ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

この作品は執筆を終了しています。

クリスタ「エレンの争奪戦?」

    • Good
    • 2

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2016/12/02(金) 23:52:05
    皆さんこんばんわ。お久しぶりです。ダイヤです。

    前作の投稿から一か月近く経ってしまいましたが、また新しくエレクリでも書いていこうと思います。


    前作→クリスタ「エレンの寝顔写真争奪戦?」http://www.ssnote.net/archives/48992#res_num66

    前々作→エレン「クリスタの寝顔写真争奪戦?」http://www.ssnote.net/archives/47713

    こちらを視聴なさって無い方は、先にご視聴お願いします。


    今までのss


    エレン「クリスタに殺される…」http://www.ssnote.net/archives/47805#res_num26

    エレン「クリスタとそんなこと?する訳ねーよ」http://www.ssnote.net/archives/48993

    よければ、こちらのご視聴もお願いします。
  2. 2 : : 2016/12/02(金) 23:53:02
    ご注意

    ※今作はギャグ要素は少なめです。

    ※また、今作は少し病み要素があります。苦手な方はご注意ください。
  3. 3 : : 2016/12/02(金) 23:57:37
    エレン「…」ジィー



    アルミン「エレン?何見てんの?」



    エレン「うわっ!?あ、あああアルミン、急に話しかけんなよ!」



    アルミン「いや…エレンが何か見てたから…ってソレ…クリスタの寝顔写真」



    アルミン「…」ハァ



    アルミン「どーぞお幸せにー(棒)」スタスタ



    エレン「ちょ、違うってこれは…えとその…まっ、待ってくれアルミーン!!」



    アルミン(はぁ…僕の女神が…)
  4. 4 : : 2016/12/03(土) 00:08:34
    クリスタ「…」ジィー



    ユミル「クリスタ?何見てんだ?」



    クリスタ「うわっ!?ゆ、ゆゆゆユミル、急に話しかけないでよ!」



    ユミル「いや…クリスタが何か見てたから…ってソレ…死に急ぎ野郎の寝顔写真」



    ユミル「…」ハァ



    ユミル「ほどほどにしとけよー(棒)」スタスタ



    クリスタ「ちょ、違うの!えと…その…まっ、待ってよユミルー!!」



    ユミル(はぁ…私の女神が…)
  5. 5 : : 2016/12/03(土) 09:08:48
    ダイヤさんの新作だ!
    今回も色々と期待してます!
  6. 6 : : 2016/12/03(土) 22:04:59
    エレン「…」



    エレン(はぁ、あれから大変だったな…)



    エレン(あの後ミカサが自分の寝顔写真を渡してきて…)



    エレン(それに便乗したのか、アニやサシャまで寝顔写真を渡してきて…)



    エレン(あいつらどうやって自分の寝顔写真を…)



    エレン(いや、もう一人しかいないな)



    ハンナ「てへっ♪」



    エレン(ま、見返りを要求されそうだったし受け取らなかったんだよな)



    エレン「はぁ…疲れた」



    エレン「クリスタの寝顔写真…癒される…」
  7. 7 : : 2016/12/03(土) 22:18:28
    クリスタ「…」



    クリスタ(はぁ、あれから大変だったな…)



    クリスタ(あの後ライナーが自分の寝顔写真を渡してきて…すぐ兵長が奪っていったけど…)



    クリスタ(それに便乗したのか、104期生(エレンとコニーを除く)から寝顔写真渡されそうになって…)



    クリスタ(みんなどうやって自分の寝顔写真を…)



    クリスタ(いや、もう一人しかいないよね)



    フランツ「てへっ♪」



    クリスタ(まぁ…あんなに多く来たから普通に受け取らなかったけど)



    クリスタ「はぁ…疲れた」



    クリスタ「エレンの写真…癒される…」
  8. 8 : : 2016/12/03(土) 22:26:27
    エレン(やっぱ俺…クリスタの事好きなのかな?)



    エレン(一緒にいると…本当に幸せだ)



    エレン(クリスタは好きな人にしか写真見せたくないって言ってたし…つまり…)



    エレン(ええと…りょ、両想い!?)



    エレン(いやでも…確証なんて無いし…)



    エレン(よし、ここは思い切ってクリスタに告白しよう!)
  9. 9 : : 2016/12/03(土) 22:37:28
    クリスタ(やっぱ私…エレンの事好きなのかな?)



    クリスタ(エレンが傍にいると、言葉では言い表せない気持ち…)



    クリスタ(こっ、これは…どう考えても恋だよね!?)



    クリスタ(エレンは写真をくれた…コレが意味するのは…)



    クリスタ(で、でもっ!ホントは嫌だったんじゃないのかな?)



    クリスタ(私があげたからお礼ってだけで…)



    クリスタ(はぁ…もやもやする…馬に乗って気分を落ち着かせよう)
  10. 10 : : 2016/12/06(火) 00:03:03
    エレン「クリスタどこかなー?」



    ミカサ「エレン」



    エレン「み、ミカサ!?びっくりさせんなよ!」



    ミカサ「今暇?暇だよね?じゃあ私と筋トレしよう」



    エレン「悪い。今からちょっと用があるんだ」



    ミカサ「そう…ちなみに何?」



    エレン「クリスタを探してんだ。お前も知らないか?」



    ミカサ「知らない」



    ミカサ「…エレン、あまりあの女とは関わらないで欲しい」



    エレン「なんでだよ」



    ミカサ「それは…」
  11. 11 : : 2016/12/06(火) 00:16:34
    ミカサ「わ、私が…エレンの事、好きだから…///」



    エレン「…!」



    ミカサ「私、これから絶対、エレンの事守る…生涯尽くす」



    ミカサ「だから…」



    エレン「…」



    エレン「…悪いな。お前の気持ちは正直に言えば嬉しい」



    エレン「だが、……………俺はお前を、家族としてしか見れない」



    ミカサ「っ!!」



    ミカサ「そ、そう…」グスッ



    ミカサ「そ、それじゃ…」ポロポロ



    エレン(心が痛むな…)



    ミカサ「私は…諦めたりはしない」ボソッ







    エレン「うーむ…どこに行ったんだ」



    エレン「食堂にいない…とすれば………あそこか」
  12. 12 : : 2016/12/07(水) 23:13:46
    馬小屋





    エレン「クリスタ~?」ヒョコ



    エレン「ん?あれ?…クリスタの馬がいねぇ…」



    エレン「ってことは、馬術の練習でもしにに行ってるのかな?」



    エレン「よし、ここで待ってれば戻ってくるだろ」



    エレン「…」



    エレン(やべ、なんだか眠く…………)




    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
  13. 13 : : 2016/12/07(水) 23:23:02
    クリスタ「ふぅ…やっぱり馬術の訓練(自主練)は楽しいな」



    クリスタ「…今日はこれぐらいにしようかな」



    馬「ヒヒィン」



    クリスタ「ありがとねー」ナデナデ



    馬「♪」



    クリスタ「よっ…と」スタッ



    クリスタ「よしよし、また今度ね」ナデナデ



    馬「ヒヒン♪」



    クリスタ「さて…どうしようk…えっエレン!?」



    エレン「すぅ…すぅ…」



    クリスタ「ね、寝てる…んだよね?」



    クリスタ「それにしても……………寝顔可愛すぎかっ!!」



    クリスタ「やっぱ、写真より可愛さが…」ゴクリ



    クリスタ「…こっそりくっついちゃおうかな」



    クリスタ「…いい、よね?」ピタッ



    クリスタ「…えへへ///」ギュー



    クリスタ「…」



    クリスタ「…ふわぁ、なんか意識が…」



    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
  14. 14 : : 2016/12/10(土) 00:53:24
    期待!
  15. 15 : : 2016/12/10(土) 22:49:47
    少し日が空きました。
    新シリーズも始めたので、そちらもよろしくお願いします。
    >>14期待ありがとうございます!



    エレン「んぅ………ん?」パチッ



    エレン「ああ俺…いつの間にか寝t…って、クリスタ!?」



    エレン「お、俺の肩によりかかって…///」



    エレン「…ね、寝てる…よな?」



    エレン「つーか……………寝顔可愛すぎだろっ!!」



    エレン「なにこの可愛さ!もはや女神…天使…」



    エレン「正直、写真がクリスタの可愛さを表せてないんだな…」



    エレン「生寝顔…恐るべし」



    エレン「っと、俺はクリスタに用があるんだった…けど、どうすっかな」



    エレン「ちょっと可哀想だけど、起こそうかな」



    エレン「…」ツンツン



    クリスタ「…にゃ…むにゃむにゃ…」



    エレン「…」ツンツン



    クリスタ「…んにゅぅ…え………りぇん」



    エレン「」(なにこの可愛さ)
  16. 16 : : 2016/12/10(土) 23:22:24
    クリスタ「んぅ……………っは!」



    クリスタ「え、ええええエレン!?えと、これは違うの!」



    エレン「おはよ」



    クリスタ「おはよう!…って、そうじゃなくって!!」



    エレン「まぁまぁ、俺、クリスタに用があったんだよ」



    クリスタ「むぅ…」



    エレン「ははは、悪かったよ」



    クリスタ「…それで?用って何?」



    エレン「…」



    エレン「…ふぅ」



    エレン「クリスタ」



    クリスタ「は、はい…?」



    エレン「俺さ、お前の事が……………好きだ」



    クリスタ「えっ…///」



    エレン「俺は…お前と一緒にいたいんだ」



    エレン「付き合って…くれないか?」



    クリスタ「…///」



    クリスタ「寝起きいきなり告白はずるいよ…」



    クリスタ「まだ、情報の整理が…///」



    エレン「…返事が欲しい」



    クリスタ「うぅ…///そんな、急かさないでよぉ…」



    クリスタ「…………………………もちろん、私…だって」



    クリスタ「エレンと、一緒に居たいよ」



    クリスタ「だから…私で良ければ…よろしくお願いします///」



    エレン「ほ、ホントか!?」



    クリスタ「…///」コクッ



    エレン「ありがとうクリスタ。これからは、ずっと一緒にいよう」



    クリスタ「っ~~~!!」



    クリスタ「嬉しいよ…///」
  17. 17 : : 2016/12/12(月) 00:04:36
    その夜 男子寮及び女子寮





    エレン(今日はクリスタと思いが通じた♪)



    クリスタ(今日はエレンと思いが通じた♪)



    エレクリ(本当に嬉しい…今まで生きてて…一番だな…)



    エレクリ(この寝顔写真…元はといえばこれのおかげなのか《な》?)



    エレクリ(フランツとハンナに感謝しないとな…)



    エレン(あの二人がいちゃいちゃしてるのを見ると腹が立っていたが…)



    クリスタ(あの二人がいちゃいちゃするのは、どうも不思議だったんだけど…)



    エレクリ(今ならあの二人の感情がわかる…)



    エレクリ(これが…………………恋………)



    エレクリ(上手く言葉に表せない感情だけど…)



    エレン(俺は純粋にクリスタが好きだって事はわかる…)



    クリスタ(私は純粋にエレンが好きだって事はわかる…)



    エレクリ「そう………『純粋』に…」
  18. 18 : : 2016/12/12(月) 17:52:40
    いつの間にか新作が!超期待です!
  19. 19 : : 2016/12/17(土) 20:33:58
    訓練日(次の日)





    エレン「眠い…」



    クリスタ「エレーン!」タタタタ



    エレン「クリスタ!!おはよ」



    クリスタ「え、えと…」(どうしよう、妙に緊張してきちゃった)



    クリスタ「…」(意識し過ぎて何話せばいいかわかんない!)



    エレン「さ、朝飯でも食いに行こうぜ」



    クリスタ「!!」



    クリスタ「うん!行こう!!」
  20. 20 : : 2016/12/17(土) 21:00:44
    エレン「どっか座るところ…あそこにするか」



    クリスタ「じゃあ、私が朝ごはん持ってくるね」



    エレン「いいよいいよ、俺が行く」



    クリスタ「じゃ、じゃあ…一緒に行こ?」



    エレン「そうだな」



    周り(爆発しやがれ…)



    エレン「よし、食べようぜ」



    クリスタ「頂きまーす!」パクッ
  21. 21 : : 2016/12/17(土) 21:47:13
    エレン「ん、いつもと変わらない味」



    クリスタ「そうだね」



    クリスタ「んー、じゃあ…はい、あーん」



    エレン「く、クリスタ…周りが見てるって…」



    クリスタ「良いじゃん良いじゃん♪」



    クリスタ「エレンは…嫌?」キョトン



    エレン「っ!?そ、そんな訳ないだろ!」



    エレン(ヤバい、あんなの萌え殺される!って、ssが違う!)



    アルミン(メタいってエレン…)
  22. 22 : : 2016/12/18(日) 18:03:13
    期待です
    I
    ー Iー
  23. 23 : : 2016/12/18(日) 18:31:39
    http://www.ssnote.net/archives/50757 来てね
  24. 24 : : 2016/12/18(日) 22:11:28
    クリスタ「ふふ、はい、あーん」



    エレン「あ、あ――――んっと…」モグモグ



    エレン「う、美味い!いつもより倍ぐらいの美味しさだ!」



    クリスタ「じゃあ、私にも食べさせて~!」



    エレン「ほ、ほら…あーん」



    クリスタ「あ―――――んっ♪」パクッ



    クリスタ「んー!ホントだっ♪エレンに食べさせて貰ったら、凄く美味しく感じる!」



    エレン「そ、そうか…」



    クリスタ「うん!えへへ///」



    周り「爆発しろ…」
  25. 25 : : 2016/12/18(日) 22:31:24
    立体起動訓練





    キース「これより!巨人討伐の力を図る訓練を行う!」



    キース「疑似巨人のうなじをいかに削げるか判断する!」



    キース「一人で討伐してもいいが、グループを作り討伐しても構わない!その場合、グループとして得点が入る!」



    キース「グループは、訓練開始前までに報告しておくこと!」



    キース「なお、グループを作った際は、手分けして討伐するのは認めない!グループで一個体を狙うようにすること!以上!質問は?」



    104期生「ありません!!」



    キース「では、準備に取り掛かれ!」
  26. 26 : : 2016/12/18(日) 23:02:45
    アルミン「圧倒的にグループの方が効率がいいな…でも、」



    アルミン「グループで一個体か…じゃあ、作るなら2人のグループだね。無駄に人数がいてもアレだし」



    エレン「そうか、成程…」



    アルミン「…エレンはどうせクリスタとでしょ、ほら行ってきなよ。女神が待ってる」



    エレン「お、おう…すまねぇな…」



    アルミン「ふぅ…」



    アルミン「ミカサ、組まないか?」



    ミカサ「…」ギリギリ



    アルミン「み、ミカサさーん?」
  27. 27 : : 2016/12/18(日) 23:19:45
    エレン「えーと…あ、いたいた」



    エレン「クリスタ、組もうぜ」



    クリスタ「もちろん!私もエレンを探してたよ!」



    エレン「じゃ、連携して頑張ろうぜ!」



    クリスタ「うん!」





    エレン「それじゃ…教官、イェーガー、レンズペアです!」



    キース「了解した」



    クリスタ「頑張ろうね、エレン!」



    エレン「ああ!」



    キース(爆発しろ…)
  28. 30 : : 2016/12/23(金) 19:44:45
    こちらも遅れました。更新します。





    キース「それでは、爆発…いや、訓練を始める!配置につけ!」



    キース「では…スタート!!」



    エレン「ふっ!」バシュッ



    クリスタ「よっ」バシュ



    エレン「クリスタ、まずは現状把握だ」



    クリスタ「任せて!えっと…」



    クリスタ「右に1体、左に3体、正面2体…」



    エレン「左には別の訓練兵が多いからな…正面の2体を狙うぞ!」



    クリスタ「了解!」
  29. 31 : : 2016/12/23(金) 20:28:00
    キース「そこまで!訓練を終了する!」



    キース「結果報告だ!1位!アッカーマン!討伐数37体!」



    キース「2位!イェーガー、レンズペア!討伐数32体!」



    キース「3位…4位…5位…………最後はアルレルトだ!討伐数3体!」



    アルミン「」



    キース「アルレルトはアッカーマンを見習うように!」
  30. 32 : : 2016/12/24(土) 00:34:45
    2位……恋の力……恐るべし!
  31. 33 : : 2016/12/25(日) 21:56:53
    ミカサ「…1位だよエレン。これで…私に振り向いて…」



    キース「なお、連携はイェーガー、レンズペアが素晴らしかった!他は見習うように!」



    エレン「おい!教官が褒めてくれたぞ!やっぱクリスタとは気が合って連携がとりやすい!」



    クリスタ「そ、そんなこと無いよ…ミカサが1位だし…」



    エレン「でも、俺たちはグループでの1位だ!」



    クリスタ「…!そうだね!」



    ミカサ「」
  32. 34 : : 2016/12/25(日) 22:14:09
    対人格闘術





    エレン「対人格闘か…それなら…」



    クリスタ「エレーン!!」タタタタ



    エレン「あ、クリスタ」



    クリスタ「対人格闘も、一緒にペア組んでやろうよ!」ニコニコ



    エレン「ああ…笑顔が天使…っじゃなくて!!」



    エレン「クリスタ、悪い。いつも通りユミルと組んでくれ」
  33. 35 : : 2016/12/25(日) 22:31:00
    クリスタ「えっ!?なんで!?」



    エレン「クリスタを怪我させたくないからだ」



    エレン「ユミルなら、絶対にお前に怪我なんてさせねぇし、安心だ」



    クリスタ「で、でもっ!私だって鍛えてるし…ちょっとやそっとでは怪我なんてしない!」



    エレン「それでも、だ。万が一俺がクリスタに怪我させたら、耐えられない」




    クリスタ「…違う人が私に怪我をさせても耐えれるって言うの?」ムスッ



    エレン「い、いや…そういう意味じゃなくってだな…ほ、ほら…男女の筋力の差があるだろ!?」



    クリスタ「……アニやミカサは?」ムスッ



    エレン「あ、あれはあいつらが特別なだけであって…」



    クリスタ「………エレンにとって私は特別じゃないの?」ムスッ



    エレン「そ、そんなことある訳ないだろ…そうじゃなくて…クリスタはか弱いというか…いやでもそこが可愛いというか…」アセアセ
  34. 36 : : 2016/12/25(日) 22:41:34
    甘いですねー良いですねー
  35. 37 : : 2016/12/25(日) 22:47:10
    クリスタ「…」



    クリスタ「………プッ」



    クリスタ「あははははは!!」



    エレン「!?」



    クリスタ「ごめんごめん!つい意地悪しちゃっただけ!!」



    クリスタ「私の事考えてくれてたんだね。ありがとう」



    エレン「お、おう…どう…いたしまして??」



    クリスタ「なら、私はユミルとしてくるね!」



    クリスタ「でも、次の座学は隣になろうね?」



    エレン「ああ、約束だ」



    クリスタ「それじゃ…あ、エレン」



    エレン「ん?まだ何かあんのか?」



    クリスタ「浮気、絶対ダメだよ?」ウワメ



    エレン「わっ///わかってるって…///」



    クリスタ「ならよしっ!じゃね~!」フリフリ



    エレン「…///」



    エレン「する訳ねぇだろ…///」ボソッ
  36. 38 : : 2016/12/28(水) 23:43:45
    遅くなりました。
    このssは年内に終わらせようかと思ってますが、結構まだ話が続くのでどうなるかわかりません…






    エレン「さて…アニ、いつも通りやろうか…」サッ



    アニ「ふん…来なよ」サッ



    エレン「ふっ!!」ブンッ



    アニ「おっと、甘いね」ガシッ



    エレン「なんのっ!」グルン



    アニ「っ!?」グッ



    アニ「…ふぅ」



    アニ「…あんたも案外やるようになってきたじゃんか」



    エレン「そりゃどーも」シュッ
  37. 39 : : 2016/12/29(木) 00:02:48
    アニ「…ふっ!」シュバッ



    エレン「ぐっ」ガン



    アニ「これで…」



    アニ「終わりだっ!!」ゴオッ



    エレン「!」「今だ!」スッ



    アニ「っ!?」グルン



    ズッテーン



    アニ「っつ…」(不覚…)



    エレン「どうだ」



    アニ「…」



    アニ「はぁ…」



    アニ「まさか…あんたに転ばされる日が来るなんてね」



    エレン「ふっふー、少し型を変えてみたんだ」



    アニ「…」
  38. 40 : : 2016/12/29(木) 00:16:04
    アニ「…あんた、変わったね」



    エレン「??」「ああ、だから型を変えたっt…アニ「違う」



    アニ「…あんた、今までは自分が強くなるためだけだったハズ」



    アニ「でも、今は違う」



    エレン「…」



    エレン「ああ」



    エレン「俺の今の目的は…大切な人を守る事だ」
  39. 41 : : 2016/12/29(木) 00:27:13
    アニ「…」



    アニ「ちなみに…その人って…………………クリスタかい?」



    エレン「ああ」



    アニ「………ふぅ」



    アニ「あんたのやり方は間違ってないよ」



    アニ「大切な人を守りたいなら…きっと強くなれる」



    アニ「ただ一つ…忘れないで」



    アニ「行き過ぎた感情は、時に『不幸』を呼ぶ」



    エレン「ん?どういう意味だ?」



    アニ「なんでもない。頑張んな」



    アニ(はぁ…私の気持ちは届かないねぇ…)
  40. 42 : : 2016/12/29(木) 00:41:20
    座学





    エレン「うっし、ここ座るか」



    クリスタ「じゃ、私ここね♪」



    エレン「あ、もし俺が寝ちまったらこっそり起こしてくれよな」



    クリスタ「えー、寝る方が悪いよ」



    エレン「そんなこと言わずに…さ」



    クリスタ「んー、じゃあ、エレンが寝ちゃったら、私の言うことなんでも聞くことね!」



    エレン「ええ!?なんだよそりゃ!?」



    クリスタ「これなら寝ないでしょー、さ、教官が来たよ。集中しよう」



    エレン「お、おう」
  41. 43 : : 2016/12/29(木) 01:00:06
    教官「キョジンノサイセイノウリョクハ…」



    教官「シタガッテ、キョジンニタイコウスルノハ」



    エレン「…」ウトウト



    クリスタ「…」チラッ



    クリスタ(あ、エレン寝かけてる)



    エレン「…」ガクン



    クリスタ(あ…)



    クリスタ(もう、半分冗談で言ったけど、本気で何でも命令しようかな)



    クリスタ(…やっぱエレンの生寝顔可愛い♪)



    クリスタ(いつもなら、膝枕でもしてあげたいけど、今は…)



    クリスタ(ま、起こすかな)



    クリスタ「エレン、起きて、怒られちゃうよ?」ボソボソ
  42. 44 : : 2016/12/30(金) 15:50:26
    続きお願い致します!
  43. 45 : : 2016/12/30(金) 22:06:46
    期待
  44. 46 : : 2016/12/31(土) 18:10:15
    ごめんなさい!
    年末忙しかったので今年中にこのSS終わりそうにないです…
    なるべく更新していきます。





    エレン「んぁ…」



    エレン「っ!?あぶねぇ、寝るところだった」



    クリスタ「十分に寝てたよ…」ヒソヒソ



    エレン「マジかよ…じゃあ…」ヒソヒソ



    クリスタ「うん!後で何でも聞いてもらうからね!」ヒソヒソ



    エレン「…へいへい」ボソッ
  45. 47 : : 2016/12/31(土) 18:20:41
    本日の訓練終了





    クリスタ「ふぅ…とりあえず、今日も訓練、お疲れ様」



    エレン「ああ、クリスタもお疲れ様」



    クリスタ「さーてっ!私の言うことなんでも一つ聞いてもらおうかな!」



    エレン「く…覚えていたか…」



    クリスタ「拒否権はないからね?拒否したら、教官に寝てたこと言っちゃおうかな~」



    エレン「わ、わかったよ。で、クリスタのお願いはなんだ?」



    クリスタ「えっと…ね、え、エレンと…き…」



    クリスタ「き…き…す…」ボソッ



    エレン「ん?なんだ?」



    クリスタ「き…き……………///」
  46. 48 : : 2016/12/31(土) 19:23:38
    クリスタ「…って、手を繋いで歩くこと!これから!なるべく!」アセアセ



    エレン「…ずっとか?」



    クリスタ「できるだけ!なるべくだから!」



    エレン「わかった。ほら」ソッ



    クリスタ「う、うん…」ギュゥ



    クリスタ「こ、これから、この約束はちゃんと守ってね///」



    エレン「ああ///」



    エレクリ「…///」
  47. 49 : : 2016/12/31(土) 19:59:53
    光景を見ていた104期生「あいつら…爆発しろ…」



    モブA「って、いつも言ってるけどよー」



    モブA「あいつら見てると腹立つのは確かなんだけど、何故か嫌なようには思わないんだ」



    モブB「あ、わかるそれ!」





    ライナー「あいつらが言っていること、わからんでもないが…それでもクリスタが取られたのは悲しいぜ…」



    ベル「いい加減諦めなよ。あの二人の仲を裂くことはもうできない」



    アルミン「確かに…僕もあの二人を見ていると何故だか幸せな気持ちになれるんだ…」



    アルミン「心では嫉妬心があるハズなのに…なんでかな?」



    アルミン「……きっと、あの二人は本当にお互いの事が好きなんだな…」



    アルミン「だから…周りの人も優しい気持ちになるのかな…」



    クリスタ「エレン~♪」ギュー



    エレン「クリスタ…///」ギュー



    エレクリ(…)



    エレン(約束…だ)
    クリスタ(約束…だよ)





    しかし、この時はまだ予想すらしていなかった。
    さっきの約束が、二人の関係が崩れていく引き金となったことを…

  48. 50 : : 2017/01/01(日) 09:45:12
    期待
  49. 51 : : 2017/01/03(火) 19:40:15
    あけおめです。更新します。





    One day…





    エレクリ「~♪」ギュー



    アルミン「やあ、二人とも。相変わらずラブラブして…」



    クリスタ「ふふっ、エレンといると楽しいんだもん!」



    エレン「クリスタ…」



    クリスタ「さてっ!今日は休みだし、一緒に出掛けよう!」



    エレン「あ…悪いなクリスタ…今日はちょっと用事があって、ここまでな」パッ



    クリスタ「あ…」シュン



    クリスタ「うん、わかったよ。また今度行こうね」ションボリ



    エレン「ああ、絶対だ!」



    エレン「それじゃ、またな!クリスタ!アルミン!」タタタタ



    クリスタ「じゃーねー!」



    アルミン「またねー!」
  50. 52 : : 2017/01/03(火) 20:03:06
    クリスタ「…」



    クリスタ「…ねぇアルミン」



    アルミン「ん?なんだい?」



    クリスタ「エレンの用事って知ってる?」



    アルミン「いや、僕も何も知らないよ」



    クリスタ「そう…」



    クリスタ「エレンには悪いけど、ちょっとつけてみようかな」



    アルミン(なんだか…凄く嫌な予感がするな…)
  51. 53 : : 2017/01/04(水) 13:11:08
    期待
  52. 54 : : 2017/01/08(日) 21:05:22
    遅れました…更新します。





    クリスタ(…エレン何処に行くんだろ)



    エレン「おーい!!」



    ???「エレン」



    クリスタ(誰?誰と待ち合わせしてたの?)



    ミカサ「5分遅刻。早く行きましょう」



    クリスタ(み、ミカサ!?)



    クリスタ(なんで?なんでミカサと一緒に…)



    エレン「んで、お前がアクセサリーでも買いたいってどーゆー風の吹きまわしだ」



    ミカサ「別に。ただのイメチェン」



    エレン「そうか」
  53. 55 : : 2017/01/08(日) 21:57:58
    クリスタ(エレン…私との誘いは断ったのに…ちょっと悲しいな…)



    エレン「それじゃ、行くか」



    ミカサ「うん」



    クリスタ「………」ズキッ



    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――



    ミカサ「これはどう?」



    エレン「んー、あんま似合わないな」



    ミカサ「…そう」



    ミカサ「…!」「これは?」



    エレン「お、良いんじゃねーか?落ち着いてるし、似合ってる」



    店員「…」チョンチョン



    エレン「…ん?」



    店員「彼氏さん、彼女さんの良い所をもっと褒めてあげなよ」



    エレン「ばっ///彼氏じゃないですから!」カオマッカ



    ミカサ「…///」



    クリスタ「…っ!」(なんで…なんで顔赤く染めてるの?)
  54. 56 : : 2017/01/08(日) 22:16:14
    エレン「ふぅ…」



    エレン(まずいな…あの告白以来、妙にミカサの事意識してしまってる…)



    エレン(決してLoveの好きじゃないけど、ちょっと話づらいな…)



    エレン(って馬鹿か俺は!!俺にはクリスタがいるんだぞ…)



    ミカサ「…」



    クリスタ(う、うぅ~…)



    クリスタ(二人とも顔赤くして沈黙しちゃって…)



    クリスタ(…エレンに後で聞いてみよう)
  55. 57 : : 2017/01/09(月) 00:00:08
    しばらくして





    ミカサ「今日はありがとう」



    エレン「おう、気にすんな」



    ミカサ「それじゃ」ビュッ



    エレン「っ!?」



    エレン「相変わらず速ぇな…」



    エレン「さて、俺も寮に戻r…クリスタ「エレ―――――ンっ!!!」



    エレン「くっ、クリスタ!?どうしたんだ!?」



    クリスタ「どうしたじゃないよ!私の約束を断って、ミカサと…」



    エレン「み、見てたのか」



    クリスタ「ごめん。エレンには悪いと思ってたけど見てた」



    エレン「でも、これは先にミカサと約束してたから…」



    クリスタ「私とミカサ、どっちが好き?」



    エレン「それはもちろんクリスタだ!…でも」



    エレン「約束は守らないと…」



    クリスタ「…じゃあ、私とも約束」



    クリスタ「…今後、エレンは私以外の女子と二人きりで出かけないで」
  56. 58 : : 2017/01/09(月) 00:14:01
    エレン「え…な、なんでそこまでする必要があるんだ?」



    クリスタ「だって………」グスッ



    クリスタ「私、エレンが誰か他の娘を好きになるんじゃないかって…心配で…」グスッ



    エレン「!」



    クリスタ「私…やだよ…せっかく想いが通じあった人と別れるなんて…」ポロポロ



    エレン「…」



    クリスタ「それに…約束したじゃない…」



    クリスタ「出来るだけ…手を繋ごうって…」



    エレン「…!!」



    エレン「わかった。ゴメンな、クリスタ」ナデナデ



    クリスタ「…エレン?」



    エレン「今後、クリスタ以外の女子と出かけたりしないよ」



    エレン「だって、お前が一番大切だからな」



    クリスタ「エレン………!!」



    クリスタ「えへへ…ありがとう。愛してるよ///」



    エレン「あぁ………俺も……」



    クリスタ「    ヤクソク    だよ??」





    ここから…クリスタの心は徐々に黒ずんでいった…
  57. 59 : : 2017/01/11(水) 21:22:00
    いやぁぁぁ!ヤンデレ化しちゃってるよぉ!
  58. 60 : : 2017/01/11(水) 22:57:49
    >>59
    ちょっとこういうのにもチャレンジしたかったもので笑





    翌日





    クリスタ「~♪」ギュー



    エレン「ご機嫌だな」



    クリスタ「当たり前じゃない!エレンと手を繋いでられるんだから!」



    エレン「こんな事で機嫌がいいなんて、クリスタって意外と…単純?」



    クリスタ「むっ、じゃあ、エレンは嬉しくないの?」



    エレン「そんな訳ないだろ。嬉しいですよー」



    クリスタ「なんか心がこもって無い…」プクー



    エレン「あはははは、ゴメン」



    クリスタ「もうっ!私!トイレ行ってくる!!」プンプン



    エレン「いってらー」フリフリ
  59. 61 : : 2017/01/11(水) 23:04:33
    アニ「ちょっといいかい」



    エレン「うわっ!アニか…なんだよ唐突に…」



    アニ「いや、ちょっとクリスタがいると話しづらくて…」



    エレン「なんだ?」



    アニ「あ、あのさ///今度、買い物に付き合ってくれないかな?」



    エレン「なんでだ?」



    アニ「だ、男子の意見を聞きたいというか…なんというか…」



    エレン「んなもん、そこら辺のライナーでも捕まえて行けばいいだろ」



    アニ「あれは男の娘だからダメ」



    エレン「…」
  60. 62 : : 2017/01/11(水) 23:17:46
    エレン「…悪いアニ。俺、クリスタと付き合ってるんだ」



    アニ「知ってるよ。前も話しただろ」



    エレン「ああ、それで俺、クリスタ以外の女子と二人で出かけない約束してんだ」



    アニ「!?」



    アニ「そんな約束を…」



    エレン「だから悪いな。俺は一緒に行けん」



    アニ「そう…わ、わかったよ…」



    アニ「じゃあね」スタスタ
  61. 63 : : 2017/01/11(水) 23:43:48
    クリスタ「ふー、すっきりした」フキフキ



    エレン「お、来たか」



    クリスタ「…私まだ、さっきのこと怒ってるんだからね…」ムスー



    エレン「あっ!そ、そういえば怒ってたな…アハハ」



    クリスタ「ま、良いよ。また手を繋いで居たら許してあげる」



    エレン「そりゃあ構わないが………念のため聞いておく」



    エレン「…手、洗ったよな?」



    クリスタ「洗ったよ!全く!」プクー



    エレン「悪い悪い…ほら」ソッ



    クリスタ「…ん」ギュ



    クリスタ「………ところで、私がいない間、誰かと話してた?」



    エレン「ん、ああ、アニに買い物に誘われたんだ」



    クリスタ「アニが?…へぇーそっかぁ~………」



    クリスタ「それで…エレン…………チャントコトワッタンダヨネ??」ニコッ



    エレン「っ!?」ビクッ



    エレン「あ…ああ、もちろん断ったよ。約束だしな」



    クリスタ「ならよしっ♪」



    クリスタ「えへへ、『ヤクソク』だもんね」ボソッ



    エレン「」ゾクッ



    クリスタ「さ、朝ご飯食べに行こっ!早くしないと訓練遅れちゃうよ?」



    エレン「……ああ」
  62. 64 : : 2017/01/13(金) 21:01:26
    食堂





    アルミン「エレン!クリスタ!おはよう!」



    エレン「おはようアルミン」



    クリスタ「おはよう!」



    ミカサ「二人ともおはよう」



    エレン「おう、おはよう」



    クリスタ「…おはようミカサ」



    アルミン「今日も二人とも仲良いね」



    クリスタ「ふふん、でしょ?」



    エレン「ああ…」



    ミカサ「…?」



    アルミカエレクリ「じゃ、いただきまーす」
  63. 65 : : 2017/01/13(金) 21:58:05
    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



    アルミン「あ、水無くなっちゃった」



    エレン「俺も」



    クリスタ「私も」



    ミカサ「私も」



    エレン「じゃ、行ってくるかな。クリスタとミカサは座ってていいぞ。俺とアルミンで行くから」



    クリスタ「あ、ありがと…」



    ミカサ「ありがと」



    アルミン「僕も座ってて良いかな?」テヘッ



    エレン「生憎、俺の手は2本なんだな」



    アルミン「はいはい、冗談ですよー」



    タタタタタ



    クリスタ「…」



    ミカサ「…」



    クリスタ「…ねぇミカサ」



    ミカサ「何?」



    クリスタ「この間、エレンと出かけてたの、なんで?」



    ミカサ「…私とエレンは家族…ので…買い物ぐらいはする」



    クリスタ「ふーん…まあいいよ…」



    エレアル「お待たせー」



    クリミカ「ありがとう」
  64. 66 : : 2017/01/20(金) 21:40:55
    ミカサヤンデレはよく見てるけど……クリスタはあんまり見ないから……なぁ。面白そうw
  65. 67 : : 2017/01/20(金) 21:53:01
    期待だけどヤンデレはだめエロがいいいいいいいいいい
  66. 68 : : 2017/01/27(金) 19:36:51
    だいぶ更新が遅れました…すいません
    少し更新していきます。
    期待コメは嬉しいです。ありがとうございます。





    そんなこんなで、一週間が経過した…




    クリスタ「ふーんふーんふーん♪」



    クリスタ「っと…あそこにいるのはエレン♪………とサシャ!?」



    クリスタ「へぇ…何ハナシテンダローネー」




    エレン「で?立体起動の指導をして欲しいんだろ?」



    サシャ「は、はい!エレンの立体起動術には、学べる所が多いですからね!!」



    エレン「そうか?照れるぜ」



    クリスタ「…」ムッ



    クリスタ「ナニ…照レテルノカナー」



    エレン「ふむ…まあ、そこまで言われて悪い思いはせん。いいぞ」



    サシャ「ホントですか!?ありがとうございます!」



    エレン「ああ、じゃあまた後の立体起動の自主練でなー!」フリフリ



    サシャ「はーい」フリフリ
  67. 69 : : 2017/01/27(金) 20:18:31
    エレン「ふぅ…クリスタの所にでも行こうk…クリスタ「私ならここに居るよ♪」ニコッ



    エレン「うぉっ!?クリスタいつの間に!?」



    エレン「丁度良かった。今お前のと、こ…ろ………に…………く、クリスタ………さん?」



    クリスタ「なあに?エレン君♪」ニコ



    クリスタ「ほら、手ぇ繋ごっ♪」ギュ



    エレン「お、おう…」
  68. 70 : : 2017/02/01(水) 12:16:49
    いいですね!
    期待でふ
  69. 71 : : 2017/03/10(金) 22:56:40
    1ヶ月以上更新できずごめんなさい…
    色々忙しかったりインフルエンザだったりと…(汗
    今日から少しずつですが再開したいと思います。
  70. 72 : : 2017/03/10(金) 22:59:48
    立体起動訓練





    キース「只今から!立体起動の自主訓練を開始する!」



    キース「今から90分間、この森を開放するので、各々の自主練に励め!」



    キース「なお、疑似巨人はあらかじめいくつかセットしておくので、利用しても構わない!」



    キース「では、開始!!」



    ワーワー
    コマワリヲキカセルトキノカクニン…
    キョジンノハカイユウセンブイハ…
  71. 73 : : 2017/03/10(金) 23:22:39
    サシャ「エレン!約束です!教えて下さい!」



    エレン「ああ、いいぞ」



    エレン「じゃあまずは~」



    ―――――――――――――――――――――――――――――――



    クリスタ(少しばかり様子を見ようと思ったけど…ずいぶん楽しそうにやってるのね…)



    クリスタ(エレンには私がいるのに…傷ついちゃうよ…)



    クリスタ(だから…)ニヤリ



    ―――――――――――――――――――――――――――――――
  72. 74 : : 2017/03/10(金) 23:45:03
    訓練終了





    サシャ「ふぅ…今日は、ありがとうございました!」



    エレン「おう、役に立ったなら何よりだ」



    サシャ「そ、それで…エレン?今日の訓練はこれでお終いなので…この後……っ!?」(殺気!?)



    エレン「ん、どうした?」



    サシャ「いえ、なんでもありません。では、今日の所はこれで!」ピューン



    エレン「…?」



    クリスタ「エレン」



    エレン「ん?クリスタか」



    クリスタ「エレン、サシャと居る時、ずいぶん楽しそうだったね」



    エレン「あー、サシャがこれまで狩り損ねた獲物の話してくれてよー、その理由が面白くって…」



    クリスタ「…私とサシャ、どっちが楽しい…?」



    エレン「…え?」
  73. 75 : : 2017/04/01(土) 23:09:45
    まただいぶ遅れました…
    でも書ける時に溜めておいたので一気に更新します!





    クリスタ「私とサシャ!一緒に居ると楽しいのはどっちなのっ!」



    エレン「」ビクッ



    エレン「え、ええと…く、クリスタだぞ…?」



    クリスタ「嘘!嘘でしょ!」



    クリスタ「明らかにサシャと居る方が楽しそうだった!!」



    エレン「そんなこと…」



    クリスタ「エレンは、さ…私の事大切に思ってくれてる…?」ポロポロ



    エレン「もちろんだぞ!だから泣かないでくれ…」アセアセ



    クリスタ「じゃあ…ぎゅっとして」ボソッ



    エレン「…へ?」



    クリスタ「私の事!大切に思ってくれているなら、ぎゅって抱き締めて!!」



    エレン「え、ええ!?///」



    クリスタ「エレン…?」ナミダメ



    エレン「え、えと…」



    エレン(ええい…俺も男だ!)ギュ



    クリスタ「っ!」



    クリスタ「~♪♪」
  74. 76 : : 2017/04/01(土) 23:10:53
    エレン「これで…許してくれるか…?」



    クリスタ「…まだ許さない」



    クリスタ「エレン!約束して」



    クリスタ「買い物だけじゃなく…私以外の女子と二人きりにならないで!」



    エレン「ええっ!?そ、それは難しいんじゃ…」



    クリスタ「だって…だってエレンが他の娘と二人きりなんて…耐えられない」



    クリスタ「お願い!エレン!」ナミダメ



    エレン「あ、ああ…仕方ないな…」



    クリスタ「本当!?ありがとうエレン!!」



    エレン(ま、まあクリスタと付き合っているんだししょうがないよな…)



    エレン(ショウガ…ナイ…ヨナ…)



    少しずつ、エレンの心も崩れていった…




    ――――――――――――――――――――――――――――――――――
  75. 77 : : 2017/04/01(土) 23:12:18
    翌日の対人格闘





    アニ「エレン。今日も相手になってもらうよ…」



    エレン「あ、アニ…悪いんだけど…」カクカクシカジカ



    アニ「え、じゃあ訓練でペアを組むのもダメなのかい?」



    エレン「ああ、ダメだってさ…」



    アニ「…」



    アニ「…はぁ」



    アニ「あんたたち、このままじゃヤバいと思う」



    エレン「え?何が…?」



    アニ「私が…前に言った言葉を思い出してみて…」タタタタ



    エレン「行っちまった…」



    エレン「アニが前に言ったこと…」



    エレン「行き過ぎた感情は、時に『不幸』を呼ぶ」



    エレン「だっけか…」



    エレン「でも、クリスタが不幸を呼ぶなんて………アリエ…ナイ」



    エレン「アリエナイ…アリエナイ…」
  76. 78 : : 2017/04/01(土) 23:13:39
    そして…クリスタとの約束は日に日に増えていった…





    クリスタ「私以外の女子と話しちゃダメ!」



    クリスタ「私以外の女子を見ちゃダメ!」



    クリスタ「私以外の女子に近づかないで!」



    クリスタ「私以外の人間と話しちゃダメ!」



    クリスタ「私以外の生き物を見ちゃダメ!」



    クリスタ「私以外のものに近づかないで!」



    クリスタ「エレンは私だけのものだよ♪」



    エレン「クリスタハオレノコトシンパイシテクレテル…」



    エレン「オレハクリスタガキライ?」



    エレン「ソンナワケナイ、クリスタハダイジナカノジョ」



    エレン「オレハクリスタガスキオレハクリスタガスキオレハクリスタガ…」



    エレン「クリスタ…が…」



    エレン「ああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」




    こうして…エレンとクリスタが付き合い始めてから、3か月半が経とうとしていた…
  77. 79 : : 2017/04/01(土) 23:21:31
    とある小屋





    クリスタ「えへへ~エレン~♪」



    エレン「…」



    クリスタ「ずっと一緒だよ♪エレンは私だけの物♪」



    エレン「…」



    クリスタ「ねぇねぇ、ギュってしてよ~♪」



    エレン「…」



    クリスタ「…ダメなの?」ウワメ



    エレン「…」



    クリスタ「じゃあ私からしちゃおー♪」ギュ



    エレン「…」



    クリスタ「あはは、エレン顔真っ赤だよ♪」



    エレン「…」



    クリスタ「エレンは私の事…好き?」



    エレン「…」



    クリスタ「もー、恥ずかしがらなくていいよ♪」



    エレン「…」



    クリスタ「私は…大好きだよ?えへへ///」



    ――――――――――――――――――――――――――――――
  78. 80 : : 2017/04/01(土) 23:24:52
    キース「全員集まったようだな…」



    キース「貴様らに話しておくことがある!」



    キース「現在、イェーガー訓練兵とレンズ訓練兵の精神がまともな状態では無くなっている!」



    キース「現在は寮近くにある小さな小屋に居るが、精神が不安定なので許可なしに近寄らない事!!」



    キース「以上だ。では訓練の準備をしろ!解散!」




    アルミン「あの二人が…!?」



    アニ「はぁ…まさか本当になるとは…」



    サシャ「そんな…」



    ライナー「クリスタが…病んでるだと…!?…俺がその心を溶かしt…ヒゲフッ!!



    ユミル「黙ってベルさんとホモってろゴリラ」



    ベル「ちょ」



    ユミル(畜生…私にできることはないのか…)



    コニー「あれ?エレンとクリスタ訓練参加しないのか?」



    ジャン「俺もミカサと小屋n…ヒゲフッ!!



    ミカサ「エレン…」
  79. 81 : : 2017/04/01(土) 23:27:22
    訓練終了後




    アルミン「集まってくれてありがとう」



    ミカサ「アルミンの頼みなら。それに…エレンのためにも…」



    サシャ「わ、私はエレンを治すためならなんだってします!!」



    アニ「私は…別にエレンの事はもう諦めているけど…」



    アニ「けど…あの二人を放っておけない」



    アルミン「うん…皆の気持ちを聞けて良かったよ」



    アルミン「集まってもらったのは他でも無い。エレンの事だ」



    アルミン「教官には禁止されているけど…明日、あの小屋に乗り込もうと思う」



    アルミン「…ここにいる4人で」



    ミカサ「私は賛成」



    サシャ「私もです!エレンと………クリスタを助けないと…」



    アニ「…私はこの作戦は反対」



    アニ「私たち3人は、クリスタにとって最も憎い存在だと思う」



    アニ「そんな私たちが行っても、エレンとクリスタが危険な状態になるだけじゃ…」



    アルミン「それは僕も思った」



    アルミン「でも、時間がないんだ。このまま放っておくと、確実に二人は戻れなくなる」



    アルミン「一か…八かの救出だ…」



    アニ「でも、二人を治す勝算は?」



    アルミン「勝算ならある」



    アルミン「クリスタが…エレンの事を本気で好きになった…あの時を再現できるのは…君たち3人だけだと思う」



    ミカサシャアニ「あの…時?」



    アルミン「そう、君たちだけが見ていたからね…」



    アルミン「エレンの…寝顔写真争奪戦の一部始終を…」
  80. 82 : : 2017/04/01(土) 23:30:02
    そして…次の日の夜




    クリスタ「エーレンっ♪」



    エレン「…」



    クリスタ「…むぅ」



    クリスタ「最近…反応してくれないよね」



    クリスタ「私の事…怒ってる?」



    エレン「…」



    クリスタ「…じゃあ、仲直りにキスしよっ♪」



    クリスタ「えへへ~///いいよ…エレン…して…」ン-



    クリスタ「えへへ…」



    クリスタ「えへ…へ………シテ、クレナインダァ…」



    クリスタ「イイヨ、エレン」



    クリスタ「ワタシノコト…キライナエレンハ…」



    クリスタ「コロシチャオウ」



    エレン「っ!?」ビクッ



    クリスタ「怖がらなくていいよエレン…」



    クリスタ「あなたは私の中で…大好きなエレンとして一緒に居るから」



    エレン「あぁ…ああぁ…」



    クリスタ「じゃあ…」ブレードヲトリダス



    エレン「っ!!?」



    ミカサ「待ちなさい」バァンッ



    エレクリ「っ!?」



    クリスタ「…誰?」



    クリスタ「私、エレン以外の人なんて知らないよ?」



    クリスタ「…あなた達は…?誰なの?」



    クリスタ「…エレンは渡さない」
  81. 83 : : 2017/04/01(土) 23:35:40
    クリスタ「エレンは…私の物」



    クリスタ「…出てってよ」ボソッ



    クリスタ「出てけ…出てけ出てけ出てけ出てけ出てけデテケデテケデテケデテケデテケデテケ」



    クリスタ「あぁ…ふぅ…」



    クリスタ「そぅ…あなた達も私のイウコトキイテクレナインダネ」



    クリスタ「イイヨ…マズハオマエラカラコロシテヤル」



    クリスタ「コロスコロスコロス…コロスッ!!」



    アルミン「エレンは僕に任せて…ミカサ…今だ!」ボソッ



    ミカサ「ふぅ…」



    ミカサ「…」



    クリスタ「………?」



    ミカサ「一番!ミカサ・アッカーマン!紅蓮の弓矢!歌います!」



    クリスタ「…は?」



    ミカサ「~♪」



    クリスタ「な、何歌って…」



    サシャ「二番!サシャ・ブラウス!great escape!歌います!」



    クリスタ「なっ!?」



    サシャ「~♪」



    アニ「三番!アニ・レオンハート!自由の翼!歌います!」



    クリスタ「これは…」



    クリスタ「あぁああああっ!!」
  82. 84 : : 2017/04/02(日) 00:04:36
    クリスタ「あぁ…あ…」



    ミカサ(ねぇ…ちょっと思ったんだけど)



    サシャ(私も薄々思ってました)



    アニ(このシリアスな場面で言っちゃいけないかもだけど…)



    ミカサシャアニ(いきなり入ってきて歌う私達、かなり痛くない…!?)



    クリスタ「…あぁ………」



    クリスタ「……こ」



    クリスタ「こ…の……美しき…………残酷な世界…」



    ミカサ「あっ…」



    サシャ「クリスタ…」



    アニ「あの時の歌だ…」



    ミカサシャアニ(いや、お前も歌うんかいっ!!)



    クリスタ「っ!?わ、私…なに歌って…」



    クリスタ「わからない…何!?この曲…」



    クリスタ「わからない…のに、」



    クリスタ「なんで…歌詞が出てくるの…」ポタッ



    クリスタ「なんで…歌ってしまうの…」ポタポタ



    クリスタ「なんで…」



    クリスタ「私…泣いてるのっ!??」ポロポロ
  83. 85 : : 2017/04/02(日) 00:21:44
    ミカサ(よくわからないけど…上手くいってるみたい)



    アニ(あとは…アルミンがエレンを…)



    アルミン「エレンっ!?しっかりしろ!エレン!!」



    エレン「…」ボー



    クリスタ「っ!?」



    クリスタ「お前ぇ…私のエレンから、は、なれろぉ…」ポロポロ



    アルミン「し、しまった!!」



    クリスタ「ころ…コロ…ス………コロ…」



    エレン「か…」



    アルミン「!!」



    エレン「狩人…だと…嘯いた……」



    アルミン「エレンっ!?」



    エレン「お前は…飢えた獣…」



    クリスタ「あ…」



    クリスタ「え…エレン?その歌は…何…?」ポロポロ



    クリスタ「…うぅっ!」ポロポロ



    エレン「夕闇に…染まるのは…」



    クリスタ「どうして…」



    エレン「獲物を屠れ…イェーガー」



    クリスタ「どうして…その歌が心に引っかかるの…」



    エレン「群れをなし…穿つのは…」



    クリスタ「思い出した…その歌の名前は…」



    エレクリ「紅蓮の座標…!!」



    アルミン(クリスタが…正常な思考に戻ってきている…)



    ミカサ(いやいや、おかしいでしょ)



    サシャ(歌で治るって、どんな展開ですか)



    アニ(なんでエレンまで歌ってんの?これ、おかしいと感じてるの私だけ?)
  84. 86 : : 2017/04/09(日) 22:18:04
    ここからシリアスに戻ります笑




    クリスタ「うっ…」ポロポロ



    エレン「…俺…俺…何してんんだ…俺…は、いったい…」ポロポロ



    クリスタ「ハァ…ハァ…」ポロポロ



    エレン「ク…リスタ………?」ポロポロ



    クリスタ「………え…」ポロポロ



    クリスタ「え…れ…………ん……」ポロポロ



    クリスタ「エレ…ン…………………………は!!」



    クリスタ「私の…………私だけのものなのぉっ!!!!」



    アルミカアニサシャ「!!?」



    アルミン「そ、そんな…あそこまでいってまだ駄目なのか…!?」



    アニ「これは…もう…」



    サシャ「完全にお手上げですよ…」



    ミカサ「エレン…クリスタ…」
  85. 87 : : 2017/04/09(日) 22:24:18
    クリスタ「はぁ…はぁ…」



    クリスタ「わ、私の…ワタシダケノエレン…今…邪魔ナ4人ヲ…片ヅケルカラ…」ジャキ



    ミカサ「ぶ、ブレードっ!?」



    アルミン「みんなっ!逃げるんだ!!」



    アニ「でも…エレンはっ!?」



    サシャ「エレンを置いてなんていけませんよ!!」



    クリスタ「マズハ…オ前カラダッ!!」ヒュオッ



    アルミン「うわああああああああああ!!!!!」



    ミカサ「アルミンっ!!」



    ガシッ



    エレン「…」ポタポタ



    クリスタ「っ!?」



    アルミン「…え?」



    エレン「ク…リ…スタ…」ポタポタ



    アルミン「エレンっ!?血が…」



    エレン「…はぁ…はぁ」ポタポタ



    エレン「もう…やめろ…クリスタ…」ポタポタ



    クリスタ「エレンっ!?どうして…」
  86. 88 : : 2017/04/09(日) 22:31:35
    エレン「クリスタ…俺とお前が…最初にした約束…覚えているか…?」



    クリスタ「覚えてる…覚えてるよ…なるべく…手を繋ぐことでしょ?」



    クリスタ「だから…そのために邪魔な…」



    エレン「違う」



    エレン「クリスタは…覚えてないかもしれないけど…」



    エレン「俺にとって…クリスタとの最初の約束は…これだ」サッ



    クリスタ「そ、それ…は…」



    クリスタ「私の…寝顔写真…」ウルッ



    クリスタ「あ、あれ…!?私…また泣いて…」ポロポロ



    エレン「そう…この写真を大切にするって…約束したんだ…」



    エレン「思えば…これが始まりだったんだ」



    エレン「あの日クリスタから写真を貰い…そして」



    クリスタ「…」サッ



    クリスタ「私も…この写真を貰った…」ポロポロ



    アルミン「エレンの寝顔写真…!」



    クリスタ「そう…だよね…」ポロポロ



    クリスタ「ここから…始まったんだ」ポロポロ



    エレン「そして…俺たちはこの写真のおかげで付き合うことが出来た…」ポロポロ



    クリスタ「…うん」



    エレン「それから俺たちが最初にした約束…それが」



    クリスタ「手を繋ぐこと…」



    エレン「うん…あの時から、こんな風におかしくなっちゃったけど…」



    エレン「俺たち、さ、もう一度…最初からやり直せないかな…?」



    クリスタ「…」ポタポタ



    クリスタ「う、うわああぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!」ボロボロ



    クリスタ「エレン!エレン!ごめんなさい!ごめんなさい!!」ボロボロ



    クリスタ「私…あなたに…みんなに…なんて酷い事を…」ボタボタ



    エレン「いいんだ、やり直そう…もう一度………」ボロボロ



    エレン「『純粋』だった、あの頃に…」





    ――――――――――――――――――――――――――――――――
  87. 89 : : 2017/04/09(日) 22:54:02
    アルミン「2人とも、泣き疲れて寝ちゃった…」



    ミカサ「2人が元に戻って良かった」



    アニ「はぁ…一時はどうなるかと…」



    サシャ「一件落着!…と、言いたい所ですが…」



    アルミン「へっ?」



    ミカサ「結果的に…私達がエレンとクリスタがラブラブな所見せられたんだけど…」ゴゴゴゴゴ



    アニ「ああ…さっきからムシャクシャしてた…」ゴゴゴゴゴ



    サシャ「ちょうど良いサンドバックはありませんかねぇ…」ゴゴゴゴゴ



    アルミン「」
  88. 90 : : 2017/04/10(月) 00:36:10
    2日後…




    医療室



    エレン「ふわぁ…」



    エレン「ん…………?」



    医療班「起きたか、イェーガー訓練兵」



    エレン「え、あ、は、はい!」



    医療班「まったく…教官や訓練兵にも、どれだけ心配かけたのやら…」



    エレン「…すいません」



    エレン(と、言いつつも…正直、今の状況はよくわからないんだよなぁ…)



    エレン「あの…聞いてもいいですか?俺…ここ数日の記憶がなくて…」



    医療班「…まあ、無理もない。何せ、君たち二人は心が崩壊していたのだから」



    エレン「俺たちの…心が…壊れてた…」



    医療班「君たちの壊れ方は違ってたけどね…」



    医療班「まず、レンズ訓練兵が正常な思考を失った」



    医療班「原因は…君への異常なまでの好意…それに伴った独占欲だね…」



    エレン「…」



    医療班「その独占欲による過剰な約束事…それが君の心が壊れた原因だ」



    医療班「…正直、レンズ訓練兵の壊れ方も酷かったが、ある意味では君のほうが酷く…危険な状態だった」



    エレン「え…」



    医療班「もう、魂のない抜け殻のようだったよ。下手すれば、あのまま君の心が返ってこなくなるぐらい」



    エレン「…」
  89. 91 : : 2017/04/10(月) 00:48:11
    医療班「幸いにも、アルレルト、アッカーマン、ブラウス、レオンハートの訓練兵らによって、こうやって正常な思考を取り戻せたんだけどな」



    医療班「教官の命令に背いたので、処罰は受けているだろうけど…まあ軽く済むだろう」



    医療班「あいつらに感謝しておけ…そのおかげで、二人とも無事だったのだから」



    エレン「そう、ですね………」



    エレン「………ハッ!」



    エレン「あの…クリスタは…!?」



    医療班「君が起きる1時間ほど前に目を覚ましたよ」



    エレン「ホッ…」



    エレン「それで…今どこに?」



    医療班「ん?ああ、何でも、風に当たりたいとか言って、特別に立体起動装置を持っtエレン「なんだって!?」



    医療班「な…!?どうしたのだ…一体…」



    エレン(考え過ぎか!?…いや、あいつならきっと…)



    エレン「すぐに…すぐに、俺にも立体起動装置の使用許可を!!」



    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
  90. 92 : : 2017/04/10(月) 22:56:41
    クリスタ「…」



    クリスタ「…ここ」



    クリスタ「………最初、ユミルを追いかけてきた場所…」



    クリスタ「…そしてそこに、私の寝顔写真を持ったエレンがいて…」



    クリスタ「あの時は恥ずかしかったなぁ…」クスッ



    クリスタ「そう…あれから…エレンと話すようになって…」



    クリスタ「エレンの写真を取り合って…」



    クリスタ「まるで…エレンの争奪戦だったなぁ…」フフ



    クリスタ「そして…エレンは、私に…写真をくれた。私を…選んでくれた」



    クリスタ「……………それなのに、私は…私はっ!!」



    クリスタ「エレン…私、耐えられないや…」バシュ



    空高く飛びあがり…アンカーを外す



    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――



    エレン「…はぁ、はぁ」バシュッバシュッ



    エレン「馬鹿…やろぉっ!!」バシュ



    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
  91. 93 : : 2017/04/10(月) 23:00:01
    クリスタ「…」ヒュオオオオオオオ



    クリスタ(あぁ…落ちていく…これで…許してとは言わないよ)ヒュオオオオオ



    エレン「クリスター!!」



    クリスタ「………?」ヒュオオオオオ



    エレン「クリスタあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」バシュッ



    クリスタ「エレン…」ヒュオオオオオオオ



    クリスタ(エレン…ごめんなさい)



    クリスタ「…さよなら」ヒュオオオオオ



    エレン「っ!!」



    エレン「やめろおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」



    ガツンッ!!!!



    ――――――――――――――――――――――――――――――――――
  92. 94 : : 2017/04/10(月) 23:05:38
    エレン「…おい!しっかりしろよ!おい!」グスッ



    エレン「起きろよっ!なんで…起きねぇんだよ…クリスタ…」ポタポタ



    エレン「おい!!目ぇ覚ませよ!おい!」ポタポタ



    エレン「クリスタっ!!!!」ポロポロ



    エレン「…くっ!」ポロポロ



    エレン「はっ!心臓マッサージ…」



    エレン「頼む…クリスタ…頼む…」グッグッ



    クリスタ「…」



    エレン「クリスタっ!クリスタっ!クリスタっ!」グッグッグッ



    クリスタ「…」



    クリスタ「…………カハッ!」



    エレン「クリスタっ!?」



    クリスタ「……あ」



    クリスタ「あれぇ…おかしいな…私…死んだと思ったのに…」



    エレン「…落ちた衝撃で意識失ってたんだ。俺がかろうじて頭支えたから、なんとか…」



    クリスタ「あ…また……意識………が…」



    エレン「…!?待ってろ!すぐ医療室に……………」



    ―――――――――――――――――――――――――――――――――
  93. 95 : : 2017/04/10(月) 23:11:07
    数時間後



    クリスタ「…」パチッ



    エレン「クリスタっ!?大丈夫か!?」



    クリスタ「…」



    クリスタ「…」ジワッ



    クリスタ「私…私ぃっ!!」ポロポロ



    エレン「…クリスタ、なんでこんな事…」



    クリスタ「…うっ!」ポロポロ



    クリスタ「私っ!もう耐えられなかった!自分がエレンを縛り付けて!酷い事をしたのが!」ポロポロ



    クリスタ「エレンにも…みんなにも悪いことして…」



    クリスタ「挙句の果てに…エレンの心さえも…」



    クリスタ「だから…いっそ死にたかった…消えたかった…」ポロポロ



    クリスタ「…」グスッグスッ



    エレン「馬鹿…やろぉ…」



    エレン「死んだら…何にもならないじゃないか…」



    エレン「クリスタと…一緒にいることも」



    エレン「クリスタの…手を繋ぐことも…」



    エレン「クリスタの…寝顔写真を撮ることも…」



    クリスタ「!!」



    クリスタ「最後の…違うでしょ、バカぁ…」
  94. 96 : : 2017/04/10(月) 23:14:34
    クリスタ「…」



    クリスタ「エレン…左手…」



    エレン「頭を支えた時だな…落下の衝撃で、骨折だってよ」



    クリスタ「…」



    クリスタ「ごめんなさいエレン…私、もう誰にも迷惑かけたくなかった…それなのに」



    クリスタ「こうして、また迷惑を…」



    エレン「ああ、お前がやったことは、本当に馬鹿だ」



    クリスタ「…」



    エレン「お前が俺にこれ以上迷惑をかけたくないってのはわかった」



    エレン「でもな、お前が死ぬことは…俺にとって一番不幸なことなんだ」



    エレン「だから、死ぬのはやめてくれ」



    エレン「クリスタは…俺の左手よりも…俺の心よりも…俺の持ってる寝顔写真よりも、大切な存在だから」



    クリスタ「…」グスッ



    クリスタ「…だから、最後のは違うでしょって…」ニコ



    ―――――――――――――――――――――――――――――――――
  95. 97 : : 2017/04/10(月) 23:21:53
    エレン「…もう大丈夫か?」



    クリスタ「うん…ありがとう」



    クリスタ「…ところでエレン?そ、その…///私の心臓マッサージをしてた時…さ…///」



    クリスタ「わ、私の………胸、触ってた…よね…?///」



    エレン「あ、いや…その…///」



    クリスタ「…///」



    エレン「べ、別にやましい気持ちなんてなかったぞ!!」



    クリスタ「…感想は?」



    エレン「えっ、いや!身長のわりに大きかったり…予想以上に柔らか………って何言わせんだ!///」



    クリスタ「………エレンのえっち」



    エレン「す、すまなかった…」



    クリスタ「………ふふっ!嘘だよ!私の為にやってくれたことだし!」



    クリスタ(いや、まあ恥ずかしいんだけどさ…)
  96. 98 : : 2017/04/10(月) 23:26:24
    クリスタ「………エレン、改めて…私の事…助けてくれて、ありがとう」



    エレン「当たり前だろ、大切な人なんだから」



    クリスタ「でも…私には罪悪感が残ってる」



    エレン「クリスタ…まだそんなこと…」



    クリスタ「ううん、この罪は償わせて」



    クリスタ「心配しないで。もう、死ぬ気はない」



    クリスタ「私に…何か罰を与えてほしい」



    エレン「罰…」



    クリスタ「私は、エレンが言った罰なら、なんでも受け入れるよ」



    エレン「そう…か」



    エレン「じゃあ、俺さ、やり残したことがあるんだ」



    エレン「だから…クリスタ、お前には…」



    エレン「もう一度、意識を失ってもらう!!」



    クリスタ「っ!?」



    ―――――――――――――――――――――――――――――――――
  97. 99 : : 2017/04/10(月) 23:35:40
    医療班「イェーガー訓練兵、レンズ訓練兵の容体は…」



    エレン「それが…まだ目を覚まさないんです…」



    クリスタ「…///」カオマッカ



    医療班「そうか…って、ソレ、もう覚ましてないか?」



    エレン「サマシテマセンヨー」(棒)



    クリスタ(エレン…何がしたいの…??)



    エレン「モウコレハイッコクヲアラソウナー」



    エレン「かくなる上は…」



    チュッ



    クリスタ「…んんん!?///」



    医療班「なっ!?」



    エレン「…///」チウー



    クリスタ「んー!んー!///」



    医療班「お、おい…もうそれ完全に起きて…」



    エレン「…っぷは」



    クリスタ「…!?!?!?///」



    エレン「クリスタ…おはよ///」



    クリスタ「なっ!?ななな何をっ!」



    エレン「何って…人工呼吸」



    クリスタ「え、えええエレン―――!!!!!///」



    エレン「あ、クリスタ、まだ意識が薄いのか?」チュ



    クリスタ「ふぁ///」



    クリスタ「え、エレンこそ、私に人口呼吸しすぎて酸素足りてないんじゃっ!///」チュ



    エレン「///」



    医療班「…お」



    医療班「お前ら―――――――――!!!!!」



    エレクリ「あはは///」
  98. 100 : : 2017/04/10(月) 23:40:05
    これで終了となります…
    長い期間となりましたがすいませんでした…

    と、私としては初めてヤンデレ?っぽいものにチャレンジしてみたのですがいかがだったでしょうか?
    まあ大好きなエレクリでバッドエンドは嫌だったので、結局幸せな感じに終わらせたくなっちゃったのですが…

    現在は「エレクリの人生シリーズ」の幼稚園編を執筆中です。
    そちらも視聴して頂けるとありがたいです。

    最後までご視聴ありがとうございました!
  99. 101 : : 2017/05/25(木) 23:58:39
    最高でした
  100. 102 : : 2017/11/24(金) 22:45:18
    最高!
  101. 103 : : 2017/12/01(金) 23:14:45
    エレンの好きな女子は正解はクリスタレンズでした。ミカサアッカーマンの好きな男子はライナーブラウンでした。
  102. 104 : : 2017/12/01(金) 23:25:28
    作者さんライナーは出さないでくれ。今スラーさんのSSでライナーが暴走していまして。ベルトルトも同罪です。あとユミルはカネキイエイガーさんのSSで暴走しました。
  103. 105 : : 2017/12/01(金) 23:29:04
    医療班の人ここは一ついい方法があります。それはやめんと刑務所送りにしてやるとゆってください。

▲一番上へ

このスレッドは書き込みが制限されています。
スレッド作成者が書き込みを許可していないため、書き込むことができません。

著者情報
diagram2000

ダイヤ

@diagram2000

この作品はシリーズ作品です

エレクリの争奪戦 シリーズ

「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
「進撃の巨人」SSの交流広場
進撃の巨人 交流広場