この作品は執筆を終了しています。
「いってらっしゃい、エレン。」
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- 1 : 2016/11/26(土) 16:57:46 :
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ご覧頂き、有難う御座います!
このSSは、『エルヴィン「第四の…壁…?」シリーズ』の後日談に当たるものです。
本SSをより深く読み込みたい方は、お手数ですが、下の 前編、中編、後編を読んでから読む事をオススメします。
ですが、試しに読んでみたりする分には、本SSから読み始めても良いかと思います。
前編⬇︎
http://www.ssnote.net/archives/16432
中編⬇︎
http://www.ssnote.net/archives/16733
後編⬇︎
http://www.ssnote.net/archives/17396
それでは、お楽しみ下さい!
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- 2 : 2016/11/26(土) 16:59:21 :
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ー 調査兵団本部 ー
「おめでとう!」
「幸せになれよ、お前ら!」
「喧嘩なんかしたら許さないからね!」
ワーワーワー…
ジャン「だっはぁ……マジかよ…。」
エレン「? どうした、ジャン?何落ち込んでんだよ、めでたい席で。」
ジャン「めでたいと思ってるからこそだろうが…。まっっさか…コニーとサシャに先越されるとはなぁ…。まぁいずれくっつくとは思ってたけどよ。」
エレン「ははっ。お前もそんなこと気にすんだな、ジャンボ!」
ジャン「その事は忘れろっていっただろうが?!」
エレン「ん?そうだったっけか?」
ジャン「それ自体も忘れてたのかよ!」
コニー「オイオイ喧嘩はやめてくれ、お前ららしいといえばらしいけど、なんか縁起悪りぃ!」
サシャ「そうですよ!まぁ別れるなんて、巨人が空から降ってくることくらいあり得ないですけどね!」
コニー「お!確かにそうだな!」ハハ
ジャン「こいつら…見せつけかよ…!クソォ!」
アルミン「はいはいジャン。今日の主役二人にクソとか言っちゃダメだよ?」
ミカサ「その通り。ジャン、あなたもいずれは結婚することになるんだから、今はこれから幸せになる二人を祝わないと。」
ジャン「ミカサ!? あ、ああ、そ、そうだな!」
ミカサ「? どうかした?」
ジャン「い、いや!別に何もねぇよ!」
ミカサ「?」
ヒストリア「ジャンは分かりやすいなぁ。」
ユミル「あぁ、ホントだぜ。まぁそのお陰で、私のオモチャにピッタリなんだけどな!」
ジャン「なっ!?てめぇらなぁ!」
コニー「おい!?だから暴れるなって!」
サシャ「手伝いますよ、コニー!」
ワーワーギャーギャー!
エレン「はっはは…。結局こうなるのか。」
アルミン「やれやれだね、僕たち104期の仲間は。ね?エレン。」
エレン「アルミンか。あぁ、全くだぜ。ま、そこがあいつらの長所でもあるんだけどな!」
アルミン「言えてる。」ハハ
エレン「…。」
アルミン「…。」
エレン「……『あれ』からもう2年か…。年齢重ねるにつれ、時間が流れるのがすげぇ早く感じるよ。」
アルミン「…『ディオス事件』…だね?」
エレン「あぁ…。」
アルミン「エレン。君がいなければ、あのまま人類は破滅の道を辿っていた。君には感謝してもしきれないよ。」
エレン「…俺だけじゃねぇさ。調査兵団や、駐屯兵達。そしてなにより…」
エレン「親父…アニ…。みんながいなきゃ、俺は獣の巨人に勝つ事は出来なかった。」
アルミン「…うん。そうだね…。」
エレン「……悪りぃ!雰囲気壊しちまったな。」
アルミン「いやいや、気にしないでよ。その雰囲気でいれるのも、今こうして平和に暮らせるからだ。」
エレン「そうだな。じゃあ…」
エレン「俺らも楽しむとするか!」
アルミン「うん!」
エレン「おい!楽しそうなことしてんな、俺も混ぜろよ!」
ジャン「なっ、お前もかよ死に急ぎ野郎!」
アルミン「僕もいるよ!」
ジャン「あー!!多すぎだー!」
ハハハハハ…
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- 3 : 2016/11/26(土) 17:02:46 :
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ー 同時刻 ー
〜 王都 ミットラス 〜
男二人は、馬車に揺られーー。
リヴァイ「…なんだその面は。遂に右腕だけじゃなく、脳まで巨人に餌としてやっちまったのか?」
エルヴィン「酷いな、リヴァイ。俺は今考え事をしていただけだぞ?」
リヴァイ「そうか。そりゃすまなかったな。それで、その考え事とやらはどんなもんなのか、聞かせてもらってもいいか?暇で暇で仕方ねぇ。」
エルヴィン「……」
リヴァイ「おい、聞いてんのか?」
エルヴィン「…リヴァイ。お前は人類が我々だけだと思うか?」
リヴァイ「あ?」
エルヴィン「すまない、聞き方が悪かったようだ。そうだな…」
エルヴィン「お前は世界に残された人類が、この三重の壁に囲まれた我々だけだと思うか?」
リヴァイ「…質問の意図が分からねぇな。そんなことを聞いてどうするつもりだ?」
リヴァイ「まさか、『王都まで黙ってついて来い』と俺に命令した目的はそれか?」
エルヴィン「あぁ。俺は危惧しているんだ。その内容を、ザックレー総統、ピクシス司令、ナイルに伝えねば。そして今、お前にも。」
リヴァイ「…ほう。」
エルヴィン「我々は二度、自由を手に入れた。そして今もその自由は続いている。」
エルヴィン「だが、このまま未来永劫、この自由が続くと思うか?」
エルヴィン「一度目の自由は空振りに終わった。『ディオス事件』だ。この壁内に、あの事件のことを忘れられる者はいないだろう。」
リヴァイ「あぁ。クソみてぇな思い出だな。」
エルヴィン「…だが、俺達 調査兵団の手で、その空振りを空振りじゃない物、即ち二度目の自由にすることが出来た。」
エルヴィン「…多くの犠牲を払ってな。」
リヴァイ「回りくどいやつだ。つまり何が言いたい?」
エルヴィン「その犠牲がまた払われることになるかもしれない、ということだ。」
リヴァイ「…あ?」
エルヴィン「リヴァイ。我々調査兵団は、ウォール・ディオス崩壊後、『世界調査』に没頭した。そこで見たものはなんだ?」
リヴァイ「…現時点での大きな収穫は、『塩の湖』を見つけたことだな。エレン達は確か…『海』とか言ってたか。馬鹿みてぇに広範囲に広がっていた。」
エルヴィン「そう。あの途方も無い大きさの『海』を、“ようやく”我々は見つけたんだ。一体何年かかった?100年はとうに経っているな。」
エルヴィン「つまり、俺達は世界に対し、全くもって『無知』なんだ。世界は我々の想像を遥かに超えている。」
エルヴィン「例えば」
エルヴィン「その海を越えた場所に、『人類』がいたりしてな。」
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- 4 : 2016/11/26(土) 17:05:03 :
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リヴァイ「なんだと…?」
エルヴィン「さっきも言った通り、世界は我々の想像を超える。我々の他に、別の人類がいたとしても、なんらおかしくはない。」
リヴァイ「そりゃあつまり…あのアホな巨人どもの捕食から逃れた奴らがいると?」
エルヴィン「その可能性はある。また、その人類が『巨人』の存在自体を知らない可能性もな。」
リヴァイ「…あぁクソ。頭がこんがらがってきやがった。」
エルヴィン「珍しいな、リヴァイ。お前がそんなことを言うとは。」
リヴァイ「…誰だってこうなるだろう。お前やアルミン、ハンジくらいだ。そんな発想をしだすのは。」
エルヴィン「…巨人の相手をする時と同じだ。常識の範囲内に留まらず、発想を飛躍させなければならない。」
エルヴィン「だから俺は、希望を捨てた訳じゃない。もし、 本当にその様な人類が存在した場合、友好的な関係を築けることにも期待している。」
リヴァイ「…あぁ、そうなるといいな。少なくとも二年前や、それ以前のクソな状況よりかはマシなはずだ。」
エルヴィン「…どうかな?それもまだ我々には分からない。」
リヴァイ「…笑えねぇ冗談だ。」
ガタッ
リヴァイ「着いたようだ。お前のその妄想は、三兵団本部で爺さん達とたっぷり聞いてやる。」
エルヴィン「ふっ…有難いことだ。」
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- 5 : 2016/11/26(土) 17:11:19 :
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ー 調査兵団本部 ー
エレン「」グガー
コニー「」グガー
ジャン「てめぇ…何覗いてんだよ…エレン…」ムニャムニャ
サシャ「あ…私の…お肉…ですよ…」ムニャムニャ
アルミン「」スゥスゥ
ミカサ「」スゥスゥ
ヒストリア「」スゥスゥ
ユミル「ヒス…トリア…」ムニャムニャ
ライナー「おいおい、いくら騒いだからって、大の大人が揃いも揃って床で寝るかよ…。」
ベルトルト「しかも変な寝言言ってる人が三名いるしね…。」
ライナー「全くだ。全員叩き起こすか?」
ベルトルト「や、やめようよライナー。今日くらいは見逃してあげよう?」
ライナー「はっは、冗談だ。さて、ベルトルト。こいつら全員、寮に運ぶぞ。」
ベルトルト「あぁ、そうしよう。」
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- 6 : 2016/11/26(土) 17:16:36 :
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ライナー「はぁ…やっと運び終わったな。なかなか骨が折れたぞ。…ミカサ、予想以上に重かったな…。」
ベルトルト「うん、さすがに僕らも疲れたね。」
ライナー「あぁ。だが、このくらいで疲れてるようじゃ、俺らも『兵士』としてはまだまだってことだ。」
ベルトルト「…兵士…か…。」
ライナー「…」
ベルトルト「…」
ライナー「済まなかった…アニを守ってやれなくて…」
ベルトルト「…どうして君が謝るのさ。僕の力も、アニを助けるには遠く及ばなかった。そして結局は、エレンに全て押し付ける形になってしまった…。」
ライナー「…あの時は、自分達の無力さを呪ったもんだ。だから今も必死に訓練してるんだがな。」
ベルトルト「…やめよう。過去を思い出し、反省するのは大事な事だけど、いつまでも過去を悔い続けるのは、大事な事とは言わない。何より…」
ベルトルト「アニと、アニの覚悟に失礼だ。」
ライナー「…あぁ、そうだな。すまない。」
ベルトルト「…謝らなくていいよ、ライナー。君、謝り癖付いてるよ?」
ライナー「…驚いた。以前まで常にオドオドしてた奴に言われるとはな。お前も成長したんだな。」
ベルトルト「ちょっと、僕を子供扱いしないでよ。…事実だけど…。」
ライナー「はっは。だろう?」
ベルトルト「うん。」
ライナー「はは。」
ベルトルト「…」
ライナー「…」
ライナー「…守るぞ。今度は、絶対に。」
ベルトルト「…あぁ。勿論だ。」
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- 7 : 2016/11/26(土) 17:45:37 :
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ー 調査兵団本部 ー
〜 会議室 〜
リヴァイ「今、帰った。」
ハンジ「あ!リヴァイ、エルヴィン、お帰り!」
エルヴィン「ただいま、ハンジ。それで、サシャとコニーの結婚式はどうだったんだ?」
ハンジ「そりゃあもう大盛り上がりだよ!私もいずれ、あんな結婚式を開けるかな?!」
リヴァイ「てめぇには永遠に無縁な話だ。気にするな。」
ハンジ「…何だよもう!リヴァイは酷いなぁ。」
エルヴィン「はは。まぁ何はともあれ、盛り上がったのなら良かった。サシャとコニーには後で、出席出来なくてすまなかった、と伝えなきゃな。」
ハンジ「あ、そうだよエルヴィン。なんで結婚式を欠席してまで、王都なんかに行ったんだ?」
リヴァイ「おい、エルヴィン。こいつにも言ってなかったのか?」
エルヴィン「あぁ、急いでいたからな。すまない。そして王都に向かった理由は、お前なら興味が湧く話だろう。」
ハンジ「え!?なになに!?まさか巨人がまだいたとか!?」
エルヴィン「それとは違うが…まぁ似たようなものだ。」
ハンジ「えぇ!?教えて、エルヴィン!!」
エルヴィン「分かった。お前の意見も聞きたかったところだ。」
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- 8 : 2016/11/26(土) 18:12:44 :
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エルヴィン「…と、いう事だ。そしてこの仮説について、ハンジ、お前の意見が聞きたい。どうだ?」
ハンジ「…突拍子もない話だけど、確かにその可能性は十分にあると思うよ。私達が発見した『海』には、それを感じさせる驚きや発見が数多くあったからね。」
リヴァイ「…エルヴィン。やはりこのメガネはお前と同じ、いかれた思考を持っているようだ。」
エルヴィン「ふっ。そうみたいだな。」
ハンジ「それで、これからどうするの?」
エルヴィン「ザックレー総統やピクシス司令、ナイルと話し合った結果、我々調査兵団の中から選ばれた精鋭達が、あの『海』を渡ることに決定した。」
ハンジ「えっ…!?」
ハンジ「ちょ、ちょっと待ってよエルヴィン!まだ本当に海の向こうに大陸や、それに近い物があるって決まったわけじゃないんだよ!?」
ハンジ「それに、もし大陸が存在していたとしても、それ以前が問題だよ!あの広大な海を渡れるような物は、今この壁の中にはない!」
エルヴィン「あぁ、その通りだ。だからこそのお前だ、ハンジ。」
ハンジ「…? 意味が分からないよ?」
エルヴィン「海を渡れる船を作れ。お前やアルミンの知恵と、技術班の英知を絞ってな。」
ハンジ「!」
ハンジ「…本気なの?」
エルヴィン「本気だ。」
ハンジ「…はは。エルヴィンはやっぱり無茶を言うなぁ。」
リヴァイ「何を今更。こいつはそういう奴だ。無論、俺もな。」
ハンジ「…また博打かい?」
エルヴィン「あぁ。どうやら俺達はこれしか能がないらしい。」
ハンジ「全くだよ。やれやれ。」
ハンジ「でも…悪い気はしないね…。」
ハンジ「乗ったよ。私達は全力で、海を渡れる船を作る。」
エルヴィン「助かる、ハンジ。」
リヴァイ「さて、これでもう後には退けねぇ。海を渡る他なくなった。」
エルヴィン「構わない。背水の陣、だ。遅かれ早かれ、海は渡らなければいけなかったからな。」
ハンジ「そうと決まれば早速アルミンにーーー
「聞いていましたよ。」
ハンジ「え?」
ガチャ
アルミン「こんばんは、皆さん。」
ハンジ「ア、アルミンじゃないか!」
リヴァイ「おい、アルミン。盗み聞きとは、良い趣味してるじゃねぇか。」
アルミン「ははは…すいません。今日は飲みすぎてしまいまして…。酔いを醒ます為に外に出ようとしたら、声が聞こえてきたので、つい…」
エルヴィン「いや、好都合だ。説明する手間が省けた。アルミン、どうだ?協力してくれるか?」
アルミン「はい、勿論です。それと、聞いていたのは僕だけじゃありません。」
「俺達もです!!」
エルヴィン「!」
ハンジ「ふふ。十人で盗み聞きとはねぇ、君達?」
エレン「はは…」
ミカサ「聞こえてしまったものはしょうがありません。」
コニー「そうですよ!」
サシャ「私もそう思います!」
ヒストリア「ちょ、ちょっと皆!まずは謝ってから…」
ユミル「いいんだよ。どうせ調査兵全員に知らされる予定だったはずだ。」
ジャン「そういう問題じゃねぇだろ…。」
ベルトルト「た、確かに…。」
ライナー「全くだ。」
リヴァイ「…上官の最重要機密情報を盗み聞きした罰則は、後で受けてもらうことにして…」
リヴァイ「てめぇらは確実に、その任務に選抜されるだろう。また人類に心臓を捧げてもらうぞ。」
十人「ハッ!」バッ
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- 9 : 2016/11/26(土) 18:14:54 :
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ー ある街の ある墓地 ー
エレン「よう!アニ、親父!久しぶりだな!元気だったか?悪い、また来るの遅れちまったな。」
エレン「そうだ、聞いてくれよ!俺達、『海』を見つけたんだ!」
エレン「ガキの頃からの夢だったんだぜ?海を見つけた瞬間、大人気なくわんわん泣いちまったよ、はは。」
エレン「…見つけたこと自体、とても嬉しかったんだ。けどよ…」
エレン「大切な仲間達と一緒に海を見ることが出来たのが、やっぱりなにより嬉しかったなぁ…。」
エレン「…二人がいたら、もっと違う景色に見えてたかもしれねぇな。」
エレン「…あ!それでよ!今度の『世界調査』で、その『海』を渡ることになったんだ!なんでも、『海の向こうには、俺達とは別の人類がいる可能性がある』とか。」
エレン「エルヴィン団長達はスゲェよ。そんな発想、普通は誰もしない。」
エレン「んでもって、俺達 調査兵団の任務は
『他人類の存在の確認、又、存在した場合、友好的な関係を築く意思があることを伝えよ。』
だってさ。」
エレン「…実際、怖ぇよ。だって、同じ人間だってのに、考えてることや、言語が違う奴らがいる可能性があるんだぞ?」
エレン「それに加えて、そいつらがいた場合は、そいつらと飯食う仲になってこいと来た。相当難しいと思わねぇか?」ハハ
エレン「…けどさ、これで合ってると思う。」
エレン「もう争いなんていらない。相手が巨人でも、人間でもな。まぁ…『結果は誰にも分からない』けどな。」
エレン「…もう時間だ。そろそろ行くよ。」
エレン「俺がやることは変わらない。俺がやることは…」
エレン「人類や仲間、そして…」
エレン「アニ、親父。あんたらに心臓を捧げ続けることだ!」
エレン「じゃあ、またな、二人共!」
エレン「俺は必ず…」
エレン「生きてここに戻ってくる!!」
いってらっしゃい、エレン。
ー fin ー
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- 10 : 2016/11/26(土) 18:21:04 :
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〜 あとがき 〜
これにて、第四の壁シリーズは、本当に完結です。笑
今まで読んで来てくださった読者様にも、今日から、僕のSSを読み始めてくださった読者様にも、ただひたすらに感謝です!
時間があったらSSを書きたいと思いますので、その時はどうぞ、宜しくお願い致します!
また、感想や意見、お待ちしています!
では!
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- 11 : 2016/11/26(土) 22:20:43 :
- すーごいよかった!!!
やっぱりTatsuのSSは最高♪
お疲れ様でした!
次回作も待ってるよー!
-
- 12 : 2016/11/26(土) 22:40:04 :
- >>11
ちろ!
有難う!嬉しいです!
期待も、応えられるように頑張るね!
-
- 13 : 2016/11/27(日) 00:55:33 :
- すごい続きがきになります、
続き書いてくれませんか?
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- 14 : 2016/11/27(日) 10:07:12 :
- >>13
コーネリアスさん!
コメント、有難う御座います!
続きですか、そうですね…。取り敢えず今の所保留にしておきます、すみません!
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- 15 : 2016/11/27(日) 11:01:04 :
- 作品全部見てきたけど面白かった!次回作に期待です!
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- 16 : 2016/11/27(日) 12:39:58 :
- >>15
名無しさん!
おぉ、全て見てくださったのですね!有難う御座います!
はい、次回作、頑張ります!
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- 19 : 2017/05/28(日) 10:31:29 :
- おもしろっかた!!
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- 20 : 2017/05/30(火) 18:26:31 :
- >>19
おまかせダビングさん!
読んで頂き、誠に有難うございます!
お褒めの言葉もとても嬉しいです!
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- 21 : 2017/07/01(土) 23:56:52 :
- すごくよかったです!!
エレンかっこいいいいぃぃいいイ!!!
今度も期待してます!
書いてください!お願いします!!
グリシャさんの秘密が……。
また、新しい話期待してます!!
頑張ってください!!
長文失礼しました!
エレリヴァ大好きマニア より!!!!
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- 22 : 2017/07/04(火) 21:53:14 :
>>21
エレリヴァ大好きマニアさん!
最後までご覧頂き、有難う御座います!
また、お褒めの言葉も有難う御座います、嬉しいです!
はい、新作、出せたら出しますね!
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- この作品はシリーズ作品です
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エルヴィン「第四の…壁…?」 シリーズ
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