラ、早くー」
ハンジ分隊長の声がする
部屋を出る
窓からは眩しいくらいの光が差し込んでいたー
わたしが太陽の光を浴びたのは...
この日が最後だったのだ
---------
-------
----
-
- 61 : 2013/12/15(日) 22:39:18 :
エルド「遅かったな、ペトラ」
ペトラ「ごめん、ごめんー」
ハンジ「じゃ、そろったことだし行こうかー」
エレン「俺、ものすごい緊張します」
グンタ「大丈夫だ、これは、試運転っていう所だからな」
オルオ「こんなの、ほんの一瞬だ」
エルド「ま、帰ってきたら、宴会でもするか」
グンタ「おぉ、それはいいな」
ハンジ「だね、エレンの初壁外調査祝い的なー?」
-
- 62 : 2013/12/15(日) 22:40:37 :
オルオ「それはいいな」
エルド「ペトラも、いいか?」
ペトラ「ぇ...あ、うん」
帰ってきたら、か・・・
私は、さっきから何をそんなに気にしているのだろう...
こんなの、いつもの壁外調査と比べたら、簡単なものなのに
だけど...
だけど...
-
- 63 : 2013/12/15(日) 22:40:48 :
リヴァイ「おい、テメェら」
エルド「リヴァイ兵長!」
リヴァイ「ピーピーうるせぇな、とっとと行くぞ」
グンタ「了解です」
ハンジ「じゃ、行くよ」
オルオ「ハッ!」
-
- 64 : 2013/12/15(日) 22:41:03 :
馬の手綱を握る
今日、人類が大きな一歩を踏み出す
みんなが、巨人のいない未来を目指して馬を走らせる
私もその1人だ
そして、ここにいるみんなもー
誰もが巨人のいない世界を望んでいる
誰もが...
自由を望んでいる
その自由を手に入れる為には...
-
- 65 : 2013/12/15(日) 22:41:20 :
まだまだ、時間と犠牲が必要だ
で...
考えたくないけれど
私たちもその犠牲の1人になるかもしれない
でも、別に後悔は残らないと思う
-
- 66 : 2013/12/15(日) 22:42:46 :
自分が選んだものだから
犠牲を覚悟して、調査兵団に入ったのだから
自分の命でこの世界に自由が与えられるなら、それで十分だ
だけど...
貴方の隣にこれ以上いられなくなるかもしれない
だから...
-
- 67 : 2013/12/15(日) 22:42:56 :
最後に伝えたい事があるんです
私に...戦い方を教えてくれて、ありがとうございます
私に...仲間の大切さを教えてくれて、ありがとうございます
私に...
私に....
-
- 68 : 2013/12/15(日) 22:43:11 :
「・・・ッ」
リヴァイ「ペトラ、何か言ったか?」
ペトラ「・・・ぇ...いえ」
リヴァイ「そうか」
ペトラ「あ、ただ...」
ペトラ「兵長にお礼が言いたくて...」
リヴァイ「・・・?」
-
- 69 : 2013/12/15(日) 22:43:27 :
これが貴方との最後になるかもしれない
それなら、伝えたい
別に、上手く言えないけど
伝えたい
今までの思いを全部
全部つめこんで
-
- 70 : 2013/12/15(日) 22:43:38 :
ペトラ「私に...」
ペトラ「人の愛し方を教えてくださり、ありがとうございましたー」
その後、兵長は何も言わず、ただ驚いた顔をしていた
別に、言った事を後悔はしていない
-
- 71 : 2013/12/15(日) 22:43:53 :
その日は...
太陽が眩しく、
雲一つない青空らが広がっていた
次、貴方にあえると気がくるならば...
今の思いに誇りを持てる時にしてほしい
そして、貴方に私の全てを捧げたい
だけど、私が次貴方にあう為には...
まだ、時間と犠牲が必要であろう
end
-
- 72 : 2013/12/15(日) 22:45:39 :
- 以上ですー
ペトラ達が死んだところは、あえて描きませんでしたww
書くだけで....悲しくなるのでー泣
何か希望等あれば、お願いします
叶えられるかは分かりませんが...//
ご覧、ありがとうございました
これからも頑張りますー
rinnka
-
- 73 : 2013/12/15(日) 22:49:26 :
- 感動です
本当にrinnkaさんのリヴァペトは好きです
泣けます
-
- 74 : 2013/12/15(日) 23:05:35 :
- いい話だぁー(;´д⊂)
-
- 75 : 2013/12/15(日) 23:15:31 :
- rinnkaさんのssはどれも感動できてスゴイです!
-
- 76 : 2013/12/16(月) 19:19:22 :
- ありがとうございますー泣
こちらも感動です
今、ペトラ「再会」の続編を考えておりますー
できましたら、載せるんで、そちらもよろしくお願いします
-
- 77 : 2013/12/16(月) 19:25:12 :
- 私も、rinnkaさんの作品大好きです!
今回も感動しました!
…涙なしでは読めないんですが(ノД`)
本編では、新しいリヴァイ班も編成されたり、
どんどん話が進んでいるのですが、
やっぱりリヴァペトが好きなんですよね(^^*)
また書いていただけたら嬉しいです!
-
- 78 : 2013/12/16(月) 21:34:19 :
- ですよねー
これからは、ちょくちょく新しいリヴァイ班も描いていきたいと思います
でも、個人的には旧リヴァイ班が好きです
特にリヴァペトが大好きなんですよねー//
はい、頑張ります
-
- 79 : 2014/01/03(金) 09:10:09 :
- 感動です!
-
- 80 : 2014/01/06(月) 01:29:01 :
- なんか心が浄化されました!
やっぱリヴァペトは最高です!!
次回作にも期待!
- 著者情報
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