この作品は執筆を終了しています。
懺悔の間にて〜Where is the correct answer?〜
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- 1 : 2016/06/24(金) 21:31:47 :
- こんにちは!こんばんは!初めての人ははじめまして!刹那と申します!
今回はテスト勉強の合間の息抜きにちょっとした短編を書きたいと思い立てました!
本来ならば執筆中の他作品を先に終わらせるべきなのでしょうが終わらせ方がまだ決まってないもので...本当に申し訳ありません!
代わりと言っては何ですが本作品楽しんでいただけたらと思います!
執筆中コメント返しは見づらくなると思いますので終了後にまとめて返させていただきます!ご了承ください!
それでは本作もよろしくお願いします!
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- 2 : 2016/06/24(金) 22:16:38 :
- ふと目を開けると私は知らない場所に立っていた
何もない白い空間
水平線まで...動くのは何もない
「私は......」
少女は呟く
気怠さが体に重くのしかかる
「ここは...どこ...?」
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- 3 : 2016/06/25(土) 07:36:59 :
- 「さぁね」
突如声が響いた
聞こえたというより...この空間いっぱいに...そして私の心に響いた
「あなたは...?」
ポツリと呟く
「さぁね」
またしても同じ答え
「そう......」
「アンタは?」
返された問
「私はー」
言いかけて気づく
私は誰なんだろう...?
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- 4 : 2016/06/25(土) 13:13:48 :
- 期待
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- 5 : 2016/06/25(土) 15:29:46 :
- 「わからないのかい?」
響くその声に...私はよく知った声だと気づく
「わからない...でも...あなたを知っている...?」
「そうだね...アンタは私を知っているよ」
声は続ける
「ここはね...アンタの望む場所だよ...」
「私の...望む場所...?」
思わずあたりを見渡す
けどその場所に見覚えなんてなくて...
私は困惑した
「そう...アンタはどこに行きたい...?」
「どこへ...?」
その問にまたしても回答は出てこない
私の望む場所...
私は...何が...何を望んでいるのだろう...?
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- 6 : 2016/06/25(土) 15:39:43 :
- 「まぁ...今のアンタにはわからないかもね...」
声は呆れたように呟いた
「ここは...正確に言うとアンタの望むものを見つける場なんだろうね...」
「見つける...?」
わからない...
何もかも...
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それこそが...唯一私にわかっていることだ...
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そんな言葉が...たった今聞こえたかのように...耳の中で響く
「少し思い出したね...」
声は微笑むように話す
「話を変えよう...アンタが誰で私が誰かなんて些細な問題だ...」
声は続ける
「アンタの正義ってなに...?」
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- 7 : 2016/06/25(土) 15:49:10 :
- 「私の...正義...?」
急に変な事を...
そう思って言葉を返す
「そう...何がアンタにとって正しい?」
「そんなの...」
「例えば人殺しは?」
世界が一変し辺り一帯が闇になる
どこかの市街地
あちこちから煙が立ち上りその足元には人が倒れている
彼らは...死んでいる...?
「イヤーッ!!!」
思わず頭を抱え悲鳴を上げる
こんなの...間違ってる...
純粋にそう思った
けど...
それを口にすることはできなかった
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- 8 : 2016/06/25(土) 15:58:46 :
- 世界が元の白に戻る
「これは......」
答えはわかっている...
これは正義なわけがない
でも...どうしても口にすることは出来ない...
「これは正義だよ...」
声が言った
「少なくとも私達にとっては...ね?」
「そんなこと!」
「そんな大声出したって...わかっているでしょ?」
これが...私の正義...?
人を殺すことが...?
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- 9 : 2016/06/25(土) 18:44:27 :
- 文章力がGod
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- 10 : 2016/06/25(土) 21:49:27 :
- 「事実アンタは何も言えなかった...」
その通りだ...
「沈黙が時として答えになることくらい知っているはず...心の底で...アンタは迷っているんだよ...」
ー自分の行動を正義だと認めることを...
「な...にを...?」
痛みがチクチクと胸を刺す
「仕方の無いことだと...そう割り切っているうちは良かったんだろうね...アンタも私も...」
「けど...これ以上は無理だって...気づいているんだろう?」
何のことを言っているのかわからない...
けど...胸の痛みは確実に加速する
「そして...その気付きを認めようとしない...いや...認めることができない...あの男に縛られたアンタは...」
口を開ければ格闘術
口癖のように呟くあの言葉
それは...昔は私の支えだったもの...
そして今は...私を閉じ込める檻...
「ここは...監獄なのかもね...」
声は呟いた
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- 11 : 2016/06/25(土) 21:56:56 :
- 「ここが監獄なら...」
私は呟く
「ここから逃げ出したい...」
「それがアンタの本音かい?」
その言葉に...
胸が破裂しそうになる
まるで...言ってはならないことを言ってしまったかのように...
脳裏に浮かぶのは倒れている男性
その腕は痛そうに足を抱えている
そして...私は......
「イヤッ!!!イヤーッ!!!」
思わず絶叫した
「もう逃げ出す事はできない...」
声がそんな私を憐れむかのように言った
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- 12 : 2016/06/25(土) 22:03:04 :
- さすがの文章力…期待ですよ!!
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- 13 : 2016/06/25(土) 22:15:43 :
- 「じゃあ...私はどうすればいいの...?」
やっとの事で言葉を吐き出す
「それがわからないからここにいる...違わない...?」
「いや...正確には...アンタに許されているただ一つの道を...アンタが取ることが出来ない...だからか...」
空から水滴が落ちてくる
その水滴は...真っ白な世界を徐々に赤く染めていく
赤い雨に打たれた私の手は当然ながら赤く染まった
「結果はわからない...けど過程は決まっている...アンタは今のようになるしかないんだ...」
「でも!それは正義じゃない!!!」
私は声を張り上げる
「こんなことしちゃいけない!こんなこと許されていいはずが...」
「あの男にとってはどうかな...?」
「え...?」
「あの男にとってはアンタがその手を血に染めるのが正義だよ」
確かにそのとおりだろう...
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約束してくれ...
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「じゃあ...正義ってなに...?」
何が正しくて...何が悪いの...?
「さぁね」
最初と同じように声は呟いた
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- 14 : 2016/06/25(土) 22:21:32 :
- 「今のアンタの正義は...この壁の中の正義だろう...」
「けど私の正義は違う...目的を達成するための行動は全て私にとっての正義だ...」
「アンタも一度はそう認めただろう...?」
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それだけが唯一私にわかっていることだ...
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「アンタの世界は...この壁の中にいるうちに真っ白に洗われたんだろうね...本当は血の雨に延々と降られているのに...」
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- 15 : 2016/06/25(土) 22:39:56 :
- 血塗られた私の運命に...抗うことは出来ない...
その弱さが...私を迷わせている
でも...
もう進むしかない...
「私の正義...」
ポツリと言葉をこぼす
「そうか...ここは...白い空間は...訓練場なんだ...」
何の変哲もない...ただの1人の人間として居られた...あの場所...
私に...ここの正義を教えてくれた場所...
私が迷っているのは...訓練所での生活があったから...
「そうだね...そうとも言える...」
声は嬉しそうに言った
「じゃあアンタは誰...?」
「私は......」
少し考える
そして答えは出た
「私は...あなただ...そしてあなたは私...」
「正解だね...5割は...残りの5割は...?」
血に染まった手を再び見つめる
「私は......」
戦士だ
「それでいいんだね...?」
''私''は問う
「戦士としての正義を...私は貫くしかないんだ...」
私は答えた...
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- 16 : 2016/06/25(土) 22:42:51 :
- 私は目を覚ます
いつものように寝ぼけたりはせず頭は覚醒していた
これから...私は同期のエレン・イェーガーを捕獲する...
その手を血に染めて...
でももう迷わない...
私は...アニ・レオンハートは...
戦士なのだから
(fin)
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- 17 : 2016/06/25(土) 22:55:43 :
- これにて「懺悔の間にて〜Where is the correct answer〜」を終了と致します!
読み返してみて自分でも意味不明だなと失意に打ちのめされております(笑)
時系列で行くとLost Girlsの直後...アニの夢の中の話となっております
エレン捕獲を決意したにも関わらず心のどこかで揺れているアニの気持ちを書ければと思いましたが抽象化しすぎて難解になってしまいました(笑)
本当に申し訳ありません!
>>4
架純@元みずきさん!期待ありがとうございました!期待外れかも知れませんがすいませんでした!
>>9
ラブさん!いつもありがとうございます!毎回その言葉に助けられております!
>>12
ありがとうございます!文章ばっか気をつけて中身のない作品になってしまった気がしますが...楽しんでいただけたら幸いです!
ここまで読んでくださった読者の方々本当にありがとうございました!また別の作品も読んでいただけたら幸いです!
もし気に入りましたらお気に入りに追加していただけたら私のテンションがもれなく上がります(笑)
またかなりわかりにくいと思いますので何か作品についての質問があれば気軽にお書きください!
それでは別の作品でお会いしましょう!ありがとうございました!
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- 18 : 2016/06/25(土) 23:04:44 :
- チョベリグ
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- 19 : 2016/06/26(日) 17:37:50 :
- さすがの文章力…素晴らしい!
続き希望です!!
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- 21 : 2023/08/08(火) 15:45:24 :
- http://www.ssnote.net/archives/90995
●トロのフリーアカウント(^ω^)●
http://www.ssnote.net/archives/90991
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2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
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16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
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36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな
22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。
46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね
52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑
89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ
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