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第1話 エレン「お前が原作」クリスタ「お兄ちゃん作画で!」

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  1. 1 : : 2016/08/15(月) 01:41:59
    お久しブリーチです。

    最近投稿遅めでごめんなさいね。

    今回は新作!

    漫画家の話だよー

    コメントとか感想よろしくねー!
  2. 2 : : 2016/08/15(月) 01:57:45
    春になりました。

    大きく変わったことが3つ

    まず1つ目

    俺の親父が再婚して新しい家族が増えたこと

    2つ目

    小さい頃から夢だった漫画家になれたこと

    俺は3ヶ月前にジャ○プのコンテストで入賞し、晴れて漫画家になれたのだ

    そして3つ目

    それは俺が高校生になってまもなく訪れた

    俺の親父が交通事故で死んだのだ

    まぁ、もちろん悲しかったし、泣きもした

    でも今は親父が応援してくれた漫画を精一杯頑張ってるよってことを親父に見せるために毎日努力の日々です!


    日々なのですが、、、


    「全部ボツですね。」

    そう言って俺の書いた三本のネームを全てボツにしたのは俺の担当編集のカルラさん。

    エレン「はぁ…」

    カルラ「はぁ…はこっちですよ。まったく…これで何本目ですか?」

    エレン「えーっと…8本目?」

    エレン「8本目?じゃないですよ!」

    カルラ「そろそろ出してもらわないとこっちも困ります!」

    そう言いながら顔を近づけるカルラさん


    怖い、怖いよその顔


    カルラ「はぁ、絵は上手いのに…ほんと中身がスッカラカンですね…」

    エレン「ひ、酷くないですか…?」

    カルラ「まぁほんとのことですし」

    エレン「うぅ…」

    半泣きになっている俺にカルラさんが提案をした

    カルラ「エレン先生、これを読んでもらってもいいですか?」

    そう言って取り出したのは

    大量の原稿用紙に書かれたいわゆる『ラノベ』だった

    エレン「な、なんです?これは」

    カルラ「これは編集部におくられてきたものなのですけど」

    カルラ「原作者さんが是非先生にやって欲しいと」

    エレン「俺に?」

    カルラ「内容が本当にあり得ないほど面白いんですよ」

    エレン「強制…ですよね?」

    カルラ「お察しが早くて助かります。」

    エレン「ふむ…」

    カルラ「まぁ、とりあえず読んでみてください」

    カルラ「返事は明日にでもお願いしますねー」

    エレン「は、はぁ…」





  3. 3 : : 2016/08/15(月) 02:08:29
    家に帰ると早速その原稿を読んでみた

    エレン「なになに…作者:ヒストリア レイス?」

    エレン「変わった名前だな…」

    エレン「タイトルは…『君思い』って恋愛ものか…」

    ぶつくさ言いながらも原稿用紙をパラパラとめくった

    そして

    10分後

    エレン「ば、ばかおもしれぇ!!」

    エレン「な、なんだこの神作は!」

    エレン「続きがめっちゃ気になる!」

    だが、

    エレン「この作品、なんだか自分に言われているようで恥ずかしくなるな」

    そう

    この作品の内容は

    再婚して初めて見た連れ子の男の子に女の子が一目惚れするという話

    俺も状況的には同じだからだ

    親が再婚して親父の再婚相手には俺の1つ下のクリスタという連れ子がいた

    クリスタはサラサラな髪に整った容姿、ほぼほぼ完璧に近かった

    そして再婚して同居を始めて1ヶ月経つのにまだまともに話をしたことがない

    それにクリスタの学校ではクリスタは男嫌いとの話もあった

    どうにかして仲良くなれないものか



  4. 4 : : 2016/08/15(月) 05:41:45
    期待してます
  5. 5 : : 2016/08/15(月) 07:56:48
    ありがとうございます!
  6. 6 : : 2016/08/15(月) 13:10:14
    期待!!
  7. 7 : : 2016/08/15(月) 18:20:16
    3日後

    俺は学校帰りに編集部へ寄った

    寄った理由はこれからヒストリア レイス先生との初めての打ち合わせをするからだ

    女性の名前だけあってこれでも結構緊張している

    緊張した面持ちで電車内で挨拶の練習をする

    はぁ、マジで緊張しすぎて胃がはち切れそうだ

    そう、実は俺は顔には出さないが結構人見知りをするのだ

    キリキリと痛む胃をさすりながら目的の駅に着いた

    待ち合わせ時間ギリギリ

    急いで編集部へと向かった

    そしてついたのが待ち合わせ時間5分前

    編集部へ着くと担当のカルラさんが立っていた

    カルラ「もう!遅いですよ!ヒストリアさんきてますよ!」

    エレン「す、すみません。これでも学校終わってすぐきたんですよ?」

    カルラ「そうですか。急いでください」

    エレン「扱いが酷い!」

    そんな会話をしながらエレベーターに乗り込んで3Fと書かれたボタンを押す

    ウィーンとエレベーターが3Fに向けて動き出した

    ついに、ヒストリアとの対面

    どんな人だろう

    美人かな?

    むしろ男だったりして

    女の人だといいな

    なんてことを考えつつ目的の3Fへ着いた

  8. 8 : : 2016/08/15(月) 18:22:41
    行の間もっと開けた方が見やすいかな?
  9. 9 : : 2016/08/15(月) 19:22:12
    この前でいいと思います。
    あと、期待です。
  10. 10 : : 2016/08/15(月) 19:34:35
    1行くらい開けた方が見やすいかな
    開け過ぎると逆に見ずらいし、長く感じて飽きる。ハイセさんの作品は素晴らしいですが、開け過ぎなんですよね。逆に狭すぎると早く感じる。
  11. 11 : : 2016/08/16(火) 11:50:46
    一回変えてみますね
  12. 12 : : 2016/08/16(火) 16:31:26
    あとありがとう!
  13. 13 : : 2016/08/18(木) 02:03:32
    ドキドキ


    ドキドキドキドキ


    ドキドキドキドキドキドキ


    ドキドキドキドキドキドキドキドキ

    やべぇ緊張する

    こんなに緊張しておっさんとかだったらはずいだろう


    なんてことを思いながら深呼吸をした


    よし、

    行こう


    そこには


    俺の知っている顔がいた


    エレン「なっ!お前…なんで!?」


    エレン「お前がここにいるんだよ…クリスタ」


    クリスタ「それはこっちのセリフだよ…お兄ちゃん」


    そこには完璧すぎる妹がいた








  14. 14 : : 2016/08/18(木) 04:59:07
    クリスタ「お兄ちゃん…もしかして…読んだ…?」


    エレン「あぁ、読んだけど…」


    クリスタ「も、もぉぉぉ…」


    クリスタは耳まで真っ赤にして顔を覆いしゃがみこんだ


    クリスタ「はずかしぃ…」


    なんだよこいつ前まで全然話さなかったのに…
    可愛いなおい


    エレン「でも、面白かったぞお前の小説」


    クリスタ「…ほ、ほんと…?」


    エレン「あぁ、本当だ。」


    クリスタ「えへへ…ありがとう!」


    クリスタは恥じらいながらも満面の笑みを見せた


    危ない


    危うく惚れちまうとこだっただろう


    こうして


    俺と妹の兄弟コンビ漫画が誕生した


  15. 15 : : 2016/08/18(木) 16:15:50
    行の間はこれくらいの方が見やすいかな?
  16. 16 : : 2016/08/18(木) 16:38:32
    期待!
    見やすいですよ
  17. 17 : : 2016/08/18(木) 16:49:41
    了解!

    ありがとう!
  18. 18 : : 2016/08/19(金) 02:27:15
    面白いです。
    期待してます
  19. 19 : : 2016/08/19(金) 23:12:27
    ありがとう!
  20. 20 : : 2016/08/19(金) 23:50:27
    俺はその日からカリカリと机に向かっていた


    そう、妹クリスタ又の名をヒストリア レイス作家の小説を漫画にするためネームを書いている


    もう4回目の書き直しになる


    原作者が妹だけあって担当のカルラさんに見せる前にクリスタに一度チェックをしてもらっていた


    そして出来上がったネームを見せに行くため妹の部屋へと向かう


    コンコン


    エレン「クリスタ、ネーム見てもらっていいか?」


    ガチャとすぐにドアは開いた


    そして気のせいか俺が妹の部屋を訪ねる度に妙に嬉しそうにしているのは見間違いだろうか


    クリスタ「う、うん!分かった!」


    緊張してんのか?


    まぁ、最近話すようになったしな、実は俺も少し緊張というかまだギクシャクする


    そして妹がネームを見終わってニコッと笑った


    クリスタ「オッケー!完璧だよお兄ちゃん!」


    エレン「おお!よかったぁ…」


    エレン「あぁ、そうそうそういえばこの話の題名まだ聞いてなかったんだけど…」


    エレン「教えてくれないか?」


    と、訪ねると妹は顔を真っ赤にしてうつむいた


    ?????


    なぜ赤くなるのか


    そして


    クリスタ「……な…………」


    ボソボソ言っていて聞き取れない


    エレン「ごめんもっかい言って」


    クリスタ「せか……な………ん」


    エレン「え?」


    クリスタ「世界一大好きなお兄ちゃん!!!」


    クリスタは顔を真っ赤にしながら叫んだ






















    は?




















  21. 21 : : 2016/08/21(日) 18:03:30
    期待
  22. 22 : : 2016/08/23(火) 14:03:57
    エロマンガ先生みたいな
  23. 23 : : 2016/08/24(水) 23:28:28
    更新遅れて申し訳ないっす。

    投稿しまーす
  24. 24 : : 2016/08/24(水) 23:35:55
    俺は自室でペン入れをしていた


    カリカリとペン入れを進める中ふと昨日の出来事が脳裏をよぎる


    『世界一大好きなお兄ちゃんーーーーー


    頭の中でこの言葉がエコーする


    そして思い出しては顔を赤くする


    事の発端は昨日の夜に遡るーーーーーーーー





    クリスタ「世界一大好きなお兄ちゃん!!!」


    エレン「………は?」


    ボッとエレンの顔が真っ赤になる


    エレン「え、な、、、お前…」


    エレン「………マジ?」


    恐る恐る確認するとクリスタは顔を真っ赤にしてうつむきながらコクリと首を縦に振った


    クリスタ「ほ、本当はね…漫画が載ったら言おうと思ってたの」


    クリスタ「わたし、お兄ちゃんが」


    クリスタ「好き。」


    クリスタ「初めて会った時から…」


    クリスタ「大好きなの…」


    クリスタは恥ずかしがりながらも上目で真っ赤にした顔でこちらをまっすぐ見つめていった


    ヤバい

    ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい

    ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい

    これはマジで反則だ

    こんな顔で告られたら心を奪われる…




    でも…




    俺には……



    エレン「く、クリスタ…」


    エレン「ごめん、俺…好きな人がいるんだ」







  25. 25 : : 2016/08/25(木) 10:37:53
    いらない設定来ちゃたよ
    期待が急減
  26. 26 : : 2016/08/25(木) 16:06:19
    照れた 照れただけだよね? エレン!! エレクリだよね!! 期待!!
  27. 27 : : 2016/08/25(木) 19:56:56
    好きな人がいるとかマジいらない
    荒らしてやろか
  28. 28 : : 2016/08/26(金) 19:34:52
    すみません…

    あまりネタバレはしたくないのですが、、、

    最終的にはエレクリにする予定です。

    今後ともよろしくっ
  29. 29 : : 2016/08/26(金) 20:53:02
    エレクリになるんですか!!

    ありがとうm(__)m
  30. 30 : : 2016/08/26(金) 21:01:00
    最終的にとかは分かりきっているよ
    荒らしたい
  31. 31 : : 2016/08/26(金) 21:05:45
    とにかくssを荒らしたいです

    ほぅ 悪くない…
  32. 32 : : 2016/08/26(金) 21:08:17
    最終的なのが駄目なんだよ
  33. 33 : : 2016/08/27(土) 16:21:45
    >>32最終的だけなのがでは?
    自分も同意だけど
    でもこう言うと「じゃ見るな」とか言う人と、まれに修正する人がいるよね

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著者情報
kenisan

けにさん。

@kenisan

この作品はシリーズ作品です

君と僕との漫画家生活 シリーズ

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