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未練と共に キリユウ

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  1. 1 : : 2016/08/07(日) 16:55:29
    ボク……ボク、頑張って生きた……。 ここで…生きたよ……





    君はそれで良いのか?


    ユウキ「・・・ぇ?」


    君のその言っている事は本心からそう言っているのか、そう聞いているのだよ


    ユウキ「え、だ、だれ!?」


    私が誰かなのか、それはどうでも良い事なのだよ、そんな事よりも君が答えた答えは本当にそれでいいのか、私はそう聞いている


    ユウキ「い、意味がわからないよ!良いもなにももうボクは死んだ筈だよ!?なんで、なんでボクは生きているの!?」


    君は生きているのではない、丁度生と死の狭間にいる存在、メディキボイドを使っていたおかげでなんとか今保っていられる


    ユウキ「っえ、ぼ、ボク生きてるの!?」


    生きていると言ってもごくわずかな時間だけだ、さぁ聞かせてもらおうか君が言ったあの言葉、本当に本心から言っていたのか


    ユウキ「っ、ど、どこの誰かわかりませんがボクはちゃんと本心から思って死にました!」


    ・・・こんな事、私は言った事がないが何故君は今泣いている?


    ユウキ「・・・え」


    言った事に対し外見がどうも違うようだが?


    ユウキ「っこ、これは!!」


    人は誰しも後悔せず死を迎える事などないのだよ


    ユウキ「っな、何が言いたいんですか!?」


    つまり君、いやユウキ君君は未練を持っている、違うかな?


    ユウキ「!!」


    君はまだこちらの世界に来るには早すぎたようだ


    ユウキ「っえ、こちらの世界って・・・」


    さぁ、生きたまえユウキ君


    ユウキ「っえ、ちょ、ちょっと!!!」


    謎の男の声?がそう言うと共にユウキは足元に空いた穴に落ちた


    っきゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!?

  2. 2 : : 2016/08/07(日) 16:58:57
    どうもものすっっっっごい久しぶりにやりました

    さて、あらかじめ最初に伝えておきたい事があります


    ①この物語のカップリングはユウキ、キリトで決まっています


    ②投稿日程、決まっていないです


    ③途中で失踪する可能性、あります(失踪は多分しない)


    以上の事を踏まえて見ていただけると嬉しいです、では始めたいと思います!
  3. 3 : : 2016/08/07(日) 17:40:09
    ・・・ん?


    ユウキ「っここは・・・」


    周囲を見渡してみた、そこはどうも仮想世界(アルヴヘイム)ではなさそうだということはわかった


    ユウキ「…!そうだ、ボクは謎の声と共に足元に穴が開いて・・・、それにしてもなんか見覚えがあるような…」


    ユウキが居る所、そこはどうやらどこかの部屋らしい男の部屋なのか女の部屋なのか区別がつかない


    ユウキ「誰の家だろ・・・でもなんだか懐かしい匂、い」


    そこでユウキはある物が目に入った


    ユウキ「っえ、あれって・・・!!」


    ユウキは立ち上がりその物の元へ歩みそれを掴み取った、その掴み取った物、それは写真だった


    ユウキ「っっこ、これって…ぼ、ボクと姉ちゃんのしゃ、写真・・・!!な、なんで!!」


    そこでユウキはある事を思い慌ただしくその部屋、家から出た



    ユウキ「ハァハァ…っこ、これって…!!!!」


    ユウキが見たもの、それは自分の家だったどこから見ても自分の家だった


    ユウキ「っな、なんで…!!えっ!?ぼ、ボクは死んだ筈じゃ!!」


    あまりの突然の事に頭がグチャグチャになったユウキはある事を思いついた


    ユウキ「!!そ、そうだ!!」


    そこで思いついた事、それはキリトの家に連絡する事だった、何故アスナじゃなくキリトに電話をする事にしたのか、それはアスナに電話をした場合テンパってしまい会話が成り立たなくなる可能性があるかもしれない、そう想定したからだった、そしてユウキは乱暴に玄関を開け急いで受話器を掴みキリトの家の電話番号を押した、だが


    ユウキ「っあ、あれちょっと待って…信じて、くれるのかな・・・?」


    ユウキは今自分に起きている身の事について説明した所で信じてもらえるのか、そう考え動揺した


    ユウキ「っ・・・いや、今はそんな事考える場合じゃない、なんとしてもわかってもらわなきゃ!!」


    そう思いユウキはもう一度キリトの家の電話番号を押した、そして


    プルルルル・・・プルルルル・・・


    カチャ


    『はいもしもし桐ケ谷ですが』


    ユウキ「!!っも、もしもしき、キリト!?」


    電話を出たのはユウキが求めていた人物、キリトこと桐ケ谷和人だった、そこでユウキは口の中に出てくる唾をのみ込みできる限り緊張を解こうと自分に言い聞かせながらキリトの名前を呼んだ


    『・・・え?』


    ユウキ「っ!!あ、ご、ごめん!ぼ、ボク紺野木綿季なんだけど!!」


    ユウキは慌てて自分の名前を言った、緊張に押しつぶされそうになりながら言った


    『・・・っえ、ゆ、ユウキ・・・?』


    ユウキ「!う、うん!そうなの!!信じてもらえないかもしれないけどユウキなの!紺野木綿季なの!!」


    『っえ、ちょ、ちょっと待ってくれ!!誰なんだあんた!?』


    ユウキ「!!ぼ、ボクだよ!?キリト!!ユウキ、紺野木綿季!!アルヴヘイムオンラインでメディキボイドの被験者で、え、えっとアスナの友達で!!」


    なるべく自分をわかってもらおうと自分の素性を思いきり吐き出した、誤解を招かないように


    『っちょ、ちょっと待ってくれ!何でユウキの事をそんなに知ってるんだ!?メディキボイドの被験者の事は機密情報の筈だぞ!?』

  4. 4 : : 2016/08/07(日) 17:40:14
    ユウキ「っ!き、キリト信じて!!ボクなの!!今ボクもよくわかってなくて、だから!!」


    『っ・・・え、ま、まさか、本当に、ユウキ、なのか・・・?』


    キリトはユウキの泣き声が聞こえたのか少し焦り聞いた


    ユウキ「ボクだよ・・・ユウキだよ・・・」


    『っわ、わかった・・・えっと・・・とりあえず今この電話のままだと信じられるものも信じられないからユウキ?お前の家に行くから待っててくれ、いいな?』


    ユウキ「!!う、うん!!」


    やっとわかってもらえた事にユウキは緊張がとけ床に座り込んだ


    ユウキ「・・・疲れた…」


    一旦冷静になろうとユウキは目を瞑り床に寝転んだ





    ・・・キ


    ユウキ!!!!


    ユウキ「!!」


    和人「おい!!ゆ、ユウキ!!」


    そこでつい寝てしまったユウキは誰かの声と共に目を覚まし目を開けた、そこにはよく知った顔があった、それはキリトだった


    ユウキ「キリ、ト・・・!」


    和人「あぁ!!俺だキリトだ!!お、お前紺野木綿季、であってるよな!!?」


    ユウキ「っう、うん」


    キリトからの罵声にユウキは驚愕しながらも頷いた


    和人「っい、いったいどうなってんだ・・・?なんでユウキがここに・・・」


    ユウキ「・・・わからないよ、それより・・・ッ」


    和人「!ゆ、ユウキ?」


    顔見知りに会えた事にユウキは胸のそこから出てきた感情を抑えきれず目から次々と涙が溢れ出してきた、今生きている事、そして友人に会えた事、その二つによりユウキは泣いた、そして自分の泣き声を聞かせたくなかったのかユウキは


    ダキッ


    和人「っユウキ!?」


    ユウキ「っ」


    キリトの肩に顔を埋め静かに、泣いた
  5. 5 : : 2016/08/07(日) 21:25:32
    こんばんわ久しぶりにエレンさんの作品を読ませてもらいました!最後にエレンさんの小説を読んだのがキリト「さて、やるか!」2以来です!俺はそのシリーズが気にってました!俺はその続きが読みたいですが今日はこのキリユウを読ませてもらいました!続きが楽しみにしていますよ!
  6. 6 : : 2016/08/08(月) 13:01:31
    久しぶりです。期待してます
  7. 7 : : 2016/08/08(月) 14:32:58
    そしてそれから数分後の事

    和人「・・・大丈夫、か?」


    ユウキ「・・・うん、もう大丈夫」


    ユウキはそう言いキリトの肩からそっと顔を離した、本来ならここで笑みを浮かべた方がいいと思ったがとてもじゃないが今のこの現状、笑ってはいられなかった


    和人「・・・今ユウキ、お前にこれを聞くのはナンセンスだと思うが聞くぞ」


    ユウキ「・・・うん」


    和人「・・・ユウキ、お前どうして、生きてるんだ・・・?」


    キリトから言われた質問、この質問、自分が問いただしたい質問だった


    ユウキ「・・・わからない、ボクも今のこの現状がなんなのかよくわからなくて・・・」


    和人「…そう、だな、悪い今お前が一番この状況がわかっていないんだよな…えっと、ちょっと洗面所借りるぞ」


    ユウキ「?うん…」


    和人「ユウキはちょっとリビングで待っててくれ、そこでゆっくり話そう」


    ユウキ「…うん、わかった待ってる」


    ユウキはこんな事にキリトを巻き込んでしまった事に後悔していた、でもだからと言って今のこの状況を自分一人で抱え込んで塞ぎ込むのもだめだと思った



    リビング

    ユウキ「・・・」


    和人「ふぅ、悪い待たせた」


    リビングで待つこと5分後リビングに来たキリトは顔を洗ったのか前髪が濡れていた


    ユウキ「顔洗ったの?」


    和人「ん、あぁ混乱してたからな、落ち着くには冷たいものが一番だからな」


    キリトはそう言いながらユウキの向かい側の椅子に座った


    和人「・・・さて、ユウキ話、するか?」


    ユウキ「・・・うん、大丈夫だいぶ、落ち着いたから・・・」


    ユウキはそう言っていたがキリトにはバレバレだった理由としてはキリトの観察力は他の者達よりもずば抜けた高いからだった、またユウキの表情は先程からずっと篭りっぱなしだからだ


    和人「・・・まぁ、俺はカウせリングの人達でもなんでもないから聞き上手じゃないがとりあえず話をしよう、吐き出せば楽になれるだろ」


    ユウキ「!う、うん」


    キリトがそう言うとユウキは顔を上げた、その表情は先程までの曇りは消え少し明るくなっていた


    和人「よし、じゃあまず何が起きたのかゆっくりでいいから話しをしてくれ、ゆっくりでいいからな」


    ユウキ「う、うん、えっとじゃあまず」


    ユウキはそう言い一から説明をした、謎の男の声、生と死の狭間の空間、未練、と色々と詳しく話しをした



    ユウキ「・・・って事、なんだけど、さ・・・」


    和人「・・・ふむ、ユウキの話を聞いてる限りだと」


  8. 8 : : 2016/08/08(月) 14:33:06
    ユウキ「な、なにかわかる、かな?」


    キリトは考え事をしているのかわからないが親指の爪を噛みながらうつむいている


    和人「・・・もしかしたらなんだがその謎の男の声って、茅場じゃないか?」


    ユウキ「!え、か、茅場ってあの茅場晶彦?」


    和人「あぁ、あの男なら普通に仮想世界の中に居るからな、俺もアスナも一回その生と死の狭間、みたいな空間に居た事があるからな多分あの男だな」


    ユウキ「そ、そうなんだ・・・」


    自分を助けてくれたような、このような複雑な現状に突き落とした茅場をユウキは複雑な思いを抱いた


    和人「え~っと、まぁあまり気にしないほうがいいぞ?ユウキ」


    ユウキ「え?」


    和人「多分お前が一番悩んでるのって、その男から言われた未練って事だろ?」


    ユウキ「!!」


    キリトからの図星をつかれユウキは体を震わせた、そしてこの目の前いる男を改めてユウキは関心した、今回は悪い方向でだが


    和人「その男が言う通り人ってのは多分必ず未練を残して亡くなっていくんだと思うぞ、実際にユウキも死にたくなんかなかっただろ?」


    ユウキ「・・・うん、本当はアスナ達とずっと一緒に遊んだりしてたかった」


    和人「俺の勝手な思い込みかもしれないんだがユウキはアスナ達に見送られたのにこうやって生き返ってしまった、この事に罪悪感みたいなのを感じてるんじゃないか?」


    ユウキ「!!」


    ユウキはそう言われ頭の中、心臓の中が震えた感じがした自分でもわからなかった事を言われ驚愕した


    和人「ユウキがどうやって生き返ったのかわからないけど、とりあえずお前が罪悪感を感じる事なんてないんだよ、寧ろ俺達にとっては、いや俺にとってはユウキ、お前とまたこうやって会話をしてる事がすっげえ嬉しいよ」


    ユウキ「っ!!っキリトォ…ッ」


    キリトがそう言いながら優しく微笑んだ事にユウキは耐え切れずまた涙を流した、きっと今のユウキの顔は涙と鼻水で悲惨な状態になっているのかもしれない、でもそんな事は気にもしなかった


    和人「よしよし、それにお前が生き返ってそれで何か変な事言ってくるようなら俺がガツンっと言ってやるよ!」


    ユウキ「!あはは!なにそれ!」


    キリトからは見た事がないお茶目なテンションについユウキはつい笑ってしまった
  9. 9 : : 2016/08/08(月) 19:05:21
    和人「おっ、笑ったな」


    ユウキ「!あ、ほんとだ」


    自分で気づいていなかったユウキは自分の顔を触りながらそう言った


    和人「まぁ一応楽になっただろ?」



    ユウキ「!う、うん!ありがとうキリト!」



    和人「おう、んじゃまぁ…う~ん」



    ユウキ「?どうしたの?」


    和人「・・・いや、ユウキはこの前亡くなった事になってるからさ、戸籍上亡くなった事になってるなぁって・・・」


    ユウキ「あっ…」



    和人「・・・どうするか」



    キリトが言う通り亡くなった人達の戸籍には死亡、そう書かれる事になっている、つまり今この世に紺野木綿季は居ない存在となっている



    ユウキ「・・・っもし、仮にボクの存在が世に知れたらどうなるの?」



    和人「…世に知れたら、か…わからないな今回のユウキのこの件、普通じゃありえない事だからな、死人が生き返りました~なんて信じてもらえるわけでもないし、下手をしたら解剖実験される場合もある」



    ユウキ「っえぇ!!?」



    キリトからの突然の言葉につい叫んでしまった



    和人「っど、どうした?」



    ユウキ「え、あ、いや解剖実験って…」



    和人「あ~、まぁ解剖実験、・・・うん、まぁ世に知れたらって事だよ、ユウキが生き返ったって」



    ユウキ「え、えぇ・・・」



    和人「まぁ、そんな事絶対ならないだろうから安心してくれ、というよりさっきも言ったけど死人が生き返るなんてそんな事仮想世界でしかないよ、誰も信じないから安心してくれ」


    キリトは苦笑いしながらそう言った、ユウキからしたら笑いごとでは澄まされない話しだが



    ユウキ「ど、どうしよ…ボクこれじゃあ…」



    和人「う~ん…とりあえず俺の家、来るか?」



    ユウキ「・・・え?」



    和人「直葉とかなら、多分・・・受け入れてもらえるからというか家に一人、寂しいだろ?こんな状況」


    ユウキ「!う、うん、でも・・・」



    和人「大丈夫だ、きっとわかってくれるさ、それにこれから生きていくのに辛いだろ?理解者が居ないってのは」



    ユウキ「う、うん・・・」



    和人「よし、そうと決まったら早く行くぞ俺の家からユウキの家結構遠いからよ」



    そう言いキリトは困難気味のユウキの手を引き持ってきたバイクに乗りキリトの家へ向かった




    キリト家


    和人「よいしょっと」



    ユウキ「っだ、大丈夫、かな?キリト・・・」



    和人「あぁ、きっと大丈夫だ受け入れてくれる、別にユウキは化け物でもなんでもねえ、ただ生き返っただけのただの女の子だよ」



    ユウキ「・・・ははっ、なにそれ?」



    キリトからのくさい言葉を聞きユウキは不思議と微笑んだ



    和人「よし、入るぞ」



    ユウキ「!う、うん」


    キリトはそう言い玄関を開けた


    ガラガラー


    和人「ん、直葉は上かな」



    ユウキ「・・・」

  10. 10 : : 2016/08/08(月) 19:05:29
    ユウキは緊張のあまり固まっている、まぁ仕方がないのかもしれない


    和人「お~い!!直葉~!!要るか~!!!」


    ん~?なに~?お兄ちゃん~?


    ユウキ「っ!!」



    直葉の声を聞いた瞬間ユウキはキリトの後ろに隠れてしまった


    和人「!お、おいユウキ?」



    ユウキ「・・・」



    キリトから見た今のユウキは絶剣と呼ばれていた頃の風格がなくただの弱弱しい女の子になっていた



    トストストストス


    直葉「どうしたの~?お兄ちゃん…」



    和人「おっ、直実はな」



    ユウキ「・・・」



    直葉は寝ていたのか目を擦っている、そして



    直葉「・・・ん?お兄ちゃんその子って…」



    ユウキ「!」


    キリトの後ろに隠れているユウキを見つけ直葉は何故か硬直しきっている


    和人「あぁ~、えっと」



    直葉「っ…え、え・・・?」



    ユウキ「っあ、あの~…す、直葉、さん?」



    直葉「っは、はい!!?」



    直葉は混乱した顔から驚いた顔になった、そんな顔をキリトは見て苦笑いした






    直葉「っえええええええ!!?」



    和人「しっーーーー!!!」



    直葉「っ!ご、ごめん!」



    ユウキ「あはは・・・」



    あれからユウキを連れキリトの部屋で話をした、話の内容は勿論ユウキの今の現状の事についてだった、そしてその今回の事について今話をし終えた



    直葉「っえ、えこ、この子がぜ、絶剣のこ、紺野木綿季ちゃん!!!?」


    和人「あぁ、ユウキだ」



    ユウキ「驚き、ますよね」



    直葉「そ、そりゃそうだよ!だ、だってユウキちゃんはこの前・・・」



    和人「あぁユウキは間違いなく亡くなってる、でも今現実としてここにユウキ、紺野木綿季がいる、証拠として」



    キリトはそう言いユウキの頬を持った



    ユウキ「ふぇ~…」



    和人「な?」



    直葉「なって…はぁ~…」



    和人「?なんだよ?」



    ユウキ「・・・キリトは天然だからね」



    自分がやった行動になんとも思っていないキリトに対し呆れる直葉、そしてまたユウキも苦笑いしながら呆れている
  11. 11 : : 2016/08/09(火) 04:24:32
    どうも!ユウキはとりあえずキリトの実家に住む事になるんですか?妹の直葉はやっぱり驚きましたね~でもやっぱりキリトはすごいです〜ね!観察力は半端じゃないです〜ね!しかし今回の物語の設定がまた凄い!まさかの茅場晶彦が絶剣ユウキを生き返られす何てーね!続きが楽しみにしています!
  12. 12 : : 2016/08/09(火) 19:19:03
    和人「天然って…何の事だよ?」


    ユウキ「・・・」


    直葉「お兄ちゃん・・・」


    和人「っな、なんだよ」


    キリトは場の空気が重くなってる事に気づき冷や汗を感じながら言った、直葉からは呆れた目で見られユウキからは冷めたような軽蔑でもしてるかのような目で見られている


    直葉「・・・なんでもないよ、ね?ユウキちゃん」


    ユウキ「はい」


    直葉がそう言うとユウキは頷いた、そしてこれを見ているキリトは


    和人「意味がわからん・・・」


    直葉「お兄ちゃんの鈍さは今に始まった事じゃないしね~、とりあえずお茶入れてくるから待っててね~」


    ユウキ「あ、はい!」


    直葉はそう言うとお茶を汲みに台所へ行った


    和人「俺にはいったい何がなんだがわからないが、とりあえず直もわかってくれたと思うぞ?」


    ユウキ「!うん、そう、だね」


    和人「気にするな~なんて言えないけどあんまり気にしすぎも疲れるから伸び伸びしてくれ、疲れてるだろ」


    ユウキ「・・・うん」


    和人「んじゃあ俺も色々とあって疲れたから寝転ぶよ」


    キリトはそう言うと床に寝転んだ、表情から察するに結構疲れているのか少し暗い様子


    ユウキ「・・・ごめんねキリト、ボクがこんな事に巻き込んじゃって…」


    和人「ん?あぁ、別に平気だよこんな例外すぎる事、一人で悩むのもおかしいだろ、それに俺達はもう友達なんだ、遠慮なく頼ってくれ」


    ユウキ「・・・キリトって、本当なんでもできるんだね」


    和人「え?」


    ユウキはそう言いながらまた俯いた、それに対しキリトはユウキからの言葉に疑問に思い起き上がり座った


    ユウキ「キリトも居たから聞いてたと思うけど…ボクはこの生き返る前、HIV(後天性免疫不全症候群)に係ってた時、何も生み出すことも与える事もせずたくさんの薬や機械を無駄遣いして…周りの人たちを困らせて…」


    和人「・・・」



    ユウキ「・・・つまりね、ボクが言いたい事、それはね…生き返った今もまたこうやってキリト達に迷惑かけてるなぁって…ははっ、本当、どうしようもない、ね…」



    ユウキはそう言いながらポロポロと目から涙を流している、ユウキが言いたい事、それはキリトも多少はわかっていた、ユウキとは全く違う事だがキリトも妹、直葉や祖母との関係を今まで絶っていた、心配されても無視をし、逃げていた、つまり沢山の迷惑をかけた


    和人「・・・なぁ、ユウキ」


    ユウキ「・・・ん?」


    和人「・・・人ってのはさ、生きてく内でどれだけ迷惑をかけると思う?」



    ユウキ「・・・わからないよ、そんな事・・・」



    和人「そっか、俺は生きてる内ず~っと迷惑かけると思うぞ、いや迷惑かけてるな確実に」



    ユウキ「・・・」



    和人「さっきだってユウキと直が俺の事鈍感だ~とか鈍いだ~とか困ってそうなそんな顔をしていた、俺は理解していない、そしてユウキ達はわかってもらえなくて困っている、つまり迷惑をかけている」



    ユウキ「・・・ボクが迷惑をかけてる比が全然違うんだけど…」



    和人「っま、まぁつまり生きてる内で迷惑をかけないなんて絶対ないんだから気にすんなって事だよ、それに俺はこうやってユウキに相談されてる事、別に迷惑だと思ってないぞ?逆に嬉しいくらいだ」

  13. 13 : : 2016/08/09(火) 19:19:13
    ユウキ「・・・え?」


    和人「ユウキがどう思ってるかしらないけど、俺って最初ユウキにあんまり良く思われてなかっただろ?でも今はこうやって普通に会話ができてるし、しかもこうやって頼られてる、嬉しい他になにもねえよ、別に全然迷惑だなんて思ってない、これだけはわかってくれ」


    キリトはそう言いながらユウキの手を両手で握った



    ユウキ「!・・・ははっ、キリトって本当鈍感だね」



    和人「!あぁ、俺は鈍感だ、そしてそれを今理解できていない、だから俺はユウキに迷惑をかけてる、わかるよな?」


    キリトはそう言いながら口元を吊り上げ微笑んだ



    ユウキ「!うん、ありがとうキリト!ボクわかったよ!キリトにこれからも沢山迷惑かけるね!」


    和人「俺の生死にかかわるような事はごめんだけどな」


    キリトはそう言い苦笑いした、でもそれと同時に安心もした


    ユウキ「あはは!うん、本当にありがとうキリト、ボク少し安心できたよ」


    ユウキはそう言いながら目から出てくる涙を手で拭いながら笑っている


    和人「おう、にしてもユウキお前ALOの時と違って髪短いんだな」


    ユウキ「ん?あぁ、これね、ボクのALOのアバターってお姉ちゃんのなんだよね」


    和人「え、そうなのか?」


    ユウキ「うん、それで髪長かったんだ~」


    和人「そうなのか、ユウキは短い方が似合うな」


    キリトはそう言いニコニコした


    ユウキ「・・・それってつまりボクには長い髪は似合わないと?」


    ユウキはそう言いながら微笑んでいる、だが少し怒っているようにも見える



    和人「あ、い、いや勿論長い方も似合ってるぞ?でも短い方が似合ってるな~っと、あはは」



    ユウキ「・・・でも、まぁあ、ありがとう」



    和人「!あ、あぁ」


    突然のユウキの頬染めにキリトは不意打ちをくらい動揺した


    「なにが似合うって?」


    和人「!?げっ!」


    ユウキ「あ、直葉さん」


    直葉「お兄ちゃん~、ユウキちゃんは中学生だよ~手出しちゃだめだよ~・・・」


    和人「っな、なっ…!!」


    ユウキ「っえ、き、キリトそんな目でボクを・・・!!」


    和人「おい!直!変な事言うな!」


    直葉「あはは、お兄ちゃんならなんかやりそうだなぁって・・・」


    和人「どんだけ信用ないんだ、俺は・・・」


    ユウキ「あはは!」


    先程までの曇り顔はすっかりなくなり晴れ晴れとした顔をしていた、今のユウキの顔はaloの頃と同じ表情をしていた
  14. 14 : : 2016/08/11(木) 05:19:11
    どおもです!ユウキはこれからどおるんですか?俺はその続きが気になります!話の続きを楽しみにしています!
  15. 15 : : 2016/08/11(木) 12:28:41
    おもしろいです!期待!
  16. 16 : : 2016/08/11(木) 19:11:40
    直葉「まぁ特に何もされてなさそうだしいっか」


    直は持って来たお茶をユウキ、キリトの元に置き、そして茶を飲みながらそう言った


    和人「何で俺が何かをした前提で言ってるんだ…」


    ユウキ「キリトは天然たらしだからね~、あ、直葉さんいただきます!」


    直葉「うんいいよ~、確かにお兄ちゃんが天然たらしなのは合ってるね~」


    二人は皮肉でもこねているのか妙に重苦しい言い方をした、それに対しキリトは


    和人「て、天然たらしって俺は何もしてないぞ?第一俺はモテた覚えがない、せいぜい女友達が多いだけだ」


    キリトはそんな残念な事をさも自慢げに言った、確かに恋愛の方でキリトを好きな人はあまりいないだろう、だが少ながらず皆キリトの事を好きでいる、ユウキに関しては不明だが


    直葉「うわぁ…お兄ちゃんそれ全然誇らしげに言える事じゃないよ、というか私が言った事忘れないでよ…」


    和人「?なんか言ったか直?」


    直葉「ううんなにも~」


    いつも通りの如くキリトは難聴を発揮しそう言った、別に本当の意味での難聴ではなくこういう時に限って難聴になるというなんともわざとやっているのではないか、そう疑う時が直葉たちにはあった


    ユウキ「キリトの耳の悪さは異常だね~、耳鼻科行った方がいいんじゃないかな??」


    和人「ん?いや、俺耳良い方だぞ、耳の検査した時だって全部良かったし」


    直葉「え、お兄ちゃん病院行ってるの?」


    和人「あぁ、saoに閉じ込められてたからな約二年間特に問題がないかsao帰還者は皆一カ月に一回病院に行く事になってるよ」


    ともまぁ、ふざげ話から一気に真面目な話に飛ぶ事がよくある


    ユウキ「それなら聞こえたと思うけどね直葉さんの声」


    和人「それは直の声が小さいからだろ」


    キリトは苦笑いしながらそう言った、それに対し直葉は


    直葉「普通に空気を読めばわかると思うけどな~…」


    和人「・・・やっぱり俺の問題じゃなくて直の問題だろ・・・」


    ユウキ「あはは(直葉さんそれじゃ聞こえないよ…)」


    今回限りはユウキも聞こえなかったのか苦笑いした





  17. 17 : : 2016/08/11(木) 22:02:36
    うわ~キリト空気を読まないね~しかも自覚なし!でもそれでもSAOを終わられた英雄だから仕方ないけどね~!ユウキはこの先どおなるかは気になります!続きを楽しみにしています!
  18. 18 : : 2016/08/13(土) 18:33:43
    直葉「・・・それにしても、お兄ちゃんどうするの?ユウキちゃんの事」


    和人「どうするって言われても、なぁ…」


    ユウキ「!…ボクは…」


    ユウキはキリトに見られどうするか、迷ったこの二人だけに理解されているか、またはアスナ達に言いアスナ達にもわかってもらうか、それを迷った


    和人「・・・まぁ、焦っても仕方ないから気楽にやっていこうぜ、ユウキ」


    ユウキ「!キリト・・・」


    直葉「・・・うん、そうだねユウキちゃんの今の現状の事私全然わかってないしユウキちゃんの気持ちにもなれないしね、ユウキちゃんが話しをしたからったらアスナさんとかに言ってみてもいいかもね!」


    キリト、直葉と二人はユウキの気持ちを優先しそう言った、この事に対しユウキは二人の大人びた考え方、そして自分を思っていてくれる、それがわかった



    ユウキ「・・・うん、ありがとう二人共!」


    和人「!おう!にしてもユウキお前本当泣くよな」



    キリトはユウキがあまりにも泣くため苦笑いしながらそう言った



    直葉「こらっ!お兄ちゃんユウキちゃんに失礼でしょ!ユウキちゃんは感性が豊かなんだよ!」



    和人「そ、それはそうだけどよ・・・うん、ユウキ悪い」



    ユウキ「ははは、別に平気だよボク自身も驚いてるもん、ボクがこんなにすぐ泣いちゃう子だったなんて」


    ユウキは笑いながらポロポロと落ちてくる涙を拭き取り、そう言っている


    直葉「・・・きっと、今まで我慢してきた事が一気にきちゃったんだと思うよ」


    直葉はそう言った、その表情はとても優しい顔をしていた


    ユウキ「そう、なのかな・・・」


    和人「ユウキ自身が前世の記憶を持ってるからなおかしくもないな、ユウキはよく頑張ってると思うぞ」


    キリトはそう言いユウキの頭に手を乗せぐしゃぐしゃと撫でた



    ユウキ「っちょ、き、キリト!」



    直葉「うわぁ、お兄ちゃん勝手に女の子に触れちゃだめだよ・・・性犯罪だよ?性犯罪」



    和人「っう…じゃ、じゃあこれからはユウキは俺の妹だ!」


    ユウキ「え」


    直葉「お兄ちゃん、お兄ちゃんの妹は私なんだけど・・・」


    和人「妹が何人居ようと俺は構わない、さぁユウキ俺の妹になりたまえ!」


    ユウキ「えっ。き、キリトってこんな性格だったっけ・・・?」


    直葉「お兄ちゃんってテンションあがると別人みたいになるからついていけなくなるんだよね・・・」


    直葉そう言いながら苦笑いしている


    和人「っい、良いんだよ今日からユウキは俺達の家族!俺の妹!そして困った事があったら俺達に頼る事!」


    直葉「お兄ちゃん勝手に決めすぎ、ね?ユウキちゃん」


    ユウキ「!うん、ありがとうキリト、じゃなくて兄ちゃん!」


    直葉「え」


    和人「おう!よろしくなユウキ!」


    ユウキ「うん!直葉姉ちゃんもよろしくね~!」


    直葉「え、え」


    ユウキのノリの良さ、そして和人のいきなりの家族宣言、これに対し直葉思考を停止した、考える事をやめた


    ユウキ「あはは、直葉姉ちゃん固まっちゃった」


    和人「そうだな、ユウキ」


    ユウキ「ん?」


    和人「ゆっくりやっていこうな」


    ユウキ「!!うん!」


    和人からの手を取りユウキも手をかざし握手をした


  19. 19 : : 2016/08/13(土) 18:33:52
    キリトの部屋

    ガチャ


    和人「ここが俺の部屋だ!」


    ユウキ「おぉ、見事に全部真っ黒!」


    和人「それについては俺もそろそろどうにかしようと思ってるんだよなぁ…部屋に太陽当たらないし…」


    ユウキ「あ、あははキリトって本当に全部真っ黒だもんね・・・」


    流石にユウキもキリトのその言葉に苦笑いした


    和人「あ、あはは、ま、まぁとりあえずこの部屋も自由に出入りしていいからさ」


    ユウキ「うん、わかった、でも兄ちゃんもお年頃だからあんな事とかこんな事とかするんでしょ?」


    ユウキは口元をニヤリと微笑みながらキリトに言った


    和人「・・・お前は一体どこからそんな情報を手に入れたんだ…」


    ユウキ「えっとね、メディキボイド使ってた時ネットも使えたからね、色々と調べてたらそう言う事も勝手に頭の中に入ってた!」


    そう言いながら笑う、それに対しキリトは苦笑いと同時に出入り禁止にしようかな、そうも思った、だが鍵付きの部屋だからそれの必要もないな、そうも思った


    和人「おませさんだなぁ、ユウキは」


    ユウキ「ボクも一応年頃の女の子だからね!そう言う事に興味があるんだよ!」


    和人「声に出して言う事じゃないけどな」


    何の恥じらいもないユウキの言葉にキリトは思わず苦笑い


    ユウキ「でも、そっかぁキリト拒否しないって事は一応してるんだね」


    和人「!ま、まぁ・・・」


    ユウキ「やっぱり一日5回ぐらいするの?」


    和人「・・・いや!違うぞ!一日60回だ!」


    ユウキ「っえ、えぇ!?」


    和人はユウキに悪乗りし、冗談でそう言いった


    和人「まぁ勿論その事についてはうsユウキ「そうなんだ~、直葉姉ちゃんに教えてくるね~!」


    和人「!ちょ、ちょっとまて!」


    笑顔でそう言いながら行こうとしたユウキをキリトは慌てて止めた


    ユウキ「え、なに?」


    和人「い、一日60回なんて死ぬんじまうよ、せめてユウキが言った通り5回だよ…」


    ユウキ「あれ?そうなの?」


    和人「あぁ、そうだ!」


    今度こそ間違いがないようにとキリトは威張る様に言った



    直葉の部屋


    直葉「お兄ちゃんもユウキちゃんも何言ってんだか・・・」


    二人のその会話を聞き直葉は呆れていた、だが顔は真っ赤になっていた
  20. 20 : : 2016/08/13(土) 23:45:11
    うゎ~キリト…ユウキを勝手に妹にしちゃってどおするんですか?まぁオリジナルだから面白いから良いけどまたこの続きが楽しみにしています!
  21. 21 : : 2016/08/14(日) 21:06:52
    さすがです!
  22. 22 : : 2016/08/15(月) 00:00:59
    キリト「さてやるか」2って
    いつ復帰しますか(´・ω・`)?
  23. 23 : : 2016/08/17(水) 16:17:09
    和人「んじゃ俺の部屋も紹介したし次は道場だな」


    ユウキ「あ、そういえばキリトの家に入る前に何かでかい建物があったね、あそこが道場、なの?」


    和人「あぁ、あの建物がそうだ」


    キリトはそう言いながらカーテンを開け指さした


    ユウキ「へぇ~あそこが、・・・にしてもキリトの家って改めて見てみるとすっごくでっかいねぇ~、ボクの家の何倍もあるよ」


    和人「ユウキの家も十分でかいよ、他人の家って結構でかく見えるしな、錯覚みたいなもんだろ」


    ユウキ「あぁ、そういえばそういうのあるね」


    そういいながらキリトはユウキを道場へ案内した



    道場

    ガラガラー


    和人「よいしょっと」


    ユウキ「わぁ、道場も広い、ってキリトの家ってなんでこんなに広いの?お金持ちなの?」


    和人「金持ちというか、う~んここ元々剣道で使ってたんだよな、でも使われなくなって俺の親が買った、だった気がする」


    ユウキ「!あぁ、そっかだからキリトはaloでもあんなに強かったんだ!」


    和人「え、あ、いや剣道はあまりaloに関係してないぞ・・・」


    ユウキ「あれ?そうなの?」


    和人「あぁ、剣道の技を使ってるとしたら直葉ぐらいだろ、俺は使ってないし」


    ユウキ「へぇ、直葉さんって剣道やってるんだ」


    和人「直は小さい頃からずっと今も続けてるな、俺は厳しすぎてやめちまったけどな」


    ユウキ「そうなんだ・・・あ、そういえばキリトのお母さんお父さんはいないの?」


    和人「父さんと母さんは俺が小さい頃に事故でなくなってるらしい、俺はよく覚えてないんだけどな」


    キリトはそう言いながら道場の中を歩いては壁を触ったりしている


    ユウキ「!そ、そうだったんだ、ごめん!ボク無神経で!」


    和人「ん、いや別に気にしてないよ、俺も全然覚えてないし当たり前のことを聞いただけだしなユウキは」


    ユウキ「そ、そうかな?」


    和人「あぁ、他の人の家に行ったとき普通は聞くよ、両親はどこに行ったの~とか、今出かけてるの?とか、もし居たとして挨拶してなかったら気まずいしな」


    キリトはそう言いながら笑っている、だがユウキからは少し、多少悲しそうな、寂しそうな顔に見えた


    和人「・・・それに、両親のことに関してはユウキ、お前の方が辛いはずだろ、覚えてんだからさ」


    キリトはそう言いながら竹刀に触れ、二本出している


    ユウキ「…まぁ、ねでもボクママとパパ、それに姉ちゃんの最期、見れてないんだよね・・・なんにもお礼も言えなかったし・・・」


    和人「ユウキ」


    ユウキ「?ん?なnわわっ!!」


    キリトに名前を呼ばれ振り向くといきなり竹刀が飛んできた、それにユウキは慌ててキャッチした


    ユウキ「え、し、竹刀?」


    和人「暗い気分になった時、変な考えに陥った時、そういう時は運動が一番なんだよな、ゲームとかするよりさ」


    ユウキ「!」
  24. 24 : : 2016/08/17(水) 16:17:19
    キリトはそう言いながらaloをやっている時と同じ構えをした、またその構えはsaoの時の構えと同じ、黒の剣士としての構えだった、その姿にユウキはなんとなく見とれてしまい固まった


    和人「ユウキ、体の調子はどうだ?」


    ユウキ「!あ、え、えっとう、うん!病気にかかってた時と違って全然楽だよ!多分今のボクは病気にかかってないと思う!目もよく見えるし体も自由に動かせる!」


    ユウキはそう言いながら竹刀を右手に持ち替えキリトと同じくaloをやっている時と同じく構えた


    和人「!そっか、良かったな、ユウキは今こうやってまた生まれてきた事、俺達に迷惑をかけて苦しいと思ってた、でも嬉しい事もまた合った、それは健康の体でいれた事、また俺達とこうやって出会えたこと、違うか?」


    ユウキ「!!ううん!全然違くないよ!またこうやってキリト達と出会えて!前では味わえなかった健康の体を手に入れられてすっごく今幸せ!辛い事も勿論あるだろうけど、いますっごく幸せだよ!キリトに今言われて改めてわかった!」


    ユウキそう言いニコニコと笑いながら涙を流した、その涙は嬉し泣き、それはキリトにも分かった


    和人「!よし!んじゃユウキ!どっちが先に小手を一本とるか、勝負だ!小手以外はなしな!」


    ユウキ「!うん!いいよ!」


    流石勉強をしていたユウキなのか小手の意味がわかったらしい、それにキリトは関心した、そしてそれから互いに小手をとろうとするも互いに避けあい中々とれない模様


    和人「はぁはぁ、ユウキお前、メディキュボイド使ってなくても全然、強いな!」


    ユウキ「はぁはぁ、頭の中で覚えてるからね!相手の動きとか、色々と!」


    ユウキはそう言いながらはにかみながら笑った


    和人「はぁはぁ、ユウキお前、体力ありすぎだろ・・・」


    キリトはそう言いながら苦笑い、いくら年下、中学生とはいえ運動もしていなかった筈なのにこの体力、それにキリトは驚いている


    ユウキ「昔から姉ちゃんと一緒、姉妹同士体力だけは結構あったからね!!」


    ユウキはそう言いながら疲れているキリトの元へ走り振り上げた


    ユウキ「(!取った!)」


    和人「はぁはぁ、ユウキ、その構え、甘いぞ」


    ユウキ「え?」


    キリトはそう言い下から竹刀を振り上げユウキの腕へ当てた、といっても優しくだが


    ぺちっ


    ユウキ「あ」


    和人「よし、勝った!」


    ユウキ「あぁ~、負けた~」


    ユウキはそう言いながら悔しそうにしている


    和人「ははは、まさか俺より体力あるとは思わなかったよ」


    ユウキ「ん?あはは、昔から体力だけはあったからね~!」


    和人「もしかしたら体力があったから最後まで諦めずに頑張れたのかもな、ユウキは」


    ユウキ「!うん、そうかも!」


    ユウキはキリトにそう言われ微笑んだ
  25. 25 : : 2016/08/17(水) 20:49:10
    うわ~リアルでの剣術はユウキの体力恐ろしいですね~キリトより体力あって流石にキリトも苦戦してましたね!最後はキリトが逆転勝ちしましたけどね!また続きが出来るのを楽しみにしています!次回期待してます!
  26. 26 : : 2016/09/05(月) 21:37:49
    期待です
  27. 27 : : 2016/09/25(日) 14:08:34
    期待してます
    がんばってください!
  28. 29 : : 2017/03/06(月) 15:18:43
    がんばってください
  29. 30 : : 2017/03/30(木) 17:53:49
    読んでて剣道やってないんだな...ってわかる感じでした
    でも文句言いたいだけの人じゃなくて、もちろん応援してますよ?頑張ってください!
  30. 31 : : 2017/10/25(水) 06:23:10
    更新早く続き続き‼︎‼︎
  31. 32 : : 2017/10/28(土) 19:19:13
    放置反対×〜×投げ捨てなんてヒドいヨーうわーんうわーん
  32. 33 : : 2018/02/20(火) 22:11:18
    さすがに放置多すぎるのでは?
    他の人も書けますか?
    僕はSAOについてはよく知らないので、書いたら批判が出て
    きそうでやらないのですが。
  33. 34 : : 2018/02/20(火) 22:17:18
    ごめん言い方悪いかもしれない。
    「他の人も書けますか?」は皆さんを馬鹿にしてるわけではないので。

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nikorasu569

キリト

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