このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
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#プロローグ 絶望学園、再び【オリロンss】
- ダンガンロンパ
- 1948
- 34
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- 1 : 2016/11/05(土) 19:54:47 :
- このオリロンが流行りの時期にそろそろ便乗して、前から温めていたわけでもないオリロン作品を投下してみます。
今回メモに書き溜めたものを一気に投下する形となっているため、更新速度はガタガタです。
内容については…別の私の作品から察してくださいといった形で。
今回失踪はしないつもりです。頑張りたい(願望)
また、この作品はシリーズ化にしようかな…と考えております。chapt.5~6までと、プロローグ、エピローグ…といった形で、全6~8程度のシリーズにしようかな…とか考えています。
また、設定等は全て私が考えたもののため、原作との矛盾点なども生じる可能性があります。というか生じなかったら奇跡というレベルですね。
またさらに、学級裁判やコロシアイもしっかり行われる本編仕様となっているため、謎や殺害方法なども全部私が考えたものとなります。そこでもまた、矛盾やおかしな推理などが生じる可能性が高いですが、ご容赦ください。
以上の事を3回復唱できたらこの作品を読み進めてください。
※3回復唱しなくてもこの作品を閲覧いただくことはできます。
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- 2 : 2016/11/05(土) 20:12:49 :
- 期待です!
がんばってください!
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- 3 : 2016/11/05(土) 20:21:35 :
- 頑張ってください!!
応援してます!!
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- 4 : 2016/11/05(土) 22:35:40 :
- 期待感謝です!
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- 5 : 2016/11/05(土) 22:36:41 :
- ────幸運の後には、必ず不運がやってくる。それも、とっても大きな不運が。
中学校で友達ができた。気の合う友達が。
初めてできた友達で、一緒にいて楽しいって思える、僕にとっては、そんな存在がとても嬉しかった。幸運にも希望にも感じられた。
でもそれもほんのちょっとの希望。すぐにそれは、僕の才能によって絶望色に変えられる。
僕と関わったせいで、彼は死んだ。まるでアニメみたいに、僕の目の前でトラックと衝突して…死んだんだ。
それが、僕の初めての友情の終わりだった。
そしてその後すぐに、人類史上最大最悪の絶望的事件が起きた。僕の住んでいた町は、一瞬にして死と絶望が蔓延する所へと変わったんだ。
どれもこれも、僕のこの異常な【才能】のおかげ。おかげっていうのも、なんだか変だけど…でも、少なくともこれは、幸運と呼べる事なんかじゃない。
…それでも、僕のところには、【超高校級の幸運】として、希望ヶ峰学園にスカウトする、という文面の手紙が届いた。
僕は迷っていた。ここまで不運な事が続いた後だし、きっと素晴らしく幸運な事が待っているんじゃないかって。未だに希望を抱いていた。
結論から言うと、そんな事はなかった。この絶望の先にあったのは────
────もっと大きな絶望。
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- 6 : 2016/11/05(土) 22:38:10 :
#プロローグ 絶望学園、再び
…目が覚めると、そこは教室っぽい雰囲気の部屋だった。
教室っぽい雰囲気と言っているんだから、きっと教室なんだろう。
そして、デジャヴと言わんばかりに、壁に張り紙が貼ってあった。
『13名の生徒、並びに3名の教師の皆さん。至急体育館まで集まってください。』
「…。」
教室に、体育館…13人の生徒と3人の教師…
そこから察するに、ここは学校なんだろう。
とか、そんな事を考えている暇はない。
問題なのは、ここがどこなんだ…って話だから。
大体の不幸な事は体験してきた。とはいえ、ここまで異常な事になると、後にどんな不幸が降りかかるのか…正直不安になる。
といっても、行かない事に始まらないし、とりあえず僕は体育館を目指す事にした。
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- 7 : 2016/11/05(土) 22:40:46 :
…律儀にも、廊下の床が矢印の絵になっているようで、体育館への場所を示してくれた。
いや、ここが体育館に繋がるっていう保証はないけど、わざわざここで矢印なんて使ってくるあたり、きっとそういう意図があるんだろう。
と、そんな事を考えながら、僕は矢印を追っていく。当然のごとく、目の前には、体育館の扉らしきものがあった。
そして、僕は当然のごとく体育館の中に入ると、そこには当然のごとく、僕以外に15人の人間がいた。
まるですべてがデジャヴ…同じ事を繰り返しているように感じた。
「えっと…はじめまして、ですよね。」
全員がこっちに目線を向ける。この人達も、きっと僕の不運に巻き込まれる、不運な人達。
だから、せめて自己紹介くらいは明るく真面目にやりたいと思う。
無着「無着翔馬 です。どうぞよろしく。」
【超高校級の不運(幸運)】無着翔馬
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- 8 : 2016/11/05(土) 22:42:36 :
- 期待っす、
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- 9 : 2016/11/05(土) 23:20:57 :
- 期待ありがとうございまっす
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- 10 : 2016/11/05(土) 23:38:15 :
- モノクマ「はい、モノクマ登場」
当然のごとく現れたクマのぬいぐるみ(?)
僕等は皆、そっちに目がいく。
モノクマ「さて、これ以上『前』と同じ流れを追うのも、飽きっぽいボクには耐えられないので、さっき言っていた13人の生徒…そして、3人の教師は、僕の方で紹介させてもらうよ!」
モノクマ「最初は…超高校級の幸運として学園に入学した彼は…無着翔馬クン!」
モノクマ「奥さん、この子、幸運として入ったのに、実はとてつもない不運らしいですわよ。」
モノクマ「この子がいるだけで、家族から親戚から町から何までもが死んで、壊れていって…最終的に、彼と関わった全ての人間が不運か不幸な事を喰らう…とか。」
モノクマ「絶望的な能力だね!ダーッハハハハハッ!!」
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- 11 : 2016/11/05(土) 23:38:29 :
- モノクマ「次に紹介するのは…
先導祐介 クン!」
モノクマ「彼は超高校級の生徒会長として、『この学園』にスカウトされたらしいけど…」
モノクマ「なんとビックリ!彼はそのスカウトを断ったんだって!」
モノクマ「でも学園としては、この生徒はどうしても欲しい…!となったわけなので…」
モノクマ「彼を『超高校級の生徒会長』改め『超高校級のリーダー』として、学園に入学させました!」
【超高校級のリーダー】先導祐介
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- 12 : 2016/11/05(土) 23:38:40 :
- モノクマ「お次に紹介するのは…ジャジャーン!
中澤律子 さん!」
モノクマ「彼女はどこかの軽音部さんが所属していた人気ガールズバンドのボーカルを努めていて、彼女自身の歌唱力は大変素晴らしいものだそうです!」
モノクマ「もちろん、『この学園』にスカウトされた理由も、その歌唱力から!」
モノクマ「しかし、そのとある軽音部さんが脱退してしまったのを原因で、そのガールズバンドは解散…今は絶賛ソロ活動をしているそうです!」
モノクマ「超高校級のアイドルさんとの共演なんてみてみたいですな!ダーッハハハハハ!!」
【超高校級のボーカル】中澤律子
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- 13 : 2016/11/05(土) 23:39:29 :
- モノクマ「お次に紹介するのは…面倒なので二人一気に紹介しますね!」
モノクマ「緋田かおり さんと、緋田陽平 クンです!」
モノクマ「この2人は双子の兄妹で…共に生物学者として、『この学園』にスカウトされました!」
モノクマ「幼稚園生だった頃から、生物にはとても関心があり、小学4年生の頃から既に生物の解剖を自由研究で発表していたとか…。」
モノクマ「解剖って結構印象悪いですからね。いじめも多かったとか。」
モノクマ「でも、二人が一緒に手を取り合って…いじめも乗り越えてこられた…はぁ、なんて感動的な話なんでしょう…!」
モノクマ「それじゃあ、『ここで死ぬ』わけには行きませんよね!」
【超高校級の生物学者】緋田かおり
【超高校級の生物学者】緋田陽平
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- 14 : 2016/11/05(土) 23:40:00 :
- モノクマ「お次ははい、
騎丸剣 クンです!」
モノクマ「彼はかの有名なノヴォセリック王国の元兵士で…『この学園』にも、兵士としてスカウトされたそうです!」
モノクマ「ノヴォセリック王国の出身なら、なんでそんな日本人寄りな名前なんだよ!?とか、ツッコミどころ満載の、なかなかお茶目な奴なんですね。」
モノクマ「ちなみに、どこぞの軍人さんとも、数回戦闘をしたそうですよ!ぶっひゃひゃひゃひゃひゃ!!」
【超高校級の兵士】騎丸剣
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- 15 : 2016/11/05(土) 23:40:19 :
- モノクマ「お次は…この人だ!
大川彰 クン!」
モノクマ「見た目通り、彼はお相撲さん。いわゆる力士ってやつだね!『この学園』にも、その才能に目をつけられてスカウトされたんだってね!」
モノクマ「ただ、その才能…もっといえば、体型がコンプレックスなんだって。もっと痩せたいって思って、ダイエットしているらしいんだけど…お疲れ様だね!君に希望はないよ!」
モノクマ「ぶっひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」
【超高校級の力士】大川彰
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- 16 : 2016/11/05(土) 23:40:36 :
- モノクマ「続いてはこの方!
清水清正 クン!」
モノクマ「彼は俳優で…それもただの俳優じゃなくて、大衆劇場?とかいうのから、ドラマや舞台、色んなところから引っ張りだこになっている、今爆発的な人気を誇る俳優さんだそうで。」
モノクマ「若いのに渋い…それが売りらしくて、ギャング役もやったそうだね!」
モノクマ「ギャング…高校生ギャングと言えば、彼を思い出すね!まあ特に彼と親戚とか、そういう関係はないらしいよ!」
【超高校級の俳優】清水清正
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- 17 : 2016/11/05(土) 23:40:58 :
- モノクマ「続いてはこちら!
北村東 さん!」
モノクマ「彼女は弁護士!弁護士…『学級裁判
』チートですな!」
モノクマ「あっ、口が滑っちゃった。これから先に何をするのかバレちゃったね。」
モノクマ「まあいいや。彼女は高校生ながら、法律とかそういうのを沢山勉強して、信頼と力のある弁護士になったらしいよ!」
モノクマ「チビッコギャング逃げて!超逃げて!なんてな、ダーッハハハハハ!!」
【超高校級の弁護士】北村東
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- 18 : 2016/11/05(土) 23:41:24 :
- モノクマ「続いてはこの人!本名不明の
Mr.ジェームス クン!」
モノクマ「彼は手品師として、『この学園』にスカウトされました!」
モノクマ「さて、もう一方の世界でも、マジシャンとして入学した子がいましたかな…。まあそんな事どうだっていいんですけどね!ぶっひゃひゃひゃひゃ!」
モノクマ「まあそのもう片方のマジシャンの子を参照にして、特にボクから説明することはありませんな!」
【超高校級の手品師】Mr.ジェームス
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- 19 : 2016/11/05(土) 23:41:40 :
- モノクマ「続いては…
高橋璃々 さんです!」
モノクマ「平凡な容姿、名前、性格全ては…」
モノクマ「彼女の本性、狙撃手という才能を隠すために使っているそうです!」
モノクマ「しかも彼女、かなりの腕利きで…百発百中、撃てば当たるみたいな幸運要素も高い本物さんらしいんですよ。きゃーこわーい!」
モノクマ「そんな彼女の隠れた本性を見抜くなんて、さすがは『希望ヶ峰学園』ですよね!」
モノクマ「しかしまあ…隠すための才能を表に出されてしまっては、なかなか下手に動けませんよね。ぶっひゃひゃひゃひゃ!!」
【超高校級の狙撃手】高橋璃々
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- 20 : 2016/11/05(土) 23:41:51 :
- モノクマ「お次は…
森瑠花 さん!」
モノクマ「きっと皆さんご存知でしょうが…まあ説明しておきましょう!」
モノクマ「超一流のキャスターで、朝の報道番組にも出演し、それ以外のグルメリポートやバラエティなんかでも引っ張りだこ…」
モノクマ「今やテレビを付ければ彼女がいる!というこの世界!超高校級って恐ろしい!」
モノクマ「『この学園』も、そりゃスカウトしたくなりますよね!にょほほほほほ!」
【超高校級のキャスター】森瑠花
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- 21 : 2016/11/05(土) 23:42:12 :
- モノクマ「次はこいつ、
中野和人 。」
モノクマ「バスケ選手。」
モノクマ「ぶっちゃけさあ、こいつ見てるとあの野球バカを思い出すんだよね!」
モノクマ「どーせお前も、モテるからバスケやってるーとか、そんな程度の人間なんだろ?」
モノクマ「努力をする事もなく、自分にとって都合のいいようになるこの世界で、ウハウハしているだけのクズみたいな人間…」
モノクマ「ま、そんな人間だからこそ、『この学園』にスカウトされたんだろうけどね!にょほほ~!」
【超高校級のバスケ選手】中野和人
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- 22 : 2016/11/06(日) 13:27:41 :
- 13人の生徒の説明のうち、いくつか疑問に残る言葉があった。
こう見えて、人の発言とかには敏感で、疑問に残る事はメモに書き留めたりしている。
まず『この学園』という表現と『希望ヶ峰学園』という表現の二つ。
そして、『この学園』という表現の後は、決まって『スカウトされた』と説明する。
僕等の事をスカウトする学園なんて…この状況からは、一つしかない。
『希望ヶ峰学園』。
つまり、この建物は、希望ヶ峰学園の校舎なのだろう。まあ、そこのクマが嘘をついているって可能性もあるが…そこを判断するにはまだ材料が少なすぎる。
今はまだ、あのクマの発言に耳を傾けていよう。
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- 23 : 2016/11/06(日) 13:28:06 :
- モノクマ「ようやく教師の紹介だよ!」
モノクマ「まずは彼女。紫色の髪が特徴的な彼女は…超高校級の探偵、霧切響子 さんです!」
…教師、と名乗っている割には、とても若く、僕等と同級生のようにも感じた。
モノクマ「…彼女の事が若いと思ったそこのユー!…その考えはあながち間違っておりません!実は今回の教師役は…君たちと同じ高校生から抜粋された人間なのです!」
モノクマ「実際に、彼女は『超高校級の探偵』として『この学園』にスカウトされた、君たちと同級生なのだから!」
…????
【超高校級の探偵】霧切響子
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- 24 : 2016/11/06(日) 13:28:20 :
- モノクマ「次の教師はこの方!
苗木誠 クン!」
モノクマ「彼もまた君たちと同級生で…『超高校級の幸運』として、この学園にスカウトされました!」
モノクマ「幸運の才能は無着クンも持っているわけだけど…それとこれとはまた事情が別なんだよね!」
モノクマ「彼の幸運は────おっと、これ以上言うとネタバレになっちゃうからお口チャックだね!」
【超高校級の幸運】苗木誠
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- 25 : 2016/11/06(日) 13:30:49 :
- モノクマ「最後はこの人!我らが
江ノ島盾子 さん!」
モノクマ「彼女はギャルとして『この学園』にスカウトされた1人で、もちろん君たちと同級生!」
モノクマ「うぷぷぷぷ…『君たち』の言いたい事はわかるよ。どうして『彼女』が死んでいないのかって事でしょ。」
今のモノクマの言葉…明らかに僕等に向けて発した言葉ではなかった。
『彼女が死んだ』って…?
【超高校級のギャル】江ノ島盾子
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- 26 : 2016/11/06(日) 13:31:09 :
- この3人の教師の説明のうち、わかった事はいくつかある。
まず、教師と僕等生徒が同級生…つまり、彼ら3人は、希望ヶ峰学園の正式な教師ではない。
抽選か何かで選ばれた3人なのか…それともこの3人に共通点があるのか…。
僕は後者である可能性が高いと推測した。理由はもちろん、『江ノ島盾子』の説明だ。
あのクマの説明…『我らが江ノ島盾子』という表現から察するに、クマは江ノ島盾子と繋がりがある。
それだけではない、『彼女が死んだ』というのもそうだ。彼女だけが異様に特別すぎる。
そんな怪しい彼女が、偶然教師に選ばれた…というのも都合が良すぎる。
…と、問題はそこではなく、ここに正式な教師がいない…という事。
正式な教師がいない…という事は、少なくとも勉強をする目的ではないということ。
ついでに言うと、体育館だけでもこんなに広い校舎…。それを、たった16人…ついでにクマだけというのも明らかに異様。さっきの推測から、ここは希望ヶ峰学園…僕等よりも前にスカウトされた、先輩達や、ちゃんと正式な教師がいてもおかしくないはず…。
…不吉な予感がしてならない。
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- 27 : 2016/11/06(日) 13:32:08 :
- モノクマ「なげえよ!どんだけ心の中で推測しているんだよ!」
モノクマ「あぁ飽きた飽きた!はいこれ電子生徒手帳。校則見とけ。以上。」
というと、クマは僕等に電子生徒手帳というものを配り、その後一瞬で消えた。
無着「…とりあえず、確認しておこう。」
クマの言う通り、僕は受け取った電子生徒手帳を開いた
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- 28 : 2016/11/06(日) 13:32:22 :
- 校則
1.この電子生徒手帳は、とても貴重で重要なものであるため、人と交換したり、貸したり借りたり、奪ったり、盗んだりといった行為は禁止です。
2.この学園には、外と繋がる扉などは完全に封鎖、撤去されています。生徒、並びに教師は、この学園から出る事はできません。
3.ただし、生徒が他の生徒を殺し、その殺人が他の生徒に知られなければ、殺した生徒は外への脱出が認められます。
4.3人以上の生徒が死体を発見した場合、それを知らせる死体発見アナウンスが流れ、床の矢印が死体のところへと案内します。
5.全員が死体を発見したのを確認し終えたら、『捜査開始アナウンス』が流れます。ただし、捜査開始アナウンスの前に故意に事件と関係する捜査を行うのは禁止です。
6.生徒内で殺人が起きた場合は、その一定時間後に、生徒と教師の全員の参加が義務付けられる『学級裁判』が行われます。
7.学級裁判で正しいクロを指摘した場合は、クロだけが処刑されます。
8.学級裁判で正しいクロを指摘できなかった場合は、クロ以外の全員が処刑されます。
9.生き残ったクロは、罪が免除され、学園からの帰還が許可されます。
10.コロシアイ学園生活において、同一のクロが殺せるのは2人までとします。
11.生徒が教師を殺すのは禁止です。必ず生徒は、生徒内でのコロシアイを行ってくだ
12.また、教師が生徒に対して直接干渉する事はありません。校則違反があった場合は、学園長である『モノクマ』が干渉に向かいます。
13.この学園の中に設置されたモニターや監視カメラを壊したり、床の矢印に落書きをする等、学園生活が不便になるような行為を禁じます。
14.10時から6時までを『夜時間』とします。夜時間中は、個室で必ず就寝するようにしてください。12時以降に出歩きがあった場合は、モノクマが干渉に向かいます。
15.この学園について調べるのは自由です。特に行動に制限は課せられてません。
16.なお、学園生活のルールは、学園長の都合により、順次増えていく場合があります。
-
- 29 : 2016/11/06(日) 13:32:35 :
- …。
「「……………………。」」
全員が静まり返った。
この校則に書かれている事…簡単に言えば
『ここから出たきゃ殺せ』って事だろう。
僕の不吉な予感は、見事に的中していた。
人殺し…それが目的なら、こんなに広い校舎も存分に使える。たった16人でも、何もおかしくなんかない。
────これは、絶望の始まりにすぎない。
もっと不幸で、不運で、絶望的な事は…
この先にあった。────
#プロローグ 絶望学園、再び END
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- 30 : 2016/11/06(日) 13:56:14 :
おまけ
澪田「うわぁー!律子ちゃんっす!律子ちゃんがいるっす!」
澪田「わかっている人は気付いたと思うんすけど、ボーカルの律子ちゃん、『中澤』じゃなくて『中沢』にしようとしてたんすけど…」
澪田「なんとなくやめにしました!」テヘペロ
澪田「理由なんてないっすよ!理由のある人生は楽しくないっすからね。」
ソニア「あっ、そういえば、この中には剣さんもいらっしゃいますね!」
ソニア「剣さんも、モノクマさんの説明にあるように、最初は私と同じように、外国人のような名前らしいのですが…」
ソニア「『騎丸』という名字が気に入っちゃって、それにしちゃったそうです!」
狛枝「あっ、その類の話なら、僕も何か聞いたよ。」
狛枝「ほら、僕と同じ才能の『無着翔馬』クン…。」
狛枝「最初は『コマエダナギト』を並べ替えた『コトダマナギエ』にしようかな…とか考えていたんだけど…ほら、この名前なんか学級裁判っぽいし」
狛枝「でもなんかやめたらしいよ。ほら、なんかわざとらしいしね。」
澪田「…平和っすねー。」
-
- 31 : 2016/11/06(日) 15:58:03 :
- 平和(嘘)でしょ?澪田唯吹サン。
-
- 32 : 2016/11/06(日) 18:15:59 :
- 平和なんだよ!もう…いいんだよ…(?)
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- 33 : 2016/11/07(月) 20:33:21 :
- テヘペロって言葉を初めて使ったのが霧切の声優さんだったりする
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- 34 : 2016/11/07(月) 21:59:27 :
- そこはさくらちゃんにしようよ…(?)
- 著者情報
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