エレン「俺の親友の話」
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- 1 : 2016/11/23(水) 23:35:50 :
- ※男の友情って良いよね
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- 2 : 2016/11/23(水) 23:36:41 :
- 友情、絆、全部バカらしいと思ってた、
俺は誰とも仲良くしたいなんて思わなかった、
俺と仲良くしてほしけりゃ、
それはそいつの出方次第だ、
一人で寂しいなんて思わなかった、
友達なんていらない…そう思ってた…
あの頃は…
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―844年―
カルラ「ちょっと、エレン!!」
母さんが俺を怒鳴り付ける…
カルラ「また、喧嘩したのかい?」
エレン「先に嗾けてきたのはあいつらだよ…」
別になんてことない…
小さい仔猫をよってたかって苛めてた奴等を
とっちめてやっただけだ
カルラ「それでこんな大怪我して…」
エレン「なめられてたまるか…」
エレン「そんなんだから友達できないのよ。」
あー、何時も何時も…
俺は友達なんか必要ないんだよ、
カルラ「エレン…」
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- 3 : 2016/11/23(水) 23:43:56 :
- エレン「?」
カルラ「母さんは、あんたが本当は優しい子だって事はよくわかってるのよ、」
カルラ「ただ、あんたはもうちょっと素直になった方がいいわよ、」
カルラ「そうすれば、」
カルラ「友達だって、すぐできるわよ…」 ニコッ
エレン「…」
俺は単純に…
曲がった事が嫌いだ、
小さい動物苛める奴も
自分より弱い奴から大事なものを奪う奴も、
弱い奴を捩じ伏せて自分が偉いと思い上がってる奴も、
皆大嫌いだ、
そんな奴等をとっちめて、
苛められた奴はちゃんと助ける。
ま、今日みたいに返り討ちに遭う事もあるけどな…
別に助けたって、見返りがほしい訳じゃない
助けた仔猫に引っ掛かれても、
苛められた小さい女の子にビビられて泣かれても、
俺には関係ない…
別に、寂しくなんか…
そんな、ある日、
???「ねえ、」
エレン「?」
???「君、何時も一人でいるよね?」
何時もの原っぱで一人でいると、
突然金髪の小さい奴が話しかけてきた。
何だ、こいつ…?
エレン「誰だ…お前?」
???「ああ、ごめんね、突然…」
???「始めまして、僕、アルミン。」
これが俺と親友の出合いだった。
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