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アルミン「海を・・・・・・見てくれる・・・」

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  1. 1 : : 2016/06/14(火) 22:08:20
    最新話がかなり精神的に来ております。毎日がしんどいです。

    ※最新話ネタバレ注意
  2. 2 : : 2016/06/14(火) 22:19:41






























    アルミン「はっ!?・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんだ、夢かぁ。」




    エレン「お前が誰よりも勇敢だってこと、わかってたのに・・・」



    アルミン「うん、夢じゃないねこれ。」




    アルミン「やっぱり死んじゃったのか・・・まさか幽霊になるとは。それ以前に幽霊が存在していたとは。」スケスケ


    アルミン「おーい。・・・・・・うーん、やっぱり聞こえないか。」


    アルミン「・・・・・・・・・」


    アルミン(死んでも幽霊になれるならモノローグでかっこいいこと言った意味なかったな・・・)


    アルミン「てかなんで僕は全裸なんだ・・・死ぬ前に着てた服は?ズボンとか残ってた気がするんだけどなぁ・・・。」


    アルミン「そういえば、エルヴィン団長たちはどうなったんだろう・・・。」フワフワ


    アルミン「・・・ん?飛べる!これ飛べるぞ!!!・・・よし!団長たちのところまで飛んでいこう。」
  3. 3 : : 2016/06/14(火) 22:22:46
    期待です‼
    原作のアルミンどうなっちゃうんだろう…
  4. 4 : : 2016/06/15(水) 07:24:10

    >>3
    ありがとうございます。
    例の注射器で何とかなったりしませんかねぇ。







    アルミン「・・・・・・・・・な、死体だらけじゃないか・・・・・・みんなやられてしまったのか?」


    エルヴィン「アルミン。」


    アルミン「うわぉっ!?」


    エルヴィン「君も死んでしまったのか・・・」フワフワ


    アルミン「え、エルヴィン団長・・・・・・まさか団長も?」


    エルヴィン「あぁ、この通りだ。」


    アルミン「・・・・・・あの、1つお聞きしていいですか?」


    エルヴィン「なんだ。」


    アルミン「その・・・団長は全裸の状態で亡くなられたのですか?」


    エルヴィン「・・・・・・あそこにいるぞ。」


    アルミン「うん、服着てますね。なんで幽霊になったら全裸になるんだ・・・。」


    エルヴィン「私が聞きたい。」


    アルミン「あ・・・・・・・・・マルロ・・・・・・」


    エルヴィン「・・・兵士はほとんど死んでしまった。」


    アルミン「兵長は?獣の巨人はどうなったんですか?」


    エルヴィン「リヴァイは・・・一度獣に勝った。」


    アルミン「!」


    エルヴィン「だが中にいた人物は取り逃がしてしまったようだ。」


    アルミン「そうですか・・・」


    エルヴィン「と、いうわけで私はエレンの家の地下を見に行ってみる。」


    アルミン「え。」


    エルヴィン「正直見たくてたまらん。」


    アルミン「は、はぁ・・・・・・」


    エルヴィン「きっとこれが私の未練なのだろうな。」


    アルミン「未練・・・ですか。」


    エルヴィン「詳しくは後ろの友達に聞くといい。」


    アルミン「え?」フリムキ


    マルコ「やぁ。」


    アルミン「!!?!!?!!!??」
  5. 5 : : 2016/06/15(水) 18:32:29
    マルコ「ははは、どうしたんだいそんな幽霊でも見たような顔をして。」


    アルミン「え・・・・・・・・・あ、え・・・・・・?」


    マルコ「おーい、アルミン?」


    アルミン「・・・・・・・・・・・・1つ、いいかな?」


    マルコ「なんだい?」


    アルミン「僕は今、幽霊でも見たような顔じゃなくて、幽霊を見た顔をしてるんだと思う。」


    マルコ「・・・・・・え、そこ?」


    アルミン「あと・・・・・・」


    マルコ「1つって言ったのに・・・欲張りだなぁ。」


    アルミン「なぜ君は服を着ているんだ・・・」


    マルコ「あー・・・・・・それ聞いちゃう?」


    アルミン「当たり前だよ。いつまでもこんな・・・全裸なんて嫌だよ!」


    マルコ「簡単だよ、『この服が着たい』って念じればいいんだ。」


    アルミン「は?」


    マルコ「いくよ。こう・・・・・・・・・ハッ!!」


    アルミン「・・・・・・・・・」


    マルコ「あ、失敗した。」


    アルミン「な、なぜ・・・バニースーツに・・・・・・」


    マルコ「一瞬違うこと考えちゃったからなぁ・・・集中しないといけないんだ。」


    アルミン「一体なにを考えていたんだマルコ・・・」


    マルコ「まぁまぁ、アルミンもやってみなよ。」


    アルミン「う、うん・・・・・・・・・・・・」


    アルミン(ほんとにこんな事で服を着れるのか・・・?・・・・・・思えば、生前色んなことがあったなぁ。ガスの補給所でバニースーツ着たり、ヒストリアの格好したり・・・・・・・・・・・・・・・あ。)


    マルコ「・・・・・・・・・」


    アルミン(シャツ&スカート&ウィッグ)「やばい。」


    マルコ「・・・・・・53話。」ボソ


    アルミン「わあああああああーっ!!!やめてー!!!!今すぐ戻す!まだ全裸の方がマシだ!!」


    マルコ「え、そうかな・・・というか、約1週間は変更できないよ。」


    アルミン「・・・・・・え?」


    マルコ「僕は全裸よりマシだと思うけどなぁ・・・」
  6. 6 : : 2016/06/16(木) 20:52:42
    アルミン「いやだよ、あのこと思い出したくないし。」


    マルコ「いやぁ、あれめっちゃ面白かったよ。」


    アルミン「やめてよあれ黒歴史だよ!?」


    マルコ「僕近くで見てたんだけどさぁ、あのおっさんほんとに気持ち悪かったね。」


    アルミン「間近で!?嘘でしょ!?」


    マルコ「いやぁ、僕死んでからずっとアルミンにくっついて回ってたから、嘘じゃないよ。」


    アルミン「な、なんで僕に・・・・・・」


    マルコ「・・・アルミンなら頭がいいから、僕の死の真相に気付いてくれるんじゃないかと思ってね。」


    アルミン「・・・死の真相って?」


    マルコ「実は・・・・・・」



    カクカクシカジカ
    エーナンダッテー



    アルミン「そ、そんなことが・・・」


    マルコ「うん、それでさ・・・『ライナーマジで死ね!』とか思ってたんだけどさー。」


    アルミン(マルコってこんなキャラだったかなぁ・・・)


    マルコ「なんか死にそうだよね。」


    アルミン「え、そうなの?」


    マルコ「そっか、アルミンはベルトルトに集中してたんだね。」


    アルミン「うん。」


    マルコ「なんか・・・コニーがバーン!とやって、サシャとジャンがグサッてなって、ハンジさんもバーン!ってやって・・・最後にミカサがドーン!ってやったよ。」


    アルミン「全然わかんない。」


    マルコ「要するにライナー(本体)が鎧の中から出てきた感じだよ。」


    アルミン「へぇ・・・そうなんだ。」


    アルミン(よく分からないけど多分ミカサたちが優勢なんだろうな。)
  7. 7 : : 2016/06/17(金) 20:22:42



    アルミン(それから僕はマルコが死んでからの話をいろいろ聞かされた。あと話聞いてみたらずっと僕といたわけじゃなくて、内地に行って王政の見学とかもしたみたいだ。)


    マルコ(行ってみたら王とかほんとにただのクソジジイでさ・・・それまで僕が信じて来たものは何だったんだって話だよね!)


    アルミン「勝手にモノローグに入ってこないでくれ。」


    マルコ「まぁ・・・いろいろ信じてきたものに裏切られてさ・・・こんな性格にもなるよね。」


    アルミン「マルコ・・・」


    マルコ「死んだのは悲しいけど・・・こうして幽霊としてここにとどまる事が出来てるから実はそんなに辛くないよ。女湯覗けるし。」


    アルミン「最後のがなければいい話だったに・・・」


  8. 8 : : 2016/06/18(土) 12:45:39







    アルミン「ねぇ、マルコ。質問してもいい?」


    マルコ「いいよ。ただし女湯の様子に関しては1つまでだ。」


    アルミン「女湯については質問しないよ。・・・・・・未練について聞きたいんだけど。」


    マルコ「あぁ、それか。僕の場合は死ぬ間際の出来事が強烈すぎてね・・・ライナーたちを許すことが出来なかった。特にライナーとかライナーとかライナーとか。」


    アルミン「ライナーのことどんだけ恨んでるんだよ・・・」


    マルコ「そりゃ恨むよ。アルミンだってベルトルトのこと恨んでるだろ?」


    アルミン「僕は・・・・・・わかってたんだ。あの作戦を決行すれば、自分が助からない事を。」


    マルコ「そうだったんだ・・・」


    アルミン「だから、あまり恨んでない・・・かな。わからないや、恨みとかの気持ちより、倒さないといけないっていう思いが強かった。」


    マルコ「アルミン・・・・・・君の未練は?・・・ベルトルトたちに対する恨みではないよね?」


    アルミン「僕の、未練・・・・・・」


    アルミン(そんなこと、 わかりきってる。)


    アルミン「海だ。」


    マルコ「・・・あぁ、訓練兵のときに話していたね。」


    アルミン「海を見に行きたい。」


    マルコ「うん、行こうか。」


    アルミン「一緒に来てくれるの?」


    マルコ「もちろんだよ。僕も海を見てみたいしね。」


    アルミン「マルコ・・・ありがとう。」







    忘れてるかもしれませんが、2人の格好はバニースーツと女装です。
  9. 9 : : 2016/06/18(土) 12:51:59
    おい最後wwww


    期待ww
  10. 10 : : 2016/06/23(木) 12:35:51
    >>9
    ありがとうございます



    マルコ「じゃあ飛んで行こうか。」フワフワ


    アルミン「うん。」フワフワ


    マルコ「エレンたちに挨拶していくかい?」


    アルミン「挨拶って・・・僕ら幽霊だから見えないじゃないか、しなくていいよ。」


    マルコ「そっか・・・」


    アルミン「ほら、早く行こう。」










    アルミン「なんか・・・」


    マルコ「うん。」


    アルミン「僕、本当の壁の外に出るのは初めてだなって思ったら緊張してきた・・・」


    マルコ「言われてみれば・・・最初に壁が壊されてから、ウォールマリア内も“壁外”だったもんね。」


    アルミン「・・・・・・」


    マルコ「アルミン?」


    アルミン「・・・あ、なに?」


    マルコ「大丈夫?」


    アルミン「大丈夫だよ。」




    アルミン(僕は・・・・・・外の世界を見ることなく死んでしまったんだな・・・)
  11. 11 : : 2016/06/26(日) 12:02:14






    マルコ「なんかパッと見は壁内と変わらない風景だね。」


    アルミン「そうだねぇ。」


    マルコ「壁外に咲いてる花げ〜っと。」ブチッ


    アルミン「やめなよ。・・・でもこの花シガンシナにも咲いてたな・・・」


    マルコ「あ、そうなの?」


    アルミン「うん。」


    マルコ「なんだ、じゃあ特別な花じゃないんだ・・・」ポイッ


    アルミン「あっ・・・・・・」サッ


    マルコ「・・・あれ、その花持っていくの?」


    アルミン「うん。」


    マルコ「特別な花ってわけでもないのに?」


    アルミン「いや・・・特別な花だよ。」

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sorasoraarumin

そらみん(灰音)

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