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一夜にして金タマを失った男

    • Good
    • 1

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  1. 1 : : 2016/10/28(金) 20:48:42

    これは、一夜にして金タマを失ったある男の話である。


    ある夏の日

    ヤリチン「あーあ、暇だし女でも釣ってヤるか~」

    この男はヤリチンその名のとおりヤリチンのうぇーい系である。

    ヤリチンゆえ、金タマを酷使している。

    ヤリチン「あっ、○○ちゃん?今からカラオケいかね?」

    ヤリチン「じゃあ、また後でな~」

    刻一刻と彼のヤリチン人生の終わりが近づいている事をまだ、彼は知らない。

    ~そして二時間後~

    ヤリチン「カラオケ楽しかったし、あの子ちょろいな~」

    そして深夜の3時を回った頃

    ヤリチン「ん~トイレ行こ、、、ッ!」

    ヤリチンは股間を触ったときの違和感に気づく

    ヤリチン「どこだ、、、どこだッ!!」

    ヤリチン「俺の金タマァッ!」

    そう、金タマがないのだ。その瞬間大きな声が部屋に響く。

    ???「ここだ!!」

    部屋の窓にある2つの丸い影。それはなんと、、、彼の『金タマ』だった。

    ???「我が名は貴様の右の金タマの右近と申す。」

    ヤリチン「これは、夢だ...きっと夢なんだ!」

    ヤリチン「そうだ!だって金タマが逃げたり、喋る筈がない!」

    右近「嘘ではなぁいッ!!」

    右近の怒りに満ちた声が部屋に轟く。

    右近「貴様にはほとほと愛想が尽きた。」

    右近「何故だと思う?貴様にはわかるまい。自分の性欲を満たすためだけ我々を使う貴様にはなッ!」

    ヤリチン「へ?」

    ヤリチンが間の抜けた声を出す。

    右近「わからないなら、、、こいつを見ろ。」

    右近はとなりの男、いやとなりの金タマをヤリチンに見せる。

    ヤリチン「なんだよ、、、このガリガリの金タマ、、、」

    右近「これは我が弟であり!我が誇りの左金タマの左近だ!!」

    右近「いいか、人には利き金タマがある。そしてお前は左利きらしいな。」

    右近「そのせいで、、、そのせいで!」

    右近は怒りに満ちた悲しげな声を出す。

    左近「に、兄さんもう、、、」

    右近「左近ッ!無理をするな!」

    右近「お前のせいで左近は酷使され!どんどん衰弱していった!日に日に萎む弟を見て、何も出来ない俺の不甲斐なさが解るかッ!」

    右近「貴様に情状酌量の余地はない!」

    右近がそう言いおもむろに窓を開ける。

    右近「貴様はもう!2度と!そしてこれからの人生において金タマは使えぬ!」

    左近「兄さん、、、行こう、、、」

    右近「あぁ、もう地獄は終わる、、、」

    ヤリチン「待て!早まるな!」

    その瞬間二人の金タマは、飛び降りた。

    右近「今度は優しい人間の金タマになろうな、、、」

    左近「うん!兄さん、、、それまでは追いかけっこしようね!」

    2つの金タマは今、天に還る


    ピヂャっと、何かが潰れる音がした。

    ヤリチンはすぐさま窓へ向かい金タマの様子を確認した。

    そこには2つの血溜まりがあり。その瞬間ヤリチンは愕然とし、膝から崩れ落ちる。

    ヤリチン「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

    終わり
  2. 2 : : 2016/10/28(金) 20:59:11
    普通に面白くて好き
  3. 3 : : 2016/10/29(土) 10:47:36
    ≫2ありがとナス!
  4. 4 : : 2016/12/11(日) 15:04:17
    >>2
    ありがとうございます‼

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