桜の君
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- 1 : 2016/09/16(金) 23:10:24 :
- ひらり ひらり 散っていく
僕はただ、眺めるだけ
君は 僕の 桜でした
ずっと続くと思ってたのにね
まって 待って 舞って
僕の 愛しい 桜
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- 2 : 2016/09/16(金) 23:20:25 :
- こんにちは、ちろです!
全くの初心者なんですが…
色々な作品を読むうちに沸き上がってきた
「書きたい!」
を抑えきれず、この作品を書かせていただくことにしました!!!
もうほんとに、超が×10くらいの初心者なので、あたたかく見守っていただけたらと!
よろしくお願いします!
ここで注意点を…
・アルアニです
・既にアルミンはアニは巨人化出来ることに
勘づいています
それでは!
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- 3 : 2016/09/16(金) 23:35:13 :
- -アルミンside-
君と…初めて会ったのは、訓練兵団の入団式だっけ?
あんまり覚えてないね、はは
ちゃんと話したのは、えっと、あの朝だ
どうも目が覚めちゃって、コーヒーでも貰おうかなっと思って食堂行ったら、先客がいたんだ
金の絹糸のような髪を下ろして、僕に背をむけて座っていたね
最初は誰だか分かんなかったよ
いつもと雰囲気違いすぎてさ
振り向いた君は、驚くほど優しい顔をしてて
でも、またすぐポーカーフェイスになっちゃって
あぁ、最初は「おはよう」だった
「なんでこんな時間に」
人見知りの僕は、上手く返せなくて
「……アルミン?」
「!? なんで、僕の名前?」
「あぁ、いや、よく座学であてられてるし」
「あ、あぁ… アニ、だよね?」
「そうだけど んで、なんでこんな時間に?」
「あの、ちょっと、コーヒー飲みたくて!でも、 お邪魔ならすぐ帰るけど…!」
…フッ
その一瞬の笑みが、僕の心を貫いた
その後、なぜか一緒に飲んだコーヒー
ちょっとでも男らしくみせたくて、砂糖もミルクもなし 苦かった、甘党の僕には地獄だった
こんななんてことない、台詞にコーヒー、君の一瞬の笑顔
切りとって胸にしまって、もう一生忘れられないよ、全部
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- 4 : 2016/09/17(土) 17:02:15 :
- 頑張れ!
-
- 5 : 2016/10/24(月) 22:00:06 :
- えっと、次に二人だけで話したのは…
ん、夜だ
凄い、月が綺麗な夜だったよね
綺麗すぎて、眠れなくなっちゃって
フラフラ外に行ったら、君がいたんだ
月に何かをかざしてた
「ア……」
話したくて、呼ぼうとして、
でも、声が出なかったよ、
銀色の指輪を月と重ねる
君が綺麗すぎて
そのまま見とれてれば良かったのに
そうしていれば、気付くことなんて無かったのに
「……アニ?」
「!?」
君は指輪を隠した
「つ、月、見に来たの?」
「あ、まぁ…アルミンもかい?」
「うん、綺麗すぎて眠れなくなっちゃって…」
「そっか」
「あのさ、アニ!」
「ん?」
「さっき、なに見てたの?」
本当は知ってるのに
「……なにが?」
「え、なにか、見てなかった…?」
聞かなくても良かったのに
「…… 見間違いじゃ?」
「え…」
「…月が綺麗すぎたんだよ だから、可笑しく なっちゃったんだ、アルミンは」
「ん、え、いや」
「そうだろ?アルミン」
有無を言わせぬ迫力で、肯定を求めてる
「…そっか!そーかもしれない!」
「なら良い」
それからアニは、一言も話さなかった
居心地悪くなっちゃって、僕は戻ろうと思ったんだ
「じゃあね、アニ!また明日」
「あぁ」
「お、おやすみ!」
「ん、おやすみ」
おやすみって返してくれたのが嬉しくて、この幸せな気分のまま寝ようと、帰り道を急いだ
でも
月に指輪をかざしてたアニ、それを隠したアニ、頑なに聞かれるのを拒むアニ
嫌な予感がして、さっきの場所に戻って、そっと、気付かれないように覗いた
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- 6 : 2016/10/24(月) 22:11:10 :
- ~~~
シュッ
ん?<シュッ>?
何してるのかな?アニ
『っあ…』
え?痛がってる?
シュウウウウ…
え?え?蒸気?
なに、あれ、なんで???
アニの…指から…でてる?
『慣れないなぁ、これ』
~~~
戻らなければ、気付くことなんて無かったのに
-
- 7 : 2016/10/24(月) 22:15:53 :
- その夜に見たアニの姿が目に焼き付いて
怖くて
身体から蒸気が出てたなんて、信じられなくて
やっぱり怖くて
目もあわせられなかったよ
でも、ふとしたときに目の前にちらつくアニは
すごく、すごく、綺麗で
儚くて
好きになった
って、気づいた
-
- 8 : 2016/10/24(月) 22:32:50 :
- そして、年に一度のお祭りで
久し振りに街に出た
そのお店に引き付けられたのは、何でだったのかな
君の眼の色と同じ宝石があったからかな
吸い寄せられるように、ショーウィンドウを覗き込んだ
そこには、一際目を引くのがあって
その石の名前は
ブルームーンストーン
だったんだ
この石が、アニにぴったりだ
あんなに月が似合うんだもの
そう思った瞬間、僕の口が勝手に動いた
~~~
「このブルームーンストーンのペンダント、下さい」
「ペアのもございますが、どうなさいますか」
「そうなんですか!じゃあ、ペアで」
「彼女さんとお揃いですか?」
「え、あ、いや、」
「この石には、愛する人との恋愛の成就の効果があるんですよ、だから、恋人へのプレゼントに最適なんです。また、大切な人の危険を察知して、避ける手助けをすると言われているんですよ」
「そ、そうなんですか」
「はい、ありがとうございました、またいらしてください」
「ありがとうございました、では…」
~~~
すぐにそれをアニに渡しに行った
凄い驚いてたよね
いつもと変わらないポーカーフェイスだったけどさ
次の日、胸元で輝くブルームーンストーンがあって
舞い上がるくらい嬉しかったな
僕の宝物
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- 9 : 2016/10/26(水) 17:28:44 :
- <<4 Tatsu!
遅くなってごめんなさい!ありがと、がんばる!
これを読んでくださった皆さまも、意見やアドバイスなど、なんでもいいので、ぜひぜひコメントよろしくお願いします!
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- 10 : 2016/11/13(日) 22:11:42 :
- 普段話すことは無いけれど、
目があえば優しく微笑んでくれる
っという訳にはいかなかったけど
その鋭い光が少しだけ、柔らかくなる気がしてた
それだけで僕には十分だった
君が好き
君に恋してる
君を、愛してる
胸の中で確実になっていく
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- 11 : 2016/11/13(日) 22:28:13 :
- ある春の日
植えてある木に花が咲いてた
すごく、すごく綺麗で
それでいてとっても儚い花
「なんだろうなー、この花」
『…桜』
「!?!? びっくりしたぁ!!!
アニか…もう、驚かせないでよ…ふぅ」
『…フッ 悪かったよ』
「え、でも、何で知ってるの???」
『……さぁね』
「アニー!誤魔化さないで、教えてよ!
こんな花、見たことないんだもん!」
『むかーし、見たことがあってね』
「お?説明がある?なになにー?
桜 春に淡い桃色(桜色)の花を咲かせる
壁外にしか存在していなかったが、昔、調査
兵が研究のために持って帰ってきた
らしいよ!」
『へぇ』
「ん?でも、アニ見たことあるって言ったよ ね?」
『…じゃあ、勘違いかなぁ!?山の方に住んで いたしね!!!』
「んー、そっかぁ」
『じゃあ』
アニは逃げるように去っていった
風に乗って、小さな花びらが散っていく
満開に咲いていたの束の間
なんかとっても 儚いね
手を伸ばしても掴めない
まるで、君みたいだ
君は、月夜に咲く桜、なのかな?
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- 12 : 2016/11/13(日) 22:37:51 :
- 空欄のところのスペースが一緒でちょっと、読みにくいかな…。
話の内容ぐっど!
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- 13 : 2016/11/13(日) 22:38:12 :
- 期待☆
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- 14 : 2016/11/14(月) 22:07:50 :
- ≫12≫13ゆーのさん!
コメント&アドバイスありがとうございます!
すごく嬉しいです!
空欄ですか、なるほど~
次から気を付けます!
期待もいただき、とても嬉しいです!
さらに気合いを入れて書くので、ぜひまたご覧になってください、宜しくお願いします!
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