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トイレの神様
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- 1 : 2016/08/18(木) 12:53:04 :
- トイレの神様めっちゃ良いですよね(^ω^)多分短編です。感動作品に挑戦……!
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- 2 : 2016/08/18(木) 13:08:08 :
- 実年齢小5じゃないだろw
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- 3 : 2016/08/18(木) 13:09:38 :
- 小5ですよ!保育園ぐらいの時にドラマかなんかであって知ったんです!
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- 5 : 2016/08/18(木) 13:22:19 :
- 私はミカサ。
小3の頃から何故だかおばあちゃんと暮らしてた。
実家の隣だったけどおばあちゃんと暮らしてた。
毎日おばあちゃんのお手伝いをしたし、
昔おばあちゃんが使っていた少し古い五目並べなんかもした。
でもトイレ掃除だけ苦手だった私に、おばあちゃんはこう言った。
『トイレには…それはそれは綺麗な女神様がいるんやで。だから毎日綺麗にしたら女神様みたいにべっぴんさんになれるんやで。』
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- 6 : 2016/08/18(木) 13:27:59 :
- その日から私は毎日トイレ掃除をした。
ピカピカになるまで磨いてた。
絶対にべっぴんさんになりたくて、
ずっと磨いてた。
その度におばあちゃあんは、
『ありがとう。絶対にべっぴんさんになれるわ』
と褒めてくれた。
おばあちゃんと買い物に行った時は、鴨うどんを食べた。
私のすきなテレビを取り損ねたおばあちゃんを、
泣いて責めたりもした。
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- 7 : 2016/08/18(木) 13:35:35 :
- どんな悲しいことがあっても、
どんな辛いことがあっても、
毎日トイレ掃除はした。
べっぴんさんになりたくて、
その想いだけで磨き続けた。
少し大人になった私はおばあちゃんとぶつかった。
家族とも上手く話せず、
私の居場所がなくなった。
休みの日も家に帰らず、
彼氏と遊んだりした。
五目並べも鴨うどんも、
おばあちゃんと私の間からなくなっていった。
どうしてだろう?
人は人を傷つけ、
大切なものを失っていく。
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- 8 : 2016/08/18(木) 13:38:55 :
- いつも味方してくれたおばあちゃんを残して、
一人きり家を出た。
上京して2年が過ぎ、
おばあちゃんは入院した。
痩せて細くなったおばあちゃんに、
久しぶりに会いに行った。
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- 9 : 2016/08/18(木) 13:41:19 :
- 「おばあちゃん、ただいま!」ってわざと昔みたいに言ってみたけど
少し話しただけなのに、
「もう帰り」って病室を出された。
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- 10 : 2016/08/18(木) 13:42:30 :
- 次の日、おばあちゃんは……………
安らかに眠った。
安心したような顔で、
優しく眠りについた。
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- 11 : 2016/08/18(木) 13:49:44 :
- まるで……
まるで………
私を待っていたように。
ちゃんと育ててくれたのに……
恩返しもしてないのに………
良い孫じゃなかったのに…………
おばあちゃんはこんな私のことを待ってくれてたんやね。
一滴、二滴とおばあちゃんの手の甲に私の涙が落ちる。
『トイレには…それはそれは綺麗な女神様がいるんやで。だから毎日綺麗にしたら女神様みたいにべっぴんさんになれるんやで』
おばあちゃんがくれた言葉は今日の私を綺麗にしてくれるかな?
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- 12 : 2016/08/18(木) 13:52:40 :
- 気立ての良いお嫁さんになるのが夢だった私は、
今日もせっせと綺麗に磨く。
おばあちゃん。
ありがとう。
ほんまにほんまにありがとう。
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- 13 : 2016/08/18(木) 13:56:08 :
- これで終わりです( ´ ▽ ` )感動しましたでしょうか?
私みたいのがこんなに良い歌をもとにしてしまい、申し訳ございませんでした。
感想、コメントなどお願いします♪
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- 14 : 2016/08/19(金) 19:17:07 :
文章がまとめられていて読みやすかったです!
お疲れ様でした!
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- 15 : 2016/08/19(金) 21:23:27 :
- >>14
ありがとうございます!文章……まとまってましたか?w
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- 16 : 2016/09/01(木) 23:45:09 :
- あいかわらずエレミカちゃんのssはええなぁ~
お疲れ様デス´ω`*
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