桐ケ谷家


和人の部屋

pm17:00


キリト「え、俺とだけのゲームがやりたい?」


アリス「えぇ、キリトとだけやりたいわ、他のみんながやらないで私達だけの、二人だけのゲームがしたいわ」


突然キリトの家に夕方夜遅く来たかと思えばそんな事をアリスは発した、ちなみにだがアリスが何故こうやって肉体を持ってここに来れているのか、それは単純に説明するとかなり科学が進んだから、としか言いようがない


キリト「?なんで俺とアリスだけなんだ?アスナ達も誘えばいいのに」


アリス「・・・キリト?貴方わかっててわざと言ってないでしょうね?」


キリトからのそんな特に深く考えてなさそうな言葉にカチンときたアリスはキリトを睨み言った


キリト「っあ、あ~、えっと、わかっててとは一体・・・?」


アリス「・・・はぁ~、もういいわ、それよりキリトと私だけの二人だけの邪魔が入らないゲームがしたいわ、なにかないの?」


アリスはそう言ってはキリトの横に椅子を持っていき座った、そしてジーッとキリトを見た


キリト「っなにかないのって言われてもなぁ…他のゲームは全部あまり俺が好きじゃなさそうなものばかりだし・・・う~ん…」


一応調べてくれるのかキリトはパソコンをいじりながらそう言った、アリスはそれを見てパソコンを見た


アリス「・・・確かにキリトが好きそうなゲームはなさそうね、見たところ私の好きそうなゲームもなさそうだし・・・」


キリト「アリスが好きなゲームって大体俺と同じだからな、って俺と同じゲームとかしかやってないんだからそりゃそうなるか・・・」


キリトはアリスとやったゲームを思い出しては苦笑いした


アリス「…むぅ…キリト、なにか他にないの?」


なんとも言えない発散しようがない不満にアリスはキリトの肩を掴み思いきり揺すってはそう言った


キリト「そう言われてもな~・・・って、今更だけど、アリスお前こんな遅い時間にやってきて帰りどうするんだよ?こんな暗い夜道」


アリス「その事については特に問題ないわ、今日私はここに泊まらせてもらうから」


キリト「っえ、あ、アリス、さん?」


アリスはそう言っては椅子から立ち上がりベッドに座り込み寝そべった


アリス「私はキリトの幼馴染なんだからこれぐらい良いわよね?」


キリト「っま、まぁ別に問題ないけどよ…まさか俺の部屋で寝るつもりで・・・?」


キリトはそう言いながら苦笑い、そんなキリトにアリスは口元を吊り上げた


アリス「えぇ、幼馴染なのだから一緒に寝ましょ?」


キリト「・・・アリス、お前整合騎士としての威厳はどうした・・・?」


アリス「それはあっちの世界の事よ?こっちはこっちの事!」


アリスはそう言いながらキリトの腕に手を回し抱き着いた、満面な笑みで、旗から見ればただの確信犯のようにしか見えない


キリト「!…っまさか、アリスお前・・・今日ここに来たのって・・・」


アリス「別にキリトと二人だけのゲームをしたいというのは本当よ?今日泊まるのはついでよ、ついで」


人差し指をキリトの頬に突いてはウィンクしそういう、そんなアリスにキリトは溜息を吐いた