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ミカサ「ジャンのことが気になってきた」

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  1. 1 : : 2013/10/02(水) 19:16:10
    少しだけネタバレ有りです。

    ジャンが不憫なので、書こうと思います。

    二作目で、前作もグダグダだったので、今回も酷いと思いますが、大目に見てください。
  2. 2 : : 2013/10/02(水) 19:17:22
    支援。
  3. 3 : : 2013/10/02(水) 19:17:54
    頑張ってー
  4. 4 : : 2013/10/02(水) 19:18:32
    設定

    第60回壁外調査の時の話。

    エレンはリヴァイ班からの監視をとかれています(というかもうすでに存在していない)。

    以上が前提です。また何かあったらその都度書きます。

    ではでは
  5. 5 : : 2013/10/02(水) 19:18:56
    あ、ちなみに書き溜めとかしてないので遅いです
  6. 6 : : 2013/10/02(水) 19:22:18
    期待‼
  7. 7 : : 2013/10/02(水) 19:25:50
    すいません、忘れてたんですが、改変かなりあります。
    ベースは同じですが。
    多分頻度高くないんですが頑張ります。
  8. 8 : : 2013/10/02(水) 19:26:57
    ミカサ「ジャンのことが気になってきた」

    アルミン「!?」

    エレン「!?」

    アルミン「どうしたの!?」

    アルミン(ミカサは、エレンのことが好きだったはずだ)

    アルミン(でも、エレンがクリスタと付き合ってる今、あきらめざるを得ないんだろう)

    アルミン(だからといって、なんでジャンなんだ!?)
  9. 9 : : 2013/10/02(水) 19:28:19
    アルミン「……頭でも打ったの?」

    ミカサ「……今のはジャンに失礼。いくらアルミンでもそれは行けない」

    アルミン「あ、ああ……ごめん……」

    エレン「そ、そうだ、どうして気になるんだ?」

    ミカサ「それは、数か月前のあの事件があったから――」

    ********************
  10. 10 : : 2013/10/02(水) 19:30:09
    あの日、私たちは、第57回壁外調査の真っただ中だった。

    誰一人状況を理解できぬまま、巨大樹の森へと足を踏み入れていった。

    その時、女型の声がして、大量の巨人が森の中へ向かって走り出した。

    そして、エレンを護るはずのリヴァイ班が全滅した。大量の巨人のせいで、リヴァイ兵長も怪我を負った。
  11. 11 : : 2013/10/02(水) 19:39:57
    期待
  12. 12 : : 2013/10/02(水) 19:41:40
    いきなりのエレクリかー

    期待大
  13. 13 : : 2013/10/02(水) 19:42:09
    めっちゃ期待しています!
  14. 14 : : 2013/10/02(水) 19:44:35
    男天使と女天使が交わるとき、新たな時代が切り開かれる!
  15. 15 : : 2013/10/02(水) 19:56:16
    リヴァイ班が全滅して、女型に対してエレンが激昂し、エレンは女型に食われたかに見えた。

    私はその時、大きな音を聞きつけ、駆け付けたばかりだった。

    怒り狂って女型を斬っていた。

    その頃、ジャンのところにサシャが向かったらしい。

    サシャ「大変です! アルミン! ジャン!」

    サシャ「ミカサが……ミカサがいきなり森の中に行っちゃいました!」

    ジャン「!」

    ~~~

    ミカサ「エレンを返せ!」ザシュ

    ミカサ「返せ!」ザシュ

    ザシュ パシュパシュ
    ザンッ

    ミカサ「今なら――うなじを狙える――」

    ミカサ「うおおおおお!」


    ガシッ


    ミカサ「!?」

    ???「いったん離れるんだ! ミカサ!」

    ミカサ「――ジャン!?」

    ジャン「この距離を保つんだ! いいな!?」

    ジャン「下手に近づくと死ぬぞ!」

    ミカサ「」イラッ

    ミカサ「早くエレンを助けないと!」イライラ

    ジャン「感情に身を任せて戦っているようでは死ぬぞ!」

    ジャン「エレンが助かっても、お前が死んでたら意味ないだろうが!」

    ジャン「いい加減、エレンのためなら無償で命をささげられる、ってのもどうにかしたらどうだ!?」

    ミカサ「……あなた、6位の分際で何言ってるの?」

    ジャン「」ガーン

    ミカサ「私は強い。ので、エレンを一人でも助けることが出来る!」
  16. 16 : : 2013/10/02(水) 20:10:32
    辛辣w
  17. 17 : : 2013/10/02(水) 20:21:30
    ジャン「……やめろっつってんだろうが! 何言ってんだ!」

    ミカサ「!?」

    ジャン「お……俺には、今何をすべきか分かるんだよ!」

    ジャン「俺の判断に従え!」

    ミカサ「……!」

    ミカサ(確かに、ジャンはトロスト区防衛戦の時も)

    ミカサ(的確な指示をしたと聞く)

    ミカサ(従うべき……なのかも)
  18. 18 : : 2013/10/02(水) 20:24:09
    ミカサ「わかった。ジャン」

    ミカサ「私は冷静じゃなかった。……ごめん」

    ジャン「わかってくれたか」

    ジャン「目的を絞るぞ! 女型を殺すのはあきらめる」

    ミカサ「!? あいつは、仲間をたくさん殺している」

    ミカサ「何を今さら……」

    ジャン「だが、エレン奪還しつつ女型討伐なんて無理だ」

    ミカサ「……わかった。判断に従う」
  19. 19 : : 2013/10/02(水) 20:25:56
    期待期待♪
  20. 20 : : 2013/10/02(水) 20:27:31
    ジャン「よし、ミカサ! お前は足の腱を削いでくれ!」

    ジャン「俺は肩周りの筋肉をできるだけ斬る」

    ジャン「さっきお前も言ってたが、お前のほうが断然優秀だ」

    ジャン「お前なら、逃げられるだろ?」

    ジャン「俺のほうが危険な部位だが、お前が気をそらしてくれれば何とかなる」

    ミカサ「わかった」

    ジャン「」パシュパシュ

    ミカサ「うおおおい!」ザシュザシュ

    女型「」グラッ

    女型「」ドシィィィン

    ジャン「よし!」ザシュザシュ

    女型「」シュゥゥゥ

    ジャン「ミカサ! 視力を奪ってくれ! 刃を投げるんだ!」

    ミカサ「!」

    ジャン「刃なら俺のがあるから大丈夫だ!」

    ミカサ「」コクッ

    女型「」グサッグサッ

    女型「」
  21. 21 : : 2013/10/02(水) 20:32:02
    ジャン(よし……こっから女型の顎部分を一瞬で削ぐ)

    ジャン(ミカサのほうがいいかもしれねえが……)

    ジャン(俺だって必死に訓練したんだ……何とかなるだろ)

    ジャン(少し俺が優秀すぎる気がするが……まあ気のせいだな)

    ジャン「!?」

    ジャン「ミカサ!? 何やってんだ!」

    ミカサ(今なら、うなじを狙える……)

    ミカサ(……エレンを返せ……今ここで殺す!)

    ミカサ「」シュィィィン

    女型「」グッ

    ミカサ「!?」

    ミカサ(まずい……なぜ腕が動くの?)

    ミカサ(ああ……)

    ミカサ「」ガシッ

    ジャン「何してんだ! クソッ……」

    ジャン「!」

    ジャン「」グキッ

    ジャン「いってえええええ!!!」

    ジャン「ミカサ! 顎周りを削ぐんだ!」

    ミカサ「! わかった!」

    ミカサ「」ザシュ

    女型「」アーン

    エレン「」

    ジャン「ちょっと汚ねえが……多分生きてるな」

    ジャン「……帰るぞ」
  22. 22 : : 2013/10/02(水) 20:35:35
    ジャン「ち……畜生……いてえ……」パシュ

    ジャン「こりゃ……折れてるかもな」

    ミカサ「……本当にごめんなさい」パシュパシュ

    ジャン「……いや、どうってことねえさ」

    ジャン「……逸材であるお前の命と」

    ジャン「せいぜい6位どまり、エレンにも負けちまった俺の足と」

    ジャン「大事なのは前者だ」

    ジャン「まあ……いてえが」

    ミカサ「……そういうことではなくて」

    ミカサ「私のせいで……あなたにけがをさせてしまったと……」
  23. 23 : : 2013/10/02(水) 20:37:17
    ジャン「まあ、そうだよな」

    ミカサ「……」

    ジャン「そりゃ事実だ。お前があそこであんな無茶しなけりゃ、俺は今もう帰ってるんだろうな」

    ミカサ「……」

    ジャン「それに一人で女型を倒すなんてそもそも無理に決まってるだろ」

    ジャン「いくらおまえでも、中身は人間で、エレンよりも練度が高いやつには勝てねえ」

    ジャン「強いから自信があるのはわかるが、ありゃちと無謀すぎる」
  24. 24 : : 2013/10/02(水) 20:41:26
    ミカサ「……すまない」

    ミカサ(普段なら言い返していた……でも……とてもそんな立場ではない)

    ジャン「……でもな」

    ミカサ「!」

    ジャン「俺にとっちゃ、そういう逸材を守ったというより」

    ジャン「ミカサを守ったってことのほうが大きいがな」

    ミカサ「!」

    ミカサ(私はバカだった……本当に……彼のいうとおり)

    ミカサ(彼のいうことは、軋轢を生むけれど……的を射ている)

    ミカサ(それを糾弾するのは、言い返せないからということにほかならない)

    ミカサ(彼のいうことは……アルミンに次いで……いや、アルミンと同じくらい正しい)

    ミカサ(アルミンより少しウザいけれど)

    ミカサ(ジャンは……人類を勝利に導ける存在なのかも)

    ジャン「……でもいってえな……やっべ……いてえええ!!!」

    ミカサ(……考えすぎかもしれないけど……)
  25. 25 : : 2013/10/02(水) 20:44:15
    ********************

    ミカサ「あの日から、私の中でのジャンのイメージが変わった」

    ミカサ「ジャンは……正直ウザいと思っていた」

    ミカサ「自信過剰で……相手のことを考えない人だと」

    ミカサ「でも……ジャンは正しいことを言う」

    エレン「そうだな。そう思うときはある」

    アルミン「ジャンは……窮地に立った時ほど、いいことを言うんだ」

    ミカサ「アルミンと同じ」クスッ

    アルミン「そ、そんなことないよ!」

    エレン「謙遜しねえとこがアルミンとの違いだけどなwww」

    3人「wwwww」
  26. 26 : : 2013/10/02(水) 20:47:24
    ちょっと休憩

    少ししたら投稿します

    誰か見てんのかなこれ……。
  27. 27 : : 2013/10/02(水) 20:55:32
    みてます
  28. 28 : : 2013/10/02(水) 21:02:42
    見てまーす
  29. 29 : : 2013/10/02(水) 21:03:32
    ネタバレ有になってます。気をつけてください

    エレン「でもミカサ、壁外調査一週間前に何言い出すんだお前」

    ミカサ「……すまない」

    ミカサ「でも……何故か言いたくなって」

    バタンッ

    ジャン「腹減ったな……」

    エレミカアル「!」

    ジャン「お、お前ら」

    ジャン「ミカサ、大丈夫か?」

    ミカサ「大丈夫……」

    アルミン「ジャンのほうこそ大丈夫なのかい?」

    アルミン「影武者作戦には参加していたけれど、そこからどこか行っちゃって」

    アルミン「皆心配してたよ」

    ジャン「ああ」

    アルミン「そのあともいろいろ事件が起きていた」

    アルミン「壁内に巨人が現れたり」

    アルミン「鎧や超大型の正体がわかったり」

    アルミン「そいつらにエレンが拉致されたり」

    ジャン「ああ。俺はずっと参加できなかったんだ」

    アルミン「どうして?」

    ジャン「実は骨が折れてたんだ」

    ミカサ「!」

    ジャン「ただの捻挫だと思ってたが」

    ジャン「それも、割と複雑に折れちまったみたいで」

    ジャン「しばらく参加できなかった」ハハハ

    エレン「笑いごとじゃねえよ、なんで黙ってたんだ?」
  30. 30 : : 2013/10/02(水) 21:06:20
    ジャン「そりゃおめー、いう理由がねえし」

    ジャン「一介の調査兵団員の健康状態なんざ」

    ジャン「いちいち連絡されねえよ」

    エレン「まあ、そうかもしれんが……」

    アルミン「復帰は……できるのかい?」

    ジャン「医師は、仮に復帰できたとして、時間がかかると言ってたな」

    ジャン「できない可能性もあると……」
  31. 31 : : 2013/10/02(水) 21:09:27
    エレミカアル「!」

    ジャン「ま、多分大丈夫だろ」ハハハ

    エレン「お前……なんでそんな呑気なんだよ」

    エレン「お前ふざけてんのか!?」

    ジャン「いいや、ふざけてねえよ」

    ジャン「傷ついても治っちまうやつにはわかんねえんじゃねえか」

    ジャン「怪我した時の辛さなんて……」

    エレン「な……お前なあ……」イラッ

    ジャン「おい……お前」

    ジャン「俺だって復帰してえに決まってんだろうが!!!」

    アルミン「あんまり大声を出さないほうが……」

    ジャン「怪我しても治るやつにはわかんねえんだよ!」
  32. 32 : : 2013/10/02(水) 21:13:11
    ジャン「俺は……マルコや……ミーナや……先輩方や……巨人の犠牲になった人に」

    ジャン「そいつらの……骨の燃えカスに誓ったんだよ!」

    ジャン「俺が敵を討ってやるってなあ!」

    ジャン「それでなんだよ……復帰できねえかもってか!?」

    ジャン「ふざけんじゃねえよ!」

    アルミン(ミカサがいるのに……やっぱり……思ったことを言うんだな……)

    アルミン(でも……ジャンの言うことはもっともな気がする)

    エレン「……」

    ジャン「おめえだって母親を亡くしてるんだろ?」

    ジャン「死んでいった仲間は、お前の仲間でもある」

    ジャン「なら……お前にもわかるはずだ」
  33. 33 : : 2013/10/02(水) 21:17:21
    エレン「じゃあ治せよ」

    ジャン「!」

    エレン「必死でやったら治るだろ。何とか」

    ジャン「……かもな」

    アルミン「二人とも……」

    エレジャン「?」

    ミカサ「……」ブルブル
  34. 34 : : 2013/10/02(水) 21:19:22
    ミカサ「グスッ……グス」

    ジャン「お、おいミカサ……」

    ジャン「すまねえ……俺はそういう意味で言ったんじゃねえから……」

    アルミン(この二人は……)ハァ

    アルミン(二人して凶悪な目つきして悪人面で)

    アルミン(喧嘩っ早くて子供っぽくて)

    アルミン(でも意外といろいろ考えてる……)

    アルミン(けどやっぱり鈍感なのか……)

    アルミン(双子なんじゃないのか……?)
  35. 35 : : 2013/10/02(水) 21:22:20
    ミカサ「私のせいで……ジャンが……」シクシク

    ジャン「だから……そんなつもりじゃねえから」

    ジャン「俺はエレンに言ってたんだよ」

    エレン(いや……俺でもわかるぞ)

    アルミン(ジャン……君ってやつは……)

    エレアル(なんて無神経なんだ……)

    ミカサ「エレンを守ろうとするあまり私は」

    ミカサ「自分の命だけでなく……ジャンの兵士としての生命までも……」

    ミカサ「軽々に投げ打とうとした」

    ジャン「だからそんなつもりは微塵もねえよ」

    ジャン「だいぶ回復してきたんだ」

    ジャン「立体起動はまだできねえが」
  36. 36 : : 2013/10/02(水) 21:27:31
    ミカサ「……」シクシク

    エレン「ジャン、お前なあ」ヒソヒソ

    ジャン「なんだ?」ヒソヒソ

    エレン「無神経すぎるだろ」ヒソヒソ

    ジャン「ああ……でもお前に言われたくねえよ……」ヒソヒソ

    エレン「声かけてやれよ」ヒソヒソ

    エレン「お前のこと目にも止めてなかったやつが」ヒソヒソ

    エレン「お前のために泣いてるんだぜ?」ヒソヒソ

    ジャン「ああ……」ヒソヒソ


    ジャン「なあ……ミカサ」

    ミカサ「? ……」

    ジャン「俺は後悔してねえよ、足折ったこと」

    ミカサ「……」

    ジャン「俺はお前を守った時、死んでもいいと思ったんだから」

    ミカサ「……ジャン、あなたは……仲間の敵を」

    ジャン「あれは、療養中に考えたんだ。長い時間かけてな」

    ジャン「俺は死んでもいいと思った」

    ジャン「お前は、エレンと同じように、人類の希望なんだよ」
  37. 37 : : 2013/10/02(水) 21:29:26
    ジャン「だが、それを守ったからというよりは、ミカサを守ったから、に近い」

    ミカサ「!」

    ジャン「あれ? これ前言ったような気が」

    ミカサ「言ってた」

    ジャン「恥ずかしい! やっべ! 恥ずかしすぎる!」

    ※書いているほうも恥ずかしい

    ミカサ「」クス

    ジャン「お、笑ったじゃねーか」

    ジャン「つまり、実はどうでもいいんだよな?www」ハハハ

    ミカサ「……」ズーン

    ジャン(え?)

    エレアル(お前……死ねよ)
  38. 38 : : 2013/10/02(水) 21:32:58
    ジャン「いや……冗……談だよ」

    ミカサ「笑えない」

    ジャン「……すまねえ」

    ジャン「ま、俺は何とも思ってねえってことだよ」

    ジャン「最悪、司令側の立場につく」

    ジャン「つけるかどうかわからねえけどなwww」

    ミカサ「ジャンならいける」

    ミカサ「ジャンは……正しいことを言える。判断能力がある」

    ミカサ「私は……そんなジャンが……」
  39. 39 : : 2013/10/02(水) 21:35:19
    飯食って休憩します。

    話が予想以上に重くなってすいません。

    ジャンが不憫だから書いてるのに、ジャン殴りたくなってきました。

    ていうか、本当に読んでもらえてるんだろうかこれ泣
  40. 40 : : 2013/10/02(水) 21:39:35
    読んでるよ
    俺、こういうジャン好きだよw
  41. 41 : : 2013/10/02(水) 21:45:10
    ちょっとだけ書きます
  42. 42 : : 2013/10/02(水) 21:47:15
    ジャン(お? まさか……?)ワクワク

    ミカサ「……」

    ミカサ「憧れ」
  43. 43 : : 2013/10/02(水) 21:48:35

    ジャン(え? え?)

    ジャン(ふつうそこは好きですとかじゃねーの?)

    ジャン(マジかよ)

    ミカサ「じゃ、じゃあ、ジャン、私は、く、訓練に行く、ので、私は、訓練に」

    エレン「何言ってんだよwww意味わかんねーwww」

    ミカサ「」ダッ

    ジャン(嘘だろ? おかしいだろ? え?)

    ジャン(あの状況で俺が憧れってどゆこと?)

    アルミン(こいつ絶対ミカサがしどろもどろになってるとこ聞いてねえな)

    アルミン(人の話をうまく聞いて咀嚼しないとことかもエレンそっくり)

    アルミン(本当にエレンと双子なんじゃないか? 冗談抜きで)
  44. 44 : : 2013/10/02(水) 21:50:15
    アルミン「あ、ミカサ……行っちゃったよ……」


    ジャン「おかしいだろ……マジで……」ブツブツ

    エレン「お前うるさいぞ」

    ジャン「! ミカサは!?」

    ジャン「クソ、なんであの状況で」ブツブツ

    エレン「おいジャン」

    ジャン「」ブツブツ

    エレン「ジャン!」

    ジャン「ハッ!」
  45. 45 : : 2013/10/02(水) 21:59:04
    エレン「お前にいいこと教えてやるよ」

    エレン「ミカサはお前のこと気になるとか言ってたぞ」

    ジャン「!?」

    エレン「もちろんいい意味でな」


    ジャン「……」ダッ


    ミカサ「……」

    ジャン「ミカサ!」

    ミカサ「!」

    ジャン「ミカサ……俺……お前のことが……」


    ジャン「す、すきd」ドゴォッ

    ジャン「!?」

    ジャン「ど……どうして……」
  46. 46 : : 2013/10/02(水) 22:00:07
    ミカサ「言わなくてもわかっている」

    ミカサ「というか、むしろ言わないでほしい」

    ジャン「!?」

    ミカサ「正直恥ずかしい」

    ジャン「……言わないと気が済まねえ」

    ジャン「ミカサ、俺はお前を始めて見た時からずtt」ドゴォッ

    ジャン「」

  47. 47 : : 2013/10/02(水) 22:07:54
    おいww
  48. 48 : : 2013/10/02(水) 22:27:00
    ミカサ「言うなと言ってるのに……」ハァ

    ジャン「……俺は言うまであきらめねえぞ……」

    ********************

    アルミン(あの後、鈍い音が何度も鳴っていたけれど)

    アルミン(まあジャンとミカサだろうと思って誰も行かなかった)

    アルミン(でもジャンは男だった。蹴られても言い続けたらしい)

    アルミン(そして、ろっ骨が数本折れてヤバそうになった時)

    アルミン(ジャンはようやく言い終えた)
  49. 49 : : 2013/10/02(水) 22:30:08
    アルミン(当然ジャンをぼこぼこにした罪からは逃れられず)

    アルミン(ミカサにはおとがめがあった)

    アルミン(しかし、戦力を失うと考えた調査兵団主力部隊の面々により、執行猶予がつけられた……らしい)

    アルミン(ミカサはそういっている。そう思いたい)

    アルミン(第60回壁外調査でも、多大な犠牲を払ったけれど)

    アルミン(エレン、ミカサ、僕、サシャ、コニー、クリスタ、ユミルは帰ってきた)

    アルミン(そして今、エレンはクリスタといちゃいちゃして、ミカサはジャンの看病をしている)

    アルミン(ミカサとジャンがうまくいっている)

    アルミン(訓練兵時代にはまずないと思っていた)

    アルミン(でもそれはきっと、巨人に壁なんて越えられないと思っていた5年前の僕たちと同じように)

    アルミン(根拠のないことを信じていただけに過ぎない)
  50. 50 : : 2013/10/02(水) 22:31:34
    ミカサ「ジャン、私は帰ってきた」

    ジャン「おう、お前ら。よかったな」

    ミカサ「でも、またたくさん死んだ」

    ジャン「ま、そればっかりは仕方ねえだろ……慣れねえが」

    エレン「そうだな……」

    アルミン「でも、ジャン、僕が前言ったこと、覚えてるよね?」

    ジャン「ああ、当たり前だろ。何かを変えるには」

    アルミン「何かを捨てなきゃならないんだ」
  51. 51 : : 2013/10/02(水) 22:33:49
    ジャン「コニーとかサシャとか……あとユミルとクリスタは、生きて帰ってきたか?」

    アルミン「生きてるよ。怪我もないみたいだ。ユミルには関係ないけど」

    ジャン「そうか」

    ジャン「……俺はしばらくここで結果報告を聞くことになるだろうが」

    ジャン「いつか復帰してやるさ」

    ジャン「ま、その時は訓練兵からやり直しかもしれねえがw」
  52. 52 : : 2013/10/02(水) 22:36:25
    エレン「……ミカサ、二人にしてやるよ」

    ミカサ「ありがとうエレン」

    アルミン「じゃ、僕たちはこれで……」

    ジャン「待てアルミン」

    アルミン「?」

    ジャン「俺は……何かを変えることが出来たか?」

    アルミン「……きっとジャンは何か大きなものを変えたよ」

    アルミン「人類にとって大事なものだ」

    ジャン「?」

    ジャン「ま、いつかわかるかな」
  53. 53 : : 2013/10/02(水) 22:40:27
    バタン

    ジャン「行っちまったな」

    ミカサ「ええ」

    ジャン「まあ、お前も頑張れよ。死ぬなよ」

    ミカサ「ええ。ミカサ・キルシュタインになるまでは死なない」

    ジャン「バカか? なっても死ぬなよ」

    ミカサ「いつなるの?」

    ジャン「さあ? しらねーよ」
  54. 54 : : 2013/10/02(水) 22:40:35
    連投すません
  55. 55 : : 2013/10/02(水) 22:41:20
    ミカサ「……」

    ジャン「……」

    ジャン「何か恥ずかしいんだが」

    ミカサ「……私も」クスクス

    筆者「……俺も」

    ジャン「久々に笑ったな」ハハハ

    ミカサ「ええ」クスクス


    ジャン「……じゃあ死ぬなよ、逸材なんだから」

    ミカサ「もちろん、分かっている」


    ジャン「……ま、逸材だからとかじゃなくて」


    ジャン「ミカサだから、だけどな」


  56. 56 : : 2013/10/02(水) 22:43:23
    きめえええええwww
    酷い文章でしたが終わりました。
    これから数をこなして経験値稼ぎます……。

    こんなの最後まで読んでくれた方がもしいたら、その方は本当にありがとうございます!!!
    これから頑張ります。。。
  57. 57 : : 2013/10/02(水) 23:16:01
    乙!
  58. 58 : : 2013/10/02(水) 23:18:15
    乙w
  59. 59 : : 2013/10/02(水) 23:54:11
    ジャンはもっと報われるべき
  60. 60 : : 2013/10/03(木) 00:50:44
    ごめん、まったく頭で想像できないw
  61. 61 : : 2013/10/03(木) 02:23:45
    エレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレン
  62. 62 : : 2013/10/03(木) 04:10:49
    >>61が現実ってもんだ…俺は夢か幻でも見ようとしてたのか?
  63. 63 : : 2013/10/03(木) 18:14:12
    >>62www
  64. 64 : : 2013/10/03(木) 20:39:34
    予想以上に読まれていて嬉しかったです

    >>57
    >>58
    ありがとうございます。

    >>59
    キルシュタイン乙、ってこういう時に使うんですかね?www

    >>60
    あとで読んでみたら全く想像できない世界でしたwww

    >>61
    >>62
    >>63
    普通に考えれば簡単にわかる
    幼馴染なんかには勝てねえってことぐらい……
  65. 65 : : 2013/10/06(日) 15:22:02
    すばらしい!!!!
  66. 66 : : 2013/10/08(火) 04:22:19
    おお、あなたは、
    死に急ぎ野郎さんのssで、会った方ですね

    ジャンが幸せそうで、微笑ましかったです

    今後も頑張ってくださいヾ(ω・、 )
    中3野球部男より
  67. 67 : : 2014/03/27(木) 12:20:20
    これからも、頑張って下さい!
    素晴らしく、良かったと思いました☆
  68. 68 : : 2014/09/26(金) 11:00:22
    私は進撃の臣人が結こう好きなんですが、このお話しとてもおもしろくて良かったです。                     特にジャンの告白場面が印象深かったです。    ミカサの反応が恐…
  69. 69 : : 2014/09/26(金) 11:02:57
    (o△o)
  70. 70 : : 2014/12/17(水) 15:53:10
    とても面白かった。私はジャンが報われて嬉しい。


    ので、クリスタを殺してきます☆
  71. 71 : : 2015/01/07(水) 15:42:51
    ジャンいいじゃんwwwww
  72. 72 : : 2015/05/19(火) 22:21:15
    うむ!よろしい!
  73. 73 : : 2015/06/21(日) 17:33:11
    百点!
  74. 74 : : 2015/06/22(月) 01:02:18
    68のニコさん

    進撃の臣人 じゃなくて 進撃の巨人 ですよー

    良かったですよ!
  75. 75 : : 2017/05/01(月) 20:58:21
    70、おし!一緒に行こう!そして、クリスタ(豚小屋出身家畜以下、ブス、マヌケ、天使の反対悪魔なヒストリア本音エレンとイチャイチャすんな)さんを
    殺・り・に・い・こ・う☆

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