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進撃の巨人Another ――番外編―― 第15話 『寒気は夜の森、温もりは隣』
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- 1 : 2013/12/11(水) 20:27:35 :
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進撃の巨人Another ――番外編―― 第15話
――Part 1――
――――前回までのあらすじ――――
季節は本格的に夏へ移り変わりつつある。今回は私、「ミカサ・アッカーマン」が担当する。
私には願いが2つある。1つは、私とエレンと結ばれる事。そしてもう1つは、あの2人が結ばれる事、ただそれだけ――――
寝苦しい初夏の夜、アニはお腹を出して寝た所為で、風邪を引いてしまった
私はユークと共に昼と夜に看病へ行き、彼とアニが2人きりとなるようお膳立てをした
結果、一晩中アニの手を握り、傍に居続けたユークは翌日風邪を貰い、今度は彼が彼女に看病をされる事に――――
――――――――
――――
――
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- 2 : 2013/12/11(水) 20:28:26 :
――――夜 男子寮 談話室――――
ユーク「あっついなぁ」グテーン
エレン「だなぁ」グテテーン
アルミン「2人ともだらしないよ?」
ライナー「もう、夏なんだな」
ベルトルト「寝苦しいね」パタパタ
エレン「ベルトルト、それ団扇か?」ムクリ
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- 3 : 2013/12/11(水) 20:28:41 :
ベルトルト「そうだよ。ユークに作ってもらったんだ」
エレン「いいなぁ」
ユーク「欲しいなら、大量生産したから、あそこから持って行けば?」スッ
アルミン「あの袋に沢山入っているね」
ユーク「あぁ。休日1日潰して没頭したら、あんなに作ってしまっていたよ」ゴローン
ライナー「すごい集中力だな」ワハハ
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- 4 : 2013/12/11(水) 20:28:55 :
ユーク「まぁ、扇ぐがいいさ」グテーン
アルミン「ユークは扇がないのかい?」
ユーク「それすら、面倒くさい」グテーン
アルミン「だらだらしていても、風邪引いちゃうよ?」
アルミン「この前、アニの風邪を貰っちゃったんでしょ?」
ユーク「…そうだったな」
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- 5 : 2013/12/11(水) 20:29:22 :
アルミン「ほら、ちゃんと布団に入って」グイグイ
ユーク「なぁんか、今日はアルミンに面倒見られているな、俺」モゾモゾ
アルミン「毎年、夏に弱いね、ユークは」アハハ
ユーク「ぐったりだぁ」グテーン
アルミン「おやすみ、ユーク」
ユーク「あぁ、おやすみぃ」ヒラヒラ
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- 6 : 2013/12/11(水) 20:29:30 :
ユーク「(夏風邪かぁ)」
ユーク「(アニの看病をして、アニに看病される…まぁ僥倖だったな)」
ユーク「(アニは…免疫力が落ちたのかな?)」
ユーク「(最近は、倉庫で寝ちゃっていたり…毛布は掛けているけど)」
ユーク「(水遊びして、びしょ濡れになったりしたからなぁ)」
(『――番外編―― 第12話』参照)
ユーク「(それが、原因の1つかもな)」
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- 7 : 2013/12/11(水) 20:29:41 :
――――夜 女子寮 談話室――――
ミカサ「あっつい」グテーン
アニ「アンタもだらしないね」
ミカサ「何か涼しくなる方法はないだろうか?」
アニ「さぁ?ユークに貰った団扇で扇いでいればいいじゃないか」
ミカサ「それすら、面倒くさい」グテーン
アニ「何を本末転倒な事を言っているんだい、全く」ハァ
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- 8 : 2013/12/11(水) 20:30:02 :
ミカサ「アニぃ、扇いでぇ」グイグイ
アニ「いや」プイ
ミカサ「じゃあ、クリスタぁ」チラ
クリスタ「うん。ミカサは自分で扇いでね」
クリスタ「私も自分を扇ぐのに、忙しいんだぁ」パタパタ
ミカサ「そんなぁ」ガーン
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- 9 : 2013/12/11(水) 20:30:15 :
ミーナ「じゃあさっ!怖い話でもしない?」ワクワク
ミカサ「怖い話?」
アニ「……」ピクッ
ミーナ「そっ!きっと涼しくなるからさぁ!!」
クリスタ「わぁ、楽しみだね!」キャッキャッ
ミカサ「涼しくなるのであれば、何だっていい」
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- 10 : 2013/12/11(水) 20:30:29 :
ミカサ「ので、お願い」グテーン
ミーナ「ふっふっふ、余裕こいていられるのも、今のうちだからね?」キラン
アニ「……」ソローリ
ミカサ「アニ、どこへ行くの?」
アニ「え?」ドキン
クリスタ「アニは、怖い話を聞いて行かないの?」キョトン
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- 11 : 2013/12/11(水) 20:31:03 :
アニ「わ、私はもう眠くてさ…」アセアセ
アニ「へ、部屋に戻っているよ」ソワソワ
ミーナ「(ははーん!)」ピーン
ミーナ「ミカサ!アニを確保ぉー!!」
ミカサ「御意」バッ
アニ「きゃっ!!」バタン
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- 12 : 2013/12/11(水) 20:31:23 :
ミカサ「捕まえた」ギューギュー
アニ「放してよ、暑苦しいよ」ジタバタ
ミーナ「ふっふっふ、アニったら…絶対に逃がさないからね?」ニヤリ
アニ「…!!」ブルッ
ミカサ「…ところで、どうしてアニを捕まえる必要があったの?」
アニ「もう、放してよ」ジタバタ
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- 13 : 2013/12/11(水) 20:31:47 :
ミーナ「アニ…怖い話が苦手なんでしょ?」ニヤリ
アニ「(どきりっ!!)」ピクッ
アニ「そ、そ、そ、そんな事…な、な、な、ないから…」アセアセ
ミーナ「(これは、図星だね!!)」ピーン
ミカサ「(アニ、とても分かり易い)」ジーーッ
ミーナ「よぉーし!今日はずっと怪談話聞かせるからね!!」ニコ
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- 14 : 2013/12/11(水) 20:32:07 :
アニ「嫌だっ!放せぇっ!!」ジタバタ
ミーナ「(可愛いなぁ…)」ホクホク
ミカサ「(アニは、怪談話の何がそんなに怖いのだろうか?)」
ミーナ「それじゃあ、早速開始だぁ!!」パチパチ
ミカサ「......」パチパチ
サシャ「何か、面白そうな話ですね」ヒョコッ
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- 15 : 2013/12/11(水) 20:32:34 :
クリスタ「どんな怖い話なのかなぁ?」キャッキャッ
ユミル「ほぉ、私も入れてもらおうかな?」ヒョコッ
アニ「……」ガクブル
ミカサ「(アニの抵抗がなくなった)」ギューギュー
ミーナ「じゃあ早速、私から話すね」
ユミル「おっしゃ!こいや!!」バンバン
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- 16 : 2013/12/11(水) 20:32:52 :
クリスタ「ユミル、盛り上がりすぎだよ」クスス
ミカサ「……」ジーーッ
アニ「(怖いよぉ…)」ガクブル
アニ「(ユーク、助けてぇ)」ブルブル
ミーナ「皆、用意はいい?」チラ
ミーナ「これは…この女子寮に伝わる話なんだけどね――――」ヒュードロロ~
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- 17 : 2013/12/11(水) 20:34:30 :
――――――――
ミーナ「そして、その子はこう尋ねたの」
ミーナ「『一体誰に、殺されたの』って…」
ミーナ「そしたら、その女の子がこう答えたの…」
クリスタ「……」ゴクリ
ユミル「……」ワクワク
ミーナ「それは…お前だぁ!!」ババーン
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- 18 : 2013/12/11(水) 20:34:57 :
アニ「(きゃぁぁぁああ!!)」ガタガタ
ミカサ「(…特に面白くない)」ジーーッ
クリスタ「面白かったね!」
ユミル「まぁ、ありきたりだが、手始めとしては上出来だな!」
アニ「(『て、手始め』!?)」ドキンッ!!
ミカサ「(え、まだ続くのだろうか?)」アキタ
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- 19 : 2013/12/11(水) 20:35:15 :
クリスタ「それじゃあ、次は私が語り手をやる!」ハイハイ!
ユミル「おっ、楽しみだなぁ!!」
ミーナ「1人3つくらい話すまでやるからね?」ニコ
アニ「(え!?じゃあ、まだずっと続いちゃうじゃないか!!)」ガーン!!
ミカサ「(…帰ろうかな?)」アキタ
クリスタ「ふっふっふ、私もこわぁーい話するからね?」ニヤリ
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- 20 : 2013/12/11(水) 20:35:47 :
アニ「(助けてぇ…ゆーくぅ…)」ガタガタ
ミカサ「(アニが怖がる理由が、特にわからない)」チラ
アニ「……」ガクブル
ミカサ「(普通の人は、こういった話が好きなんだろうか…アニを除いて)」ウーム
クリスタ「私の話はね、教室に住みつくお化けの話なんだけど」
クリスタ「数年前に、教室で首を吊った訓練兵が居たの―――――」ヒュードロロ~
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- 21 : 2013/12/11(水) 20:36:21 :
――――――――
クリスタ「その子の魂は、ずっと器の身体を求めて夜の教室を彷徨ってるんだって…」
アニ「(怖いよぉ…)」ガクガク
ミカサ「(怪談よりもアニを見ている方が、断然面白い…)」ジーーッ
ユミル「じゃあ、次は私が行くぜ!」ハイ!
サシャ「その後は、私が話しますね!」ハイ!
アニ「(早く終わってぇ…)」ブルブル
ミカサ「(アニが可愛い)」ジーーッ
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- 22 : 2013/12/11(水) 20:36:38 :
――――――――
サシャ「――――というわけで、これで、3周しましたね」
クリスタ「ミカサとアニはずっと聞いていただけだったけど、良かったの?」
ミカサ「ええ、私はそういった怪談話を持ち合わせていない」
ミカサ「ので、皆を楽しませる事は、出来なかったと思う」
ミーナ「ミカサなら、面白い話持っていると思ったんだけどなぁ」
ミカサ「ごめんなさい」
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- 23 : 2013/12/11(水) 20:37:03 :
ユミル「まっ!別に謝るような事じゃねぇよ」ヘラヘラ
サシャ「そうですよ!怖いもの知らずミカサですから!」
ミーナ「そうだね。ごめん、ミカサ」
ミカサ「それ程でもない」
クリスタ「それはちょっと、使い方が違うよ」アハハ
サシャ「それじゃあ、もう遅いですし、部屋に戻りましょうか!」
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- 24 : 2013/12/11(水) 20:37:30 :
ユミル「そうだな。いい加減に帰るか」
ミーナ「それじゃあ皆!おやすみー!!」フリフリ
クリスタ「おやすみぃー」フリフリ
サシャ「おやすみなさいです」
ミカサ「皆、おやすみなさい」
アニ「……」
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- 25 : 2013/12/11(水) 20:39:51 :
スタスタ スタスタ
ミカサ「さて…アニ」チラ
アニ「……」ガクガク
ミカサ「…私達も部屋に戻りましょう?」
アニ「つ、連れて行って…」
ミカサ「ええ、さぁ手を取って」スッ
アニ「…ありがと」ギュ
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- 26 : 2013/12/11(水) 20:40:25 :
ミカサ「それでは、戻りましょう」スタスタ
アニ「うん…」ヨチヨチ
スタスタ ヨチヨチ
ミカサ「(アニがこんなに怖がりだったとは、知らなかった)」
ミカサ「(以前、お化け屋敷へ行った時よりも、遥かに怖がっていた)」
ミカサ「(あの時とは、何が違うのだろう?)」
ミカサ「……」
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- 27 : 2013/12/11(水) 20:41:09 :
ミカサ「……!」ピコーン
ミカサ「(そうか…むふふ)」ニヤリ
ミカサ「(涼しさと私の癒しを同時に満たす事が出来るような、良い事を思いついた)」
ミカサ「(早速、明日にでも“彼”に相談してみる事にしよう)」
ミカサ「(ただし、目的については仄めかすけれど…)」ムフフ
ミカサ「(ふふふ、楽しみ、楽しみ――――♪)」
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- 28 : 2013/12/11(水) 20:41:29 :
――――ミカサ・アニの部屋――――
ミカサ「アニ、部屋に着いた」
ミカサ「ので、手を放しても構わないだろうか?」チラ
アニ「う、うん…迷惑かけたね…」パッ
ミカサ「どういたしまして」
アニ「わ、私はもう寝るよ」スタタ
ミカサ「ええ、おやすみなさい」
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- 29 : 2013/12/11(水) 20:41:49 :
アニ「おやすみ」モゾモゾ
ミカサ「(アニ、ちゃんと寝られるだろうか?)」ゴロン
アニ「(とは、言ったものの…)」モゾモゾ
ミカサ「(それよりも私は、プランを考えよう!)」モンモン
アニ「(怖くて眠れないよぉ…ユーク、傍に居てよぉ…)」グスッ
ミカサ「(ふふふ、今から皆の反応が非常に楽しみ――――)」ニヤリ
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- 30 : 2013/12/11(水) 20:43:18 :
Part1おわり
例外的に、本編29話および30話のタイトルを公開しました
ただし、まだそちらはコメントを控えてもらっています
ので、よろしくお願いします
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- 31 : 2013/12/11(水) 22:44:15 :
- 続きが気になるwwwwww
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- 32 : 2013/12/11(水) 23:27:14 :
- >>31
まぁ、一気に読むものじゃないよ、はは
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- 33 : 2013/12/12(木) 10:58:38 :
――Part 2――
――――翌日 夜 食堂――――
ミカサ「――――と言う訳で、肝試しをしようと思う」
ユーク「へぇ」
アニ「(びくっ!!)」ドキリ
ミカサ「それで、ユーク、貴方はどう思う?」
ユーク「まぁ、いいんじゃない?好きにすれば?」シレッ
アニ「……」ビクビク
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- 34 : 2013/12/12(木) 10:59:06 :
ミカサ「何を他人事のように言っているの?」
ミカサ「勿論、貴方も参加するのは決まっている」
ユーク「えぇー、面倒くさいなぁ」
アニ「ゆ、ゆーくぅ…」ビクビク
ミカサ「貴方はこの震えるアニを見ても、まだそんな事を言っていられるの?」チラ
ユーク「ん?」チラ
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- 35 : 2013/12/12(木) 10:59:22 :
アニ「......」ガクブル
ユーク「アニ…怪談は苦手だっけ?」
アニ「う、うん…」ビクビク
ミカサ「ご覧の通り」
ユーク「はいはい、察しましたよ」
ミカサ「では、参加してもらえる?」
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- 36 : 2013/12/12(木) 10:59:38 :
ユーク「でもまぁ…それとこれとは、話は別かな?」シレッ
ミカサ「え?」
アニ「ゆ、ゆーくぅ…」ギュ
ユーク「何?」
アニ「つ、着いて来て…くれないの?」ジッ ウルウル
ユーク「アニがお願いしてくれたら、着いて行くけど?」ケロッ
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- 37 : 2013/12/12(木) 10:59:58 :
ミカサ「アニ、ユークもこう言っている」
ミカサ「ので、可愛くお願いしてあげて?」ニヤニヤ
アニ「…ユーク」ギュッ
ユーク「…何だい、アニ?」
アニ「私と一緒に…肝試しに着いて来て?」ジッ ウルウル
ユーク「わかったよ。一緒に行こうか」ニコ
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- 38 : 2013/12/12(木) 11:00:12 :
アニ「!!」
アニ「ありがとう」ニコ
ユーク「(ふふっ、可愛いなぁ)」ホノボノ
ミカサ「(とてもいい笑顔)」ホノボノ
ミカサ「(しかし、ユークも中々あざとい…)」ジーーッ
アニ「……///」テレテレ
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- 39 : 2013/12/12(木) 11:00:30 :
――――――――
ミカサ「それでは、メンバーを決めよう」
ユーク「いつもの14人だろう?」
ミカサ「その通り。そこで分担して、残り11人を招集しよう」
ユーク「上手く集まるかね?」
ミカサ「大丈夫、皆それぞれの想いに釣られて、自然と集まってくるから」ニヤリ
ユーク「まぁメンバーの招集は、それでいいとしよう」
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- 40 : 2013/12/12(木) 11:01:11 :
ユーク「で、だ!」
ミカサ「ええ」
ユーク「許可は、ちゃんと取れるの?」
ユーク「肝試しなんだし、夜にやるんでしょ?」
ミカサ「ええ、場所は訓練所の近くの森がいいかなと思っている」
ユーク「無断で抜け出すの?」
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- 41 : 2013/12/12(木) 11:01:31 :
ユーク「訓練兵が14人もぞろぞろと」
ミカサ「いいえ、ちゃんと教官に交渉(物理)する!」
ユーク「いや…君の“それ”には到底、期待できないよ」ハァ
ミカサ「じゃあ、説得(物理)する!!」
ユーク「それらは、同義だって」ヤレヤレ
ミカサ「では、貴方とアルミンとマルコに、説得役を頼むとしよう」
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- 42 : 2013/12/12(木) 11:02:01 :
ユーク「やれやれ、面倒事は押し付けられるのか」ハァ
ミカサ「期待している」
ユーク「それじゃあ、早速2人を探して申請してくるから、大人しく待っていてね?」
ミカサ「そんな、飼い犬みたいな扱いをしないでほしい」シュン
ユーク「放っておくと、どこへ行って、何をしでかすか分からないからね」
ユーク「ちゃんと、言葉の首輪をつけておかないとさ」
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- 43 : 2013/12/12(木) 11:02:22 :
ミカサ「あぅぅ…意地悪…」ジーーッ
ユーク「今それは、ただの褒め言葉さ」ヒラヒラ
ミカサ「アニからも何か言ってあげて」チラ
アニ「……///」ポーー
ミカサ「(やれやれ、アニは自分の世界へ入り込んでしまっていた)」
アニ「(ユークが一緒に着いて来てくれるのなら、私も頑張れる気がする…///)」ポーー
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- 44 : 2013/12/12(木) 11:02:41 :
ユーク「それじゃあ、行って来るから暫くはここに居てくれると助かるかな?」
ミカサ「わかった。私達は雑談でもして待っている」
ユーク「行って来まーす」スタスタ
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- 45 : 2013/12/12(木) 11:04:19 :
――――少し時間が経って――――
ユーク「ただいまっ!」ヒョコッ
ミカサ「あら、ユーク。随分と早かったのね」
アルミン「やぁ、2人とも」
マルコ「こんばんは」
アニ「アルミンとマルコまで」
ミカサ「という事は、交渉は?」
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- 46 : 2013/12/12(木) 11:04:34 :
ユーク「無事、成功したさ」
アニ「流石だね」
アルミン「まぁ、ユークとマルコが居たからさ」
マルコ「そうそう、ユークとアルミンが居たからね」
ユーク「おいおい、何を言っているんだ」
ユーク「偏《ひとえ》に、君達2人の活躍だろ?」ヤレヤレ
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- 47 : 2013/12/12(木) 11:05:15 :
ワイワイ ガヤガヤ
ユーク ダヨ! アルミン ダッテ! マルコ コソ!
ミカサ「3人で互いに謙遜し合っている」
アニ「素直にお互いに認めれば、すぐに解決するのにね」
ミカサ「こういった謙虚な所も3人の長所だから」
アニ「それもそうだね」
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- 48 : 2013/12/12(木) 11:05:25 :
ガチャ バタン
ドタバタ ガヤガヤ
ミーナ「ミカサ、話は聞いたよ!」ウキウキ
クリスタ「肝試しをするんだって!?」ワクワク
ユミル「まぁ、暑さを避けるには、良い案なんじゃねぇか?」
コニー「オレも楽しみだぜ!!」
ユーク「…というわけで、召集も既に完了している」キリッ
ミカサ「流石、ユーク」
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- 49 : 2013/12/12(木) 11:05:41 :
アニ「いつも通り、仕事が早いね」
ユーク「ありがとう!」
ジャン「まぁ、詳しい話を聞かせてくれや」
ミカサ「ええ、それでは皆が集まった」
ミカサ「ので、作戦会議と行こう!」
ユーク「まぁ、教官に話したところね、訓練の一環と言う名目で――――」
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- 50 : 2013/12/12(木) 11:05:54 :
――――――――
ミカサ「――――という風に、夕食後、訓練所近くにある森に出掛ける」
ミカサ「肝試しでは、基本男女2人でのペアを組んで、順に森のコースを散策する」
ミカサ「そしてゴール地点に着いたら、そこで待機するという流れ」
ミカサ「皆、わかってもらえただろうか?」チラ
エレン「まぁ、言いたい事はわかったよ」
ライナー「いいイベントだと思うぞ?」
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- 51 : 2013/12/12(木) 11:06:03 :
ベルトルト「そうだね。暑さを忘れられると思うよ」
サシャ「夜の森が、私を呼んでいますねっ!!」ワクワク
ユーク「皆もやる気があるみたいでよかったね、ミカサ」チラ
ミカサ「ええ、準備の甲斐があるというもの」
ユーク「何か準備する事なんてあるの?」
ユーク「例えば、お化けの仕掛けとか?」
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- 52 : 2013/12/12(木) 11:06:19 :
ミカサ「いいえ。そう言った類《たぐい》は、時間の関係もあって用意は出来ない」
ミカサ「内容は、単に夜の森を2人で散歩する、というだけの事」
ユーク「じゃあ、『準備』って?」
ミカサ「それは、当日までのお楽しみ」ニシシ
ユーク「(また何か企んでいるな、これは…)」
クリスタ「ねぇねぇ、ミカサ!」
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- 53 : 2013/12/12(木) 11:06:31 :
ミカサ「何、クリスタ?」
クリスタ「聞きたい事があるんだけど」
クリスタ「ペアはどうやって決めるの?」ワクワク
ミーナ「それは、私も知りたい!!」ズイズイ
ミカサ「ペアは当日、森へ着いた後に決めましょう!」
ミカサ「その方が先入観もなくして、当日までわくわくできると思う」
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- 54 : 2013/12/12(木) 11:06:43 :
クリスタ「なるほど!誰になるかなぁ?」
ミーナ「希望の人とペアになれたらいいね、クリスタ!」ニコ
クリスタ「うん、そうだね!」ニコ
ミーナ「(マルコとペアになりたいなぁ)」ポワワーン
クリスタ「(ジャンとペアに…きゃっ!///)」ポワワーン
コニー「(肝試しなんて、何年振りだろうな!懐かしいぜ!!)」ワクワク
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- 55 : 2013/12/12(木) 11:06:59 :
サシャ「(森で何か、木の実でも成っていませんかねぇ)」
ライナー「(クリスタと組めたらなぁ…)」
ベルトルト「(…正体がばれないように、ライナーの扱いには細心の注意が必要だね)」
ユーク「(…まっ、このメンバーなら、ペアは誰とでもいいかな?)」
アニ「(どうせペアになるなら…あいつと…///)」チラ
ミカサ「(ふふふ…私の力を見せる時――――)」
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- 56 : 2013/12/12(木) 11:07:24 :
――――翌日 夜 倉庫――――
ユーク「ところで、アニはどうしてお化けが苦手なんだっけ?」ホジホジ
アニ「べ、別に、お化けが怖いわけじゃ…」オロオロ
ユーク「それじゃあ、怪談話が苦手なの?」スッスッ
アニ「そ、そうだよ…」ソワソワ
ユーク「でも以前は、お化け屋敷でも怖がっていたよね?」ホジホジ
(『――番外編―― 第6話』参照)
アニ「あ、あれは…その…」
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- 57 : 2013/12/12(木) 11:07:40 :
ユーク「そう考えると、やっぱりお化けが怖いと考えるのが普通じゃない?」ホジホジ
アニ「あ、あぅぅ…」
ユーク「理由だけでも、話してみない?」スッスッ
アニ「アンタ…忘れたの?」チラ
ユーク「顔を動かすと危ないよ?」
アニ「あ、うん…」ジッ
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- 58 : 2013/12/12(木) 11:07:52 :
ユーク「…ごめん、忘れちゃったよ」
アニ「そ、そうだよね…3年以上も…前の事だもんね」
ユーク「何があったんだっけ?」
アニ「開拓地の頃にさ…」
ユーク「……」
アニ「夜中…トイレに着いて来てもらった事…あったでしょ?」
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- 59 : 2013/12/12(木) 11:08:10 :
ユーク「…少しずつ、思い出してきた気がするよ」
アニ「アンタはあの時も、いつものように優しく受け入れてくれて、着いて来たんだよ」
ユーク「そう…だった…かな?」
アニ「厠《かわや》は、外の森の近くにあったから…夜に行くのは、心細かったんだ」
ユーク「…そうだったね」
アニ「それで…アンタに着いて来てもらった時に、森から音が聞こえてきて…」
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- 60 : 2013/12/12(木) 11:08:29 :
ユーク「…思い出した」
アニ「…うん」
ユーク「あの時は、おそらく森に住む動物の鳴き声だったんだけど」
アニ「…うん///」カァァ
ユーク「アニは…その音にとても反応しちゃってさ」クスッ
アニ「恥ずかしいから…笑わないで…///」ギュッ
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- 61 : 2013/12/12(木) 11:08:44 :
ユーク「ごめん。で、咄嗟に走り出したんだったね」
アニ「だって…びっくりしたんだもん」
ユーク「その事は、別に責めていないさ」
アニ「迷惑を掛けたね」
ユーク「まぁ、それはあまり否定しないかな?」
アニ「…ふんっ」プイ
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- 62 : 2013/12/12(木) 11:08:55 :
ユーク「拗ねないで?」ナデナデ
アニ「……」スリスリ
ユーク「それで、アニを追い掛けていたら、森の中に入ってしまっていてさ」
ユーク「アニに追いつく事は出来たけど、暗かったから迷いそうになったよね」
アニ「…ごめん」シュン
ユーク「無事に帰れて、何よりだったさ」
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- 63 : 2013/12/12(木) 11:09:10 :
アニ「あの時の私は、もっと怖くなって…終始、アンタにしがみ付いていたね」
ユーク「それくらいでいいなら、お安い御用さ」
アニ「アンタは、いつも優しいね」グスッ
ユーク「アニが無事で、良かったとずっと思っていたよ」
アニ「アンタ、さっきまで忘れていたじゃないか」グスッグスッ
ユーク「そう言う事は、今は言わないの」ナデナデ
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- 64 : 2013/12/12(木) 11:09:22 :
アニ「無事に帰れたのも、アンタのおかげだったよ」グシグシ
ユーク「ここへ来るまでは、山の中の森に住んでいたから、眼と方向感覚は人一倍強いんだ」
アニ「ねぇ、ユーク」
ユーク「何だい?」
アニ「あの時は、結局、言えなかったけど…」
アニ「助けてくれて、ありがとね」
-
- 65 : 2013/12/12(木) 11:09:41 :
ユーク「…どういたしまして」ニコ
アニ「随分と、お礼が遅れちゃって…ごめん」
ユーク「それが聞けて、良かったよ」
アニ「ねぇ」
ユーク「今度は何?」
アニ「今日は…このまま寝てもいい?」チラ
-
- 66 : 2013/12/12(木) 11:09:54 :
ユーク「…いつも勝手に、寝ているじゃないか」クスス
アニ「ねぇ…どうなの?」ジーーッ
ユーク「どうぞ?」
アニ「…おやすみなさい」
ユーク「おやすみ、アニ」ナデナデ
アニ「Zzz――――」スリスリ
-
- 67 : 2013/12/12(木) 11:10:17 :
Part2おわり
今日は、さっさと上げました
-
- 68 : 2013/12/12(木) 20:56:03 :
- 一気に読むなと言われても・・・
気になるwwwwwwww(・ω・)
-
- 69 : 2013/12/12(木) 21:10:01 :
- >>68
文章で全て説眼するとなると、詳細や回りくどい表現が多くなりやすいからね。
ずっと読んでいて、頭痛くならないかい?
-
- 70 : 2013/12/13(金) 11:26:35 :
――Part 3――
――――肝試し当日 夜の森――――
ミカサ「さて、ユーク達の活躍で見事、夜に肝試しを開催する事に成功した」
ミカサ「ので、拍手」パチパチ
コニー「おぉ!3人はすげぇな!!」パチパチ
サシャ「ありがとうございます!!」パチパチ
アルミン「ありがとね」
マルコ「3人寄れば、文殊の知恵とも言うしね」
-
- 71 : 2013/12/13(金) 11:27:01 :
ユーク「言葉の本来の意味としては、若干ずれているけどな」ハハッ
クリスタ「どういう事?」
ユーク「蛇足だけど、この言葉の本当の意味はさ」
ユーク「特別に頭の良い者でなくても、3人集まって相談すれば」
ユーク「視野が限定されなくて、何か良い知恵が浮かぶものだ、という意味なんだよ」
クリスタ「へぇ、ユークは物知りだね」
-
- 72 : 2013/12/13(金) 11:27:59 :
ユーク「アルミン程ではないけどね」
ユミル「へぇ、確かにこの3人には不相応な言葉だな」
コニー「ん?どういう意味だ?」ポカーン
サシャ「さぁ、わかりませんね?」ポカーン
クリスタ「うん、私も全然わかんないや」ポカーン
ユミル「……」
-
- 73 : 2013/12/13(金) 11:28:25 :
ユーク「この3人が寄れば、このことわざが当てはまるかもな?」クスス
ユミル「おいこら、ユーク!」
ユミル「それは、クリスタが『アホの子』だって言いてぇのか、あぁん!?」ギロリ
ユーク「誰もそんな事は、言ってないだろ?」
ミカサ「寧ろ、ユミルがそう思っているのかどうかが怪しい」
クリスタ「ユミルが?」ポカーン
-
- 74 : 2013/12/13(金) 11:29:02 :
ユミル「そ、そんな事…お、思っちゃいないぜ!!」アセアセ
ユーク「まっ!そんな事は、割とどうだっていいんだけどね」シレッ
ミカサ「そうね。話が逸れてしまった」
ユミル「おいおい、今のお前らの発言は納得がいかねぇぜ!!」ズイズイ
アニ「はいはい、アンタはもう引っ込んでいなよ」グイッ
ユミル「ぐえっ!」ステン
-
- 75 : 2013/12/13(金) 11:29:17 :
ミカサ「ありがとう、アニ」
アニ「どういたしまして」
ユミル「くっそう、相変わらずぞんざいな扱いだぜ」イテテ
クリスタ「大丈夫、ユミル?」サスサス
ユーク「ミカサ、また話が逸れないうちに、続きを話して?」
ミカサ「了解した」
-
- 76 : 2013/12/13(金) 11:29:53 :
――――――――
ミカサ「さて、これから本題の肝試しを行おうと思うのだけれど」
ミカサ「まずは、男女でのペアを決めようと思う」
ミカサ「私が順に呼んでいく」
ミカサ「ので、呼ばれた人は、このくじを引いてほしい」スッ
「「「はーい」」」
ミカサ「じゃあ、まずはユークから」スッ
ユーク「ミカサの持っている棒の束から、1つを引けばいいんだね?」
-
- 77 : 2013/12/13(金) 11:30:14 :
ミカサ「ええ、その通り」
ユーク「どれにするかな?」
ミカサ「……」スッ ヒョンッ!
ユーク「ん?」
ミカサ「……」ニコニコ
ユーク「(1本だけ、明らかに飛び出ている…)」ジーーッ
-
- 78 : 2013/12/13(金) 11:31:00 :
ミカサ「……」ニコニコ
ユーク「(そして、このミカサの表情…『その棒』を引かせたいわけか)」
ミカサ「(さぁ、ユーク!早くこの『幸せを導く棒』を引いて?)」ニコニコ
ユーク「(…仕方ない。ミカサの罠に掛かりに行くとするか)」ヒョイ
ミカサ「(やった!誘導成功!!)」パァァ!
ユーク「(嬉しそうだね、ミカサ)」ニガワライ
-
- 79 : 2013/12/13(金) 11:31:23 :
ミカサ「では、次はアニの番」スッ ニコニコ
ユーク「(喜びが滲み出ているよ)」アキレ
アニ「(…うーん、どうしようかな?)」ジーーッ
ミカサ「……」ヒョンッ!
アニ「(あっ!何か1本だけ飛び出たね)」
ミカサ「……」ニコニコ
-
- 80 : 2013/12/13(金) 11:31:42 :
アニ「(ユーク、どうすればいい?)」チラ
ユーク「(もういいから、それを引いちゃいなさい…)」コクリ
アニ「(ユークが言うんだったら、間違いないよね?)」ヒョイッ
ミカサ「(やったぁ!大成功ぉ!!)」パァァ!!
ユーク「(ミカサ…君って人は…)」ハァ
ミカサ「それでは皆も、呼ばれた順番に引いて行ってほしい――――」スッ
-
- 81 : 2013/12/13(金) 11:31:55 :
――――抽選の結果――――
エレン×ミカサ
ジャン×クリスタ
ライナー×サシャ
ベルトルト×ユミル
マルコ×ミーナ
アルミン×コニー
ユーク×アニ
-
- 82 : 2013/12/13(金) 11:32:18 :
ユーク「(随分と、都合のいい別れ方をしたな)」チラ
ミカサ「(くじは仕組んだ!!)」キリッ
ユーク「(はいはい、ご苦労様)」
ミカサ「(貴方もアニとゆっくり楽しんで?)」ニヤリ
ユーク「(それは、お互い様だろ?)」チラ
ミカサ「(ええ、私も頑張る!)」フンス
-
- 83 : 2013/12/13(金) 11:32:37 :
エレン「(ミカサか…まぁいつも通りだな。今更だ)」
ジャン「(ミカサはエレンに獲られちまったか…でもこんな事言っても今更か)」
クリスタ「(やったぁ!神様ありがとうっ!!)」パァァ
ライナー「(まぁ食べ物には関連がないから…大丈夫だろ?)」
サシャ「(夜だと、ライナーが獲物に見えますねぇ)」ジーーッ
ベルトルト「(まぁ、無難だね。話す事は多々あるし…)」
-
- 84 : 2013/12/13(金) 11:32:52 :
ユミル「(ふぅーん、ベルトルさんか。まぁいいかな?)」
マルコ「よろしくね、ミーナ」ニコ
ミーナ「うん!私の方こそ、いざとなったら守ってね?」ニコ
アルミン「(外れちゃったか、残念だけど…コニーとなら楽しめそうな気もする)」
コニー「よぉ、アルミン!よろしくな!!」ワハハ
アニ「(ユークとペアだ…なんか嬉しいなぁ///)」テレテレ
-
- 85 : 2013/12/13(金) 11:33:16 :
――――――――
ミカサ「それでは、私達の組から順にスタートする」
ミカサ「ので、後はユークの指示に従って、順次スタートしてほしい」
ユーク「まっ、俺達が最後だから、その間は任せておいて?」
ミカサ「ええ、心強い」ニコ
ユーク「それじゃあ、エレンと共に“逝って”らっしゃい」ニヤリ
ミカサ「ええ、“行って”来ます」キリッ
-
- 86 : 2013/12/13(金) 11:33:38 :
ミカサ「エレン、行きましょう!」ギュッ
エレン「わかったけど、手を繋ぐ必要はあるのか?」
ミカサ「勿論、大事!」
エレン「でもなぁ」
ミカサ「エレンは何かあった時に、私を守ってくれないの?」ジッ
エレン「別にお前は俺に守られる程、弱くないだろ?」
-
- 87 : 2013/12/13(金) 11:34:05 :
ユーク「エレン、ミカサもこう言っているんだから、手を繋いであげなよ?」
ユーク「それが、男の甲斐性ってもんさ」ニッ
エレン「…わかったよ。行くぞ、ミカサ?」ギュッ
ミカサ「(ユーク、ありがとう)」チラ
ユーク「(どういたしまして)」チラ
ミカサ「それと皆、ペアは手を繋ぐのが、必須条件だから」
-
- 88 : 2013/12/13(金) 11:34:50 :
ユーク「迷子になるのを防止する役割も兼ねているからね?」
クリスタ「うん!わかったよ!!」パァァ
ジャン「迷子は避けたいし、しゃあねぇなぁ」ヘヘッ
マルコ「それじゃあ、僕達もね、ミーナ?」ニコ
ミーナ「うん!私も嬉しいよ!!」ニコ
ミカサ「それじゃあ、皆!今度こそ、行って来ます!!」スタスタ
-
- 89 : 2013/12/13(金) 11:37:55 :
ユーク「あぁ、くれぐれも気をつけて?」
アニ「先頭だから、頼んだよ?」
ミカサ「ええ、先陣は任せておいて!」チラ グッ
エレン「俺達も迷わないように気を付ける」
ミカサ「エレン、行きましょう」スタスタ
エレン「あぁ、そうだな。じゃあな、お前らー!」フリフリ スタスタ
-
- 90 : 2013/12/13(金) 11:38:18 :
スタスタ トコトコ
ユーク「逝ったな」
アニ「アンタ、さっきから何を縁起でもない事、言っているんだい?」
ユーク「ミカサがまた爆死するかもしれないからな」ニシシ
アニ「『爆死』って?」
ユーク「まぁ、後でミカサの様子を見れば、自ずと分かるんじゃないかな?」ニヤリ
アニ「...?」
-
- 91 : 2013/12/13(金) 11:38:46 :
ユーク「まぁ、アニはその事は気にせずに、ゴールを目指す事だけを考えよう?」
アニ「うん、わかった」
ガサガサガサ ウワッ!!
キャッ!! ガシッ グエッ!!
バターン!! エレン!エレン!!
ユーク「…早くも、もうダメかもね」トオイメ
アニ「何があったんだろうね?」ポケーー
ユーク「ジャンとクリスタ」チラ
ジャン「何だ?」
-
- 92 : 2013/12/13(金) 11:39:10 :
ユーク「エレンとミカサの様子見も兼ねて、もうスタートしてくれないか?」
クリスタ「うん、わかったよ!!」
ジャン「じゃあ、行くか、クリスタ」チラ
クリスタ「うん!」キラキラ
ジャン「それじゃあ、ほら」スッ
クリスタ「あっ!」ドキドキ
-
- 93 : 2013/12/13(金) 11:39:25 :
ジャン「手、繋ぐんだろ?」チラ
ユーク「あぁ」コクリ
ジャン「クリスタ?」チラ
クリスタ「あ、あぅぅ…///」モジモジ
ユーク「ほら、クリスタ。ジャンもこうやっているんだから、手を取ってあげて?」
クリスタ「う、うん…///」モジモジ
-
- 94 : 2013/12/13(金) 11:39:39 :
クリスタ「よ、よろしく、お願いします…///」ジッ
ジャン「あぁ!迷子にならねぇようにな!!」ニカッ
クリスタ「う、うん!私、頑張るねっ!!」ニコ
ジャン「おう。それじゃあ、行こうか!」グイ
クリスタ「あっ、力強いよ、ジャン」トテテテ
ユーク「(クリスタ、頑張れ!)」
アニ「(頑張って、クリスタ!――――)」
-
- 95 : 2013/12/13(金) 11:40:11 :
――――――――
アルミン「それじゃあ、僕達も行くね?」
コニー「よっしゃ!待ちくたびれたぜ!!」ワクワク
ユーク「あぁ、いってらっしゃい」
アニ「気を付けてね」
アルミン「うん。それじゃあね!」フリフリ
コニー「じゃあな、お前らー!」フリフリ
-
- 96 : 2013/12/13(金) 11:40:47 :
スタスタ スタスタ
ユーク「さて、俺達だけになったな」チラ
アニ「そうだね。先に行った皆はどうなったかな?」チラ
ユーク「ジャン達が無事にミカサ達を助けてくれているといいんだけど…」
アニ「少し、心配だね」
ユーク「…誰も居ないな」
アニ「私達で最後だもん」
-
- 97 : 2013/12/13(金) 11:41:03 :
ユーク「アニは、怖くないかい?」
アニ「今のところは、大丈夫だよ」
ユーク「…離れないでね?」ギュッ
アニ「うん…そのつもりさ」ギュッ
ユーク「さて、俺達もそろそろ行くとするか!」
アニ「うん…守ってね?」ジッ
-
- 98 : 2013/12/13(金) 11:41:18 :
ユーク「あぁ、絶対に!」ニカッ
アニ「頼もしいよ」ニコ
ユーク「それじゃあ、出発だ!」オーー!
アニ「お、おぉーー!」ビクビク
ユーク「(遂に俺達の番だ。楽しみだな♪)」ウキウキ
アニ「(だ、大丈夫…ユークだって居るんだから!――――)」ソワソワ
-
- 99 : 2013/12/13(金) 11:41:41 :
――――森の中――――
ザワザワ ガサガサ
ホーホー ジリリリ
ユーク「……」スタスタ
アニ「……」ビクビク
ユーク「アニ?」チラ
アニ「(びくりっ!!)」ドキンッ
アニ「な、何?」ドキドキ
ユーク「…やっぱり、怖い?」
-
- 100 : 2013/12/13(金) 11:41:58 :
アニ「…す、少しだけ」ドキンドキン
ユーク「気分を紛らわせる為に、話でもしようか」
アニ「お、お願い…」ビクビク
ユーク「森では、色々な音がするんだよね」
アニ「そ、そうだね」ドキドキ
ユーク「風の音や、草木が揺れる音」
-
- 101 : 2013/12/13(金) 11:42:16 :
ユーク「他にも、フクロウや昆虫の鳴き声が色々混ざって、雰囲気が出ているよ」
アニ「だから、何なの?」ドキンドキン
ユーク「怖がってばかりいないで、アニにもそういった音に耳を傾けほしいんだ」チラ
アニ「どうして?」
ユーク「そうやって、その正体が掴めれば、きっと怖くなくなると思ってね」
アニ「そうなのかな?」
-
- 102 : 2013/12/13(金) 11:42:28 :
ユーク「きっとそうさ」ニコ
アニ「じゃあ、やってみる」
ユーク「……」
アニ「……」
ユーク「どうだい?」
アニ「うん。耳を澄ませば、色々な音を区別できる気がする」
-
- 103 : 2013/12/13(金) 11:42:55 :
ユーク「その1つ1つを順に追っていけば、そのうち怖さもなくなるさ」
アニ「うん。頑張ってみる」
ユーク「じゃあ少し、ここに腰掛けようか」ポスン
アニ「そんなにのんびりしていて、大丈夫なの?」
ユーク「きっと、皆もそうしている筈さ」
アニ「そうなのかな?」ポスン
-
- 104 : 2013/12/13(金) 11:43:34 :
ユーク「あぁ。だから、そんなに急がなくてもいいんだよ」ニコ
アニ「……」
ユーク「……」
アニ「ねぇ、ユーク」ピトッ
ユーク「何?」
アニ「また…抱きしめて…くれないかい?」ジッ
-
- 105 : 2013/12/13(金) 11:43:50 :
ユーク「どうして?」
アニ「アンタの温もりを…感じたいと思ったからさ…///」ギュッ
ユーク「アニ…」ダキッ
アニ「あっ…ありがとう」ギューーッ
ユーク「好きな時に、頼んでくれていいからね?」ギュッ
アニ「うん…安心する」ギューーッ
-
- 106 : 2013/12/13(金) 11:44:09 :
ユーク「俺もだよ…離したくない」ギュッ
ユーク「(大切な家族のような存在を…誰が離したいと思うものか)」
アニ「(ユークは今、何を考えているんだろう?)」
ユーク「……」
アニ「…ユーク」パッ
ユーク「ん?」
-
- 107 : 2013/12/13(金) 11:44:27 :
アニ「もう大丈夫だよ。ありがとう」スッ
ユーク「そうか」スッ
アニ「私達もゴールに向かおう?」ギュッ
ユーク「そうだな、皆のところへ行こう!」ギュッ
アニ「うん!」
ユーク「(アニは、少し落ち着いたようだね)」
-
- 108 : 2013/12/13(金) 11:44:56 :
スタスタ トコトコ
ユーク「皆、どんな風に怖がっていたんだろうな?」
アニ「コニーなんかは、寧ろ楽しんでいるだけかもね」クスリ
ユーク「ははっ、それは言えているかも」
アニ「それでいて、サシャなんかも案外、怖がりだったりしてね」
ユーク「意外にあるかもな、それ」
アニ「それとそれと…」
-
- 109 : 2013/12/13(金) 11:46:56 :
ユーク「(アニ、さっきの事で緊張が解けたのか、饒舌になって来たな)」
アニ「でね、その時ね――――」
ユーク「(普段から、こうやってもっと楽しそうに話してほしい)」
ユーク「(そんな君の姿を見ると、俺は安心するから…でも)」
ユーク「(そんな君をずっと見ていたいと思うのは、俺の我がままだろうか?)」
ユーク「(それとも他に――――)」
-
- 110 : 2013/12/13(金) 11:47:36 :
Part3おわり
明日でこの話も完結です
-
- 111 : 2013/12/13(金) 17:34:42 :
- 早く、明日にならないかなー
-
- 112 : 2013/12/13(金) 20:58:06 :
- <<69
返事遅れてすいません!
自分はもう、読書とかss読むのとか平気です。
ので、ご心配なさらずどうぞ!
-
- 113 : 2013/12/13(金) 21:27:16 :
- >>111
ありがとう。とても嬉しい言葉なんだけど...
私はもう、毎日の研究と卒業論文の作成がしんどいです
時間が欲しいです
-
- 114 : 2013/12/13(金) 21:32:30 :
- >>112
そうかい。まぁ本を読むのはいい事だと思うよ
-
- 115 : 2013/12/13(金) 22:26:31 :
- ということなので、
明日楽しみにしてます
-
- 116 : 2013/12/14(土) 14:04:57 :
――Part 4――
――――ゴール地点――――
ミカサ「2人が来た」
ユーク「すまん、遅れたな!」
アニ「ごめんね」
エレン「遅かったな、何していたんだ?」
ユーク「いや、単に順番待ちで時間を食っただけだよ」
アニ「そういう事さ」
-
- 117 : 2013/12/14(土) 14:05:11 :
エレン「ふぅーん」
ミカサ「2人とも、楽しめた?」
ユーク「あぁ、勿論さ!」ニカッ
アニ「ま、まぁね…///」モジモジ
ミカサ「……」ニコニコ
ユーク「クリスタもどうだった?」
-
- 118 : 2013/12/14(土) 14:05:37 :
アニ「楽しかったかい?」
クリスタ「う、うん!楽しかったよ!!」ニコ
ジャン「まぁ俺も楽しめたぞ?」ケロッ
ユーク「それは、よかった」
ミカサ「準備した甲斐があったというもの」
ユーク「でもさ、ミカサ」チラ
-
- 119 : 2013/12/14(土) 14:05:56 :
ミカサ「何、ユーク?」チラ
ユーク「初めに聞こえた騒動の音」
ユーク「あれは…君が原因だろ?」
ミカサ「うっ、そ、その通り」
ユーク「エレンの首でも絞めた?」
ミカサ「な、なんで解るの?」ワナワナ
-
- 120 : 2013/12/14(土) 14:06:12 :
ユーク「いや、何となくだけどさ」シレッ
エレン「全くだよ!草のざわつきにビビッて、飛び付いて来たかと思えばさ」
エレン「いきなり極めてきて、苦しかったんだからな!」プンプン
ミカサ「ご、ごめんなさい…」シュン
ユーク「まぁ、エレン。ミカサもわざとそんな事をやるはずがないだろう?」ドウドウ
アニ「落ち着きな」
-
- 121 : 2013/12/14(土) 14:06:37 :
エレン「まぁ、それもわかってはいるけどよ…」ブツブツ
ユーク「ミカサ、今回も失敗かい?」
ミカサ「ぐぬぬ、エレンはやはり手強い」
ユーク「まっ、頑張りなよ」
アニ「応援はしているさ」
ミカサ「そういう貴方達は、何かいい事でもあったの?」
-
- 122 : 2013/12/14(土) 14:06:56 :
ユーク「そう見えるかい?」
ミカサ「ええ、2人とも随分と機嫌がいいように見える」
ユーク「まぁ、あったね?」チラ
アニ「うん…まぁ、ね?」チラ
ミカサ「何々?教えてほしい」ズイズイ
ユーク「ミカサには、絶対に言えないね?」チラ
-
- 123 : 2013/12/14(土) 14:07:13 :
アニ「そうだね。絶対に言いたくない」クス
ミカサ「そんなぁ、ひどいっ!」ガーン
ユーク「(言ったところで、君にみすみす『餌』をあげるようなものだしね)」
アニ「(からかわれたくないから、言えない)」
ユーク「(この思い出は、俺とアニの記憶の中だけに仕舞っておくよ)」
アニ「(ユーク、温かかった…///)」ポーー
-
- 124 : 2013/12/14(土) 14:07:37 :
ユーク「それじゃあ、皆!気を付けて帰ろうか!!」
エレン「そうだな、もう眠いぜ」ウトウト
ミカサ「じゃあ、エレン!私がおんぶしてあげる!!」ハイハイ!
エレン「いや、女のお前に担がれていくなんて、みっともないし」ウトウト
ミカサ「がーんっ!」ワナワナ
ユーク「(『担いでいく』とは、言っていないんだがな?)」ニシシ
-
- 125 : 2013/12/14(土) 14:07:58 :
アニ「(ミカサは、つくづく空回りしているね)」
ミカサ「むぅぅ…私だけぞんざいな扱い」イジイジ
ユーク「アニは俺がおんぶしようか?」チラ
アニ「…どうしようかね?」チラ
ユーク「……」ジーーッ
アニ「……」ジーーッ
-
- 126 : 2013/12/14(土) 14:08:08 :
ユーク「…はい、どうぞ?」スッ
アニ「お願い」ギュッ
ユーク「森を歩いて、少しだけ疲れたね?」チラ
アニ「うん、少しだけね」ギューーッ
ユーク「アニ、鼓動が高鳴っているね」クス
アニ「ばかっ…そんな事、言わないでよ…///」ギューーッ
-
- 127 : 2013/12/14(土) 14:08:19 :
ミカサ「……」ニマニマ
ライナー「あいつら、俺達も居る事をすっかり忘れているんじゃないか?」
ベルトルト「完全に2人だけの世界に入っているね」
クリスタ「(なんかいいなぁ、あの2人の雰囲気)」ウットリ
ユミル「(けっ、見せつけてくれるなぁ、あのバカップル)」
ジャン「(俺もミカサと、あんないい雰囲気になってみたいものだ…)」
-
- 128 : 2013/12/14(土) 14:08:29 :
ジャン「(まぁ…叶わねぇだろうけどな)」
ユーク「(アニの心音を感じると…なぜか安心する…)」スタスタ
アニ「(ユークに私の心臓の音を聞かれている…///)」ドキンドキン
ユーク「(アニの身体、温かくて…柔らかいな)」スタスタ
アニ「(でも、ユークの背中も…温かい…///)」ギューーッ
ミカサ「皆、夜の森ははぐれやすいので、気を付けて――――」
-
- 129 : 2013/12/14(土) 14:08:48 :
――――兵舎へ帰宅後――――
ミカサ「それじゃあ、皆、おやすみなさい」
エレン「また明日な!」フリフリ
サシャ「おやすみなさぁーい」フリフリ
コニー「気ぃ付けろよぉ!」ブンブン
クリスタ「ジャン、おやすみなさい」ニコ
ジャン「あぁ、おやすみ!クリスタ」ニカッ
-
- 130 : 2013/12/14(土) 14:09:12 :
クリスタ「うん、ばいばーい」フリフリ タタタ
クリスタ「(…うふふ)」ニコニコ
ユーク「…アニ、女子寮まで送ればいいの?」チラ
アニ「…折角だから、送って?」ジッ
ユーク「畏《かしこ》まりました」ニコ
ミカサ「2人とも、いちゃついていないで、早く行きましょう」ジトーーッ
-
- 131 : 2013/12/14(土) 14:09:25 :
アニ「い、いや、いちゃついてなんて…///」アセアセ
ユーク「俺達はさ…そういうのじゃないでしょ?」
アニ「あっ…そ、そう…だね」シュン
ミカサ「…つまらないの」ボソリ
ユーク「…何か言った?」
ミカサ「…何でもない」プイ
-
- 132 : 2013/12/14(土) 14:09:55 :
ユーク「……」
アニ「(ユーク…)」チラ
ユーク「......」スタスタ
アニ「……」ギューーッ
ミカサ「……」トコトコ
ユーク「…着いたね」ピタッ
-
- 133 : 2013/12/14(土) 14:10:08 :
アニ「ありがとね、ユーク」スタッ
ユーク「どういたしまして」
ミカサ「誰も話さなかった」
ミカサ「ので、とても早く、それでいて長かった気がした」
ユーク「…そうだな」フイ
アニ「(ユーク…)」チラ
-
- 134 : 2013/12/14(土) 14:10:21 :
ミカサ「それでは、ユーク、おやすみなさい」
ユーク「あぁ、おやすみ」
ユーク「アニもね」ニコ
アニ「うん。今日は色々とありがとう…///」モジモジ
アニ「それと…おやすみ…///」テレテレ
ユーク「それじゃあね!」
-
- 135 : 2013/12/14(土) 14:10:47 :
スタスタ
ミカサ「それでは、私達も部屋へ戻りましょう」
アニ「そうだね」
ミカサ「ところで、アニ」チラ
アニ「ん?」チラ
ミカサ「『色々』とは、具体的には何を指すの?」ニヤリ
アニ「あっ!」ヒヤリ
-
- 136 : 2013/12/14(土) 14:11:06 :
ミカサ「2人きりの時に、何かあったの?」ニマニマ
アニ「な、何でもないさっ!///」プイ
ミカサ「全然、動揺を隠しきれていない」
ミカサ「ので、白状するべき」ニヤニヤ
アニ「わ、私…もう部屋に戻って、寝るから!!」ピューーッ!
ミカサ「逃がさない」ビュンッ
-
- 137 : 2013/12/14(土) 14:11:18 :
モウ ツイテ コナイデヨ!
ワタシハ アナタト ドウシツ
ノデ ヒツゼン!
アニ「しつこいよ、アンタ」タッタッタ
ミカサ「アニの自業自得」タッタッタ
アニ「もう、寝るからさっ!」タッタッタ
ミカサ「聞き出すまで、寝かせない!」タッタッタ
アニ「(また、墓穴掘っちゃったよ…///)」タッタッタ
ミカサ「(アニは少しでも、気が紛れただろうか?)」タッタッタ
-
- 138 : 2013/12/14(土) 14:11:36 :
――――翌日 夜 食堂――――
ミーナ「――――だから皆も、深夜は特別棟の教室には、決して近づかないように…」ヒュードロロ~
アニ「(怖いよぉ…)」ビクビク
クリスタ「いいね、その話!」
ジャン「へぇ、そんな話があるとは、知らなかったぜ」
ミーナ「まっ、言い伝えの怪談話なんだけどね?」シレッ
マルコ「切り替え早いね」
-
- 139 : 2013/12/14(土) 14:11:53 :
ワイワイ キャッキャッ
ヒュードロロ~
ユーク「すっかり皆、怪談話にハマっちゃったな」
ミカサ「ええ、そうね。暑いから仕方のない事かもしれない」
ユーク「嫌な汗もかいてしまうかもしれないけどね」ハハッ
ミカサ「でも、怪談話と貴方に貰った団扇のおかげで、夏は乗り越えられそう」パタパタ
ユーク「どういたしまして」
ミカサ「…アニを助けに行かないの?」チラ
-
- 140 : 2013/12/14(土) 14:12:09 :
ユーク「ここから、彼女が怖がっている様子を見ているのもまた、一興だと思ってね」
ミカサ「意地悪ね」クスッ
ユーク「偶には、こういうのもいいものさ」
ミカサ「彼女はきっと、貴方の助けを求めているかもしれない」
ユーク「もしそうだったら、すぐに行ってあげるさ」チラ
ミカサ「ええ、そうしてあげて」チラ
-
- 141 : 2013/12/14(土) 14:13:28 :
アニ「(怖いよぉ…ユーク、助けてぇ…)」ガタガタ
ユーク「…もう、助けに行く事にするよ」
ミカサ「ふふっ、もう?」クスス
ミカサ「貴方も案外、辛抱する事が苦手なのね」
ユーク「…彼女に限ってだけさ」スタスタ
ミカサ「(つまり、『そう言う事』…)」ニマニマ
-
- 142 : 2013/12/14(土) 14:13:42 :
ユーク「アニ」ヒョコッ
アニ「あっ…ユーク…」グスッ
ユーク「一緒に居てあげるからさ。ほら、泣き止んで?」ナデナデ
アニ「うん…ありがとね///」グシグシ
ミーナ「あっ!ユークだけずるい!!」ピョンピョン
ユーク「悔しかったら、ミーナもすれば?」ニヤリ
-
- 143 : 2013/12/14(土) 14:13:55 :
ミーナ「私だって、アニをなでなでしたぁーい!」
アニ「…いや///」プイ
ミーナ「がーん!!そんなぁ…」ワナワナ
ユーク「ほら、アニは俺がいいってさ?」ニコニコ
アニ「そ、そうとも言っていないさ…!///」モジモジ
ユーク「あれ、そうだっけ?」アハハ
アニ「…もうっ」モジモジ
-
- 144 : 2013/12/14(土) 14:14:09 :
ワイワイ ガヤガヤ
ヒュードロロ~
アニ「(でも…ありがとう、ユーク)」チラ
アニ「(私は何となく、この気持ちが何なのか…分かってきた気がするんだ)」
アニ「(私はきっと…『ユークがずっと、私の傍に居てほしい』って…そう思っているんだ)」
アニ「(アンタに抱きしめてもらって…温もりも貰って…そう感じたんだ)」
アニ「(アンタが傍に居てくれたら、ずっとあったかいからさ)」
アニ「(だから、これからも…ずっと傍に居てね…ユーク?――――)」
進撃の巨人Another ――番外編―― 第15話
『寒気は夜の森、温もりは隣』
La Fin.
-
- 145 : 2013/12/14(土) 14:14:42 :
【投稿完了 / シリーズ名 / 話数 / タイトル / URL】
――本編――
【執筆中 進撃の巨人Another 第30話 『隠す者』】
http://www.ssnote.net/archives/4699
【執筆中 進撃の巨人Another 第29話 『ハツゲン』】
http://www.ssnote.net/archives/4697
【13/12/05 進撃の巨人Another 第28話 『キタイ』】
http://www.ssnote.net/archives/4287
【13/12/05 進撃の巨人Another 第27話 『夜明け』】
http://www.ssnote.net/archives/4235
【13/11/30 進撃の巨人Another 第26話 『蓄積』】
http://www.ssnote.net/archives/3742
【13/11/27 進撃の巨人Another 第25話 『帰る先』】
http://www.ssnote.net/archives/3554
【13/11/23 進撃の巨人Another 第24話 『隠れる』】
http://www.ssnote.net/archives/3249
【13/11/21 進撃の巨人Another 第23話 『行き互い』】
http://www.ssnote.net/archives/3189
【13/11/18 進撃の巨人Another 第22話 『次世代』】
http://www.ssnote.net/archives/2988
【13/11/15 進撃の巨人Another 第21話 『鍵《ヒント》』】
http://www.ssnote.net/archives/2740
【13/11/10 進撃の巨人Another 第20話 『懐古、そして展望』】
http://www.ssnote.net/archives/2440
【13/11/08 進撃の巨人Another 第19話 『待つ者』】
http://www.ssnote.net/archives/2307
【13/11/06 進撃の巨人Another 第18話 『以心』】
http://www.ssnote.net/archives/2219
【13/11/05 進撃の巨人Another 第17話 『志と命』】
http://www.ssnote.net/archives/2140
【13/11/04 進撃の巨人Another 第16話 『選ぶ』】
http://www.ssnote.net/archives/2041
-
- 146 : 2013/12/14(土) 14:14:53 :
【13/11/02 進撃の巨人Another 第14話 『クチは...』】
http://www.ssnote.net/archives/1943
【13/11/01 進撃の巨人Another 第13話 『ドウキ』】
http://www.ssnote.net/archives/1886
【13/10/31 進撃の巨人Another 第12話 『人柄』】
http://www.ssnote.net/archives/1841
【13/10/30 進撃の巨人Another 第11話 『危機と嬉々』】
http://www.ssnote.net/archives/1815
【13/10/29 進撃の巨人Another 第10話 『見上げる先』】
http://www.ssnote.net/archives/1748
【13/10/28 進撃の巨人Another 第9話 『辛辣』】
http://www.ssnote.net/archives/1702
【13/10/10 進撃の巨人Another 第8話 『本物』】
http://www.ssnote.net/archives/805
【13/10/10 進撃の巨人Another 第7話 『捨てる』】
http://www.ssnote.net/archives/800
【13/10/10 進撃の巨人Another 第6話 『側』】
http://www.ssnote.net/archives/796
【13/10/10 進撃の巨人Another 第5話 『指令』】
http://www.ssnote.net/archives/795
【13/10/10 進撃の巨人Another 第4話 『再び』】
http://www.ssnote.net/archives/793
【13/10/10 進撃の巨人Another 第3話 『解散式の夜』】
http://www.ssnote.net/archives/792
【13/10/10 進撃の巨人Another 第2話 『見たもの、見るもの』】
http://www.ssnote.net/archives/791
【13/10/10 進撃の巨人Another 第1話 『4人目』】
http://www.ssnote.net/archives/790
-
- 147 : 2013/12/14(土) 14:15:01 :
- ――番外編――
【執筆中 進撃の巨人Another ――番外編―― 第15話】
http://www.ssnote.net/archives/4702
【13/12/10 進撃の巨人Another ――番外編―― 第14話】
http://www.ssnote.net/archives/4373
【13/12/04 進撃の巨人Another ――番外編―― 第13話】
http://www.ssnote.net/archives/3949
【13/11/30 進撃の巨人Another ――番外編―― 第12話】
http://www.ssnote.net/archives/3487
【13/11/24 進撃の巨人Another ――番外編―― 第11話】
http://www.ssnote.net/archives/3066
【13/11/17 進撃の巨人Another ――番外編―― 第10話】
http://www.ssnote.net/archives/2668
【13/11/12 進撃の巨人Another ――番外編―― 第9話】
http://www.ssnote.net/archives/2257
【13/10/27 進撃の巨人Another ――番外編―― 第8話】
http://www.ssnote.net/archives/1550
【13/10/24 進撃の巨人Another ――番外編―― 第7話】
http://www.ssnote.net/archives/1374
【13/10/15 進撃の巨人Another ――番外編―― 第6話】
http://www.ssnote.net/archives/1078
【13/10/14 進撃の巨人Another ――番外編―― 第5話】
http://www.ssnote.net/archives/1040
【13/10/13 進撃の巨人Another ――番外編―― 第4話】
http://www.ssnote.net/archives/941
【13/10/12 進撃の巨人Another ――番外編―― 第3話】
http://www.ssnote.net/archives/923
【13/10/12 進撃の巨人Another ――番外編―― 第2話】
http://www.ssnote.net/archives/878
【13/10/11 進撃の巨人Another ――番外編―― 第1話】
http://www.ssnote.net/archives/845
――その他――
【執筆中 進撃の巨人Another ――104期相談所編―― ユーク「勉強の方法が分からない?」】
http://www.ssnote.net/archives/4493
――雑談――
【随時更新中 進撃の巨人Another シリーズ ――思い出(過去コメント)保管所――】
http://www.ssnote.net/archives/1038
【随時更新中 進撃の巨人Another シリーズ ――雑談所――】
http://www.ssnote.net/archives/924
――その他情報媒体――
【随時更新中 SS Pedia記事 『進撃の巨人Another』】
http://dic.ssnote.net/articles/%E9%80%B2%E6%92%83%E3%81%AE%E5%B7%A8%E4%BA%BAAnother
-
- 148 : 2013/12/14(土) 14:20:22 :
夏の定番!肝試し編完結!!
珍しい事にPart3,4⇒Part2⇒Part1の順に書き始めたお話でした
一昨日あたりから雪が降って、車の運転が慎重になりますね
こちらは雪国なので、慣れっこですが寒いのはやっぱり苦手です(キーボードが打てなくなるから...)
明日はどちらを投稿しようかなぁ?
-
- 149 : 2013/12/14(土) 23:57:10 :
- そろそろ本編が気になるでござるよ
-
- 150 : 2013/12/15(日) 00:31:00 :
- >>149
まだ出来ていないでござる
やばい
-
- 151 : 2013/12/15(日) 18:56:01 :
- >>150
自分のペースで大丈夫でござるのよ
女型の巨人捕獲作戦がユークが介入することでどうなるのかが楽しみでござる
-
- 152 : 2013/12/15(日) 21:04:47 :
- >>151
本編つくりました。
-
- 153 : 2020/10/06(火) 15:30:55 :
- 高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
http://www.ssnote.net/archives/80410
恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
http://www.ssnote.net/archives/86931
害悪ユーザーカグラ
http://www.ssnote.net/archives/78041
害悪ユーザースルメ わたあめ
http://www.ssnote.net/archives/78042
害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
http://www.ssnote.net/archives/80906
害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
http://www.ssnote.net/archives/81672
害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
http://www.ssnote.net/archives/81774
害悪ユーザー筋力
http://www.ssnote.net/archives/84057
害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
http://www.ssnote.net/archives/85091
害悪ユーザー空山
http://www.ssnote.net/archives/81038
【キャロル様教団】
http://www.ssnote.net/archives/86972
何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
http://www.ssnote.net/archives/86986
http://www.ssnote.net/categories/%E9%80%B2%E6%92%83%E3%81%AE%E5%B7%A8%E4%BA%BA/populars?p=51
-
- 154 : 2020/10/26(月) 14:13:19 :
- http://www.ssnote.net/users/homo
↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️
http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️
⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
今回は誠にすみませんでした。
13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
>>12
みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました
私自身の謝罪を忘れていました。すいません
改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
本当に今回はすみませんでした。
⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️
http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi
⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ごめんなさい。
58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ずっとここ見てました。
怖くて怖くてたまらないんです。
61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
お願いです、やめてください。
65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
元はといえば私の責任なんです。
お願いです、許してください
67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
アカウントは消します。サブ垢もです。
もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
どうかお許しください…
68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
これは嘘じゃないです。
本当にお願いします…
79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ホントにやめてください…お願いします…
85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
それに関しては本当に申し訳ありません。
若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
お願いですから今回だけはお慈悲をください
89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
もう二度としませんから…
お願いです、許してください…
5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
本当に申し訳ございませんでした。
元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。
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【進撃の巨人Another】 シリーズ
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