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阿笠「できたぞ新一!光彦くんの鼻から鼻くそ出るスイッチじゃ」
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- 1 : 2016/12/03(土) 11:38:55 :
- 初投稿です
あしからず・・・
コナン「でもなんか地味じゃねえか?」
阿笠「考えても見ろ、人の鼻から
鼻くそが出ているのはかなり不快じゃぞ??」
コナン「確かに!じゃあ行ってくるぜ!」
阿笠「くれ悪じゃZO★」
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- 2 : 2016/12/03(土) 11:47:13 :
コナン「おはよー!」
歩美「あ、コナン君来たよ!」
元太「遅いぞコナン!!」
灰原「・・おはよ」
光彦「元太君の言うとおりですよ
全く、最近たるんでるんじゃないですか??
僕たちを待たせておきながら
歩いてくるなんて信じられません!」
コナン「(相変わらずうぜえな・・まあ
このスイッチで恥をかかせてやるぜ..フヒヒ)
あぁ、悪かったよ」
光彦「まあいいでしょう
では、学校へレッツゴー!」
灰原「...珍しいじゃない
あなたが光彦くんに何もしないなんて、
いつもなら突っかかってるはずだけど」
コナン「へへっまあな
おめえも楽しみにしてろよ?」
灰原「?」
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- 3 : 2016/12/03(土) 11:57:37 :
~学校・授業中~
先生「じゃあ、ここを
光彦くん、読んでくれるかしら?」
光彦「はい!」ガタッ
コナン「(よし、今ならみんなが光彦に集中する
いっけえええええ!!)」ポチポチ
光彦「ここで太郎は言いました」ぴょんぴょーん
コナン「(うわ地味w)」連打
光彦「まだ諦めちゃいけない」ぴょーん
光彦「僕らにはまだ」ぴょぴょぴょーん
光彦「仲間がいるじゃないか」みょイーん
教科書は黄色い鼻くそで埋め尽くされる。
元太「きったねー!
光彦のやつ、鼻くそ出しやがった!」
「わぁ、きったねー」
「鼻くそやろうだー」
ワイワイガヤガヤ
灰原「江戸川くんが言ってた
面白いことってこれなの?」こそっ
コナン「ああ、これからもっと
面白いことにしてやる」ふひひ
光彦「...」
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- 4 : 2016/12/03(土) 12:06:24 :
- キーンコーンカーンコーン...
光彦「(最近、コナン君と灰原さんは
仲がいいですね・・・)」
光彦(もう僕に勝ち目はないんでしょうか)
教科書に盛り付けられた鼻くそを見つめる
光彦(それにしたってこの鼻くその量。
僕は病気なんでしょうか)
コナン「どうしたんだ、光彦?」
光彦「コナン君...」
コナン「さっきの鼻くそのことなら気にすんなよ、
体の排出機能による一時的な増加があるって
本で読んだことがある」
コナン(デマだけどなw)
コナン「あとな、歩美から話してくれないかって
言われたんだが...」
光彦「え?」
コナン「あいつ、光彦のことが
好きなんだってよ。
お前の気持ちが聞きたいって」
光彦「ほ、本当ですか??」
コナン「ああ、放課後、公園で待ってるってよ」
光彦「分かりました!」
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- 5 : 2016/12/03(土) 12:11:33 :
コナン(そんなこと信じるなんて
あいつも馬鹿だなw)
コナン(まあ色々見てる側としては
かなり美味しい展開wだな)
給食の時間でも
コナンがスイッチを連打したので
光彦は給食もろくに食べられず、
クラスからは「鼻くそ王子」
と呼ばれるようになっていた
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- 6 : 2016/12/03(土) 12:22:53 :
そして放課後...
光彦(さあ、やってきましたよぉ...)
コナン、灰原、元太は
茂みに隠れている
歩美「あ、光彦くん!
どうしてここに」
光彦「え?」
歩美「私、コナン君に呼ばれたんだけど...」
コナン(やばい、歩美に話の趣旨言うの
忘れてたぜ!)
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- 7 : 2016/12/03(土) 12:29:27 :
光彦「コナン君..
僕のために、歩美ちゃんを呼んでくれたんですね」
コナン(なんか結果オーライだったわ)
歩美「コナン君がいないなら歩美
帰ろっかn「待ってください」え」
光彦(さあ、勇気を出して言うんです。光彦..)
コナン「おまえら、わかってるな」
灰原「ええ」
元太「光彦が歩美に告ると同時に
このスイッチ連打するんだな!」
コナンはあらかじめ博士に頼み
スイッチをもう二個作ってもらったのだ。
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- 8 : 2016/12/03(土) 12:38:55 :
光彦「ぼ、僕もぉ」
コナン「いまだ押せ!!」
ぽちぽちぽちぽちぽちぽちぽち
(((いけええええええええ)))
光彦「歩美ちゃんのことが」ぽんぽんぽん
光彦「すきですうう」ぽぽぽぽぽぽぽん
光彦の鼻くそは弧を描き、
歩美のスカートにひっついた
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- 9 : 2016/12/03(土) 12:57:25 :
歩美「ひっ・・うわああああん
汚いよおおおおおお」
あまりにも耐えられなくなった
灰原は歩美に駆け寄る
灰原「歩美ちゃん!
さ、これで拭いて」ハンカチ出す
歩美「哀ちゃん...うぇえええん」
灰原「円谷君..
あなたって最低ね...」きっ
睨む灰原
コナン「光彦、俺がせっかく
お前に機会を与えてやったのに」
光彦「え、え、」
元太「そうだぞ光彦、うな重おごれよ」
コナン「もう当分俺たちに
話しかけないでくれ、
これは歩美を傷つけた罰だ」
光彦「そ、そんな..」
コナン「行くぞお前ら」
光彦一人だけ残った公園には
光彦の鼻くそだけが、虚しく輝いていた
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- 10 : 2016/12/03(土) 13:01:43 :
それからというもの
クラス中に
「鼻くそ王子が歩美に鼻くそを
つけた」
という噂はあっという間に広まり
みんなから無視された
唯一話しかけてくれた元太にも
うな重奴隷として扱われた
そして、光彦は__
_自殺した
光彦の親族以外
悲しむ者はいなかったし
逆に清々したというものが多かった
所詮は光彦なのだから
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- 11 : 2016/12/03(土) 13:08:29 :
阿笠「楽しんではくれたかのう?」
コナン「ああ。やっぱり
『新しい世界で光彦がみんなに嫌われながら死んでいく
スイッチversionβ』は最高だな」
阿笠「ふぉっふぉっふぉ
まだまだあるぞ?やるかね?」
コナン「ああ」
ポチッ
この世界が壊され、また新しい世界が
作られていく
さあ、次はどんな世界が待っているのだろう
コナンは期待しながら目を閉じた
The・end
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- 12 : 2016/12/03(土) 13:11:34 :
- 衝撃のラストw
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