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コニー「?なんだコレ⁇」(マルサシャ)

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  1. 1 : : 2016/09/18(日) 23:42:09
    初めまして!
    初ssを書かせていただきます( ´ ▽ ` )ノ注意点といたしましては以下の通り
    学生なので亀更新、駄文、キャラの崩壊や捏造
    他にも色々拙いところあると思いますが何卒宜しくお願い致します。それでは始めます!
  2. 2 : : 2016/09/18(日) 23:48:20
    マルコ「どうしたのコニー?食堂の前で固まって」

    コニー「なんかよ、食堂の隅に変な形の黒いテーブルがあんだよ」

    ジャン「変なテーブルだぁ?…んだよただのピアノじゃねぇか」

    コニー「ピアノ⁇」

    マルコ「えっ、もしかしてピアノ知らない?」
  3. 3 : : 2016/09/18(日) 23:54:54
    コニー「ああ、俺んとこの村は田舎だからよこっち来て初めて知ったものの方が多いんだ」

    マルコ「そうなんだ、ええっとピアノっていうのは…んーなんて説明すれば…」

    クリスタ「どうしたの?」

    ユミル「食堂前で三人揃って固まってるから私達が入れないだろうが」

    マルコ「あ、クリスタにユミルごめんねなんか食堂にピアノがあってさ」

    クリスタ「ピアノ?」

    ユミル「なんで訓練所の食堂にピアノがあんだよ?」
  4. 4 : : 2016/09/19(月) 00:02:20
    ジャン「そこまでは知らねぇよ」

    マルコ「ただ、コニーはピアノを知らなかったらしくてさどう説明しようか困ってたんだ」

    クリスタ「そうなの?なら私が説明してみようか?上手く出来るか分からないけど」

    マルコ「良いのかい?助かるよ」

    ユミル「ま、それよりここじゃ邪魔だそこのテーブルに座って食べながら聞くとしようか」

    コニー「そうだな!…アレ?そういやサシャは?」

    ユミル「あいつなら食糧庫に忍び込んだ罰で走らされてるよ」

    ジャン「あの芋女、本当に懲りないな」

    クリスタ「あはは…」
  5. 5 : : 2016/09/19(月) 00:11:43
    そして夕食時

    クリスタ「だからね、簡単にまとめると指で鍵盤を押すと中に入ってるハンマーみたいな物が弦を叩いて音を出す楽器、かな?」

    コニー「おお、そうなのかースゲェな」

    ジャン「にしても」チラッ

    ざわざわ なんでこんなところにピアノが?
    ざわざわ さあ?でも珍しいよなあ?

    ジャン「だいぶ目立ってんなあのピアノ」

    マルコ「まぁピアノなんて貴族が弾いてたり、祭やパーティーで演奏される位だからね、珍しいんだと思うよ」
  6. 6 : : 2016/09/19(月) 00:17:56
    ライナー「よう、お前らここ座ってもいいか?」

    ユミル「お、ベルトルさんとライナーか私は別に構わないぜ」

    クリスタ「私も!大人数で食べた方が美味しいもの!」

    ライナー「(天使)」

    マルコ「俺も構わないよジャンやコニーもいいよね?」

    ジャンコニー「おう/ああ」
  7. 7 : : 2016/09/19(月) 00:23:00
    ベルトルト「それじゃ失礼するね」

    ライナー「そういや、今日の食堂は随分騒がしいな」

    コニー「ピアノにみんな興味津々だな!」

    ユミル「なんであるのかは全然わかんねーけどな」

    マルコ「そうだね、でもそろそろ教官から説明でもあるんじゃないかな。」
  8. 8 : : 2016/09/19(月) 00:29:59
    キース「食事中すまないが連絡だ」

    マルコ「ほら噂をすれば」ヒソヒソ

    コニー「スゲェなマルコ!」ヒソヒソ

    キース「貴様らはもう全員気づいたろうがそこのピアノについてだ」

    ざわざわ…

    キース「騒がしいぞ!…ピアノについてだがそれは今度、調査兵団主催のダンスパーティーでの演奏に使うものだ」

    マルコ「(なるほど、だけどどうして訓練所に?それなら調査兵団の本部においておくべきじゃ…まさか)」
  9. 9 : : 2016/09/19(月) 00:36:50
    キース「今ので察した者もいるだろうがこのピアノを演奏するのは訓練兵の誰かに決まった」

    コニー「(まじかよ⁉︎)」

    ジャン「(なんでんな面倒くせぇのやんなきゃなんねぇんだ)」

    キース「詳しくは分からんが奏者を引き受け、そしてパーティーで演奏を上手くやり遂げた者には調査兵団直々に謝礼が出るそうだ」

    キース「もし自分がという者がいるなら私か他の教官に報告しろ…以上だ」
  10. 10 : : 2016/09/19(月) 00:47:10
    エレン「まじかよ⁉︎調査兵団直々にかぁ…でもピアノはなぁ」

    アルミン「そうだね、ピアノは弾けるようになるまですごく大変だ、訓練の合間に練習しながらとなると…」

    エレン「ああでも調査兵団からかぁ」

    ジャン「…おいおい、まさかとは思うがピアノ奏者やる気かよ?」

    エレン「あ?」

    ジャン「止めとけ止めとけwお前の演奏じゃ騒音にしかならねぇよ」

    エレン「んだと⁉︎やる気かコラ!」

    ジャン「やってやろうじゃねぇか!」
  11. 11 : : 2016/09/19(月) 00:53:21
    アルミン「ちょっと二人とも!」

    マルコ「止めなよ!ケンカなんて!」

    ミカサ「エレン、落ち着いて」

    ジャン「っ!くそがっ羨ましいんだよ‼︎」

    エレン「うお⁉︎」コニーとぶつかる

    コニー「うわっ⁉︎あ、スプーンが…」

    ライナー「オイ、コニーにも迷惑がかかってる止めないか?」

    エレン「あ、ああごめんなコニー」

    ジャン「ッチ…悪かったよ」

    コニー「いや、別に大丈夫だ」
  12. 12 : : 2016/09/19(月) 01:02:58
    ユミル「スプーンが落ちたな、しかもちょうどピアノの下だ」

    コニー「仕方ねぇ取ってくるわ」

    コニー「よいしょっと」ピアノの下に潜る

    コニー「あったあった…ん⁇」

    クリスタ「どうしたの?」

    コニー「なんか、このピアノの柱?足?のところなんか彫ってある」

    アルミン「え?」

    マルコ「ちょっと失礼するね…本当だ」

    ベルトルト「僕やライナーは大きすぎて見れなそうだけど、なんて彫ってあるの?」
  13. 13 : : 2016/09/19(月) 01:10:27
    マルコ「なんだろ?数字、かな5.13?もしくは5.8?随分古いけど結構前に彫られたのかな?」

    クリスタ「数字?前の持ち主さんの誕生日とかかな?」

    エレン「なんでそんなのピアノに彫るんだ?」

    アルミン「うーん、まぁ前の持ち主の事を知っても何にもならないしご飯食べ切っちゃおう」

    ジャン「それもそうだな」

    マルコ「(なんだろう?数字にしては1と3の間がすごく狭かったし子供が彫ったみたいに雑だったような?)」
  14. 14 : : 2016/09/19(月) 01:16:47
    ジャン「…そうだマルコお前が奏者やってみろよ」

    マルコ「え⁉︎俺が?」

    ジャン「お前真面目だし、なんかそれっぽいし」

    コニー「ああ、確かになんかマルコってピアノ似合いそうだ!」

    マルコ「いやいや!似合う似合わないでやるのはおかしいでしょ⁉︎」

    ジャン「でもよ、どうせこの訓練兵団にピアノなんて酔狂なもん弾けるのいねぇしよ」

    ジャン「だったら真面目にやり切ってくれそうなお前が奏者すればいいだろ?」
  15. 15 : : 2016/09/19(月) 01:25:10
    マルコ「なぁ⁉︎」

    クリスタ「でも…確かにそうかも」

    マルコ「ちょっ」

    マルコ「(クリスタまで!そうなると…)」

    ユミル「まぁクリスタもそう言ってるし、マルコがやってみればいいんじゃね?」

    マルコ「(やっぱり!)」

    マルコ「でも俺がやるのは荷がおm…」

    ミカサ「なるほど、マルコは座学でも優れてるし、少し位はピアノの練習しながらでも大丈夫かもしれない」

    マルコ「(ミカサァァー‼︎⁉︎や、ヤバイ逃げ道が…)」
  16. 16 : : 2016/09/19(月) 01:29:40
    マルコ「…はぁ〜…分かったよ!やればいいんだろ、頑張ってみるよ」

    ライナー「おお、頑張れよ」

    ベルトルト「無理はしないようにね」

    マルコ「どこまで出来るか分からないけどね」

    ジャン「それじゃ、早速教官のとこに報告いこーぜ」

    マルコ「(まぁ、せっかくの機会だ、出来る限りは尽くしてみようかな?)」
  17. 17 : : 2016/09/19(月) 01:38:48
    夜ー食堂
    とりあえずキース教官に報告したところダンスパーティーには訓練兵達も参加するらしい
    そしてパーティーは数ヶ月後、パーティーまでの練習期間では夜間の就寝時間を過ぎてもピアノの練習していても良いそうだ

    マルコ「はあ、受けてしまった以上は頑張りたいけれど…そもそもピアノなんてどうやって弾けば…アレ?」

    サシャ「ぜぇっぜぇっ…!」

    マルコ「サシャ⁉︎だ、大丈夫かい⁉︎」

    サシャ「マ、マルコ?」

    マルコ「ちょっと待ってて!水とか取ってくる‼︎」
  18. 18 : : 2016/09/19(月) 01:43:25
    マルコ「どう?落ち着いた?」

    サシャ「ええ、ありがとうございますマルコ!マルコは第二の神さまです‼︎」

    マルコ「あはは、どういたしましてところで、今回は何を盗んじゃったの?そろそろ止めないと教官本気で怒るよ?」

    サシャ「…も…す」

    マルコ「え?」

    サシャ「今回は何も盗ってないです」
  19. 19 : : 2016/09/19(月) 01:49:14
    マルコ「え?じゃあなんで…」

    サシャ「さぁ?誰かが私の仕業にしたんでしょう?」

    マルコ「⁉︎な、なんでそんな簡単に…」

    サシャ「まぁ、日頃の行いが行いですから、といってもそろそろ止めて欲しいです」

    マルコ「そろそろってことは…もしかして」

    サシャ「はい、これで…3?いえ4回目でしょうか」

    マルコ「なんで教官に言わないんだ⁉︎」

    サシャ「ですから、日頃の行いですってば」
  20. 20 : : 2016/09/19(月) 01:54:39
    サシャ「いくら私が違うといっても誰が信じます?それこそ最近してないだけで私が常習犯である事には変わりありません」

    マルコ「それは…」

    サシャ「前にジャンとエレンがケンカして教官が来た時、ミカサが私の放屁の所為にしたでしょう?」
    サシャ「あれだって私だからこそ教官はそうだと信じて疑わなかったんです」

    マルコ「…」

    サシャ「まぁ、どうせ私は芋女の放屁女です今更気にしてませんよ…ところで」
  21. 21 : : 2016/09/19(月) 02:00:14
    サシャ「あそこに置いてあるグランドピアノはどうしたんですか?」

    マルコ「え?あっああ、あれは」カクカクシカジカ

    サシャ「なるほどマルコもだいぶ苦労人ですね」

    マルコ「あはは、にしてもサシャはピアノ知ってるんだね」

    サシャ「?どういうことです?」

    マルコ「いやね、コニーはピアノを知らなかったからさ、同じ狩猟民族のサシャは知ってたのが少し、意外だっただけだよ」

    サシャ「ああ、なるほど……まぁ昔いろいろと」

    マルコ「(これは深く聞かない方がいいかな)そうなんだ、あっそうだ」
  22. 22 : : 2016/09/19(月) 02:03:48
    サシャ「どうしました?」

    マルコ「いやさ、サシャはピアノ知ってるんだよね?」

    サシャ「え?…ええまぁ」

    マルコ「それって、弾き方も含めて?」

    サシャ「……そうですね、多少なら」

    マルコ「本当かい⁉︎」サシャの肩を掴む

    サシャ「⁉︎⁈」

    マルコ「あ、ごめんね」

    サシャ「い、いえ少しびっくりしただけです」
  23. 23 : : 2016/09/19(月) 02:12:35
    マルコ「ならよかった、実はやってみようと決めたもののどうしたらいいか分かんなくてさ、できれば教えていただきたいなぁ、なんて」

    サシャ「なるほど、分かりました引き受けましょう、た・だ・し!」

    マルコ「た、ただし?」

    サシャ「私が教えていることは秘密ですそれは守ってください」

    マルコ「?よくわからないけどいいよ(パンでもねだられるかと思ったのに)」

    サシャ「フフッそれでは基本からやってみましょうか、言っておきますが私はスパルタですよ?」

    マルコ「ははっお手柔らかに頼むよ」
  24. 24 : : 2016/09/19(月) 02:23:57
    あれから、一週間くらい経った

    夜に食堂でサシャに教わりながらピアノを覚えていき、最初は楽譜の読み方も危うかったけど今では簡単な曲は出来るようになった

    そんななか気づいたことがある

    一つは、サシャは理論的にではなく感覚的にピアノを覚えたらしく言葉で説明するのは苦手なこと

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    サシャ「ええっとそこはもう少し弱めに」

    サシャ「んと…こう、跳ねるように手首を…」
    〜〜〜〜〜〜

    結果、俺が引っかかり易いところをサシャが気づいたら、サシャがお手本として弾いてくれるようになったんだ
  25. 25 : : 2016/09/19(月) 02:36:18
    それによってもう一つ気づいたサシャはピアノは少し出来るくらいに言っていたがそんなレベルではない、正直かなり上手い

    〜〜〜〜〜〜〜〜
    サシャ「〜♪」
    〜〜〜〜〜〜〜〜

    初心者の俺が言うのもなんだがあんなにもピアノを軽やかにそれでいて繊細なメロディで弾けるのはすごいと思う

    …もう一つあるサシャはピアノを弾く時少しピアノを指で撫でるのだが…
    その時のサシャの顔はどこか儚く、何かを懐かしんでいるような普段とは違う顔だ

    ピアノを教えることを秘密にしろと言ってきたりその顔から察するに余り深く聞くべきではないのかもしれないけど…

    マルコ「(なんだろう、モヤモヤする)」
  26. 26 : : 2016/09/19(月) 02:46:41
    ジャン「それで、ピアノの進展はどうよ?」

    マルコ「ん?ああ、まぁ順調かな?本当に簡単な曲なら弾けるようになったよ」

    コニー「おお!スゲェ‼︎今度聞かせてくれよ‼︎」

    マルコ「うーん、もう少し上手くなったらね?」

    クリスタ「でも本当に凄いよ!ピアノがこんな短期間に誰にも教えてもらってるわけでもないのに上達するなんて」

    マルコ「あはは…(言えないよなぁ)」チラッ

    サシャ「今日もパンが美味しいですねぇ」モグモグ

    キース「ブラウスはいるか‼︎」

    サシャ「!…はっ!」

    キース「貴様また性懲りもなく食糧庫に忍び込んだな‼︎死ぬまで走って来い‼︎‼︎いい加減にしないと開拓地に送るぞ‼︎」

    マルコ「!(昨日は夕飯の後ずっと一緒に練習してた、サシャのはずが…)」

    サシャ「はっ!申し訳ありません‼︎すぐに走って来ます!」
  27. 27 : : 2016/09/19(月) 02:53:10
    マルコ「⁉︎」

    ジャン「またあの芋女やりやがったのかよ」

    コニー「本当に懲りねぇな」

    クリスタ「で、でもサシャだってサシャなりに反省してるんじゃないかな?」

    ユミル「はっないない」

    ユミル「最近、今まで以上に夜部屋にいないんだよあいつ、前より頻度が増えてやがる」

    マルコ「(!最近俺の練習に付き合ってるから…!でも言うなって言われてるし…)」

    〜〜〜〜〜〜
    サシャ「いくら私が違うと言っても誰が信じます?」

    サシャ「どうせ私は芋女の放屁女です今更気にしてませんよ」
    〜〜〜〜〜〜

    マルコ「…」
  28. 28 : : 2016/09/19(月) 03:00:23
    夜ー食堂

    サシャ「(ふーっ…もう何回目やろ?いい加減にして欲しいんやけど?)」

    サシャ「(さすがに私マルコと練習してるのに食糧庫なんかいかんし、初めて免罪くらってから一回もやっとらんのに…)」

    〜〜〜〜〜〜
    あ、放屁女だぁクッサァイw

    芋ばっか食ってるからじゃねーw
    〜〜〜〜〜〜

    サシャ「(…ま、ええよもう慣れたわ)」

    サシャ「マルコー!遅くなって申し訳ありません」
  29. 29 : : 2016/09/19(月) 03:04:53
    マルコ「お疲れ様、パン残しておいたんだけど食べるかい?」

    サシャ「パァン⁉︎マルコ、あなたはやはり神さまですー‼︎」

    マルコ「フフッそれほどでもないよ…ところでさ」

    サシャ「なんれひょう?」モグモグ

    マルコ「食べてからでいいよ」

    サシャ「ごくんっ…ぷはーえっとなんでしょう?」
  30. 30 : : 2016/09/19(月) 03:12:19
    マルコ「…なんで教官に言わないんだ、食糧庫に盗みに入っていない事」

    サシャ「…」

    マルコ「君がどうして俺にピアノを教えていることを秘密にしたがるのかはこの際聞かないでおく」

    マルコ「でも君が盗みを働いていない事をどうしてかハッキリさせてくれ」

    サシャ「…前に言ったでしょう?」

    サシャ「私のことなんて誰も信じてくれませんよ」

    サシャ「ああでも、最近ごはんほとんど食べてないので、それで倒れたら〈盗み食いしてるのにおかしいね〉位にはなるかもしれません」

    マルコ「っ!君はそれで良いのかい⁉︎」

    マルコ「少なくとも俺は良くない‼︎」

    マルコ「こうして俺に親切にピアノを教えてくれるサシャが罪をなすりつけられるなんて嫌だ‼︎」
  31. 31 : : 2016/09/19(月) 03:22:14
    サシャ「…だってどうしようもないでしょう?」

    マルコ「サシャ?」

    サシャ「私だって、っ!違うって!私じゃないって‼︎グスッ、言いたいんよ⁉︎」

    サシャ「でも!私は芋女だって‼︎臭い放屁女だって…ヒック、ッ、言われてるし…そんな奴ん言葉誰が信じるん⁉︎」

    マルコ「!……」

    サシャ「そりゃ私は何回も食糧庫入ったと‼︎」

    サシャ「けど、けどぉ…うぅ、私は、サシャやしぃ…ちゃんと名前あるんに、皆してぇ…うわぁぁぁぁぁぁん‼︎」
  32. 32 : : 2016/09/19(月) 03:28:42
    マルコ「…ごめんね強く言い過ぎた、そっか…辛かったね」

    サシャ「…」

    サシャ「(ああ、やってしもうた)

    サシャ「(途中から何言うてるか自分でもわからんし…マルコ、迷惑に思うたろなあ)」

    マルコ「で、でも、さ」

    サシャ「⁇」

    マルコ「俺は信じてるから」

    サシャ「!」

    マルコ「サシャは夜付きっきりで俺にピアノ教えてくれてるし、アリバイがある…それに」

    サシャ「それに?」
  33. 33 : : 2016/09/19(月) 03:40:47
    マルコ「あんなにもピアノを綺麗に弾ける君を疑うのは君にもこのピアノにも失礼な気がしたんだ」

    サシャ「へ///」

    マルコ「教官だけでいいからさ、言ってみよう」

    マルコ「たとえ君の言葉を教官が信じなくても俺が信じてるし信じさせるから、ね?」

    サシャ「…あ」

    マルコ「?」

    サシャ「ありがとな//マルコ、すっごい嬉しい//」ニコッ

    マルコ「(ドキッ!)///」
  34. 34 : : 2016/09/19(月) 03:48:19
    マルコ「(びっくりした、サシャって良く笑ってるイメージだけどあんな笑顔も見せるんだ…)」

    マルコ「少し、いやかなり…可愛かったな///)」

    マルコ「と、ところでさサシャのその言葉ってサシャの故郷の方言⁇」

    サシャ「あ!//い、いやそのこれはですねあのえっと…〜〜ッ///こ、これも秘密ですよ!」

    マルコ「クスッ分かったよじゃ、折角だから指切りしよっか」

    サシャ「指切り⁇」

    マルコ「そう、俺はサシャがピアノを教えてくれていることと、方言のことを秘密にする」

    マルコ「だからサシャは俺にピアノを教えて…そうだな、無理しなくてもいいけど俺の前ではありのままのサシャでいる、なんてどう?」

    サシャ「…いいですよ」
  35. 36 : : 2016/09/19(月) 03:55:02
    マルコ「よし!それじゃ…」

    サシャマルコ「ゆーびきーりげーんまん♪ウソついたら針千本の〜ます!指切った‼︎」

    マルコ「フフッ」

    サシャ「えへへ//」

    マルコ「(ピアノを弾いてる時も思ったけどサシャの指、凄く細くて綺麗だ)」

    マルコ「(そして、こうして今俺に見せてくれている笑顔も)」
  36. 37 : : 2016/09/19(月) 03:55:38
    マルコ「(独り占めしてしまいたいくらい綺麗だ)」
  37. 39 : : 2016/09/19(月) 03:58:36
    んあくえりさん!
    お気に入り登録ありがとうございます神ー‼︎
  38. 41 : : 2016/09/19(月) 04:25:07
    マルコ「(次の日の朝、俺達はキース教官のところにいき今までサシャにピアノを教えてもらっていたこと)」

    マルコ「(それによりサシャにはアリバイがあり、別の訓練兵がサシャに罪をなすりつけていた事を全て話した)」

    キース「そうか、ブラウス!違うなら違うと言わんか‼︎」

    サシャ「はっ!申し訳ありません!」

    キース「しかし、いつも貴様と決めつけていたのも事実だ…」

    キース「よって、パーティーまでボットのピアノの練習に付き合い切る事が貴様への罰だ」

    サシャ「!」

    キース「私はこれから食糧庫に忍び込んだ別の訓練兵を探す、もう下がっていい」

    サシャマルコ「はっ失礼しました‼︎」
  39. 42 : : 2016/09/19(月) 04:29:55
    サシャ「はーっ緊張しました」

    マルコ「うん」

    サシャ「でも、信じてもらえました」

    マルコ「うん、キース教官はしっかりサシャの事、見ていてくれていたんだね」

    サシャ「…なんかキース教官をお父さんと言いそうです」

    マルコ「あはは、怖いけどいいお父さんじゃない?」

    サシャ「フフッそうですね!さて朝食を食べに行きましょう?」

    マルコ「ああ」
  40. 43 : : 2016/09/19(月) 04:39:18
    その日対人格闘訓練
    ジャン「で、結局どういう関係なんだ?」

    マルコ「は?」

    ライナー「おいおい、まさかとぼけるつもりじゃないだろうな⁇」

    ベルトルト「君とサシャ食事中凄くいい雰囲気だったじゃないか」

    マルコ「え?そ、そう?」

    ジャン「とぼけるっていうより、もしかして自覚ないのか?」

    〜〜〜〜〜〜
    サシャ「マルコ、隣座っていいですか?」

    マルコ「もちろん、構わないよ」

    ジャン「?な、なんか近くねーか?」ヒソヒソ

    ライナー「ああ、クリスタとユミルと同じくらいいや、それ以上にくっ付いてる」ヒソヒソ

    ベルトルト「わぁ肩や腕がたまに触れ合ってる」ヒソヒソ
    〜〜〜〜〜〜

  41. 44 : : 2016/09/19(月) 04:49:08
    マルコ「それくらい人懐っこそうなサシャなら普通な気がしたんだけど…?」

    ジャン「それだけじゃねぇんだよ!」

    〜〜〜〜〜〜
    サシャ「あ、マルコお水つぎましょうか?」

    マルコ「助かるよ、ありがとう」

    サシャ「いえ、どういたしまして」ニコッ

    ジャン「おいおい、芋女がマルコに気を利かせてるぞ」ヒソヒソ

    ライナー「ああ、しかもマルコ限定みたいだな」ヒソヒソ

    ベルトルト「僕のだって空なのに…」ヒソヒソ
    〜〜〜〜〜〜
  42. 45 : : 2016/09/19(月) 04:54:18
    マルコ「おいおい、サシャは女の子だぞ気を利かせてくれることくらいあるだろう?」

    ライナー「本当にそれだけだったら俺達もそんなこと思わないさ」

    ベルトルト「決め手は最後のあれだよ!」
    〜〜〜〜〜〜
    サシャ「ふーっごちそうさまでした‼︎」

    マルコ「ごちそうさまでした、今日の訓練は対人格闘訓練とえっと…」

    サシャ「座学ですよ」

    マルコ「そっか、ありがと」

    サシャ「いえいえ〜…今日も訓練頑張りましょうね?」

    マルコ「…ああ、お互いに、ね?」

    サシャ「えへへっ」

    マルコ「フフフッ」

    ジャン「」

    ライナー「」

    ベルトルト「」
    〜〜〜〜〜〜
  43. 46 : : 2016/09/19(月) 04:58:33
    ジャン「もう端から見たらリア充にしか見えないんだよお前らぁぁぁあああ‼︎‼︎」

    マルコ「ええっ⁉︎」

    ライナー「どうなんだ結局!」

    ベルトルト「kwsk!」

    マルコ「そ、そんな事言われても…」

    サシャ「そ、そんなこと言われたって困りますよ‼︎」

    マルコ「サシャ?」

    ライナー「ああ、おそらくあっちでもお前らの関係をクリスタとユミルあたりが聞いてるんだろう」
  44. 47 : : 2016/09/19(月) 05:04:10
    サシャ「でーすーかーらー!私とマルコはそんな関係ではないんです‼︎」

    ミーナ「え〜本当かなぁw」

    ユミル「明らかに訓練兵仲間とか友達以上の関係に見えたぜ〜ww」

    クリスタ「(うー!すっごく興味あるけど)」

    クリスタ「ほ、ほら2人ともその辺にサシャが困ってるよ!」

    サシャ「神さまぁぁぁ〜!」

    ユミル「っちぇ…ま、いいやでも付き合ったら言えよ〜」

    サシャ「でーすーかーらー‼︎‼︎」
  45. 48 : : 2016/09/19(月) 05:07:21
    その日の夜ー食糧庫
    マルコ「き、今日はお互い大変だったね」

    サシャ「ええ、まさかアニやミカサにまで聞かれるとは」

    マルコ「俺はジャンとライナー、ベルトルト、サムエルにナックやトーマス、アルミンまで聞いてきたんだ」
  46. 49 : : 2016/09/19(月) 10:17:07
    サシャ「このままだとこの秘密のピアノ教室の事がバレるのも時間の問題、でしょうか?」

    マルコ「困ったね」

    サシャ「はい」

    マルコ「…」

    サシャ「…」

    サシャマルコ「(……きっ気まずい‼︎)」

    マルコ「(あぁぁぁ昼間の皆との話のせいでなんか意識してしまう‼︎そ、そりゃサシャとは昨日の事で距離は縮まったかもしれないけれど!///でもあくまでピアノを教え、教えられの関係であって…‼︎)」

    サシャ「(うぅ、ユミル達のせいや、で、でも確かに昨日の夜のマルコはどこかカッコよかったなぁ…ってな、何考えとんの私⁉︎)」
  47. 50 : : 2016/09/19(月) 10:22:14
    マルコ「え、え〜っと、とりあえず…」

    サシャ「は、はい」

    マルコ「昼間は、距離を置いておこうかバレない為にも」

    サシャ「そう、ですね…その方がいいでしょう」

    マルコ「まぁ、とにかく今日の練習しようか?」

    サシャ「そうですね!マルコは筋がいいので教えがいがあっていいです、もうだいぶ上達しましたし」

    マルコ「そう言ってもらえると嬉しいな、ところで…」

    サシャ「?」
  48. 51 : : 2016/09/19(月) 10:29:12
    マルコ「やっぱり、その…故郷の言葉で話すの恥ずかしい?」

    サシャ「あ、えっとご、ごめん…なさい、まだほんの少し恥ずかしいです」

    マルコ「そっか」

    サシャ「で、でも!」

    マルコ「ん?」

    サシャ「マルコにならいいかなって、最近は思って、ます//」

    マルコ「っ⁉︎///」

    サシャ「どうしました?」

    マルコ「い、いやなんでもないよ!」

    マルコ「(どうしよう、さっきはあくまでもピアノを教え、教えられの関係だとか昼間は距離を置くと決めておきながら)」

    マルコ「(そんな風に言われたら少し、期待してしまう)」
  49. 52 : : 2016/09/19(月) 10:38:02
    マルコ「(そんな風に昼間は距離を置きつつも、夜になってはサシャと一緒にピアノを弾くようになってだいぶ経った)」

    マルコ「(気づけば本番のダンスパーティーまでもう二、三週間をきり、パーティーで弾くことになっている曲もだいぶ上達した)」

    夜ー食堂
    サシャ「本番まであと少しですね〜」

    マルコ「今から緊張してきたよ」

    サシャ「大丈夫ですよ!この練習でマルコはとても上手くなりました!自信もって下さい」

    マルコ「うーん、そうだなぁサシャが…」

    サシャ「?」

    マルコ「故郷の言葉で応援してくれたら頑張れそう、かな?」

    サシャ「えぇ⁉︎」
  50. 53 : : 2016/09/19(月) 10:48:31
    マルコ「ダメ、かな?」

    サシャ「(…ずるいわぁ)」

    サシャ「…ええよ」

    マルコ「本当?」

    サシャ「うん…えっと、マルコ」

    マルコ「うん」

    サシャ「えっとその…頑張りや///」

    マルコ「//ああ、ありがとう、うん!頑張れそうな気がしてきたよ」

    サシャ「…ならよかったです」ニコッ

    マルコ「(こんなにも楽しい時間ももう少ししたら終わってしまうのだろうか?)」

    サシャ「(…嫌やなぁ)」

    サシャマルコ「(ずっとこのままでいたい)」

    サシャ「(昼間に距離を置くようになって)」

    マルコ「(夜が凄く待ちどうしくなった)」

    サシャ「(もし、パーティーが終わったら秘密の練習とともにこの関係もなくなってしまうんやろうか)」

    マルコ「(叶わないのは分かっているけれど、どうか)」
  51. 54 : : 2016/09/19(月) 10:49:38
    サシャマルコ「(この時間を…もう少しだけ共にしていたい)」
  52. 55 : : 2016/09/19(月) 10:53:10
    サシャ「…そうだ、マルコ」

    マルコ「なんだい?」

    サシャ「もし、マルコがパーティーでの演奏…大成功したらご褒美をあげます」

    マルコ「ご褒美?」

    サシャ「大成功してからのお楽しみです」

    マルコ「そっかぁさっきの応援といいこれは気合い入れなきゃだな!」

    サシャ「そうですよ!頑張りましょう‼︎」
  53. 56 : : 2016/09/19(月) 10:59:12
    マルコ「あ、そういえばサシャ」

    サシャ「なんですか?」

    マルコ「お願いがあるんだけど、いいかな」

    サシャ「お願い?」

    マルコ「一度でいい、サシャの演奏聴いてみたいんだ」

    サシャ「私の?」

    マルコ「(いつもサシャは俺の引っかかるところをお手本として弾いてくれているがきちんと最初から最後まで弾いたことはない)」

    マルコ「(この練習が終わったらもう二度とその機会はない気がした、だから…)」

    サシャ「…」
  54. 57 : : 2016/09/19(月) 11:07:00
    マルコ「やっぱり、ダメだよね」

    サシャ「…昔、まだ私の母が生きていた時の話です」

    マルコ「?」

    サシャ「私達の村はよく、狩りが大成功して皆でお祝いする時は楽器を弾いたりして盛り上がり、恵みをありがとうございますと神さまや命に感謝を伝えるんです」

    マルコ「そうなんだ」

    サシャ「その為、私達の村は結構楽器を弾くのが上手い人達がいるんです、特に私の母はそうでした」

    マルコ「サシャのお母さん?」

    サシャ「母は狩りをすることはありませんでしたが、とても歌や楽器の扱いが上手で、私も母の歌と演奏が大好きでした」
  55. 58 : : 2016/09/19(月) 11:12:40
    サシャ「私の村はとても裕福とはいえませんでしたが、唯一、私の母がもっていたピアノはとてもいいものだったそうです」

    マルコ「ピアノ…」

    サシャ「母はよく私に言っていました」

    サシャ「このピアノはいつか私に引き継いでもらいたいと…」

    サシャ「もちろん、当時の私はその言葉が嬉しくてそれこそ、よくこんな風に夜にピアノの練習してたんです」

    マルコ「そっか、だからそんなに上手いんだね」

    サシャ「フフ、ありがとうございます」
  56. 59 : : 2016/09/19(月) 11:18:04
    サシャ「けれど…」

    マルコ「?」

    サシャ「母が狩りをしなかった理由としては父がいたこともありますが、第一が病弱な身体だったからです」

    マルコ「…」

    サシャ「ある日、突然倒れたかと思うと、そのまま母は二度とベッドから起き上がることは出来なくなりました」

    「母の病室はピアノのある部屋になり、寝ている母を起こしたくなかった私は一時期ピアノの練習をやめました」

    マルコ「…そうなんだ」
  57. 60 : : 2016/09/19(月) 11:25:25
    サシャ「でも母はそんな事を気にしなくてもいい、私の演奏が好きだと、言ってくれたんです」

    マルコ「いいお母さんだね」

    サシャ「ええ、自慢の母でした」

    サシャ「けれど…母はある日容態が急変しました」

    サシャ「医師に見せても手遅れとしか言われず、私はわんわん泣きました」

    マルコ「…そう」

    サシャ「そしたら母が声も絶え絶えになりながら私の演奏が聴きたいといってきたんです」

    サシャ「私はただ、母に喜んで欲しい一心でピアノを弾きました…」

    サシャ「涙で鍵盤は見えなくなるし、楽譜もグチャグチャでちゃんと弾けていたか今でも不安です」
  58. 61 : : 2016/09/19(月) 11:34:53
    サシャ「その演奏がちょうど終わった時母の心臓は止まったそうです」

    マルコ「…」

    サシャ「それ以来、どうしてもピアノを弾くと母の顔がちらついちゃうんですよね…」

    サシャ「もしかしたら、私が演奏しなければ…元気になったらいくらでも弾くと言っていれば…」

    サシャ「母は頑張って生きようとしてくれたんじゃないかって私の演奏が母を…殺してしまったんじゃないかって…」

    マルコ「‼︎そんなこと、ないよ…」

    サシャ「…だと、いいんですけどね」

    サシャ「そしてそのまま時は流れ、ウォールマリアが破られた時、私の村は王政に狩りを止めて馬を育てろと言われました」

    サシャ「…難民が多く雪崩れ込んできたからです」

    マルコ「そんな…」

    サシャ「それ以前から他所から人が来て私達の獲物を森を湖を奪っていきました」

    サシャ「私の、母のピアノも…」

    マルコ「なっ⁉︎」
  59. 62 : : 2016/09/19(月) 11:54:23
    サシャ「生きる為のお金が少なかったんです、今まで狩りをして他の場所との交流も少なかったから」

    マルコ「…そうなんだ、ごめん辛い事思い出させて」

    サシャ「いえ…だからまぁその、すみません、あんまり演奏したくはない、です」

    マルコ「ううん、いいんだ(少し、残念だけど)」

    サシャ「…でも」

    マルコ「?」

    サシャ「故郷の言葉の時もそうですが、マルコになら…いいかなって思うんです」

    マルコ「え?//」

    サシャ「だから、き、今日は特別ですよ⁇」
  60. 63 : : 2016/09/19(月) 12:03:34
    マルコ「ほ、本当にいいの?」

    サシャ「はい、でも本当に久しぶりですし、上手くいくか…」

    マルコ「大丈夫!いつも聴いてる俺が保障するよ」

    サシャ「あ、ありがとう//じゃあ、ちゃんと聴いてて下さいね?」

    マルコ「(そういって、サシャはピアノを弾き始めた。やっぱり、凄く上手いけれどそれよりも)」

    サシャ「♪〜♪〜〜♪」

    マルコ「(ピアノを弾いている時のサシャの顔はどこか儚げでどんな聖母より慈しみに溢れた顔で綺麗だ)」

    サシャ「〜♪〜〜♪〜」

    マルコ「(あの時、ジャンや皆に言われた時、あんなにも否定していたのになぁ)」
  61. 64 : : 2016/09/19(月) 12:09:17
    マルコ「サシャ…好きだよ」ボソッ

    サシャ「〜♪〜〜♪〜〜…ふーっ、ん?マルコ⁇何か言いました?」

    マルコ「ううん、何も…凄くいい演奏だったよ」

    サシャ「えへへ、ありがとうございます」

    マルコ「こちらこそ素敵な演奏ありがとう」

    サシャ「フフフッさて、もう遅いですし、今日はこれくらいにしておきましょう」

    マルコ「そうだね」
  62. 65 : : 2016/09/19(月) 12:13:26
    サシャ「それでは、私はこっちですから」

    マルコ「ああ」

    サシャ「おやすみなさいマルコ」

    マルコ「ああ、おやすみ」

    サシャ「(ふふ、マルコといると一秒一秒が素敵な時間に感じるわぁ…もう少し、一緒にいたかったな)」
  63. 66 : : 2016/09/19(月) 12:16:36
    サシャ「(マルコとのこと、ユミルやミーナに聞かれた時散々否定しとったんになぁ)」

    サシャ「…好きやで、マルコ」ボソッ

    マルコ「ん?何か言ったかいサシャ⁇」

    サシャ「ふふっいえ何も?」











    ⁇?「…」
  64. 67 : : 2016/09/19(月) 12:21:32
    そしてついに、本番の時が来た
    訓練兵団の皆と馬車に乗りパーティー会場まで行く

    ジャン「…で、どうよ調子は?」

    マルコ「ははっやっぱり緊張するよ」

    ライナー「まぁそれほど気を張る必要はないぞ、気楽に行け気楽に」

    マルコ「ああ、ありがとう」
  65. 68 : : 2016/09/19(月) 12:29:43
    パーティーという事もあり、皆タキシード姿だ
    もちろん女子はドレスらしいがあちらでも借りれるらしいので大体は借りる人しかいないらしい
    サシャも借りる派だ

    ライナー「それにしてもだ、女子のドレス姿楽しみだな」

    ジャン「だよな‼︎ああ〜ミカサはどんなドレスを着るんだろうなぁ、なんでも似合いそうだけどよ」

    ベルトルト「そうだね、でも女子は男子より調査兵団の先輩方達しか見ないかも…」

    ジャン「お、恐ろしいこと言うなよ」
  66. 69 : : 2016/09/19(月) 12:40:28
    パーティー会場に到着して真っ先にピアノのところに向かう、まだ俺が弾くわけじゃない

    先輩方達も何人か弾くそうだけれど…
    なんだか不安だった…

    サシャ「(あれ?マルコ…もう舞台裏に?)」

    舞台裏

    マルコ「ふうっ、落ち着けあんなに練習したじゃないか大丈夫だ大丈夫…」

    サシャ「…(マルコ、まだ不安なんや)」

    マルコ「(もし、これで失敗したら、今までサシャがせっかく教えてきてくれたのが水の泡になってしまう)」

    マルコ「(だから、絶対に…)」

    サシャ「マールコ!」

    マルコ「うわっ⁉︎え?サシャ⁇なんでここに…」

    サシャ「マルコが舞台裏に行くのが見えて、緊張してるんですか?」

    マルコ「うんかっこ悪い、よね?」

    サシャ「そんなわけないでしょう!」

    サシャ「いいですか?狩りもそうなんですが最後が肝心で一番注意すべきなんです」

    サシャ「だから、マルコのその緊張は大切なものなんです」
  67. 70 : : 2016/09/19(月) 12:42:12
    マルコ「…そうなんだ」

    サシャ「はい、全然かっこ悪くなんてありません」

    マルコ「あはは、ありがと」

    サシャ「いえ」

    マルコ「…」

    サシャ「…」
  68. 71 : : 2016/09/19(月) 12:50:34
    サシャ「なぁ、マルコ」

    マルコ「?何⁇」

    サシャ「私ん村に伝わるおまじない、しよか?」

    マルコ「おまじない?」

    サシャ「緊張をほぐすおまじないや」

    マルコ「うーん、じゃあお願いしようかな?」

    サシャ「よっしゃ!任せとき、まずなこうやって」マルコの両手を包みこむように握る

    マルコ「わっ//」

    サシャ「それでな…こーしてなー」マルコと自分の額をくっつける

    マルコ「(わー!わー!///近い近い‼︎)」
  69. 72 : : 2016/09/19(月) 13:22:57
    サシャ「そんで目ぇとじて」

    マルコ「う、うん…そ、それで?」

    サシャ「…」











    chu…





    マルコ「……え?」

    サシャ「…はい!おまじない終わりや」

    マルコ「あ、ああのサ、サシャ⁉︎い今俺の俺の」

    サシャ「?鼻にキスしたんやけど⁇」

    マルコ「うぇえ⁉︎///」
  70. 73 : : 2016/09/19(月) 13:29:20
    サシャ「⁇」

    マルコ「(もしかして、サシャってそういった貞操観念うすい⁉︎)」

    マルコ「えぇと…サシャ、そのおまじない、他の誰かにした?」

    サシャ「村の人にされたりすることはありましたけど?」

    マルコ「訓練所では?」

    サシャ「マルコだけですよ」

    マルコ「そ、そっか」

    マルコ「(良かったぁぁぁ‼︎)」

    マルコ「あんまりこういうことをすると、男子には誤解受けたりするから気をつけてね?」

    サシャ「はーい」

    サシャ「(マルコにはされてもええんやけどね)」

    マルコ「でも、おまじない凄く効いたよ、ありがと」ニコッ

    サシャ「///えへへ〜」
  71. 74 : : 2016/09/19(月) 13:33:07
    マルコ「それにしても…」

    サシャ「?」

    マルコ「ドレス、凄く似合ってるね、綺麗だ」

    サシャ「っ‼︎///マ、マルコも凄く似合っとるよ」

    マルコ「ありがと//」

    サシャ「それじゃ、私もう行きますね…頑張りや」

    マルコ「ああ」
  72. 75 : : 2016/09/19(月) 13:44:03
    マルコ「本当に緊張がほぐれたでも…うわー//今思い出すだけでも恥ずかしい……ん?」
    舞台裏と会場の間の道
    サシャ「はぁ///やってしもた〜///まぁ、ええよね、これくらい…にしても」
    「(舞台裏もやけど、ここにも仰山色んな道具やら衣装やらがあるわぁ、うわっあの仮面とか顔全部隠れそうやな、かつらもこんなに…)」

    ⁇?「おい」

    サシャ「え?あ、はい(えっとあの人はたしか同じ訓練兵の…)」

    モブA「お前さぁ、こんなとこで何してんの?」

    サシャ「えっと、マルコと先程まで話してて…」

    モブA「ふーん…お前みたいなくせぇ芋女と話すなんてあいつもお人好しだよなぁw」

    サシャ「…」
  73. 76 : : 2016/09/19(月) 13:50:59
    モブA「この前さあ、俺あのハゲ教官に呼び出し喰らったのよどんな会話したと思う?」

    サシャ「さ、さあ?」

    モブA「お前が教官にチクりやがったせいで俺が食糧庫に盗みに入ったことがバレたんだよ‼︎‼︎」

    サシャ「(ビクゥッ‼︎)」

    モブA「巫山戯んなよ⁈芋女の放屁女のくせに生意気なんだよ‼︎」

    サシャ「…そ、それは…」

    モブA「なんだよ、俺のせいって言いたいのかよこの芋女‼︎あのマルコってやつもだ‼︎俺が教官にしばかれてる間食堂で随分と楽しそうだったなぁ⁈おい⁉︎」

    サシャ「!」
  74. 77 : : 2016/09/19(月) 13:55:43
    モブA「お前みたいな奴、マルコみたいなお人好しがいなきゃとっくにボッチのくせによ‼︎」

    サシャ「…」

    モブA「おいなんか言ったらどうなn」

    マルコ「…おい」

    サシャ「⁈マルコ?どうして⁇」

    マルコ「…サシャのドレスの花飾りが落ちてたから」

    サシャ「え?…ぁ本当だ」

    モブA「な、なんだよ…」

    マルコ「(ギロッ‼︎)今のサシャに言ったこと…取り消せ」
  75. 78 : : 2016/09/19(月) 14:02:03
    モブA「あ、なんでんなk」

    マルコ「取り消せと言ってる‼︎」

    モブA「(ゾクッ)ちっ」サシャの腕掴む

    サシャ「わぁぁ⁈」

    マルコ「サシャ⁉︎」

    モブA「お前さえ、いなければ‼︎」サシャを突き飛ばす

    サシャ「うっ!」大道具の箱の山にぶつかる

    マルコ「サ…⁈(サシャがぶつかったことで箱の山が崩れる⁉︎くそっ間に合え‼︎)」








    ガシャァァァン‼︎‼︎





  76. 79 : : 2016/09/19(月) 14:10:24
    サシャ「う、一体何が?」

    マルコ「うぅ…ぐっ⁈」

    サシャ「⁈マルコ‼︎⁈そんなっ大丈夫⁉︎」

    マルコ「あはは、平、気だよサ、シャは?」

    サシャ「私は大丈夫!大丈夫やからマルコしっかり‼︎(あかん、血も出とるし明らかにマルコの右手…折れてる、ど、どうすれば⁈)」

    モブA「はっはは…お、お前らが悪いんだこ、これでマルコはピアノは弾けないなぁははは!」

    サシャ「⁈(私がこんなやから…マルコが)ごめん、ごめんなぁマルコォ」グスッ

    マルコ「…サシャ、違う、よ俺、は」

    「君を助けたくて、助けたんだ…」
  77. 80 : : 2016/09/19(月) 14:16:15
    サシャ「⁇」

    マルコ「俺は、君の事を守りたかった、だか、ら大丈夫、だよ」ニコッ

    サシャ「マルコッ」

    モブA「ははっこれでお前ら終わったなぁははは」

    キース「終わったのは貴様の方だ」

    モブA「キ、キース教官⁈」

    キース「貴様には後で話がある開拓地に移る前の土産話にするといい…」

    モブA「⁉︎……はっ」

    サシャ「キース教官‼︎マルコが‼︎」

    キース「ボットは私に任せろ、しかし、ピアノ奏者は…」

    マルコ「サシャ…君に頼めるかい?」
  78. 81 : : 2016/09/19(月) 14:18:49
    サシャ「⁉︎マルコ?わ、私がですか⁉︎」

    マルコ「お願い、サシャな、ら任せ、られる」

    キース「ブラウス…どうする?」

    サシャ「…」あたりを見回す

    「分かりました、任せてください」
  79. 82 : : 2016/09/19(月) 14:29:29
    会場
    クリスタ「サシャ、どこに行ったんだろう?」

    ユミル「さぁな、大方キッチンにでもいって盗み食いしてるんじゃないか?」

    ライナー「否定出来ないところが怖いな…」

    ベルトルト「はは…」

    コニー「おーいお前らー!」

    ジャン「ちょっと聞きたい事があるんだけどよ」

    クリスタ「どうしたの?」

    ユミル「クリスタのスリーサイズなら生憎トップシークレットだ」

    クリスタ「もうっユミル!何言ってるの⁉︎」

    ライナー「(天使)」

    ユミル「(女神)」
  80. 83 : : 2016/09/19(月) 14:35:18
    ジャン「そんなんじゃねぇよ!」

    コニー「マルコ見なかったか?あいつそろそろ出番なのにどこにもいねぇんだよ」

    ライナー「マルコが?」

    ベルトルト「舞台裏ですでにスタンバイしてるとか、緊張でトイレに言ってるとか?」

    ジャン「いやトイレとかにはどこにもいなかった」

    ジャン「舞台裏もなんか騒がしかったけどよ、マルコはいなくてよ…」

    クリスタ「そうなの?大丈夫かな?」

    ユミル「…そういや今、サシャも見当たんねぇんだよなー」

    ライナーベルトルトジャンクリスタ「‼︎‼︎」
  81. 84 : : 2016/09/19(月) 14:39:13
    コニー「⁇」

    ライナー「サシャとマルコって」

    ジャン「ああ、前にちょっと噂になったよな今は全然だけどよ」

    ベルトルト「えっまさか二人で逢い引き⁉︎」

    クリスタ「そ、そんな、まっさかぁ!」

    ユミル「まぁでもあんな真面目なマルコがそれで遅刻とは考えにくいな…」

    ジャン「じゃあ一体…?」

    コニー「こいつらの会話が分かんないのは俺がバカだからじゃねぇよな?」
  82. 85 : : 2016/09/19(月) 14:48:24
    ベルトルト「…ぁ団長がステージに上がった」

    ライナー「なんか話か?」

    エルヴィン「諸君、本日のパーティー楽しんでくれているか?」

    会場全員「はっ‼︎」

    エルヴィン「うむそれなら良かった、しかし君らに少し残念な知らせだ」

    ユミル「?…なんだ?」ヒソヒソ

    クリスタ「さ、さあ?」ヒソヒソ

    エルヴィン「今回、パーティーの時に私達調査兵団と訓練兵でピアノを弾いている予定だったのだが…訓練兵代表のものが事故で怪我を負った」

    ジャン「なっ⁈」

    ベルトルト「マルコが⁉︎」

    コニー「だ、大丈夫なのか?」

    エルヴィン「幸い命に別状はないしかし腕を怪我してしまい、演奏は出来そうにない」

    クリスタ「マルコ…一生懸命練習してたのに…」

    ユミル「ていうかどーすんだよそれ…」

    エルヴィン「しかし!」
  83. 86 : : 2016/09/19(月) 14:55:24
    エルヴィン「彼は辞退する前に代役をある人物に頼んだ、その為その人物に代わりに弾いてもらおうと思う」

    ライナー「代役?」

    エルヴィン「事情により少し変わった風貌だがどうか見逃してあげてほしい、では上がって来てくれ」

    ⁇?「…」

    会場全員「(だ、誰だあいつ‼︎⁉︎)」

    クリスタ「(髪は金髪でユミルみたいな結い方してるけど…)」

    ユミル「(タキシード姿だし…男、なのか?)」

    ライナー「(顔を見ようにも)」

    ベルトルト「(なんか変な仮面で顔が全然わからない)」

    コニー「(訓練兵か調査兵なのかも分かんねぇ)」

    ジャン「(マジで誰だよ…⁉︎)」
  84. 87 : : 2016/09/19(月) 15:22:48
    ⁇?「…」

    サシャ「(うわぁぁぁああ‼︎ヤバイすっごい見られとるすっごい恥ずかしい‼︎///)」

    サシャ「(と、とりあえず私とバレないよう舞台裏の衣装やら仮面やらかつらから拝借したけれどだ、大丈夫やろか?)」

    エルヴィン「それでは、軽く自己紹介でもしてもらおうかな?」

    サシャ「(ちょっ⁈団長⁉︎自己紹介?あかんあかん‼︎えーと…!)」

    サシャ「…始めまして、今回ボット訓練兵の代役を務めることとなった…アレクサンドルです」

    サシャ「少しの間ですが皆様のお気に召すような演奏が出来るよう…精一杯やらせていただきます」

    サシャ「(偽名使ってもうた…)」

    サシャ「(うぅ緊張する、マルコはさっきまでこんな気持ちだったんか?)」

    サシャ「(ホンマに尊敬するわぁ…逃げたい、でも、マルコに任されたんやここは踏ん張りどころや!女は度胸や‼︎)」

    サシャ「…それではお聴きください」
  85. 88 : : 2016/09/19(月) 15:31:20
    サシャ「(緊張で指が震えそうや…)」

    サシャ「(落ち着け…落ち着け…何度もマルコと練習してきた、私は一回しか演奏していないけれどマルコと、一緒に…)」

    サシャ「(…マルコ)」

    サシャ「(そうや、ここは食堂やマルコと一緒に頑張って来た、私に素でいさせてくれたマルコとずっと隣にいた…)〜〜♪」

    クリスタ「…わぁ…!」

    ユミル「こりゃスゲェな」

    ステージ袖

    サシャ「〜〜♪〜♪〜〜♪〜」

    リヴァイ「ほう…」

    ハンジ「良い腕前だねぇ」

    エルヴィン「うむ」
  86. 89 : : 2016/09/19(月) 15:34:56
    医務室
    マルコ「うっここは…」

    キース「医務室だ」

    マルコ「(そうだ、俺サシャを庇って…)」

    キース「…聴こえるか?」

    マルコ「…!」

    サシャ「♪〜〜♪〜〜♪〜」

    マルコ「ええ、やはり何度聴いても素敵な音色です」
  87. 90 : : 2016/09/19(月) 15:38:03
    マルコ「(サシャ…頑張れ)」

    ステージ

    サシャ「(なんやろ、ここにいないはずなのに今、マルコが応援してくれていたような?)〜〜♪〜♪〜」
  88. 91 : : 2016/09/19(月) 15:43:46
    サシャ「〜〜♪〜♪〜…」

    会場全体 わー! わー!

    コニー「やべー!俺鳥肌たった!」

    ライナー「俺もだ」

    ベルトルト「素敵な演奏だったね」

    ジャン「…スゲェ、な」

    サシャ「ご静聴ありがとうございました、それでは、またいつか機会がありましたら…」ステージを降りていく

    サシャ「……はーッ‼︎緊張した‼︎っとい、急いで着替えないと!」
  89. 92 : : 2016/09/19(月) 15:49:08
    医務室
    マルコ「心配かけてごめんね?」

    ジャン「全くだ!心臓に悪い」

    ライナー「まぁまぁ良かったじゃないか幸い、命に別状はないし一カ月もすればまた訓練出来る」

    ベルトルト「そうだね」

    コニー「早くよくなれよー」

    マルコ「ああ」

    マルコ「…ふぅ」

    ジャン達が帰ってまた静かになった、皆口々にサシャの演奏を褒めていた
    アレクサンドルなんて、偽名使ってまで…俺の代わりを務めてくれた

    マルコ「…会いたいな」ボソッ
  90. 93 : : 2016/09/19(月) 15:53:29
    サシャ「誰に会いたいんですか?」ひょこっと

    マルコ「うわぁ⁉︎サ、サシャいつからそこに⁇」

    サシャ「今来たばかりです」

    マルコ「そっ、そっか…」

    サシャ「ええ」

    マルコ「…演奏、ありがとう、代役お疲れ様」

    サシャ「いえ、でも確かに緊張しました〜」

    マルコ「ふふふっそうだよね」
  91. 94 : : 2016/09/19(月) 16:18:06
    マルコ「でも、直前までサシャのおまじない凄く効いてたよ、全然緊張しなかった」

    サシャ「そうですか…本番出れなくて、その残念でした、ね」

    マルコ「まぁ、そりゃ少しがっかりだけど、またサシャの演奏が聴けたから良かったよ」

    サシャ「!…怒ってないんですか?」

    マルコ「当たり前だ、サシャも俺もよくやった悪いのはモブAだろう?サシャが気にする事ない」

    サシャ「…ありがとうな」

    マルコ「どういたしまして…ああでも一つ心残りが…」

    サシャ「?なんですか?私が出来ることなら…」

    マルコ「いやさ、サシャが言ってただろ?演奏が大成功したらご褒美くれるって」

    サシャ「!///」
  92. 95 : : 2016/09/19(月) 16:26:40
    マルコ「欲しいとまで言わなくても何だったのかくらいは知りたいなぁ」

    サシャ「えぇっ//」

    マルコ「?どうかした?」

    サシャ「あ、いやその///う〜っ//」

    マルコ「?…あ、そうだ」

    サシャ「?」

    マルコ「演奏自体を成功させてくれたのはサシャだもんね、まずサシャにご褒美あげるべきだったよね」

    サシャ「ええ⁇い、いいですよそんな…」

    マルコ「まぁまぁ…ふむ、いいのがあるよ少〜し、目を閉じててね」

    サシャ「はぁ、はい」

    マルコ「…お返し」










    chu…





    サシャ「…ふぁ⁉︎///」



  93. 96 : : 2016/09/19(月) 16:31:47
    ヤバイにやける(*´ω`*)期待です
  94. 97 : : 2016/09/19(月) 16:33:44
    マルコ「あの時のおまじないのお返し、嫌だった?」

    サシャ「い、いいえいえ全然‼︎//」

    サシャ「(マ、マルコに鼻にキスされた//あかん!心臓が馬鹿になりそうや‼︎)」

    マルコ「?まぁ…えっととりあえず俺からのご褒美はあげたつもりなんだけど…」

    サシャ「///分かりました教えます…というかあげます」

    マルコ「ぇ?いやさすがにそこまでは…」

    サシャ「いえ、もうあげる気満々で準備してしまったので貰ってくれないと困るくらいです」

    マルコ「そ、そう?…目とかつぶった方がいい?」

    サシャ「っ!いえすぐにすみます」
  95. 98 : : 2016/09/19(月) 16:39:10
    マルコ「そう?えっとちなみになn」

    本当にサシャはすぐに行動に移した

    怪我した右手を気遣っているのか俺の左肩の方をつかみ一気に、いやもしかしたらゆっくりだったかもしれない…とにかく顔を近づけた











    chu…



    今度のキスは鼻などではなく間違いなく唇だった
  96. 99 : : 2016/09/19(月) 16:43:04
    マルコ「(ふわっとサシャの髪の匂いがした、どこか甘い匂い、落ち着く匂いだ)」

    サシャ「…///」

    マルコ「(顔を赤らめ、唇を離した彼女を見て、もう、我慢なんか、出来なかった)」

    サシャ「えっと、マルコこんなことした後に言うのもなんですが…私、貴方のことがs」

    マルコ「待って」

    サシャ「え⁇」
  97. 100 : : 2016/09/19(月) 16:46:56
    マルコ「(それだけは俺が言いたい言わないと男が廃る)サシャ、好きだ」

    サシャ「……え///」

    マルコ「君の笑顔が、君の声が、君の仕草が君の…サシャ・ブラウスの全てが好きだ、俺と付き合って欲しい」

    サシャ「…」

    マルコ「どうかな?」

    サシャ「…も」
  98. 101 : : 2016/09/19(月) 16:52:29
    サシャ「私も、マルコが好き、マルコのカッコいいところも優しくところも私を守ってくれたこの手も…」

    サシャ「みんな、だぁい好きや」ニッ

    マルコ「本当?」

    サシャ「…嘘言ったってしゃあない」

    マルコ「そっ、か…あはは、ぃいやったぁぁぁああ‼︎‼︎」サシャに抱きつく

    サシャ「わっ‼︎///」

    マルコ「ずっと、大切にするから//」

    サシャ「うん、私もマルコのこと大切にする///」
  99. 102 : : 2016/09/19(月) 16:58:57
    マルコ「ええ、男なんだから守らせてよ」

    サシャ「守られていばかりでは狩猟民族の名が廃ります」

    マルコ「あはは、頼もしいな」

    サシャ「えへへ///」

    マルコ「ねぇ、サシャ」

    サシャ「ん?」




    マルコ「キスしていいかい?///」



    サシャ「…どうぞ//」

    マルコ「(さっきはすぐに離してしまったから…今度のキスは長く、出来る限り長く…)」

  100. 103 : : 2016/09/19(月) 17:07:19
    サシャ「…ぷはっ///」

    サシャ「(な、なんか…ポーッとする//)」

    マルコ「大丈夫?」

    サシャ「え、ええ//」

    マルコ「…ん?」

    サシャ「?//」

    マルコ「なんだろう?」

    サシャ「どうしました?」

    マルコ「…廊下から気配がする」ヒソヒソ

    サシャ「ええ⁉︎」ヒソヒソ

    マルコ「開けて貰ってくれないか?」ヒソヒソ

    サシャ「わ、分かりました」ヒソヒソ

    サシャマルコ「…誰だーーー‼︎」思いっきりドアを開ける

    ユミル「うお⁉︎」

    クリスタ「きゃあ!」

    コニー「うわぁ‼︎」

    ジャン「げっ!」

    ライナー「ぬぉおお⁈」

    ベルトルト「ヤバイ‼︎」
  101. 104 : : 2016/09/19(月) 17:16:13
    サシャマルコ「……」

    ジャン「ま、待ってくれ⁈話を聞いてくれ!」

    ユミル「ち、ちょっと興味があってよ‼︎」

    ライナー「お、俺とベルトルトは本当にたまたま通ったらみんなが集まってて…!」

    コニー「お、落ち着け⁉︎話し合おう‼︎」

    マルコ「…」サシャに目配せ

    サシャ「(こくり)」素早く医務室の鍵を閉める

    ベルトルト「⁉︎⁈」

    クリスタ「えっと、本当にごめんなさい‼︎」

    サシャ「(すっ)」クリスタだけ外に出す

    ユミル「クリスタァァ‼︎私も、私も助けてぇぇ‼︎」

    マルコ「…さて」にっこり

    ユミルコニージャンライナーベルトルト「(ゾクゥ‼︎)」

    サシャ「皆さん…」

    サシャマルコ「対人格闘の時間だよ/ですよ」

    ウァァァァアアアア⁈⁇
    待ってくれ‼︎腕はそっちには曲がらな…ギャアアアア‼︎
    ライナァァァァ‼︎⁈

    クリスタ「…うわぁ」
  102. 105 : : 2016/09/19(月) 17:26:44
    マルコ「全く、恥を知れよ!」

    サシャ「覗きなんて最っ低ですよ‼︎」

    ユミルコニージャンライナーベルトルト「はいすみません、反省してます」正座

    クリスタ「本当にごめんね?」

    サシャ「で、いつから⁇」

    ジャン「えっと、サシャがマルコにそのキスした辺りから…」

    サシャ「〜〜ッ⁇⁈⁉︎///」

    マルコ「(ならサシャがピアノ弾いてたことは知らないか)」ホッ

    ライナー「ま、経緯は良く知らないがお幸せにな」

    マルコ「ああ」
  103. 106 : : 2016/09/19(月) 17:33:40
    サシャ「はぁ…もう次にしたら…」

    コニー「…したら?」

    サシャ「……」にっこり

    ユミルコニージャンライナーベルトルト「ヒイ⁉︎」

  104. 107 : : 2016/09/19(月) 18:51:46
    そして次の日の夜ー食堂
    マルコ「終わった、ね」

    サシャ「そうやね、長かったような短かったような」

    マルコ「(今日が教官に許可された最後の日、サシャと二人っきりの夜もこれで終わりなのだ)」

    サシャ「…マルコ」

    マルコ「なぁに?」

    サシャ「えへへ、呼んだだけや」

    マルコ「そっか、ねぇサシャ」

    サシャ「何や?」

    マルコ「呼んだだけ」

    サシャ「…手繋いでもええ?」

    マルコ「もちろん」
  105. 108 : : 2016/09/19(月) 19:14:29
    少し長めのピアノ椅子に身を寄せ合い、俺の左側に座っているサシャの右手が俺の左手を握りしめる同じくらいの力で俺もそれに応える

    サシャ「マールコ!」

    マルコ「なぁに?」

    マルコ「(また呼んだだけかな?)」

    サシャ「私、今凄く幸せ///」

    マルコ「‼︎///」

    マルコ「(不意打ち⁈///)」

    サシャ「ふふふっ//」マルコの肩に擦り寄る

    マルコ「(結婚しよ///)

    マルコ「そうだ、サシャ渡したい物があるんだ」

    サシャ「⁇」

    マルコ「えっと、あ痛!」

    サシャ「大丈夫⁉︎」

    マルコ「大丈夫だよ」

    左手を繋いでいるため右手で取ろうとしたら痛みが走り、小箱を落としてしまう

    マルコ「あ、ピアノの下に…」

    サシャ「私が取るで?」

    マルコ「え⁇いや、俺が直接渡したいというか…」

    サシャ「その怪我ではしゃがむのも辛いやろ?取ったらマルコに渡すからもう一度、私に直接渡してくれへん?」

    マルコ「…わかったそれじゃお願いしようかな?」

    なんか腑に落ちないけど気遣ってくれているのは伝わったから、お願いすることにした
  106. 109 : : 2016/09/19(月) 19:32:34
    サシャ「それでは、よいしょっとあ、あったあった…ん?……!」

    マルコ「?どうかしたの?」

    サシャ「…ううん、なんでも無いんよ」ふふっ

    マルコ「?」

    サシャ「はいコレですよね?」

    マルコ「ありがとう…それじゃ」

    マルコ「これは、今まで俺のピアノの練習に付き合ってくれたお礼」

    サシャ「そんな気にしなくてええのに…!」

    マルコ「まぁまぁ、貰ってくれよ」

    マルコ「(虫除けも含めてるとは言えない)」
  107. 110 : : 2016/09/19(月) 19:46:41
    サシャ「ならありがたく貰うな、今開けてもええ?」

    マルコ「どうぞどうぞ」

    俺に促され、サシャの両手に収まりそうなほど小さく、赤い小箱を開けた

    サシャ「これは…リング?」

    マルコ「ああ、昨日の帰りに買ったんだ」

    箱に入っていたリングは赤い石がはまっているシンプルなデザインだ、食堂の窓から入って来る月明かりをキラキラと反射している

    サシャ「…綺麗」
  108. 111 : : 2016/09/19(月) 19:52:50
    マルコ「それ赤い石がなんか生命力に溢れるサシャにぴったりだなって思ってさ、ま、お礼と言いつつ俺も買ったんだけどね」

    サシャ「マルコも?」

    マルコ「うん、コレ」

    俺のはサシャのとは違い、緑色の石がはまっている、色違いってやつだ

    サシャ「なんか…マルコにぴったりやな優しい緑色や」

    マルコ「そういってもらえると嬉しいよ、あとこの革紐があれば首から下げておくことも出来るから」

    サシャ「なんか至れり尽くせりやなぁ…ありがとう、大切にする//」
  109. 112 : : 2016/09/19(月) 19:56:16
    サシャ「…昨日はええ事がひとつあった」

    マルコ「?」

    サシャ「マルコと恋人になれた事や//」

    マルコ「う、うん///」

    サシャ「今日はふたつもあったわぁ」

    マルコ「ふたつ?」

    サシャ「うん、マルコからのプレゼントの事とな、探し物が見つかった事や!」

    マルコ「探し物⁇」
  110. 113 : : 2016/09/19(月) 20:00:34
    サシャ「…前に言っとったの覚えとる?お母さんのピアノの話や」

    マルコ「う、うん」

    サシャ「あれからきっとあのピアノ売られて買われてずーっと使われてきたんやろなぁ」

    マルコ「そうなのかな?」

    サシャ「そうに決まっとるよ、そしてこうしてまた会えたんよ」

    そう言ってサシャは今まで俺とサシャで練習してきたピアノを撫でた

    マルコ「…え、ええええ⁈⁉︎」
  111. 114 : : 2016/09/19(月) 20:36:08
    マルコ「それ、サシャのピアノだったの⁉︎」

    サシャ「うん、今分かった」

    マルコ「今ぁ⁉︎」

    サシャ「さっき小箱拾った時にな傷があったんよ」

    マルコ「傷?」

    サシャ「傷というより彫ったあとやな」

    マルコ「?あの5.13だか5.8ってやつの事?」

    サシャ「あー…マルコ、それ数字ちゃう、イニシャルや」

    マルコ「イニシャル?…あ!もしかして5に見えてたのって」

    サシャ「S」

    マルコ「13のような8のような微妙なやつは」

    サシャ「B」

    マルコ「S,B、サシャ・ブラウス…なるほどね」
  112. 115 : : 2016/09/19(月) 20:40:15
    サシャ「スッキリしたやろ?」

    マルコ「あーうん、凄く」

    サシャ「でも、このピアノがまたどこかに売られる前にまた弾けてよかった」

    マルコ「そっか」

    サシャ「もし、あの時にマルコが演奏聴きたいって言っとらんかったら二度とピアノを弾けなかったかもしれへん」

    マルコ「よかった、んだよ、ね?」

    サシャ「当たり前や、ありがとな」

    マルコ「いや、よかったよ」
  113. 116 : : 2016/09/19(月) 20:46:58
    キース「…おい貴様らまだ起きていたのか」

    サシャマルコ「キース教官⁉︎」

    キース「敬礼はいい、ところで…」

    サシャマルコ「⁇」

    キース「今回のブラウスの演奏、調査兵団の団長達が非常に気に入ってな…」

    キース「もしまた機会があれば来て欲しいそうだが…どうする?」

    サシャ「え?」

    マルコ「せっかくだし引き受けたら?アレクサンドルさん⁇」クスッ

    サシャ「なっ///…そうですね、せっかくですし、アレクサンドルとしてなら」ふふっ

    キース「分かった、団長には私が伝えておくそれとコレが今回の謝礼だ」

    サシャマルコ「⁉︎」

    マルコ「こ、こんなに?ですか⁇」
  114. 117 : : 2016/09/19(月) 20:51:54
    キース「相当な価と言っていたぞ、私はもう寝る貴様らも早く寝ろ」

    サシャマルコ「はっ!」

    キース「…それと今回のことのような事がまたあった時の為に訓練兵達がピアノをもっと練習すべきとなってな」

    サシャマルコ「⁇」

    キース「そのピアノは訓練兵団の管轄におく事にし、弾きたい時に弾かせる事にした今回の貴様らのように夜間での練習も届け出を出せば許可する」

    キース「…以上だ」
  115. 118 : : 2016/09/19(月) 20:54:29
    サシャ「…つまり、このピアノはずっとここにあるって事、やろか⁇」

    マルコ「みたいだね」

    サシャ「さらに、またマルコとこうして夜にピアノの練習出来るって事、なん?」

    マルコ「らしいね」

    サシャ「…キース教官、優しい」

    マルコ「だね」
  116. 119 : : 2016/09/19(月) 21:04:34
    そして…
    ミーナ「ねぇねぇ聞いた?またアレクサンドルさんの演奏あるらしいよ!しかも次の休日‼︎」

    クリスタ「本当⁉︎行こう行こう!」

    ユミル「私も行くぜ」

    最近、謎の仮面ピアニスト、アレクサンドルの名前はすっかり知れ渡り訓練兵団でもファンが多くいた

    ジャン「っけ、女子も男子も皆口を開けばアレクサンドル、アレクサンドルってよぉウルセェったらねぇ」

    ライナー「そういう割には前回の演奏でお前最前列いたよな」

    ベルトルト「しかも前売り券買ったんだよね」

    コニー「素直じゃないな」

    ジャン「う、ウルセェよ!」

    サシャ「マルコ!」

    マルコ「なんだいサシャ?」

    サシャ「次の演奏、午後の3時には終わるのでそれ終わったらごはん食べにいきません?」ヒソヒソ

    マルコ「いいね、ちょうどきになるお店があったんだ」ヒソヒソ

    他にもマルコとサシャはなぜか最近景気が良くなっていた
  117. 120 : : 2016/09/19(月) 21:41:57
    サムエル「なんだ?またお前らデート?」

    サシャ「ふふ〜いいでしょう?」

    ナック「本当、お前ら金あんのな、どこからくんだよ?」

    マルコ「…秘密」

    すでに二人は訓練兵団公式のカップルとなっており、休日に二人で街に遊びに行くのを目撃する者も多い

    サシャ「やっぱり、大切な人とのデートですからね、たくさん遊べるようにお金があると楽なんです」

    サシャといえば、最近の彼女は食糧庫はおろか、誰かの食事をねだる事もなくなった…他にも

    ジャン「チッ…リア充共がぁ、あの芋女俺の親友奪いやがって」

    マルコ「…ジャン?」

    ジャン「⁉︎マ、マルコ⁇」

    マルコ「前にも言ったよね?サシャの事、芋女だの放屁女だの言ったら…」

    ジャン「す、すまん‼︎(怖えよ‼︎)」
  118. 121 : : 2016/09/19(月) 21:49:02
    サシャのあだ名である芋女、放屁女といった単語を口にする者もめっきり減った

    サシャ「マルコー!訓練始まっちゃいますよ〜早く行きましょ〜‼︎」

    マルコ「すぐ行くよー!…まぁ、今回は見逃してあげる」

    ジャン「はい…ありがとうございます」涙目

    マルコ「お待たせ、行こうか」

    サシャ「そうですね…」辺りを見回す

    マルコ「…誰もいないよ」

    サシャ「そう?…なら、はよ行こーや!マルコ!」

    サシャは未だ他の人がいるとしないが以前よりもマルコの前で素を出せるようになっていた

    マルコ「ああ…サシャ」

    サシャ「ん?どしたと?」
  119. 122 : : 2016/09/19(月) 21:54:49
    マルコ「好きだよ」

    サシャ「!えへへ///私も、マルコの事、大好きや!」

    二人の首には今日も色違いの石がはまったリングがキラキラと輝きを放っている

    そして、今宵も食堂から二人の男女の幸せそうな笑い声とピアノの音が聞こえてくる…
  120. 123 : : 2016/09/19(月) 21:59:22
    …はい!完結です‼︎
    ここまで読んでくださった人がどれほどいるかわかりませんがありがとうございました‼︎
    初のssということもあり、拙い文だったと思いますがこれからも、かわいいサシャを書ければいいなと思います!
    また、ネタが見つけ次第、亀更新となるかもしれませんが書いていきます!
    それでは、もう一度
    読んでくださりありがとうございました‼︎
  121. 124 : : 2016/09/19(月) 22:12:46
    心の充電器さん初コメありがとうございます‼︎
    これからもサシャ好きの一人として頑張りますので何卒暖かい目で見守ってください!
  122. 125 : : 2016/09/20(火) 16:18:37
    すごく面白かったよ!☆⌒(*^∇゜)v
  123. 126 : : 2016/09/20(火) 16:58:01
    わー!心の充電器さん本当にありがとうございます‼︎初めてのssでそこまで言って貰えて嬉しいです神ーー‼︎
  124. 127 : : 2016/09/20(火) 18:12:16
    うん!本当に面白かった。(^-^)/初投稿なのに何作も書いてるぐらい。(´∇`)そして更新が早かった。(*´ω`*)サシャスキーさんは嘘なしお世辞なしで作品をもっと書けば人気が出ると思うよぉ(*´∀`)ノ
  125. 128 : : 2016/09/20(火) 18:13:32
    大事な言い忘れ。次の作品に期待してるよぉ(*´∀`)ノ
  126. 129 : : 2016/09/20(火) 19:02:31
    ありがとうございます‼︎
  127. 130 : : 2016/09/20(火) 19:05:10
    学生なので平日はあまり更新出来ませんが出来る限り合間を縫って更新させていただきます
  128. 131 : : 2016/11/21(月) 20:10:34
    ( ゜Д゜)
  129. 132 : : 2016/11/21(月) 21:18:29
    >>131
    名無しさんコメありがとうございます(・∀・)
    どうしましたww
  130. 133 : : 2016/11/23(水) 06:35:53
    石比等さんお気に入り登録ありがとうございます!(`・∀・´)たくさん登録していただけて嬉しいです‼︎
  131. 134 : : 2017/11/05(日) 02:45:29
    ヤッバイ、面白かった
  132. 135 : : 2019/02/18(月) 21:03:35
    サシャ、マルコ怖い((( ;゚Д゚)))
  133. 136 : : 2020/04/18(土) 19:18:55
    嫌、本当初作品でこれは凄い!僕の「チートなエレンは家族と再開」よりよっぽど良い!

    (さりげなく宣伝ワロタwwwwwww)
  134. 137 : : 2020/04/18(土) 19:21:20
    ↑と、荒らしが申しています(^ω^)

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サシャスキー@受験シーズン

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