このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
残酷な世界の中で ※ジャンミカ
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- 1 : 2016/11/22(火) 21:16:15 :
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「ミカサ…」
か細くて、でも、優しい声で
彼は私の名前を呼んだ。
その声を聴くだけで、私はいつも安心できた。
彼は、笑った。
涙を流しながら、悲しそうに笑った。
私の話も聞かないで。
私を抱き締めた。
────ああ、やっと今、気付いた。
「ミカサ……俺……お前のこと、が……」
彼に今、伝えなくちゃ。
「愛してる」
私が伝えようとした言葉を、彼は私に言った。
だから私も、微笑んだ。
「……私、も……」
「愛してる、ジャン…」
────
───────
──────────
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- 2 : 2016/11/23(水) 06:56:28 :
- エレミカも好きだけどジャンミカも大好きです!ジャンミカ少ないので嬉しいです!!
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- 3 : 2016/11/23(水) 17:52:54 :
- >>2コメントありがとうございます。
私もジャンミカ大好きなので、嬉しいです!
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- 4 : 2016/11/23(水) 18:04:58 :
彼と、初めて話したのはあの時だ。
「すまない…、綺麗な黒髪だ…!」
ミカサ(……え?)
そう言われた時は、驚いた。
先程まで私の家族……エレンと喧嘩をしていた人が…
私の髪を、褒めてくれたから。
ミカサ「どうも」
咄嗟に出てきた言葉はそれだけ。
ミカサ「……」
何を言えば良いのか分からず、私は逃げるようにエレンを追いかけた。
…きっと、今の私の態度を、彼は悪く思っただろう。
ミカサ(……確か、名前は…)
『ジャン・キルシュタイン』
真っ赤な顔で黒髪を褒めてくれた彼は…
きっと良い人なんだろう、と思った。
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- 5 : 2016/11/26(土) 15:25:42 :
- きったああああい!
神作の匂いがする(^_^)
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- 6 : 2016/11/26(土) 16:43:26 :
- >>5ありがとうございます。
神作と認められるよう頑張ります!w
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- 7 : 2016/11/26(土) 17:05:06 :
- 期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待((((殴
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- 8 : 2016/11/26(土) 17:20:50 :
次の日──
『髪、切ったらどうだ?』
とエレンに意見をもらい、私は髪を短くした。
ミカサ(髪を切ると、すっきりする…)
私はエレンに切ったのを報告する事と、朝食をとるために食堂へ向かった。
「ミっ、ミカサ…」
ミカサ「…!」
この声は……
ミカサ「ジャン…」
ジャン「お、おはよう!」
ミカサ「おはよう」
ジャン「髪、切ったんだな…」
ミカサ「ええ、エレンに言われて」
ジャン「そ、そうか…」
ミカサ「……?変?」
何故だか、彼は少し悲しそうな顔した。
ジャン「いや!!とても、似合うと思う…!」
ミカサ「…!」
ジャン「…あ、す、すまない…!///」
ミカサ「いえ…」
昨日初めて出会ったのに……
ミカサ「ありがとう」
ジャン「え、あ…!ああ…!」
ジャン「…なあ…!」
「ミカサ?」
ジャン「!」
ミカサ「あ…エレン、アルミン」
エレン「何話してんだ?ジャンと…」
アルミン「おはよう…!…ごめん、話の邪魔したかな?」
アルミンはジャンをチラリと見て、小さく頭を下げた。
…私には、その意味がよく分からなかった。
エレン「?どうしたんだ、ジャン」
ジャン「あ?何がだよ…寝癖野郎」
エレン「はぁ?何だって…!?」
ミカサ「エレン、寝癖が凄い。直さないと…」
エレン「自分で直すって…。あ、お前髪切ったんだな」
ミカサ「ええ」
ジャン「…!」
エレンは昨日の様に、私の髪に触れた。
ジャン「……ぅ、羨ましいんだよ!!てめえ!」
エレン「はあ!?やめろよ!」
ミカサ「…?」
アルミン「ハハ…」
ミカサ(ジャンは…よく分からない…)
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- 9 : 2016/11/26(土) 17:22:59 :
- >>7期待ありがとうございます。
アニミカが好きなんですね。私も好きで、アニミカ書きたいなと思ってます!
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- 10 : 2018/02/20(火) 20:05:33 :
- tuzukiほしいー
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- 11 : 2018/03/28(水) 23:36:11 :
- なぜこういう珍しい系は放置が多いんだ
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