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輝く世界(第2.5話 攫われてから…)
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- 1 : 2016/12/04(日) 00:37:04 :
- 3話の前に、1話ごとに番外編入れます。
一応聖夜もやるつもりですがおそらく3.5話ぐらいかと。
期待しないで、ここから読んでもプロロから読んでも意味がわからないですよ
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- 2 : 2016/12/04(日) 01:40:09 :
- ──ある日雪の降る朝、私は見知らぬベッドの上で目を覚ます…
病院より広い部屋…外から入る光が目を抑える…
ガチャ…と音と共に1人の男性が入ってくる…
誰だろう…見知らぬ男性はベッドの側の小さいチェストの上に私の朝食と思われるパンと牛乳を置く…
「お目覚めになられましたか?」
落ち着いた声で話しかけられる…思わず「はい。」と応じてしまう…
「そうですか。お洋服や朝食を置いておきますのでお食べになられた後、呼んでください。」
そう言い、男は扉の前で一礼し、部屋を出た。
ここは何処なのだろう…そして、私は何故こんなところにいるにだろうか…
そもそも死ぬ寸前で物事を考える体力もなかった私が何故ここまで今いる所に疑問を持っているのだろう…
天国かもしれない、あるいは地獄かもしれない、だが郷に入っては郷に従えという言葉を何度も聞かされてきた…あの執事っぽい人の言う通り朝食と着替えを済ませ、彼を呼ぶのが最善だろう
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- 3 : 2016/12/07(水) 23:52:11 :
- 身体を起こし、置かれたパンを食べる。森のパンとは違い、こちらは少しモチモチしている。
食事を済ませるとすぐに着替えを始める。こちらも森とは大きく違う…森にいた頃は麻の服を着ていたが、こちらは何だろうか…麻とは違う質感…純白色…そしていい匂い…シルクだろうか…まあ、どうでもいいか…大して重要じゃない…
着替えを済ませたら部屋を出る。執事ッポイ格好の人が戸の側で立っている…
「気分はどうですか?」
…正直言って、最悪である…慣れない質感の布を着せられ、見慣れない豪華な部屋に執事付きで招待され、トコトン不運なのですかね…?
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- 4 : 2016/12/19(月) 00:35:29 :
- 大広間でダンスを踊る
お相手は執事と思われる男性
後ろには屋敷の主の娘だろうか…女の子が見ている。
──ここ数日間執事の支持に従いながら過ごしたが、ここは森よりも農業も医療も発展しているようだ…
屋敷の敷地内には見たこともない農作物畑と病院が2~3箇所ある、たぶんここはメデスだろう…そうすれば、病気が無くなりここまでスムーズに動ける事にも説明がいく。
と、まあ結構裕福で不自由もないしこのままでいい気がしてきた…
あの日が来るまでは…
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