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こんにちは、始めましての方は始めまして、元ssnote大好き事、リクエスト係です。
今回から、また新しく小説を書く事に致しました。え?あの小説はって?………まぁ、ね。

ダンガンロンパでよくある3人の視点からお送りします。更新は遅めです、忘れる事があるかも知れません。誤字脱字については、時々直します。
あと、文章が変です。

結末は決めているつもりではあります。それでは、よろしくお願いします。

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[学生視点]→







希望ヶ峰学園。

希望の象徴。

その学園に入学した人達の幸せな未来は絶対に約束される。


………なんて、そんな学園があればなと思う。

もし違う世界あるならば、ゲームや漫画の世界みたいに夢の様な学園は1つ位はあるのだろうか。

だが、この世界は平凡に出来ていて、僕からみた世界も、平凡である。

僕の名前は苗木誠、今は高校から家に帰る途中だ。………途中で買ったコロッケ片手に。

いや、少し訂正しよう、今は高校から家に帰る途中だが、ちょっと寄り道をしている。コロッケ片手に。

このコロッケも寄り道中に買ったものだ。

………それにしても、やはり賑わっている。

夕飯の食材を買いに来たのか、財布の中を見て顔を顰めているおばあさん。
道を元気に走り回る兄弟。そしてそれを叱っている、兄弟のお父さん。
大きな声を出して人を集めている八百屋の店主。
違う高校の生徒だろうか?パンを食べながら歩いている男子生徒達。

…………平和だ。

そしてふと、空を見上げると、空はオレンジに染まっていた。

オレンジ色の空の奥の方が、段々と暗くなっていっている。

その、暗くなっていっている奥の方から、何かが輝きながら、こちら目掛けて飛んでくる。

…………何だろう?

輝きを放ちながら飛んでくる"それ"は僕の頭上を凄い速さで飛んでいく。

ギャラリーは、


『何だあれ!やべぇ!』

『写メ写メ!』

『流星か?』

『UFOだべぇ!!!』


人それぞれ、違う反応をしていた。

でも、僕からしたらどうでもよく、関係のない事で。寄り道を終えた自分は、家に向かって歩を進める。