ミカサ「アニと雪の女王!」アニ「いや待って!?」
-
- 1 : 2016/08/14(日) 13:36:01 :
- こんにちは!*か弱い乙女*wです!
今回も思いつきSSです(笑)
こないだエムオンを見てたらアナと雪の女王の歌がやってたので、「進撃で氷の女王だったらアニかなー」と思ったんですが、「あれ?アナとアニも名前似てるやんw」ってことで、勢いでスレ立てちゃいました☆(笑)
だから更新遅くなると思いますが暖かい目で見守って下さい(笑)
ではアナ雪ならぬアニ雪、いきましょう!
-
- 2 : 2016/08/14(日) 13:36:48 :
- 期待www
-
- 3 : 2016/08/14(日) 15:17:49 :
- めっちゃ期待!!!
-
- 5 : 2016/08/14(日) 16:07:14 :
- ミカサ「何か問題だろうか?」
アニ「問題に見えないアンタの目はどうなってるんだい」
ミカサ「では…アニを雪の女王にすればいい、ということ?」
アニ「だからアンタはどうなってるんだっての」
ミカサ「…それを答えればいいのだろうか?」
アニ「ゴメンねもう何も言わないよ」
ミカサ「では、発表会は『アニと雪の女王』でいいだろうか?」
アニ「待って、発表会と言うものについて聞かせて欲しいんだけど」
ミカサ「発表会というのは、ある劇や歌などを客の前で発表する行事のこと。」
アニ「知ってるわそれぐらい!!!!」
ミカサ「…?では、どうすればいい?」
アニ「発表会があるの?いつ?どこで?何の為に?そしてどうして私は聞かされて無いの?しかもなんで重要な役になってんの?ねぇなんで?」
ミカサ「ある。一ヶ月後。調査兵団で。ちょっとした娯楽。アニが憲兵団だから。名前が似てたから。何か問題?」
アニ「なんで私は憲兵なのに調査兵団のただの娯楽発表会に出なきゃなんないの?」
ミカサ「?調査兵団もたまには娯楽が必要。そして住民の期待に応えるのも憲兵の立派な仕事。違わない?」
アニ「違わない。けど、違う。」
ミカサ「んん…?アニは矛盾している。」
アニ「」(もう救いようが無いね)
ミカサ「では、私がエルサで、貴女はアナ」
アニ「ミカサとアニね。」(もういいや楽しんだ方が勝ちだもん)
ミカサ「流石。理解が早くて助かる。」
アニ「それで?ギャラは幾らなの?壁外調査1回分ぐらいは出るんだろうね?」
ミカサ「…そんなに出ない。というか、これはvolunteer」
アニ「ボランティア?そんなに発音よく言わなくても…。ってボランティア?」
ミカサ「そう。volunteer。」
アニ「えっと。私の中でボランティアは無償で何かする事だと思ってたんだけど、」
ミカサ「そう。のでギャラは出ない。」
アニ「」
ミカサ「?何か問題だろうか?」
アニ「何ソレ?イジメ?新種のイジメなの?私が女型だから?エレン連れ去ろうとしたから?ゴメンね、謝るから。」
ミカサ「決してIJIMEなどでは無い。」
アニ「アニは悲しいよ?ミカサ姉さん」
ミカサ「ごめんなさい。アニをキャラ崩壊させてしまったのをミカサ姉さんは謝る。」
アニ「」
ミカサ「という訳で、うちのアニは出てくれるようです☆」
-
- 8 : 2016/08/14(日) 21:37:25 :
- ミカサ「では練習をしよう。」
アニ「誰も出るとは言ってn」
ミカサ「私の特技は・・・肉を削ぎ落とすことです…。必要と迫られればいつでも披露...」
アニ「分かったよ…だから削がないで。あんたに追いかけられた時、この上なく怖かったんだから」
ミカサ「そうだろうか!?」
アニ「なんで嬉しそうなの褒めたつもりは微塵も無いんだけど」
ミカサ「とにかく、練習をする。」
アニ「私はアナなの?」
ミカサ「ええそう。
そして私はミカ サ」
アニ「そんなエルサみたいに言わなくても」
ミカサ「でも、悩みどころ。
似ているのは名前だけで、氷の女王は貴女のもののような気もする。
そして、妹役は私の為にある気がするの。」
アニ「なんか半分分かる気もするし分からないような気もする。」
ミカサ「ので、皆の意見を聞こうと思う。」
エレン「エルサはやっぱアニだろ」
ジャン「ミカサの可愛い方で」
アルミン「うーん...アニなら本当に氷の魔法使えそうだし、アニがエルサでいいんじゃない?」
ミカサ「とのことなので、交代。アニがエルサで、私がアナ。」
アニ「アルミンの意見がムカつく他ないんだけど」
ミカサ「では、練習を始めようと思う。」
アニ「はいはい」
-
- 12 : 2016/08/15(月) 01:10:54 :
- 期待です!
-
- 13 : 2016/08/15(月) 01:57:56 :
- 期待です!
-
- 17 : 2016/08/21(日) 10:53:51 :
- ミカサ「では、まず初めのシーン。」
アニ「うん。」
ミカサ「男たちが氷をのこぎりで切って持っていくところ。」
アニ「私に関係あるの?」
ミカサ「ない。」
アニ「ないじゃん‼︎
ねぇ!本当にやる気あんの?」
ミカサ「貴女に言われたくない」
アニ「それに!ちゃんと私達以外の役も決まってんの⁉︎」
ミカサ「決まってない。」
アニ「ふざけんなよ」
ミカサ「えぇ…」
アニ「いい?今日中に全部決めな」
ミカサ「えe
アニ「何?」ギロッ
ミカサ「…わかった……」
-
- 19 : 2016/08/21(日) 22:57:49 :
- ーその夜、ミカサ宅ー
ミカサ「……。」
2時間後
ミカサ「……ああもうわかん無いよ‼︎‼︎」(_ ・A・)_バァンッ!!
-
- 20 : 2016/08/30(火) 19:12:07 :
- ー翌日ー
アニ「決まったの?」
ミカサ「ハンスがジャンでクリストフはエレン」
アニ「あっそ。」
(最後はエレンとくっつきたいんだ)
ミカサ「では、練習を始める!」
-
- 21 : 2016/08/30(火) 23:20:40 :
- 期待です!
-
- 22 : 2016/09/26(月) 23:16:13 :
- ミカサ「まずは男達が
アニ「だから!ちょっと待ちな!」
ミカサ「……何?」
アニ「そんな怪訝そうな顔しないで。
いい?良く考えてよ。
ここには、私とあんたがいる。」
ミカサ「私は眼が良い。」
アニ「でも頭悪いの?」
ミカサ「そんなまさか。何故なら私は訓練・座学ともに好成績。」
アニ「なら普通分かるでしょ?
私とあんたしかいないのに、二人とも関係無いシーン練習するかい普通?」
ミカサ「……ふむ。」
アニ「あんたは《最初から》にこだわり過ぎなんだよ。時間の無駄。」
ミカサ「確かに。
では、アナが部屋から出てこないエルサを呼びに行くシーンを練習しよう。」
アニ「ん。」
ミカサ「それでは、練習始め!」
-
- 23 : 2016/09/26(月) 23:19:05 :
- 期待!
-
- 24 : 2016/09/26(月) 23:48:39 :
- ミカサ「俗に言う、
《雪だるまつくーろー♪》のシーン。
よーい、スタート!!」
テイク1
ミカサ「おーいエルサ!(棒)」
バァン!(←ドア)
アニ「ストォォォップ!!」
ミカサ「アニ!そんなに簡単に(かつ乱暴に)出てきてはアナが苦労しない!」
アニ「分かってるよ!
問題は、あんたの演技だ!」
ミカサ「演技?私の?」
アニ「なんなのあの棒読みって!ねぇ!」
ミカサ「……ごめんなさい、少しふざけた」
アニ「はあ?巫山戯てるヒマあんなら練習だよ」
ミカサ「ではもう一度。」
テイク2
トントトントントン(←ノック)
ミカサ「ねぇエルサ!」
扉の向こうのアニ「……」
ミカサ「遊ぼうよ!」
扉の向こうのアニ「……」←本を見つけた
(…あ、なんだろこれ面白そう)
ミカサ「……はぁ……。
♪雪だるまつくーろー
ドアを開けてー
一緒に遊ぼう どうして出てこないの〜?♪」(←音痴)
扉の向こうのアニ「……サシャ・ブラウスさんの足下には食べ物が埋まっている?」
ミカサ「!」
バァン!(←ドア)
ミカサ「アニ!何も言ってはダメ!」
アニ「あ、ごめん…。」
ミカサ「それはなに!?」ユビサシ
アニ「サシャ・ブラウスさんの足下には食べ物が埋まっている」
ミカサ「!?」
アニ「本が落ちてたんだ。面白そうだと思って拾ったらつい題名を口走っちゃって」
ミカサ「……」
アニ「ごめん」
ミカサ「もう一回!!」
アニ「…はい。」
テイク3
ミカサ「エルサ!外に雪が積もってる!」
扉の向こうのアニ「……」
(…トロスト区を舞台とした骨〔骨つき肉のものに限る〕が大好きなお嬢様サシャ・ブラウスと、そんな彼女に振り回される少年、アルミン・アルレルトの最強コンビが繰り広げる新感覚ミステリ…)←本のあらすじ
ミカサ「まえみたいに、雪だるま作ろうよ!!」
扉の向こうのアニ「……」
(トロスト区の美食も満載…か…。いいね)
ミカサ「……ねぇエルサー!」
扉の向こうのアニ「……」ペラ…
(読んでみよっと)
ミカサ「……はぁ……。
♪雪だるまつくーろー
ドアを開けてぇぇー
一緒に遊ぼう
どうして 出てこないのぉぉ〜?♪」(←音痴。)
扉の向こうのアニ「……」
(第1話はアルミンの学校の入学式で起きた芋盗難事件か……。)
ミカサ「♪前は仲良くーしてたーのに
何故会ーえ無ーいのぉぉ〜?♪」(←とっても音痴)
扉の向こうのアニ「……!」
(待って!ミカサちょっと音痴過ぎないか!?本に夢中で気にならなかったけど、聴いてみると恐ろしく音痴だ!)
ミカサ「……」
(よし、あとはエルサ役のアニが《あっち行って》と言ってくれればこのシーンは完璧。)
扉の向こうのアニ「……カラオケ行って」
ミカサ「……分からない!」
バァン(←ドア)
アニ「ミカサ音痴すぎ!
カラオケ行って練習してきて!?」
ミカサ「この時代にカラオケは無い。」
アニ「煩い!とにかくその酷い歌を直してよ!」
ミカサ「アニ……酷い……」
アニ「えっ、あっ、ごめん」
ミカサ「罰としてカラオケを奢っt
アニ「もう私エルサ降りるよ!?」
ミカサ「ごめんなさい。頑張って練習してくる。」
アニ「あ、うん。」
(ここは先程同様ふざけたと来て欲しかった……)
ミカサ「では…このシーンは私の音痴を直してからにしよう。」
アニ「あんたその音痴さで良くもミュージカルを選んでくれたね全く……」
ミカサ「……てへ」
アニ「真顔で言うな」
ミカサ「……では次のシーンに移ろう。」
アニ「……はぁ……。」
(大丈夫かなこれ?)
-
- 25 : 2016/09/27(火) 08:00:30 :
- やばい、めっちゃおもろいww
めっちゃ期待!!
-
- 26 : 2016/09/27(火) 11:19:24 :
- ミカサ「……えーっとじゃあ、次のシーン。」
アニ「うん」
ミカサ「……次の、シーン。」
アニ「……」
ミカサ「…………次の、
アニ「……」ダッ
つ格闘訓練で使うナイフ(?)
ミカサ「っ!?」
アニ「可笑しいと思わないか?」グッ
ミカサ「……なにが?」
アニ「この世界では何故か……、自分が選んだ劇なのにも関わらず、ふざけてて音痴で劇中にどんなシーンがあったかを忘れてるヤツが憲兵まで巻き込んで劇をする事が出来る。」
ミカサ「そんな怖い顔しないでごめんなさい」
アニ「……ふん」
ミカサ「えっと、確かパーティーの準備をするシーンがあったはず」
アニ「……」ジトォ...
(はず…!?)
ミカサ「では始めよぅっ!!」
アニ「……うん。」
ミカサ「よーいスタート!!」
テイク1
ミカサ「…」スースー…
ミカサ「……!」ハッ!
ミカサ「今日はパーティーだぁっ!!」
扉の外のアニ「……」
つサシャ・ブラウスさんの足下には食べ物が埋まっている
ミカサ「ふふっ♪」
ミカサ「……」
扉の外のアニ「……?」
(ミカサどうしたんだろ?)
ミカサ「……ヘップチ!」(←くしゃみ)
扉の外のアニ「」
ミカサ「あのー、アニ?」
扉の外のアニ「……はい」
ミカサ「……ごめんなさい」
扉の外のアニ「……いいよ別に」
ミカサ「……」
テイク2
ミカサ「……」スースー
ミカサ「……!」ハッ!
ミカサ「今日はパーティーだぁっ!」
扉の外のアニ「……」
(あっヤバい)
ミカサ「ふふっ♪」
扉の外のアニ「ハックションッ!!」
ミカサ「」
バァン!(←ドア)
アニ「ごめんなさい」チョッカク90ド
ミカサ「…大丈夫。」
テイク3
ミカサ「……」スースー
ミカサ「……!」ハッ!
ミカサ「今日はパーt
ライナー「ハックションッ!!」
アニ「……」ブチ
ミカサ「……」ブチ
ミカサ「ねぇ」
アニ「見るなら静かに見なよ」
アニミカサ「「ホモゴリラ」」
ライナー「わ、悪い悪い」
テイク4
ミカサ「……」スースー
ガッチャーン!
ミカサアニ「!?」
コニー「わっ、悪ぃ…。花瓶落としちまって……」
ミカサアニ「……」ブチ
ミカサ「あぁもう」
アニ「観覧禁止ぃ!!!!!!!」
テイク5
ミカサ「……」スースー
ミカサ「……!」ハッ!
ミカサ「明日はパーティーだぁっ!」
アニ「……!?」
ミカサ「ぁっ……」
アニ「……」ニッコリ
(あーあーあーあー!!!)
-
- 27 : 2016/09/27(火) 12:12:51 :
- ー晩ー
ミカサ「……」
(歌の練習をした方がいいだろうか?)
アニ「……」ペラ…
(サシャさん本当に食いしん坊だな…)
ミカサ「……」
(でもアニに怒られないだろうか?)
アニ「……」
(アルミンナイスツッコミ!)
ミカサ「……」
(でもアニは本に夢中のようだし……)
アニ「……」
(…うわー、この事件起こした犯人手馴れてそう……)
ミカサ「……」
(よし。)
アニ「……」
(…なんか喉乾いたな…)
ミカサ「……♪雪だるまつくーろー!
ドアを開けてぇぇー♪」
バタン…(←ドア)
ミカサ「……本当にドアを開けなくても……」
食堂に向かったアニ(ミカサなんか言ってたっぽいけど…。まぁいっか。)
-
- 28 : 2017/03/24(金) 14:07:26 :
-
ミカサ「練習」
アニ「2日目」
ーーーーー
ーーー
ミカサ「今日から、本気で練習しようと思う」
アニ「まぁ頑張るよ。」
ミカサ「そこで、エルサとあ…アナ!そうエルサとアナの絡みのシーンを調べてきた!」
アニ「…それで?」
ミカサ「これがそのメモなのだけど」
・パーティー
・雪の城にて
・ハッピーエンドのところ
アニ「…だいぶ大雑把だね」
ミカサ「まぁこんなもんでしょ」
アニ「そうかい…」
-
- 29 : 2017/03/24(金) 16:22:55 :
ミカサ「では、本日の練習をはじめます!」
アニ「よろしくおねがいしますぅ」
ミカサ「アニ、子供のマネしなくて良い」
アニ「…なんかごめんね」
ミカサ「大丈夫、気にしないで」
アニ(私が悪者になってる感じ気のせい?)
ミカサ「それでは始めよう!」
アニ「ん。」
-
- 30 : 2017/03/24(金) 19:39:55 :
- ミカサ「とりあえず、パーティーの練習から始めようと思う。」
アニ「了ー解。」
ミカサ「エルサの、(久しぶり。)っていうセリフから始めたい。言ってもらっていい?」
アニ「いいよ」
ミカサ「すたーと!」
テイク1
アニ「…ゴホン、久しぶり。」
ミカサ「待って!」
アニ「?どうかした?」
ミカサ「ゴホンって言っちゃダメ!」
アニ「えっダメなの?!」
ミカサ「久しぶり。っていうのになんで咳をするの?」
アニ「気分を変えるっていうか…、気合を入れるっていうか……演技する前にはよくある事じゃないか」
ミカサ「…まぁでも、控えて欲しい」
アニ「分かったよ、悪かったね」
ミカサ「構わない」
アニ「じゃあ気を取り直して」
ミカサ「ええ。」
テイク2
アニ「ひさっゲホッゴホッ!オッホン!ゲホゲホッ」
ミカサ「?!」
アニ「ゲホッ、悪いっゲホッ!!」
ミカサ「大丈夫、アニこそ…」
アニ「ゲホッ、ゴホッ…………はぁっ…。
大丈夫だよ、ありがとう」
ミカサ「そうじゃなくて、咳をしないでって言ったハズでは??」
アニ「」(クッソさりげに優しいからキュンとしたのに!私のキュンを返せ!!)
ミカサ「?」
アニ「今のはホントの咳。」
ミカサ「…咳にホントも何もあるのだろうか?」
アニ「…じゃあ言い方を変えるよ。
気合を入れたんじゃなくて、息を吸った時にむせちゃって」
ミカサ「…不可抗力、ということだろうか?」
アニ「そう不可抗力。」
ミカサ「では仕方が無い。」
アニ「そう。でもごめんね。」
ミカサ「構わない。」
テイク3
アニ「久しぶり」
ミカサ「えっ」
アニ「えっ」
ミカアニ「「えっ」」
ミカサ「あれっもう始まっているの?」
アニ「始まってるよ」
ミカサ「ごめんなさい、突然言うから分からなかった」
アニ「…どうするべきだい?」
ミカサ「今後は気をつける…」シュン…
アニ「そうじゃなくて!それこそそうじゃなくて!!」
ミカサ「ではどういうこと?」
アニ「だから、始まる合図?ってのをどうするべきかって聞いたんだよ私は」
(やっぱりいい子だ!やっぱりいい子だわこの子!!)キュン♡
ミカサ「なんだ、私はてっきりアニが自分の事は棚にあげて私を責め出すのかと思った、安心した」ニコ
アニ(いい子なんだけど…!
何故か私を悪者にしたがる…!)
-
- 31 : 2017/03/24(金) 22:35:30 :
-
ミカサ「じゃっ、じゃあ、手をたたくのはどうだろうか?」
アニ「…手?」
ミカサ「そう!(よーい、スタート!)って掛け声と同時にパンッと手をたたく。」
アニ「なるほどね」(結局は音出すんだ)
ミカサ「では、よーい、スタート!」パンッ
テイク4
アニ「久しぶり。」
ミカサ「あっ、ひっ、久しぶり、アニ姉さ…」
ミカサ「」チーン
アニ「まぁ…頑張りなよ。」
ミカサ「かたじけない……」
アニ「いくよ、よーい、スタート!」パンッ
テイク5
アニ「久しぶり。」
ミカサ「あっ、ひっ、久しぶり、エルサ…」
アニ「…元気?」
ミカサ「あっ、うん!元気よ!エルサも元気そうね」
アニ「ええ…。…綺麗よ。」
ミカサ「えっ?!あっ、私?」
アニ「えぇ。」
ミカサ「そんな、エルサも負けずに…じゃなくて、エルサもとっても綺麗!」
アニ「ふっ、フフフ、ありがとう」
ミカサ「ストップ!!!!!!」
アニ「えっ?なんか問題でもあった??」
ミカサ「アニ……」
アニ「えっ?!あっ、私?」
ミカサ「えぇ。」
アニ「…えっと…?」
ミカサ「アニ……………」
アニ「な、に…?」
ミカサ「貴女、そんなに笑えない人だったの?」
アニ「」
ミカサ「何?ふっ、フフフ…って!顔めっちゃ引き攣ってたし!」
アニ「ご、ごめん」(ミカサがキャラ崩壊してる、相当ヤバかったんだね私…)
アニ「反省するよ…」
ミカサ「貴女は笑えるハズ。」
アニ「笑えるとはいってもね、こう…演技で笑うとなると、出来ない」
ミカサ「何故?!?!」
アニ「何故?!?!そんな事言われても」
ミカサ「少し笑えば良いだけ!」
アニ「そっ、そんなに言うならアンタやってみなよ!!!!!!」
ミカサ「フフフッ、ありがとう!」ニッコーリ
アニ「」
ミカサ「これだけのこと!」
アニ「なんて奴だ…アンタいつもよりずっといい笑顔してたよ…そんな顔出来るんじゃないか…!」
ミカサ「それは褒め言葉と受け取っても?」
アニ「もちろんだよ」
ミカサ「フフフッ、ありがとう!」メッチャエガオ
アニ「うわぁ…」ドンビキ
(なんて子だ、これじゃあ全く演技が上手いのやら下手なのやら…)
ミカサ「…大変!もうこんな時間!」
アニ「何かあるのかい?」
ミカサ「実は今日、あのチ…リヴァイ班の皆さんと、次回の遠征に向けた大切な会議がある」
アニ「そりゃあ遅刻出来ないね」
ミカサ「ええ、それでもう遅刻しそう」
アニ「何やってんだい、早く行きなよ。」
ミカサ「もちろんそうする。
アニ!明日は笑えるように、今日練習しておいて!!」
アニ「アンタ憲兵をなんだと思ってるんだい」
ミカサ「すくなくともレオンハート二等兵はサボる人、違わない??」
アニ「…チッ、分かったよ」
ミカサ「では私はこれで!練習、健闘を祈っている!」
アニ「はいはい…」
ーーーーー
同日、アニとヒッチの部屋にて
アニ「ねぇヒッチ」
ヒッチ「なーにー?」
アニ「おっ、お風呂先入ってもいい?」ニタァ…←笑う練習をしてる
ヒッチ「…い、いけど?」
アニ「あ、ありがとう…!」ニィッ
ヒッチ「いっ、いいのよ全然、大丈夫!!」
アニ スタスタ
ヒッチ(怖かった…)
-
- 32 : 2017/03/25(土) 17:29:23 :
- アニミカちゃん!愛しすぎる!!
期待!!
-
- 33 : 2017/03/25(土) 18:41:34 :
- >>32
ありがとう!分かるわその気持ち!!(笑)
なんかコメント久々過ぎて嬉しいw
-
- 34 : 2017/03/25(土) 20:01:05 :
ミカサ「練習3日目!」
アニ「今日は私の陣地にて」
ミカサ「…ん?」
アニ「さっ、始めようか」
ミカサ「…憲兵団の活動地(?)にて!」
ミカサ「それでアニ、本題に入るのだけど、」
アニ「何?」
ミカサ「笑う練習はしてきた?」アニ「任せな!!」
ミカサ「うわぉ自信たっぷり!」
アニ「まぁ、昨日ヒッチに練習付き合ってもらったんだ」
ヒッチ「…なるほど、そういうことだったのね」
アニ「……ヒッチ!」
ヒッチ「…もしかして名前一瞬忘れたの?」
アニ「まさか」
アニ「ただ…」
ミカサ「ただ?」
アニ「ただ…、誰だったっけ?って1秒思っただけさ」
ヒッチ「おんなじやろうがゴルァ」
アニ「それより、なんだい急に」
ヒッチ「アンタが珍しくミカサと一緒にいたからね。ちょっと気になっただけ」
ミカサ「珍しいだろうか??」
ヒッチ「ったく…昨日のあの寒気の走る顔は何かと思ったら…こういうことだったの。」
アニ「うわひっど」
ミカサ「寒気の走る顔…だったそうだけど?」
アニ「知らない知らない僕は何も知らない」
ミカサ「…と言ってるけど?」
ヒッチ「いやあれはマジで怖かった」
ミカサ「…だそうだけど?」
アニ「はっ?!わ、私なーんにも言ってないけど?!歌歌っただけだけど?!」
ミカサ ヒッチチラッ
ヒッチ「何よ?!私の恐怖を疑うっていうの?
!」
アニ「」
ミカサ「…はぁ。とにかく、これを見られたからにはヒッチ、あなたにも協力してもらう。」
アニヒッチ(なにその脅し!?)
ヒッチ「…何役よ?」
アニ「あ やるんだ。」
ヒッチ「やっ、役によっては協力してやらん事もないって言ってんのよ!」
アニ(ツン…)
ミカサ(デレ…)
アニミカ(かわwww)
ヒッチ「で、どうなの?!」
ミカサ「私が思うに、いくら私達とはいえ2人でこの劇の練習をやりきるのは難しいと思うの。」
アニ「…えっエレンとか呼ばないの?」
ミカサ「!!呼ぶ…、けど…!」←今気づいた
ヒッチ「けど?」
ミカサ「ほらっ、あれ!あの、観客?」
アニ「…あぁ」
ミカサ「そう!客観的にも意見を聞きたい!」
ヒッチ「…なるほどね。」
ミカサ「だからその、観客にはなってくれないだろうかヒッチ??」
ヒッチ「…わかったよ」
ミカサ「本当?!」ぱぁぁぁ
ヒッチ「…何よ…!」(笑顔が眩しいっ!)
アニ(思ったよりいい案だって我ながら思ってる顔だね…。)
ミカサ「それでは今から…!」
ヒッチ「あーごめん今からはちょっと会議があって無理だわ」
ミカサ「………そう、なら明日から」
ヒッチ「悪いわね」スタスタ
ミカサ「構わない…。」( ´・ω・`)ノ~バイバイ
アニ「…逃げたか…」ボソ…
ミカサ「ではアニ、練習を始めよう……」
アニ(めっちゃしょんぼりしてる!!)
-
- 35 : 2017/03/25(土) 20:05:07 :
- アニの歌については「六兆年と一夜物語」をお聴き下さい。
-
- 36 : 2017/03/25(土) 21:04:46 :
- お姉ちゃんもボカロ知ってんねんやー
私GUMIちゃん推し(
きたいだぉ
-
- 39 : 2017/03/25(土) 21:41:13 :
- >>38
www
でもルカもめっちゃ好きやで!!
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