アルミン「僕の好きな8月」
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- 1 : 2016/11/12(土) 22:49:28 :
- アルミン「僕には淡い夏の思い出がある。」
アルミン「たった一夏の思い出、だけど僕の初恋の夏。」
アルミン「今日はその話をしようかな。」
アルミン「昔の僕はちょっと病弱でよく入院していたんだ。」
アルミン「熱い太陽が照りつける夏の日、僕は涼しい病室で外を眺めて過ごしていたよ。」
アルミン「4人ぐらいが一緒の普通の病室、毎日ほとんど変わらない生活を送っていた僕は、外で友達と虫取りをしたり鬼ごっこをしたりして遊びたかったんだ。」
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- 2 : 2016/11/12(土) 23:01:20 :
- アルミン「そんなふうに僕は毎日外で遊ぶことを夢見て、遊べるようになることを信じて毎日過ごしていた。」
アルミン「そんな小2の7月、世の中は夏休み。」
アルミン「僕は、梅雨の時期から入院してたからもう1ヶ月たっていた。」
アルミン「そんな時だった。“あの子”が入院してきたのは」
アルミン「僕と同じ金髪で碧い目、かわいい女の子だったよ。」
アルミン「一目惚れってやつかなぁ、僕はその子に目を奪われた。」
アルミン「その子は僕の前にあるベッドにいた。」
アルミン「時々目が会うと微笑んでくれる。まるで天使のようだったよ。」
アルミン「機会があって、僕はその子とよく喋るようになり、仲良くなった。」
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- 3 : 2016/11/13(日) 12:36:59 :
- 期待です!偶
然
に
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縦
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た
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の
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横に伸ばしてみたけどや
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も 。 め
長 が
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も♡
で
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- 4 : 2016/11/13(日) 17:45:44 :
- >>3 期待ありがとうございます!
すごいコメントだ...(°A°;)アババ
コメントありがとうございます(_ _)
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- 5 : 2016/11/13(日) 17:56:50 :
- アルミン「でも、その子とは退院したあと、それっきりになっちゃった。」
アルミン「そんな僕と“あの子”の1ヶ月間の思い出、一生忘れないあの8月。」
アルミン「今日話すのは僕の大好きな5年前の8月の話。」
~5years ago~
アルミン「...」
僕は夏が嫌いだ。暑いし。
更に今は病院に入院している。
毎日なにも変わらない日々を送っている。
全然やることが無いから本を読んで過ごしている。
そのおかげで僕は本の虫さ。
でもそんな夏が、
そんな病院生活が、
僕にとって、かけがえのない思い出になるとは、
この時、知るよしもなかった。
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- 6 : 2016/11/13(日) 18:10:51 :
- ある日、女の子が入院してきた。
僕と同じ年の金髪の子。
実際僕には、あまり関係の無いことだと思ってた。
あの子が喋りかけてくるまでは...
???「あの...」
アルミン「...え?ど、どうかした?」
???「い、いやあの!...な、なに読んでるのかなって。...えへへ。」
アルミン「えーっと、ハリー・○ッターだよ。」
???「え!?ハ○ー・ポッター!?私それ好きなんだ!」
アルミン「へー、そうなんだ!学校ではあまりそういう人いないから、びっくりしたよ。...なんなら貸してあげるよ?」
???「え?いいの?ありがとう!」
アルミン「どういたしまして。」
???「私ヒストリアっていうの!よろしくね!」
アルミン「僕はアルミンだよ、こちらこそよろしくね。」
ヒストリアと仲良くなりました。
ここから僕の夏は始まった。暦の上ではもう8月になろうとしていた。
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- 7 : 2016/11/13(日) 18:11:36 :
- ちなみに僕はハリー・ポ○ター知りません
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