このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
この作品は執筆を終了しています。
東方再復讐鬼
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- 1 : 2016/07/04(月) 18:33:27 :
- このスレッドは東方因幽霊の続編です
オリキャラを含みます
今回、死亡者が続出します
始めます
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- 2 : 2016/07/10(日) 21:01:10 :
- 博麗神社
猶斗の肉体を乗っ取った靈影をお空と猶斗の犠牲を経て撃破した霊夢たち。猶斗の遺言通り宴会を開くも、中々盛り上がらずにいた
霊夢「…はぁ」
鈴仙「霊夢…」
魔理沙「お空と猶斗が死んだってのにな…何やってんだろ私達…」
鈴仙「魔理沙…」
霊夢「何?依姫ならトイレに行ったわよ」
鈴仙「い、いやそうじゃなくて(汗)」
タッタッタッタッタ ガラッ
依姫「霊夢‼」
霊夢「何よ?」ジトー
依姫「りょ、りょ、りょ…」
いつも冷静な彼女の慌てぶりにただ事ではないと悟る一同
鈴仙「依姫様、落ち着いて下さい!」
依姫「りょ…靈影…が…」ドサッ
気を失い、倒れる依姫
霊夢「皆‼行ってみましょ‼鈴仙は依姫の介抱を」
ぞろぞろと博麗神社の入口に出ていく一同
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- 3 : 2016/07/14(木) 23:57:55 :
- 霊夢「な…!」
そこにいた人物と対峙する霊夢たち。その人物とは猶斗と共に倒された靈影であった
魔理沙「お前……‼」
いや、ソレはもはや靈影という個体とはかけ離れた姿だった。二の腕や首、脚などの筋肉が露出しており、目も二対というなんとも不気味な姿をしていた
霊夢「なんであんたが生きてるのよ…!」
靈影「…」
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- 4 : 2016/07/19(火) 00:12:26 :
- 霊夢「しらばっくれるのね…」
魔理沙「霊夢、前会ったときよりも体は小さいみたいだ。行けるぜ‼」ボソッ
霊夢「」コク
靈影めがけて突進する二人。その直後二人めがけて走り出す靈影
紫「ちょっ…」
気がついた時には二人は顔を掴まれていた。地面に頭を叩き付けられ、彼は瞬時に博麗神社の鳥居を根元から折り、霊夢と魔理沙に投げつけた
一同「⁉」
二人に直撃する鳥居
靈影「」ズオッ
紫と藍の腹部を抑え、地面に叩き付ける靈影。八雲紫、八雲藍 死亡…
橙「藍しゃま―
靈影「ガアッ‼」
橙を尻尾で吹き飛ばす靈影。八雲橙 死亡…
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- 5 : 2016/07/20(水) 23:35:41 :
- 布都「我におまかせを‼」
屠自古「やってやんよ‼」
神子「私も行きます‼」
三人がかりで挑む神子たちだが、次の瞬間
ブヂッ
靈影の背中から、まるで虫の脚のような触手が生えてくる
布都「⁉」
そのうちの一本が布都の体を縦に切り裂く。さらに彼女の血と脳漿で神子と屠自古の目を潰す
ドスッ
頭を触手で貫かれ、崩れ落ちる神子。それと同時に肋骨を叩き割られる屠自古
物部布都、豊聡耳神子 死亡…
蘇我屠自古 戦闘不能…
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- 6 : 2016/07/26(火) 00:27:24 :
- 靈影「グギィ‼」
神奈子と早苗をはたき落として戦闘不能にし、さらに諏訪子に飛びかかり、洞窟の奥深くに彼女を吹き飛ばす靈影
霊夢「な…!」
靈影は直後、何故ゆえか姿を消した
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- 7 : 2016/07/26(火) 01:37:47 :
- 直後、幻想郷を巨大な影が覆った。その影とは…靈影が押してきた小型小惑星だった
靈影「ウリィィィィィヤァァァァァア‼ぶっ潰れろぉぉぉぉぉぉおお‼」
小惑星は魔法の森に墜落した。幸い地面は結界で守られていたので被害は少なかったが、天人の二人が押し潰され、戦死した
比那名居天子、永江衣玖 死亡…
後ろに跳ねて退避したてゐだが、一瞬で目の前に靈影が現れた
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- 8 : 2016/07/26(火) 23:20:25 :
- 靈影「止まれぃ!時よ‼」
ドゥーン カチカチカチカチ…
空中で静止したまま動かないてゐ。時の止まった空間で一人うごめく影
靈影(どうだ猶斗?貴様が命と引き換えに守った者どもを俺は虐殺しているぞ‼)
てゐの顔の目の前に手をかざす靈影
靈影(時は動き始めた…)
ドゥーン
刹那、てゐの顔の肉が吹き飛んだ。そして靈影は傍の竹をへし折り、逃げているルーミアとリグルめがけて投げつけた。竹は空をかける稲妻のように、獲物を捉えたフクロウのように二人を串刺しにして殺害した
因幡てゐ、ルーミア、リグル・ナイトバグ 死亡…
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- 9 : 2016/07/28(木) 02:55:38 :
- パチュリー「そこまでよ‼」
靈影「次から次へと…」ギロッ
小悪魔「もうみんなを殺させは…‼」
靈影「ザコどもが何匹集まろうと、無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄‼」
スッ
小悪魔「パチュリー様、行きますよ‼」
パチュリー「ええ、日符、ロイ―
ズルッ
小悪魔&パチュリー「…え?」
二人のトルソーから上がずり落ちる。
小悪魔、パチュリー・ノーレッジ 死亡…
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- 10 : 2016/07/28(木) 13:29:58 :
- 咲夜「パチュリー様⁉」
靈影「…」
咲夜「くっ…!」キッ
靈影を睨み付ける咲夜
咲夜「時よ止まれ‼」
ドゥーンカチカチカチカチ…
靈影の喉仏の目前にナイフを投げる咲夜
咲夜「解除‼」
ドゥーン
時が動き出した途端、靈影の姿が消えた
咲夜「⁉」
『俺が他の能力を使えないと思っていたのか⁉マヌケが‼』
靈影「タンクローリーだッ‼」
咲夜「‼」
靈影「無駄無駄無駄無駄無駄無駄‼」
右は拳、左は肘でタンクローリーを殴りまくる靈影。直後轟音と共にタンクローリーが完全に落下する
靈影「やったか………⁉」
咲夜「やってないわね」
靈影(な、何ぃ⁉)
霊夢「この野郎‼」
魔理沙「三人がかりなら‼」
咲夜の助太刀に駆けつける二人
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- 11 : 2016/07/29(金) 00:27:19 :
- レミリア「咲夜、大丈夫⁉」
咲夜「お嬢様…‼はい、なんとか」
さらにレミリアも駆けつける
靈影「チッ…」
突如靈影の周りを多数の人影が囲んだ
靈影「何?」
人影とはナズーリンを除く命蓮寺組だった
靈影「無駄‼」
ブシュッ
次の瞬間には聖の胸に風穴があき、星の顎と首の肉が吹き飛び、一輪の上半身が消え、村紗が撥ね飛ばされ、ぬえが心臓を刳り貫かれていた。
聖白蓮、寅丸星、雲居一輪、封獣ぬえ 死亡…
村紗水蜜 戦闘不能…
四方八方に飛び散る遺体
霊夢「………!」
魔理沙「ぜってぇ許さねぇ‼」ギリッ
靈影が霊夢たちめがけて走り出そうとしたそのとき、靈影の左腕が吹き飛んだ
フラン「ぐっ‼」ガガガガガガガッ
勢い余って転倒するフラン
霊夢「フラン⁉」
靈影「ぐ、グギィギギ…」
油断したのも束の間、靈影の左腕が再生する
靈影「どうやら俺に本気を出させたようだな…ヌァァァァァァァアアアア‼」
一同「っ⁉」
靈影が雄叫びをあげると彼の身体中から虫の甲殻の様な触手が生えてきて、彼の身体を覆う
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- 12 : 2016/08/02(火) 02:53:58 :
- 辺り一面炎に包まれる。そしてソレは炎の中から姿を現した。
靈影「コォォォォオオ…」
霊夢「な…⁉︎」
現れたソレは先程の靈影とは似ても似つかない姿だった。まるで龍のような頭部、甲殻で覆われた全身、鋭く反しのある指、背中の模様の浮き出たオーラ
靈影「…」
魔理沙「そんな…」
依姫「努力に恨みなかりしか、です!!」
霊夢「依姫…⁉︎」
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- 13 : 2016/08/03(水) 00:44:09 :
- ヌッ
魔理沙「⁉︎」
靈影は魔理沙の目の前に瞬時に移動し、顔面を掴んだ
靈影「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァーーーッ」
魔理沙の頭を何度も地面に打ち付ける靈影。魔理沙がぐったりとすると手を離した
靈影「素晴らしい…この力…フフフフ…ハハハハハハハハハハッハハハハハハハ!!」
霊夢(い…逝かれてる…)
靈影「ンッン~~~~~♪実に!スガスガしい気分だッ!歌でもひとつ歌いたいようなイイ気分だ~~~フフフフ…ハハハハハハハハァ!!」
靈影は唐突に依姫の腹部に自身の手を突き刺した
依姫「っ…⁉︎」
靈影が手を引き抜くと彼の指の関節ひとつひとつについた反しが依姫の肉を抉りとる。そしてその血を舐めとる靈影
靈影「最高にハイッてやつだァ!!」
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- 14 : 2016/08/03(水) 00:54:22 :
- 靈影「殺してやるぞ!」
霊夢(来る…!!)
靈影「俺の前に出るものは全て排除する…」
霊夢「…じゃあ、たとえあなたに味方が居たとして、その味方さえも殺すの?」
靈影「最終的に勝てば良いのだ」
そう言い残し森の奥へと消える靈影
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- 15 : 2016/08/03(水) 01:11:34 :
- 靈影が森の中を歩いていると声をかけられた
「やい化け物!!」
靈影「…」
靈影がそちらを向くとチルノと大妖精、三月精がいた
チルノ「いっけー!!」
三月精が靈影に飛びかかる
サニー(妖精の力舐めないでね!)
刹那-
ビシュッ
靈影はルナとスターの頭部を木に叩きつけて潰し、サニーの頭を喰った。そしてそのまま噛みきった
チルノ「⁉︎」
大妖精「そんな…一瞬で…」
靈影「…」ギロッ
大妖精「ヒッ…!! いやぁぁぁぁぁああ!!」
チルノ「大ちゃん⁉︎」
靈影に睨まれ逃げ出す大妖精。それを追いかける靈影
大妖精(逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ)
大妖精と靈影の距離は約15m。なんとか撒けそうではあるが…
チルノ「大ちゃん!!そいつは今飛べない!!飛んで!!」
靈影が思い切り地面を蹴る
チルノ「大ちゃん早く飛んで!!」
大妖精が後ろを振り返った瞬間
べキャッ
靈影が大妖精を蹴り潰した。
チルノ「………よくも…大ちゃんを…!!……大ちゃんを返せぇぇぇぇぇえ!!」
氷で剣を作り、靈影に切りかかるチルノ
キーーーーン
剣が折れ吹っ飛ぶ。入れ違う形でチルノの腹部に弾幕を打ち込む靈影
ドッ
吹き飛ばされたチルノの腹には風穴が空いていた
チルノ(…え?なんで…お腹に穴が…なんでこいつ(靈影)は生きてるの…?)
直後チルノを蹴り飛ばす靈影。チルノの上半身だけが吹っ飛び、下半身は崩れ落ちる
チルノ(ああ…あたい…死ぬんだ…大…ちゃん…)
視界がどんどん暗くなり、ついに真っ暗になる。
チルノ、大妖精、スターサファイア、ルナチャイルド、サニーミルク 死亡…
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- 16 : 2016/08/03(水) 01:41:04 :
- 魔理沙「待てよ…」
霊夢「逃げないで…」
靈影「…貴様らは最後に殺してやろうと思ったが…自ら死にに来るとはな…」
霊夢「死ぬのはあんたよ!!」
フラン「油断したわね!!」
靈影「⁉︎」
禁弾「スターボウブレイク」発動
無数の弾幕が靈影に降り注ぐ
煙が晴れるとそこには甲殻が破壊され尽くし、血まみれになって両膝が折れた靈影がいた
靈影「おのれ…おのれぇぇぇぇぇえ!!」
鋭い尾でフランの腹を突き刺して投げ飛ばし、魔理沙を弾幕で吹っ飛ばした
靈影「最終ラウンドだ」
霊夢「…いいわよ。やってやろうじゃない」
不意を突くようにお札を靈影の両腕に貼り付ける霊夢。靈影の両腕の肉が弾け飛ぶ
靈影「うぐぁぁぁぁぁああ⁉︎」
霊夢「もうあんたは攻撃出来ない。その腕じゃ殴りも出来ない。その脚じゃまともに歩けない。でも最後にチャンスを上げるわ。再生出来るものならしてみなさい」
靈影(こ…こいつ…!!俺をコケに…!!)
靈影「ふん…」
じわじわと立ち上がる靈影
霊夢「!!」
靈影「先程言った筈だ…俺に取っては…!! 過程や…!方法なぞ…!どうでも良いのだァー!!」
肘を曲げて血を噴き出させ霊夢の目にかける靈影
靈影「勝った!!死ねぃ!!」
霊夢の頭部目掛けて左脚を動かす靈影
右目をなんとか開いて拳をその左脚の膝に打ち込む霊夢
ドッ
お互いの攻撃がぶつかり合うが霊夢の右腕の骨が折れてしまう。
霊夢「いっ…」
勝ち誇ったような顔の靈影
カッ
次の瞬間霊夢は靈影の膝に夢想封印を打ち込んだ。大きな音を立ててひび割れる靈影の膝
靈影「な⁉︎ヌァァァァァァァアアア⁉︎」
左脚の先端は千切れ、膝から頭にかけてどんどんひび割れていく靈影。ついに頭に到達する
靈影「なぁぁにぃぃぃいいい⁉︎」
霊夢(終わりね…)
顔を背ける霊夢
靈影「ば、馬鹿な…この俺が…⁉︎」
左右がだんだん離れていく靈影
靈影「博麗の巫女ーー!!」
最後は目にヒビが入り、身体が弾け飛ぶ靈影。臓物やら何やらが落ちる。霊夢が目を開けるともう靈影の原形は無かった
霊夢「…これは酷いわね…」
『幽蠍靈影』…幻想郷の住人を殺戮したが最期は霊夢に敗北し、身体が弾け飛んだ。彼の死骸は永遠亭に運ばれ解剖された後、藤原妹紅に焼却処分される
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- 17 : 2016/08/04(木) 13:28:52 :
- 魔理沙「…やったな」
よたよたと歩いてくる魔理沙と依姫にフラン
霊夢「ええ…」
依姫「これで少しは師匠に近づけましたね」
霊夢「少し、ね…」
魔理沙「おい猶斗!!オメェがいなくても靈影倒してやったぞー!!」
空に向かって叫ぶ魔理沙
フラン「なんか色々とふっ切れちゃったわね」
依姫「さあ、宴会の続きをしましょうか」
霊夢「…そうね」
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- 18 : 2016/08/04(木) 13:34:04 :
- 次回予告
幽蠍猶斗の弟が21話振りに登場⁉︎更に両親も⁉︎幽蠍一家との戦いが幕を開ける!!
- 著者情報
- この作品はシリーズ作品です
-
東方幽蠍録 シリーズ
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