このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
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東方極復讐鬼
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- 1 : 2016/12/03(土) 14:31:18 :
- このスレッドは東方怨冠怪の続編です
リョナ要素があります
オリキャラを含みます
始めます
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- 2 : 2016/12/05(月) 19:55:43 :
- 翌日 新地獄
霊夢「来たわよー」
映姫「来てくれましたか…!!」
小町「四季様落ち着いて」
霊夢「どうしたのよ。用事はなに?」
映姫「実は…」
映姫『先日から地獄の様子…いえ、償いビトの様子がおかしくて…』
霊夢『様子?』
映姫『点呼をかけても出てきませんでしたし、無理矢理引っ張りだそうとすると「ヤツがくる…怖い…」と…』
小町『妖怪が妖怪を怖いとか笑えますよねw』ケラケラ
映姫『小町』
小町『はい』
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- 3 : 2016/12/06(火) 19:19:23 :
- 映姫『と、言う訳で。地獄内の哨戒を手伝って欲しくて…』
霊夢「成程、理解したわ」
魔理沙「よし、そうと決まればさっさと行こうぜ」
映姫「はい…!!」
小町「」ソーッ
映姫「小町」
小町「はい」
映姫「同行しなさい」
小町「え〜…」
_地獄内_
霊夢「ホントに静かね…」
映姫「でも、只ならない妖気が漂っているのは分かります」
霊夢「こりゃ隠れるわ…」
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- 4 : 2016/12/06(火) 19:22:48 :
- フッ
小町「…んお?」
映姫「どうかしましたか?小野塚小町」
小町「なんでフルネームなんですか…。あ、いえ、なんか上を通った気がして…」
霊夢「…ん?妖気が強くなったわね」
魔理沙「そうだな…。もしかして猶斗が来てたりしてな」ケラケラ
映姫「そんなハズはありません。猶斗さんとはもう半年もお会いしていません…」
映姫「はぁ…」ドヨーン
魔理沙「お、おう」
トスッ
霊夢「ん?」
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- 5 : 2016/12/06(火) 19:25:59 :
- 魔理沙「………嘘だろ。オイ」
霊夢「なんで…」
??「久しぶりだな…。俺をこんなトコロに閉じ込めやがって…」
一同「誰?」
??「ふざけんな!!」ガクッ
??「我が名は靈影。地獄の底に辿り着きし者」
魔理沙「靈…!!」
霊夢「影…⁉︎」
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- 6 : 2016/12/06(火) 19:29:44 :
- _地獄の底に到達した靈影_
能力:憎悪を物理エネルギーに変換する程度の能力
容姿:以前までの靈影は短髪だったが、今回は襟足と前髪が長く伸びている。また、黒いインナーを着ている
概要:地獄の底に到達した靈影。地獄の力を支配し、地獄内を縦横無尽に駆け回る。強さのレベルは依姫の二倍程度
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- 7 : 2016/12/17(土) 09:24:22 :
- 霊夢「…どういうこと?」
霊夢が映姫に問いかける
映姫「そ、そんなハズはありません…!!靈影は永久幽閉刑に処したハズです…!!」
靈影「あぁ、たしかにそうだ」
靈影「だが、オレが監視ビトを喰えないとでも思っていたのか?」
映姫と小町の顔が険しくなる
小町「…空時は⁉︎空時はどうなったの⁉︎」
靈影「空時…。あー、あのやくたたズのクソカスか…」
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- 8 : 2016/12/17(土) 22:11:16 :
- 小町「…!!」
映姫「…⁉︎小町!!落ち着いてください!!」
地面を蹴り、岩の上の靈影に飛びかかる小町
小町「うぁぁぁぁぁぁぁあぁあ!!」
直後、小町の腹部がガラ空きになったのを靈影は見逃さなかった!!
靈影「URYYYYYYYYYYY!!」
一同「⁉︎」
靈影「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!」
腹部に拳を撃ち込まれ吹っ飛ぶ小町。腹部は一部抉れている
魔理沙「小町!!」
そのまま小町は血の池地獄に落下する
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- 9 : 2016/12/19(月) 00:39:01 :
- 靈影「地獄の力を支配するこのオレに、勝てると思うなぁ!!」
靈影が指をクンッとやると霊夢達の足元から剣山が飛びだしてくる
霊夢「⁉︎」
魔理沙「まずいぜ!!」
映姫「とりあえず飛んで-
靈影「WRYYYYYYYYYYYYAAAAAAAA!!」
映姫「なっ…」
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- 10 : 2016/12/19(月) 00:42:16 :
- 靈影「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!」
映姫「ぶぐぁ⁉︎」
映姫の顔面や腹部に拳を撃ち込みはじめる靈影
靈影「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!」
霊夢「映姫!!」
魔理沙「靈影、もうやめてくれ!!」
靈影「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!」
靈影「無駄ァ!!」ゴッ
映姫「トップァ!!」
血の池地獄に落下する映姫
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- 11 : 2016/12/23(金) 12:00:32 :
- 靈影「クックックッ…ハッハッハッハッハッハ!!」
霊夢「あんた…地獄の償いビトを喰ったのね…」
靈影が霊夢の方を向く
靈影「…全員ではないがな」
魔理沙「は?」
靈影「中には縊死する様なヤツもいたな。地獄では死ねないのになァ?」
靈影「人間は無駄に大量に生まれ、自然を破壊し、そして自分の都合で死んでいく。なんて自分勝手な生き物だ」
魔理沙「ふざけんな!!人間はあんたなんかよりメンタル弱いんだよ!!」
靈影「ふざけているのはどっちだッ!!人間どもが地球を…この星を大切にしないから、他の生命と共存をしようとしないからオレが作られた…」
靈影「見た目が気持ち悪いから虫を殺し、可愛いからペットという建前で生き物を幽閉、洗脳する…ッ!!」
靈影「人間の方がふざけているよなァ?なぁ?」
煽るように言う靈影だが、その顔には怒りが満ちていた
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- 12 : 2016/12/24(土) 22:53:12 :
- 靈影「WRYYYYYYYYYYYYYYYY!!」
弾幕を放つ靈影
魔理沙「⁉︎」
霊夢と魔理沙の視線が弾幕に集中した瞬間、それを靈影は狙った
ブチッ
-魔理沙の左腕が引きちぎられた
魔理沙「-⁉︎」
霊夢「⁉︎」
魔理沙「あ、あ、熱っ…!ああああああああ!!」
靈影「…安心しろ。地獄だからスグに再生するさ」
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- 13 : 2016/12/29(木) 15:03:11 :
- 魔理沙「ああああああああッ!」ドクドク
靈影「なぁ、博麗の巫女」
靈影は魔理沙の痛々しい姿をみて茫然自失としている霊夢に話しかける
靈影「オレは今からこいつをどうすると思う」
霊夢「…?」
直後、靈影は魔理沙の腹を蹴り飛ばし、岩場に叩きつけた
魔理沙「ぐぅッ⁉︎」ポロポロ
あまりの激痛に涙を流す魔理沙
靈影「おお、弱い弱い」クスッ
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- 14 : 2017/01/06(金) 00:31:32 :
- ヌルヌル
魔理沙「…??」
魔理沙の腕が再生する
魔理沙「あれ、なんで…」
靈影「先程も言ったハズだ。ここは無限地獄。何度でも死ぬのだ。ここでは」
霊夢「…まさか」
靈影「ああ、もちろんだ。今からキサマらを痛めつける…!」
霊夢&魔理沙「……!!」
悲痛な叫びが地獄に木霊する
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- 15 : 2017/01/06(金) 00:38:54 :
- -地霊殿
さとり「…ん」パチッ
猶斗「…起きたか」
丸1日寝ていたというのにリアクションが薄い猶斗だが、さとりには筒抜けだった
さとり「…ごめんなさい…。心配かけて…」
猶斗「謝るのはオレの方だ。あんなティアラ渡したオレが悪い」
さとり「…ごめんなさい」
お空「もう~。さとり様、そう言う時は謝っちゃダメですよ」
お燐「あ、こいし様呼んできますね」ガタッ
また、この幻想郷に平穏が戻ってきた。そう思う猶斗…。今現在、絶望的な状況になっているとも知らずに…
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- 16 : 2017/01/07(土) 04:16:13 :
- 新地獄
霊夢「ああああああああッ!」ポロポロ
靈影「…いい気味だ」ニヤニヤ
魔理沙「や、やめ…ろ…やめて…くれ…」
靈影「何故だ」
魔理沙「お前が私達を殺せば、きっと猶斗が気づいて…お前を殺すぞ…!!」
靈影「…そうかそうだな…」
魔理沙「!! じゃあ-
靈影「だが断る」
魔理沙「…な。そんな…」
靈影「今からもっと面白くなるんだ!!"サイコーのショー"を見せてやるよッ!!」
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- 17 : 2017/01/07(土) 07:19:25 :
- 突如、靈影の背後に大玉転がしの大玉のような大きさの黒い玉が出現した
靈影「地獄で地獄を見るんだな!!」
その黒い玉が歪んだと思うと、巨大なブラックホールが発生した
霊夢「うっ⁉︎」
魔理沙「うわ⁉︎」
魔理沙の帽子が吸い込まれる
魔理沙「わ、私の帽子が!!」
靈影「無駄無駄…一度吸い込まれたら消滅するのだ。復活はしない」
霊夢「あんた…」
靈影「おっと、まだ拷問は終わっとらんぞ?」
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- 18 : 2017/01/14(土) 18:38:36 :
- 地霊殿
さとり「あの…」
猶斗「どうした」
優しい口調で答える猶斗。そこにはいつもの憎悪に満ちた感情など微塵も無かった
さとり「博麗の巫女…霊夢さんや、魔理沙さんは…お詫びを申し上げたいのですが…」
猶斗「そうか…アイツらは今地獄に行っている。今日中には帰ってくると思うが、明日の方が良いだろう」
さとり「っ…そう…ですね…」
猶斗「……どうした?大丈夫か」
さとり「…いえ、あの…」
さとり「靈影は地獄に行ったのかな…って」
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- 19 : 2017/01/14(土) 18:42:18 :
- 猶斗の顔が一瞬強ばる。それを見たさとりは慌てて頭を下げる
さとり「ご、ごめんなさい!」
猶斗「…いや。謝るものではない」
さとり「じゃあなんで…顔が…」
猶斗「…ヤツは魂だけでも相当な妖力を持つ。もし霊夢達が遭遇したら…100%…」
さとり「100%?」
猶斗「…死ぬだろう」
さとり「…」
杞憂であって欲しい。そう思う猶斗だが、現実は非情なり。現在進行形で発生していた
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- 20 : 2017/01/14(土) 18:49:57 :
- 霊夢(終わった…終わりだ…)
死んだ魚の目の霊夢を見下し、達観する靈影
靈影「ハハハハハハ!!あの博麗の巫女が無様だなッ!」
魔理沙(くそ…)
靈影が霊夢に近づいていくのを見てる事しか出来ない魔理沙
魔理沙(何か…何か手がないか…ヤツの近くに…)
魔理沙の視界にブラックホールが入る
魔理沙(…そうだ)
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- 21 : 2017/01/24(火) 21:47:10 :
- 靈影「さて…」
靈影が霊夢のもとに歩み寄る
霊夢「ぅ…ぁ…」
靈影「そろそろ…終わりにしようか?」
靈影が霊夢の腕を引きちぎる
霊夢「~~~~~~~~~~~!!」ブワッ
靈影「ほう…もう声も出なくなったか」
霊夢「ぁ…ぁ…」ビクッビクッ
霊夢の身体が痙攣を起こしはじめる
靈影「キサマを殺せば!全人類の滅亡もそう遠くはない…!!」
靈影は少し後ろにさがり、10mほど浮かぶ
靈影「さぁ、この素晴らしい世界に破滅の凱歌を!」
「おい!!クソッタレ靈影ッ!!」
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- 22 : 2017/02/03(金) 14:28:19 :
- 靈影が声がした方を向く
魔理沙「ファイナル…マスタースパーク!!」ドォッ
靈影「なっ…⁉︎」
靈影は結構な距離押されたが、なんとか防いだ
靈影「無駄無駄無駄!このオレが」
魔理沙「後ろ、見ろよ…にひっ♪」
靈影「後ろ…なっ⁉︎」
靈影の後ろには彼自身が生成したブラックホールがあった
霊夢「あっ…(察し)」
靈影「な…」
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- 23 : 2017/02/09(木) 23:30:39 :
- 靈影「バカ…な…」
ゆっくりと吸い込まれて行く靈影。靈影が見えなくなると同時にブラックホールが四散する
霊夢「ハァ…ハァ…」
魔理沙「大丈夫か霊夢!」
霊夢「ええ…なんとか…」
魔理沙「あとは映姫達を引き上げるだけだ。急ごう」
霊夢「ええ」
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- 24 : 2017/02/18(土) 00:32:08 :
映姫「んぅ…」パチ
魔理沙「良かった…目を覚ましたか」
小町「…あれ…アイツは…」
魔理沙「私と霊夢が倒したぜ」ドヤァ
小町「うわ…」
霊夢「大丈夫そうね」
霊夢と魔理沙の心配そうな双眸が二人を見つめる
映姫「ええ、大丈夫ですよ」ニコッ
霊夢「そう……それで、今回の事を猶斗に報告しようか否かで魔理沙と少し揉めて…」
魔理沙「だから普通に考えて報告するだろ」
霊夢「でも『無茶をするな』ってこの前みたいに半日間も説教されたくないし…」
魔理沙「でもまた靈影が来たらどう対策するんだ」
映姫「とりあえずは報告しなくても良いでしょう」
小町「え」
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- 25 : 2017/02/25(土) 19:43:53 :
- 映姫「彼に余計な心配をかけたくないので」
小町「えぇ....(困惑)」
魔理沙「でも…」
映姫「大丈夫ですよ。彼は存在そのものを消去しておくので」
魔理沙「お、おう」
霊夢「じゃあ任せたわね」フリフリ
映姫「ええ。お気を付けて」
魔理沙「はあ…精神的に疲れたぜ…」
雑談しながらも地獄の入口を出る二人。そのまま帰路につくのだった。
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- 26 : 2017/02/26(日) 01:11:00 :
- 翌週 紅魔館
猶斗達は咲夜に会いに紅魔館を訪れていた
猶斗「いきなり済まないな」
咲夜「いえ。大丈夫です」
猶斗に笑顔を向ける咲夜
霊夢「…で、なんで私達も呼ばれた訳?」
猶斗「咲夜に会いにきた理由もそれだ。どうやら妖怪の山付近に紅魔館の時の様に突然屋敷が現れたらしい」
魔理沙「おいおい…マジかよ」
咲夜「それで…私は」
猶斗「ああ、俺たちに同行して欲しい。少しでも戦力が欲しいのでな」
霊夢「……あんた今戦力っつった?」
猶斗「ああ、恐らく…敵だ」
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- 27 : 2017/02/26(日) 01:16:23 :
- 猶斗「アルマや萃香達鬼にも声をかけたのだが…」
勇儀『悪い。宴会があるんでな』
萃香『やだ。メンドイ』
華扇『修行があるので…』
アルマ『( ・´ー・`)だが断る』
霊夢「あいつら…」ピキピキ…
魔理沙「まあいい。話をまとめると-
咲夜「突如現れた屋敷の調査と敵の討伐ですね」
魔理沙の言葉に被せて咲夜が言う
猶斗「ああ、明日の辰の刻、人里の中央広場で集合だ」
一同「了解」
続く…
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- 著者情報
- この作品はシリーズ作品です
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東方幽蠍録 シリーズ
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